JPH06129604A - 火力発電プラントの給水処理方法 - Google Patents
火力発電プラントの給水処理方法Info
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- JPH06129604A JPH06129604A JP27583292A JP27583292A JPH06129604A JP H06129604 A JPH06129604 A JP H06129604A JP 27583292 A JP27583292 A JP 27583292A JP 27583292 A JP27583292 A JP 27583292A JP H06129604 A JPH06129604 A JP H06129604A
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Landscapes
- Physical Water Treatments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラ給水中に酸素を注入して酸素処理を行
う給水処理方法において、給水中の溶存酸素濃度の上昇
現象を防止すること。 【構成】 復水器1から復水が導かれる脱気器7の下部
には脱気器貯水槽9が配置されている。復水中には脱塩
装置4を出たところで酸素注入装置17から酸素処理の
ための酸素が注入されている。脱気器貯水槽9の出口側
の給水管10には試料採取管20によって溶存酸素計2
1が接続されている。ここで計測された溶存酸素濃度は
変換器22で電気信号に変えられ脱気器7のベント弁8
の開度制御系に送られるように構成されている。脱気器
ベント弁は、溶存酸素計で計測された溶存酸素濃度が或
る所定の値より上昇したときに開かれ、この所定値より
低い所定値より降下したときに閉じられる。これによっ
て給水中の溶存酸素濃度は所要値に保持される。
う給水処理方法において、給水中の溶存酸素濃度の上昇
現象を防止すること。 【構成】 復水器1から復水が導かれる脱気器7の下部
には脱気器貯水槽9が配置されている。復水中には脱塩
装置4を出たところで酸素注入装置17から酸素処理の
ための酸素が注入されている。脱気器貯水槽9の出口側
の給水管10には試料採取管20によって溶存酸素計2
1が接続されている。ここで計測された溶存酸素濃度は
変換器22で電気信号に変えられ脱気器7のベント弁8
の開度制御系に送られるように構成されている。脱気器
ベント弁は、溶存酸素計で計測された溶存酸素濃度が或
る所定の値より上昇したときに開かれ、この所定値より
低い所定値より降下したときに閉じられる。これによっ
て給水中の溶存酸素濃度は所要値に保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は火力発電プラントにおい
て給水を酸素処理する給水処理方法に関する。
て給水を酸素処理する給水処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】火力発電プラントの給水処理の一手法と
して行われる酸素処理においては、系統を構成する機器
・配管類を防食し、ボイラに搬入される腐食生成物を低
減するため酸素を注入している。酸素処理による従来の
給水処理法を図2によって説明する。
して行われる酸素処理においては、系統を構成する機器
・配管類を防食し、ボイラに搬入される腐食生成物を低
減するため酸素を注入している。酸素処理による従来の
給水処理法を図2によって説明する。
【0003】図2において、1は復水器で、その上部に
は図示しないタービンが設置されている。復水器1の低
部には、復水管2の一側が接続され、この復水管2に
は、復水器1の側から順に復水ポンプ3、脱塩装置4、
復水ブースタポンプ5、低圧ヒータ6が配置され、復水
管2の他側が脱気器7に接続されている。
は図示しないタービンが設置されている。復水器1の低
部には、復水管2の一側が接続され、この復水管2に
は、復水器1の側から順に復水ポンプ3、脱塩装置4、
復水ブースタポンプ5、低圧ヒータ6が配置され、復水
管2の他側が脱気器7に接続されている。
【0004】脱気器7の上部には脱気ガスを大気中に放
出するための脱気器ベント弁8が設置されている。脱気
器7の下方には脱気器貯水槽9が連結されている。脱気
器貯水槽9の低部には、給水管10の一側が接続され、
この給水管10に給水ポンプ11、高圧ヒータ12が配
置され、それから給水管10の他側が節炭器13を経て
ボイラ14に接続されている。
出するための脱気器ベント弁8が設置されている。脱気
器7の下方には脱気器貯水槽9が連結されている。脱気
器貯水槽9の低部には、給水管10の一側が接続され、
この給水管10に給水ポンプ11、高圧ヒータ12が配
置され、それから給水管10の他側が節炭器13を経て
ボイラ14に接続されている。
【0005】高圧ヒータ12には、図示しないタービン
系統から抽気された蒸気が高圧抽気管15によって導入
され、高圧ヒータ12で給水管10を流れる給水と熱交
換された蒸気はドレン化し、高圧ヒータ12と脱気器貯
水槽9の間に接続された高圧ヒータドレン管16によっ
て脱気器貯水槽9に回収される。
系統から抽気された蒸気が高圧抽気管15によって導入
され、高圧ヒータ12で給水管10を流れる給水と熱交
換された蒸気はドレン化し、高圧ヒータ12と脱気器貯
水槽9の間に接続された高圧ヒータドレン管16によっ
て脱気器貯水槽9に回収される。
【0006】また、給水処理設備として、酸素注入装置
17から脱塩装置4の出口側の復水管2に酸素注入管1
8が接続されている。酸素注入管18からの酸素注入量
の調整は、この管路に設けられた酸素注入調節弁19に
よって制御され、系統に所定量の酸素が供給される。
17から脱塩装置4の出口側の復水管2に酸素注入管1
8が接続されている。酸素注入管18からの酸素注入量
の調整は、この管路に設けられた酸素注入調節弁19に
よって制御され、系統に所定量の酸素が供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように構成され
た給水処理装置において、給水処理として酸素処理によ
る給水処理を行う場合、注入する酸素量は、本水処理法
の効果を発揮させる上で、節炭器13の入口給水で溶存
酸素濃度を基準値の20〜200μg/リットルの範囲内に
保持する必要がある。このため、酸素注入量の調節手段
として、給水流量比例で酸素注入調節弁19の開度を調
節する制御方式が通常採用されている。
た給水処理装置において、給水処理として酸素処理によ
る給水処理を行う場合、注入する酸素量は、本水処理法
の効果を発揮させる上で、節炭器13の入口給水で溶存
酸素濃度を基準値の20〜200μg/リットルの範囲内に
保持する必要がある。このため、酸素注入量の調節手段
として、給水流量比例で酸素注入調節弁19の開度を調
節する制御方式が通常採用されている。
【0008】また脱気器7の使用方法としては、酸素処
理のために注入された酸素が、脱気器7で脱気されて脱
気器ベント弁8から大気に放出されない様に脱気器ベン
ト弁7を全閉として運用し、脱気器貯水槽9から下流側
の給水及びボイラ水に上述した適量の溶存酸素が存在す
る様に水質管理が行われている。
理のために注入された酸素が、脱気器7で脱気されて脱
気器ベント弁8から大気に放出されない様に脱気器ベン
ト弁7を全閉として運用し、脱気器貯水槽9から下流側
の給水及びボイラ水に上述した適量の溶存酸素が存在す
る様に水質管理が行われている。
【0009】しかしながら、この酸素注入量調節方式に
おいては、プラントの運転状態が定格負荷運転から低負
荷運転に変化する状態において、脱気器7及び脱気器貯
水槽9の器内圧力、温度が低下し、その影響により器内
の酸素分圧が変化し、液相側すなわち脱気器貯水槽9の
出口給水の溶存酸素濃度が上昇し、基準値の範囲内に保
持することが不可能となる。
おいては、プラントの運転状態が定格負荷運転から低負
荷運転に変化する状態において、脱気器7及び脱気器貯
水槽9の器内圧力、温度が低下し、その影響により器内
の酸素分圧が変化し、液相側すなわち脱気器貯水槽9の
出口給水の溶存酸素濃度が上昇し、基準値の範囲内に保
持することが不可能となる。
【0010】更に各負荷運転においては、脱気器貯水槽
9に回収される高圧ヒータドレンの量が変化するため、
この流量が低下する低負荷運転では脱気器貯水槽9の出
口給水の溶存酸素濃度上昇現象を加速し溶存酸素濃度上
昇を顕著にする要因となっている。
9に回収される高圧ヒータドレンの量が変化するため、
この流量が低下する低負荷運転では脱気器貯水槽9の出
口給水の溶存酸素濃度上昇現象を加速し溶存酸素濃度上
昇を顕著にする要因となっている。
【0011】また、この溶存酸素濃度の上昇現象を防止
するため、注入点の酸素量を調節する方法は、酸素注入
が間欠となったり、復水系統の溶存酸素が下限値を下回
わる等の不具合が生じ、従来の酸素注入制御方式におい
ては、プラントの負荷変動に応答した適性な酸素注入は
不可能であった。
するため、注入点の酸素量を調節する方法は、酸素注入
が間欠となったり、復水系統の溶存酸素が下限値を下回
わる等の不具合が生じ、従来の酸素注入制御方式におい
ては、プラントの負荷変動に応答した適性な酸素注入は
不可能であった。
【0012】本発明は、従来のやり方にみられた前述の
ような問題点のない火力発電プラントの給水処理方法を
提供することを課題としている。
ような問題点のない火力発電プラントの給水処理方法を
提供することを課題としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、脱気器及び脱
気器貯水槽を含む給水系統を流れるボイラ給水中に酸素
を注入して酸素処理を行う火力発電プラントの給水処理
方法における前記した課題を解決するため、前記脱気器
貯水槽を出る給水中の溶存酸素濃度を検出し同検出濃度
に応じて前記脱気器のベント弁を開閉させることによっ
て前記検出濃度を所定値に保持する方法を採用する。
気器貯水槽を含む給水系統を流れるボイラ給水中に酸素
を注入して酸素処理を行う火力発電プラントの給水処理
方法における前記した課題を解決するため、前記脱気器
貯水槽を出る給水中の溶存酸素濃度を検出し同検出濃度
に応じて前記脱気器のベント弁を開閉させることによっ
て前記検出濃度を所定値に保持する方法を採用する。
【0014】
【作用】本発明の酸素処理においては前記した方法を採
用するので、脱気器貯水槽の出口側の給水管に設置した
溶存酸素計で検出した溶存酸素濃度によって、脱気器の
ベント弁の開度を自動制御して、給水の溶存酸素濃度を
所定値幅に調節することができる。
用するので、脱気器貯水槽の出口側の給水管に設置した
溶存酸素計で検出した溶存酸素濃度によって、脱気器の
ベント弁の開度を自動制御して、給水の溶存酸素濃度を
所定値幅に調節することができる。
【0015】脱気器ベント弁の自動制御のやり方の1つ
として、溶存酸素計で検出された酸素濃度が予じめ定め
た第1の値を越えたとき前記脱気器のベント弁を開き、
検出濃度が前記第1の値より小さい予じめ定めた第2の
値に達したときに前記ベント弁を閉じるように制御す
る。
として、溶存酸素計で検出された酸素濃度が予じめ定め
た第1の値を越えたとき前記脱気器のベント弁を開き、
検出濃度が前記第1の値より小さい予じめ定めた第2の
値に達したときに前記ベント弁を閉じるように制御す
る。
【0016】
【実施例】以下、本発明を図1に示す実施例を参照しつ
つ具体的に説明する。なお、図1において、従来の火力
発電プラントにおける給水処理方法を説明するのに用い
た図2に示すものと共通する機器、配管部分には同一符
号を付してありそれらの説明は省略する。図1におい
て、脱気器貯水槽9の出口側の給水管10には試料採取
管20が連結され、この試料採取管20には、溶存酸素
計21が接続されている。
つ具体的に説明する。なお、図1において、従来の火力
発電プラントにおける給水処理方法を説明するのに用い
た図2に示すものと共通する機器、配管部分には同一符
号を付してありそれらの説明は省略する。図1におい
て、脱気器貯水槽9の出口側の給水管10には試料採取
管20が連結され、この試料採取管20には、溶存酸素
計21が接続されている。
【0017】溶存酸素計21には、計測した溶存酸素濃
度を電気信号に変換する変換器22を内蔵している。こ
のようにして検出、変換された電気信号は、導線23に
よって脱気器ベント弁8の開度制御系に送られるように
構成されている。
度を電気信号に変換する変換器22を内蔵している。こ
のようにして検出、変換された電気信号は、導線23に
よって脱気器ベント弁8の開度制御系に送られるように
構成されている。
【0018】すなわち、通常運転における脱気器ベント
弁8の開度は、全閉として酸素注入装置17から供給さ
れ脱気器7の内部で分離された酸素が大気に放出される
ことを防止しているが、負荷降下時に前述の要因から、
脱気器貯水槽9の出口給水の溶存酸素濃度が上昇した時
は、それを溶存酸素計21で検知し、変換器22を介し
て脱気器ベント弁8を自動操作で開として脱気器7の気
相部の酸素を大気に放出する。
弁8の開度は、全閉として酸素注入装置17から供給さ
れ脱気器7の内部で分離された酸素が大気に放出される
ことを防止しているが、負荷降下時に前述の要因から、
脱気器貯水槽9の出口給水の溶存酸素濃度が上昇した時
は、それを溶存酸素計21で検知し、変換器22を介し
て脱気器ベント弁8を自動操作で開として脱気器7の気
相部の酸素を大気に放出する。
【0019】この操作によって脱気器貯水槽9の出口給
水の溶存酸素濃度が低下した時は同様にして脱気器ベン
ト弁8を閉として給水中の溶存酸素濃度を基準値の範囲
内に調整する。
水の溶存酸素濃度が低下した時は同様にして脱気器ベン
ト弁8を閉として給水中の溶存酸素濃度を基準値の範囲
内に調整する。
【0020】酸素処理における給水中の溶存酸素の基準
値は20〜200μg/リットルであるが、この範囲を逸脱
しないように本発明の適用時には、例えば溶存酸素濃度
100μg/リットルで脱気器ベント弁8を開とし、50μ
g/リットルで閉とする制御用設定値を溶存酸素計21に設
けて運転し、大幅な負荷変化に対しても、脱気器貯水槽
9の出口給水の溶存酸素濃度を基準値の範囲内に保持す
ることが可能となった。
値は20〜200μg/リットルであるが、この範囲を逸脱
しないように本発明の適用時には、例えば溶存酸素濃度
100μg/リットルで脱気器ベント弁8を開とし、50μ
g/リットルで閉とする制御用設定値を溶存酸素計21に設
けて運転し、大幅な負荷変化に対しても、脱気器貯水槽
9の出口給水の溶存酸素濃度を基準値の範囲内に保持す
ることが可能となった。
【0021】以上本発明による給水処理方法を具体的に
説明したが本発明がこれに限定されないことはいうまで
もない。要は、脱気器貯水槽を出る給水中の溶存酸素濃
度を検出しその濃度が所定値に収まるように脱気器のベ
ント弁を開閉制御すればよい。
説明したが本発明がこれに限定されないことはいうまで
もない。要は、脱気器貯水槽を出る給水中の溶存酸素濃
度を検出しその濃度が所定値に収まるように脱気器のベ
ント弁を開閉制御すればよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の酸素処理に
おける給水の溶存酸素濃度の制御方法は、負荷変動が頻
繁で、かつ変動幅が大きい火力発電プラントの給水の溶
存酸素を調節する方法において、脱気器貯水槽出口給水
の溶存酸素濃度を溶存酸素計で連続的に検出監視し、そ
の検出濃度に応じて脱気器ベント弁の開度を自動調整す
ることによって、常時給水の溶存酸素濃度を適性な範囲
内に保持することを可能とし、所期の目的を達成するこ
とができる。
おける給水の溶存酸素濃度の制御方法は、負荷変動が頻
繁で、かつ変動幅が大きい火力発電プラントの給水の溶
存酸素を調節する方法において、脱気器貯水槽出口給水
の溶存酸素濃度を溶存酸素計で連続的に検出監視し、そ
の検出濃度に応じて脱気器ベント弁の開度を自動調整す
ることによって、常時給水の溶存酸素濃度を適性な範囲
内に保持することを可能とし、所期の目的を達成するこ
とができる。
【図1】本発明による火力発電プラントの給水処理方法
を示すフローシート図。
を示すフローシート図。
【図2】従来の火力発電プラントにおける給水処理方法
を示すフローシート図。
を示すフローシート図。
1 復水器 2 復水管 7 脱気器 8 脱気器ベント弁 9 脱気器貯水槽 10 給水管 17 酸素注入装置 18 酸素注入管 20 試料採取管 21 溶存酸素計 22 変換器
Claims (1)
- 【請求項1】 脱気器及び脱気器貯水槽を含む給水系統
に流れるボイラ給水中に酸素を注入して酸素処理を行う
火力発電プラントの給水処理方法において、前記脱気器
貯水槽を出る給水中の溶存酸素濃度を検出し同検出濃度
に応じて前記脱気器のベント弁を開閉させることによっ
て前記検出濃度を所定値に保持することを特徴とする火
力発電プラントの給水処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27583292A JPH06129604A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 火力発電プラントの給水処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27583292A JPH06129604A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 火力発電プラントの給水処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129604A true JPH06129604A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17561054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27583292A Pending JPH06129604A (ja) | 1992-10-14 | 1992-10-14 | 火力発電プラントの給水処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06129604A (ja) |
-
1992
- 1992-10-14 JP JP27583292A patent/JPH06129604A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20020402 |