JPH06129727A - 吸収式冷凍機 - Google Patents

吸収式冷凍機

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JPH06129727A
JPH06129727A JP27581592A JP27581592A JPH06129727A JP H06129727 A JPH06129727 A JP H06129727A JP 27581592 A JP27581592 A JP 27581592A JP 27581592 A JP27581592 A JP 27581592A JP H06129727 A JPH06129727 A JP H06129727A
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absorption
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Toshitaka Takei
俊孝 武居
Takatoshi Takigawa
孝寿 瀧川
Takashi Fujii
敬士 藤井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷凍定格能力を一時的な負荷ピークに対応さ
せなくとも、つまり、装置全体を大型化したり製作コス
トの増大を招くことなく、一時的な負荷ピーク時に対応
可能とする。 【構成】 発生器1,凝縮器2,蒸発器4及び吸収器5
とを備えた吸収式冷凍機において、溶液の循環系に、該
循環系内の溶液を取込んで結晶を生成して蓄積するヒー
タ20cから成る結晶生成手段20と、溶液を供給して
蓄積した結晶を溶解させて高濃度溶液を再生する溶液再
生手段21とをもった結晶再生生成器22を設けると共
に、高負荷時、溶液再生手段21により再生した高濃度
溶液を吸収器5に供給して吸収能力を調整するコントロ
ーラ23aから成る能力調整手段23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸収式冷凍機、詳しく
は、発生器,凝縮器,蒸発器及び吸収器とを備えた吸収
式冷凍機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種吸収式冷凍機は、例えば特
開昭59−107161号公報に記載されたものが提案
されている、この吸収式冷凍機は、図4で示したよう
に、高温発生器A,低温発生器B,凝縮器C,蒸発器
D,吸収器E,高温熱交換器F及び低温熱交換器Gを備
えており、前記高温発生器Aに設けたバーナーaで内部
の稀溶液を加熱することにより高温の冷媒蒸気が発生
し、この冷媒蒸気が前記低温発生器Bへと送られ、前記
高温発生器Aから高温熱交換器Fを経て前記低温発生器
Bに導入される中間濃度溶液と熱交換されることによ
り、前記冷媒蒸気の一部が凝縮して液化され、この液冷
媒は前記低温熱交換器Gに送られ、該低温熱交換器Gで
冷却されて前記凝縮器Cへと送られ液化される。また、
前記冷媒蒸気との熱交換により前記低温発生器Bでは冷
媒蒸気が発生し、該低温発生器Bで発生した冷媒蒸気
は、前記高温発生器Aで発生して前記低温発生器Bに送
られた冷媒蒸気と共に前記凝縮器Cに送られて凝縮液化
され、この凝縮液冷媒が前記蒸発器Dに送られて蒸発
し、その蒸発熱で前記蒸発器Dを通過する冷水管Hの水
を冷却して冷房運転を行い、更に、前記蒸発器Dで蒸発
された冷媒蒸気は、エリミネータ(図示せず)を介して
前記吸収器Eへと流入し、前記低温発生器Bから低温熱
交換器Gを経て前記吸収器Eに送られる濃溶液に吸収さ
れ、この濃溶液は前記冷媒蒸気を吸収することで稀溶液
となって前記高温発生器Aへと戻される。尚、図4にお
いてKは冷却管でありPは溶液ポンプである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、以上のよう
な吸収式冷凍機は、定格能力以上の冷房負荷があっても
この定格負荷以上の冷房負荷に対応することができない
構造となっている。このため、従来において夏期の冷房
負荷ピーク時に対応させるためには、このピーク時に対
応可能な能力をもつように設計する必要があり、つま
り、一時的に発生する負荷ピーク時を考慮して設計を行
う必要があって、この結果装置全体が大型化する不都合
を招き、かつ、製作コストが高くなる問題が生じてい
た。
【0004】本発明の目的は、装置全体を大型化したり
製作コストの増大を招くことなく、一時的な冷房負荷ピ
ーク時に対応することができる吸収式冷凍機を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、発生器1,凝縮器2,蒸発器4及び吸収
器5とを備えた吸収式冷凍機において、溶液の循環系
に、該循環系内の溶液を取込んで該溶液から結晶を生成
して蓄積する結晶生成手段20と、蓄積した結晶を溶解
させて高濃度溶液を再生する溶液再生手段21とをもっ
た結晶再生生成器22を設けると共に、高負荷時、前記
溶液再生手段21により再生した高濃度溶液を前記吸収
器5に供給して吸収能力を調整する能力調整手段23を
設けたのである。
【0006】前記溶液再生手段21には、蓄積した結晶
に溶液を噴射するノズル21cを備えることが好まし
い。
【0007】また、前記結晶再生生成器22は、前記発
生器1の胴内に配設することが好ましい。
【0008】さらに、前記結晶再生生成器22は、溶液
管9の途中に設けることもできる。また、前記結晶再生
生成器22は、前記吸収器5の胴内に設けるようにして
もよい。
【0009】
【作用】以上の吸収式冷凍機による通常の定格運転時に
は、前記結晶再生生成器22の結晶生成手段20によ
り、前記循環系を流れる溶液から結晶が生成されて蓄積
された状態で、所定濃度溶液による定格運転が行われ
る。また、一時的な負荷ピーク時には、前記能力調整手
段23により前記結晶生成手段20で生成蓄積された結
晶が、前記溶液再生手段21で再生されて高濃度溶液と
され、この高濃度溶液が前記吸収器5に送られてその吸
収能力が高められ、これに伴い前記蒸発器4による蒸発
能力が高められて、一時的な負荷ピークに対応した高負
荷運転が行われる。つまり、以上の吸収式冷凍機では、
その冷凍能力を定格とするにも拘らず、前記結晶生成手
段20で生成蓄積された結晶を前記溶液再生手段21で
再生して高濃度溶液となし、この高濃度溶液を前記吸収
器5に供給して吸収能力を高め、また、前記蒸発器4に
よる蒸発能力を高めることによって一時的な負荷ピーク
に対応可能とさせられるのであり、従って、装置全体を
大型化したりすることなく、一時的な冷房負荷ピークに
対応でき、前記吸収式冷凍機の製作コストを低廉にでき
るのである。
【0010】前記溶液再生手段21に、蓄積した結晶に
溶液を噴射するノズル21cを設ける場合には、高負荷
運転時に前記結晶生成手段20で生成蓄積された結晶を
溶解させるとき、前記ノズル21cからの溶液噴射によ
りその衝撃で結晶の溶解を促進でき、能力増大の応答性
を良好に行うことができる。
【0011】また、前記結晶再生生成器22を前記発生
器1の胴内に配設するときには、既存の設備つまり前記
発生器1を有効利用して前記結晶再生生成器22の取付
けが可能となって、全体構造を簡素化できる。
【0012】さらに、前記結晶再生生成器22を前記溶
液管9の途中に設けるときには、前記結晶再生生成器2
2を自由な位置に配置することができ、各機器間の設置
スペースを有効に利用できる。
【0013】また、前記結晶再生生成器22を前記吸収
器5の胴内に設けるときには、晶結し易い高濃度の溶液
が直ちに吸収器6で冷媒を吸収するから、前記循環系の
途中で晶結して配管詰りを招くことを回避することがで
きる。
【0014】
【実施例】図1は二重効用形の吸収式冷凍機を示してお
り、この冷凍機は、バーナー1aをもった直焚式の高温
発生器1Aと低温発生器1Bとを備え、この低温発生器
1Bと凝縮器2とを仕切壁31をもった一つの胴体3内
に設けると共に、内方上部側に散布体41をもつ蒸発器
4と、同じく内方上部側に散布体51をもつ吸収器5と
を一つの胴体6に内装して、該胴体6の内部で前記蒸発
器4と吸収器5との間にはエリミネータ61を介装させ
ている。
【0015】そして、前記高温発生器1Aの上方で冷媒
蒸気域と前記凝縮器2の内底部との間に、前記高温発生
器1Aで発生した冷媒蒸気を前記低温発生器1Bを経て
凝縮器2側へと送る冷媒蒸気管7を設けると共に、前記
高温発生器1Aの冷媒溶液域と前記低温発生器1Bの内
方上部側との間に、中間に高温熱交換器8をもち、前記
高温発生器1Aの溶液を低温発生器1B側に送る中間溶
液管9を設け、かつ、前記低温発生器1Bの内底部と前
記吸収器5に設けた散布体51の内方上部側との間に、
中間に低温熱交換器10をもち、前記低温発生器1Bの
内底部に貯溜する濃溶液を前記吸収器5の上方側に供給
する濃溶液管11を設けている。また、前記凝縮器2の
内底部と前記蒸発器4との間には、前記凝縮器2の内底
部に貯溜する冷媒を前記蒸発器4に送る冷媒液管12を
設け、かつ、前記蒸発器4の下部側と前記散布体41と
の間には、中間に冷媒ポンプ13を介装させた冷媒循環
管14を設けると共に、前記吸収器5の内底部には、中
間に溶液ポンプ15をもち、前記高,低熱交換器8,1
0を通過して前記高温発生器1Aの上部側に至る稀溶液
管16を設けている。
【0016】さらに、前記吸収器5の外部側から、該吸
収器5と前記凝縮器2の内部を経て外方に至る冷却管1
7を設けると共に、前記蒸発器4には冷却水管18を配
管して、該冷却水管18で取出される冷却水を室内など
の冷房源として用いるようにしている。
【0017】以上の吸収式冷凍機においては、先ず、前
記高温発生器1Aに設けたバーナー1aで内部に装填さ
れた稀溶液を加熱することにより高温の冷媒蒸気が発生
し、この冷媒蒸気が前記冷媒蒸気管7を介して前記低温
発生器1Bへと送られると共に、前記高温発生器1Aか
ら前記中間溶液管9を介して前記低温発生器1Bに導入
された中間濃度溶液と熱交換されてから凝縮器2に流入
し、この凝縮器2で凝縮液化される。
【0018】さらに、前記冷媒蒸気との熱交換により前
記低温発生器1Bにおいて発生する冷媒蒸気は前記胴体
3に設けた仕切壁31の上部隙間から前記凝縮器2に送
られて、前記高温発生器1Aで発生して前記低温発生器
1Bに送られら冷媒蒸気と共に、前記冷却管17を通る
冷却水で凝縮液化される。そして、この凝縮液冷媒が前
記冷媒液管12を介して前記蒸発器4の散布体41に送
られ、該散布体41から内下方に散布されて前記冷却水
管18と接触して蒸発するのであり、また、この冷却水
管18と接触しながら蒸発することなく前記蒸発器4の
底部に至った凝縮液冷媒は、前記ポンプ13を設けた冷
媒循環管14で前記散布体41に還流されて前記冷却水
管18へと再び散布されるのである。斯くして、前記冷
媒の蒸発により、前記冷却水管18内を通過する冷却水
が冷却され、例えば、該冷却水管18の前記蒸発器4へ
の入口側温度が12℃程度の場合、その出口側温度は7
℃程度にまで冷却されて冷房時の熱源とされる。
【0019】また、前記蒸発器4内で前記冷却水管18
との接触により蒸発した冷媒蒸気は、前記エリミネータ
61を介して前記吸収器5へと流入する一方、該吸収器
5内においては、前記低温発生器1Bから濃溶液管11
を介して濃溶液が供給され、この濃溶液が前記散布体5
1から前記吸収器5の内下方に散布されるのであって、
この散布により前記吸収器5内に流入した前記冷媒蒸気
は前記濃溶液に吸収されるのであり、また、この濃溶液
は前記冷媒蒸気を吸収することで稀溶液となって、前記
ポンプ15を備えた稀溶液管16により前記高,低熱交
換器8,10を通過して前記高温発生器1へと戻され
る。
【0020】しかして以上の構成において、前記吸収式
冷凍機の各種機器を循環させる冷媒溶液の循環系に、該
循環系内の冷媒溶液から結晶を生成して蓄積する結晶生
成手段20と、蓄積した結晶を溶解させて高濃度を再生
する溶液再生手段21とをもった結晶再生生成器22を
設けると共に、高負荷時に前記溶液再生手段21により
再生した高濃度溶液を前記吸収器5に供給して吸収能力
を調整する能力調整手段23を設けたのである。
【0021】図1に示した実施例は、前記吸収式冷凍機
の各種機器を循環させる冷媒溶液として臭化リチウム
(LiBr)溶液を使用し、また、前記結晶再生生成器
22を構成する結晶生成手段20としては、前記胴体3
における低温発生器1Bの側部に溶液貯溜タンク20a
を一体状に並設し、該タンク20a内に複数の主として
ヒータ20cから成る加熱源を配設して、これら各ヒー
タ20cで前記タンク20aに貯溜された臭化リチウム
溶液を加熱して水分を蒸発させることにより、この臭化
リチウム溶液の一部を臭化リチウム結晶(LiBr/H
2 Oの80重量%以上)として前記タンク20a内に蓄
積させるようになすのである。
【0022】また、前記結晶再生生成器22の溶液再生
手段21としては、前記低温発生器1Bの内底部と前記
溶液貯溜タンク20aの内方上部側との間に、途中に溶
液ポンプ21aを設けた溶液管21bを配管して、前記
ポンプ21aの駆動で前記低温発生器1Bの内底部に貯
溜された臭化リチウム溶液の一部を前記溶液管21bで
前記タンク20a内に供給することにより、該タンク2
0a内に生成蓄積された前記臭化リチウム結晶を溶解さ
せて高濃度の臭化リチウム溶液に再生するように構成す
る。例えば前記タンク20a内に臭化リチウム結晶が生
成蓄積された定格運転時、前記冷凍機の各機器間を循環
される臭化リチウム溶液の濃度が62%程度である場合
には、一時的負荷ピークに対応する高負荷運転時に、前
記臭化リチウム結晶を前記溶液再生手段21で溶解させ
ることにより、前記低温発生器1Bから前記吸収器5側
に供給される臭化リチウム溶液を64〜66%程度の高
濃度溶液となすのである。
【0023】前記タンク20a内に臨む前記溶液管21
bの先端側には、噴射ノズル21cを設けるのであり、
斯くすることにより、高負荷運転時に前記タンク20a
内に生成蓄積された臭化リチウム結晶を溶解させると
き、前記溶液管21bで汲上げられる臭化リチウム溶液
を前記ノズル21cから前記タンク20a内の前記結晶
に勢いよく噴射させることにより、該結晶に衝撃を与え
られるので、その溶解を良好に行うことがで、それだけ
能力増大の応答性を良好にできるのである。
【0024】さらに、前記能力調整手段23としては、
コントローラ23aと、前記冷却水管18の前記蒸発器
4への入口側と出口側とに配設される温度検出センサー
23b,23cとを備え、これら各センサー23b,2
3cを前記コントローラ23aの入力側に接続すると共
に、該コントローラ23aの出力側に、前記溶液管21
bの途中に設けられた溶液ポンプ21aを接続し、前記
各センサー23b,23cで検出される温度差が一定以
上となって冷房負荷ピーク状態となったと判断されると
き、前記コントローラ23aからの出力で前記ポンプ2
1aを駆動させて、前記溶液管21bで汲上げられる臭
化リチウム溶液を前記ノズル21cから前記タンク20
a内に生成蓄積された臭化リチウム結晶に噴射させるこ
とにより高濃度の臭化リチウム溶液を再生し、この高濃
度臭化リチウム溶液を前記タンク20aから前記低温発
生器1B側にオーバーフローさせて、該低温発生器1B
から前記濃溶液管11を介して前記吸収器5に供給する
ことにより、この吸収器5による吸収能力を増大するの
である。
【0025】次に、以上の構成とした吸収式冷凍機の作
用について説明する。先ず、運転停止中などにおいて前
記溶液ポンプ21aの駆動で前記溶液管21bを介して
前記低温発生器1b内の臭化リチウム溶液を、前記結晶
生成手段20を構成する溶液タンク20a内に貯溜させ
るのであり、また、前記タンク20a内の臭化リチウム
溶液が前記各ヒータ20cで加熱し、この加熱により水
分が蒸発され、前記臭化リチウム溶液が臭化リチウム結
晶となって前記タンク20a内に蓄積され、この結果、
通常の負荷のときは所定濃度溶液(62%程度)による
定格運転が行われる。
【0026】そして、前記冷却水管18の前記蒸発器4
への入口側と出口側とに配設された温度検出センサー2
3b,23cで検出される温度差が一定以上となって負
荷がピーク状態となったときは、前記各センサー23
b,23cの検出結果に基づく前記コントローラ23a
からの出力により、前記溶液再生手段21を構成する前
記ポンプ21aが駆動されて、前記低温発生器1B内の
臭化リチウム溶液が前記溶液管21bの先端ノズル21
cから前記タンク20a内に生成蓄積された臭化リチウ
ム結晶に噴射され、該臭化リチウム結晶が溶解されて高
濃度の臭化リチウム溶液(64〜66%程度)となり、
この高濃度臭化リチウム溶液が前記タンク20aから前
記濃溶液管11を経て前記吸収器5へと供給されること
により、該吸収器5の吸収能力が高められ、つまり、前
記蒸発器4内で前記冷却水管18との接触により蒸発さ
れて前記吸収器5側に流入される冷媒蒸気に対する前記
吸収器5の吸収能力が高められ、この結果前記蒸発器4
による蒸発能力も高められ、前記冷却水管18に対する
蒸発作用が促進されて、一時的な負荷ピーク時一定時間
(例えば2時間)定格能力以上の能力(例えば20%up
の能力)で負荷ピークに対応可能な高負荷運転が行われ
る。
【0027】以上の吸収式冷凍機では、その冷凍能力を
定格とするにも拘らず、前記結晶生成手段20で生成蓄
積された臭化リチウム結晶を前記溶液再生手段21で再
生して高濃度の臭化リチウム溶液となし、この高濃度の
臭化リチウム溶液を前記吸収器5に供給して吸収能力を
高め、また、前記蒸発器4による蒸発能力を高めること
によって一時的な負荷ピークに対応可能とされているた
め、従来のように、装置全体を大型化したりすることな
く、前記吸収式冷凍機の製作コストを低廉としながら一
時的な冷房負荷ピークに対応した高負荷運転を行うこと
ができるのである。
【0028】また、以上の実施例で示したように、前記
凝縮器2と低温発生器1Bとを内装する前記胴体3の側
部に、前記結晶再生生成器22を構成する結晶生成手段
20の溶液貯溜タンク20aを前記低温発生器1Bと一
体状に並設することにより、既存の設備つまり前記胴体
3を有効利用して前記結晶再生生成器22の一部を配設
することができ、全体構造を簡素化できる。
【0029】さらに、前記結晶再生生成器22は、図2
に示したように前記冷凍機の各機器を接続する溶液管の
途中に設けることもできる。つまり、図2で示したもの
は、前記高温発生器1Aと低温発生器1Bとを接続する
前記中間溶液管9の途中に溶液収容部91を設けて、こ
の収容部91内に前記結晶再生生成器22を構成する結
晶生成手段20のタンク20aを隔離状に配設し、該タ
ンク20a内に前記ヒータ20cを設けると共に、前記
収容部91の底部に溶液ポンプ21aをもった溶液管2
1bを接続し、前記タンク20aに溶液管21bの先端
ノズル21cを臨ませたものである。尚、尚、前記タン
ク20aと溶液収容部91とは、図1に示した実施例の
ようにオーバーフロー可能に連通させてもよいが、図2
では前記タンク20aに開閉弁92をもったオーバーフ
ロー管93を設けている。図2のように溶液管の途中に
設けるときには、前記結晶再生生成器22を自由な位置
に配置することができ、設置スペースを有効に利用でき
る、又、図2に示した実施例は、前記高温発生器1Aと
低温発生器1Bとを結ぶ前記中間溶液管9に前記結晶再
生生成器22を設けたが、前記低温発生器1Bと吸収器
5とを結ぶ濃溶液管11の途中に設けてもよい。この濃
溶液管11の途中に設ける場合、前記低温熱交換器10
の下流側が好ましい。
【0030】また、前記結晶再生生成器22は、図3の
ように前記蒸発器4と吸収器5とを内装する前記胴体6
内に配設してもよい。つまり、図3で示したものは、前
記胴体6の内部で前記吸収器5に設ける散布体51の上
部側に受体52を設けて、この受体52の上部側に前記
濃溶液管11の先端を臨ませ、該濃溶液管11から供給
される臭化リチウム溶液を前記受体52に送り、この受
体52からオーバーフローさせて前記散布体51へと供
給させるようになすと共に、前記受体52の内部一側に
前記結晶再生生成器22を構成する結晶生成手段20の
タンク20aを一体状に配設し、該タンク20a内に前
記ヒーター20cを設ける一方、前記受体52の底部に
溶液ポンプ21aをもった溶液管21bを接続し、前記
タンク20aに溶液管21bの先端ノズル21cを臨ま
せると共に、前記タンク20aから前記受体52にオー
バーフロー可能に構成したものである。斯くするときに
は、前記結晶生成手段20のタンク20aが前記胴体6
の内部で前記吸収器5の上方位置に近接して配置される
ため、晶結し易い高濃度の臭化リチウム溶液が直ちに前
記散布体51から散布され、冷媒を吸収するから、前記
循環系の途中で臭化リチウム溶液が晶結したりして詰ま
ったりするのを回避することができる。尚、以上の各実
施例においては、高温発生器1Aと低温発生器1Bとを
用いた二重効用形の吸収式冷凍機を示したが、本発明で
は、単効用形の吸収式冷凍機に適用することもできる。
また、前記結晶再生生成器22のタンク20aに溶液を
貯溜するのは運転中に行うのであるが、前記ヒータ20
cに通電して加熱し結晶させるのは運転停止中に行うの
が好ましく、また、深夜電力を利用するのが好ましい。
また、前記ヒータ20cは電気ヒータを用いているが、
その他の熱源を利用してもよい。
【0031】更に冷房負荷が定格負荷以上の負荷ピーク
になったのを前記冷却水管18の蒸発器4に対する出入
口側に温度検出センサー23b,23cを設けて出入口
温度の温度差(通常は1〜2℃)を検出して判断してい
るが、冷却水出口側の温度を検出し、定常時7℃の温度
が例えば10℃になったとき負荷ピークになったと判断
して前記溶液ポンプ21aを制御してもよい。
【0032】また、前記溶液ポンプ21aは定容量ポン
プとしてもよいが可変容量ポンプとして能力調節をコン
トロールできるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、発生器
1,凝縮器2,蒸発器4及び吸収器5とを備えた吸収式
冷凍機において、溶液の循環系に、該循環系内の溶液を
取込んで該溶液から結晶を生成して蓄積する結晶生成手
段20と、蓄積した結晶を溶解させて高濃度溶液を再生
する溶液再生手段21とをもった結晶再生生成器22を
設けると共に、高負荷時、前記溶液再生手段21により
再生した高濃度溶液を前記吸収器5に供給して吸収能力
を調整する能力調整手段23を設けたから、前記吸収式
冷凍機の冷凍能力を負荷ピークに対応した能力に設定し
なくとも、一時的な負荷ピーク時には、前記能力調整手
段23により前記結晶生成手段20で生成蓄積された結
晶を前記溶液再生手段21で再生して高濃度溶液とな
し、この高濃度溶液を前記吸収器5に供給して吸収能力
を高め、また、前記蒸発器4による蒸発能力を高めるこ
とによって一時的な負荷ピークに対応可能となるのであ
り、従って、従来のように、装置全体を大型化したりす
ることなく、一時的な冷房負荷ピークに対応でき前記吸
収式冷凍機の製作コストを低廉にできるのである。
【0034】また、前記溶液再生手段21に、蓄積した
結晶に溶液を噴射するノズル21cを設けることによ
り、高負荷運転時に前記結晶生成手段20で生成蓄積さ
れた結晶を溶解させるとき、前記ノズル21cからの溶
液噴射により結晶の溶解をその衝撃で促進でき、能力増
加の応答性を良好に行うことができる。
【0035】更に、前記結晶再生生成器22を前記発生
器1の胴内に配設することにより、既存の設備つまり前
記発生器1を有効利用して前記結晶再生生成器22の取
付けが可能となって、全体構造を簡素化できる。
【0036】また、前記結晶再生生成器22を前記溶液
管9の途中に設けることにより、前記結晶再生生成器2
2を自由な位置に配置することができ、各機器間の設置
スペースを有効に利用できる。
【0037】更に、前記結晶再生生成器22を前記吸収
器5の胴内に設けることにより、晶結し易い高濃度の溶
液が直ちに吸収器5で冷媒を吸収するから、前記循環系
の途中で晶結して配管詰りを招くことを回避することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収式冷凍機を示す配管図である。
【図2】他の実施例を示す配管図である。
【図3】同じく他の実施例を示す配管図である。
【図4】従来の吸収式冷凍機を示す配管図である。
【符号の説明】
1 発生器 2 凝縮器 4 蒸発器 5 吸収器 9 溶液管 20 結晶生成手段 21c ノズル 21 溶液再生手段 22 結晶再生生成器 23 能力調整手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発生器1,凝縮器2,蒸発器4及び吸収
    器5とを備えた吸収式冷凍機であって、溶液の循環系
    に、該循環系内の溶液を取込んで該溶液から結晶を生成
    して蓄積する結晶生成手段20と、蓄積した結晶を溶解
    させて高濃度溶液を再生する溶液再生手段21とをもっ
    た結晶再生生成器22を設けると共に、高負荷時、前記
    溶液再生手段21により再生した高濃度溶液を前記吸収
    器5に供給して吸収能力を調整する能力調整手段23を
    設けていることを特徴とする吸収式冷凍機。
  2. 【請求項2】 再生手段21は、蓄積した結晶に溶液を
    噴射するノズル21cを備えている請求項1記載の吸収
    式冷凍機。
  3. 【請求項3】 結晶再生生成器22が発生器1の胴内に
    配設されている請求項1及び2記載の吸収式冷凍機。
  4. 【請求項4】 結晶再生生成器22が溶液管9の途中に
    設けられている請求項1及び2記載の吸収式冷凍機。
  5. 【請求項5】 結晶再生生成器22が吸収器5の胴内に
    設けられている請求項1及び2記載の吸収式冷凍機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008232460A (ja) * 2007-03-16 2008-10-02 Tokyo Gas Co Ltd 吸収式冷温水機及びその制御方法

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