JPH0612983B2 - 醤油の処理方法 - Google Patents

醤油の処理方法

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JPH0612983B2
JPH0612983B2 JP60036591A JP3659185A JPH0612983B2 JP H0612983 B2 JPH0612983 B2 JP H0612983B2 JP 60036591 A JP60036591 A JP 60036591A JP 3659185 A JP3659185 A JP 3659185A JP H0612983 B2 JPH0612983 B2 JP H0612983B2
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soy sauce
membrane
membrane unit
circulation circuit
circulation
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紘 大島
洋 高松
富男 柿沼
弘長 橋場
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Kikkoman Corp
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Kikkoman Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は醤油から混濁物等を除去し効率よく清澄な醤油
を得る方法に関する。
〔従来の技術〕
本発明者は、先に、生醤油あるいは火入醤油を、分子ふ
るい膜を透過させることにより淡色で色の安定性のよい
生醤油あるいは火入醤油を得る醤油の処理法を発明した
(特公昭53−1360号公報)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者は、その後醤油から混濁物等を除去し効率よく
清澄な醤油を得るという問題について研究を重ねた結
果、醤油を加熱しながら限外過膜で過すると、混濁
物等が除去され単位時間当りの過量を増加させること
ができるという知見を得て本発明を完成し、上記問題を
解決したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するための手段である本発明は、醤油
を加熱下で限外過膜により過することにより混濁物
等を除去することを特徴とする醤油の処理方法である。
本発明において処理される醤油としては、生醤油、火入
れ醤油、新式醤油、あるいは酵素分解による化学的醤油
を包含することができる。
つぎに本発明において用いる限外過膜(以下、UF膜
という)としては、耐熱性の限外過膜であれば、どの
メーカーのものでも利用可能であつて、例えば三菱レー
ヨン(株)のLPA膜、日東電気工業(株)のNRO
膜、クラレ(株)のSF膜等が挙げられる。そしてその
分画分子量としては、200MW以上の物質を除去する
能力を有するUF膜であれば、管状、中空繊維状、スパ
イラル状、平板状等種類を問わず利用することができ
る。
又醤油を限外過するに際しての加熱条件としては、4
0℃以上好ましくは60℃以上が好適であり、上限とし
ては特に限定はないが、UF膜の耐熱限界により自ずか
ら限定される。
そして本発明を実施するに際しては、後記するように密
閉下で行なえば酸化褐変を防止することができるので、
非常に好ましい。
本発明の実施には、例えば第1図あるいは第2図に示す
装置が好適に使用できる。
第1図は本発明の実施に使用する装置の具体例の系統図
であり、第1図に示す装置は、本発明による処理を密閉
下で行なう場合、即ちUF膜ユニツトでのUF膜による
限外過により混濁物等が濃縮された液(以下、濃縮液
という)を空気と遮断状態で循環させながら繰返しU膜
ユニツトに供給し限外過して清澄な醤油を得ると同時
に濃縮液を連続的に外部へ排出させる場合に使用する装
置の具体例である。
図中、1は醤油を循環させる循環ポンプで、2はUF膜
ユニツトである。UF膜ユニツト2には前述の如く管状
あるいは中空繊維状等のUF膜が設置されている。
例えば管状UF膜を備えたUF膜ユニツト2の概略構成
は図の如くで、被処理液入口3、濃縮液出口4、及び製
品出口5を備え、被処理液入口3と濃縮液出口4を管状
UF膜6で連通させ、又製品出口5は管状UF膜6を介
して被処理液入口3あるいは濃縮液出口4と連通してい
る。
そして循環ポンプ1の吐出口7とUF膜ユニツト2の被
処理液入口3、又UF膜ユニツト2の濃縮液出口4と循
環ポンプ1の吸引口8はそれぞれ連通連結されて循環回
路9を形成する。
10は循環回路9に設置され醤油を加熱するための加熱
器で、その他循環回路9には限外過すべき醤油を供給
する供給ポンプ11の吐出口12に連結するパイプ1
3、及び濃縮液を外部へ導く排出パイプ14がそれぞれ
連通連結されている。そしてさらに供給ポンプ11の吸
入口15は過すべき醤油が収納されている原液タンク
16と連通している。
17はUF膜ユニツト2により限外過された清澄な醤
油を回収するための製品回収パイプで、熱交換器18を
介して製品タンク19へ導かれている。熱交換器18は
UF膜ユニツト2へ供給される醤油を前もつて予備加熱
するための装置で、供給ポンプ11と循環回路9を連結
するパイプ13中に設置され、熱源として過された直後
の醤油が保有している熱を利用する。よつてこの熱交換
器18を通過した醤油は冷却され、たとえ製品タンク1
9が開放であつても酸化褐変、アルコール等の飛散は起
こりにくい。
一方、UF膜を通過しない濃縮液は前記排出パイプ14
に設けられたバルブ20を適宜調整することにより該パ
イプ14を通つて濃縮タンク21へと排出される。
この装置では、原液タンク16に収納された醤油は供給
ポンプ11により循環回路9へ送られて循環ポンプ1の
作用で該循環回路9を循環し、その循環時に加熱器10
により加熱されながらUF膜ユニツト2のUF膜6で醤
油は限界過され、清澄な醤油は製品タンク19に送ら
れ、UF膜6を通過しない濃縮液は循環回路9を循環
し、バルブ20の調整により濃縮タンク21に排出され
る。
次に、第2図は本発明の実施に使用する装置の他の具体
例の系統図であり、第2図に示す装置は、本発明による
処理を開放下に行なう場合、即ち濃縮液を開放タンクに
戻し、それを繰返しUF膜ユニツトに供給し限外過し
て清澄な醤油を得る場合に使用する装置の具体例であ
る。
図中、1は循環ポンプで、2はUF膜のユニツトであ
る。UF膜ユニツト2の概略構成は第1図について述べ
たUF膜ユニツト2の概略構成と同じである。
そして循環ポンプ1の吐出口7とUFユニツト2の被処
理液入口3、又UF膜ユニツト2の濃縮液出口4と原液
タンク16、さらに原液タンク16と循環ポンプ1の吸
引口8はそれぞれ連通連結されて循環回路22を形成す
る。
そして10は循環回路22に設置された醤油を加熱する
ための加熱器であり、19は限外過された清澄な醤油
を貯める製品タンクで、パイプ23により製品出口5に連
通されている。
この装置では、醤油を加熱しつつ循環ポンプ1により循
環させながらUF膜ユニツト2のUF膜6で限外過
し、限外過された清澄な醤油すなわち製品は製品タン
ク19に、一方、濃縮液は原液タンク16にそれぞれ貯
められることになる。そして濃縮液の濃度が所定の値に
なるまで限外過は続けられる。
〔発明の効果〕
次に、本発明が如何に有効であるかを実施例により説明
する。なお、以下の実施例において使用したUF膜は下
記第1表の如くである。
実験例1 処理条件 原液:火入れ醤油 装置:第1図に示す装置 UF膜内流速:2.6m/s 圧力:UF膜ユニツト入口圧力2.3Kg/cm2・G UF膜ユニツト出口圧力1.1Kg/cm2・G 実験方法 上記第1図に示す装置を用いて実験をした。すなわち、
原液タンク16に収納された醤油を供給ポンプ11によ
り循環回路9へ送り、次いで循環ポンプ1により循環回
路9内を醤油を加熱器10で加熱しつつ循環させながらU
F膜ユニツト2で限外過した。醤油の加熱温度は28
℃、42℃、55℃、及び60℃とし、又濃縮液の濃縮
倍率は各醤油の加熱温度について10倍、20倍、及び
25倍の各濃縮倍で実験した。
実験結果 実験例1の結果を第2表に示す。なお、表中の数字はm2
hあたりの過液量()である。
第2表から明らかなように、処理する火入醤油が高温に
なるに従つて限外過効率が良くなることがわかる。
次に密閉下で醤油を加熱しながら限外過した場合と開
放下で醤油を加熱しながら限外過した場合との増色度
の比較についての実験例を示す。
実験例2 処理条件 原液:火入れ醤油(淡口醤油) 装置:密閉方式……第1図に示す装置 開放方式……第2図に示す装置 UF膜内流速:2.5m/s 圧力:UF膜ユニツト入口圧力2.3Kg/cm2・G UF膜ユニツト出口圧力1.2Kg/cm2・G 醤油の加熱温度:58℃ 実験時間:120時間 実験方法 密閉方式では、第1図に示す装置を用い、原液タンク1
6に収納された醤油を供給ポンプ11により循環回路9
へ送り、次いで循環ポンプ1により循環回路9内を醤油
を加熱器10で58℃に加熱しつつ循環させながらUF
ユニツト2で限外過した。また、開放方式では、第2
図に示す装置を用い、原液タンク16に収納された醤油
を循環ポンプ1により循環回路22内を醤油を58℃に
加熱しつつ循環させながら限外過した。
そして密閉方式による限外過は連続式であり、開放方
式による限外過はバツチ式であるため、増色度におけ
る比較の基準を実験時間におき、同一時点において実験
を停止して、限外過された醤油の一部をサンプルとし
て採取し、それら相互の比較をした。
実験結果 実験例2の結果を第3表に示す。
第3表から明らかなように、密閉方式で限外過した方
が、開放方式で限外過する場合に比較して褐変のない
高品質の醤油が得られることがわかる。
本発明は以上述べた如く醤油を加熱してUF膜により限
外過するため、常温での過に比べて過量が増加し
混濁のない醤油を効率よく得ることができ、さらにこの
限外過を上記の如く密閉下で行なうと褐変のない商品
価値の高い醤油を得ることができる。
〔実施例〕
次に実施例を示し本発明をさらに具体的に説明する。な
お、実施例では、装置は第1図に示す装置を用い、UF
膜ユニツトのUF膜は上記第1表に記載のものを用い
た。
実施例1 原液タンク16に収納されたり引き後の火入れ醤油を
供給ポンプ11により循環回路9へ送り、次いで循環ポ
ンプ1により、循環回路9内で醤油を加熱器10で58
℃に加熱しつつ5/分の割合でUF膜ユニツト2内を
循環させてUF膜で限外過し7.6/mhの過
された清澄な醤油を得た。濃縮液の濃度は約30〜60
倍で、限外は連続で7日間実施した。
UF膜の内壁は通常ボール送り洗浄方法によりスポンジ
ボールを往復動させ、6時間に1回の割合でおよそ4分
間洗浄した。
限外過は連続7日間行なつたが、過側にも濃縮側に
も微生物の増殖は全く認められず、むしろ原液に1.5
×103個/cc存在していた芽胞子がUF膜過によ
り0になつた。なお、UF膜ユニツト入口圧力は2.4
Kg/cm2・G、出口圧力は1.2Kg/cm2・Gであつた。
実施例2 原液タンク16に収納された火入後、引きをしていな
い醤油を供給ポンプ11により循環回路9へ送り、次い
で循環ポンプ1により、循環回路9内で醤油を加熱器1
0で60℃に加熱しつつ70/分の割合でUF膜ユニツ
ト2内を循環させてUF膜で限外過し8.4/m
hの過された清澄な醤油を得た。濃縮液の濃度は約2
5倍で、限外過は連続で7日間行ない、UF膜の内壁
の洗浄は実施例1に記載したと同様に行つた。
上記のように限外過した醤油を100日間放置しても
沈澱物は検出されず、引き工程が不要となつた。
なお、UF膜ユニツト入口圧力は2.2Kg/cm2・G、出
口圧力は1.1Kg/cm2・Gであつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に使用する装置の具体例の系統
図、第2図は本発明の実施に使用する装置の他の具体例
の系統図である。 1……循環ポンプ、2……UF膜ユニツト、3……被処
理液入口、4……濃縮液出口、5……製品出口、6……
管状UF膜、7……循環ポンプ1の吐出口、8……循環
ポンプ1の吸引口、9……循環回路、10……加熱器、
11……供給ポンプ、12……供給ポンプ11の吐出
口、13……パイプ、14……排出パイプ、15……供
給ポンプ11の吸入口、16……原液タンク、17……製
品回収パイプ、18……熱交換器、19……製品タン
ク、20……バルブ、21……濃縮タンク、22……循
環回路、23……パイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】醤油を加熱下で限外過膜により液する
    ことにより混濁物等を除去することを特徴とする醤油の
    処理方法。
JP60036591A 1985-02-27 1985-02-27 醤油の処理方法 Expired - Lifetime JPH0612983B2 (ja)

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