JPH06129870A - センサの温度補償回路 - Google Patents
センサの温度補償回路Info
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- JPH06129870A JPH06129870A JP4276466A JP27646692A JPH06129870A JP H06129870 A JPH06129870 A JP H06129870A JP 4276466 A JP4276466 A JP 4276466A JP 27646692 A JP27646692 A JP 27646692A JP H06129870 A JPH06129870 A JP H06129870A
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- 238000012937 correction Methods 0.000 claims description 60
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
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- 238000004448 titration Methods 0.000 description 1
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 1
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- Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】測定用センサでの測定値の周囲温度の影響を応
答性よく除去する。 【構成】周囲温度を検出する温度センサ3の熱容量を測
定用センサ1とほぼ等しく設定する。測定用センサ1と
温度センサ3との出力値はA/D変換器5によりデジタ
ル信号に変換される。A/D変換器5の出力値は、測定
用センサ1での測定値を上位アドレス、温度センサ3で
の測定値を下位アドレスとしたアドレスデータとして測
定値補正用メモリ6のアドレスを指定する。測定値補正
用メモリ6は、各アドレスに対して周囲温度に応じて測
定値を補正した値のデータが格納されている。したがっ
て、A/D変換器5の出力によって測定値補正用メモリ
6のアドレスが指定されると、測定値を補正した値のデ
ータが測定値補正用メモリ6から出力される。
答性よく除去する。 【構成】周囲温度を検出する温度センサ3の熱容量を測
定用センサ1とほぼ等しく設定する。測定用センサ1と
温度センサ3との出力値はA/D変換器5によりデジタ
ル信号に変換される。A/D変換器5の出力値は、測定
用センサ1での測定値を上位アドレス、温度センサ3で
の測定値を下位アドレスとしたアドレスデータとして測
定値補正用メモリ6のアドレスを指定する。測定値補正
用メモリ6は、各アドレスに対して周囲温度に応じて測
定値を補正した値のデータが格納されている。したがっ
て、A/D変換器5の出力によって測定値補正用メモリ
6のアドレスが指定されると、測定値を補正した値のデ
ータが測定値補正用メモリ6から出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、周囲温度の変動により
測定値が変動しやすい測定用センサについて周囲温度の
影響を補償して正しい測定値を得ることができるように
するセンサの温度補償回路に関するものである。
測定値が変動しやすい測定用センサについて周囲温度の
影響を補償して正しい測定値を得ることができるように
するセンサの温度補償回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、物理量や化学量を電気信号に
変換する各種センサが提供されているが、一部のセンサ
には、測定値が周囲温度の影響を受けやすいという問題
を有したものがある。たとえば、特開昭64−8835
4号公報に記載されたガスセンサのような電気化学式の
センサは、周囲温度の影響によって測定値の誤差が大き
くなることが知られている。
変換する各種センサが提供されているが、一部のセンサ
には、測定値が周囲温度の影響を受けやすいという問題
を有したものがある。たとえば、特開昭64−8835
4号公報に記載されたガスセンサのような電気化学式の
センサは、周囲温度の影響によって測定値の誤差が大き
くなることが知られている。
【0003】この種のセンサを使用する際には、図4に
示すような回路を用いて周囲温度の影響を補償している
のが現状である。図4の回路は対数増幅器を用いたもの
であって、測定用センサ1の出力をドライブ回路2に通
して雑音除去や増幅などの処理を行い、その後、対数増
幅器10に入力するように構成されている。対数増幅器
10は、ペア・トランジスタQ11,Q12を用いたもので
あって、抵抗R1 を通してドライブ回路2の出力が反転
入力端に入力される演算増幅器OP1 の帰還回路に一方
のトランジスタQ11のエミッタ−コレクタを挿入するこ
とにより、演算増幅器OP1 の出力に入力電圧の対数に
比例する電圧が得られる周知の構成を有している。ここ
に、トランジスタQ11の飽和電流の周囲温度の影響によ
る変動を補正するために、演算増幅器OP1 の出力端に
は抵抗R2 を介して他方のトランジスタQ12のエミッタ
が接続される。また、トランジスタQ12のコレクタは演
算増幅器OP2 および抵抗R3 よりなる出力段の増幅器
に接続される。トランジスタQ12のベースには演算増幅
器OP3 よりなるボルテージフォロワを通して直流電源
DCからの電圧が印加される。
示すような回路を用いて周囲温度の影響を補償している
のが現状である。図4の回路は対数増幅器を用いたもの
であって、測定用センサ1の出力をドライブ回路2に通
して雑音除去や増幅などの処理を行い、その後、対数増
幅器10に入力するように構成されている。対数増幅器
10は、ペア・トランジスタQ11,Q12を用いたもので
あって、抵抗R1 を通してドライブ回路2の出力が反転
入力端に入力される演算増幅器OP1 の帰還回路に一方
のトランジスタQ11のエミッタ−コレクタを挿入するこ
とにより、演算増幅器OP1 の出力に入力電圧の対数に
比例する電圧が得られる周知の構成を有している。ここ
に、トランジスタQ11の飽和電流の周囲温度の影響によ
る変動を補正するために、演算増幅器OP1 の出力端に
は抵抗R2 を介して他方のトランジスタQ12のエミッタ
が接続される。また、トランジスタQ12のコレクタは演
算増幅器OP2 および抵抗R3 よりなる出力段の増幅器
に接続される。トランジスタQ12のベースには演算増幅
器OP3 よりなるボルテージフォロワを通して直流電源
DCからの電圧が印加される。
【0004】上記構成では、トランジスタQ11の飽和電
流については周囲温度の影響を軽減できるが、一般にト
ランジスタのベース−エミッタ間の電圧は周囲温度に対
して指数関数的に変化することが知られているから、図
4の対数増幅器10を用いれば、測定用センサ1の測定
値の温度変化とトランジスタQ11,Q12のベース−エミ
ッタ間の電圧の温度特性とを相殺させることが可能にな
り、測定用センサ1の測定値の周囲温度による影響を補
償することができるのである。
流については周囲温度の影響を軽減できるが、一般にト
ランジスタのベース−エミッタ間の電圧は周囲温度に対
して指数関数的に変化することが知られているから、図
4の対数増幅器10を用いれば、測定用センサ1の測定
値の温度変化とトランジスタQ11,Q12のベース−エミ
ッタ間の電圧の温度特性とを相殺させることが可能にな
り、測定用センサ1の測定値の周囲温度による影響を補
償することができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した回
路構成では、周囲温度の影響を完全に除去しようとすれ
ば、測定用センサ1の測定値の温度特性とトランジスタ
Q11,Q12のベース−エミッタ間の電圧の温度特性とを
一致させることが必要であるが、測定用センサ1の測定
値が周囲温度によって大きく変動する場合には、1段の
対数増幅器10だけでは対応できない場合があり、この
ような場合には、図4に示すように2段以上の対数増幅
器10を設けることが必要になってコスト増につながる
という問題が生じる。
路構成では、周囲温度の影響を完全に除去しようとすれ
ば、測定用センサ1の測定値の温度特性とトランジスタ
Q11,Q12のベース−エミッタ間の電圧の温度特性とを
一致させることが必要であるが、測定用センサ1の測定
値が周囲温度によって大きく変動する場合には、1段の
対数増幅器10だけでは対応できない場合があり、この
ような場合には、図4に示すように2段以上の対数増幅
器10を設けることが必要になってコスト増につながる
という問題が生じる。
【0006】また、上記構成では、ペア・トランジスタ
Q11,Q12によって周囲温度を検出することによって測
定用センサ1の測定値の温度補償を行っているのであ
り、ペア・トランジスタQ11,Q12は測定用センサ1よ
りも熱容量が大きいのが普通であるから、周囲温度が変
動したときに、測定用センサ1の測定値に変動に遅れて
測定値の補正が行われることになる。すなわち、測定用
センサ1に比較するとペア・トランジスタQ11,Q12は
周囲温度に対する応答が遅く、結果的に測定用センサ1
の測定値の補正が十分にはできないという問題がある。
とくに、周囲温度が短時間で変動する場合には周囲温度
に対する補償が不十分になる。
Q11,Q12によって周囲温度を検出することによって測
定用センサ1の測定値の温度補償を行っているのであ
り、ペア・トランジスタQ11,Q12は測定用センサ1よ
りも熱容量が大きいのが普通であるから、周囲温度が変
動したときに、測定用センサ1の測定値に変動に遅れて
測定値の補正が行われることになる。すなわち、測定用
センサ1に比較するとペア・トランジスタQ11,Q12は
周囲温度に対する応答が遅く、結果的に測定用センサ1
の測定値の補正が十分にはできないという問題がある。
とくに、周囲温度が短時間で変動する場合には周囲温度
に対する補償が不十分になる。
【0007】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、周囲温度の変動によって測定値が変動するセ
ンサに対して、比較的低コストで周囲温度の影響を応答
性よく除去できるようにし、また、消費電力を比較的少
なくしたセンサの温度補償回路を提供しようとするもの
である。
のであり、周囲温度の変動によって測定値が変動するセ
ンサに対して、比較的低コストで周囲温度の影響を応答
性よく除去できるようにし、また、消費電力を比較的少
なくしたセンサの温度補償回路を提供しようとするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、周囲温度により測定値が変動
する測定用センサと、測定用センサと同程度の熱容量を
有し周囲温度を検出する温度センサと、測定用センサお
よび温度センサの出力をデジタル信号に変換するアナロ
グ−デジタル変換手段と、アナログ−デジタル変換手段
から出力される測定用センサおよび温度センサの出力に
応じた信号値の組み合わせによりアドレスが指定され測
定用センサでの測定値を温度センサで検出した周囲温度
に応じて補正した値が対応するアドレスにデータとして
あらかじめ格納されている測定値補正用メモリとを具備
し、測定値補正用メモリから出力されるデータを補正後
の測定値とするのである。
記目的を達成するために、周囲温度により測定値が変動
する測定用センサと、測定用センサと同程度の熱容量を
有し周囲温度を検出する温度センサと、測定用センサお
よび温度センサの出力をデジタル信号に変換するアナロ
グ−デジタル変換手段と、アナログ−デジタル変換手段
から出力される測定用センサおよび温度センサの出力に
応じた信号値の組み合わせによりアドレスが指定され測
定用センサでの測定値を温度センサで検出した周囲温度
に応じて補正した値が対応するアドレスにデータとして
あらかじめ格納されている測定値補正用メモリとを具備
し、測定値補正用メモリから出力されるデータを補正後
の測定値とするのである。
【0009】請求項2の発明では、アナログ−デジタル
変換手段の出力値を一時的に保持するデータラッチを測
定値補正用メモリの前段に備え、アナログ−デジタル変
換手段と測定値補正用メモリとを互いに異なる時刻に動
作させるとともにアナログ−デジタル変換手段の動作終
了直前と測定値補正用メモリの動作開始直後とに跨がる
期間にデータラッチを動作させるタイミング制御手段を
備えるのである。
変換手段の出力値を一時的に保持するデータラッチを測
定値補正用メモリの前段に備え、アナログ−デジタル変
換手段と測定値補正用メモリとを互いに異なる時刻に動
作させるとともにアナログ−デジタル変換手段の動作終
了直前と測定値補正用メモリの動作開始直後とに跨がる
期間にデータラッチを動作させるタイミング制御手段を
備えるのである。
【0010】
【作用】請求項1の構成によれば、測定用センサと同程
度の熱容量を有した温度センサを設け、この温度センサ
によって測定した周囲温度に基づいて測定用センサの測
定値を補正するので、温度センサと測定用センサとにつ
いて周囲温度の変動に対する応答特性をほぼ一致させる
ことができ、測定用センサでの測定値に対する周囲温度
の影響をほぼ完全に除去することができるのである。ま
た、測定用センサと温度センサとの出力をともにデジタ
ル信号に変換し、測定用センサと温度センサとの信号値
を組み合わせて測定値補正用メモリのアドレスを指定
し、各アドレスに格納されているデータを取り出すので
あって、測定値補正用メモリには、測定用センサでの測
定値を周囲温度に対応させて補正した値がデータとして
格納されているから、測定用センサでの測定値に対して
周囲温度に関する補正を行った値を得ることができるの
である。ここで、測定値補正用メモリに格納するデータ
は任意に設定できるから、どのような種類の測定用セン
サを用いる場合であっても、測定用センサでの測定値の
温度特性に応じて測定値補正用メモリのデータのみを変
更すればよく、他の構成については変更する必要がない
のであり、周囲温度による測定値の変動が大きいような
測定用センサであっても構成が増加せずコストの増加を
防止できるのである。
度の熱容量を有した温度センサを設け、この温度センサ
によって測定した周囲温度に基づいて測定用センサの測
定値を補正するので、温度センサと測定用センサとにつ
いて周囲温度の変動に対する応答特性をほぼ一致させる
ことができ、測定用センサでの測定値に対する周囲温度
の影響をほぼ完全に除去することができるのである。ま
た、測定用センサと温度センサとの出力をともにデジタ
ル信号に変換し、測定用センサと温度センサとの信号値
を組み合わせて測定値補正用メモリのアドレスを指定
し、各アドレスに格納されているデータを取り出すので
あって、測定値補正用メモリには、測定用センサでの測
定値を周囲温度に対応させて補正した値がデータとして
格納されているから、測定用センサでの測定値に対して
周囲温度に関する補正を行った値を得ることができるの
である。ここで、測定値補正用メモリに格納するデータ
は任意に設定できるから、どのような種類の測定用セン
サを用いる場合であっても、測定用センサでの測定値の
温度特性に応じて測定値補正用メモリのデータのみを変
更すればよく、他の構成については変更する必要がない
のであり、周囲温度による測定値の変動が大きいような
測定用センサであっても構成が増加せずコストの増加を
防止できるのである。
【0011】請求項2の構成によれば、アナログ−デジ
タル変換手段によって測定用センサおよび温度センサの
出力をデジタル信号に変換した結果をデータラッチによ
り保持し、その後、アナログ−デジタル変化手段を非動
作にし測定値補正用メモリを動作状態にしてデータラッ
チに保持されているデータをアドレスとして、測定値に
温度補正を加えたデータを測定値補正用メモリから読み
出すのである。すなわち、データラッチを介在させたこ
とによって、アナログ−デジタル変換手段と測定値補正
用メモリとを同時に動作させる必要がなく、かつデータ
ラッチはアナログ−デジタル変換手段と測定値補正用メ
モリとの間でのデータの受渡しのために一時的に動作す
るだけであるから、アナログ−デジタル変換手段とデー
タラッチと測定値補正用メモリとはそれぞれ間欠的に動
作することになり、アナログ−デジタル変換手段と測定
値補正用メモリとを同時に動作させる場合に比較すれば
消費電力を低減できることになる。
タル変換手段によって測定用センサおよび温度センサの
出力をデジタル信号に変換した結果をデータラッチによ
り保持し、その後、アナログ−デジタル変化手段を非動
作にし測定値補正用メモリを動作状態にしてデータラッ
チに保持されているデータをアドレスとして、測定値に
温度補正を加えたデータを測定値補正用メモリから読み
出すのである。すなわち、データラッチを介在させたこ
とによって、アナログ−デジタル変換手段と測定値補正
用メモリとを同時に動作させる必要がなく、かつデータ
ラッチはアナログ−デジタル変換手段と測定値補正用メ
モリとの間でのデータの受渡しのために一時的に動作す
るだけであるから、アナログ−デジタル変換手段とデー
タラッチと測定値補正用メモリとはそれぞれ間欠的に動
作することになり、アナログ−デジタル変換手段と測定
値補正用メモリとを同時に動作させる場合に比較すれば
消費電力を低減できることになる。
【0012】
(実施例1)本実施例では、図1に示すように、周囲温
度の影響によって測定値が変動する測定用センサ1と、
周囲温度を測定する温度センサ3とを備える。測定用セ
ンサ1および温度センサ3の出力は、それぞれドライブ
回路2,4を通して雑音除去および増幅などの処理が施
される。ドライブ回路2,4の出力はA/D変換器5を
通してデジタル信号に変換される。A/D変換器5の出
力は、アドレス情報としてROMのような記憶媒体で構
成された測定値補正用メモリ6に入力される。すなわ
ち、測定用センサ1での測定値に対応するデジタル信号
を上位アドレスとするとともに、温度センサ3での測定
値に対応するデジタル信号を下位アドレスとし、測定用
センサ1と温度センサ3との出力に対応したデジタル信
号の組み合わせによって、1つのアドレスデータを生成
するのである。ここに、上位アドレスと下位アドレスと
を逆の関係にしてもよいのはもちろんのことである。
度の影響によって測定値が変動する測定用センサ1と、
周囲温度を測定する温度センサ3とを備える。測定用セ
ンサ1および温度センサ3の出力は、それぞれドライブ
回路2,4を通して雑音除去および増幅などの処理が施
される。ドライブ回路2,4の出力はA/D変換器5を
通してデジタル信号に変換される。A/D変換器5の出
力は、アドレス情報としてROMのような記憶媒体で構
成された測定値補正用メモリ6に入力される。すなわ
ち、測定用センサ1での測定値に対応するデジタル信号
を上位アドレスとするとともに、温度センサ3での測定
値に対応するデジタル信号を下位アドレスとし、測定用
センサ1と温度センサ3との出力に対応したデジタル信
号の組み合わせによって、1つのアドレスデータを生成
するのである。ここに、上位アドレスと下位アドレスと
を逆の関係にしてもよいのはもちろんのことである。
【0013】測定値補正用メモリ6には、測定用センサ
1での測定値を周囲温度について補正した値がデータと
して格納され、各データは測定用センサ1と温度センサ
3とによる測定値を組み合わせて得たアドレスに対応し
て格納されている。したがって、A/D変換器5の出力
によって、測定値補正用メモリ6のアドレスを指定する
ことによって、その時点での周囲温度に応じて測定用セ
ンサ1での測定値を補正した値が出力として取り出され
るのである。ここにおいて、温度センサ3には熱容量が
測定用センサ1とほぼ等しいものが選択され、温度セン
サ3で検出した温度が、周囲温度の変動による測定用セ
ンサ1の測定値の変動と、ほぼ同じ応答特性を持つよう
にしてある。
1での測定値を周囲温度について補正した値がデータと
して格納され、各データは測定用センサ1と温度センサ
3とによる測定値を組み合わせて得たアドレスに対応し
て格納されている。したがって、A/D変換器5の出力
によって、測定値補正用メモリ6のアドレスを指定する
ことによって、その時点での周囲温度に応じて測定用セ
ンサ1での測定値を補正した値が出力として取り出され
るのである。ここにおいて、温度センサ3には熱容量が
測定用センサ1とほぼ等しいものが選択され、温度セン
サ3で検出した温度が、周囲温度の変動による測定用セ
ンサ1の測定値の変動と、ほぼ同じ応答特性を持つよう
にしてある。
【0014】ドライブ回路2,4やA/D変換器5での
サンプリング周期や、測定値補正用メモリ6の動作タイ
ミングはタイミング制御回路7により制御される。上述
した構成では、測定用センサ1と温度センサ3との熱容
量がほぼ等しいから、測定用センサ1での測定値の温度
変化に追随させて測定値補正用メモリ6のアドレスを指
定することができ、結果的に、測定用センサ1の応答特
性に合致するように補正を行うことができ、測定結果の
信頼性が高くなるのである。また、測定用センサ1での
測定値について周囲温度に対する実際の補正は、測定値
補正用メモリ6によって行うのであって、測定値補正用
メモリ6に格納するデータは測定用センサ1の温度特性
に応じて任意に設定することができるから、異なる測定
用センサ1を用いる場合であっても、他の構成を変更す
ることなく測定値補正用メモリ6に格納するデータのみ
を測定用センサ1に応じて変更すればよいのであって、
多品種少量生産を行う場合であっても製造コストの増加
がほとんど生じないのである。
サンプリング周期や、測定値補正用メモリ6の動作タイ
ミングはタイミング制御回路7により制御される。上述
した構成では、測定用センサ1と温度センサ3との熱容
量がほぼ等しいから、測定用センサ1での測定値の温度
変化に追随させて測定値補正用メモリ6のアドレスを指
定することができ、結果的に、測定用センサ1の応答特
性に合致するように補正を行うことができ、測定結果の
信頼性が高くなるのである。また、測定用センサ1での
測定値について周囲温度に対する実際の補正は、測定値
補正用メモリ6によって行うのであって、測定値補正用
メモリ6に格納するデータは測定用センサ1の温度特性
に応じて任意に設定することができるから、異なる測定
用センサ1を用いる場合であっても、他の構成を変更す
ることなく測定値補正用メモリ6に格納するデータのみ
を測定用センサ1に応じて変更すればよいのであって、
多品種少量生産を行う場合であっても製造コストの増加
がほとんど生じないのである。
【0015】(実施例2)本実施例では、図2に示すよ
うに、A/D変換器5と測定値補正用メモリ6との間、
および測定値補正用メモリ6の後段に、それぞれデータ
ラッチ8,9を設けた構成を有している。データラッチ
8はA/D変換器5の出力値を一時的に保持し、データ
ラッチ9は測定値補正用メモリ6の出力値を一時的に保
持する。タイミング制御回路7は、図3(a)〜(d)
のように、A/D変換器5、データラッチ8、測定値補
正用メモリ6、データラッチ9の動作タイミングを設定
するのであって、図3におけるHレベルである期間が各
部の動作期間を示す。また、図3における符号S1 〜S
4 は、図2における対応する符号S1 〜S4 の信号を示
す。
うに、A/D変換器5と測定値補正用メモリ6との間、
および測定値補正用メモリ6の後段に、それぞれデータ
ラッチ8,9を設けた構成を有している。データラッチ
8はA/D変換器5の出力値を一時的に保持し、データ
ラッチ9は測定値補正用メモリ6の出力値を一時的に保
持する。タイミング制御回路7は、図3(a)〜(d)
のように、A/D変換器5、データラッチ8、測定値補
正用メモリ6、データラッチ9の動作タイミングを設定
するのであって、図3におけるHレベルである期間が各
部の動作期間を示す。また、図3における符号S1 〜S
4 は、図2における対応する符号S1 〜S4 の信号を示
す。
【0016】すなわち、図3(a)のようにA/D変換
器5が動作している期間には、図3(c)のように測定
値補正用メモリ6は非動作であって、A/D変換器5に
よるアナログ−デジタル変換が終了すると、図3(b)
のようにデータラッチ8が一時的に動作し、データラッ
チ8の動作期間中にA/D変換器5の動作が終了する。
A/D変換器5の動作が終了すると、図3(c)のよう
にデータラッチ8の動作期間中に測定値補正用メモリ6
が動作状態になり、データラッチ8に保持されているア
ドレスデータに基づいて所要のデータが抽出される。デ
ータラッチ8は測定値補正用メモリ6により所要データ
が抽出されると非動作になり、次に、図3(d)のよう
にデータラッチ9が動作状態になる。したがって、デー
タラッチ9には測定値補正用メモリ6によって求めたデ
ータが保持されるのである。
器5が動作している期間には、図3(c)のように測定
値補正用メモリ6は非動作であって、A/D変換器5に
よるアナログ−デジタル変換が終了すると、図3(b)
のようにデータラッチ8が一時的に動作し、データラッ
チ8の動作期間中にA/D変換器5の動作が終了する。
A/D変換器5の動作が終了すると、図3(c)のよう
にデータラッチ8の動作期間中に測定値補正用メモリ6
が動作状態になり、データラッチ8に保持されているア
ドレスデータに基づいて所要のデータが抽出される。デ
ータラッチ8は測定値補正用メモリ6により所要データ
が抽出されると非動作になり、次に、図3(d)のよう
にデータラッチ9が動作状態になる。したがって、デー
タラッチ9には測定値補正用メモリ6によって求めたデ
ータが保持されるのである。
【0017】上述したように、データラッチ8を設けた
ことによって、A/D変換器5と測定値補正用メモリ6
とを同時に動作させる必要がなくなるから、全体として
の消費電力を低減することができるのである。ここにお
いて、図3では、データラッチ9にデータが保持される
とすぐに、A/D変換器5に次の入力を行うようにして
いるが、測定間隔を比較的長い周期に設定してもよいと
きには、データラッチ9にデータを保持した後に、所望
の休止期間をおいてから次の測定を行うようにしてもよ
い。他の構成は実施例1と同様である。
ことによって、A/D変換器5と測定値補正用メモリ6
とを同時に動作させる必要がなくなるから、全体として
の消費電力を低減することができるのである。ここにお
いて、図3では、データラッチ9にデータが保持される
とすぐに、A/D変換器5に次の入力を行うようにして
いるが、測定間隔を比較的長い周期に設定してもよいと
きには、データラッチ9にデータを保持した後に、所望
の休止期間をおいてから次の測定を行うようにしてもよ
い。他の構成は実施例1と同様である。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明は、測定用センサと同程
度の熱容量を有した温度センサを設け、測定用センサと
温度センサとについて周囲温度の変動に対する応答特性
をほぼ一致させているので、測定用センサでの測定値を
温度センサで検出した周囲温度に基づいて補正すること
によって、周囲温度の測定値に対する影響をほぼ完全に
除去することができるという利点を有する。また、測定
値補正用メモリに測定用センサでの測定値を周囲温度に
対応させて補正した値をデータとして格納し、このデー
タを用いて測定値の温度補正を行うのであって、測定値
補正用メモリに格納するデータは任意に設定できるか
ら、どのような種類の測定用センサを用いる場合であっ
ても、他の構成を変更することなく測定用センサでの測
定値の温度特性に応じて測定値補正用メモリのデータの
みを変更すればよいのであり、周囲温度による測定値の
変動が大きいような測定用センサであっても構成が増加
せずコストの増加を防止できるという利点がある。
度の熱容量を有した温度センサを設け、測定用センサと
温度センサとについて周囲温度の変動に対する応答特性
をほぼ一致させているので、測定用センサでの測定値を
温度センサで検出した周囲温度に基づいて補正すること
によって、周囲温度の測定値に対する影響をほぼ完全に
除去することができるという利点を有する。また、測定
値補正用メモリに測定用センサでの測定値を周囲温度に
対応させて補正した値をデータとして格納し、このデー
タを用いて測定値の温度補正を行うのであって、測定値
補正用メモリに格納するデータは任意に設定できるか
ら、どのような種類の測定用センサを用いる場合であっ
ても、他の構成を変更することなく測定用センサでの測
定値の温度特性に応じて測定値補正用メモリのデータの
みを変更すればよいのであり、周囲温度による測定値の
変動が大きいような測定用センサであっても構成が増加
せずコストの増加を防止できるという利点がある。
【0019】請求項2の発明は、アナログ−デジタル変
換手段によって測定用センサおよび温度センサの出力を
デジタル信号に変換した結果をデータラッチにより保持
し、その後、アナログ−デジタル変化手段を非動作に
し、測定値補正用メモリを動作状態にしてデータラッチ
に保持されているデータをアドレスとして、測定値に温
度補正を加えたデータを測定値補正用メモリから読み出
すので、データラッチを介在させたことによって、アナ
ログ−デジタル変換手段と測定値補正用メモリとを同時
に動作させる必要がなく、かつデータラッチはアナログ
−デジタル変換手段と測定値補正用メモリとの間でのデ
ータの受渡しのために一時的に動作するだけであり、ア
ナログ−デジタル変換手段とデータラッチと測定値補正
用メモリとはそれぞれ間欠的に動作することになって、
アナログ−デジタル変換手段と測定値補正用メモリとを
同時に動作させる場合に比較すれば消費電力を低減でき
るという効果を奏するのである。
換手段によって測定用センサおよび温度センサの出力を
デジタル信号に変換した結果をデータラッチにより保持
し、その後、アナログ−デジタル変化手段を非動作に
し、測定値補正用メモリを動作状態にしてデータラッチ
に保持されているデータをアドレスとして、測定値に温
度補正を加えたデータを測定値補正用メモリから読み出
すので、データラッチを介在させたことによって、アナ
ログ−デジタル変換手段と測定値補正用メモリとを同時
に動作させる必要がなく、かつデータラッチはアナログ
−デジタル変換手段と測定値補正用メモリとの間でのデ
ータの受渡しのために一時的に動作するだけであり、ア
ナログ−デジタル変換手段とデータラッチと測定値補正
用メモリとはそれぞれ間欠的に動作することになって、
アナログ−デジタル変換手段と測定値補正用メモリとを
同時に動作させる場合に比較すれば消費電力を低減でき
るという効果を奏するのである。
【図1】実施例1を示すブロック図である。
【図2】実施例2を示すブロック図である。
【図3】実施例2の動作説明図である。
【図4】従来例を示す回路図である。
1 測定用センサ 2 ドライブ回路 3 温度センサ 4 ドライブ回路 5 A/D変換器 6 測定値補正用メモリ 7 タイミング制御回路 8 データラッチ 9 データラッチ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年8月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】この種のセンサを使用する際には、図4に
示すような回路を用いて周囲温度の影響を補償している
のが現状である。図4の回路は測定用センサ1の出力を
ドライブ回路2に通して対数増幅器10に入力するよう
に構成されている。この対数増幅器10は、演算増幅器
OP1 ,OP2 、抵抗R1 〜R3 、ペア・トランジスタ
Q11,Q12、を用いて構成されている。また、トランジ
スタQ12のベースには演算増幅器OP3 よりなるボルテ
ージフォロワを通して直流電源DCからの電圧が印加さ
れる。
示すような回路を用いて周囲温度の影響を補償している
のが現状である。図4の回路は測定用センサ1の出力を
ドライブ回路2に通して対数増幅器10に入力するよう
に構成されている。この対数増幅器10は、演算増幅器
OP1 ,OP2 、抵抗R1 〜R3 、ペア・トランジスタ
Q11,Q12、を用いて構成されている。また、トランジ
スタQ12のベースには演算増幅器OP3 よりなるボルテ
ージフォロワを通して直流電源DCからの電圧が印加さ
れる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】一般にトランジスタのベース−エミッタ間
の電圧は周囲温度に対して指数関数的に変化することが
知られているから、図4の対数増幅器10を用いれば、
測定用センサ1の測定値の温度変化とトランジスタ
Q11,Q12のベース−エミッタ間の電圧の温度特性とを
相殺させることが可能になり、測定用センサ1の測定値
の周囲温度による影響を補償することができるのであ
る。
の電圧は周囲温度に対して指数関数的に変化することが
知られているから、図4の対数増幅器10を用いれば、
測定用センサ1の測定値の温度変化とトランジスタ
Q11,Q12のベース−エミッタ間の電圧の温度特性とを
相殺させることが可能になり、測定用センサ1の測定値
の周囲温度による影響を補償することができるのであ
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】請求項2の発明では、アナログ−デジタル
変換手段の出力値を一時的に保持するデータラッチを測
定値補正用メモリの前段に備え、アナログ−デジタル変
換手段と測定値補正用メモリとを互いに異なる時刻に動
作させるとともにアナログ−デジタル変換手段の動作終
了時にデータラッチを動作させるタイミング制御手段を
備えるのである。
変換手段の出力値を一時的に保持するデータラッチを測
定値補正用メモリの前段に備え、アナログ−デジタル変
換手段と測定値補正用メモリとを互いに異なる時刻に動
作させるとともにアナログ−デジタル変換手段の動作終
了時にデータラッチを動作させるタイミング制御手段を
備えるのである。
Claims (2)
- 【請求項1】 周囲温度により測定値が変動する測定用
センサと、測定用センサと同程度の熱容量を有し周囲温
度を検出する温度センサと、測定用センサおよび温度セ
ンサの出力をデジタル信号に変換するアナログ−デジタ
ル変換手段と、アナログ−デジタル変換手段から出力さ
れる測定用センサおよび温度センサの出力に応じた信号
値の組み合わせによりアドレスが指定され測定用センサ
での測定値を温度センサで検出した周囲温度に応じて補
正した値が対応するアドレスにデータとしてあらかじめ
格納されている測定値補正用メモリとを具備し、測定値
補正用メモリから出力されるデータを補正後の測定値と
することを特徴とするセンサの温度補償回路。 - 【請求項2】 アナログ−デジタル変換手段の出力値を
一時的に保持するデータラッチを測定値補正用メモリの
前段に備え、アナログ−デジタル変換手段と測定値補正
用メモリとを互いに異なる時刻に動作させるとともにア
ナログ−デジタル変換手段の動作終了直前と測定値補正
用メモリの動作開始直後とに跨がる期間にデータラッチ
を動作させるタイミング制御手段を備えることを特徴と
する請求項1記載のセンサの温度補償回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276466A JPH06129870A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | センサの温度補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276466A JPH06129870A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | センサの温度補償回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129870A true JPH06129870A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17569845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4276466A Withdrawn JPH06129870A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | センサの温度補償回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06129870A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015534038A (ja) * | 2012-07-02 | 2015-11-26 | ゼンジリオン・アーゲー | ポータブル電子デバイス |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4276466A patent/JPH06129870A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2015534038A (ja) * | 2012-07-02 | 2015-11-26 | ゼンジリオン・アーゲー | ポータブル電子デバイス |
| US9966783B2 (en) | 2012-07-02 | 2018-05-08 | Sensirion Ag | Portable electronic device |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |