JPH0612989Y2 - 農業用車輌等の燃料タンク装置 - Google Patents

農業用車輌等の燃料タンク装置

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JPH0612989Y2
JPH0612989Y2 JP1986093647U JP9364786U JPH0612989Y2 JP H0612989 Y2 JPH0612989 Y2 JP H0612989Y2 JP 1986093647 U JP1986093647 U JP 1986093647U JP 9364786 U JP9364786 U JP 9364786U JP H0612989 Y2 JPH0612989 Y2 JP H0612989Y2
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fuel
fuel tank
tank
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pointer
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JP1986093647U
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陽一 仲佐
憲治 阪本
達雄 岸
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、農業用車輌等においてフロート式燃料計を用
いた燃料タンクの燃料計指示と実燃料保有量との誤差を
減少し、さらに機体バランスを良好にした農業用車輌等
の燃料タンク装置に関する。
〔従来の技術〕
従来農業用車輌等における燃料タンクは一般に1個であ
り、かつ、燃料タンクは給油やタンク内のドレン抜きの
便宜のために機体の一側に設けている。かかる燃料タン
クの燃料計には通常フロート式燃料計が用いられてい
る。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記フロート式燃料計は燃料液面の上下に追従して上下
するフロートを支持するレバーの回動角を燃料計の指針
の回動角に変換するものであって、燃料液面の上下距離
とレバーの回動角とは正比例しないため、指針の指示値
と燃料タンクの実保有量との間にかなりの誤差が生じ
る。
即ち、第9図,第10図において、Aは燃料満量(F)時
の燃料液面の位置、Bは燃料空量(E)指示時の燃料液面
の位置であって、フロート1がAにある時燃料計パネル
2の指針3はFを指示し、フロートがBにこれに連動し
て回動した指針3はEを指示する。そしてAB間にある
燃料が丁度1/2消費され、燃料液面がCの位置(AC=
BC)に下がれば、フロート1と燃料ユニット4の軸O
とを結ぶ軸線5は燃料計ユニット4の軸Oを中心として
角度α回動し、次に残る1/2の燃料が消費されてフロー
ト1がBの位置に下がれば軸線5は更に角度β回動す
る。ここで(燃料液面の上下距離)=(軸線5の長さ)
×sin(軸線5の回動角)の関係があるからα<βとな
り、従って燃料が1/2消費された時、燃料計パネル2の
指針3は表示Fから角度α回動した点、即ちFとEの1/
2中間点よりF寄りの点を指示する。そして指針3が角
度γ(=α+β/2)回動して燃料計パネル2の1/2を
指示した時フロート1は燃料液面Dの位置にあり、この
時の燃料残量は1/2より少なく、上述のごとく燃料計パ
ネル2の表示と実燃料残量とは一致しない。
また燃料タンクが機体の一側に偏位して設けられている
ことによって燃料の増減により機体バランスが変動し、
操縦性が不安定になる等の問題があった。
本考案は前記従来の問題点を一挙に解決すべくなされた
ものであって、その目的とするところは、燃料計の指示
と燃料タンク内の実燃料保有量との一致を図ると共に、
燃料の増減による機体バランスの変動を減少することの
できる農業用車輌等の燃料タンク装置を提供せんとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために本考案は、フロートの上下
に連動して燃料計パネルの指針が回動するフロート式燃
料計を備えた農業用車輌等の燃料タンク装置において、
底面を同一レベルとした大小2個の燃料タンクを、底面
部で互に連通して設け、大燃料タンクに設けたフロート
に連動して燃料計パネルの指針が1/2を指示した時の大
燃料タンクの残量液面と、小燃料タンクの満量液面とな
る上面とを同一レベルの位置に設けると共に、両燃料タ
ンクの各容量を上記指針が1/2を指示した時の大燃料タ
ンクの燃料残量と小燃料タンクの燃料容量との和が、両
燃料タンクの全容量の略1/2となるように配分設定し、
また前記2個の燃料タンクは、機体の左右両側に配置し
たことを特徴とするものである。
〔作用〕
従って、燃料満量時、第9図A位置にあるフロート1が
燃料消費に伴って下動してD位置に至り、軸線5が角度
γ回動すれば燃料計パネル2の指針3は1/2を指示し、
この時の燃料の総残量は大タンクの燃料残量と小タンク
の燃料容量との和、即ち両タンクの全容量の1/2である
から燃料計2の指示値と燃料タンクの燃料残量とは一致
することになる。
また両タンクは機体の左右両側に配置することによって
燃料の増減による機体バランスの変動を減少することが
できる。
〔実施例〕
以下本考案を図示の実施例に基いて詳細に説明する。
第1図は本考案を適用したトラクターの要部正面図、第
2図は当該燃料タンク装置の正面図、第3図は同上トラ
クターの要部右側面図、第4図は同上トラクターの要部
左側面図であって、図中10はトラクターの機体、11
はエンジン、12はミッションケース、13は燃料ポン
プ、14は機体10の右側に配置した大燃料タンク、1
5は機体10の左側に配置した小燃料タンク、16はミ
ッションケース12の底面に沿い左右の大小両燃料タン
ク14,15の底面部を互に連通する連結管、17は燃
料吸込管、18は燃料注入管、19は大燃料タンク14
のエア抜き管、20は小燃料タンク15のエア抜き管、
1は前記と同様の燃料計フロート、21はサーミスタ、
4は前記と同様の燃料計ユニット、22は燃料計配線、
2は前記と同様の燃料計パネル、23は機体右側の幌支
柱、24は機体左側の幌支柱であって、右側の大燃料タ
ンク14のエア抜き管19は機体右側の幌支柱23内
に、左側の小燃料タンク14のエア抜き管20は機体左
側の幌支柱24内で大燃料タンク14の上面よりも上方位置
に開口されている。
第5乃至第8図は夫々機体右側の大燃料タンク14の詳
細を示す側面図、正面図、要部縦断面図および第7図の
A−A線矢視図であって、図示のごとく大燃料タンク1
4はその底面をミッションケース12の最下面より上位
に位置され、クッションゴム25を介してプロテクトカ
バー26で保護され、ミッションケース12の右側面に
複数のボルト27で取付けられた前後1組のタンクブラ
ケット28,28にタンクバンド29,29をもって固
定されている。そして大燃料タンク14のドレンプラグ
30は前部のタンクブラケット28の直後に設けられ、
その頭部はプロテクトカバー26に穿設されたドレンプ
ラグ孔31をふさぐ形で突出されると共に、頭部はタン
クブラケット28の下面より上位に納められている。
機体10左側の小燃料タンク15も、その底面を大燃料
タンク14の底面と同一レベルにして、ミッションケー
ス12の左側面に大燃料タンク14と全く同様の方法で
取付けられている。そして第2図に示すように大燃料タ
ンク14の容量をV1+V2、小燃料タンク15の容量をV3
とし、(V1+V2+V3)/2≒V2+V3,∴V1≒V2+V3の関係にな
るように設定すると共に、大燃料タンク14の燃料残量
がV2となった時、燃料計パネル2の指針3がF表示から
角度γ回動して1/2を指示するようにし、かつ小燃料タ
ンク15の満量液面、即ち小燃料タンク15の上面が、大
燃料タンク14の燃料残量V2の時の残量液面Dと同一レベ
ルの位置となるように小燃料タンク15を構成してい
る。
次に第2図および第9,10図を参照して当該燃料タン
ク装置の作用を説明すると、両燃料タンク14,15の
満量時フロート1は燃料液面Aの位置にあり、燃料計パ
ネル2の指針3はF(満量)を指示している。燃料が消
費されていくとヘッドの高い大燃料タンク14の燃料液
面が下がっていき、燃料がV1消費され大燃料タンク14
の残量がV2となった時燃料液面はDの位置に下がりフロ
ート1の軸線5は満量燃料液面Aの位置から角度γ回動
し、これに伴って燃料計パネル2の指針3もγ回動して
1/2(残量1/2)を指示する。そして小燃料タンク15の満
量液面、即ち小燃料タンク15の上面が大燃料タンク14の
残量液面Dと同一レベルとなっているので、指針3が1/
2を指示するまでは小燃料タンク15の燃料が消費される
ことはなくV3のまま保持される。ここでV1≒V2+V3であ
るから指針3の指示と実燃料残量とは一致する。更に燃
料が消費されると、大燃料タンク14と小燃料タンク1
5とは底面部が連結管16で連通されており、しかも底面
が同一レベルとなっているので、両タンク14,15の燃料
は合体して両液面は同時に下がってゆき、両タンク14,1
5の燃料が消費されてフロート1が空量指示燃料液面B
の位置に至れば指針3はE(空量)を指示する。上記作
動において従来の1燃料タンクの場合、フロート1が燃
料液面DからBに至る間の燃料量は全燃料量の1/2より
少ないが、二連式の当該燃料タンク装置では小燃料タン
ク15から全燃料量の1/2に不足する分の燃料量が補給
されてV2+V3=(V1+V2+V3)/2となるため、指針3の1
/2指示と燃料液面DB間の燃料保有量とが一致すること
になる。
また、本考案では燃料タンクを2個備え機体10の左右
に配置したことにより、機体の一側に偏位して1個の燃
料タンクが設けられた従来の農業用車輌に比べ、燃料の
増減による機体バランスの変動が少ないため操縦性が向
上し、また従来の燃料タンク1個のものより燃料タンク
の総容量を増加できるため、1回の燃料補給による作業
時間の延長をはかることができる。そして両燃料タンク
の底面はミッションケースの最下面より上位に位置され
た上、クッションゴムを介してプロテクトカバーで保護
され、またドレンプラグもタンクブラケットの直後にあ
って頭部がタンクブラケットの下面より上位に納められ
ているため、作業中障害物が燃料タンクやドレンプラグ
に衝突してこれらを破損させるといった事故に対して安
全性が高い。
また、従来のドレンプラグでは、燃料タンクのプロテク
トカバーの内側にドレンプラグの頭部が内没され、かつ
プロテクトカバーには工具を差込む大形のドレン抜き孔
が穿設された構造であったため、作業者は機体の下にも
ぐってドレンプラグの位置を確認し、ボックッスレンチ
のような大形の工具を用いてドレンプラグを外しドレン
抜きをしなければならず、また、大形のプロテクトカバ
ーのドレン抜き孔には農作物がひっかかり易く、孔の縁
で農作物の葉や茎を切断し、切断した葉や茎がプロテク
トカバー内につまるという不具合があったが、前記実施
例のドレンプラグでは、プロテクトカバーに穿設された
ドレンプラグ孔をふさぐ形でプロテクトカバーの頭部が
突出しているから、ドレンプラグを目視して容易にスパ
ナ等の普通工具でドレン抜き等の整備を行うことがで
き、かつプロテクトカバーのドレンプラグ孔によって農
作物を切断する等の被害が防止される。
さらに、従来の燃料タンクのエア抜きは、エア抜き管を
燃料注入口付近に接続し、燃料注入口からエア抜きする
構造となっているため、燃料注入時燃料注入口から同時
にエアが抜ける結果エア抜けが円滑に行われず、給油時
間が多くかかり、かつ燃料の吹きこぼれ等の不都合が生
じていたが、前記実施例では大小両燃料タンクの各エア
抜き管を夫々左右の各幌支柱内に開口したため、エアが
一方的に外部へ放出されることによってエアが抜け易
く、給油能率が向上し、かつ燃料臭気を直接作業者が吸
う心配が除かれる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、フロートの上下に
連動して燃料計パネルの指針が回動するフロート式燃料
計を備えた農業用車輌等の燃料タンク装置において、底
面を同一レベルとした大小2個の燃料タンクを、底面部
で互に連通して設け、大燃料タンクに設けたフロートに
連動して燃料計パネルの指針が1/2を指示した時の大燃
料タンクの残量液面と、小燃料タンクの満量液面となる
上面とを同一レベルの位置に設けると共に、両燃料タン
クの各容量を上記指針が1/2を指示した時の大燃料タン
クの燃料残量と小燃料タンクの燃料容量との和が、両燃
料タンクの全容量の略1/2となるように配分設定したこ
とにより、燃料計パネルの指針が1/2を指示した後は大
燃料タンクと小燃料タンクの燃料が合体して消費される
ので、燃料計パネルの指針の満量(F)、1/2、空量(E)指
示と燃料タンク内の実燃料保有量とを従来より正確に一
致させることができると共に、燃料タンク1個の従来の
農業用車輌より燃料タンクの総容量を増加でき、1回の
燃料補給により作業時間の延長をはかることができる。
また、2個の燃料タンクを機体の左右両側に配置したこ
とにより、燃料の増減による機体バランスの変動が少な
く、操縦性が向上する等の実用的効果を奏するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の実施例を示す図で、第1図
は本考案を適用したトラクターの要部正面図、第2図は
当該燃料タンク装置の正面図、第3図は同上トラクター
の要部右側面図、第4図は同上トラクターの要部左側面
図、第5図は大燃料タンクの詳細側面図、第6図は同上
タンクの正面図、第7図は同上タンクの要部縦断面図、
第8図は第7図のA−A線矢視図、第9図は燃料タンク
の作用を説明する要部縦断面図、第10図は同作用を説
明する燃料計パネルの平面図である。 2……燃料計パネル、3……指針、10……トラクター
機体、12……ミッションケース、14……大燃料タン
ク、15……小燃料タンク、16……連結管、19,2
0……エア抜き管、23,24……幌支柱、26……プ
ロテクトカバー、28……タンクブラケット、30……
ドレンプラグ、31……ドレンプラグ孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロートの上下に連動して燃料計パネルの
    指針が回動するフロート式燃料計を備えた農業用車輌等
    の燃料タンク装置において、底面を同一レベルとした大
    小2個の燃料タンクを、底面部で互に連通して設け、大
    燃料タンクに設けたフロートに連動して燃料計パネルの
    指針が1/2を指示した時の大燃料タンクの残量液面と、
    小燃料タンクの満量液面となる上面とを同一レベルの位
    置に設けると共に、両燃料タンクの各容量を上記指針が
    1/2を指示した時の大燃料タンクの燃料残量と小燃料タ
    ンクの燃料容量との和が、両燃料タンクの全容量の略1/
    2となるように配分設定したことを特徴とする農業用車
    輌等の燃料タンク装置。
  2. 【請求項2】前記2個の燃料タンクは、機体の左右両側
    に配置したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の農業用車輌等の燃料タンク装置。
JP1986093647U 1986-06-19 1986-06-19 農業用車輌等の燃料タンク装置 Expired - Lifetime JPH0612989Y2 (ja)

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JPS6324U JPS6324U (ja) 1988-01-05
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