JPH06129988A - 細胞内atpの測定装置 - Google Patents
細胞内atpの測定装置Info
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- JPH06129988A JPH06129988A JP30310792A JP30310792A JPH06129988A JP H06129988 A JPH06129988 A JP H06129988A JP 30310792 A JP30310792 A JP 30310792A JP 30310792 A JP30310792 A JP 30310792A JP H06129988 A JPH06129988 A JP H06129988A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M47/00—Means for after-treatment of the produced biomass or of the fermentation or metabolic products, e.g. storage of biomass
- C12M47/06—Hydrolysis; Cell lysis; Extraction of intracellular or cell wall material
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M41/00—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation
- C12M41/46—Means for regulation, monitoring, measurement or control, e.g. flow regulation of cellular or enzymatic activity or functionality, e.g. cell viability
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- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By The Use Of Chemical Reactions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 測定試料についての前処理や抽出操作を測定
者の手作業によることなく自動的に行なわせて、その体
細胞と微生物細胞の両方のATP量を測定者による誤差
を生じることなく、容易且つ短時間で測定することがで
きる細胞内ATP測定装置を提供することである。 【構成】 全細胞用抽出セル28、体細胞用抽出セル2
9と、これらセル28、29に細胞懸濁液5を供給する
手段と、供給される細胞懸濁液5に全細胞用抽出試薬
3、体細胞用抽出試薬4を注入する手段と、得られた全
細胞抽出液及び体細胞抽出液に発光試薬1を注入する手
段と、全細胞抽出液及び体細胞抽出液の発光光量を検出
する化学発光検出器30と、コンピュータ32とを備
え、コンピュータ32で各部の操作を制御させた。 【効果】 測定者の手作業が不要になり、目的を達成す
ることができる。
者の手作業によることなく自動的に行なわせて、その体
細胞と微生物細胞の両方のATP量を測定者による誤差
を生じることなく、容易且つ短時間で測定することがで
きる細胞内ATP測定装置を提供することである。 【構成】 全細胞用抽出セル28、体細胞用抽出セル2
9と、これらセル28、29に細胞懸濁液5を供給する
手段と、供給される細胞懸濁液5に全細胞用抽出試薬
3、体細胞用抽出試薬4を注入する手段と、得られた全
細胞抽出液及び体細胞抽出液に発光試薬1を注入する手
段と、全細胞抽出液及び体細胞抽出液の発光光量を検出
する化学発光検出器30と、コンピュータ32とを備
え、コンピュータ32で各部の操作を制御させた。 【効果】 測定者の手作業が不要になり、目的を達成す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、細胞内のATP量を生
物化学発光を利用して測定する測定装置に関し、詳しく
は測定試料の体細胞と微生物細胞の両方のATP量を測
定できる測定装置に関する。
物化学発光を利用して測定する測定装置に関し、詳しく
は測定試料の体細胞と微生物細胞の両方のATP量を測
定できる測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、食品などの雑菌による汚染を測定
する方法として、発光試薬にルシェフェラーゼ及びルシ
ェフェリンを用いた生物化学発光法による細胞内ATP
の測定が行なわれるようになっている。この方法は、菌
体などの微生物の細胞に必ず含まれるATP(アデノシ
ン三リン酸)を抽出試薬により細胞外に抽出し、生物化
学発光法によりATP量を測定して、微生物量を求める
ものである。
する方法として、発光試薬にルシェフェラーゼ及びルシ
ェフェリンを用いた生物化学発光法による細胞内ATP
の測定が行なわれるようになっている。この方法は、菌
体などの微生物の細胞に必ず含まれるATP(アデノシ
ン三リン酸)を抽出試薬により細胞外に抽出し、生物化
学発光法によりATP量を測定して、微生物量を求める
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、食肉や原乳
などの食品中には、微生物細胞以外に動物の体細胞や白
血球などの細胞が同時に存在し、そのままでは微生物由
来のATPだけを測定することができない。そこで、微
生物由来のATPだけやこれと体細胞のATPを別々に
測定する場合には、前処理や抽出操作を行なう必要があ
る。
などの食品中には、微生物細胞以外に動物の体細胞や白
血球などの細胞が同時に存在し、そのままでは微生物由
来のATPだけを測定することができない。そこで、微
生物由来のATPだけやこれと体細胞のATPを別々に
測定する場合には、前処理や抽出操作を行なう必要があ
る。
【0004】即ち、測定試料の微生物細胞と体細胞のA
TPを別々に測定する場合、測定試料から微生物細胞及
び体細胞からなる全細胞のATPを抽出して、全細胞の
ATP量を測定する一方、測定試料から体細胞のATP
のみを抽出して体細胞のATP量を測定し、この両者の
差し引きにより微生物細胞のATP量を求める。或いは
微生物細胞だけのATPを測定する場合は、測定試料か
ら全細胞のATPを抽出し、アピラーゼなどのATP分
解酵素により体細胞のATPを分解して、微生物細胞由
来のATPだけを残し、そこから微生物細胞のATPを
抽出して、微生物細胞のATP量を測定する方法があ
る。
TPを別々に測定する場合、測定試料から微生物細胞及
び体細胞からなる全細胞のATPを抽出して、全細胞の
ATP量を測定する一方、測定試料から体細胞のATP
のみを抽出して体細胞のATP量を測定し、この両者の
差し引きにより微生物細胞のATP量を求める。或いは
微生物細胞だけのATPを測定する場合は、測定試料か
ら全細胞のATPを抽出し、アピラーゼなどのATP分
解酵素により体細胞のATPを分解して、微生物細胞由
来のATPだけを残し、そこから微生物細胞のATPを
抽出して、微生物細胞のATP量を測定する方法があ
る。
【0005】しかしながら、従来は、これらの前処理や
抽出操作が手作業によっており、煩雑であるばかりでな
く、測定者による誤差も生じ易く、又測定に時間がかか
るなどの欠点があった。
抽出操作が手作業によっており、煩雑であるばかりでな
く、測定者による誤差も生じ易く、又測定に時間がかか
るなどの欠点があった。
【0006】本発明の目的は、測定試料についての前処
理や抽出操作を測定者の手作業によることなく自動的に
行なわせて、その体細胞と微生物細胞の両方のATP量
を測定者による誤差を生じることなく、容易且つ短時間
で測定することができる細胞内ATP測定装置を提供す
ることである。
理や抽出操作を測定者の手作業によることなく自動的に
行なわせて、その体細胞と微生物細胞の両方のATP量
を測定者による誤差を生じることなく、容易且つ短時間
で測定することができる細胞内ATP測定装置を提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
測定装置にて達成される。要約すれば本発明は、体細胞
及び微生物細胞を含有した細胞懸濁液から前記体細胞及
び微生物細胞からなる全細胞のATPを全細胞用抽出試
薬により抽出する全細胞用抽出セルと、前記細胞懸濁液
から前記体細胞のATPを体細胞用抽出試薬により抽出
する体細胞用抽出セルと、前記細胞懸濁液を前記全細胞
用抽出セル及び体細胞用抽出セルに供給する細胞懸濁液
供給手段と、前記全細胞用抽出セル及び体細胞用抽出セ
ルに供給される細胞懸濁液に、それぞれ全細胞用抽出試
薬及び体細胞用抽出試薬を注入する試薬注入手段と、前
記抽出により得られた全細胞抽出液及び体細胞抽出液
に、それぞれ発光試薬を注入する発光試薬注入手段と、
前記発光試薬が注入された全細胞抽出液及び体細胞抽出
液の発光量から、それぞれ全細胞のATP量及び体細胞
のATP量を検出する化学発光検出器とを備えたことを
特徴とする細胞内ATPの測定装置である。
測定装置にて達成される。要約すれば本発明は、体細胞
及び微生物細胞を含有した細胞懸濁液から前記体細胞及
び微生物細胞からなる全細胞のATPを全細胞用抽出試
薬により抽出する全細胞用抽出セルと、前記細胞懸濁液
から前記体細胞のATPを体細胞用抽出試薬により抽出
する体細胞用抽出セルと、前記細胞懸濁液を前記全細胞
用抽出セル及び体細胞用抽出セルに供給する細胞懸濁液
供給手段と、前記全細胞用抽出セル及び体細胞用抽出セ
ルに供給される細胞懸濁液に、それぞれ全細胞用抽出試
薬及び体細胞用抽出試薬を注入する試薬注入手段と、前
記抽出により得られた全細胞抽出液及び体細胞抽出液
に、それぞれ発光試薬を注入する発光試薬注入手段と、
前記発光試薬が注入された全細胞抽出液及び体細胞抽出
液の発光量から、それぞれ全細胞のATP量及び体細胞
のATP量を検出する化学発光検出器とを備えたことを
特徴とする細胞内ATPの測定装置である。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の細胞内ATPの測定装置の
一実施例を示す構成図である。本発明の測定装置は、全
細胞用抽出セル28、体細胞用抽出セル29及び化学発
光検出器30を備えている。
一実施例を示す構成図である。本発明の測定装置は、全
細胞用抽出セル28、体細胞用抽出セル29及び化学発
光検出器30を備えている。
【0009】全細胞用抽出セル28には、ポンプ12に
より全細胞用抽出試薬3を輸送する流路19が接続さ
れ、体細胞用抽出セル29には、ポンプ13により体細
胞用抽出試薬4を輸送する流路20が接続され、これら
の流路19、20には、試料容器5a内に収容された体
細胞及び微生物細胞を含有する細胞懸濁液5をポンプ1
1により輸送する流路21が、これに直列に設けられた
インジェクタ26、27を介してそれぞれ接続されてい
る。
より全細胞用抽出試薬3を輸送する流路19が接続さ
れ、体細胞用抽出セル29には、ポンプ13により体細
胞用抽出試薬4を輸送する流路20が接続され、これら
の流路19、20には、試料容器5a内に収容された体
細胞及び微生物細胞を含有する細胞懸濁液5をポンプ1
1により輸送する流路21が、これに直列に設けられた
インジェクタ26、27を介してそれぞれ接続されてい
る。
【0010】化学発光検出器30の試料導入側には短い
流路22が接続され、この流路22の他端に、ポンプ6
によりキャリア液2を輸送する流路15と、ポンプ10
により同じくキャリア液2を輸送する流路16が接続さ
れている。流路15と16とは同長とされ、流路22は
できるだけ短くされている。発光検出器30の出力側に
は、増幅器31を介してコンピュータ32が接続されて
いる。コンピュータ32は、発光検出器30で検出され
た発光光量の検出信号に基づきATP量を算出すると共
に、装置各部の操作を自動制御している。
流路22が接続され、この流路22の他端に、ポンプ6
によりキャリア液2を輸送する流路15と、ポンプ10
により同じくキャリア液2を輸送する流路16が接続さ
れている。流路15と16とは同長とされ、流路22は
できるだけ短くされている。発光検出器30の出力側に
は、増幅器31を介してコンピュータ32が接続されて
いる。コンピュータ32は、発光検出器30で検出され
た発光光量の検出信号に基づきATP量を算出すると共
に、装置各部の操作を自動制御している。
【0011】この一方のキャリア液流路15には、試薬
容器1a内に収容された発光試薬1をポンプ7により輸
送する流路7がインジェクタ23を介して接続され、他
方のキャリア流路16には、これに直列に設けられたイ
ンジェクタ24、25を介して、それぞれ全細胞抽出用
セル28、体細胞抽出用セル29からの流路18、19
が接続されている。これら流路18、19は、それぞれ
ポンプ9、8によりセル28、29の抽出液を輸送す
る。
容器1a内に収容された発光試薬1をポンプ7により輸
送する流路7がインジェクタ23を介して接続され、他
方のキャリア流路16には、これに直列に設けられたイ
ンジェクタ24、25を介して、それぞれ全細胞抽出用
セル28、体細胞抽出用セル29からの流路18、19
が接続されている。これら流路18、19は、それぞれ
ポンプ9、8によりセル28、29の抽出液を輸送す
る。
【0012】発光試薬1には、1U/mlの蛍光ルシェ
フェラーゼと、0.1mMのルシェフェリンと、10m
Mの硫酸マグネシウムと、1mMのEDTAを含んだP
H7.75のHEPES緩衝液を、キャリア液2には、
15mMの硫酸マグネシウムと、1mMのEDTAを含
んだPH7.75のHEPES緩衝液を、全細胞抽出用
試薬3には、0.1%のセチルトリメチルアンモニウム
クロライド(CTAC)と、10mMのEDTAを含ん
だPH7.75のHEPES緩衝液を、体細胞抽出用試
薬4には、0.1%のトリトンX−100(商標名。米
国ペンシルバニア州フィラデルフィアのロームアンドハ
ース社製)と、10mMのEDTAを含んだPH7.7
5のHEPES緩衝液を使用した。
フェラーゼと、0.1mMのルシェフェリンと、10m
Mの硫酸マグネシウムと、1mMのEDTAを含んだP
H7.75のHEPES緩衝液を、キャリア液2には、
15mMの硫酸マグネシウムと、1mMのEDTAを含
んだPH7.75のHEPES緩衝液を、全細胞抽出用
試薬3には、0.1%のセチルトリメチルアンモニウム
クロライド(CTAC)と、10mMのEDTAを含ん
だPH7.75のHEPES緩衝液を、体細胞抽出用試
薬4には、0.1%のトリトンX−100(商標名。米
国ペンシルバニア州フィラデルフィアのロームアンドハ
ース社製)と、10mMのEDTAを含んだPH7.7
5のHEPES緩衝液を使用した。
【0013】尚、全細胞用抽出試薬3には、陽イオン性
界面活性剤又は両イオン性界面活性剤を使用することが
でき、体細胞用抽出試薬4には、非イオン性界面活性剤
を使用することができる。
界面活性剤又は両イオン性界面活性剤を使用することが
でき、体細胞用抽出試薬4には、非イオン性界面活性剤
を使用することができる。
【0014】測定試料である体細胞及び微生物細胞を含
んだ細胞懸濁液5は、ポンプ11により容器5aから流
路21を通って輸送して、インジェクタ26、次いで2
7に導入され、それぞれのインジェクタ26、27によ
り細胞懸濁液5が50μlづつ流路19、20に注入さ
れる。同時にポンプ12により全細胞用抽出試薬3を流
路19を通って流し、流路19に注入された上記の細胞
懸濁液5を輸送して、50μlの細胞懸濁液5を含んだ
抽出試薬3が450μl、全細胞抽出用セル28に導入
される。更にこれと同時に同様にして、ポンプ13によ
り体細胞用抽出試薬4を流路20を通って流し、流路2
0に注入された上記の細胞懸濁液5を輸送して、50μ
lの細胞懸濁液5を含んだ抽出試薬4が450μl、体
細胞抽出用セル29に導入される。
んだ細胞懸濁液5は、ポンプ11により容器5aから流
路21を通って輸送して、インジェクタ26、次いで2
7に導入され、それぞれのインジェクタ26、27によ
り細胞懸濁液5が50μlづつ流路19、20に注入さ
れる。同時にポンプ12により全細胞用抽出試薬3を流
路19を通って流し、流路19に注入された上記の細胞
懸濁液5を輸送して、50μlの細胞懸濁液5を含んだ
抽出試薬3が450μl、全細胞抽出用セル28に導入
される。更にこれと同時に同様にして、ポンプ13によ
り体細胞用抽出試薬4を流路20を通って流し、流路2
0に注入された上記の細胞懸濁液5を輸送して、50μ
lの細胞懸濁液5を含んだ抽出試薬4が450μl、体
細胞抽出用セル29に導入される。
【0015】全細胞用抽出セル28に導入された細胞懸
濁液5及び全細胞用抽出試薬3は、セル28に具備され
た撹拌子により60秒間撹拌して、細胞懸濁液5中の体
細胞及び微生物細胞の両方の細胞である全細胞からAT
Pが抽出される。同様に、体細胞抽出用セル29に導入
された細胞懸濁液5及び体細胞用抽出試薬4は、セル2
9に具備された撹拌子により60秒間撹拌して、細胞懸
濁液5中の体細胞だけからATPが抽出される。
濁液5及び全細胞用抽出試薬3は、セル28に具備され
た撹拌子により60秒間撹拌して、細胞懸濁液5中の体
細胞及び微生物細胞の両方の細胞である全細胞からAT
Pが抽出される。同様に、体細胞抽出用セル29に導入
された細胞懸濁液5及び体細胞用抽出試薬4は、セル2
9に具備された撹拌子により60秒間撹拌して、細胞懸
濁液5中の体細胞だけからATPが抽出される。
【0016】全細胞用抽出セル28で全細胞のATPを
抽出した全細胞抽出液は、ポンプ9により流路18を通
して輸送してインジェクタ24に導入され、同時にポン
プ7により容器1a内の発光試薬1が流路14を通って
輸送してインジェクタ23に導入される。次いでポンプ
6、ポンプ10によりキャリア液2をそれぞれの流路1
5、16を通って0.5ml/分の流量で流し、インジ
ェクタ23、24の流路を切換えることにより、上記の
インジェクタ23に導入された発光試薬1、インジェク
タ24に導入された全細胞抽出液を、それぞれ流路1
5、16のキャリア液2の流れ中に同時に50μl注入
する。
抽出した全細胞抽出液は、ポンプ9により流路18を通
して輸送してインジェクタ24に導入され、同時にポン
プ7により容器1a内の発光試薬1が流路14を通って
輸送してインジェクタ23に導入される。次いでポンプ
6、ポンプ10によりキャリア液2をそれぞれの流路1
5、16を通って0.5ml/分の流量で流し、インジ
ェクタ23、24の流路を切換えることにより、上記の
インジェクタ23に導入された発光試薬1、インジェク
タ24に導入された全細胞抽出液を、それぞれ流路1
5、16のキャリア液2の流れ中に同時に50μl注入
する。
【0017】これにより、発光試薬1はキャリア2の流
れにより輸送されて流路15内を流れ、全細胞抽出液は
キャリア2の流れにより輸送されて流路16内を流れて
流路22に入り、流路22内を流れる間に全細胞抽出液
と発光試薬1が混合して、全細胞抽出液が生物化学発光
反応により発光する。流路22は上述したようにできる
だけ短くされており、発光した全細胞抽出液は、流路2
2を通って直ちに化学発光検出器30に導入され、発光
検出器30により発光光量が検出される。
れにより輸送されて流路15内を流れ、全細胞抽出液は
キャリア2の流れにより輸送されて流路16内を流れて
流路22に入り、流路22内を流れる間に全細胞抽出液
と発光試薬1が混合して、全細胞抽出液が生物化学発光
反応により発光する。流路22は上述したようにできる
だけ短くされており、発光した全細胞抽出液は、流路2
2を通って直ちに化学発光検出器30に導入され、発光
検出器30により発光光量が検出される。
【0018】この発光光量の検出信号は、生物化学発光
に関与したATPの量に対応しているので、その検出信
号のピーク高さ又は積分値を測定して、ATP量既知の
標準試料について測定しておいた値と比較すれば、全細
胞抽出液のATP量が求まる。そこで、検出された発光
光量の検知信号をアンプ31により増幅した後、コンピ
ュータ32に入力し、コンピュータ32により上記の方
法に基づき全細胞抽出液のATP量を算出して求める。
に関与したATPの量に対応しているので、その検出信
号のピーク高さ又は積分値を測定して、ATP量既知の
標準試料について測定しておいた値と比較すれば、全細
胞抽出液のATP量が求まる。そこで、検出された発光
光量の検知信号をアンプ31により増幅した後、コンピ
ュータ32に入力し、コンピュータ32により上記の方
法に基づき全細胞抽出液のATP量を算出して求める。
【0019】体細胞抽出液のATP量の測定もこれに準
じて行なわれ、体細胞用抽出セル29で体細胞だけのA
TPを抽出した体細胞抽出液を、ポンプ9により流路1
8を通して輸送してインジェクタ25に導入し、同時に
ポンプ7により容器1a内の発光試薬1を流路14を通
って輸送してインジェクタ23に導入し、次いでポンプ
6、ポンプ10によりキャリア液2をそれぞれの流路1
5、16を通って0.5ml/分の流量で流し、インジ
ェクタ23、24の流路を切換えて、発光試薬1、体細
胞抽出液をそれぞれ流路15、16のキャリア液2の流
れ中に同時に50μl注入する。
じて行なわれ、体細胞用抽出セル29で体細胞だけのA
TPを抽出した体細胞抽出液を、ポンプ9により流路1
8を通して輸送してインジェクタ25に導入し、同時に
ポンプ7により容器1a内の発光試薬1を流路14を通
って輸送してインジェクタ23に導入し、次いでポンプ
6、ポンプ10によりキャリア液2をそれぞれの流路1
5、16を通って0.5ml/分の流量で流し、インジ
ェクタ23、24の流路を切換えて、発光試薬1、体細
胞抽出液をそれぞれ流路15、16のキャリア液2の流
れ中に同時に50μl注入する。
【0020】そしてキャリア2により発光試薬1、体細
胞抽出液をそれぞれ流路15、16内を輸送して流路2
2に入れ、流路22内を流れる間に体細胞抽出液と発光
試薬1とを混合して生物化学発光反応により発光させ、
発光した体細胞抽出液を流路22を通って化学発光検出
器30に導入して発光光量を検出する。同様に、検出さ
れた発光光量の検知信号をアンプ31により増幅した
後、コンピュータ32に入力して、ATP量既知の標準
試料について測定しておいた値と比較して、体細胞抽出
液のATP量を算出する。
胞抽出液をそれぞれ流路15、16内を輸送して流路2
2に入れ、流路22内を流れる間に体細胞抽出液と発光
試薬1とを混合して生物化学発光反応により発光させ、
発光した体細胞抽出液を流路22を通って化学発光検出
器30に導入して発光光量を検出する。同様に、検出さ
れた発光光量の検知信号をアンプ31により増幅した
後、コンピュータ32に入力して、ATP量既知の標準
試料について測定しておいた値と比較して、体細胞抽出
液のATP量を算出する。
【0021】上記の体細胞抽出液には、体細胞由来のA
TPしか抽出されていないので、この体細胞抽出液のA
TP量が体細胞のATP量である。又全細胞抽出液に
は、体細胞と微生物細胞の両方のATPが抽出されてい
るので、先に測定された全細胞抽出液のATP量が体細
胞と微生物細胞の両方のATP量であり、この全細胞抽
出液のATP量から体細胞抽出液のATP量を差し引い
た値が、微生物細胞の由来のATP量となる。これらの
計算は全てコンピュータ32で行なわれる。
TPしか抽出されていないので、この体細胞抽出液のA
TP量が体細胞のATP量である。又全細胞抽出液に
は、体細胞と微生物細胞の両方のATPが抽出されてい
るので、先に測定された全細胞抽出液のATP量が体細
胞と微生物細胞の両方のATP量であり、この全細胞抽
出液のATP量から体細胞抽出液のATP量を差し引い
た値が、微生物細胞の由来のATP量となる。これらの
計算は全てコンピュータ32で行なわれる。
【0022】以上のように、本発明の測定装置によれ
ば、1つの細胞懸濁液について体細胞と微生物細胞に由
来するATP量を同時に測定することができる。又装置
各部の操作がコンピュータ32により自動制御されてい
るので、測定者の手作業による煩雑な前処理や抽出操作
が不要になるばかりでなく、これら抽出操作等の測定操
作が非常に短時間ででき、測定試料の細胞懸濁液5の導
入から、2つの抽出試薬3、4による全細胞ATP、体
細胞ATPの抽出、各抽出液の測定までに要する時間は
トータルで約3分で済む。更に測定者による誤差を生じ
ることなく、容易に正確に測定することができるのはい
うまでもない。
ば、1つの細胞懸濁液について体細胞と微生物細胞に由
来するATP量を同時に測定することができる。又装置
各部の操作がコンピュータ32により自動制御されてい
るので、測定者の手作業による煩雑な前処理や抽出操作
が不要になるばかりでなく、これら抽出操作等の測定操
作が非常に短時間ででき、測定試料の細胞懸濁液5の導
入から、2つの抽出試薬3、4による全細胞ATP、体
細胞ATPの抽出、各抽出液の測定までに要する時間は
トータルで約3分で済む。更に測定者による誤差を生じ
ることなく、容易に正確に測定することができるのはい
うまでもない。
【0023】本発明の測定装置による測定例について説
明する。
明する。
【0024】実施例1 体細胞としてマウスの肺細胞を、微生物細胞として酵母
菌を含有した細胞懸濁液について、図1の測定装置を用
いてその体細胞及び微生物細胞のATP量を測定した。
細胞懸濁液の肺細胞の量は2.3×104 個/mlと
し、酵母菌の量は0〜1.7×107 個/mlの範囲で
変化させた。測定操作は上述した通りである。
菌を含有した細胞懸濁液について、図1の測定装置を用
いてその体細胞及び微生物細胞のATP量を測定した。
細胞懸濁液の肺細胞の量は2.3×104 個/mlと
し、酵母菌の量は0〜1.7×107 個/mlの範囲で
変化させた。測定操作は上述した通りである。
【0025】
【表1】
【0026】表1に示されるように、体細胞抽出液のA
TP量(B)はほぼ一定値であり、試料に含まれる肺細
胞量が一定であることと良く一致している。又微生物細
胞のATP量((A)−(B))は、試料の酵母菌量に
比例している。これから明らかなように、本発明による
図1の測定装置によれば、短時間に精度良く微生物細胞
である酵母菌のATP量と体細胞である肺細胞のATP
量とを、別々に測定できていることが分る。更に肺細胞
及び酵母菌の量とATP量の関係を予め求めておけば、
ATP量の測定によりそれらの細胞数を換算により求め
ることができるのが分る。
TP量(B)はほぼ一定値であり、試料に含まれる肺細
胞量が一定であることと良く一致している。又微生物細
胞のATP量((A)−(B))は、試料の酵母菌量に
比例している。これから明らかなように、本発明による
図1の測定装置によれば、短時間に精度良く微生物細胞
である酵母菌のATP量と体細胞である肺細胞のATP
量とを、別々に測定できていることが分る。更に肺細胞
及び酵母菌の量とATP量の関係を予め求めておけば、
ATP量の測定によりそれらの細胞数を換算により求め
ることができるのが分る。
【0027】実施例2 体細胞としてマウスの肺細胞を、微生物細胞として大腸
菌を含有した細胞懸濁液について、図1の測定装置を用
いてその体細胞及び微生物細胞のATP量を測定した。
細胞懸濁液の大腸菌の量は7.5×106 個/mlと
し、肺細胞の量は0〜7.7×104 個/mlの範囲で
変化させた。測定操作は上述した通りである。得られた
結果を表2に示す。
菌を含有した細胞懸濁液について、図1の測定装置を用
いてその体細胞及び微生物細胞のATP量を測定した。
細胞懸濁液の大腸菌の量は7.5×106 個/mlと
し、肺細胞の量は0〜7.7×104 個/mlの範囲で
変化させた。測定操作は上述した通りである。得られた
結果を表2に示す。
【0028】
【表2】
【0029】表2に示すように、試料の肺細胞量と体細
胞抽出液のATP量(B)は良好な比例関係にあり、肺
細胞のATP量が定量的に測定できていることが分る。
又微生物細胞のATP量((A)−(B))はほぼ一定
値であり、試料に含まれる大腸菌量が一定であることと
良く一致している。このように、本発明による図1の測
定装置によれば、短時間に精度良く微生物細胞である大
腸菌のATP量と体細胞である肺細胞のATP量とを、
別々に測定できていることが分る。更に肺細胞及び大腸
菌の量とATP量の関係を予め求めておけば、ATP量
の測定によりそれらの細胞数を換算により求めることが
できるのが分る。
胞抽出液のATP量(B)は良好な比例関係にあり、肺
細胞のATP量が定量的に測定できていることが分る。
又微生物細胞のATP量((A)−(B))はほぼ一定
値であり、試料に含まれる大腸菌量が一定であることと
良く一致している。このように、本発明による図1の測
定装置によれば、短時間に精度良く微生物細胞である大
腸菌のATP量と体細胞である肺細胞のATP量とを、
別々に測定できていることが分る。更に肺細胞及び大腸
菌の量とATP量の関係を予め求めておけば、ATP量
の測定によりそれらの細胞数を換算により求めることが
できるのが分る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の細胞内A
TPの測定装置によれば、食肉、魚肉、原乳など微生物
細胞と体細胞が混在する試料について、測定者の手作業
による面倒な前処理や抽出操作を要することなく、短時
間に精度良く自動的に微生物細胞と体細胞のATP量を
別々に測定することができる。従ってこれらの食品の雑
菌汚染の管理や原乳中の微生物量と白血球量の同時測定
などにも応用が可能である。
TPの測定装置によれば、食肉、魚肉、原乳など微生物
細胞と体細胞が混在する試料について、測定者の手作業
による面倒な前処理や抽出操作を要することなく、短時
間に精度良く自動的に微生物細胞と体細胞のATP量を
別々に測定することができる。従ってこれらの食品の雑
菌汚染の管理や原乳中の微生物量と白血球量の同時測定
などにも応用が可能である。
【図1】本発明の測定装置の一実施例を示す構成図であ
る。
る。
1 発光試薬 2 キャリア液 3 全細胞用抽出試薬 4 体細胞用抽出試薬 5 細胞懸濁液 6〜13 ポンプ 14〜22 流路 23〜27 インジェクタ 28 全細胞用抽出セル 29 体細胞用抽出セル 30 化学発光検出器 31 アンプ 32 コンピュータ
Claims (1)
- 【請求項1】 体細胞及び微生物細胞を含有した細胞懸
濁液から前記体細胞及び微生物細胞からなる全細胞のA
TPを全細胞用抽出試薬により抽出する全細胞用抽出セ
ルと、前記細胞懸濁液から前記体細胞のATPを体細胞
用抽出試薬により抽出する体細胞用抽出セルと、前記細
胞懸濁液を前記全細胞用抽出セル及び体細胞用抽出セル
に供給する細胞懸濁液供給手段と、前記全細胞用抽出セ
ル及び体細胞用抽出セルに供給される細胞懸濁液に、そ
れぞれ全細胞用抽出試薬及び体細胞用抽出試薬を注入す
る試薬注入手段と、前記抽出により得られた全細胞抽出
液及び体細胞抽出液に、それぞれ発光試薬を注入する発
光試薬注入手段と、前記発光試薬が注入された全細胞抽
出液及び体細胞抽出液の発光量から、それぞれ全細胞の
ATP量及び体細胞のATP量を検出する化学発光検出
器とを備えたことを特徴とする細胞内ATPの測定装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30310792A JPH06129988A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 細胞内atpの測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30310792A JPH06129988A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 細胞内atpの測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06129988A true JPH06129988A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17916976
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30310792A Pending JPH06129988A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | 細胞内atpの測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06129988A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7122333B2 (en) | 2001-11-21 | 2006-10-17 | Unitika Ltd. | Method and reagent for visually measuring ATP |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP30310792A patent/JPH06129988A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7122333B2 (en) | 2001-11-21 | 2006-10-17 | Unitika Ltd. | Method and reagent for visually measuring ATP |
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