JPH0613070U - ボルト締め型コネクタ - Google Patents

ボルト締め型コネクタ

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JPH0613070U
JPH0613070U JP5024492U JP5024492U JPH0613070U JP H0613070 U JPH0613070 U JP H0613070U JP 5024492 U JP5024492 U JP 5024492U JP 5024492 U JP5024492 U JP 5024492U JP H0613070 U JPH0613070 U JP H0613070U
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昭 長嶺
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日本エー・エム・ピー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】雄型コネクタと雌型コネクタとをボルトとナッ
トを利用して嵌合させる際に、過大なトルクがボルトに
作用した場合は、このボルトを破断させることによりコ
ネクタハウジングの破壊を防止し、しかも容易にこの破
断したボルトを取りはずせるボルト締め型コネクタを提
供する。 【構成】ボルトとナットとを用いて嵌合させるボルト締
め型コネクタにおいて、ボルト20に、互いに径の異な
る2つの頭部22、24を、互いに隣接して同軸に設
け、内側の頭部24より外側に、所定以上の荷重が加わ
えられたときに破断するくびれ部28を形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、1対のコネクタの嵌合をボルトとナットの締め付けにより行なうボ ルト締め型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
雄型コネクタと雌型コネクタとを互いに嵌合させることにより、電装品を相互 に接続するコネクタが従来から知られている。このコネクタは自動車に多く利用 されており、自動車に搭載される電装品の高度化、複雑化に伴い、電装品を相互 に接続するコネクタの極数が多くなるに伴い、一般にこのコネクタを嵌合するた めに必要な力も大きくなるため、作業者の手で雄型コネクタと雌型コネクタとを 互いに嵌合方向に押すことにより嵌合させることが困難または不可能となってい る。
【0003】 このため、雌型コネクタ及び雄型コネクタの一方にボルト、他方にナットを備 え、このボルトとナットとを互いに螺合させることにより、2つのコネクタを嵌 合させるボルト締め型コネクタが使用されている。ところが、このボルト締め型 コネクタでは、ボルトの締め付けが強過ぎる場合は、コネクタハウジングが破壊 するおそれがあるという問題がある。この問題を解決するために、ボルトに破断 くびれ部を備えたボルト締め型コネクタが考案された(実開昭60−875号公 報)。この従来のボルト締め型コネクタを図面を参照して説明する。
【0004】 図7は、従来のボルト締め型コネクタの雌型コネクタとボルトとを示す要部断 面図である。 このボルト締め型コネクタの雌型コネクタ10のハウジング12の中心部には 締め付けボルト14が備えられており、この締め付けボルト14が、図示しない 雄型コネクタに備えられたナットに螺合されることにより、雄型コネクタと雌型 コネクタとが嵌合される。さらに、このボルト14には、破断くびれ部14aが 形成されており、過大なトルクでボルトを締め付けた場合には、この破断くびれ 部14aが最初に破壊されるため、ハウジングの破壊が防止される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、上記従来のボルト締め型コネクタに過大なトルクが作用して、ボルト 14が破断くびれ部14aで破断した場合について説明する。 ボルト14は、座金16とボルトストッパ18とによってハウジング12に固 定されているため、破断くびれ部14で破断した場合は、ボルト14の抑えが効 かなくなり、ボルト頭部14b側はハウジング12から容易に外れる。
【0006】 一方、雄型コネクタに螺合した状態で残ったボルトを抜き取る作業は、特殊な 工具を用いて行なわれるため、容易ではないという問題がある。 本考案は、上記事情に鑑み、雄型コネクタと雌型コネクタとをボルトとナット を利用して嵌合させる際に、コネクタハウジングの破壊を防止し、しかも過大な トルクがボルトに作用してこのボルトが破断した場合、容易にこのボルトを取り はずせるボルト締め型コネクタを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案のボルト締め型コネクタは、 互いに嵌合する1対のコネクタのうちの一方のコネクタにボルトを備えると共 に、他方のコネクタに該ボルトと螺合するナットを備えたボルト締め型コネクタ において、このボルトが、互いに隣接して同軸に設けられた、互いに径の異なる 2つの頭部と、2つの頭部のうちの内側の頭部より外側に形成された、所定以上 の荷重が加わえられたときに破断する破断部とを備えたことを特徴とするもので ある。
【0008】 また、内側の頭部の径は、外側の頭部の径より大きい方が好ましい。 なお、上記所定荷重は、コネクタハウジングの破壊強度以下とすることにより 、ハウジングの破壊を防止する。
【0009】
【作用】
このボルト締め型コネクタを嵌合させる際に、所定以上の荷重がボルトに加え られた場合は、破断部が破断する。このボルトには、互いに径の異なる2つの頭 部が互いに隣接して同軸に備えられており、しかも、破断部は、この2つの頭部 のうちの内側の頭部より外側に形成されているため、上記破断部が破断した場合 は、外側の頭部だけがボルトから外れる。すなわち、内側の頭部はボルトから外 れずに接続されたままであるため、この内側の頭部を回転させることにより、容 易にこのボルトをコネクタから取り外すことができる。
【0010】 内側頭部の径が、外側頭部の径より大きい場合は、破断前より小さいトルクで このボルトをコネクタから取り外すことができる。
【0011】
【実施例】
次に、本考案の実施例を、図面を参照して説明する。 図1は本考案の第1実施例のボルト締め型コネクタに使用されるボルトの斜視 図、図2は図1に示すボルトの正面図である。 このボルトは、従来から知られている全てのボルト締め型コネクタに適用され 、例えば図7に示す雌型コネクタに備えられて使用される。
【0012】 ボルト20の上端部にはねじ部20aが形成されており、このねじ部20aに 頭部22が螺合することにより、頭部22と頭部24とが隣接して配置される。 また、頭部22にはフランジ22aが設けられている。ねじ部20aの外径はボ ルト軸26の径より小さくなっており、テーパ26aが形成されているため、フ ランジ22aと頭部24とは接触しない。また、ねじ部20aとボルト軸26と の境界から外側には、複数のくびれ部28(ねじ底に相当する)が形成されてお り、所定荷重以上の荷重が加えられたときには、このくびれ部28のいずれが破 断するようになっている。この所定荷重は、コネクタハウジングの破壊強度以下 となっており、ハウジングの破壊が防止されている。なお、本実施例では頭部2 2のサイズはM6、頭部24のサイズはM8となっている。
【0013】 ボルト20の下部にはねじ部20bが形成されており、このねじ部20bには 、図示しない雄型コネクタに備えられたナットが螺合される。また、ボルト軸2 6の中央部分には、図示しないボルトストッパを受容する溝20cが形成されて いる。尚、この溝をボルト軸26上の2ケ所に設け、一方はボルト保持ハウジン グ70(図6)のボルト保持腕(図示せず)と係合し、他方は雄型コネクタに取 付けた固定金具(図示せず)と係合するようにしてもよい。
【0014】 次に、このボルト20の頭部の製造方法について説明する。 ねじ部20aは、転造加工により形成することができる。この転造加工は、溝 の掘ってある平板又はロールの間に素材(本実施例ではボルト軸26)を入れて 、型やロールで加圧し、塑性変形によってねじや歯車などを成形する加工法であ り、ねじ部を安価に製造できる。頭部22は、ナットの製造と同様の公知の方法 により製造できる。また、図3に示すように、ねじ部20aの頂部20dを潰す ことにより、頭部22をボルト軸26に固着させても良い。この場合は、ねじ部 20aを形成しなくても頭部22をボルト軸26に固着できるが、頭部24より 外側に、くびれ部28を少なくとも1か所形成する。なお、ボルト軸26に頭部 22を固着する方法には、溶接、圧入、接着などの種々の方法がある。
【0015】 次に、このボルト20をコネクタの嵌合に使用する場合について説明する。 このボルト20を、例えば図7に示す雌型コネクタのハウジングに設け、図示 しない雄型コネクタのハウジングに、ねじ部20bに螺合するナットを設けるこ とにより、2つのコネクタを嵌合する。この嵌合の際に、例えばねじ部20bと ナットとが適切に螺合しないときは、作業者は大きなトルクを頭部22に作用さ せることがある。このような場合であっても、くびれ部28が耐えられる所定荷 重はコネクタハウジングの破壊強度以下となっているため、ハウジングが破壊す る前に、このくびれ部28から破断が開始されてねじ部20bが破断する。この ため、ハウジングの破壊を防止できる。また、くびれ部28が破断することによ り頭部22はボルト軸26から外れるが、頭部24が残っているため、この頭部 24をレンチ等で回転させることにより、ボルト20をハウジングから取り外す ことができる。しかも、この取り外しのための作業は、上述したように、頭部2 2のサイズはM6、頭部24のサイズはM8となっているため、嵌合の際よりも 容易に行える。従って、ねじ部20bとナットとが不適切に螺合しても、ボルト 20を容易に取外すことができる。
【0016】 上記の例は、ねじ部20bとナットとが適切に螺合しない場合について説明し たが、両者が適切に螺合してコネクタの嵌合が終了した後に、更に頭部22を回 転させてボルト20とナットとを無理に螺合させようとした場合も同様である。 次に、図4、図5を参照して、頭部22(図1参照)が挿入されるボルト軸2 6(図1参照)の端部形状の変形例について説明する。
【0017】 図4は、端部40を六角形とした例を示す。この端部40には、外側の頭部( 図示せず)が圧入される。また、所定以上の荷重で破断するくびれ部42も、六 角形に形成されている。 図5は、端部50を四角形とした例を示す。この端部50には、外側の頭部( 図示せず)が圧入される。また、所定以上の荷重で破断するくびれ部52も、四 角形に形成されている。
【0018】 図4、図5には、四角形と六角形の端部を示したが、本考案はこれに限定され ず、頭部が圧入される端部の形状には他の多角形をも含む。 次に、本考案の第2実施例について説明する。 図6は、第2実施例のボルト締め型コネクタの要部を示す一部断面図であり、 ボルト60の頭部近傍が切削加工により形成された例である。
【0019】 第1実施例では、頭部22がねじ止めされている(図1参照)が、本実施例で は1本の棒材から切削加工により、頭部62、フランジ62a、頭部64、くび れ部68等が形成されている。 このボルト60の頭部62、64は、ボルト保持ハウジング70に保持されて 、雌型コネクタハウジング80と図示しない雄型コネクタハウジングとを嵌合す るように構成されている。2つのコネクタハウジングが嵌合する際のボルト60 の作用は、第1実施例の場合と同様であるため、その説明は省略する。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のボルト締め型コネクタでは、1対のコネクタを 嵌合するボルトに、同軸に隣接して2つの頭部が備えられており、しかも所定以 上の荷重がこのボルトに加えられたときに破断する破断部が形成されているため 、ハウジングの破壊を防止でき、この破断部が破断された場合でも容易にボルト を取り外すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例のボルト締め型コネクタに
使用されるボルトの斜視図である。
【図2】図1に示すボルトの正面図である。
【図3】ねじ部の頂部を潰すことにより、頭部をボルト
軸に固着させた例を示す断面図である。
【図4】頭部が挿入されるボルト軸の端部形状の変形例
を示す斜視図である。
【図5】頭部が挿入されるボルト軸の端部形状の変形例
を示す斜視図である。
【図6】本考案の第2実施例のボルト締め型コネクタの
要部を示す一部断面図である。
【図7】従来のボルト締め型コネクタを示す要部断面図
である。
【符号の説明】
20 、60 ボルト 22、24、62、64 頭部 28、68 くびれ部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに嵌合する1対のコネクタのうちの
    一方のコネクタにボルトを備えると共に、他方のコネク
    タに該ボルトと螺合するナットを備えたボルト締め型コ
    ネクタにおいて、 前記ボルトが、 互いに隣接して同軸に設けられた、互いに径の異なる2
    つの頭部と、 前記2つの頭部のうちの内側の頭部より外側に形成され
    た、所定以上の荷重が加わえられたときに破断する破断
    部とを備えたことを特徴とするボルト締め型コネクタ。
JP1992050244U 1992-07-17 1992-07-17 ボルト締め型コネクタ Expired - Lifetime JP2594945Y2 (ja)

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JP2594945Y2 (ja) 1999-05-24

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