JPH0613081B2 - 高真空蒸発装置 - Google Patents

高真空蒸発装置

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JPH0613081B2
JPH0613081B2 JP12913685A JP12913685A JPH0613081B2 JP H0613081 B2 JPH0613081 B2 JP H0613081B2 JP 12913685 A JP12913685 A JP 12913685A JP 12913685 A JP12913685 A JP 12913685A JP H0613081 B2 JPH0613081 B2 JP H0613081B2
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evaporator
absorber
liquid
heating
heat
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忠昭 田尻
俊 吉川
高人 花房
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Kimura Chemical Plants Co Ltd
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Kimura Chemical Plants Co Ltd
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  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高真空下で水蒸気を発生させる濃縮、晶析など
のための諸装置に関し、とくに自己蒸気の持つ熱量を当
該装置の熱源として利用するヒートポンプに関するもの
である。
従来の技術 高真空、低温での蒸発装置においては、蒸発装置から発
生する水蒸気を排出除去しなければならない。従来この
水蒸気の排気に関しては、蒸発装置と真空発生装置との
接続管に凝縮器を設け、この凝縮器に冷媒を供給して間
接的に水蒸気を露点以下に冷却し、凝縮させて水として
除去する方法がとられ、あるいは、冷媒フロン(R−1
1)を使用した圧縮ヒートポンプ低温蒸発装置が開発さ
れている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、凝縮器型の蒸発装置にあっては、低温の
冷媒を得るためにチラーユニットが必要であり、この所
要動力が大きくさらに冷却水を多量に必要とする問題点
があった。また、冷媒(R−11)を使用する圧縮ヒー
トポンプ低温蒸発装置にあっては、冷媒温度が24℃以
下では冷媒の蒸気圧が大気圧以下となり、蒸発装置とし
ての最低温度は〜27℃(飽和水蒸気圧力〜26.5Tor
r)程度が限界でそれ以上の高真空(低温)には使用で
きず、また、圧縮機の動力が大きくなるためランニング
コストが高くなる問題点があった。
問題点を解決するための手段 そこで本発明では上記問題点を解決するため、上記蒸発
装置に検討を加え、経済的な、高真空下におけるヒート
ポンプ方式に到達したものであって、それによって新規
な吸収ヒートポンプ式蒸発装置を提供しようとするもの
である。
即ち、本発明では、高真空下で発生する水蒸気を蒸発缶
と真空発生装置とを接続する同真空系内に設けた吸収器
に導入し、吸収器内において苛性ソーダまたは濃硫酸の
吸収剤と直接気液接触させて吸収除去すると同時に、希
釈され、昇温された吸収液を当該蒸発缶の自己熱源とし
て利用するようにした吸収式ヒートポンプを有する蒸発
装置において、吸収器の上部下部間には循環管路を設
け、吸収器出口と加熱缶との間に熱交換器を設けて余剰
熱のみを除去することにより、高真空下で連続的に熱回
収を行うとともに、循環吸収液の温度を操作圧力におけ
る沸点以下に保持して蒸発缶からの水蒸気を連続的に吸
収除去し、真空発生装置の負荷を軽減するようにした高
真空蒸発装置である。
以上によって、硫酸、苛性ソーダの高い沸点上昇を利用
し、冷却水消費が少く、圧縮動力を必要としない高真空
低温用蒸発装置としたものである。
実施例 以下本発明を図面に示す実施例のフロー図にもとづいて
詳細に説明する。
図において10は蒸発装置であって、蒸発缶11と加熱
缶12を有し、蒸発缶11と加熱缶12の間に循環ポン
プ13を有する循環管路を形成し、対象とする処理液A
を蒸発させ水蒸気を発生している。加熱缶12は熱交換
器に形成され、上部入口14に加熱蒸気を導き、下部出
口15から取り出している。Pは処理後の取出液であ
る。
次に20は上記加熱液の熱源である吸収器であってその
下部21には蒸発缶11の頂部16から蒸発水蒸気V
が導かれており、底部22と上部23の間には吸収液の
循環管路Cが形成され、この管路は循環ポンプ24と熱
交換器25を有しており、これらの中間において加熱缶
12の入口14、出口15に接続されるとともに、吸収
剤槽30からポンプ31を経て高濃度吸収剤を供給さ
れ、吸収した水蒸気Vで希釈され管路Cを循環する吸
収液は、ポンプ32を介し希釈液33として適宜に取出
される。
26は吸収器20の上部に設けた散液管であり、27は
吸収器20内の不凝縮ガスのための頂部排出口である。
次に40は真空発生装置であって41はブースター、4
2は凝縮器、43は冷却水、44は復水でありV.P.
は真空ポンプである。真空発生装置40は前記吸収器2
0の頂部27と管路Vによって接続されており、吸収
器20内を通じて蒸発缶11にも連通していて蒸発装置
10の真空系を構成し、高真空を達成している。
作用 蒸発装置10に導かれる処理対象液Aは加熱缶12にお
いて熱交換によって加熱され、循環ポンプ13によって
蒸発缶11との間に循環される間に真空下で蒸発させら
れ水蒸気Vは吸収器20に吸引され、蒸発装置が濃縮
装置である場合には循環をくり返して処理液は濃縮され
回収液Pとして取出される。
一方吸収器20においては、循環ポンプ24により、吸
収剤が循環しており、運転条件で定められる高真空下に
おいて散液管26から吸収器20に入り、ここで蒸発装
置10で発生する水蒸気Vを吸収する。これによって
吸収液は希釈されることになる。希釈液33は適宜抜き
出される。この吸収剤には沸点上昇の高い硫酸、苛性ソ
ーダが選ばれ、その吸収液は水蒸気の吸収による希釈
熱、凝縮熱にて昇温し、加熱缶12の加熱側に送られて
対象液の蒸発の熱源となる。即ち蒸発装置10はその加
熱缶12に自己蒸気の熱を熱源として供給する吸収式ヒ
ートポンプを形成している。
また、吸収器20の作用としては、希釈昇温された吸収
液は高濃度吸収剤を注加されることにより、さらに昇温
したのち、熱交換器25により余剰熱だけを除去し、加
熱缶12において低温の被処理液によって除熱されるた
め、吸収液を低温に維持することになり、吸収液の水蒸
気分圧が小さくなるので、循環吸収液の濃度を低くする
ことができる。すなわち、ポンプ31から注入される高
濃度吸収剤の必要量が少くてすむものとなっている。
ここで前述の構成になる蒸発装置において、蒸発装置の
被処理液温度を15℃とし、真空発生装置による吸収器
内圧を9Torrとし、200Kg/hrの蒸発が行われると
き、吸収液の循環水量は41トン/hr、吸収剤を48
wt/oの苛性ソーダとして1400kg/hrの補給を行う
と、希釈熱の発生によって37℃に昇温された吸収液
は、32℃の冷却水による熱交換器25を通した後に3
5℃で加熱缶12の被処理液を加熱蒸発させ、自らは3
1.5℃となって42.2wt/oの苛性ソーダとして上部から吸
収器20に入る。このとき希釈液は42wt/oのものとし
て1600kg/hr他の用途のために抜き出される。
発明の効果 本発明は蒸発装置と真空発生装置とを接続する真空系に
吸収剤を循環させる吸収器を設け、吸収剤によって蒸発
装置の水蒸気を吸収させるとともに循環する吸収液を蒸
発装置の加熱熱源とする蒸発装置において、吸収器出口
と加熱缶の間に熱交換器を設けて余剰熱のみを除去する
ことによって、高真空下で連続的に作動する吸収ヒート
ポンプを形成させたものであるから、高真空下で用いる
蒸発装置の熱エネルギーの消費を経済的とすることがで
き、併せて真空発生装置の負荷を軽減することができ
る。
また吸収器の吸収剤として使用する硫酸、苛性ソーダは
別途に希釈して用いる用途を有することから、蒸発装置
の濃縮、晶析等への用途に関して水蒸気の排出除去の達
成に用材の消耗を考慮する必要がない。従って、これを
例えば従来のチラー式高真空蒸発装置と比較すると、用
役費を約1/3に低減できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の蒸発装置の実施例をフロー図で示すもの
である。 10……蒸発装置、11……蒸発缶 12……加熱缶、13……循環ポンプ A……被処理液、P……取出液 20……吸収器、24……循環ポンプ 25……熱交換器、26……散液管 30……吸収剤槽、C……循環管路 40……真空発生装置、41……ブースター V,V……真空系管路、W……冷却水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】蒸発装置と、その蒸発缶に接続される真空
    発生装置と、これらの間の真空系に設けられる吸収器と
    からなり、該吸収器は吸収剤の循環管路を有し、この循
    環管路は蒸発装置の蒸発缶と加熱缶とを循環する処理対
    象液の循環管路と加熱缶において熱交換器を形成して、
    吸収液を自己熱源として使用するようにした蒸発装置に
    おいて、吸収剤の循環管路の吸収器出口と上記加熱缶の
    間に希釈液の抜出し管と高濃度吸収剤の供給口を有し、
    この供給口と加熱缶との間に余剰熱の冷却のための熱交
    換器を有することを特徴とする高真空蒸発装置。
  2. 【請求項2】吸収剤は硫酸または苛性ソーダである特許
    請求の範囲第1項に記載の高真空蒸発装置。
JP12913685A 1985-06-15 1985-06-15 高真空蒸発装置 Expired - Lifetime JPH0613081B2 (ja)

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JPS61287402A JPS61287402A (ja) 1986-12-17
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JPS6211501A (ja) * 1985-07-06 1987-01-20 Kimura Kakoki Kk 蒸発装置等の熱回収装置
CN104214988B (zh) * 2014-09-03 2016-05-04 中国科学院工程热物理研究所 一种双温热源吸收式制冷系统

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JPS61287402A (ja) 1986-12-17

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