JPH0613150U - 半導体素子用の放熱器 - Google Patents
半導体素子用の放熱器Info
- Publication number
- JPH0613150U JPH0613150U JP5150392U JP5150392U JPH0613150U JP H0613150 U JPH0613150 U JP H0613150U JP 5150392 U JP5150392 U JP 5150392U JP 5150392 U JP5150392 U JP 5150392U JP H0613150 U JPH0613150 U JP H0613150U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring plate
- radiator
- semiconductor element
- main body
- mounting surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 半導体素子Tを放熱器本体10に固定する。
【構成】 ばね板20の一端を放熱器本体10に揺動自
在に連結し、他端は、放熱器本体10に掛止可能にす
る。半導体素子Tを挟み込むようにしてばね板20を閉
じれば、ばね板20は、半導体素子Tを取付面11aに
圧接して固定することができる。
在に連結し、他端は、放熱器本体10に掛止可能にす
る。半導体素子Tを挟み込むようにしてばね板20を閉
じれば、ばね板20は、半導体素子Tを取付面11aに
圧接して固定することができる。
Description
【0001】
この考案は、半導体素子を固定するためのばね板を備える半導体素子用の放熱 器に関する。
【0002】
大電流を通電する半導体素子は、放熱器と組み合わせて実装される。このとき の半導体素子の取付方法としては、半導体素子に設けられているねじ止め用の透 孔を利用するのが一般的であるが、半導体素子のフルモールド化に伴い、ばね板 を介して半導体素子を放熱器に圧接する方法が採られることもある。これは、フ ルモールドタイプの半導体素子は、強くねじ止めしても、全体を放熱器に密着さ せることが難しいからであり、また、ねじ止め作業を省略して実装作業の能率向 上を図るためでもある。
【0003】 なお、従来用いられているばね板は、両端部に脚部を形成し、中間部を湾曲さ せたものであり、両側の脚部を放熱器に設けた対応する掛止孔に挿入し、掛止す ることによって、半導体素子を放熱器の取付面との間に挟み込み、取付面に圧接 することができる。
【0004】
かかる従来技術によれば、放熱器は、ばね板の脚部を差し入れて掛止するため に、2個の掛止孔を後加工しなければならないので、コスト高になることを避け ることができず、また、放熱器とばね板とが分離可能な2部材となっているので 、実装作業に手数を要し、作業がし難いという問題があった。
【0005】 そこで、この考案の目的は、ばね板の一端を放熱器に揺動自在に連結すること によって、コスト高の要因となる掛止孔を1個のみとし、または、完全に無くす ることができる上、実装作業も簡単な半導体素子の放熱器を提供することにある 。
【0006】
かかる目的を達成するためのこの考案の構成は、放熱器本体と、放熱器本体に 半導体素子を固定するばね板とからなり、ばね板は、一端を放熱器本体に揺動自 在に連結し、他端を放熱器本体に掛止可能とすることをその要旨とする。
【0007】 なお、放熱器本体は、半導体素子を取り付ける取付面の両側に放熱リブを備え 、ばね板は、放熱リブを橋絡するようにして固定することができる。
【0008】 また、ばね板は、半導体素子を位置決めするための突部を備えることができる 。
【0009】
かかる考案の構成によるときは、放熱器本体とばね板とは、一体に組み立てら れており、また、ばね板は、その一端を中心に揺動し、放熱器本体に対して自由 に開閉することができる。そこで、放熱器本体に対してばね板を開き、放熱器本 体とばね板との間に半導体素子を挟み込み、ばね板を閉じた上、その他端を放熱 器本体に掛止すれば、半導体素子は、ばね板の弾性により、放熱器本体の取付面 に正しく密着させることができる。
【0010】 なお、放熱器本体の放熱リブを橋絡するようにしてばね板を取り付けるときは 、ばね板は、放熱リブに掛止して固定することができるので、放熱器本体に格別 な掛止孔を設ける必要がない。
【0011】 また、ばね板が、半導体素子位置決め用の突部を備えれば、半導体素子を放熱 器本体に固定するとき、突部を介して両者の相対位置を確実に決定することがで きる。
【0012】
以下、図面を以って実施例を説明する。
【0013】 半導体素子用の放熱器は、放熱器本体10と、ばね板20とを一体化してなる (図1)。
【0014】 放熱器本体10は、押出し加工によるアルミニウム形材からなり、ベース板1 1の両側に放熱リブ12、12…を備える両面リブ形式のものである。ただし、 放熱リブ12、12…は、ベース板11の一方の面の全体と、他方の面の両側端 部とに形成されており、後者の中間部は、半導体素子Tを固定するための取付面 11aになっている。なお、ベース板11は、両側端部において、やや板厚を増 すように形成され、その両側端面には、条溝14、14が形成されている。
【0015】 取付面11a側に設けられた放熱リブ12、12…のうち、取付面11aを挟 んで対峙する内側の放熱リブ12、12の一方には、把持溝13が形成され、他 方の放熱リブ12の先端には、段部12aが形成されている。把持溝13は、対 峙する他方の放熱リブ12側に一部開口する円形断面に形成され、その開口部は 、半円相当より狭く設定されている。なお、段部12aは、把持溝13に向けて 突出している。また、ベース板11には、段部12aを備える側の放熱リブ12 の基部寄りに縦長の掛止孔11hが形成されており(図2、図3)、掛止孔11 hは、取付面11aの反対側の面にある放熱リブ12、12の間に開口している 。
【0016】 このような放熱器本体10において、条溝14、14、把持溝13、段部12 aは、放熱リブ12、12…とともに、押出し加工によって形成することができ 、掛止孔11hは、後加工によって形成する。また、放熱器本体10は、プリン ト基板PBに実装するためのものであり、条溝14、14の一端には、はんだ付 け用の短い錫メッキ銅線からなる足15、15が挿着されている(図1、図2) 。
【0017】 ばね板20は、中間部を取付面11a側に凸に湾曲させるとともに、その一端 には、把持溝13の内径相当の筒状の軸部23を形成し、他端には、掛止用の凸 部22aを有する脚部22が形成されている。ばね板20の中間部は、取付面1 1aの全幅より僅かに短く、脚部22は、放熱器本体10の最大厚みを超えない 長さになっている。
【0018】 ばね板20は、把持溝13の一端から軸部23を把持溝13内に挿入し、掛止 孔11hに対応させた上、軸部23の両側において、把持溝13をかしめること によって位置決めされている。すなわち、ばね板20と放熱器本体10とは、把 持溝13を介し、軸部23を把持することによって連結されており、しかも、ば ね板20は、軸部23を中心に揺動自在になっている(図1、図3)。また、ば ね板20は、脚部22を掛止孔11hに挿入し、凸部22aが掛止孔11hを通 り抜けることによって固定され(図3の実線)、このとき、ばね板20の中間部 は、取付面11aに対し、十分に接近するようになっている。
【0019】 半導体素子Tを実装するに際しては、半導体素子TのリードT1 、T1 …と、 放熱器本体10の足15、15とに対応して、プリント基板PB側にホールH1 、H1 …、H2 、H2 を用意し(図1)、リードT1 、T1 …、足15、15を ホールH1 、H1 …、H2 、H2 に挿入してプリント基板PBをフローはんだす ることにより、半導体素子Tと放熱器本体10とをプリント基板PBに固定する ことができる。次いで、ばね板20の脚部22側を押して、ばね板20を閉じる ことにより、ばね板20は、その中間部によって半導体素子Tを取付面11aに 圧接して固定することができる。なお、ばね板20は、その後、脚部22を掛止 孔11hに挿通してロックすることができる。ただし、半導体素子Tは、プリン ト基板PBをフローはんだする前に、ばね板20によって放熱器本体10に固定 しておいてもよい。また、放熱器本体10は、フローはんだの後、プリント基板 PBに後付けし、半導体素子Tは、その後、ばね板20により、放熱器本体10 に固定することもできる。
【0020】
ばね板20の一端は、放熱リブ12の段部12aに掛止することができる(図 4)。ばね板20の一端には、鳥嘴形の折返し24が形成され、ばね板20は、 外力が加えられることによって、折返し24が閉じるようにして段部12aの下 側へ入り込み、段部12aを通過したときにおいて、折返し24が開拡して段部 12aに掛止されるようになっている。すなわち、ばね板20は、取付面11a の両側に位置する放熱リブ12、12を橋絡するようにして半導体素子Tを固定 することができ、掛止孔11hを全く必要としないので、放熱器本体10に対す る後加工を省略し、ばね板20自体も単純な形状にすることができる。
【0021】 把持溝13は、放熱器本体10の両側端面に形成することができる(図5)。 放熱器本体10は、片面側にのみ放熱リブ12、12…を備えるフラット形であ り、これに対応するばね板20は、両端に、それぞれ、軸部23を形成した脚部 22と、凸部22aを形成した脚部22とを備える略コ字形となっている。ばね 板20は、一方の把持溝13を介して放熱器本体10に連結されており、取付面 11aを横断し、他方の把持溝13に凸部22aを掛止することによって固定す ることができる。なお、放熱器本体10の足15、15は、把持溝13、13の 下端部を利用して取り付けることができる。
【0022】 ばね板20は、半導体素子Tを位置決めするための突部24、24…を備える ことができる(図6)。突部24、24…は、半導体素子Tの段部T2 を拘束す る一対と、側面T3 、T3 を拘束する一対とからなり、いずれも、ばね板20の 一部を放熱器本体10に向けて突出させることによって形成されている。突部2 4、24…によって半導体素子Tを拘束することによって、半導体素子Tを確実 に位置決めすることができる。なお、突片24、24…は、半導体素子Tの外形 に適合する限り、図示以外の任意の形状とすることができる。
【0023】 以上の説明は、半導体素子10として、フルモールドタイプのもののみを例示 したが、この発明は、セミモールドタイプの素子や、メタルカンタイプの素子に 対しても適用可能であることは勿論である。この場合において、半導体素子Tと 、放熱器本体10、ばね板20との間には、必要に応じ、電気絶縁シート等を介 在させてもよい。
【0024】
以上説明したように、この考案によれば、放熱器本体に対し、半導体素子を固 定するばね板の一端を揺動自在に取り付けるとともに、ばね板の他端を放熱器本 体に掛止可能とすることによって、ばね板は、それを揺動させる簡単な作業によ って半導体素子を一挙動で固定することができる上、ばね板の一端が放熱器本体 に連結されているため、放熱器本体に後加工する掛止孔を最少にすることができ るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視説明図
【図2】 分解斜視図
【図3】 図1のA矢視相当図
【図4】 他の実施例を示す図3相当図
【図5】 他の実施例を示す図3相当図
【図6】 他の実施例を示す要部斜視図
T…半導体素子 10…放熱器本体 11a…取付面 12…放熱リブ 20…ばね板 24…突部
Claims (3)
- 【請求項1】 放熱器本体と、該放熱器本体に半導体素
子を固定するばね板とからなり、該ばね板は、一端を前
記放熱器本体に揺動自在に連結し、他端を前記放熱器本
体に掛止可能とすることを特徴とする半導体素子用の放
熱器。 - 【請求項2】 前記放熱器本体は、半導体素子を取り付
ける取付面の両側に放熱リブを備え、前記ばね板は、前
記放熱リブを橋絡するようにして固定することを特徴と
する請求項1記載の半導体素子用の放熱器。 - 【請求項3】 前記ばね板は、半導体素子を位置決めす
るための突部を備えることを特徴とする請求項1または
請求項2記載の半導体素子用の放熱器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051503U JP2567714Y2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 半導体素子用の放熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992051503U JP2567714Y2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 半導体素子用の放熱器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0613150U true JPH0613150U (ja) | 1994-02-18 |
| JP2567714Y2 JP2567714Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Family
ID=12888800
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992051503U Expired - Lifetime JP2567714Y2 (ja) | 1992-07-22 | 1992-07-22 | 半導体素子用の放熱器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2567714Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63112349U (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-19 |
-
1992
- 1992-07-22 JP JP1992051503U patent/JP2567714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63112349U (ja) * | 1987-01-16 | 1988-07-19 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2567714Y2 (ja) | 1998-04-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4509839A (en) | Heat dissipator for semiconductor devices | |
| US4054901A (en) | Index mounting unitary heat sink apparatus with apertured base | |
| KR100663139B1 (ko) | 전자기기용 방열 장치 | |
| US4933746A (en) | Three-legged clip | |
| US5671118A (en) | Heat sink and retainer for electronic integrated circuits | |
| US5466970A (en) | Hooked spring clip | |
| US5771960A (en) | CPU heat sink fastener | |
| US6822869B2 (en) | Fastening device | |
| US20030011991A1 (en) | Clip for heat sink | |
| JPH0613150U (ja) | 半導体素子用の放熱器 | |
| JPH10189843A (ja) | 電子部品押え金具 | |
| JP2004146627A (ja) | 発熱部品の放熱構造 | |
| JPH0620247Y2 (ja) | 照明器具 | |
| JPH0617310Y2 (ja) | 放熱板の固定構造 | |
| JP2003046044A (ja) | ヒートシンク固定装置 | |
| JPH1093271A (ja) | パワーデバイスパッケージの放熱及び固定方法 | |
| JPS6234448Y2 (ja) | ||
| JPH0569995U (ja) | 半導体用ヒートシンク | |
| JPH0249750Y2 (ja) | ||
| JPH11297910A (ja) | 電子部品の取付け構造 | |
| KR200144639Y1 (ko) | 발열부품과 방열부재의 결합구조 | |
| JPS641525Y2 (ja) | ||
| JPS6023984Y2 (ja) | Ic取付装置 | |
| JP2506850Y2 (ja) | 接続具の取付構成体 | |
| JP2000124650A (ja) | 冷却ファンの取付装置 |