JPH061315U - アキュムレーションコンベヤの動力伝達装置 - Google Patents
アキュムレーションコンベヤの動力伝達装置Info
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- JPH061315U JPH061315U JP3820392U JP3820392U JPH061315U JP H061315 U JPH061315 U JP H061315U JP 3820392 U JP3820392 U JP 3820392U JP 3820392 U JP3820392 U JP 3820392U JP H061315 U JPH061315 U JP H061315U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 構造が簡単でメンテナンスが容易であるうえ
に、動力の伝達停止時に負荷回転体に制動をかけるよう
に構成したアキュムレーションコンベヤの動力伝達装置
を提供する。 【構成】 回転駆動源2と搬送ローラ3との間に、支点
Pを中心に揺動するように構成した基体4にプーリ7を
回転自在に設けるとともに、基体4の一端を常に付勢す
る第1の付勢手段5と、第1の付勢手段5による付勢時
にプーリ7及び搬送ローラ3に制動をかける制動部材8
と、基体4の他端を選択的に付勢して第1の付勢手段5
による付勢に抗して基体4とプーリ7とを揺動してプー
リ7のテーパ面7aを回転駆動源2に接触させる第2の
付勢手段6とからなるアキュムレーションコンベヤの動
力伝達装置。
に、動力の伝達停止時に負荷回転体に制動をかけるよう
に構成したアキュムレーションコンベヤの動力伝達装置
を提供する。 【構成】 回転駆動源2と搬送ローラ3との間に、支点
Pを中心に揺動するように構成した基体4にプーリ7を
回転自在に設けるとともに、基体4の一端を常に付勢す
る第1の付勢手段5と、第1の付勢手段5による付勢時
にプーリ7及び搬送ローラ3に制動をかける制動部材8
と、基体4の他端を選択的に付勢して第1の付勢手段5
による付勢に抗して基体4とプーリ7とを揺動してプー
リ7のテーパ面7aを回転駆動源2に接触させる第2の
付勢手段6とからなるアキュムレーションコンベヤの動
力伝達装置。
Description
【0001】
本考案は、アキュムレーションコンベヤに関し、更に詳しくは回転軸等の回転 動力源により物品搬送用の複数のローラを回転駆動する動力伝達装置に関するも のである。
【0002】
物流過程では物品を行く先毎に、或いは種別毎に仕分けしたり搬送する工程が あり、この工程においてはローラコンベヤが多用されている。従来のローラコン ベヤには、回転自在に軸受けした複数の搬送ローラをチェーンを介してモータに より回転駆動するように構成したアキュムレイションコンベヤがある。 しかし、チェーンの切断事故等が発生しやすいうえに、音がうるさくて作業環 境が悪化する、円滑な回転を継続させるためにチェーンに油をさす必要がある、 油がとんだり他の部材に付着して汚れる等の種々の問題点があった。そこで、特 公昭63−43283号公報、W091/16250号公報に開示されているよ うに、チェーンレスの搬送仕分装置やコンベヤが提案されている。これらの公報 に開示されたローラコンベヤ(アキュムレーションコンベヤ)は、騒音が少なく 、油汚れも無い等の種々の効果を奏する。 しかし、本願考案者の検討によれば、次のような問題点を有していることが明 らかになった。
【0003】
即ち、特公昭63−43283号公報に開示された搬送仕分装置において、搬 送ローラを回転させるための基本構成は、回転軸に複数のプーリを挿通して固定 し、各プーリと物品を搬送する複数のローラとの間に無端状のベルトを掛け渡し たものである。 また、W091/16250号公報に開示されたラインシャフトアキュームレ ーションコンベヤは、搬送ローラとの間に0−リングを掛け渡したインターメデ ィエイトシャフト、このインターメディエイトシャフトを駆動するシリンダーを 設け、搬送ローラを回転させる場合は、シリンダーを駆動してインターメディエ イトシャフトを回転しているドライブシャフトの側面に接触させ、搬送ローラを 回転停止にする場合はドライブシャフトからインターメディエイトシャフトを離 すように構成されている。
【0004】 このように、開示された技術はいずれもチェーンを使用することなくローラを 回転させているので、騒音を低減することができ、油汚れもない。 しかし、特公昭63−43283号公報に開示された搬送仕分装置は、複数の プーリが1本の回転軸に挿通しているので、故障等により例えば1個のプーリを 交換したい場合であっても、全てのプーリを取り外す必要があり、メンテナンス が容易ではない。更に、複数のプーリと複数のローラとはベルトを介して常に接 続状態にあるので、ローラ駆動時にはモータに過大な負荷がかかり、モータを大 出力のものにしなければならない。この問題を解消するには、ローラを所望個数 毎にブロック化して、ワンブロック毎にモータ、回転軸、プーリからなる駆動機 構を設けねばならず、大幅なコストアップになってしまう。
【0005】 また、ローラ停止時には、モータの回転停止に対応して回転軸とプーリとが回 転停止になるが、ローラ上に特に重量のある物品が載っている場合は、慣性によ りローラが回転しようとするので、ベルトにとの間に摩擦が生じて瞬間的に過大 な力が掛かり、ベルトの損傷が促進されてしまう。そして、損傷したベルトやプ ーリを交換しようとすれば、既述のように全部のベルトやプーリが回転軸を挿通 しているのであるから、先端部から交換しようとする部位までのものを一旦取り 外し、或るベルトやプーリを交換した後に、取り外した全てのベルトやプーリを 再び取り付けなければならない。
【0006】 一方、W091/16250号公報に開示されたコンベヤは、ドライブシャフ トの側面に、このドライブシャフトに沿うように設けた長手状のインターメディ エイトシャフトをシリンダーアレンジメントにより横方向から押して接触させる のであるから、インターメディエイトシャフトを回転させつつ横方向に移動させ る構造が複雑になる。また、搬送を停止する場合は、ドライブシャフトからイン ターメデイエイトシャフトを離すのであるが、搬送ローラに制動が掛からず、搬 送物がオーバーランして物品がジャミングしやすい。 更に、搬送ローラとインターメディエイトシャフトとは直交しているため、0 リングは捩じり状に掛け回され、捩じり角度が大きいため寿命が短くなる。この 0リングの捩じりによる問題は、前記特公昭63−43283号公報に開示され た搬送仕分装置も有している。 そして、0リングが切断した場合は、各ゾーンの0リングを全て外してから交 換しなければならず、前記特公昭63−43283号公報に開示された搬送仕分 け装置と同様の問題点を有している。即ち、前記公開された技術は、いずれも0 リングに付随する問題点を有している。 本考案の目的は、構造が簡単でメンテナンスが容易であるうえに、動力の伝達 停止時に搬送ローラに制動をかけるようにしたアムレーションコンベヤの動力伝 達装置を提供することにある。
【0007】
本考案に係る前記目的は、回転動力源と、該回転動力源から伝達される回転力 により回転する搬送ローラとの間に、支点軸を中心に揺動するように構成した基 体と、前記支点を中心に前記基体を常に一方向に揺動付勢する第1の付勢手段と 、前記基体を前記第1の付勢手段による揺動に抗して選択的に揺動させる第2の 付勢手段と、前記基体の一端に回転自在に取り付けられ外周面が前記搬送ローラ に接触しつつ回転するプーリと、前記第1の付勢手段による前記基体の揺動時に 前記プーリを制動する制動手段とにより構成した回転力伝達機構とを設け、前記 回転動力源の回転力を前記搬送ローラに伝達する場合は、前記第2の付勢手段に より前記基体を揺動させて前記プーリを回転動力源に接触させ、前記搬送ローラ の回転を停止させるときには、前記第2の付勢手段による付勢を解除して前記プ ーリと前記回転動力源とを非接触にし、且つ前記制動手段により前記プーリを制 動して前記搬送ローラに制動を掛けることを特徴とするアキュムレーションコン ベヤの動力伝達装置によって達成される。
【0008】
前記構成の動力伝達装置によれば、前記第2の付勢手段により前記基体を揺動 させて前記プーリを回転動力源に接触させ、回転動力源の回転力を搬送ローラに 伝達させることができる。また、前記第2の付勢手段による揺動を解除して前記 プーリと前記回転動力源とを非接触にし、且つ前記第1の付勢手段により前記プ ーリを揺動させて前記制動手段と前記プーリとを接触させ、前記プーリ及び搬送 ローラに制動を掛けることができる。
【0009】
以下、図1〜図4を参照して本考案を適用したアキュムレーションコンベヤの 動力伝達装置の実施例を説明する。図1は本考案の基本的構成を示す模式的説明 図、図2は本実施例のアキュムレーションコンベヤの要部の平面図であり、図3 は図2におけるA−A線方向の斜めからみた一部破断した要部側面図であり、図 4は図2のB−B線に沿った部分における部分断面の概略図である。なお、実施 例の説明にあたっては、図1を参照して基本的構成と動作を説明し、次に図2〜 図4を参照して更に具体的な説明をする。 図1に示した動力伝達装置1は、回転動力源2と、回転動力源2から伝達され る回転力により回転する搬送ローラ3との間に、支点軸Pを中心に揺動するよう に構成した基体4と、支点Pを中心に基体4を常に一方向、即ち図1の例では時 計回り方向に揺動付勢する第1の付勢手段5(バネ5)と、基体4を第1の付勢 手段5による揺動に抗して選択的に揺動、即ち図1の例では反時計回り方向に揺 動させる第2の付勢手段6(ダイヤフラムやその他の移動手段)、基体4の一端 に回転自在に取り付けられたプーリ7、第1の付勢手段5により基体4を揺動し ている場合にプーリ7を制動する制動部材8とにより構成した回転力伝達機構を 設けたものである。
【0010】 そして、回転動力源2はモータ等により例えば矢印A方向に回転駆動され、そ の回転力により搬送ローラ3を回転させる場合は、第2の付勢部材6により基体 4を反時計まわり方向に揺動させてプーリ7を回転動力源2の側面に接触させる 。なお制動部材8は基体4とは別に固定されているので、基体4が想像線で示す ように反時計まわり方向に揺動した場合は、プーリ7と制動部材8とは非接触に なる。従って、プーリ7は時計まわり方向、反時計まわり方向のいずれにも回転 可能状態になる。そして、プーリ7が回転動力源2の側面に接触すると、図示の 場合、プーリ7は反時計まわり方向に回転し、プーリ7の外周面に接触している 搬送ローラ3も回転する。 なお、図1は回転力伝達機構の基本的構成と作用を説明するものであり、実際 には回転動力源2の回転を搬送ローラ3に効率よく伝達するためプーリ7と回転 動力源2、更に搬送ローラ3との接触角度、プーリ7の材質等に独自の工夫が施 され、これらについては後に図2以下を参照して詳細に説明する。 一方、搬送ローラ3を回転停止にする場合は、第2の付勢部材6による付勢力 を解除して、換言すれば第1の付勢手段5により基体4を時計まわり方向に揺動 させてプーリ7と回転動力源2とを非接触にする。この際、プーリ7は回転動力 源2から離れるが、搬送ローラ3には接触し続けている。そして、基体4の時計 まわり方向の回転が更に進むと、プーリ7は制動部材8に接触して制動が掛けら れ回転が停止される。
【0011】 前記動力伝達装置1において注目すべきことは、常に所定方向に揺動付勢され ている基体4により回転動力を伝達することができ、しかも基体4を揺動させる ことにより回転動力の伝達を解除すると同時に搬送ローラ3に制動をかけること である。 即ち、本考案にあっては、横方向に移動する機構、0リング等の動力伝達手段 はなく、基体4も支点Pを中心に低駆動力で回動する機構であり、基本的には基 体4の揺動により動力の伝達と解除、搬送ローラ3の回転停止とが行われるよう に構成され、構造及び作用が非常に単純化されている。プーリ7や基体4も含め て軽量、小型化が可能であり、揺動動作を僅かであることから第1の付勢手段5 及び第2の付勢手段6も小型のものでよい。 また、制動部材8は、回転力が解除されたプーリ7の回転を停止すればよいの で、エアーブレーキ等の特に複雑かつ高価な構造のものは不要である。そして、 プーリ7に制動を掛けることにより、搬送ローラ3の回転を速やかに停止させる ことができ、間接的に搬送ローラ3に制動をかけるようになる。 このように、本考案に係る動力伝達装置1は、構造が簡単であるうえに、動力 の伝達と遮断を簡単に行うことができ、更に遮断時にあっては搬送ローラに制動 を掛けることができる。
【0012】 次に、図2〜図4を参照してコンベヤへの具体的な適用例を説明する。なお、 図1で説明した各部材と同一の作用を部材には同一の符号を付し、回転動力源2 は駆動シャフト2と言い変えるものとする。 コンベヤ21は、一対の枠体22に複数の搬送ローラ3を回転可能に且つ一本 ずつ取り外し自在に掛け渡し、その下部に各搬送ローラ3に直交するようにして 駆動シャフト2を設けたものである。なお、枠体22については一方のみを想像 線で図示し、他方については図示を省略した。また、駆動シャフト2はモータM により回転駆動されている。
【0013】 駆動シャフト2と各搬送ローラ3との間に動力伝達装置1が設けられているの であるが、本例においては90°の角度で交差するように設けた駆動シャフト2 及び搬送ローラ3に対し、プーリ7が例えば45°で接するように位置決めされ ている。したがって、図2のA−A線方向から見た場合、図3に示すようにプー リ7は円形に見えるものの、駆動シャフト2及び搬送ローラ3は交差状態で斜め になって見える。 コンベヤの枠体22の内側から張り出すように固定台31が固定され、この固 定台31にボルト41、ナット42により基体4が揺動できるように取り付けら れている。なお、ボルト41及びナット42の取り付け位置が、基体4が揺動す る中心位置Pになる。また、固定台31の両側面には補強用フランジ31a、3 1bが形成されている。 そして、固定台31の一端に設けたバネ嵌合部33にバネ5が嵌めこまれ、バ ネ5の上端が基体4の一端を上方に向けて付勢するように構成されている。従っ て、基体4は支点Pを中心にして、バネ5の反発力により常に時計まわり方向に 付勢されていることになる。 一方、固定台31の他端には、エアー供給によりダイヤフラム6が突出して基 体4の他端を上方に向けて付勢するようになっている。ダイヤフラム6の力はバ ネ5の反発力に対し大に設定されているので、ダシヤフラム6が設けられたエア 溜めにエアーが供給されると、基体4は支点Pを中心に反時計まわり方向に揺動 するようになる。
【0014】 基体4の中心部、即ち支点Pの上部は凸状に延長され、言わば逆T字型に形成 されている。この凸状部分はプーリ7の軸受部34として構成され、その先端に ボルト43及びナット44によりプーリ7が回転自在に取り付けられている。 なお、軸受部34はプーリ7を両側から挟むようにして形成してもよいが、本 例では図4に示すように片側面にのみ形成され、プーリ7の交換作業を容易に行 い得るように配慮している。 プーリ7は駆動シャフト2に対し斜めに接するので、プーリ7の外周囲の角部 が接触するだけであれば接触面積が小になり、回転力の伝達が良好に行われ難く 、スリップ等が生じやすい。そこで、プーリ7の角部を駆動シャフト2との接触 角度に合わせてテーパ面7aに形成し、接触面積が大になるように工夫を施して ある。 また、プーリ7の少なくとも外周囲は硬質ゴム等の適度の弾性並びに高い摩擦 係数を有する弾性材料にて構成した。この結果、駆動シャフト2との接触はもと より、プーリ7の外周面に接触する搬送ローラ3、制動部材8との接触も良好に なり、回転力の伝達と制動作用が効率よく行われる。
【0015】 ところで、固定台31の一部は中心部からプーリ7の外径に沿うように延長さ れ、制動部材8を構成している。従って、基体4がバネ5により時計まわり方向 に移動されている場合は、プーリ7が制動部材8に接触しプーリ7にブレーキが 掛かって回転不可になる。これに対し、ダイヤフラム6外方方に膨らませること により、基体4が図2で反時計まわり方向に揺動して、プーリ7が制動部材8か ら離れ回転自在になる。尚、搬送ローラ3とプーリ7と基体4の動作に係わらず に常に接触した状態にある。
【0016】 次に、搬送ローラ3の回転駆動に関連して作用を説明する。 搬送ローラ3を回転させない時は、上述のようにバネ5により基体4とプーリ 7を時計まわり方向に付勢してプーリ7の外周面を制動部材8に弾性的に接触さ せる。従って、プーリ7はもとより、プーリ7の外周面に接触している搬送ロー ラ3にも制動がかかり回転できない。 搬送ローラ3を回転させる場合、ダイヤフラム6を概要に膨らますように動作 させることにより、バネ5の付勢力に抗して基体4とプーリ7とを反時計まわり 方向に揺動させる。この結果、プーリ7はその外周面が制動部材8から離れ、か つプーリ7の外周面は搬送ローラ3の側面に接触した状態で駆動シャフト2側に 揺動する。そして、プーリ7のテーパ面7aが駆動シャフト2の側面に接触して 回転し、この回転により搬送ローラ3が回転する。即ち、駆動シャフト2の回転 力は、プーリ7を介して搬送ローラ3に伝達され、搬送ローラ3上に載置された 物品51は、搬送ローラ3の回転により所定方向に搬送される。
【0017】 回転中の搬送ローラ3を回転停止にする場合は、ダイヤフラム6を設けたエア 溜めに供給されていたエアーを抜く。この結果、基体4とプーリ7は再びバネ5 により支点Pを中心に時計まわり方向に揺動し、駆動シャフト2の側面からテー パ面7aが離れ、次にプーリ7の外周面が制動部材8に接触する。なお、プーリ 7の外周面は、前記移動がおこなわれている間、前述の如く搬送ローラ3の側面 に接触し続けている。 従って、プーリ7の外周面が制動部材8に接触した段階で、プーリ7、搬送ロ ーラ3のいずれにもブレーキがかかり、慣性による物品51の搬送がなくジャミ ングが発生しない。
【0018】 なお、第1実施例に示した構成では、プーリ7の回転方向と搬送ローラ3の回 転方向とが同一ではなく、このために搬送ローラ3とプーリ7とはそれらの回転 時に滑りが生じており、回転力の伝達に多少のロスがある。そこで、本考案の第 2実施例として、回転力の伝達向上を可能にした動力伝達装置を説明する。 次に、図5を参照して本考案の第2実施例を説明する。なお、本実施例と前記 第1実施例との相違点は、駆動シャフト2に円錐摩擦車61を設けるとともに、 プーリ7を搬送ローラ3と同一方向に回転するように設置したことにある。本実 施例の構造は、基体4やプーリ7の支持構造、更に制動部材8等の構成を変更す る必要はなく、回転力伝達装置1全体の設置角度を変更すればよい。
【0019】 駆動シャフト2には、搬送ローラ3の設置位置に対応して、或いは回転力を伝 達したい搬送ローラ3の設置位置に対応して円錐摩擦車61が設けられ、そのテ ーパ面61aにプーリ7のテーパ面7aが接触するように配置されている。 前記のように、ダイヤフラム6が外方に膨らむように作動した場合は、図5に 示すようにプーリ7が制動部材8から離れ、テーパ面7aが円錐摩擦車61のテ ーパ面61aに接触する。この結果、プーリ7及びプーリ7の外周面に常に接触 している搬送ローラ3が回転し、駆動シャフト2の回転力が搬送ローラ3に伝達 されたことになる。この構成にあっては、プーリ7と搬送ローラ3との間に、回 転方向の相違によるスリップ等が無く、回転力を効率よく伝達することができる 。
【0020】 また、搬送ローラ3を回転停止にする場合は、ダイヤフラム6を凹ませるよう にする。この結果、プーリ7が図示の位置から制動部材8に接触するように揺動 し、テーパ面61a,7aが非接触になる。従って、プーリ7とプーリ7の外周 面に接触している搬送ローラ3もブレーキがかかった状態で回転停止になり、搬 送ローラ3の慣性による回転が阻止される。 なお、物品51の形状や重量によっては、全ての搬送ローラ3を回転させるこ となく搬送し得ることがある。このような搬送態様を考慮すれば、回転力伝達装 置1は全ての搬送ローラ3に設ける必要はなく、間欠的に設けてもよい。 また、ダイヤフラムをエアーシリンダ装置やプランジャー・ソレノイドに換え てもよい。更に、搬送する物品51によっては、搬送ローラ3を急激に停止させ ず緩やかに、しかし確実に制動させたい場合がある。このような態様に対応する 構成として、プーリ7が駆動シャフト2から離れて制動部材8に接触するまでの 間に一時停止させるようにしてもよい。 また、本考案の適用はコンベヤに限定されるものではなく、回転と回転停止を 頻繁に繰り返す機器に広く適用することができる。 そして、動力の伝達と伝達阻止、更に伝達阻止時の制動とが、基体と一体にプ ーリを揺動させることにより行う構造であるから、横動機構等は一切不要であり 、全体構造の大幅な簡略化と小型化を図ることができる。
【0021】
以上に説明したように、本考案に係る動力伝達装置は、回転駆動源と搬送ロー ラとの間に、支点を中心に揺動する基体にプーリを回転自在に設けるとともに、 前記基体の一端を常に付勢する第1の付勢手段と、該第1の付勢手段による付勢 時に前記プーリに制動をかける制動部材と、前記基体の他端を選択的に付勢して 前記第1の付勢手段による付勢に抗して前記基体とプーリとを揺動して前記回転 駆動源に接触させる第2の付勢手段とからなる動力伝達機構を設けた。 従って、回転力の伝達と遮断は、第2の付勢手段の駆動して基体とプーリとを 揺動させることにより行われ、横動機構を設けた装置や動力伝達手段である0リ ング等を設けた装置に比較して構造を大幅に簡略化することができ、メンテナン スも容易になる。しかも回転力の伝達を行わない場合は、前記制動部材によりプ ーリと搬送ローラとに同時に制動をかけることができ、搬送ローラの慣性による 回転を防止することができる。
【図1】本考案を適用したアキュムレーションコンベヤ
の動力伝達装置の基本的構成を示す説明図である。
の動力伝達装置の基本的構成を示す説明図である。
【図2】本考案の第1実施例を示すコンベヤの要部の平
面図である。
面図である。
【図3】図2に示す装置におけるA−A線方向から見た
コンベヤの一部を破断した要部の側面図である。
コンベヤの一部を破断した要部の側面図である。
【図4】図2に示す装置におけるB−B線方向から見た
コンベヤの一部を破断した要部断面図である。
コンベヤの一部を破断した要部断面図である。
【図5】本考案の第2実施例を示すコンベヤの要部の平
面図である。
面図である。
1 動力伝達装置 2 駆動シャフト 3 搬送ローラ 4 基体 5 バネ 6 ダイヤフラム 7 プーリ 7a、61a テーパ面 8 制動部材 21 コンベヤ 31 固定台 34 軸受け部 61 円錐摩擦車 P 支点
Claims (1)
- 【請求項1】 回転動力源と、該回転動力源から伝達さ
れる回転力により回転する搬送ローラとの間に、支点軸
を中心に揺動するように構成した基体と、前記支点を中
心に前記基体を常に一方向に揺動付勢する第1の付勢手
段と、前記基体を前記第1の付勢手段による揺動に抗し
て選択的に揺動させる第2の付勢手段と、前記基体の一
端に回転自在に取り付けられ外周面が前記搬送ローラに
接触しつつ回転するプーリと、前記第1の付勢手段によ
る前記基体の揺動時に前記プーリを制動する制動手段と
により構成した回転力伝達機構とを設け、前記回転動力
源の回転力を前記搬送ローラに伝達する場合は、前記第
2の付勢手段により前記基体を揺動させて前記プーリを
回転動力源に接触させ、前記搬送ローラの回転を停止さ
せるときには、前記第2の付勢手段による付勢を解除し
て前記プーリと前記回転動力源とを非接触にし、且つ前
記制動手段により前記プーリを制動して前記搬送ローラ
に制動を掛けることを特徴とするアキュムレーションコ
ンベヤの動力伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3820392U JPH061315U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | アキュムレーションコンベヤの動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3820392U JPH061315U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | アキュムレーションコンベヤの動力伝達装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH061315U true JPH061315U (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=12518784
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3820392U Withdrawn JPH061315U (ja) | 1992-06-05 | 1992-06-05 | アキュムレーションコンベヤの動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH061315U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143690A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Okura Yusoki Co Ltd | コンベヤ装置 |
| CN111332679A (zh) * | 2020-04-07 | 2020-06-26 | 上海文尧林企业管理咨询合伙企业(有限合伙) | 用于模组式皮带滚筒的驱动装置及输送机系统 |
-
1992
- 1992-06-05 JP JP3820392U patent/JPH061315U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008143690A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Okura Yusoki Co Ltd | コンベヤ装置 |
| CN111332679A (zh) * | 2020-04-07 | 2020-06-26 | 上海文尧林企业管理咨询合伙企业(有限合伙) | 用于模组式皮带滚筒的驱动装置及输送机系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |