JPH06131761A - テープ状記録媒体案内装置及びその製造方法 - Google Patents
テープ状記録媒体案内装置及びその製造方法Info
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- JPH06131761A JPH06131761A JP4276869A JP27686992A JPH06131761A JP H06131761 A JPH06131761 A JP H06131761A JP 4276869 A JP4276869 A JP 4276869A JP 27686992 A JP27686992 A JP 27686992A JP H06131761 A JPH06131761 A JP H06131761A
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- shaped recording
- guiding device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】テープ浮上量の低浮上化と均一化を図るととも
に摺動ガイドの耐摩耗性の向上や長寿命化を図ったテー
プ状記録媒体案内装置を提供する。 【構成】テープ状記録媒体1を浮動及び/又は摺動案内
するテープ状記録媒体案内装置において、このテープ状
記録媒体案内装置のテープ状記録媒体との対接面に複数
の突条部7を千鳥パターンに配列し、前記突条部は微粒
子から成る子材を高速噴射して堆積させることにより形
成したものである。
に摺動ガイドの耐摩耗性の向上や長寿命化を図ったテー
プ状記録媒体案内装置を提供する。 【構成】テープ状記録媒体1を浮動及び/又は摺動案内
するテープ状記録媒体案内装置において、このテープ状
記録媒体案内装置のテープ状記録媒体との対接面に複数
の突条部7を千鳥パターンに配列し、前記突条部は微粒
子から成る子材を高速噴射して堆積させることにより形
成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ状記録媒体を浮
動及び/又は摺動するテープ案内装置に係わり、例えば
映像、音声又はデータを記録/再生するVTR、R−D
AT等の回転ヘッドドラムやテープガイドのようなテー
プ状記録媒体の浮動及び/又は摺動案内するテープ状記
録媒体案内装置及びその製造方法に関する。
動及び/又は摺動するテープ案内装置に係わり、例えば
映像、音声又はデータを記録/再生するVTR、R−D
AT等の回転ヘッドドラムやテープガイドのようなテー
プ状記録媒体の浮動及び/又は摺動案内するテープ状記
録媒体案内装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気テープを摺動ガイドするテープ摺動
装置は、本発明者が発明し、本出願人が平成3年1月3
0日に出願した特願平3−009916号「テープ摺動
装置」に記載されている。このテープ摺動装置では、合
成樹脂からなる母材に微粒子状の子材を堆積させたこと
を特徴とするテープ摺動装置である。
装置は、本発明者が発明し、本出願人が平成3年1月3
0日に出願した特願平3−009916号「テープ摺動
装置」に記載されている。このテープ摺動装置では、合
成樹脂からなる母材に微粒子状の子材を堆積させたこと
を特徴とするテープ摺動装置である。
【0003】このように合成樹脂から成る母材に超微粒
子状の子材を堆積させて、テープ摺動装置としたことに
よって、母材を射出成形機で、超微粒子状の子材をパウ
ダービームデポジション装置という加工性の良い装置で
加工することが可能となり、しかもこの超微粒子の子材
に接して磁気テープが摺動するため、磁気テープがテー
プ摺動面に対して面接触にならず、摩擦係数の低減と耐
摩耗性の向上が図れる等の良さがある反面、磁気テープ
が摺動ガイドに長時間対接していると「はりつき」を生
じる場合がある。
子状の子材を堆積させて、テープ摺動装置としたことに
よって、母材を射出成形機で、超微粒子状の子材をパウ
ダービームデポジション装置という加工性の良い装置で
加工することが可能となり、しかもこの超微粒子の子材
に接して磁気テープが摺動するため、磁気テープがテー
プ摺動面に対して面接触にならず、摩擦係数の低減と耐
摩耗性の向上が図れる等の良さがある反面、磁気テープ
が摺動ガイドに長時間対接していると「はりつき」を生
じる場合がある。
【0004】また、磁気テープと摺動ガイドとの相対速
度が低い状態では、摺動ガイドに対する磁気テープの巻
付角を大きくしたり、巻付面積を大きくすると摩擦力が
大きくなり、テープ走行系に安定性を欠く問題点があっ
た。
度が低い状態では、摺動ガイドに対する磁気テープの巻
付角を大きくしたり、巻付面積を大きくすると摩擦力が
大きくなり、テープ走行系に安定性を欠く問題点があっ
た。
【0005】また、磁気テープと摺動ガイドとの相対速
度が高い状態では、テープ浮上量が大きくなり過ぎた
り、テープの入口側とテープの出口側のテープの浮上量
の差が大きくなり過ぎたりして、テープ走行系に安定性
を欠く問題点があった。
度が高い状態では、テープ浮上量が大きくなり過ぎた
り、テープの入口側とテープの出口側のテープの浮上量
の差が大きくなり過ぎたりして、テープ走行系に安定性
を欠く問題点があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明のテープ状記録
媒体案内装置は、以上のような従来の問題点を解消する
ためになされたものであって、テープ状記録媒体対接面
の摩擦力の低減により、テープ走行の安定化と摺動ガイ
ドの耐摩耗性の向上や長寿命化を図る。また、テープ浮
上の立上がり特性の向上や浮上量の均一化を図る。
媒体案内装置は、以上のような従来の問題点を解消する
ためになされたものであって、テープ状記録媒体対接面
の摩擦力の低減により、テープ走行の安定化と摺動ガイ
ドの耐摩耗性の向上や長寿命化を図る。また、テープ浮
上の立上がり特性の向上や浮上量の均一化を図る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のテープ状記録媒
体を浮動及び/又は摺動案内するテープ状記録媒体案内
装置は、このテープ状記録媒体案内装置のテープ状記録
媒体との対接面に複数の突条部を千鳥パターンに配列し
たことを特徴とする。
体を浮動及び/又は摺動案内するテープ状記録媒体案内
装置は、このテープ状記録媒体案内装置のテープ状記録
媒体との対接面に複数の突条部を千鳥パターンに配列し
たことを特徴とする。
【0008】また、本発明のテープ状記録媒体案内装置
の製造方法は、テープ状記録媒体を浮動及び/又は摺動
案内するテープ状記録媒体案内装置のテープ状記録媒体
との対接面に複数の穴を千鳥パターンに配列したマスク
材を被着し、このマスク材上から微粒子を含む固気2相
流を高速噴射して、このテープ状記録媒体との対接面に
被膜を形成させ、その後、このマスク材を除去して、被
膜から成る複数の突条部を千鳥パターンに配列したこと
を特徴とする。
の製造方法は、テープ状記録媒体を浮動及び/又は摺動
案内するテープ状記録媒体案内装置のテープ状記録媒体
との対接面に複数の穴を千鳥パターンに配列したマスク
材を被着し、このマスク材上から微粒子を含む固気2相
流を高速噴射して、このテープ状記録媒体との対接面に
被膜を形成させ、その後、このマスク材を除去して、被
膜から成る複数の突条部を千鳥パターンに配列したこと
を特徴とする。
【0009】
【作用】従って、テープ状記録媒体との対接面の摩擦力
の低減により、テープ状記録媒体のテープ走行系の安定
性と摺動ガイドの耐摩耗性の向上や長寿命化を図ること
ができる。また、テープ浮上の立上がり特性の向上やテ
ープ浮上量の均一化を図ることができる。
の低減により、テープ状記録媒体のテープ走行系の安定
性と摺動ガイドの耐摩耗性の向上や長寿命化を図ること
ができる。また、テープ浮上の立上がり特性の向上やテ
ープ浮上量の均一化を図ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明のテープ状記録媒体案内装置及
びその製造方法の実施例を図1乃至図8を参照して説明
する。
びその製造方法の実施例を図1乃至図8を参照して説明
する。
【0011】まず、本発明の第1の実施例は、テープ状
記録媒体案内装置をVTR、R−DAT等の上ドラム回
転方式の回転ヘッドドラムに応用した例であり、図1は
その斜視図、図2は正面図で、図3は上ドラムの製造工
程を説明する断面図、図4は図1及び図2のY1 −Y2
線上における断面図である。
記録媒体案内装置をVTR、R−DAT等の上ドラム回
転方式の回転ヘッドドラムに応用した例であり、図1は
その斜視図、図2は正面図で、図3は上ドラムの製造工
程を説明する断面図、図4は図1及び図2のY1 −Y2
線上における断面図である。
【0012】図1、図2及び図4に示すように、この装
置はテープ状記録媒体1(ここでは磁気テープ)を浮動
及び/又は摺動案内するテープ状記録媒体案内装置に関
してであり、このテープ状記録媒体案内装置は、主に上
ドラム2と下ドラム3とから構成されている。この上ド
ラム2には、複数の磁気ヘッド4を複数のヘッド窓5か
ら上ドラム外周面6上に突出させるとともに、この上ド
ラム外周面6に巻付けたテープ状記録媒体1上を摺接す
るように配設されている。また、上ドラム外周面6に
は、円形状を形成した複数の突条部7が周方向に千鳥パ
ターンに配列されている。また、下ドラム3には、テー
プ状記録媒体1を下ドラム3の外周面に沿って斜め方向
に案内するリード8が設けられている。
置はテープ状記録媒体1(ここでは磁気テープ)を浮動
及び/又は摺動案内するテープ状記録媒体案内装置に関
してであり、このテープ状記録媒体案内装置は、主に上
ドラム2と下ドラム3とから構成されている。この上ド
ラム2には、複数の磁気ヘッド4を複数のヘッド窓5か
ら上ドラム外周面6上に突出させるとともに、この上ド
ラム外周面6に巻付けたテープ状記録媒体1上を摺接す
るように配設されている。また、上ドラム外周面6に
は、円形状を形成した複数の突条部7が周方向に千鳥パ
ターンに配列されている。また、下ドラム3には、テー
プ状記録媒体1を下ドラム3の外周面に沿って斜め方向
に案内するリード8が設けられている。
【0013】図1及び図2に示すように上ドラム2と下
ドラム3が同軸9上に組立てられ、複数の磁気ヘッド4
を備えた上ドラム2が反時計方向に回転し、テープ状記
録媒体1は固定された下ドラム3に設けたリード8に沿
って図示矢印のように右から左に走行され、これらの磁
気ヘッド4によりテープ状記録媒体1に映像、音声、デ
ータ等の情報信号が記録/再生される。
ドラム3が同軸9上に組立てられ、複数の磁気ヘッド4
を備えた上ドラム2が反時計方向に回転し、テープ状記
録媒体1は固定された下ドラム3に設けたリード8に沿
って図示矢印のように右から左に走行され、これらの磁
気ヘッド4によりテープ状記録媒体1に映像、音声、デ
ータ等の情報信号が記録/再生される。
【0014】本発明のテープ状記録媒体案内装置におい
て、上ドラム2の母材10には、主材料成分としてポリ
イミド樹脂またはポリカーボネート樹脂を用い、熱膨張
係数を小さくし、強度、剛性を高め、良好な導電性を得
るためにフィラーとしてガラスビーズ10重量%、カー
ボン10重量%を含有させた。
て、上ドラム2の母材10には、主材料成分としてポリ
イミド樹脂またはポリカーボネート樹脂を用い、熱膨張
係数を小さくし、強度、剛性を高め、良好な導電性を得
るためにフィラーとしてガラスビーズ10重量%、カー
ボン10重量%を含有させた。
【0015】また、これとは別の実施例では、その母材
10としてアルミニウム合金を用いることにより、熱膨
張係数を小さくし、強度、剛性を高め、良好な導電性を
得ることができる。ここでは、Si約11重量%以下の
含有のものを用いた。そして、上ドラム2の外周面6上
に設けた複数の突条部7の子材11としては、粒径0.
1〜1μmのSiC、Si3 N4 、Al2 O3 等の耐摩
耗性、低摩擦材を用いた。
10としてアルミニウム合金を用いることにより、熱膨
張係数を小さくし、強度、剛性を高め、良好な導電性を
得ることができる。ここでは、Si約11重量%以下の
含有のものを用いた。そして、上ドラム2の外周面6上
に設けた複数の突条部7の子材11としては、粒径0.
1〜1μmのSiC、Si3 N4 、Al2 O3 等の耐摩
耗性、低摩擦材を用いた。
【0016】次に、図3を用いてテープ状記録媒体案内
装置の上ドラム2の製造工程を説明する。まず、上ドラ
ム2の外周面6上に複数の円形穴12を千鳥パターンに
配列したマスク材13を被着させ、このマスク材13上
から微粒子から成る子材11を含む固気2相流14を高
速噴射して、子材11をこれら複数の穴12部の外周面
6上に堆積させ、その後、このマスク材13を除去し
て、図4の図面上でみて、前記複数の穴12部に相当す
る位置に複数の円形状の突起部7を形成する。
装置の上ドラム2の製造工程を説明する。まず、上ドラ
ム2の外周面6上に複数の円形穴12を千鳥パターンに
配列したマスク材13を被着させ、このマスク材13上
から微粒子から成る子材11を含む固気2相流14を高
速噴射して、子材11をこれら複数の穴12部の外周面
6上に堆積させ、その後、このマスク材13を除去し
て、図4の図面上でみて、前記複数の穴12部に相当す
る位置に複数の円形状の突起部7を形成する。
【0017】また、図3で示すようにマスク材13上か
ら固気2相流14を高速噴射する場合には、上ドラム2
のヘッド窓5はマスク材13によりマスクが施され、ヘ
ッド窓5の内部に子材11が堆積しないようにしてい
る。また、固気2相流14の噴射速度としては、80m
/sから音速領域とした。
ら固気2相流14を高速噴射する場合には、上ドラム2
のヘッド窓5はマスク材13によりマスクが施され、ヘ
ッド窓5の内部に子材11が堆積しないようにしてい
る。また、固気2相流14の噴射速度としては、80m
/sから音速領域とした。
【0018】そして、前記円形状の突条部の直径は、1
〜3mm、高さは、数μmから数10μm、それから千
鳥パターンに配列したこれらの突条部7と突条部7との
間隔は、2〜6mmとした。
〜3mm、高さは、数μmから数10μm、それから千
鳥パターンに配列したこれらの突条部7と突条部7との
間隔は、2〜6mmとした。
【0019】以上のような構造で構成されたテープ状記
録媒体案内装置にテープ状記録媒体1を装着し、このテ
ープ状記録媒体1と上ドラム2の外周面6に設けた複数
の突条部7の突条外周面7aとを対接させ、テープ状記
録媒体1を静止状態で長時間保持しておいても、その対
接面積が小さく、湿度の影響でテープ状記録媒体1が
「はりつく」こともなく、このため、テープ状記録媒体
1を瞬時に走行させても、テープ状記録媒体1に傷を付
けたり、また、磁気ヘッド4に傷をつけたりすることが
ない。
録媒体案内装置にテープ状記録媒体1を装着し、このテ
ープ状記録媒体1と上ドラム2の外周面6に設けた複数
の突条部7の突条外周面7aとを対接させ、テープ状記
録媒体1を静止状態で長時間保持しておいても、その対
接面積が小さく、湿度の影響でテープ状記録媒体1が
「はりつく」こともなく、このため、テープ状記録媒体
1を瞬時に走行させても、テープ状記録媒体1に傷を付
けたり、また、磁気ヘッド4に傷をつけたりすることが
ない。
【0020】また、上ドラム2の外周面6上に複数の突
条部7を千鳥パターンに配列することにより、テープ状
記録媒体1は上ドラム2を回転させると、複数の突条部
7の突条部外周面7aから瞬時に浮上する。即ち、良質
のエアフィルムを突条部外周面7aとテープ状記録媒体
1との間に瞬時に形成してテープ浮上量を低浮上化す
る。
条部7を千鳥パターンに配列することにより、テープ状
記録媒体1は上ドラム2を回転させると、複数の突条部
7の突条部外周面7aから瞬時に浮上する。即ち、良質
のエアフィルムを突条部外周面7aとテープ状記録媒体
1との間に瞬時に形成してテープ浮上量を低浮上化す
る。
【0021】それから、テープ状記録媒体1と上ドラム
2との相対速度が低速状態では、テープ状記録媒体1と
上ドラム2の突条部外周面7aとが摺接しても、前述の
ように対接面積が小さいために、摩擦力が小さく、ま
た、それらの突条部7は耐摩耗性を有する低摩擦材料を
用いているために経時変化もなく、長寿命化を図ること
ができる。
2との相対速度が低速状態では、テープ状記録媒体1と
上ドラム2の突条部外周面7aとが摺接しても、前述の
ように対接面積が小さいために、摩擦力が小さく、ま
た、それらの突条部7は耐摩耗性を有する低摩擦材料を
用いているために経時変化もなく、長寿命化を図ること
ができる。
【0022】更に、テープ状記録媒体1と上ドラム2と
の相対速度が高速状態では、複数の突条部7の突条部外
周面7aを小さくすることにより、また千鳥パターンに
配列したそれらの突条部7と突条部7との間隔を大きく
することにより、テープ状記録媒体1と突条部外周7a
との間に形成されるエアフィルムによるテープ浮上量を
低浮上化させることができる。また、上ドラム2の外周
面6の周方向に巻付けたテープ状記録媒体のテープ浮上
量を周方向に均一化することができる。
の相対速度が高速状態では、複数の突条部7の突条部外
周面7aを小さくすることにより、また千鳥パターンに
配列したそれらの突条部7と突条部7との間隔を大きく
することにより、テープ状記録媒体1と突条部外周7a
との間に形成されるエアフィルムによるテープ浮上量を
低浮上化させることができる。また、上ドラム2の外周
面6の周方向に巻付けたテープ状記録媒体のテープ浮上
量を周方向に均一化することができる。
【0023】特に、デジタルビデオテープレコーダ又は
マスストレージ装置のようにテープ状記録媒体1と上ド
ラム2との相対速度を高速化する場合には、従来の技術
ではテープ浮上量が大きくなり過ぎたり、また、上ドラ
ム2に巻付けた磁気テープのテープ入口側とテープ出口
側との浮上量の差が大きくなり過ぎたりで、磁気テープ
と磁気ヘッドの当りが悪くなり、ヘッドクロッグやドロ
ップアウトが生じるために、最適な記録/再生を行うこ
とができなかったが、ここでは前述のようにして問題点
を解決することができたので、テープ浮上量を低浮上化
するとともに、テープの入口側からテープの出口側ま
で、テープ浮上量を均一化させ、テープ状記録媒体1と
磁気ヘッド4との当りを最適化し、ヘッドクロッグ、ド
ロップアウト等の記録/再生不良の発生を防止した。
マスストレージ装置のようにテープ状記録媒体1と上ド
ラム2との相対速度を高速化する場合には、従来の技術
ではテープ浮上量が大きくなり過ぎたり、また、上ドラ
ム2に巻付けた磁気テープのテープ入口側とテープ出口
側との浮上量の差が大きくなり過ぎたりで、磁気テープ
と磁気ヘッドの当りが悪くなり、ヘッドクロッグやドロ
ップアウトが生じるために、最適な記録/再生を行うこ
とができなかったが、ここでは前述のようにして問題点
を解決することができたので、テープ浮上量を低浮上化
するとともに、テープの入口側からテープの出口側ま
で、テープ浮上量を均一化させ、テープ状記録媒体1と
磁気ヘッド4との当りを最適化し、ヘッドクロッグ、ド
ロップアウト等の記録/再生不良の発生を防止した。
【0024】このため大容量高密度記録再生装置(例え
ばデジタルビデオテープレコーダ、マスデータストレー
ジ装置、ハイディフィニションビデオシステム等)の性
能、信頼性の向上を図ることができる。
ばデジタルビデオテープレコーダ、マスデータストレー
ジ装置、ハイディフィニションビデオシステム等)の性
能、信頼性の向上を図ることができる。
【0025】次に、本発明の第2の実施例は、テープ状
記録媒体案内装置を全ドラム回転方式の回転ヘッドドラ
ムに応用した例であり、図5はその斜視図、図6は正面
図、図7は回転ヘッドドラムの製造工程を説明する断面
図、図8は図5及び図6のY 3 −Y4 線上における断面
図である。なお、図1乃至図4と同一構成要素には同一
符号を用いた。
記録媒体案内装置を全ドラム回転方式の回転ヘッドドラ
ムに応用した例であり、図5はその斜視図、図6は正面
図、図7は回転ヘッドドラムの製造工程を説明する断面
図、図8は図5及び図6のY 3 −Y4 線上における断面
図である。なお、図1乃至図4と同一構成要素には同一
符号を用いた。
【0026】図5及び図6に示すように、テープ状記録
媒体案内装置の回転ヘッドドラム2cには、複数の磁気
ヘッド4cを複数のヘッド窓5cから回転ヘッドドラム
2cの外周面6c上に突出させるとともに、この外周面
6cに巻付けたテープ状記録媒体1c上を摺接するよう
に配設されている。また、この外周面6cに所要の巻付
角で傾斜して巻付けたテープ状記録媒体1cのテープ入
口側とテープ出口側の近傍には、フランジ付の傾斜ガイ
ド14c、14dを設け、テープ状記録媒体1を案内す
る。
媒体案内装置の回転ヘッドドラム2cには、複数の磁気
ヘッド4cを複数のヘッド窓5cから回転ヘッドドラム
2cの外周面6c上に突出させるとともに、この外周面
6cに巻付けたテープ状記録媒体1c上を摺接するよう
に配設されている。また、この外周面6cに所要の巻付
角で傾斜して巻付けたテープ状記録媒体1cのテープ入
口側とテープ出口側の近傍には、フランジ付の傾斜ガイ
ド14c、14dを設け、テープ状記録媒体1を案内す
る。
【0027】それから、回転ヘッドドラム2cの外周面
6cには、円形状の複数の突条部7cが周方向に千鳥パ
ターンに配列されている。
6cには、円形状の複数の突条部7cが周方向に千鳥パ
ターンに配列されている。
【0028】図5及び図6に示すように、複数の磁気ヘ
ッド4cを備えた回転ヘッドドラム2cが反時計方向に
回転し、テープ状記録媒体1cは、傾斜ガイド15cを
介して回転ヘッドドラム2cの外周面6cに斜めに巻付
けられ、その後、傾斜ガイド15dを介して、図示矢印
のように右から左へ走行され、前記複数の磁気ヘッド4
cにより、テープ状記録媒体1cに映像、音声、データ
等の情報信号が記録/再生される。
ッド4cを備えた回転ヘッドドラム2cが反時計方向に
回転し、テープ状記録媒体1cは、傾斜ガイド15cを
介して回転ヘッドドラム2cの外周面6cに斜めに巻付
けられ、その後、傾斜ガイド15dを介して、図示矢印
のように右から左へ走行され、前記複数の磁気ヘッド4
cにより、テープ状記録媒体1cに映像、音声、データ
等の情報信号が記録/再生される。
【0029】このように第2の実施例は、第1の実施例
の異形な実施例を示したものであり、前述の説明と同様
な原理構成に基づくものであるので、その詳述は省略す
る。
の異形な実施例を示したものであり、前述の説明と同様
な原理構成に基づくものであるので、その詳述は省略す
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明ではテープ
状記録媒体との対接面の摩擦力の低減により、テープ状
記録媒体の「はりつき」を防止し、またテープ走行の安
定化を図ることができる。また、摺動ガイドの耐摩耗性
の向上や長寿命化を図ることができる。更にまた、テー
プ浮上の立上がり特性の向上やテープ浮上量の低浮上化
及び均一化を図ることができる。
状記録媒体との対接面の摩擦力の低減により、テープ状
記録媒体の「はりつき」を防止し、またテープ走行の安
定化を図ることができる。また、摺動ガイドの耐摩耗性
の向上や長寿命化を図ることができる。更にまた、テー
プ浮上の立上がり特性の向上やテープ浮上量の低浮上化
及び均一化を図ることができる。
【図1】本発明のテープ状記録媒体案内装置の第1の実
施例の斜視図である。
施例の斜視図である。
【図2】その第1の実施例の正面図である。
【図3】その第1の実施例の製造方法を説明する断面図
である。
である。
【図4】その第1の実施例の図1及び図2のY1 −Y2
線上における断面図である。
線上における断面図である。
【図5】本発明のテープ状記録媒体案内装置の第2の実
施例の斜視図である。
施例の斜視図である。
【図6】その第2の実施例の正面図である。
【図7】その第2の実施例の製造方法を説明する断面図
である。
である。
【図8】その第2の実施例の図5及び図6のY3 −Y4
線上における断面図である。
線上における断面図である。
1、1c テープ状記録媒体 2、2c 上ドラム、回転ヘッドドラム 3 下ドラム 4、4c 磁気ヘッド 5、5c ヘッド窓 6、6c 外周面 7、7c 突条部 7a、7d 突条部の外周面 8 リード 9 同軸 10、10c 母材 11、11c 子材 12、12c 円形穴 13、13c マスク材 14、14c 固気2相流 15c、15d 傾斜ガイド
Claims (5)
- 【請求項1】 テープ状記録媒体を浮動及び/又は摺動
案内するテープ案内装置において、 該テープ案内装置のテープ状記録媒体との対接面に複数
の突条部を千鳥パターンに配列したことを特徴とするテ
ープ状記録媒体案内装置。 - 【請求項2】 前記複数の突条部を円形で形成し、該円
形の表面を前記テープ状記録媒体の対接面としたことを
特徴とする請求項1記載のテープ状記録媒体案内装置。 - 【請求項3】 前記複数の突条部を微粒子の堆積層で形
成したことを特徴とする請求項1記載のテープ状記録媒
体案内装置。 - 【請求項4】 テープ状記録媒体を浮動及び/又は摺動
案内するテープ案内装置の製造方法において、 該テープ案内装置のテープ状記録媒体との対接面に複数
の穴を千鳥パターンに配列したマスク材を被着し、該マ
スク材上から微粒子を含む固気2相流を高速噴射して前
記テープ状記録媒体との対接面に被膜を形成させ、その
後、前記マスク材を除去して該被膜から成る複数の突条
部を千鳥パターンに配列したことを特徴とするテープ状
記録媒体案内装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記マスク材の複数の穴を円形になるよ
うに形成するとともに千鳥パターンを配列したことを特
徴とする請求項4記載のテープ状記録媒体案内装置の製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276869A JPH06131761A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | テープ状記録媒体案内装置及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4276869A JPH06131761A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | テープ状記録媒体案内装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06131761A true JPH06131761A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17575549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4276869A Pending JPH06131761A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | テープ状記録媒体案内装置及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06131761A (ja) |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP4276869A patent/JPH06131761A/ja active Pending
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