JPH07334897A - 回転ヘッドドラム装置 - Google Patents

回転ヘッドドラム装置

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JPH07334897A
JPH07334897A JP6145347A JP14534794A JPH07334897A JP H07334897 A JPH07334897 A JP H07334897A JP 6145347 A JP6145347 A JP 6145347A JP 14534794 A JP14534794 A JP 14534794A JP H07334897 A JPH07334897 A JP H07334897A
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JP
Japan
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drum
tape
fixed drum
fixed
surface roughness
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JP6145347A
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English (en)
Inventor
Hideaki Koe
秀明 向江
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速回転するドラムユニットにおいて、テー
プの走行性能を改善し、高密度記録・高データレート記
録・編集を可能にすること。 【構成】 テープ走行面にテーパ部26を設けた第1の
固定ドラム21と、リード23を有する第2の固定ドラ
ム22を対向するように略同軸に配置する。その間に磁
気ヘッド24を取り付けた中ドラム25を回転自在に設
ける。少なくともテープ巻き付け部の中央付近におい
て、中ドラムの回転中心から固定ドラム21の外周面の
最下端C2の距離R2を、中ドラム外周面の最上端C1
までの距離R1よりも短くする。こうするとドラム2
1,22,25に沿ってテープ27が走行するとき、例
え固定ドラム21の上方にずれても、テープ27は第2
の固定ドラムへの力を受けてリード23に沿って走行す
るようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高記録密度及び高デー
タレートで記録を行うVTRやDATに用いられる回転
ヘッドドラム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりVTR(VHS(登録商標)方
式などのビデオテープレコーダ)やDAT(デジタルオ
ーディオテープレコーダ)などの磁気記録再生装置は、
回転する上ドラムと、磁気テープ(以下、テープと呼
ぶ)の走行を案内するリードが設けられた固定ドラムと
を有しており、ドラムの前後にはテープの走行位置を規
制するテープガイドローラが設けられている。しかし、
このようなテープ案内機構を設けてテープを規制して
も、テープの走行はテープ幅方向に関して不安定であ
り、記録されるトラック幅が狭い場合には正常に磁気記
録再生が行われにくいという問題点があった。
【0003】このような問題点を解消する方法として、
従来より色々な方法が提案されている。例えば、特開昭
52−28306号公報においては、上ドラムに大径部
分と小径部分とを設け、上ドラムとテープとの間に発生
する空気層によってテープを安定に走行させる技術が開
示されている。
【0004】ところで、最近では映像信号のデジタル化
や高密度記録(HD)化の流れの中で、高データレート
記録を行うことが多くなっており、記録の広帯域化のた
めに大径ドラムを使用し、ドラムの回転数を増加する手
法が採用されている。しかし、このような磁気ヘッドの
テープに対する相対速度を高速にすることは、テープ浮
上量の増加をもたらし、テープ走行の安定性を損なう結
果となっていた。その対応策として中ドラム回転方式に
よるドラム装置を用いることにより、テープ浮上量の低
減を行っているが、ドラムが大径であるため、リード上
におけるテープの走行性能を確保することが極めて困難
であった。そこで従来より用いられているテープガイド
ローラの傾き角を大きくして、テープがドラムのリード
に添うように調整し、トラックパターンの直線性を確保
していた。
【0005】またドラムのリード上でテープが安定に走
行するための調整が困難であり、さらに再生信号波形の
平坦度とトラックパターンの直線性の両立を図ることが
非常に困難になるといった問題があった。更に無理な走
行調整を行うため、テープの繰り返し走行に対してテー
プダメージが発生し易いといった問題があった。このよ
うな問題に対する従来の対策方法について図6を用いて
説明する。
【0006】図6は従来のドラムユニットの構成を示す
側面図である。本図に示すように、磁気ヘッド1を搭載
した回転ドラム2の回転軸3と、リード4が形成された
固定ドラム5とを同軸となるように配置する。そして回
転ドラム2の回転により、リード4に沿って走行するテ
ープ6に対して磁気ヘッド1により記録再生を行う。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで回転ドラム2の
回転数が増加すると、磁気ヘッド1や回転ドラム2の回
転で形成される空気層により、テープ6が上側に持ち上
げられ、テープ6はリード4から離れながら走行するこ
とになる。このような現象のためトラックの直線性が悪
化する。そこでドラムの前後に設けたテープガイドロー
ラ7の高さを下げて、無理にテープ6をリード4に沿う
ように調整していた。このような条件でテープ6を繰り
返し走行させると、テープダメージを受け易く、トラッ
クの直線性の確保とテープダメージの防止を同時に図る
ことが極めて難しかった。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、テープの走行を安定化させ、ト
ラックパターンの直線性及び記録再生信号の安定性に優
れた回転ヘッドドラム装置を供給することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、第1の固定ドラムと、テープの走行案内用のリード
が形成され、第1の固定ドラムと同軸に取付けられた第
2の固定ドラムと、第1の固定ドラムと第2の固定ドラ
ムの間に回転自在に取付けられ、磁気ヘッドを有する中
ドラムと、を具備する回転ヘッドドラム装置であって、
第1の固定ドラムは、少なくとも第1の固定ドラムのテ
ープが接触走行する領域において、第1の固定ドラムが
中ドラムに対して軸方向に距離が離れるに従い、外径が
大きくなるようなテーパ部を設けたものであり、第1の
固定ドラム及び中ドラムは、少なくともテープの巻き付
け角の中央部分において、中ドラムの回転中心から中ド
ラムの外周面の最上端までの距離R1を、中ドラムの回
転中心から第1の固定ドラムの最下端までの距離R2よ
り大きくなるように取り付けられていることを特徴とす
るものである。
【0010】本願の請求項2の発明では、第1の固定ド
ラムは、その表面粗さが少なくともテープ走行面におい
て、下端側から上端側にかけて順次粗くしたことを特徴
とするものである。
【0011】本願の請求項3の発明では、第1の固定ド
ラムは、テープ走行方向と平行となるようなすじ条の加
工痕をテープ走行面に形成し、テープが接触走行する領
域において、中ドラムからの距離が離れるに従い、表面
粗さを粗くしたことを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項4の発明では、第1の固定ド
ラムは、テープ走行面の表面粗さが第2の固定ドラムの
表面粗さと少なくとも同等か粗いことを特徴とするもの
である。
【0013】本願の請求項5の発明では、第2の固定ド
ラムは、テープ走行面の表面粗さを0.1 μm 〜1μm の
範囲としたことを特徴とするものである。
【0014】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1の発明
によれば、少なくとも第1の固定ドラムにテープが接触
走行する領域において、中ドラムの回転中心から中ドラ
ムの外周面の最上端までの距離R1を、中ドラムの回転
中心から第1の固定ドラムの最下端までの距離R2より
大きくしているので、テープは磁気ヘッドを有する中ド
ラムと強く当接する。また第1の固定ドラムが中ドラム
に対して距離が離れるに従い、外径が大きくなるような
テーパ部を設けているので、テープが中ドラムと第1の
固定ドラムの外周面に回巻されて走行するとき、テープ
が第1の固定ドラム上部と当接する割合が多くなる程大
きな摩擦力を受ける。このためテープが中ドラムの下方
向に移動する作用が働き、第2の固定ドラムのリードに
沿って走行するようになる。このため、各ドラムに巻き
付くテープの走行負荷が小さくなり、テープの走行が安
定する。
【0015】又、本願の請求項2の発明によれば、少な
くとも第1の固定ドラムにテープが接触走行する領域に
おいて、第1の固定ドラムが中ドラムに対して距離が離
れるに従い、外径が大きくなるようなテーパ部を形成
し、第1の固定ドラムの表面粗さが下端側から上端側に
かけて順次粗くしているので、テープの上部ほど大きな
摩擦力を受ける。このためテープが中ドラムの下方向に
移動する作用が働き、第2の固定ドラムに設けられたリ
ードにおけるテープの幅方向の変動が小さくなる。こう
するとトラックパターンの直線性が改善され、再生出力
の変動も小さくなる。
【0016】又、本願の請求項3の発明によれば、少な
くとも第1の固定ドラムにテープが接触走行する領域に
おいて、第1の固定ドラムが中ドラムに対して距離が離
れるに従い、外径が大きくなるようなテーパ部を形成
し、第1の固定ドラムのテープ走行面にテープ走行方向
と平行となるようなすじ条の加工痕が形成されているた
め、テープの上部ほど大きな摩擦力を受ける。このた
め、テープは第2の固定ドラムに設けられたリードに沿
って走行し易くなり、トラックパターンの直線性が改善
される。
【0017】更に、本願の請求項4、5の発明によれ
ば、第2の固定トラムの表面粗さを、多湿環境下におい
てテープの貼り付き現象が起きない程度に滑らかにして
いる。そして第1の固定ドラムの表面粗さを第2の固定
ドラムの表面粗さと少なくとも同等か粗くすると、テー
プの上部は大きな摩擦力を受け、下部は小さな摩擦力を
受ける。これらの摩擦力のアンバランスでテープは下方
向に移動しようとする。従ってテープはリードに沿って
走行しやすくなり、トラックパターンの直線性が改善さ
れる。
【0018】
【実施例】本発明の第1実施例の回転ヘッドドラム装置
について図1を用いて説明する。図1は第1実施例の回
転ヘッドドラム装置におけるドラムユニット20の側面
図である。本図に示すドラムユニット20は上部に位置
する第1の固定ドラム21、下部に位置しテープ走行案
内用のリード23が設けられた第2の固定ドラム22、
中部に位置して磁気ヘッド24が取り付けられた中ドラ
ム25から構成されている。固定ドラム21の外周には
少なくともテープ走行面において、中ドラム25から距
離が離れるに従い外径が大きくなるようなテーパ部26
が形成されている。
【0019】固定ドラム21と固定ドラム22とはドラ
ムユニット20の外側からコの字型の連結治具(図示せ
ず)で固定されている。中ドラム25は磁気ヘッド24
と共に固定ドラム21と固定ドラム22との間で回転す
る。テープ27は固定ドラム22のリード23に沿って
走行し、中ドラム25の外周面からわずかに突出した磁
気ヘッド24と当接することにより、記録及び再生が行
われる。
【0020】次に、中ドラム25と固定ドラム21との
位置関係について図2を用いて説明する。図2は中ドラ
ム25の外周面の最上端C1と、固定ドラム21の外周
面の最下端C2との位置関係を概念的に表したものであ
る。中ドラム25の回転中心から最上端C1までの距離
をR1とし、中ドラム25の回転中心から最下端C2ま
での距離をR2とする。またドラムユニット20のテー
プの巻き付け角をθとする。ここでいう中ドラム25の
回転中心とは、回転する中ドラム25の回転軸のことを
意味しており、距離R1,R2は夫々中ドラム25の最
上端C1,固定ドラム21の最下端C2から回転軸まで
の最短距離のことを表している。
【0021】中ドラム25と固定ドラム21が対向する
部分において、最上端C1と最下端C2との位置関係
が、少なくとも巻き付け角θの中央付近において、距離
R1よりも距離R2のほうが短くなるように両ドラムを
取り付ける。このような位置関係にすると、ノーマル再
生やリバース再生といったテープ27の走行方向に関係
なく、図1に示すようにテープ27と固定ドラム21や
固定ドラム22との間に適度な空気膜が形成される。こ
うすると、ドラムユニット20におけるテープ27の走
行負荷を抑えることができる。
【0022】ここで最上端C1と最下端C2との相対位
置を決める方法としては、例えば、図2(a)に示すよ
うに固定ドラム21の最下端C2における直径と、中ド
ラム25の最上端C1の直径を等しくし、固定ドラム2
1の中心軸と中ドラム25の回転軸とを僅かにずらすこ
とにより容易に実現することができる。具体的には、固
定ドラム21の中心軸を中ドラム25の中心軸に対して
10μm程度、テープ27との巻き付け部分とは逆の方
向(図2(a)の矢印Y1方向)にずらせばよい。
【0023】また、図1及び図2(b)に示すように固
定ドラム21の最下端C2の直径を、中ドラム25の最
上端C1の直径よりも小さくし、固定ドラム21の中心
軸と中ドラム25の回転軸を合わせることで容易に実現
することもできる。具体的には、固定ドラム21の最下
端C2の直径を、中ドラム25の最上端C1の直径より
も10μm程度小さくする。尚、このドラムユニット2
0の構成方法については上述した組み合わせに限らない
ことは言うまでもない。以上何れの方法を採っても、巻
き付け角θ付近でテープ27が固定ドラムより、中ドラ
ム25の外周面に当接し易くなる。
【0024】次に本発明の第2実施例の回転ヘッドドラ
ム装置について図3を用いて説明する。図3(a)は第
2実施例のドラムユニット30の正面図である。ドラム
ユニット30は第1実施例と同様に第1の固定ドラム3
1、中ドラム35及び第2の固定ドラム32により構成
される。固定ドラム31に形成したテーパ部36は、少
なくともテープ走行面の表面粗さを、図3(b)に示す
ように中ドラム35の外周面の最上端C1から離れるに
従って、順次粗くなるようにしたものである。このよう
な表面粗さを実現する方法としては切削バイト(例えば
バイト先端形状R)の切り込み深さの変更による方法が
あり、容易にテーパ状に加工することができる。
【0025】こうすると、固定ドラム32のリードに沿
って走行するテープ27は、固定ドラム31の表面粗さ
の粗い部分での摩擦抵抗が大きく、表面粗さの細かい部
分では粗い部分よりも空気膜の影響で摩擦抵抗が小さく
なる。このため固定ドラム31にテープ27が接触して
いる部分では、テープ27を押し下げようとする力が発
生するため、テープ27は無理なく固定ドラム32のリ
ードに沿うように走行し、トラックパターンの直線性を
容易に改善することができる。
【0026】次に本発明の第3実施例における回転ヘッ
ドドラム装置について図4を用いて説明する。図4
(a)は第3実施例のドラムユニット40の正面図であ
る。ドラムユニット40は第1実施例と同様に第1の固
定ドラム41、中ドラム45及び第2の固定ドラム42
により構成される。固定ドラム41に形成したテーパ部
46は、図4(a)に示すように固定ドラム41のテー
プ走行面にはテープ走行方向と平行となるようなすじ条
の加工痕を形成したものである。固定ドラム41の少な
くともテープ27が接触走行する領域において、中ドラ
ム45から距離が離れるに従い、表面粗さが粗くなるよ
うにしてある。このような表面粗さは固定ドラム42の
リードを加工する方法と同様に行えば、容易に加工でき
る。
【0027】このような構成によると、固定ドラム42
のリードに沿って走行するテープ27は、固定ドラム4
1の表面粗さの粗い部分での摩擦抵抗が大きく、表面粗
さの細かい部分では粗い部分よりも空気膜の影響で摩擦
抵抗が小さくなる。固定ドラム41にテープ27が接触
している部分では、テープ27を押し下げようとする力
が発生する。このためテープ27は無理なく固定ドラム
42のリードに沿うように走行し、トラックパターンの
直線性を容易に改善することができる。尚、図3及び図
4に示すように、第1の固定ドラムの表面粗さは上述し
たように順次粗くする必要はなく、段階的に粗くしても
構わない。
【0028】更に、本発明の第4実施例における回転ヘ
ッドドラム装置について図5を用いて説明する。図5は
第4実施例のドラムユニット50の正面図である。ドラ
ムユニット50は第1実施例と同様に、第1の固定ドラ
ム51、中ドラム55及び第2の固定ドラム52により
構成される。固定ドラム51のテーパ部56は、その表
面粗さが固定ドラム52の表面粗さと少なくとも同等、
もしくは粗くなるようにしてある。
【0029】かかる構成によると、固定ドラム51の表
面粗さが固定ドラム52の表面粗さよりも同等もしくは
粗いため、固定ドラム51のテープ27に対する摺動抵
抗が固定ドラム52における摺動抵抗よりも大きくな
る。つまり、ドラムユニット50に巻き付けられたテー
プ27の全長にわたって、押し下げようとする力が発生
する。従ってテープ27は自然にリードに沿うことにな
るので、トラックパターンの直線性が確保しやくなり、
調整工数の大幅な削減が可能となる。
【0030】更にテープ27の摺動特性はドラム材料の
粗さに依存し、ドラム材料の表面粗さを細かくすること
により摺動抵抗は小さくなる。特に1μm以下にするこ
とで摺動抵抗は大きく低下する。しかしながら、0.1 μ
m以下にすると、多湿環境下において、テープ27の貼
り付き現象が起きる確率が大きくなり、0.1 μm以下は
好ましくない。従って固定ドラム51の表面粗さを0.1
μm 〜1μm の範囲にすることにより、ドラムユニット
50におけるテープ27の走行負荷の上昇を最小限に抑
えることができる。
【0031】
【発明の効果】以上のように本願の請求項1記載の発明
によれば、ドラムユニットを構成している第1の固定ド
ラムと中ドラムとの相対位置関係(外周部の外径)を規
定しているので、ノーマル再生やリバース再生といった
テープの走行方向に関係なく、テープと第1の固定ドラ
ムや第2の固定ドラムとの間に適度な空気膜を形成する
ことができる。こうすると、ドラムユニットにおけるテ
ープの走行負荷の上昇を最小限に抑えることができる。
【0032】又、本願の請求項2及び請求項3記載の発
明によれば、第2の固定ドラムのリードに沿って走行す
るテープは、第1の固定ドラムの表面粗さの粗い部分で
の摩擦抵抗が大きく、表面粗さの細かい部分では粗い部
分よりも空気膜の影響で摩擦抵抗が小さくなる。こうす
ると第1の固定ドラムにテープが接触している部分では
テープを押し下げようとする力が発生するため、テープ
は無理なく第2の固定ドラムのリードに沿うように走行
し、トラックパターンの直線性を容易に改善することが
できる。
【0033】更に本願の請求項4及び請求項5記載の発
明によれば、第1の固定ドラムの表面粗さが第2の固定
ドラムの表面粗さよりも同等以上であるため、ドラムユ
ニットに巻き付けられたテープの全長にわたって押し下
げようとする力が発生して、テープは自然にリードに沿
うようになる。このため、トラックパターンの直線性が
確保し易くなり、調整工数の大幅な削減を可能にするこ
とができる。また、第2の固定ドラムの表面粗さを規定
しているので、ドラムユニットにおける走行負荷の上昇
を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回転ヘッドドラム装置に
おけるドラムユニットの側面図である。
【図2】第1実施例のドラムユニットにおいて各ドラム
の相対位置を表示した説明図である。
【図3】(a)は本発明の第2実施例の回転ヘッドドラ
ム装置におけるドラムユニットの正面図であり、(b)
は固定ドラムに設けられたテーパ部の表面粗さの説明図
である。
【図4】(a)は本発明の第3実施例の回転ヘッドドラ
ム装置におけるドラムユニットの正面図であり、(b)
は固定ドラムに設けられたテーパ部の表面粗さの説明図
である。
【図5】本発明の第4実施例の回転ヘッドドラム装置に
おける従来のドラムユニットの正面図である。
【図6】従来のドラムユニットの構成例を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
20,30,40,50 ドラムユニット 21,31,41,51 第1の固定ドラム 22,32,42,52 第2の固定ドラム 23 リード 24 磁気ヘッド 25,35,45,55 中ドラム 26,36,46,56 テーパ部 27 テープ C1 最上端 C2 最下端 θ テープ巻き付け角

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の固定ドラムと、 テープの走行案内用のリードが形成され、前記第1の固
    定ドラムと同軸に取付けられた第2の固定ドラムと、 前記第1の固定ドラムと前記第2の固定ドラムの間に回
    転自在に取付けられ、磁気ヘッドを有する中ドラムと、
    を具備する回転ヘッドドラム装置であって、 前記第1の固定ドラムは、 少なくとも前記第1の固定ドラムのテープが接触走行す
    る領域において、前記第1の固定ドラムが前記中ドラム
    に対して軸方向に距離が離れるに従い、外径が大きくな
    るようなテーパ部を設けたものであり、 前記第1の固定ドラム及び前記中ドラムは、少なくとも
    テープの巻き付け角の中央部分において、前記中ドラム
    の回転中心から前記中ドラムの外周面の最上端までの距
    離R1を、前記中ドラムの回転中心から前記第1の固定
    ドラムの最下端までの距離R2より大きくなるように取
    り付けられていることを特徴とする回転ヘッドドラム装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の固定ドラムは、 その表面粗さが少なくともテープ走行面において、下端
    側から上端側にかけて順次粗くしたことを特徴とする請
    求項1記載の回転ヘッドドラム装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の固定ドラムは、 テープ走行方向と平行となるようなすじ条の加工痕をテ
    ープ走行面に形成し、テープが接触走行する領域におい
    て、前記中ドラムからの距離が離れるに従い、表面粗さ
    を粗くしたことを特徴とする請求項1記載の回転ヘッド
    ドラム装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の固定ドラムは、 テープ走行面の表面粗さが前記第2の固定ドラムの表面
    粗さと少なくとも同等か粗いことを特徴とする請求項1
    記載の回転ヘッドドラム装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の固定ドラムは、 テープ走行面の表面粗さを0.1 μm 〜1μm の範囲とし
    たことを特徴とする請求項4記載の回転ヘッドドラム装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6411465B1 (en) * 1997-09-30 2002-06-25 Matsushita Electric Industial Co., Ltd. Rotary head drum assembly with upper, lower and inner drums with cylindrical surfaces of differing outward radial position
JP2007323722A (ja) * 2006-05-31 2007-12-13 Mitsumi Electric Co Ltd 磁気テープ記録再生装置

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