JPH0613237Y2 - 籾殻粉末入り滑り材 - Google Patents
籾殻粉末入り滑り材Info
- Publication number
- JPH0613237Y2 JPH0613237Y2 JP10089U JP10089U JPH0613237Y2 JP H0613237 Y2 JPH0613237 Y2 JP H0613237Y2 JP 10089 U JP10089 U JP 10089U JP 10089 U JP10089 U JP 10089U JP H0613237 Y2 JPH0613237 Y2 JP H0613237Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rice husk
- husk powder
- containing rice
- sliding material
- lubricant containing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として船舶引揚げ用の滑木,又は船舶防
護用の耐衝撃材等に利用することができる籾殻粉末入り
滑り材に関するものである。
護用の耐衝撃材等に利用することができる籾殻粉末入り
滑り材に関するものである。
港湾等で漁船等を陸上に引き揚げる際は、一般になだら
かな斜面に木材からなる棒状の枕木をすのこ状に複数本
埋設し、海上にある漁船を該枕木の上に誘導し、この枕
木を滑り材としてウインチ等によって漁船を陸上に引き
揚げている。
かな斜面に木材からなる棒状の枕木をすのこ状に複数本
埋設し、海上にある漁船を該枕木の上に誘導し、この枕
木を滑り材としてウインチ等によって漁船を陸上に引き
揚げている。
しかしながら、従来の枕木はナラ,ブナ,カシ等からな
る木材を使用しているため、水分を含むと容易に膨潤
し、腐蝕してしまうという欠点があった。
る木材を使用しているため、水分を含むと容易に膨潤
し、腐蝕してしまうという欠点があった。
又、腐蝕を防止するために油等を塗布して使用すると、
漁港を汚染するという問題がある。
漁港を汚染するという問題がある。
そこで、このような問題点を解消するために、近年、熱
可塑性プラスチックに木粉を混入した強化複合プラスチ
ック材が滑り材として使用されている。
可塑性プラスチックに木粉を混入した強化複合プラスチ
ック材が滑り材として使用されている。
しかしながら、この種の滑り材は衝撃荷重に対して割れ
易い(木粉と熱可塑性樹脂の緊密性が悪いため)という
欠点のほかに、耐摩耗性にも問題があって、施設の恒久
性が期待できない。
易い(木粉と熱可塑性樹脂の緊密性が悪いため)という
欠点のほかに、耐摩耗性にも問題があって、施設の恒久
性が期待できない。
本考案は、かかる問題点にかんがみてなされたものであ
って、熱可塑性プラスチックに籾殻粉末20〜40%重
量比を混入することにより、耐衝撃性,耐摩耗性,及び
耐腐蝕性の点で優れている滑り材を提供するものであ
る。
って、熱可塑性プラスチックに籾殻粉末20〜40%重
量比を混入することにより、耐衝撃性,耐摩耗性,及び
耐腐蝕性の点で優れている滑り材を提供するものであ
る。
第1図は本考案の籾殻粉末入り滑り材の斜視図を示した
もので、本体10は断面が台形状に構成されている。そ
して、小型漁船等の陸揚げ用滑り材とするときは、例え
ば長さ2200mm,幅150mm,高さ70mm程度の寸法
とされる。
もので、本体10は断面が台形状に構成されている。そ
して、小型漁船等の陸揚げ用滑り材とするときは、例え
ば長さ2200mm,幅150mm,高さ70mm程度の寸法
とされる。
本体10は熱可塑性プラスチックである高密度ポリエチ
レンに、籾殻粉末20〜40%重量%を混合し、この材
料を混練溶融して押出し成形したものである。
レンに、籾殻粉末20〜40%重量%を混合し、この材
料を混練溶融して押出し成形したものである。
籾殻粉末は主成分がセルロースからなる極微粉末とされ
ているため熱可塑性プラスチックに対して特に親和性に
優れていること、又、成形加工性もきわめて良好である
ため、以下に示すように滑り材として優れた物理的デー
タが得られている。
ているため熱可塑性プラスチックに対して特に親和性に
優れていること、又、成形加工性もきわめて良好である
ため、以下に示すように滑り材として優れた物理的デー
タが得られている。
まず、上記した混合比の本体10から圧縮試験資料とし
て、30mm×30mm×60mmの試験片3個を滑り材の本
体10から切り出し、大型テンシロン万能試験材にかけ
て圧縮試験を行ったところ、圧縮面積1%変形時の荷重
は、3個の試験片でそれぞれ4.5トン,4.4トン,
4.47トンであった。
て、30mm×30mm×60mmの試験片3個を滑り材の本
体10から切り出し、大型テンシロン万能試験材にかけ
て圧縮試験を行ったところ、圧縮面積1%変形時の荷重
は、3個の試験片でそれぞれ4.5トン,4.4トン,
4.47トンであった。
したがって、圧縮強度Fは F=P/A =〔4.47×10〕/〔3×6〕 ≒248kg/cm2 になり、荷重に対して十分な耐抗力を示すことができ
る。
る。
次に、曲げ試験の資料として20mm×20mm×320mm
の試験片3個を切り出し、この試験片をスパンlで支持
して中央部に荷重をかけたときの変形が10mmとなる最
大荷重を求めたところ、それぞれ50kg,50kg,51
kg(平均50.3kg)を示した。
の試験片3個を切り出し、この試験片をスパンlで支持
して中央部に荷重をかけたときの変形が10mmとなる最
大荷重を求めたところ、それぞれ50kg,50kg,51
kg(平均50.3kg)を示した。
したがって、曲げ強度Rは である。
但し、P=最大荷重(kgf) l=スパン(cm) Z=断面係数(cm2) なお、本考案の試験片の密度は1.05/cm3であり、
水より僅かに重い程度であって持ち運びも容易である。
又、本体10の硬さは35,36,35を示した。
水より僅かに重い程度であって持ち運びも容易である。
又、本体10の硬さは35,36,35を示した。
第2図,第3図は本考案の籾殻粉末入り滑り材の応用例
を示したもので、第2図の場合は船舶Sを海上より本考
案の滑り材の本体10が付設されている斜面に沿って陸
上に引き揚げる場合を示している。
を示したもので、第2図の場合は船舶Sを海上より本考
案の滑り材の本体10が付設されている斜面に沿って陸
上に引き揚げる場合を示している。
又、第3図は船舶Sを波止場Pに係留させる際に緩衝材
として本考案の滑り材の本体10を使用する場合の実施
例を示している。
として本考案の滑り材の本体10を使用する場合の実施
例を示している。
上記いずれかの実施例においても、滑り材の本体10は
陸揚げ斜面,又は波止場の側壁に埋込みボルトによって
固定する。そのため、成形された滑り材の本体10に
は、現場でボルトの挿通孔11を穿設して使用すること
になる。
陸揚げ斜面,又は波止場の側壁に埋込みボルトによって
固定する。そのため、成形された滑り材の本体10に
は、現場でボルトの挿通孔11を穿設して使用すること
になる。
又、本考案の滑り材はその形状及び寸法を任意に変更す
ることが容易であるから陸上においては車止めに使用す
ることも可能であり、又、建築資材や,まな板等に応用
することもできる。
ることが容易であるから陸上においては車止めに使用す
ることも可能であり、又、建築資材や,まな板等に応用
することもできる。
以上説明したように、本考案の籾殻粉末入り滑り材は、
従来の木材によるものよりも耐侯性に優れており、耐摩
耗性,耐衝撃性に富んでいるので、特に、港湾等におい
て漁船や船舶の保護を効果的に行うことができる。
従来の木材によるものよりも耐侯性に優れており、耐摩
耗性,耐衝撃性に富んでいるので、特に、港湾等におい
て漁船や船舶の保護を効果的に行うことができる。
第1図は本考案の籾殻粉末入り滑り材を示す斜視図、第
2図,第3図は本考案の応用例を示す説明図である。 図中、10は籾殻粉末入り滑り材の本体、11はボルト
の挿通孔を示す。
2図,第3図は本考案の応用例を示す説明図である。 図中、10は籾殻粉末入り滑り材の本体、11はボルト
の挿通孔を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】熱可塑性樹脂に充填材として籾殻粉末を2
0〜40%重量比で混合し、混練押出成形法によって枕
木状に成形したことを特徴とする籾殻粉末入り滑り材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089U JPH0613237Y2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 籾殻粉末入り滑り材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10089U JPH0613237Y2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 籾殻粉末入り滑り材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0294233U JPH0294233U (ja) | 1990-07-26 |
| JPH0613237Y2 true JPH0613237Y2 (ja) | 1994-04-06 |
Family
ID=31198825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10089U Expired - Lifetime JPH0613237Y2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 籾殻粉末入り滑り材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613237Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-01-06 JP JP10089U patent/JPH0613237Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0294233U (ja) | 1990-07-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4559891A (en) | Pontoon | |
| US3661109A (en) | Boat hull | |
| US4892054A (en) | Composite transom structure | |
| Estep | How wooden ships are built | |
| CN201816726U (zh) | 一种浮式多功能避风港结构 | |
| SE426465B (sv) | Pramberande fartyg | |
| US20050108980A1 (en) | Rod-reinforced cushion beam | |
| ATE34957T1 (de) | Schiff mit schalenrumpf aus gemischtem kunststoff auf plastikbasis. | |
| JPH06158571A (ja) | 浮体の係留ロープ | |
| EP0548912A1 (en) | Material for making marine structure | |
| US4495884A (en) | Boat construction and method | |
| Ford et al. | Durham Boat––Defining a Vernacular Watercraft Type | |
| CN212149233U (zh) | 一种浅水作业工程船用复合舭龙骨 | |
| JPS6315368Y2 (ja) | ||
| Greene | Wharves and piers: their design, construction, and equipment | |
| Nash | The Australian-built schooner Alert (1846–1854) | |
| JPS6322176Y2 (ja) | ||
| JPS6319374Y2 (ja) | ||
| CN2492593Y (zh) | 小摩擦系数拱型护舷 | |
| CN2055508U (zh) | 漂浮式填充橡胶护舷装置 | |
| CN2931578Y (zh) | 边坡坝坎装置 | |
| DE10332087B3 (de) | Verfahren zur Herstellung eines Schwimmelements | |
| JP3055930U (ja) | 斜路用滑り材 | |
| CN100339272C (zh) | 浅水中安全停泊浮体的方法 | |
| JPS5917962Y2 (ja) | オイルフエンスの接続部構造 |