JPH06132511A - 受光集積素子 - Google Patents
受光集積素子Info
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- JPH06132511A JPH06132511A JP4282804A JP28280492A JPH06132511A JP H06132511 A JPH06132511 A JP H06132511A JP 4282804 A JP4282804 A JP 4282804A JP 28280492 A JP28280492 A JP 28280492A JP H06132511 A JPH06132511 A JP H06132511A
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- Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Light Receiving Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 増幅素子と受光素子を接続する信号伝搬用の
配線電極を特別に設けることを要しない、構造の簡単な
受光集積素子を提供すること。 【構成】 HBT構造を有する増幅素子およびMSM構
造を有する受光素子が互いに両素子間の信号伝搬を行う
ための共通層50は、増幅素子の制御層と前記受光素子
の半導体受光層とを兼ねたn−InGaAs層50を以
って構成し、増幅素子は、共通層50、p−InP層5
2および共通層50の裏面に設けられ第2主電極58を
具えたp−InP基板54を以って構成し、受光素子は
共通層50、バイアス電極60、p−InP層52およ
び第1主電極とを以って構成する。
配線電極を特別に設けることを要しない、構造の簡単な
受光集積素子を提供すること。 【構成】 HBT構造を有する増幅素子およびMSM構
造を有する受光素子が互いに両素子間の信号伝搬を行う
ための共通層50は、増幅素子の制御層と前記受光素子
の半導体受光層とを兼ねたn−InGaAs層50を以
って構成し、増幅素子は、共通層50、p−InP層5
2および共通層50の裏面に設けられ第2主電極58を
具えたp−InP基板54を以って構成し、受光素子は
共通層50、バイアス電極60、p−InP層52およ
び第1主電極とを以って構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、受光集積素子、特
に、光伝送用の受光モジュ−ルの構造に関する。
に、光伝送用の受光モジュ−ルの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の受光集積素子としては、
例えば、モノリシックPIN/FETについて、文献:
「電子情報通信学会研究会、OQE86−182、19
86年」に記載されたものがある。この文献に記載のモ
ノリシックPIN/FETの断面図を図2に示す。尚、
図はハッチングを一部省略して示してある。
例えば、モノリシックPIN/FETについて、文献:
「電子情報通信学会研究会、OQE86−182、19
86年」に記載されたものがある。この文献に記載のモ
ノリシックPIN/FETの断面図を図2に示す。尚、
図はハッチングを一部省略して示してある。
【0003】このモノリシックPIN/FETは、半絶
縁性InP基板10に部分的に形成したこの溝にPIN
フォトダイオ−ドの受光素子12を具え、半絶縁性In
P基板10の溝でない部分の表面に増幅素子14を具え
た構造となっている。この受光素子12は、n+ −In
P層18、n- −InP層20、n- −GaInAs層
22、n- −InP層24およびn- −InP層24中
に選択拡散よって形成したp+ 領域26を具えている。
そして受光素子12はSiO2 膜42で保護されてい
る。
縁性InP基板10に部分的に形成したこの溝にPIN
フォトダイオ−ドの受光素子12を具え、半絶縁性In
P基板10の溝でない部分の表面に増幅素子14を具え
た構造となっている。この受光素子12は、n+ −In
P層18、n- −InP層20、n- −GaInAs層
22、n- −InP層24およびn- −InP層24中
に選択拡散よって形成したp+ 領域26を具えている。
そして受光素子12はSiO2 膜42で保護されてい
る。
【0004】一方、増幅素子は14は、この受光素子1
2で発生した光起電力を増幅するFET構造を構成して
いる。そして、半絶縁性InP基板10上の受光素子と
は別の領域に、AlInAs層28およびn−GaIn
As層30を形成し、その上に、Au/AuGe層32
を介してソースおよびドレイン電極34および36と、
AlInAs層38を介してAlのゲート電極40を設
けて、この増幅素子14を構成している。
2で発生した光起電力を増幅するFET構造を構成して
いる。そして、半絶縁性InP基板10上の受光素子と
は別の領域に、AlInAs層28およびn−GaIn
As層30を形成し、その上に、Au/AuGe層32
を介してソースおよびドレイン電極34および36と、
AlInAs層38を介してAlのゲート電極40を設
けて、この増幅素子14を構成している。
【0005】受光素子12と増幅素子14は、それぞれ
個別の領域の個別の結晶成長層上に形成してある。両素
子12および14は配線電極16で接続され、この配線
電極18を介して両素子12および14間の信号伝搬を
行わせている。
個別の領域の個別の結晶成長層上に形成してある。両素
子12および14は配線電極16で接続され、この配線
電極18を介して両素子12および14間の信号伝搬を
行わせている。
【0006】このように、受光素子と増幅素子とをモノ
リシック集積することにより、両素子を接続する配線電
極の距離を、個々の素子をハイブリッド接続する場合よ
りも短縮することができる。その結果、配線電極に起因
する誘導成分が減り、受光集積素子の高速動作が容易に
なる。
リシック集積することにより、両素子を接続する配線電
極の距離を、個々の素子をハイブリッド接続する場合よ
りも短縮することができる。その結果、配線電極に起因
する誘導成分が減り、受光集積素子の高速動作が容易に
なる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、増幅素
子および受光素子の間で信号の伝搬を行わせる配線電極
のインピ−ダンスは、一般に、増幅素子および受光素子
のインピ−ダンスと一致しない(インピーダンスのミス
マッチング)。このインピーダンスのミスマッチング
は、特に高い周波数の両素子間の信号伝搬に影響する。
その結果、増幅素子の動作帯域が配線電極によって制限
されてしまう。
子および受光素子の間で信号の伝搬を行わせる配線電極
のインピ−ダンスは、一般に、増幅素子および受光素子
のインピ−ダンスと一致しない(インピーダンスのミス
マッチング)。このインピーダンスのミスマッチング
は、特に高い周波数の両素子間の信号伝搬に影響する。
その結果、増幅素子の動作帯域が配線電極によって制限
されてしまう。
【0008】さらに、従来の受光集積素子は、受光素子
領域と増幅素子領域とをそれぞれ個別の結晶成長層上に
形成してある。その上、受光素子にPIN−PDを用い
ているため、P−N接合を選択拡散または選択結晶成長
により作る必要がある。また、上述の受光集積素子では
増幅素子にFETを用いているため、FETに電圧を印
加するための、抵抗とコンデンサとを組み合わせたバイ
アス回路を受光集積素子に作り込むことが必要になる。
このため、受光集積素子の構造が複雑となり、受光素子
の小型化が困難になる。また、受光集積素子の製造工程
も複雑になるため、受光集積素子の製造コストが高くな
る原因となる。
領域と増幅素子領域とをそれぞれ個別の結晶成長層上に
形成してある。その上、受光素子にPIN−PDを用い
ているため、P−N接合を選択拡散または選択結晶成長
により作る必要がある。また、上述の受光集積素子では
増幅素子にFETを用いているため、FETに電圧を印
加するための、抵抗とコンデンサとを組み合わせたバイ
アス回路を受光集積素子に作り込むことが必要になる。
このため、受光集積素子の構造が複雑となり、受光素子
の小型化が困難になる。また、受光集積素子の製造工程
も複雑になるため、受光集積素子の製造コストが高くな
る原因となる。
【0009】そこで、この出願に係る発明者は、試行錯
誤の末、増幅素子としてHBT構造を用い、受光素子と
してMSM構造を用いて、受光集積素子を構成すれば、
増幅素子および受光素子間を接続する配線電極を無くす
ことができ、その上、FETおよびPINフォトダイオ
ードを用いた場合よりも受光集積素子の構造も簡単にす
ることができることを発見した。
誤の末、増幅素子としてHBT構造を用い、受光素子と
してMSM構造を用いて、受光集積素子を構成すれば、
増幅素子および受光素子間を接続する配線電極を無くす
ことができ、その上、FETおよびPINフォトダイオ
ードを用いた場合よりも受光集積素子の構造も簡単にす
ることができることを発見した。
【0010】従って、この発明の目的は、増幅素子と受
光素子を接続する信号伝搬用の配線電極を特別に設ける
ことを要しない、構造の簡単な受光集積素子を提供する
ことである。
光素子を接続する信号伝搬用の配線電極を特別に設ける
ことを要しない、構造の簡単な受光集積素子を提供する
ことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の受光集積素子によれば、HBT(ヘテロ
接合バイポーラトランジスタ)構造を有する増幅素子お
よびMSM(金属−半導体−金属)構造を有する受光素
子が互いに両素子間の信号伝搬を行わせるための共通層
を具えることを特徴とする。
め、この発明の受光集積素子によれば、HBT(ヘテロ
接合バイポーラトランジスタ)構造を有する増幅素子お
よびMSM(金属−半導体−金属)構造を有する受光素
子が互いに両素子間の信号伝搬を行わせるための共通層
を具えることを特徴とする。
【0012】また、好ましくは、共通層は、増幅素子の
制御層と受光素子の半導体受光層とを兼ねた第1導電型
の第1化合物半導体層を以って構成し、増幅素子は、制
御層を兼ねる第1化合物半導体層、第1化合物半導体層
上に設けられ、第1化合物半導体層よりも禁止帯幅の広
い、第1主電極を具えた第2導電型の第2化合物半導体
層、および、第1化合物半導体層の裏面に設けられ第2
主電極を具えた第1導電型の第3化合物半導体層を以っ
て構成し、受光素子は受光層を兼ねる第1化合物半導体
層、第1化合物半導体層上の第2化合物半導体層と同じ
側に設けられたバイアス電極、前記第2化合物半導体お
よび前記第1主電極を以って構成すると良い。
制御層と受光素子の半導体受光層とを兼ねた第1導電型
の第1化合物半導体層を以って構成し、増幅素子は、制
御層を兼ねる第1化合物半導体層、第1化合物半導体層
上に設けられ、第1化合物半導体層よりも禁止帯幅の広
い、第1主電極を具えた第2導電型の第2化合物半導体
層、および、第1化合物半導体層の裏面に設けられ第2
主電極を具えた第1導電型の第3化合物半導体層を以っ
て構成し、受光素子は受光層を兼ねる第1化合物半導体
層、第1化合物半導体層上の第2化合物半導体層と同じ
側に設けられたバイアス電極、前記第2化合物半導体お
よび前記第1主電極を以って構成すると良い。
【0013】
【作用】この発明の受光集積素子によれば、受光素子の
一部を構成すると同時に増幅素子の一部をも構成する共
通層を設けている。このため、この共通層を通じて両素
子での信号の伝達を行わせることができるので、配線電
極を両素子間に設けずに両素子間の信号伝搬を行うこと
ができる。例えば、HBT構造を有する増幅素子のベ−
ス層を共通層とすれば、受光素子の出力電流をそのまま
ベース電流とすることによって増幅素子を駆動させるこ
とができる。
一部を構成すると同時に増幅素子の一部をも構成する共
通層を設けている。このため、この共通層を通じて両素
子での信号の伝達を行わせることができるので、配線電
極を両素子間に設けずに両素子間の信号伝搬を行うこと
ができる。例えば、HBT構造を有する増幅素子のベ−
ス層を共通層とすれば、受光素子の出力電流をそのまま
ベース電流とすることによって増幅素子を駆動させるこ
とができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の受光集積
素子の実施例について説明する。尚、以下に参照する図
は、この発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、
形状および位置関係を概略的に示してあるにすぎない。
従って、この発明はこの図示例にのみ限定されるもので
ないことは明らかである。また、以下に述べる実施例は
単なる好適例にすぎない。従って、この発明は、この実
施例にのみ限定されるものではない。
素子の実施例について説明する。尚、以下に参照する図
は、この発明が理解できる程度に各構成成分の大きさ、
形状および位置関係を概略的に示してあるにすぎない。
従って、この発明はこの図示例にのみ限定されるもので
ないことは明らかである。また、以下に述べる実施例は
単なる好適例にすぎない。従って、この発明は、この実
施例にのみ限定されるものではない。
【0015】第1実施例 図1の(A)および(B)は、この発明の受光集積素子
の第1実施例を示す工程図である。図1の(A)は、こ
の発明の受光集積素子の要部平面図であり、図1の
(B)は、図1の(A)のI−Iにおける断面図であ
る。尚、図は断面を表すハッチングを一部省略して示し
てある。
の第1実施例を示す工程図である。図1の(A)は、こ
の発明の受光集積素子の要部平面図であり、図1の
(B)は、図1の(A)のI−Iにおける断面図であ
る。尚、図は断面を表すハッチングを一部省略して示し
てある。
【0016】この実施例では、受光集積素子を、HBT
(ヘテロ接合バイポーラトランジスタ)構造を有する増
幅素子(増幅素子の領域を概略的に例として、図1の
(B)の点線で囲んだ領域Tで示し、以下、「増幅素子
T」と表記する。)およびMSM(金属−半導体−金
属)構造を有する受光素子(受光素子の領域を概略的に
例として、図1の(B)の点線で囲んだ領域Hで示し、
以下、「受光素子H」と表記する。)とを以って構成し
ている。これら素子が互いに両素子間の信号伝搬を行う
ための共通層50は、増幅素子Tの制御層と受光素子H
の半導体受光層とを兼ねており、この共通層50を第1
導電型の第1化合物半導体層としての、n型のInGa
As層(以下、「n−InGaAs層」と表記する)を
以って構成する。
(ヘテロ接合バイポーラトランジスタ)構造を有する増
幅素子(増幅素子の領域を概略的に例として、図1の
(B)の点線で囲んだ領域Tで示し、以下、「増幅素子
T」と表記する。)およびMSM(金属−半導体−金
属)構造を有する受光素子(受光素子の領域を概略的に
例として、図1の(B)の点線で囲んだ領域Hで示し、
以下、「受光素子H」と表記する。)とを以って構成し
ている。これら素子が互いに両素子間の信号伝搬を行う
ための共通層50は、増幅素子Tの制御層と受光素子H
の半導体受光層とを兼ねており、この共通層50を第1
導電型の第1化合物半導体層としての、n型のInGa
As層(以下、「n−InGaAs層」と表記する)を
以って構成する。
【0017】増幅素子Tは、制御層としてのn−InG
aAs層50上に第2導電型の第2化合物半導体層52
を具えている。この第2導電型の第2化合物半導体層5
2をn−InGaAs層50よりも禁止帯幅の広い、p
型のInP層(以下、「p−InP層」と表記する)と
する。このp−InP層上に第1主電極56を具えてい
る。さらに、第1化合物半導体層50の裏面に第1導電
型の第3化合物半導体層としてのp型のInP基板(以
下、「p−InP基板」と表記する)54を具え、この
p−InP基板54の下面には第2主電極58を具えて
いる。
aAs層50上に第2導電型の第2化合物半導体層52
を具えている。この第2導電型の第2化合物半導体層5
2をn−InGaAs層50よりも禁止帯幅の広い、p
型のInP層(以下、「p−InP層」と表記する)と
する。このp−InP層上に第1主電極56を具えてい
る。さらに、第1化合物半導体層50の裏面に第1導電
型の第3化合物半導体層としてのp型のInP基板(以
下、「p−InP基板」と表記する)54を具え、この
p−InP基板54の下面には第2主電極58を具えて
いる。
【0018】そして、この実施例の増幅素子では、共通
層50は、ベ−ス層として機能し、p−InP層52は
エミッタ層として機能し、第1主電極56はエミッタ電
極となり、p−InP基板54は、コレクタ層として機
能し、第2主電極はコレクタ電極となる。
層50は、ベ−ス層として機能し、p−InP層52は
エミッタ層として機能し、第1主電極56はエミッタ電
極となり、p−InP基板54は、コレクタ層として機
能し、第2主電極はコレクタ電極となる。
【0019】受光素子Hは受光層としてのn−InGa
As層50、このn−InGaAs層50上に設けられ
たバイアス電極60、n−InP層52および第1主電
極56を以って構成する。
As層50、このn−InGaAs層50上に設けられ
たバイアス電極60、n−InP層52および第1主電
極56を以って構成する。
【0020】上述した受光素子Hのバイアス電極60
と、増幅素子Tのp−InP層52および第1主電極5
6とは、共通層50上で、互いにある距離を隔て入り組
んでいる。そして、バイアス電極60と、p−InP層
52との間の、共通層50の露出面が受光素子Hの受光
面となっている。
と、増幅素子Tのp−InP層52および第1主電極5
6とは、共通層50上で、互いにある距離を隔て入り組
んでいる。そして、バイアス電極60と、p−InP層
52との間の、共通層50の露出面が受光素子Hの受光
面となっている。
【0021】以下、この実施例の受光集積素子の動作原
理について詳しく説明する。
理について詳しく説明する。
【0022】この受光集積素子を動作させるために、バ
イアス電極60と第1主電極56間に、バイアス電極6
0が負となるようにバイアス電源62により1〜2V程
度のバイアス電圧を印加し、第1主電極56と第2主電
極58間に第1主電極56が正となるようにHBT電源
64により5V程度の電圧を印加する。第1主電極56
と共通電極間58の配線上に制御抵抗66を設けておい
て、この制御抵抗の両端の端子間電圧を出力電圧として
取り出す。
イアス電極60と第1主電極56間に、バイアス電極6
0が負となるようにバイアス電源62により1〜2V程
度のバイアス電圧を印加し、第1主電極56と第2主電
極58間に第1主電極56が正となるようにHBT電源
64により5V程度の電圧を印加する。第1主電極56
と共通電極間58の配線上に制御抵抗66を設けておい
て、この制御抵抗の両端の端子間電圧を出力電圧として
取り出す。
【0023】バイアス電極60と第1主電極56間に露
出した、受光層であるn−InGaAs層50に光を照
射すると、n−InGaAs層50内に光起電力による
電子正孔対が発生する。発生した正孔は、バイアス電極
60側に引かれてバイアス電極60より流出する。一
方、発生した電子は、HBT構造の制御層であるn−I
nGaAs層(ベ−ス層)50およびp−InP層(エ
ミッタ層)52を通り、エミッタ電極56から流出す
る。ところで、電子の移動速度は、正孔の移動速度に比
べて大きい。このため、電子がバイアス電極60から流
出しても、この電子と対になって発生した正孔はまだn
−InGaAs層50内を移動している。その結果、バ
イアス電極60から別の電子がInGaAs層50内へ
引き出され、この過程により光起電力の倍増が生じる。
出した、受光層であるn−InGaAs層50に光を照
射すると、n−InGaAs層50内に光起電力による
電子正孔対が発生する。発生した正孔は、バイアス電極
60側に引かれてバイアス電極60より流出する。一
方、発生した電子は、HBT構造の制御層であるn−I
nGaAs層(ベ−ス層)50およびp−InP層(エ
ミッタ層)52を通り、エミッタ電極56から流出す
る。ところで、電子の移動速度は、正孔の移動速度に比
べて大きい。このため、電子がバイアス電極60から流
出しても、この電子と対になって発生した正孔はまだn
−InGaAs層50内を移動している。その結果、バ
イアス電極60から別の電子がInGaAs層50内へ
引き出され、この過程により光起電力の倍増が生じる。
【0024】さらに、n−InGaAs層50は、増幅
素子の制御層(ベ−ス層)を兼ねているので、受光素子
の出力電流はそのまま増幅素子のベ−ス電流となって増
幅素子を駆動する。このため、HBTの電流増幅分増幅
されたエミッタ電流が配線上の制御抵抗を流れる。従っ
て、制御抵抗の端子間に電圧が発生し、この電圧を出力
電圧として取り出すことができる。
素子の制御層(ベ−ス層)を兼ねているので、受光素子
の出力電流はそのまま増幅素子のベ−ス電流となって増
幅素子を駆動する。このため、HBTの電流増幅分増幅
されたエミッタ電流が配線上の制御抵抗を流れる。従っ
て、制御抵抗の端子間に電圧が発生し、この電圧を出力
電圧として取り出すことができる。
【0025】第2実施例 図2は、この発明の受光集積素子の第2実施例の構造を
示す断面図である。尚、図は断面を表すハッチングを一
部省略して示してある。
示す断面図である。尚、図は断面を表すハッチングを一
部省略して示してある。
【0026】上述した第1実施例の構造では、受光素子
および増幅素子の共通層50以外に、第1導電型の第3
化合物半導体層を構成するp−InP基板54とその下
側に設けた共通電極58を両素子に共通な構成成分とし
て形成している。しかし、MSM(金属−半導体−金
属)構造の受光素子には、この第3化合物半導体層は必
ずしも必要ではない。
および増幅素子の共通層50以外に、第1導電型の第3
化合物半導体層を構成するp−InP基板54とその下
側に設けた共通電極58を両素子に共通な構成成分とし
て形成している。しかし、MSM(金属−半導体−金
属)構造の受光素子には、この第3化合物半導体層は必
ずしも必要ではない。
【0027】従って、この図2に示す実施例では、受光
素子の受光層と増幅素子の増幅層のみを共通層50で構
成し、他の構成成分については、個別に構成した例を示
している。従って、第2実施例の構成が第1実施例の構
成と異なる点は、受光素子Hの受光層であるn−InG
aAs層の下側には第2化合物半導体層を設けず、増幅
素子の制御層50の下側にのみ、その層50の上側に設
けたp−InP層52と対向した位置に、第3化合物半
導体層としてのp−InP層54を設け、このp−In
P層54の下面に第2主電極58を設けている点であ
る。従って、p−InP層54は増幅素子にのみ設け、
第2主電極58をHBT電源64および制御抵抗66に
それぞれ接続している。
素子の受光層と増幅素子の増幅層のみを共通層50で構
成し、他の構成成分については、個別に構成した例を示
している。従って、第2実施例の構成が第1実施例の構
成と異なる点は、受光素子Hの受光層であるn−InG
aAs層の下側には第2化合物半導体層を設けず、増幅
素子の制御層50の下側にのみ、その層50の上側に設
けたp−InP層52と対向した位置に、第3化合物半
導体層としてのp−InP層54を設け、このp−In
P層54の下面に第2主電極58を設けている点であ
る。従って、p−InP層54は増幅素子にのみ設け、
第2主電極58をHBT電源64および制御抵抗66に
それぞれ接続している。
【0028】上述した第2実施例の構造でも、実質的に
第1実施例と同様に動作するので、その動作説明を省略
する。
第1実施例と同様に動作するので、その動作説明を省略
する。
【0029】上述した実施例では、この発明を、特定の
材料を使用し、また、特定の条件で形成した例につき説
明したが、この発明は多くの変更および変形を行うこと
ができる。例えば、上述した実施例では、第1導電型を
p型、第2導電型をn型とした場合、即ち、p−n−p
型のHBT構造を有する増幅素子の場合について説明し
たが、この発明では、第1導電型をn型、第2導電型を
p型として、n−p−n型のHBT構造を有する増幅素
子を用いても良い。その場合には、バイアス電源および
HBT電源の極性の向きを上述の実施例および変形例の
場合と逆にする。また、上述した実施例では、第1主電
極およびバイアス電極の配置を、互いに入り組んだ櫛型
の平面パターンとしたが、この発明では、両電極の配置
は、両電極が接触せず、両電極間に受光面が露出するパ
ターンならば、特に制限はなく、例えば同心円状の平面
パターンとしても良い。
材料を使用し、また、特定の条件で形成した例につき説
明したが、この発明は多くの変更および変形を行うこと
ができる。例えば、上述した実施例では、第1導電型を
p型、第2導電型をn型とした場合、即ち、p−n−p
型のHBT構造を有する増幅素子の場合について説明し
たが、この発明では、第1導電型をn型、第2導電型を
p型として、n−p−n型のHBT構造を有する増幅素
子を用いても良い。その場合には、バイアス電源および
HBT電源の極性の向きを上述の実施例および変形例の
場合と逆にする。また、上述した実施例では、第1主電
極およびバイアス電極の配置を、互いに入り組んだ櫛型
の平面パターンとしたが、この発明では、両電極の配置
は、両電極が接触せず、両電極間に受光面が露出するパ
ターンならば、特に制限はなく、例えば同心円状の平面
パターンとしても良い。
【0030】
【発明の効果】この発明の受光集積素子によれば、MS
M構造の受光素子とHBT構造の増幅素子は共通層を有
する。このため、受光素子と増幅素子とを接続する配線
電極を設ける必要がない。その結果、受光集積素子の動
作帯域が配線電極による制限を受けない。その上、受光
集積素子の構造が簡単になり、受光集積素子の製造工程
も簡略化することができる。従って、受光集積素子の製
造コストを低くすることが可能となる。
M構造の受光素子とHBT構造の増幅素子は共通層を有
する。このため、受光素子と増幅素子とを接続する配線
電極を設ける必要がない。その結果、受光集積素子の動
作帯域が配線電極による制限を受けない。その上、受光
集積素子の構造が簡単になり、受光集積素子の製造工程
も簡略化することができる。従って、受光集積素子の製
造コストを低くすることが可能となる。
【0031】また、MSM構造を有する受光素子は、受
光素子自体に光起電力の増倍作用があるので、受光素子
にPIN−PDを用いた場合よりも受光集積回路の感度
の向上が期待できる。
光素子自体に光起電力の増倍作用があるので、受光素子
にPIN−PDを用いた場合よりも受光集積回路の感度
の向上が期待できる。
【図1】(A)は、この発明の受光集積素子の第1実施
例の構造の説明に供する平面図、(B)は、(A)のI
−Iでの断面図である。
例の構造の説明に供する平面図、(B)は、(A)のI
−Iでの断面図である。
【図2】この発明の受光集積素子の第2実施例の構造の
説明に供する断面図である。
説明に供する断面図である。
【図3】従来の受光集積素子の一例であるモノリシック
PIN/FETの構造の説明に供する断面図である。
PIN/FETの構造の説明に供する断面図である。
50:共通層、n−InGaAs層(ベ−ス層) 52:p−InP層(エミッタ層) 54:p−InP基板(コレクタ層) 56:第1主電極 58:第2主電極 60:バイアス電極 62:バイアス電源 64:HBT電源 66:制御抵抗
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 31/108 8422−4M H01L 31/10 C
Claims (2)
- 【請求項1】 HBT(ヘテロ接合バイポーラトランジ
スタ)構造を有する増幅素子およびMSM(金属−半導
体−金属)構造を有する受光素子が互いに両素子間の信
号伝搬を行わせるための共通層を具えることを特徴とす
る受光集積素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の受光集積素子におい
て、 前記共通層は、前記増幅素子の制御層と前記受光素子の
半導体受光層とを兼ねた第1導電型の第1化合物半導体
層を以って構成し、 前記増幅素子は、該制御層を兼ねる該第1化合物半導体
層、該第1化合物半導体層上に設けられ、該第1化合物
半導体層よりも禁止帯幅の広い、第1主電極を具えた第
2導電型の第2化合物半導体層、および、該第1化合物
半導体層の裏面に設けられ第2主電極を具えた第1導電
型の第3化合物半導体層を以って構成し、 前記受光素子は該受光層を兼ねる該第1化合物半導体
層、該第1化合物半導体層上の該第2化合物半導体層と
同じ側に設けられたバイアス電極、前記第2化合物半導
体および前記第1主電極を以って構成することを特徴と
する受光集積素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282804A JPH06132511A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 受光集積素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4282804A JPH06132511A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 受光集積素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06132511A true JPH06132511A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17657310
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4282804A Withdrawn JPH06132511A (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 受光集積素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06132511A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5535231A (en) * | 1994-11-08 | 1996-07-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optoelectronic circuit including heterojunction bipolar transistor laser and photodetector |
| JP2007273832A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nec Corp | フォトダイオードとその製造方法 |
| CN106847844A (zh) * | 2015-12-04 | 2017-06-13 | 佳能株式会社 | 摄像装置以及摄像系统 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP4282804A patent/JPH06132511A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5535231A (en) * | 1994-11-08 | 1996-07-09 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Optoelectronic circuit including heterojunction bipolar transistor laser and photodetector |
| JP2007273832A (ja) * | 2006-03-31 | 2007-10-18 | Nec Corp | フォトダイオードとその製造方法 |
| CN106847844A (zh) * | 2015-12-04 | 2017-06-13 | 佳能株式会社 | 摄像装置以及摄像系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |