JPH0613259B2 - 変速操向装置用エンジンオ−バラン防止制御装置 - Google Patents
変速操向装置用エンジンオ−バラン防止制御装置Info
- Publication number
- JPH0613259B2 JPH0613259B2 JP61271723A JP27172386A JPH0613259B2 JP H0613259 B2 JPH0613259 B2 JP H0613259B2 JP 61271723 A JP61271723 A JP 61271723A JP 27172386 A JP27172386 A JP 27172386A JP H0613259 B2 JPH0613259 B2 JP H0613259B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- speed
- engine
- fuel injection
- injection amount
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Fluid Gearings (AREA)
- Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は変速操向装置用エンジンオーバラン防止制御装
置に関する。
置に関する。
静油圧−機械式無段変速機構を有する車両用変速機ある
いは装軌車両用変速操向機においては,速度比制御のみ
でエンジン回転数制御を行っており,エンジンのオーバ
ラン防止もオーバラン許容最大回転数と実際のエンジン
回転数を比較し,後者を前者に収束させるような速度比
制御のみを実施している。
いは装軌車両用変速操向機においては,速度比制御のみ
でエンジン回転数制御を行っており,エンジンのオーバ
ラン防止もオーバラン許容最大回転数と実際のエンジン
回転数を比較し,後者を前者に収束させるような速度比
制御のみを実施している。
ところが、速度比が機構上最大になっており,かつこの
時エンジンがオーバラン許容最大回転数以上にある時
は,エンジン回転数を低下させることは困難であった。
時エンジンがオーバラン許容最大回転数以上にある時
は,エンジン回転数を低下させることは困難であった。
本発明の目的は上記の点に着目し,静油圧−機械式無段
変速機構を有する車両において,エンジンのオーバラン
防止を確実に行える制御装置を提供することであり、そ
の特徴とするところは,静油圧−機械式無段変速機構を
有する装軌車両用変速操向装置において,実際のエンジ
ン回転数がエンジンオーバラン許容最大回転数より大の
場合には速度比が増加する方向に作動する変速用ポンプ
吐出量制御アクチュエータ,燃料噴射量設定器と燃料噴
射量制御アクチュエータとの間に設けられ速度比が所定
の最大速度比より大でかつエンジン回転数がエンジンオ
ーバラン許容最大回転数より大の場合には燃料噴射量を
絞る燃料噴射量制限器を備えたことである。
変速機構を有する車両において,エンジンのオーバラン
防止を確実に行える制御装置を提供することであり、そ
の特徴とするところは,静油圧−機械式無段変速機構を
有する装軌車両用変速操向装置において,実際のエンジ
ン回転数がエンジンオーバラン許容最大回転数より大の
場合には速度比が増加する方向に作動する変速用ポンプ
吐出量制御アクチュエータ,燃料噴射量設定器と燃料噴
射量制御アクチュエータとの間に設けられ速度比が所定
の最大速度比より大でかつエンジン回転数がエンジンオ
ーバラン許容最大回転数より大の場合には燃料噴射量を
絞る燃料噴射量制限器を備えたことである。
この場合は、速度比制御に加え,速度比が機構上の最大
値に達し,かつ実際のエンジン回転数がオーバラン許容
最大回転数より大の場合には,燃料噴射量制限器を作動
させ、燃料噴射量を絞ることにより,実際のエンジン回
転数をオーバラン許容最大回転数まで低下させることを
可能とした。
値に達し,かつ実際のエンジン回転数がオーバラン許容
最大回転数より大の場合には,燃料噴射量制限器を作動
させ、燃料噴射量を絞ることにより,実際のエンジン回
転数をオーバラン許容最大回転数まで低下させることを
可能とした。
以下図面を参照して本発明による実施例につき説明す
る。
る。
第1図は本発明による1実施例の装置を示す説明図であ
る。
る。
図において、1はエンジン4に連結した1つの入力軸9
と2つの左右の出力軸10,11を有する変速操向装置
であり,変速部2と操向部3とからなる。
と2つの左右の出力軸10,11を有する変速操向装置
であり,変速部2と操向部3とからなる。
変速部2にはエンジンにて駆動される変速用油圧ポンプ
5とその油圧ポンプの吐出油で駆動される変速用油圧モ
ータ6とがあり,この油圧モータの出力軸は変速部2の
遊星歯車列に連結してエンジン4からの機械的に伝達さ
れた動力と油圧モータからの動力とが合成されるように
なっている。また,変速部2には複数の遊星歯車列と複
数の油圧作動クラッチがあり,そのいずれかのクラッチ
を選択的に係合することにより,変速部を1速〜4速の
4速度段に選択できるようになっている。また,前進,
後進の切換用に2組の傘歯車と2個の油圧作動クラッチ
がある。ここで,変速用油圧ポンプ5は可変容量型ポン
プであり,その吐出量を制御することによって変速用油
圧モータ6の回転数を制御できるようになっている。そ
して,この油圧モータ6の回転数を制御することによっ
て変速部2は各速度段において無段階に変速されるよう
になっている。
5とその油圧ポンプの吐出油で駆動される変速用油圧モ
ータ6とがあり,この油圧モータの出力軸は変速部2の
遊星歯車列に連結してエンジン4からの機械的に伝達さ
れた動力と油圧モータからの動力とが合成されるように
なっている。また,変速部2には複数の遊星歯車列と複
数の油圧作動クラッチがあり,そのいずれかのクラッチ
を選択的に係合することにより,変速部を1速〜4速の
4速度段に選択できるようになっている。また,前進,
後進の切換用に2組の傘歯車と2個の油圧作動クラッチ
がある。ここで,変速用油圧ポンプ5は可変容量型ポン
プであり,その吐出量を制御することによって変速用油
圧モータ6の回転数を制御できるようになっている。そ
して,この油圧モータ6の回転数を制御することによっ
て変速部2は各速度段において無段階に変速されるよう
になっている。
操向部3にはエンジンにて駆動される操向用油圧ポンプ
7とその油圧ポンプの吐出油にて駆動される操向用油圧
モータ8とがあり,この油圧モータ8の出力軸は変速操
向装置の左右の出力軸部にある遊星歯車に左右逆回転に
なるように連結され,変速部出力軸からの動力と合成さ
れるようになっている。ここで,操向用油圧ポンプ7は
可変容量型ポンプであり,その吐出量を制御することに
よって,操向用油圧モータ8の回転数を制御できるよう
になっている。そして,この油圧モータ8の回転数がゼ
ロの時は左右の出力軸の回転数は同一回転数となって車
両は直進し,油圧モータの回転が正転または逆転する
と,その回転数に応じて左右の出力軸の回転数に差が生
じ車両は右または左旋回が出来るようになっている。
7とその油圧ポンプの吐出油にて駆動される操向用油圧
モータ8とがあり,この油圧モータ8の出力軸は変速操
向装置の左右の出力軸部にある遊星歯車に左右逆回転に
なるように連結され,変速部出力軸からの動力と合成さ
れるようになっている。ここで,操向用油圧ポンプ7は
可変容量型ポンプであり,その吐出量を制御することに
よって,操向用油圧モータ8の回転数を制御できるよう
になっている。そして,この油圧モータ8の回転数がゼ
ロの時は左右の出力軸の回転数は同一回転数となって車
両は直進し,油圧モータの回転が正転または逆転する
と,その回転数に応じて左右の出力軸の回転数に差が生
じ車両は右または左旋回が出来るようになっている。
12は変速用油圧ポンプ5の吐出量を制御するための変
速用ポンプ吐出量制御アクチュエータ,13は操向用油
圧ポンプ7の吐出量を制御するための操向用ポンプ吐出
量制御アクチュエータであり,それぞれ制御装置31か
らの制御信号k,lによって吐出量が制御されるように
なっている。また,14はエンジンの燃料噴射量を制御
するための燃料噴射量制御アクチュエータであり,制御
装置31からの信号mによって,燃料噴射量を制御する
ようになっている。
速用ポンプ吐出量制御アクチュエータ,13は操向用油
圧ポンプ7の吐出量を制御するための操向用ポンプ吐出
量制御アクチュエータであり,それぞれ制御装置31か
らの制御信号k,lによって吐出量が制御されるように
なっている。また,14はエンジンの燃料噴射量を制御
するための燃料噴射量制御アクチュエータであり,制御
装置31からの信号mによって,燃料噴射量を制御する
ようになっている。
21はエンジンの回転数によりエンジン回転数信号NEを
取出すエンジン回転数検出器,22は変速用油圧モータ
6の回転数により変速用油圧モータ回転数信号NMを取出
す変速用油圧モータ回転数検出器,23は変速部出力回
転数により変速部出力回転数信号NOを取出す変速部出力
回転数検出器,24は操向用油圧モータ回転数により操
向用油圧モータ回転数信号NNを取出す操向用油圧モータ
回転数検出器である。25はエンジンの回転数を制御す
るアクセルペダル位置により,この信号aを取出すため
のアクセルペダル位置検出器,26はチェンジレバーの
前進,後進,中立,超信地旋回の4種の位置を検出し,
それぞれに応じた信号bを取出すためのポジション選択
スイッチ,27はブレーキペダル位置を検出し,その信
号cを取出すためのブレーキペダル位置検出器,28は
車両を旋回させるためのハンドル旋回角度を検出し,そ
の信号dを取出すためのハンドル角検出器である。
取出すエンジン回転数検出器,22は変速用油圧モータ
6の回転数により変速用油圧モータ回転数信号NMを取出
す変速用油圧モータ回転数検出器,23は変速部出力回
転数により変速部出力回転数信号NOを取出す変速部出力
回転数検出器,24は操向用油圧モータ回転数により操
向用油圧モータ回転数信号NNを取出す操向用油圧モータ
回転数検出器である。25はエンジンの回転数を制御す
るアクセルペダル位置により,この信号aを取出すため
のアクセルペダル位置検出器,26はチェンジレバーの
前進,後進,中立,超信地旋回の4種の位置を検出し,
それぞれに応じた信号bを取出すためのポジション選択
スイッチ,27はブレーキペダル位置を検出し,その信
号cを取出すためのブレーキペダル位置検出器,28は
車両を旋回させるためのハンドル旋回角度を検出し,そ
の信号dを取出すためのハンドル角検出器である。
15,16,17,18はそれぞれ変速部の各速度段を
選択するための前記油圧作動クラッチを係合するために
制御装置31からの制御信号e,f,g,hによって作
動する1速クラッチ作動用電磁弁,2速クラッチ作動用
電磁弁,3速クラッチ作動用電磁弁,4速クラッチ作動
用電磁弁であり,19,20は前進及び後進に切換える
ための前記油圧作動クラッチを係合するために,制御装
置31からの制御信号i,jによって作動する前進クラ
ッチ作動用電磁弁,後進クラッチ作動用電磁弁である。
選択するための前記油圧作動クラッチを係合するために
制御装置31からの制御信号e,f,g,hによって作
動する1速クラッチ作動用電磁弁,2速クラッチ作動用
電磁弁,3速クラッチ作動用電磁弁,4速クラッチ作動
用電磁弁であり,19,20は前進及び後進に切換える
ための前記油圧作動クラッチを係合するために,制御装
置31からの制御信号i,jによって作動する前進クラ
ッチ作動用電磁弁,後進クラッチ作動用電磁弁である。
31は制御装置であり,これは上記各信号a〜d及び
NE,NM,NN,NOが入力することにより,この入力信号に
応じて変速用及び操向用の2つの油圧ポンプ5,7に制
御信号k,l,エンジンの燃料噴射量制御アクチュエー
タ14に制御信号mを,また各クラッチ作動用電磁弁1
5,16,17,18,19,20に制御信号e,f,
g,h,i,jを出すようになっている。
NE,NM,NN,NOが入力することにより,この入力信号に
応じて変速用及び操向用の2つの油圧ポンプ5,7に制
御信号k,l,エンジンの燃料噴射量制御アクチュエー
タ14に制御信号mを,また各クラッチ作動用電磁弁1
5,16,17,18,19,20に制御信号e,f,
g,h,i,jを出すようになっている。
上記構成の場合の作用について述べる。
本発明による変速操向装置は変速部に静油圧−機械式無
段変速機構を用いており,変速用油圧ポンプ5の吐出量
を制御することによって変速用油圧モータ6の回転数を
制御し,それによって を変化させている。この速度比を任意にかつ連続的に変
化させることによって,エンジンに加わる負荷トルクを
連続的に変化させて,エンジン回転数をあらかじめ設定
したある燃料噴射量に対するエンジンの最適回転数に制
御し,エンジンを常に所望する最適状態で運転できるよ
うにしている。
段変速機構を用いており,変速用油圧ポンプ5の吐出量
を制御することによって変速用油圧モータ6の回転数を
制御し,それによって を変化させている。この速度比を任意にかつ連続的に変
化させることによって,エンジンに加わる負荷トルクを
連続的に変化させて,エンジン回転数をあらかじめ設定
したある燃料噴射量に対するエンジンの最適回転数に制
御し,エンジンを常に所望する最適状態で運転できるよ
うにしている。
ところが,アクセルペダルを最大に踏込んだとき,燃料
噴射量が最大になるように設定した場合や,フルエンジ
ンブレーキを働かせている様な場合には,エンジンがオ
ーバランしてしまう危険がある。オーバランした場合,
すみやかに回転数を下げるためには,(1)速度比xを増
加させ,エンジンの負荷トルクを増大させ,エンジン回
転数を下げること,(2)燃料噴射量を適当な値まで絞る
ことという作用が必要になる。
噴射量が最大になるように設定した場合や,フルエンジ
ンブレーキを働かせている様な場合には,エンジンがオ
ーバランしてしまう危険がある。オーバランした場合,
すみやかに回転数を下げるためには,(1)速度比xを増
加させ,エンジンの負荷トルクを増大させ,エンジン回
転数を下げること,(2)燃料噴射量を適当な値まで絞る
ことという作用が必要になる。
第2図に本発明による1実施例の主要部を形成するブロ
ック線図を示し,上記(1),(2)の作用を具体化する装置
の説明を順次行う。
ック線図を示し,上記(1),(2)の作用を具体化する装置
の説明を順次行う。
(1)の作用について アクセルペダル位置検出器25からのアクセルペダル位
置信号aが燃料噴射量設定器32に入力されると,燃料
噴射量設定器32にはあらかじめアクセルペダル位置に
対する燃料噴射量が記憶されており,燃料噴射量信号m
が燃料噴射量制限器33に入力される。同時に,この燃
料噴射量信号mはエンジン回転数設定器34にも入力さ
れる。このエンジン回転数設定器34にはあらかじめエ
ンジンを最適な状態で運転できるように燃料噴射量に対
するエンジン最適運転回転数が記憶されており,入力信
号mに対し最適回転数信号neが出力される。この最適回
転数信号とエンジン回転数検出器21から出力されたエ
ンジン回転数信号NEから速度偏差検出器35によってエ
ンジン回転数偏差信号Δne=|ne−NE|が取出される。
そしてこのエンジン回転数偏差信号Δneは極性付加回路
36に入力される。一方,ポジション選択スイッチ26
からの信号bは速度段論理回路37に入力され,ポジシ
ョン選択スイッチ26の状態に応じて変速部の速度段が
選択され,各油圧クラッチ作動用電磁弁15〜20に制
御信号e〜jが出力される。この速度段に対応する制御
信号e〜hも極性付加回路36に入力される。以上の各
信号の状態により第3図に示すような極性がエンジン回
転数偏差信号Δneの絶対値に付加される。
置信号aが燃料噴射量設定器32に入力されると,燃料
噴射量設定器32にはあらかじめアクセルペダル位置に
対する燃料噴射量が記憶されており,燃料噴射量信号m
が燃料噴射量制限器33に入力される。同時に,この燃
料噴射量信号mはエンジン回転数設定器34にも入力さ
れる。このエンジン回転数設定器34にはあらかじめエ
ンジンを最適な状態で運転できるように燃料噴射量に対
するエンジン最適運転回転数が記憶されており,入力信
号mに対し最適回転数信号neが出力される。この最適回
転数信号とエンジン回転数検出器21から出力されたエ
ンジン回転数信号NEから速度偏差検出器35によってエ
ンジン回転数偏差信号Δne=|ne−NE|が取出される。
そしてこのエンジン回転数偏差信号Δneは極性付加回路
36に入力される。一方,ポジション選択スイッチ26
からの信号bは速度段論理回路37に入力され,ポジシ
ョン選択スイッチ26の状態に応じて変速部の速度段が
選択され,各油圧クラッチ作動用電磁弁15〜20に制
御信号e〜jが出力される。この速度段に対応する制御
信号e〜hも極性付加回路36に入力される。以上の各
信号の状態により第3図に示すような極性がエンジン回
転数偏差信号Δneの絶対値に付加される。
ここで,この極性は各速度段においてNE>neの場合,速
度比xが増加してエンジンの負荷トルクが増加する方向
に,また,NE<neの場合,速度比xが減少してエンジン
の負荷トルクが減少する方向に付加されるようになって
いる。そしてこの極性付加回路36にて極性を付加され
たエンジン回転数偏差信号Δneは次の積分器38にて積
分される。この積分器38の出力が変速用ポンプ吐出量
制御信号kとなり,変速用ポンプ吐出量制御アクチュエ
ータ12に送られる。ここで,最適運転回転数信号neの
上限値をエンジンオーバラン許容最大回転数に対応する
信号nemaxとすると,前記したように積分器38に入力
された信号は, (a)エンジン回転数信号NE>nemaxの場合,負荷トルクが
増加するように入力されているので,変速用ポンプ吐出
量制御信号も負荷トルクが増大する方向に変化して負荷
トルクを増大させ,エンジン回転数をnemaxまで減少さ
せるように作用する。
度比xが増加してエンジンの負荷トルクが増加する方向
に,また,NE<neの場合,速度比xが減少してエンジン
の負荷トルクが減少する方向に付加されるようになって
いる。そしてこの極性付加回路36にて極性を付加され
たエンジン回転数偏差信号Δneは次の積分器38にて積
分される。この積分器38の出力が変速用ポンプ吐出量
制御信号kとなり,変速用ポンプ吐出量制御アクチュエ
ータ12に送られる。ここで,最適運転回転数信号neの
上限値をエンジンオーバラン許容最大回転数に対応する
信号nemaxとすると,前記したように積分器38に入力
された信号は, (a)エンジン回転数信号NE>nemaxの場合,負荷トルクが
増加するように入力されているので,変速用ポンプ吐出
量制御信号も負荷トルクが増大する方向に変化して負荷
トルクを増大させ,エンジン回転数をnemaxまで減少さ
せるように作用する。
(2)の作用について 前記(a)の作用により,実際のエンジン回転数はエンジ
ンオーバラン許容最大回転数を超えることなく,ある最
適運転回転数にて制御できることになる。ところが,以
上のエンジン負荷トルク制御によるオーバラン防止制御
は,速度比xが定められた最大値xmaxに達していない場
合にのみ適用できる。即ち,速度比x=xmaxの状態で,
実際のエンジン回転数がオーバラン許容最大回転数以上
になっている場合には,速度比xをさらに増大させるこ
とは機構的に不可能なため,前記(a)による速度比制御
(負荷トルク制御)は適用できなくなる。そこで,速度
比xがxmaxに達し,かつNE>nemaxとなった場合には,
燃料噴射量を絞る制御が必要となる。即ち,エンジン回
転数信号NEと変速部出力回転数検出器23より出力され
た変速部出力軸回転数信号NOは速度比演算回路39に入
力され速度比信号x=NO/NEが演算,出力される。速度
比信号xは速度比比較器40に入力され最大速度比信号
xmaxと比較されxmaxより大であると,過速度比信号pが
出力される。同時にエンジン回転数信号NEはエンジン回
転数比較器41に入力されオーバラン許容最大回転数信
号nemaxと比較されnemaxより大であると,オーバラン信
号qが出力される。
ンオーバラン許容最大回転数を超えることなく,ある最
適運転回転数にて制御できることになる。ところが,以
上のエンジン負荷トルク制御によるオーバラン防止制御
は,速度比xが定められた最大値xmaxに達していない場
合にのみ適用できる。即ち,速度比x=xmaxの状態で,
実際のエンジン回転数がオーバラン許容最大回転数以上
になっている場合には,速度比xをさらに増大させるこ
とは機構的に不可能なため,前記(a)による速度比制御
(負荷トルク制御)は適用できなくなる。そこで,速度
比xがxmaxに達し,かつNE>nemaxとなった場合には,
燃料噴射量を絞る制御が必要となる。即ち,エンジン回
転数信号NEと変速部出力回転数検出器23より出力され
た変速部出力軸回転数信号NOは速度比演算回路39に入
力され速度比信号x=NO/NEが演算,出力される。速度
比信号xは速度比比較器40に入力され最大速度比信号
xmaxと比較されxmaxより大であると,過速度比信号pが
出力される。同時にエンジン回転数信号NEはエンジン回
転数比較器41に入力されオーバラン許容最大回転数信
号nemaxと比較されnemaxより大であると,オーバラン信
号qが出力される。
前記二つの出力信号p,qは論理積回路42にて論理演
算が行われ,すべての信号が生じているときのみ,燃料
噴射量制御信号rが出力される。上記燃料噴射量制限信
号rは燃料噴射量制限器33に入力される。この燃料噴射
量制限器33は制限信号rが入力されていない時には他
の一つの入力である燃料噴射量信号mに乗数1を掛け出
力し,制限信号rが入力されている時には入力の燃料噴
射量信号mに乗数α(0≦α<1)を掛け,燃料噴射量
を絞るような新たな燃料噴射量信号mを出力する論理演
算機能を有している。出力された燃料噴射量信号mは燃
料噴射量制御アクチュエータ14に入力される。
算が行われ,すべての信号が生じているときのみ,燃料
噴射量制御信号rが出力される。上記燃料噴射量制限信
号rは燃料噴射量制限器33に入力される。この燃料噴射
量制限器33は制限信号rが入力されていない時には他
の一つの入力である燃料噴射量信号mに乗数1を掛け出
力し,制限信号rが入力されている時には入力の燃料噴
射量信号mに乗数α(0≦α<1)を掛け,燃料噴射量
を絞るような新たな燃料噴射量信号mを出力する論理演
算機能を有している。出力された燃料噴射量信号mは燃
料噴射量制御アクチュエータ14に入力される。
以上前記(1),(2)の作用を順次実施することにより,エ
ンジンがオーバランすることを防止し,また万一オーバ
ランしても燃料噴射量が絞られるので極く短時間でオー
バランは回避される。
ンジンがオーバランすることを防止し,また万一オーバ
ランしても燃料噴射量が絞られるので極く短時間でオー
バランは回避される。
上述の場合には次の効果がある。
速度比xを増加,減少させることによりエンジンの負荷
トルクを変化させ,これによりエンジン回転数制御でき
るので,実際のエンジン回転数がオーバラン許容回転数
以上になれば,速度比xをさらに増加させ実際のエンジ
ン回転数をオーバラン許容回転数まで低下,収束させる
ことができる。
トルクを変化させ,これによりエンジン回転数制御でき
るので,実際のエンジン回転数がオーバラン許容回転数
以上になれば,速度比xをさらに増加させ実際のエンジ
ン回転数をオーバラン許容回転数まで低下,収束させる
ことができる。
また,速度比xが増加し,最大速度比xmaxまで達した場
合には,燃料噴射量を絞るため,極く短時間でエンジン
回転数は低下し,オーバランは回避されることを可能と
した。
合には,燃料噴射量を絞るため,極く短時間でエンジン
回転数は低下し,オーバランは回避されることを可能と
した。
なお,本エンジンオーバラン防止制御装置は同種の静油
圧−機械式無段変速機のエンジンオーバラン防止を目的
として巾広く応用できる。
圧−機械式無段変速機のエンジンオーバラン防止を目的
として巾広く応用できる。
第1図は本発明による1実施例の変速操向装置を示す説
明図,第2図は本発明の主要部を示すブロック線図,第
3図はエンジン回転数偏差信号に付加される極性を示す
説明図である。 1…変速操向装置,4…エンジン,6…変速用油圧モー
タ,12…変速用ポンプ吐出量制御アクチュエータ,1
4…燃料噴射量制御アクチュエータ,32…燃料噴射量
設定器,33…燃料噴射量制限器。
明図,第2図は本発明の主要部を示すブロック線図,第
3図はエンジン回転数偏差信号に付加される極性を示す
説明図である。 1…変速操向装置,4…エンジン,6…変速用油圧モー
タ,12…変速用ポンプ吐出量制御アクチュエータ,1
4…燃料噴射量制御アクチュエータ,32…燃料噴射量
設定器,33…燃料噴射量制限器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩 武久 神奈川県相模原市田名3000番地 三菱重工 業株式会社相模原製作所内
Claims (1)
- 【請求項1】静油圧−機械式無段変速機構を有する装軌
車両用変速操向装置において,実際のエンジン回転数が
エンジンオーバラン許容最大回転数より大の場合には速
度比が増加する方向に作動する変速用ポンプ吐出量制御
アクチュエータ,燃料噴射量設定器と燃料噴射量制御ア
クチュエータとの間に設けられ速度比が所定の最大速度
比より大でかつエンジン回転数がエンジンオーバラン許
容最大回転数より大の場合には燃料噴射量を絞る燃料噴
射量制限器を備えたことを特徴とする変速操向装置用エ
ンジンオーバラン防止制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61271723A JPH0613259B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 変速操向装置用エンジンオ−バラン防止制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61271723A JPH0613259B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 変速操向装置用エンジンオ−バラン防止制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63125441A JPS63125441A (ja) | 1988-05-28 |
| JPH0613259B2 true JPH0613259B2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=17503939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61271723A Expired - Lifetime JPH0613259B2 (ja) | 1986-11-17 | 1986-11-17 | 変速操向装置用エンジンオ−バラン防止制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613259B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115355094B (zh) * | 2022-07-05 | 2024-05-17 | 潍柴动力股份有限公司 | 一种发动机速度控制方法和系统 |
-
1986
- 1986-11-17 JP JP61271723A patent/JPH0613259B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63125441A (ja) | 1988-05-28 |
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