JPH06135440A - 折り畳み可能な箱 - Google Patents
折り畳み可能な箱Info
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- JPH06135440A JPH06135440A JP30827392A JP30827392A JPH06135440A JP H06135440 A JPH06135440 A JP H06135440A JP 30827392 A JP30827392 A JP 30827392A JP 30827392 A JP30827392 A JP 30827392A JP H06135440 A JPH06135440 A JP H06135440A
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Landscapes
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 偏平に折畳むことが可能で、しかも軽量且つ
丈夫な箱1を提供する。 【構成】 箱1は、底板2と、揺動側板3と、屈曲側板
4とから構成される。各板2,3,4は、プラスチック
段ボール(以下プラ段という)で形成する。底板2は、
両端部に垂直板9を形成し、且つ、該垂直板9に係止部
10を形成してなる。揺動側板3は、プラ段を、芯部材が
垂直方向に向かう向きにして使用し、下端に補強帯を設
けると共に、その補強帯に前記係止部10に係合する係合
部12を形成したものである。揺動側板3の上端には、該
揺動側板3を揺動可能にするための内折り折曲線が形成
されている。屈曲側板4は、プラ段の芯部材が垂直方向
に向かうように使用し、内折り折曲線を上下部に、ま
た、外折り折曲線14dを該上下部の内折り折曲線の中心
に形成して横V字状に屈曲自在である。揺動側板3と屈
曲側板4は、最上部の内折り折曲線より上の部分で連結
される。
丈夫な箱1を提供する。 【構成】 箱1は、底板2と、揺動側板3と、屈曲側板
4とから構成される。各板2,3,4は、プラスチック
段ボール(以下プラ段という)で形成する。底板2は、
両端部に垂直板9を形成し、且つ、該垂直板9に係止部
10を形成してなる。揺動側板3は、プラ段を、芯部材が
垂直方向に向かう向きにして使用し、下端に補強帯を設
けると共に、その補強帯に前記係止部10に係合する係合
部12を形成したものである。揺動側板3の上端には、該
揺動側板3を揺動可能にするための内折り折曲線が形成
されている。屈曲側板4は、プラ段の芯部材が垂直方向
に向かうように使用し、内折り折曲線を上下部に、ま
た、外折り折曲線14dを該上下部の内折り折曲線の中心
に形成して横V字状に屈曲自在である。揺動側板3と屈
曲側板4は、最上部の内折り折曲線より上の部分で連結
される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンパクトな形状に折
り畳み得る箱に関する。
り畳み得る箱に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の折り畳み可能な箱は、例えば実開
昭62−110132号に開示されているように、トレ
ー状の四角い底板と、該底板と略同じ大きさに形成され
た額縁状の上枠と、上枠の対向する2辺に回動自在に枢
着した2枚の揺動側板と、横V字状の形態に屈曲自在で
あって前記上枠と底板に上下端を枢着した屈曲側板とか
らなる。この箱は、揺動側板を起立させ、該揺動側板で
屈曲側板を真っ直ぐに支えるようにしたもので、揺動側
板を内向き回動させて水平に寝かせると屈曲側板が箱の
内側に折れて偏平状に折り畳まれる。而して、このよう
な折り畳み可能な箱は、殆どが合成樹脂のインジェクシ
ョン成形品であった。
昭62−110132号に開示されているように、トレ
ー状の四角い底板と、該底板と略同じ大きさに形成され
た額縁状の上枠と、上枠の対向する2辺に回動自在に枢
着した2枚の揺動側板と、横V字状の形態に屈曲自在で
あって前記上枠と底板に上下端を枢着した屈曲側板とか
らなる。この箱は、揺動側板を起立させ、該揺動側板で
屈曲側板を真っ直ぐに支えるようにしたもので、揺動側
板を内向き回動させて水平に寝かせると屈曲側板が箱の
内側に折れて偏平状に折り畳まれる。而して、このよう
な折り畳み可能な箱は、殆どが合成樹脂のインジェクシ
ョン成形品であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の折り畳み可能な
箱には、次のような問題点があった。先ず第一に、合成
樹脂のインジェクション成形は、金型代が高くつくから
箱の単価が高く、加えて、必要なサイズ数だけ金型を用
意しなければならないため、多品種・少量生産に適さな
い。従って、顧客のニーズにきめ細かく対応することが
できない。第二に、箱自体が相当重くなるため、その分
輸送コストが無駄に高くなり、且つ、荷物の積み降ろし
作業の負担が大きい。
箱には、次のような問題点があった。先ず第一に、合成
樹脂のインジェクション成形は、金型代が高くつくから
箱の単価が高く、加えて、必要なサイズ数だけ金型を用
意しなければならないため、多品種・少量生産に適さな
い。従って、顧客のニーズにきめ細かく対応することが
できない。第二に、箱自体が相当重くなるため、その分
輸送コストが無駄に高くなり、且つ、荷物の積み降ろし
作業の負担が大きい。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を全て解消
するため本発明は、次の〜の構成要件を具備してな
る折り畳み可能な箱を提供する。 箱1は、少なくとも、平面視四角形状の底板2と、該
底板2の対向する2辺上に位置する2枚の揺動側板3
と、底板2の残りの2辺上に位置する2枚の屈曲側板4
とから構成される。 上記各板2,3,4は、2枚の合成樹脂製の基板8
a,8bの間に合成樹脂製の芯部材8cを設けたプラス
チック段ボールで形成する。 底板2は、前記芯部材8cと直交する向きの両端部に
固定的な垂直板9を形成し、且つ、該垂直板9に係止部
10を形成してなる。 揺動側板3は、前記プラスチック段ボールを、芯部材
8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、下端に芯部
材8cと直交する向きの補強帯11を設けると共に、そ
の補強帯11に前記垂直板9の係止部10に係合する係
合部12を形成したものである。そして、揺動側板3の
上端には、プラスチック段ボールの基板8bを1枚残し
て切り込んだ水平な内折り折曲線14aが形成されてお
り、その残された基板8bがヒンジ部となって揺動側板
3を箱1の内側に向かって揺動可能にする。 屈曲側板4は、前記プラスチック段ボールを、芯部材
8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、プラスチッ
ク段ボールの基板8bを1枚残して切り込んだ水平な内
折り折曲線14b,14cを上下部に、また、プラスチ
ック段ボールの基板8aを1枚残して切り込んだ水平な
外折り折曲線14dを前記上下部の内折り折曲線14
b,14cの中心に形成して横V字状に屈曲自在であ
る。 揺動側板3と屈曲側板4は、最上部の内折り折曲線1
4a,14bより上の部分で連結される。
するため本発明は、次の〜の構成要件を具備してな
る折り畳み可能な箱を提供する。 箱1は、少なくとも、平面視四角形状の底板2と、該
底板2の対向する2辺上に位置する2枚の揺動側板3
と、底板2の残りの2辺上に位置する2枚の屈曲側板4
とから構成される。 上記各板2,3,4は、2枚の合成樹脂製の基板8
a,8bの間に合成樹脂製の芯部材8cを設けたプラス
チック段ボールで形成する。 底板2は、前記芯部材8cと直交する向きの両端部に
固定的な垂直板9を形成し、且つ、該垂直板9に係止部
10を形成してなる。 揺動側板3は、前記プラスチック段ボールを、芯部材
8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、下端に芯部
材8cと直交する向きの補強帯11を設けると共に、そ
の補強帯11に前記垂直板9の係止部10に係合する係
合部12を形成したものである。そして、揺動側板3の
上端には、プラスチック段ボールの基板8bを1枚残し
て切り込んだ水平な内折り折曲線14aが形成されてお
り、その残された基板8bがヒンジ部となって揺動側板
3を箱1の内側に向かって揺動可能にする。 屈曲側板4は、前記プラスチック段ボールを、芯部材
8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、プラスチッ
ク段ボールの基板8bを1枚残して切り込んだ水平な内
折り折曲線14b,14cを上下部に、また、プラスチ
ック段ボールの基板8aを1枚残して切り込んだ水平な
外折り折曲線14dを前記上下部の内折り折曲線14
b,14cの中心に形成して横V字状に屈曲自在であ
る。 揺動側板3と屈曲側板4は、最上部の内折り折曲線1
4a,14bより上の部分で連結される。
【0005】
【作用】揺動側板3と屈曲側板4は、プラスチック段ボ
ールを、その芯部材8cが垂直方向になる向きで使用し
たため、荷物の持ち運びや箱の積み重ね時等に作用する
垂直方向の力に耐え得る強度がある。また、揺動側板3
の下端に補強帯11を設けたことによって、揺動側板3
に加わる捻りや横からの圧力に対して剛性が増す。そし
てさらに、底板2の両端に垂直板9を立設し該垂直板9
と揺動側板3を係合させるようにしたことによって、底
板2自体の強度向上と共に、底板2に加わる荷重の一部
を揺動側板3が吊り支えるから重い荷物にも十分耐える
ことができる。
ールを、その芯部材8cが垂直方向になる向きで使用し
たため、荷物の持ち運びや箱の積み重ね時等に作用する
垂直方向の力に耐え得る強度がある。また、揺動側板3
の下端に補強帯11を設けたことによって、揺動側板3
に加わる捻りや横からの圧力に対して剛性が増す。そし
てさらに、底板2の両端に垂直板9を立設し該垂直板9
と揺動側板3を係合させるようにしたことによって、底
板2自体の強度向上と共に、底板2に加わる荷重の一部
を揺動側板3が吊り支えるから重い荷物にも十分耐える
ことができる。
【0006】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。なお、図1は箱の斜視図、図2は折り畳んだ状
態を示す箱の斜視図、図3は箱の縦断端面図、図4
(a),(b)は箱の一部拡大断面図、図5は底板を示
す分解斜視図、図6は揺動側板を示す分解斜視図、図7
は屈曲側板を示す分解斜視図である。箱1は、平面視長
方形状の底板2と、該底板2の対向する2辺上に位置す
る2枚の揺動側板3と、底板2の残りの2辺上に位置す
る2枚の屈曲側板4と、各板2,3,4の端部を覆うモ
ール部材5a〜5cと、各側板3,4同士を連結するコ
ーナー部材6及び揺動側板3に設けた把手部材7とから
構成される。
明する。なお、図1は箱の斜視図、図2は折り畳んだ状
態を示す箱の斜視図、図3は箱の縦断端面図、図4
(a),(b)は箱の一部拡大断面図、図5は底板を示
す分解斜視図、図6は揺動側板を示す分解斜視図、図7
は屈曲側板を示す分解斜視図である。箱1は、平面視長
方形状の底板2と、該底板2の対向する2辺上に位置す
る2枚の揺動側板3と、底板2の残りの2辺上に位置す
る2枚の屈曲側板4と、各板2,3,4の端部を覆うモ
ール部材5a〜5cと、各側板3,4同士を連結するコ
ーナー部材6及び揺動側板3に設けた把手部材7とから
構成される。
【0007】前記底板2,揺動側板3,屈曲側板4を構
成する素材は、ポリプロピレン製の2枚の基板8a,8
bの間に同じくポリプロピレン製の芯部材8cを一体成
形した周知のプラスチック段ボールである。底板2は、
図5に示すように、前記芯部材8cと直交する向きの両
端部に固定的な垂直板9を形成してなる。該垂直板9
は、底板2の前記両端部を直角に熱変形させたものであ
って、長孔状の係止部10と、上端縁に嵌めた合成樹脂
製のモール部材5aとを有する。
成する素材は、ポリプロピレン製の2枚の基板8a,8
bの間に同じくポリプロピレン製の芯部材8cを一体成
形した周知のプラスチック段ボールである。底板2は、
図5に示すように、前記芯部材8cと直交する向きの両
端部に固定的な垂直板9を形成してなる。該垂直板9
は、底板2の前記両端部を直角に熱変形させたものであ
って、長孔状の係止部10と、上端縁に嵌めた合成樹脂
製のモール部材5aとを有する。
【0008】揺動側板3は、図6に示すように、前記プ
ラスチック段ボールを、芯部材8cが垂直方向に向かう
向きにして使用する。該揺動側板3の下端には、芯部材
8cと直交する向きに補強帯11が設けられている。本
実施例の補強帯11は、前記底板2の垂直板9と同様な
方法によって揺動側板3の下端を略直角に曲げ、以て揺
動側板3の剛性を高める構造である。また、補強帯11
には、図4(b)及び図6に示すように、前記垂直板9
の係止部10に係合する突片状の係合部12が形成され
ている。一方、揺動側板3の上端には、外側の基板8a
をヒンジ部にして折曲げ片13が折重ねられている。そ
して、その2枚重ねの部分に合成樹脂製のモール部材5
bが嵌着されている。また、揺動側板3の上端には、モ
ール部材5bの外側の下端縁に沿って、プラスチック段
ボールの内側の基板8bを残して切り込んだ内折り折曲
線14aが形成されており、その残った内側の基板8b
がヒンジ部となって揺動側板3が箱1の内側に向かって
揺動する。また、揺動側板3の上部には合成樹脂製の把
手部材7が取り付けられている。この把手部材7は、図
4(a),(b)に示すように断面クランク形状になっ
ており、上が逆さ台形々状の差込み部15で、下が内向
きの爪片16,16を有する指掛け部17である。該把
手部材7は、前記揺動側板3の折曲げ片13に切り欠か
れている逆さ台形々状の凹部18に差込み部15を嵌合
し、さらに、その上からモール部材5bを嵌めることに
よってしっかりと止められる。
ラスチック段ボールを、芯部材8cが垂直方向に向かう
向きにして使用する。該揺動側板3の下端には、芯部材
8cと直交する向きに補強帯11が設けられている。本
実施例の補強帯11は、前記底板2の垂直板9と同様な
方法によって揺動側板3の下端を略直角に曲げ、以て揺
動側板3の剛性を高める構造である。また、補強帯11
には、図4(b)及び図6に示すように、前記垂直板9
の係止部10に係合する突片状の係合部12が形成され
ている。一方、揺動側板3の上端には、外側の基板8a
をヒンジ部にして折曲げ片13が折重ねられている。そ
して、その2枚重ねの部分に合成樹脂製のモール部材5
bが嵌着されている。また、揺動側板3の上端には、モ
ール部材5bの外側の下端縁に沿って、プラスチック段
ボールの内側の基板8bを残して切り込んだ内折り折曲
線14aが形成されており、その残った内側の基板8b
がヒンジ部となって揺動側板3が箱1の内側に向かって
揺動する。また、揺動側板3の上部には合成樹脂製の把
手部材7が取り付けられている。この把手部材7は、図
4(a),(b)に示すように断面クランク形状になっ
ており、上が逆さ台形々状の差込み部15で、下が内向
きの爪片16,16を有する指掛け部17である。該把
手部材7は、前記揺動側板3の折曲げ片13に切り欠か
れている逆さ台形々状の凹部18に差込み部15を嵌合
し、さらに、その上からモール部材5bを嵌めることに
よってしっかりと止められる。
【0009】屈曲側板4は、図7に示すように、前記プ
ラスチック段ボールを、芯部材8cが垂直方向に向かう
向きにして使用するもので、前記底板2上に重なる補強
板19を介して2枚の屈曲側板4が一体に連なってい
る。屈曲側板4の上端縁にはモール部材5cが嵌着され
ており、そのモール部材5cの外側下端縁に沿って内折
り折曲線14bが形成されている。該内折り折曲線14
bは、プラスチック段ボールの内側の基板8bを残して
切り込んだもので、その残った内側の基板8bがヒンジ
部となる。この内折り折曲線14bと同じ構成の内折り
折曲線14cが屈曲側板4と前記補強板19との境界部
に形成されている。また、屈曲側板4にはさらに、両内
折り折曲線14b,14cの中心に、外側の基板8aを
残して切り込んだ水平な外折り折曲線14dが形成され
ている。
ラスチック段ボールを、芯部材8cが垂直方向に向かう
向きにして使用するもので、前記底板2上に重なる補強
板19を介して2枚の屈曲側板4が一体に連なってい
る。屈曲側板4の上端縁にはモール部材5cが嵌着され
ており、そのモール部材5cの外側下端縁に沿って内折
り折曲線14bが形成されている。該内折り折曲線14
bは、プラスチック段ボールの内側の基板8bを残して
切り込んだもので、その残った内側の基板8bがヒンジ
部となる。この内折り折曲線14bと同じ構成の内折り
折曲線14cが屈曲側板4と前記補強板19との境界部
に形成されている。また、屈曲側板4にはさらに、両内
折り折曲線14b,14cの中心に、外側の基板8aを
残して切り込んだ水平な外折り折曲線14dが形成され
ている。
【0010】而して、前記屈曲側板4は、底板2の上面
に補強板19を接着することによって該底板2に連結さ
れる。また、揺動側板3は、底板2の垂直板9を設けた
2辺上に配置し、屈曲側板4との突き合わせ部分にコー
ナー部材6を嵌めて鋲止めし、以て、最上部の内折り折
曲線14a,14bより上の部分で屈曲側板4と一体に
結合される。そして、図1に示すように、揺動側板3を
起立状態にして屈曲側板4を真っ直ぐ支えれば、箱1に
荷物を入れるスペースができる。なお、この状態におい
て、図4(b)に示すように、揺動側板3の係合部12
が垂直板9の係止部10に係合しているため、底板2に
加わる荷重の一部を揺動側板3が吊り支えるから、荷物
を入れて持ち上げても壊れない。また、プラスチック段
ボールは、周知のように、芯部材8cと平行な方向に作
用する力に優れた強度を発揮する。本発明の箱1は、芯
部材8cが垂直になるように各側板3,4を形成したた
め、箱1に相当な荷重が加わっても潰れない。従って、
箱1を何層にも積み重ねることができる。そしてさら
に、本実施例のように底板2と補強板19の芯部材8c
同士を直交させるようにして重ねれば、箱底の強度も申
し分ない。
に補強板19を接着することによって該底板2に連結さ
れる。また、揺動側板3は、底板2の垂直板9を設けた
2辺上に配置し、屈曲側板4との突き合わせ部分にコー
ナー部材6を嵌めて鋲止めし、以て、最上部の内折り折
曲線14a,14bより上の部分で屈曲側板4と一体に
結合される。そして、図1に示すように、揺動側板3を
起立状態にして屈曲側板4を真っ直ぐ支えれば、箱1に
荷物を入れるスペースができる。なお、この状態におい
て、図4(b)に示すように、揺動側板3の係合部12
が垂直板9の係止部10に係合しているため、底板2に
加わる荷重の一部を揺動側板3が吊り支えるから、荷物
を入れて持ち上げても壊れない。また、プラスチック段
ボールは、周知のように、芯部材8cと平行な方向に作
用する力に優れた強度を発揮する。本発明の箱1は、芯
部材8cが垂直になるように各側板3,4を形成したた
め、箱1に相当な荷重が加わっても潰れない。従って、
箱1を何層にも積み重ねることができる。そしてさら
に、本実施例のように底板2と補強板19の芯部材8c
同士を直交させるようにして重ねれば、箱底の強度も申
し分ない。
【0011】次に、箱1の使用方法について説明する。
図1のような使用形態になっている箱1を折り畳む場合
は、先ず、揺動側板3を強制的に内側に回動させる。そ
うすると、図3一点鎖線に示すように屈曲側板4が支え
を失って自然に横V字状に折れ曲がる。そしてさらに箱
1の上面を押さえれば、把手部材7の爪片16が、垂直
板9のモール部材5aの側面を撓みながら乗り越えて、
図4(a)のように、垂直板9の係止部10に係合す
る。従って、図2の折り畳み形態がしっかりとロックさ
れる。次に、箱1を図1の使用形態に戻す場合は、先
ず、把手部材7の指掛け部17を持って外側に広げ、前
記爪片16と係止部10との係合を外す。そして、この
状態で把手部材7を引き上げると、底板2と補強板19
の重みで屈曲側板4が若干伸びる。次に、揺動側板3を
底板2側に押し込むと、揺動側板3の両側縁が屈曲側板
4の内側を押し広げる。そうして、揺動側板3が略完全
に起立して係合部12が垂直板9の係止部10に係合す
ると、図3実線のように屈曲側板4が真っ直ぐ伸び、図
1のような形態で安定する。
図1のような使用形態になっている箱1を折り畳む場合
は、先ず、揺動側板3を強制的に内側に回動させる。そ
うすると、図3一点鎖線に示すように屈曲側板4が支え
を失って自然に横V字状に折れ曲がる。そしてさらに箱
1の上面を押さえれば、把手部材7の爪片16が、垂直
板9のモール部材5aの側面を撓みながら乗り越えて、
図4(a)のように、垂直板9の係止部10に係合す
る。従って、図2の折り畳み形態がしっかりとロックさ
れる。次に、箱1を図1の使用形態に戻す場合は、先
ず、把手部材7の指掛け部17を持って外側に広げ、前
記爪片16と係止部10との係合を外す。そして、この
状態で把手部材7を引き上げると、底板2と補強板19
の重みで屈曲側板4が若干伸びる。次に、揺動側板3を
底板2側に押し込むと、揺動側板3の両側縁が屈曲側板
4の内側を押し広げる。そうして、揺動側板3が略完全
に起立して係合部12が垂直板9の係止部10に係合す
ると、図3実線のように屈曲側板4が真っ直ぐ伸び、図
1のような形態で安定する。
【0012】以上本発明の実施例について説明したが、
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、揺動側板3の係合部12と垂直板9の係止
部10は、図8に示すように、揺動側板3の下端と、垂
直板9の上端を2枚重ねに折曲げて、その両端縁で係合
させる構造であってもよい。この場合、爪片16は、底
板2の下面か又はモール部材5aの下縁に係合する寸法
に設定してもよいし、或いは、折り畳み時のロックが不
要であれば設けなくてもよい。また、垂直板9は、図9
に示すように、底板2をフラットな板状に形成し、両端
縁に合成樹脂のL字部材20を鋲止めしてもよい。ま
た、実施例は、揺動側板3と屈曲側板4を別々に形成し
たが、図10の展開図に示すように、これら各側板3,
4を1枚のプラスチック段ボールで形成してもよい。な
お、図中折曲線hは熱変形させる部分である。また、揺
動側板3や屈曲側板4に形成した内折り折曲線や外折り
折曲線は、実施例で示したように一文字状に切り込む構
成が、ヒンジ部の強度、及び、一方向にのみ折れ曲がる
特有の機能上最も好ましいのであるが、場合によっては
V字状の溝で形成してもよい。なお、このV字状の溝を
採用した場合、ヒンジ部を構成する基板は内外どちらで
もよい。例えば、揺動側板3の内折り折曲線14aのヒ
ンジ部を外側の基板8aで構成することも可能である。
もちろん本発明は上記実施例に限定されるものではな
い。例えば、揺動側板3の係合部12と垂直板9の係止
部10は、図8に示すように、揺動側板3の下端と、垂
直板9の上端を2枚重ねに折曲げて、その両端縁で係合
させる構造であってもよい。この場合、爪片16は、底
板2の下面か又はモール部材5aの下縁に係合する寸法
に設定してもよいし、或いは、折り畳み時のロックが不
要であれば設けなくてもよい。また、垂直板9は、図9
に示すように、底板2をフラットな板状に形成し、両端
縁に合成樹脂のL字部材20を鋲止めしてもよい。ま
た、実施例は、揺動側板3と屈曲側板4を別々に形成し
たが、図10の展開図に示すように、これら各側板3,
4を1枚のプラスチック段ボールで形成してもよい。な
お、図中折曲線hは熱変形させる部分である。また、揺
動側板3や屈曲側板4に形成した内折り折曲線や外折り
折曲線は、実施例で示したように一文字状に切り込む構
成が、ヒンジ部の強度、及び、一方向にのみ折れ曲がる
特有の機能上最も好ましいのであるが、場合によっては
V字状の溝で形成してもよい。なお、このV字状の溝を
採用した場合、ヒンジ部を構成する基板は内外どちらで
もよい。例えば、揺動側板3の内折り折曲線14aのヒ
ンジ部を外側の基板8aで構成することも可能である。
【0013】
【発明の効果】箱を折り畳み可能な構成にすると、可動
部分が多くなるから必然的に強度が低下する。そのため
本発明の箱1は、プラスチック段ボールの芯部材8cを
垂直に向かわせる向きにして揺動側板3や屈曲側板4を
形成し、揺動側板3の下端に補強帯11を設け、底板2
の両端に垂直板9を立設して該垂直板9と揺動側板3を
係合させるようになし、以て、プラスチック段ボールを
使用した折り畳み可能な箱に実用上十分な強度を持たせ
ることに成功したものである。そして、プラスチック段
ボールで形成した折り畳み可能な箱1は、従来のインジ
ェクション成形の箱に比べて、第一に、プラスチック段
ボールの裁断寸法を変えることにより任意のサイズにす
ることができ、その上、コストが嵩む金型も不要である
ため、多品種・少量生産に好適であり、顧客のニーズに
きめ細かく対応することができる、第二に、インジェク
ション成形品に比べて軽くなるため、輸送コストの削
減、及び、荷物の積み降ろし作業の負担軽減を図ること
ができる、第三に、揺動側板3や屈曲側板4に切り込み
を入れるだけで強靱なヒンジ部ができるため、製造及び
組み立てが非常に簡単である、等の優位性がある。ま
た、本発明の箱1は、従来の紙製段ボール箱に比べて製
造コストは若干高くつくものの、紙製段ボール箱が使い
捨てであって資源を浪費し、なおかつ、捨てる箱の処理
にも窮しているのに比べ、数回繰り返して使用するだけ
で紙製段ボール箱より割安になり、しかも、繰り返し使
用するから資源の消費量及びゴミの発生量が極めて少な
い、等の優れた効果がある。
部分が多くなるから必然的に強度が低下する。そのため
本発明の箱1は、プラスチック段ボールの芯部材8cを
垂直に向かわせる向きにして揺動側板3や屈曲側板4を
形成し、揺動側板3の下端に補強帯11を設け、底板2
の両端に垂直板9を立設して該垂直板9と揺動側板3を
係合させるようになし、以て、プラスチック段ボールを
使用した折り畳み可能な箱に実用上十分な強度を持たせ
ることに成功したものである。そして、プラスチック段
ボールで形成した折り畳み可能な箱1は、従来のインジ
ェクション成形の箱に比べて、第一に、プラスチック段
ボールの裁断寸法を変えることにより任意のサイズにす
ることができ、その上、コストが嵩む金型も不要である
ため、多品種・少量生産に好適であり、顧客のニーズに
きめ細かく対応することができる、第二に、インジェク
ション成形品に比べて軽くなるため、輸送コストの削
減、及び、荷物の積み降ろし作業の負担軽減を図ること
ができる、第三に、揺動側板3や屈曲側板4に切り込み
を入れるだけで強靱なヒンジ部ができるため、製造及び
組み立てが非常に簡単である、等の優位性がある。ま
た、本発明の箱1は、従来の紙製段ボール箱に比べて製
造コストは若干高くつくものの、紙製段ボール箱が使い
捨てであって資源を浪費し、なおかつ、捨てる箱の処理
にも窮しているのに比べ、数回繰り返して使用するだけ
で紙製段ボール箱より割安になり、しかも、繰り返し使
用するから資源の消費量及びゴミの発生量が極めて少な
い、等の優れた効果がある。
【図1】 箱の斜視図である。
【図2】 折り畳んだ状態を示す箱の斜視図である。
【図3】 箱の縦断端面図である。
【図4】 (a),(b)は箱の一部拡大断面図であ
る。
る。
【図5】 底板を示す分解斜視図である。
【図6】 揺動側板を示す分解斜視図である。
【図7】 屈曲側板を示す分解斜視図である。
【図8】 他の実施例を示す一部断面図である。
【図9】 他の実施例を示す一部断面図である。
【図10】 他の実施例を示す展開図である。
1…箱 2…底板 3…揺動側板 4…屈曲側板 8a,8b…基板 8c…芯部材 9…垂直板 10…係止部 11…補強帯 12…係合部 14a〜14c…内折り折曲線 14d…外折り折曲線
Claims (1)
- 【請求項1】 次の〜の構成要件を具備してなる折
り畳み可能な箱。 箱1は、少なくとも、平面視四角形状の底板2と、該
底板2の対向する2辺上に位置する2枚の揺動側板3
と、底板2の残りの2辺上に位置する2枚の屈曲側板4
とから構成される。 上記各板2,3,4は、2枚の合成樹脂製の基板8
a,8bの間に合成樹脂製の芯部材8cを設けたプラス
チック段ボールで形成する。 底板2は、前記芯部材8cと直交する向きの両端部に
固定的な垂直板9を形成し、且つ、該垂直板9に係止部
10を形成してなる。 揺動側板3は、前記プラスチック段ボールを、芯部材
8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、下端に芯部
材8cと直交する向きの補強帯11を設けると共に、そ
の補強帯11に前記垂直板9の係止部10に係合する係
合部12を形成したものである。そして、揺動側板3の
上端には、プラスチック段ボールの基板8bを1枚残し
て切り込んだ水平な内折り折曲線14aが形成されてお
り、その残された基板8bがヒンジ部となって揺動側板
3を箱1の内側に向かって揺動可能にする。 屈曲側板4は、前記プラスチック段ボールを、芯部材
8cが垂直方向に向かう向きにして使用し、プラスチッ
ク段ボールの基板8bを1枚残して切り込んだ水平な内
折り折曲線14b,14cを上下部に、また、プラスチ
ック段ボールの基板8aを1枚残して切り込んだ水平な
外折り折曲線14dを前記上下部の内折り折曲線14
b,14cの中心に形成して横V字状に屈曲自在であ
る。 揺動側板3と屈曲側板4は、最上部の内折り折曲線1
4a,14bより上の部分で連結される。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30827392A JP2594525B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 折り畳み可能な箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30827392A JP2594525B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 折り畳み可能な箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135440A true JPH06135440A (ja) | 1994-05-17 |
| JP2594525B2 JP2594525B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=17979043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30827392A Expired - Lifetime JP2594525B2 (ja) | 1992-10-21 | 1992-10-21 | 折り畳み可能な箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2594525B2 (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0966929A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Apatsukusu:Kk | 段ボールの窓孔構造及び段ボール箱 |
| JP2002205737A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-23 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 折り畳み箱 |
| WO2006010311A1 (en) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | China International Marine Containers (Goup) Co., Ltd | A foldable container |
| JP2007069986A (ja) * | 2000-12-27 | 2007-03-22 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性フィルムロールの梱包法、そのための樹脂製ケース及びそのケースの回収・リユース方法並びに感光性フィルムロールの梱包物及び搬送法 |
| JP2008037474A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Appax Co Ltd | 断熱容器 |
| GB2450929A (en) * | 2007-07-12 | 2009-01-14 | Linpac Materials Handling Ltd | A collapsible tray |
| US7597195B2 (en) | 2000-12-27 | 2009-10-06 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Method for packaging a photosensitive film roll, resin case therefor, method for recovering and reusing the case, and photosensitive film roll package and method for conveying the same |
| JP2011121631A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Nifco Inc | 折り畳み式収納箱 |
-
1992
- 1992-10-21 JP JP30827392A patent/JP2594525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0966929A (ja) * | 1995-08-30 | 1997-03-11 | Apatsukusu:Kk | 段ボールの窓孔構造及び段ボール箱 |
| JP2007069986A (ja) * | 2000-12-27 | 2007-03-22 | Hitachi Chem Co Ltd | 感光性フィルムロールの梱包法、そのための樹脂製ケース及びそのケースの回収・リユース方法並びに感光性フィルムロールの梱包物及び搬送法 |
| US7597195B2 (en) | 2000-12-27 | 2009-10-06 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Method for packaging a photosensitive film roll, resin case therefor, method for recovering and reusing the case, and photosensitive film roll package and method for conveying the same |
| US7677014B2 (en) | 2000-12-27 | 2010-03-16 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Method for packaging a photosensitive film roll, resin case therefor, method for recovering and reusing the case, and photosensitive film roll package and method for conveying the same |
| JP2002205737A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-23 | Ube Nitto Kasei Co Ltd | 折り畳み箱 |
| WO2006010311A1 (en) * | 2004-07-30 | 2006-02-02 | China International Marine Containers (Goup) Co., Ltd | A foldable container |
| JP2008037474A (ja) * | 2006-08-08 | 2008-02-21 | Appax Co Ltd | 断熱容器 |
| GB2450929A (en) * | 2007-07-12 | 2009-01-14 | Linpac Materials Handling Ltd | A collapsible tray |
| JP2011121631A (ja) * | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Nifco Inc | 折り畳み式収納箱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2594525B2 (ja) | 1997-03-26 |
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