JPH061355B2 - 写真特性上安全な写真感光材料用包装材料 - Google Patents

写真特性上安全な写真感光材料用包装材料

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JPH061355B2
JPH061355B2 JP61189425A JP18942586A JPH061355B2 JP H061355 B2 JPH061355 B2 JP H061355B2 JP 61189425 A JP61189425 A JP 61189425A JP 18942586 A JP18942586 A JP 18942586A JP H061355 B2 JPH061355 B2 JP H061355B2
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red
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邦之 後藤
啓二 山口
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    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C3/00Packages of films for inserting into cameras, e.g. roll-films, film-packs; Wrapping materials for light-sensitive plates, films or papers, e.g. materials characterised by the use of special dyes, printing inks, adhesives

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真感光材料用包装材料に関し、詳しくは写真
特性に悪影響を与えない顔料を有する写真感光材料用包
装材料に関する。
[発明の背景] フィルム、印画紙等の写真感光材料の包装や保管を行う
ために、写真感光材料が収納される写真フィルムマガジ
ンやカートリッジ、さらにはこれらを包装する包装紙を
含めた包装に用いられている包装材料では、金属、樹
脂、紙、これらの積層体等に塗装、印刷されたものが用
いられている。
従来、この包装材料に施されている塗装や印刷に用いら
れている塗料、印刷インキ等の塗工剤にあっては、金属
用としては金属用塗料、金属用印刷インキ等を用いて、
酸化重合型の樹脂による皮膜が加熱焼付を経て、包装材
料に設けられていた。また他の紙等の包装材料にも同様
の処置の行なわれたものが使用されていた。
しかしながら、加熱により硬化させる酸化重合型の樹脂
を主体とした塗工剤にあっては、その構成素材に、写真
性能上悪影響を及ぼすものが多く、これらの構成素材を
用いている塗工剤によって塗装、印刷した包装材料によ
ると写真感光材料が保管中、その使用前に故障を生じて
しまうという欠点があった。
また、これら塗料、インキには、着色のための顔料が含
まれており、この顔料が写真性能を劣化させることもし
ばしば起こり、例えば、同じ樹脂をバインダーに用いた
インキであっても含まれる顔料により写真性能の劣化度
合が異なるという現象としてあらわれる。また、これら
顔料はインキ、塗料だけに限らず、感光材料の包装材料
となる樹脂成型品、紙、繊維等に着色または遮光性付与
等の目的で混入されている場合が多く、これも前記と同
様に写真性能を劣化させる因子となることがあった。
このような状況において、塗料、インキのバインダーを
改良して写真性能の劣化を防止する技術が特開昭60-260
61号、同60-26062号、同60-26063号、特願昭60-265897
号、同60-265898号等に開示されているが、これらの技
術では、塗料、インキ中のバインダーによる写真性能の
劣化は防止できるものの、例えばある種の顔料等のよう
な写真性能に悪影響を与える因子がバインダー以外に存
在する場合は、写真感光材料用包装材料全体として写真
性能に悪影響を与えることになり、その利用範囲は限ら
れていた。
従って、塗料、インキについては、その構成成分である
バインダー成分と共に顔料成分についても写真性能に与
える影響を調査する必要があり、また塗料、インキに限
らず、顔料を含有する着色された樹脂製品等の写真感光
材料用包装材料にも同様の対策が必要であった。
従来用いられていた写真特性上好ましくない顔料として
は、例えばある種の酸化チタン等の白色顔料、ある種の
カーボンブラック等の黒色顔料、ある種の酸化鉄(ベン
ガラ)等の赤色顔料等が代表的なものとして知られてい
るが、一般的に着色剤として用いられる顔料については
写真性能に与える影響が充分解明されているとは言い難
く、またその機構についても明確ではない。
現在着色が施されていないものはほとんどないといって
よいほど、写真感光材料用包装材料には着色が施されて
おり、その目的も、製品の仕様等を表示する文字、遮光
性付与のための着色、美観を高めるための着色等多岐に
わたり、着色に用いられる顔料も少なくとも2種以上を
組み合わせて用いる場合も多く、例えばパトローネの商
標印刷、ラベルや遮光紙の印刷、バリヤ包材の印刷、デ
ィスクフィルム用プロテクター、外箱等ではほとんどす
べて2種以上の顔料が用いられている。このような状況
下では、用いられる樹脂、添加剤等の他に用いられる複
数の顔料の個々について1つ1つ写真性能に与える影響
を調査する必要があり、多大の時間と費用を要してい
た。
[発明の目的] 本発明の第1の目的は写真性能に悪影響を与えない顔料
を有する写真感光材料用包装材料を提供するものであ
り、本発明の第2の目的は、写真性能に悪影響を与える
顔料が含まれていても、その悪影響をなくす写真性能上
全く不安のない写真感光材料用包装材料を提供するもの
であり、本発明の第3の目的は、顔料以外の写真性能に
悪影響を与える物質、例えばバインダー、その他の添加
剤等が含まれていても、それらの悪影響をもなくす写真
感光材料用包装材料を提供するものである。
[発明の構成] 本発明の上記目的は、下記に示される顔料群から選ばれ
る少なくとも1種の顔料を含有している写真感光材料用
包装材料により達成される。
クロムエロー顔料、クロムバーミリオン顔料、 溶性アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノ
ン系顔料、レーキレッド4R顔料 [発明の具体的構成] 本発明に用いられるクロムエロー(Chrome Yellow)顔
料としては、CI No.77600、CI No.77603、CI
Pigment Yellow34に分類される顔料が挙げられ、具体
的にはクロムエロー10G、クロムエロー5G、クロム
エローG、クロムエローR、クロムエロー5R等の名称
のものが知られており、主成分はPbCrO4であり、PbO等
も混合されるものである。
クロムバーミリオン(Chrome Vermilion)顔料として
は、CI No.77605、CI Pigment Red 104、CI
No.77601、CI Pigment Red 103、CI Pigment
Orange 21に分類される顔料が挙げられ、具体的に
はモリブデートオレンジ、モリブデートレッド等の名称
のものが知られており、主成分はPbCrO4、PbMoO4、PbSO
4である。
本発明における溶性アゾ系顔料としては、アゾ基を有し
て水溶性の顔料はすべて包含するが、化学構造式中に1
つのアゾ基を有し、さらにスルホン酸基および/または
カルボン酸基を有してその金属塩であるものが代表的で
あり、具体的には、ウォッチングレッド(Watching Re
d)、リソールレッド(Lithol Red)、ボルドー10B
(Bor deaux 10B)、ブリリアンカーミン6B(Br
illiant Carmine 6B)、レーキレッドC(Lake Re
d C)、レーキレッドD(Lake Red D)等が挙げら
れる。
以下、溶性アゾ系顔料の具体例を説明する。
ウォッチングレッドとしては、CI No.15865、CI
Pigment Red 48(Na)、CI No.15865:1、CI
Pigment Red 48:1(Ba)、CI No.15865:
2、CI Pigment Red 48:2(Ca)、CI No.1
5865:3、CI Pigment Red 48:3(Sr)、CI
No.15865:4、CI Pigment Red 48:4(Mn)
等に分類される顔料が挙げられ、下記一般式で示される
ものが代表的である。
(式中、Mは1価または2価の金属イオン、具体的には
Na+、Ba++、Ca++、Sr++またはMn++を表わし、nはMが
1価の金属イオンのときは2、2価の金属イオンのとき
は1を表わす。) 通常、MがCaであり、Ba、Mnではそれぞれウォッチング
レッドBa、ウォッチングレッドMnと言われ、またパーマ
ネントレッド(Permanent Red)F5R、パーマネント
レッド2BBa、パーマネントレッド2BMnと呼ばれること
もある。
リソールレッドとしては、CI No.15630、CI Pigm
ent Red49(Na)、CI No.15630:1、CI Pigm
ent Red 49:1(Ba)、CI No.15630:2、CI
Pigment Red 49:2(Ca)、CI No.15630:
3、CI Pigment Red 49:3(Sr)、さらに、Mn
等を含有した顔料が挙げられ、下記の一般式で示される
ものが代表的である。
一般式 (式中、Mは1価または2価の金属イオン、具体的には
Ba++、Na+、Ca++、Sr++、Mn等を表わし、nはMが1価
の金属イオンのときは1、2価の金属イオンのときは2
を表わす。) MがBa++であるものが一般的である。
ボルドー10Bとしては、CI No.15880、CI Pigm
ent Red 63(Na)、CI No.15880:1、CI Pi
gment Red 63:1(Ca)、CI No.15880:2、C
I Pigment Red 63:2(Mn)、さらにBa等を含有
した顔料が挙げられ、下記の一般式で示されるものが代
表的である。
一般式 (式中、Mは1価または2価の金属イオン、具体的には
Na+、Ca++、Mn++等を表わし、nはMが1価の金属イオ
ンのときは2、2価の金属イオンのときは1を表わ
す。) ブリリアンカーミン6Bとしては、CI No.15850、C
I Pigment Red 57(Na)、CI No.15850:1、
CI Pigment Red 57:1(Ca)、CI No.1585
0:2、CI Pigment Red 57:2(Ba)等に分類
される顔料が挙げられ、下記の一般式で示されるものが
代表的である。
一般式 (式中、Mは1価または2価の金属イオン、具体的には
Na+、Ca++、Ba++等を表わし、nはMが1価の金属イオ
ンのときは2、2価の金属イオンのときは1を表わ
す。) また、リソールルビンBK(Lithol Rubine BK)、
パーマネントレッドF6R(Pigment Red F6R)と
も呼ばれることもある。
レーキレッドCとしては、CI No.15585、CI Pigm
ent Red 53(Na)、CI No.15585:1、CI Pi
gment Red 53:1(Ba)、CI No.15585:2、C
I Pigment Red 53:2(Ca)、さらにAl等を含有
した顔料が挙げられ、下記の一般式で示されるものが代
表的である。
一般式 (式中、Mは金属イオン、具体的にはNa+、Ba++、Ca++
等を表わし、nはMが1価の金属イオンのときは1、2
価の金属イオンのときは2を表わす。) レーキレッドDとしては、CI No.15500、CI Pigm
ent Red 50(Na)、CI No.15500:1、CI Pi
gment Red 50:1(Ba)、CI No.15500:2、C
I Pigment Red 50:2(Ca)等に分類される顔料
が挙げられ、下記の一般式で表されるものが代表的であ
る。
一般式 (式中、Mは金属イオン、具体的にはNa+、Ba++、Ca++
等を表わし、nはMが1価の金属イオンのときは1、2
価の金属イオンのときは2を表わす。) キナクリドン系顔料としては、CI Pigment Red 12
2、CI Pigment Red 192、CI No.46500、CI
Pigment Violet 19、CI Pigment Violet 3
0、CI Pigment Yellow 155等に分類される顔料が
挙げられ、下記一般式で表わされるものが代表的であ
る。
一般式 (式中、R1およびR2はそれぞれ水素原子、アルキル基等
の置換基を表わす。) イソインドリノン系顔料としては、CI Pigment Yel
low109、CI Pigment Yellow 110、CI Pigment
Orange 42等に分類される顔料が挙げられ、「8382
の化学商品」(化学工業日報社)等に記載されている如
く、以下の式で示されるイソインドリノンエローレディ
シュ、イソインドリノンエローグリーニッシュが代表的
なものとして挙げられる。
(イソインドリノンエローレディシュ) (イソインドリノンエローグリーニッシュ) レーキレッド4R顔料としては、CI No.12120、CI
Pigment Red 3に分類されるものが挙げられ、以下
の式で示されるものが代表的である。
また、レーキレッド4Rは、トルイジンレッド(Toluid
ine Red)、パーマネントレッド4R(Permanent Red
4R)、ハンザスカーレッド(Hansa Scarlet)、ハ
ンザレッド(Hansa Red)、リソールファーストスカー
レット(Lithol Fast Scarlet)とも呼ばれる。
上記本発明の顔料を有する本発明の包装材料としては、
本発明の顔料を含有する塗料、インキの塗設物、本発明
の顔料を含有する接着剤の接着物、さらには本発明の顔
料が材料中に混入されたもの等が挙げられ、紙、繊維、
プラスチック、金属類およびこれらの組み合わせ物等の
材料に上記塗設、接着、混入等がされたものである。
本発明の顔料を含有する塗料、インキとしては、本発明
の顔料が各種の樹脂、分散剤、溶剤等と共に均一に分散
されたものである。上記塗料、インキに用いられる各種
の樹脂としては、通常のインキ、塗料に用いられる樹
脂、例えばアルキド、変性アルキド、ポリビニル、アク
リル、エポキシ、ポリウレタン、ポリエステル、フェノ
ール、変性フェノール等の各樹脂の単体、ブレンド、コ
ポリマー等が挙げられる。
本発明の顔料を含有する接着剤としては、本発明の顔料
が各種接着剤樹脂中に均一に分散されたものである。こ
こで用いられる接着剤樹脂としては、通常の接着剤に用
いられる樹脂、例えばポリエチレン、ポリエステル、ポ
リ酢酸ビニル、ポリビニル、アクリル、ポリウレタン、
エポキシ、ポリ塩化ビニル、合成ゴム等の各樹脂の単
体、ブレンド、コポリマー等が挙げられ、さらにこれら
のホットメルト型、エマルジョン型、粘着剤型等任意の
接着剤に適用できる。
本発明の顔料を材料中に混入したものとしては、本発明
の顔料が練り込まれたカートリッジ、スプール、コア等
の樹脂成型品、本発明の顔料を製紙過程で混入した遮光
紙、挟紙、封紙、接着紙、ラベル、カートン、バリヤ袋
等の紙製材料、本発明の顔料を繊維の製造過程で混入し
た遮光部材等の繊維製材料、さらには本発明の顔料を熱
可塑性樹脂に練り込んだものをコーティングまたはラミ
ネート材としたバリヤ袋、遮光紙等の包装材料等が挙げ
られる。
上記において樹脂成型品に用いられる樹脂としては、ポ
リエチレン等のポリオレフィン系、ポリスチレン系、ポ
リエステル系、ポリ塩化ビニル、合成ゴム等の単体、ブ
レンド、コポリマー等各種の樹脂が挙げられ、紙材料と
しては、N−パルプ、L−パルプ、古紙、再生紙等が挙
げられ、繊維材料としては、ナイロン、ポリエステル、
アクリル、レーヨン、アセテート等が挙げられ、さらに
コーティングまたはラミネート剤に用いられる熱可塑性
樹脂としては、ポリエチレン等のポリオレフィン、エチ
レン−酢酸ビニル等のポリビニル系、エチレン−メタク
リレート等のアクリル系、ポリエステル、合成ゴム等の
単体、ブレンド、コポリマー等各種の熱可塑性樹脂が挙
げられる。
本発明の写真感光材料用包装材料に用いられる上記本発
明の顔料の使用量は、本発明の顔料の種類、包装される
写真感光材料の種類、本発明の顔料が用いられる形態、
包装材料の構成素材中に含まれる写真特性に悪影響を与
える物質または因子によっても大きく異なるが、例えば
塗料、インキ中に本発明の顔料を添加する場合、本発明
の顔料を含んだ全顔料が塗料、インキ中の全組成物中3
〜50重量%の範囲が好ましく、より好ましくは5〜3
0重量%であり、塗料、インキ中の全顔料に対する本発
明の顔料の割合は5〜100重量%が好ましく、より好ま
しくは20〜100重量%であり、さらに好ましくは40
〜100重量%である。また、例えば接着剤に本発明の顔
料を添加する場合、接着剤中0.1〜20重量%の範囲が
好ましく、より好ましくは1〜10重量%である。さら
に樹脂、紙、繊維等に本発明の顔料を添加する場合、そ
れらの部材に対して30重量%以下、0.01重量%以上の
範囲で用いるのが好ましく、より好ましくは0.1〜20
重量%の範囲である。
本発明の包装材料においては、上記の如く本発明の顔料
を種々の形態で含有させることにより、本発明の顔料が
写真性能に悪影響を与えないことはもちろんのこと、写
真性能に悪影響を与える顔料が同時に含有された包装材
料においても、本発明の顔料により写真性能への悪影響
をなくすことができ、さらに写真性能に悪影響を与える
ものが顔料以外、例えばバインダー、その他の添加物等
である場合においても、本発明の顔料の添加によって写
真性能への悪影響をなくすことが可能であるという驚く
べき効果を見い出したものである。従って本発明におい
ては、本発明の顔料を着色、遮光だけの目的でなく、例
えば写真性能に悪影響を与える恐れのある部材に混入す
る等の応用も可能である。
本発明の包装材料においては、本発明の顔料を含有させ
ることにより写真性能上不安のない包装材料を提供でき
るが、さらに特開昭60-26061号、同60-26062号、同60-2
6063号、特願昭60-265897号、同60-265898号等に記載の
技術を併用することにより、さらに写真性能上の悪影響
の除去に対する信頼性が増し、また特願昭60-282627
号、同60-282628号、同60-282629号に記載の技術を併用
することにより、カブリ等の写真性能を積極的に改良で
きる等の効果があり、それぞれ本発明のさらに好ましい
態様である。
本発明の顔料を含有する包装材料が適用される写真感光
材料はあらゆる写真感光材料であり、例えば、X−レイ
写真感光材料、印刷用リス型写真感光材料、黒白型写真
感光材料、カラー写真感光材料等が挙げられ、この他の
写真感光材料にも適用される。
[発明の具体的実施例] 以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する
が、本発明の実施の態様はこれらに限定されるものでは
ない。
実施例−1 対乳剤性に悪影響を与えるべんがらおよびチタンホワイ
ト、さらに本発明のクロムエロー顔料をそれぞれ重量比
で20:50:30の割合で用いてポリビニル系の樹脂
に対して全顔料を25重量%含有させたインキをパトロ
ーネ用金属部材上に塗設したものを用いてパトローネを
作製した。装填したフィルムはサクラSR−400フィル
ムである。係る試料をNo.1とする。
比較例−1 実施例−1の比較として、上記試料No.1において、ク
ロムエロー顔料に代えてカドミウムイエロー顔料を同じ
割合で用いた以外は同様にして比較試料No.1を作製し
た。
実施例−2 対乳剤性に悪影響を与える変性アルキド樹脂に対し、本
発明のクロムバーミリオン顔料を該樹脂に対して20重
量%含有させたインキをパトローネ用金属部材上に塗設
したものを用いてパトローネを作製した。装填したフィ
ルムは試料No.1と同じであり、係る試料をNo.2とす
る。
実施例−3 実施例−2の試料No.2において、クロムバーミリオン
顔料に代えてレーキレッドC10重量とべんがら10重
量を用いた以外は同様にして試料No.3を得た。
比較例−3 実施例−2および3の比較として、上記試料No.2にお
いて、クロムバーミリオン顔料に代えてジアゾオレンジ
顔料を同じ割合で用いた以外は同様にして比較試料No.
2を作製した。
実施例−4 対乳剤性に悪影響を与えるカーボンブラック顔料と本発
明の顔料であるキナクリドンレッドおよびクロムエロー
顔料を60:10:30の重量比で用いて、ポリエステ
ル系の樹脂に対して全顔料を10重量%含有させた塗料
をパトローネ用金属部材上に塗設したものを用いてパト
ローネを作製した。装填したフィルムは試料No.1と同
じであり、係る試料をNo.4とする。
比較例−3 実施例−4の比較として、上記試料No.4において、本
発明の顔料を用いずカーボンブラック顔料を100重量%
とした以外は同様にして比較試料No.3を作製した。
実施例−5 対乳剤性に悪影響を与えるチタンホワイト、さらに本発
明のウォッチングレッドCa顔料を重量比で70:30の
割合とした顔料を対乳剤性に悪影響を与える変性アルキ
ド樹脂に対して20重量%含有させたインキキをパトロ
ーネ用金属部材上に塗設したものを用いてパトローネを
作製した。装填したフィルムは試料No.1と同じであ
り、係る試料をNo.5とする。
比較例−4 実施例−5の比較として、上記試料No.5において、本
発明のウォッチングレッドCa顔料に代えてカドミウムレ
ッドを同じ割合で用いた以外は同様にして比較試料No.
4を作製した。
実施例−6 対乳剤性に悪影響を与えるアイアンブルー顔料、チタン
ホワイト、さらに本発明のイソインドリノンエローグロ
ーニッシュ顔料をそれぞれ重量比で20:50:30の
割合で用いてアクリル系樹脂に30重量%含有させたイ
ンキを遮光紙上に塗設したものを内装してカートリッジ
試料を作製した。装填したフィルムはサクラSR−400
フィルムである。係る試料をNo.6とする。
比較例−5 実施例−6の比較として、上記試料No.6において、イ
ソインドリノンエローグリーニッシュに代えてカドミウ
ムエローを同じ割合で用いた以外は同様にして比較試料
No.5を作製した。
実施例−7 対乳剤性に悪影響を与えるカーボンブラック顔料と本発
明の顔料であるボルドー10B顔料を重量比で90:1
0の割合で、ポリスチレン樹脂に対し全顔料を3重量%
含有させて樹脂を成型加工してカートリッジ試料を作製
した。装填したフィルムは試料No.6と同じであり、係
る試料をNo.7とする。
実施例−8 実施例−7の試料No.7において、ボルドー10B顔料
に代えてレーキレッドDを用いた以外は同様にして試料
No.8を得た。
比較例6 実施例−7および8の比較として、上記試料No.7にお
いて、本発明の顔料を用いずカーボンブラック顔料を10
0重量%とした以外は同様にして比較試料No.6を作製し
た。
実施例−9 対乳剤性に悪影響を与えるカーボンブラック顔料と本発
明の顔料であるリソールレッドCa塩を95:5の重量比
でポリエチレン樹脂に対し全顔料を2重量%含有させて
ブラックポリエチレン樹脂とし該樹脂を遮光紙上に塗設
して遮光紙を得、該遮光紙を内装してカートリッジ試料
を作製した。装填したフィルムは試料No.6と同じであ
り、係る試料をNo.9とする。
比較例−7 実施例−9の比較として、上記試料No.9において、本
発明のリソールレッドCa塩顔料を用いずカーボンブラッ
クを100重量%とした以外は同様にして比較試料No.7を
作製した。
実施例−10 対乳剤性に悪影響を与えるカーボンブラック顔料と本発
明のレーキレッド4R顔料を50:50の重量比でポリ
エチレン樹脂に対し全顔料を5重量%含有させてブラッ
クポリエチレン樹脂とし、該樹脂をバリヤ袋に塗設して
バリヤ袋を得、カートリッジを内装して試料を得た。装
填したフィルムは試料No.6と同じであり、係る試料をN
o.10とする。
比較例−8 実施例−10の比較として、上記試料No.10におい
て、本発明のレーキレッド4R顔料を用いずカーボンブ
ラックを100重量%とした以外は同様にして比較試料No.
8を作製した。
実施例−11 対乳剤性に悪影響を与えるロジン系粘着付与剤を有する
ポリエチレン−ポリ酢酸ビニルコポリマー樹脂のホット
メルト接着剤に本発明のブリリアントカーミン6BBa塩
顔料を5重量%で含有させたものをホットメルト接着剤
として設けた封紙を用いて120フィルムを内装しバリヤ
内装した。装填したフィルムはサクラSR−400フィル
ムであり、係る試料をNo.11とする。
比較例−9 実施例−11の比較として、上記試料No.11におい
て、本発明のブリリアントカーミン6BBa顔料に代えて
カドミウムレッド顔料を同じ割合で用いた以外は同様に
して比較試料No.9を得た。
実施例−12 実施例−9の試料No.9において、対乳剤性に悪影響を
与えるカーボンブラック顔料と本発明の顔料であるリソ
ールレッドCa塩と酸化マグネシウム(重量比で85:
5:10)をポリエチレン樹脂に対し総量で2重量%含
有させた以外は同様にして試料No.12を作製した。
実施例−13 実施例−7の試料No.7において、対乳剤性に悪影響を
与えるカーボンブラック顔料と本発明の顔料であるボル
ドー10B顔料と水酸化アルミニウム(重量比で75:
10:25)をポリエチレン樹脂に対し総量で3重量%
含有させた以外は同様にして試料No.13を作製した。
実施例−14 実施例−10の試料No.10において、対乳剤性に悪影
響を与えるカーボンブラック顔料と本発明の顔料である
レーキレッド4R顔料と炭酸亜鉛(重量比で40:4
0:20)をポリエチレン樹脂に対し総量で5重量%含
有させた以外は同様にして試料No.14を作製した。
比較例−10 対乳剤性に悪影響を与えない材料でパトローネを作製し
た。装填したフィルムはサクラSR−400フィルムであ
り、係る試料をコントロール試料とする。
以上の実施例−1〜14および比較例−1〜10で得た
それぞれの試料をバリヤ袋に入れ、60℃3日間保管処
理した。またコントロール試料についてはさらに40℃
3日間保管処理した。
上記の保管処理済試料中のサクラSR−400フィルムを
全て未露光のまま通常の現像処理をし、各フィルムの濃
度を測定した。結果を表−1に示す。
ここでコントロール試料については、60℃3日間で保
管した試料をコントロール試料Aとし、40℃3日間保
管した試料をコントロール試料Bとする。
得られたフィルム濃度は以下の如くで評価した。
◎……コントロール試料Bと同じ濃度レベル 〇……コントロール試料Aと同じ濃度レベル △……[〇+(0.01〜0.1)]の濃度レベル ×……[〇+(0.1以上)]の濃度レベル 表−1より明らかなように、本発明の顔料を含有した包
装材料を用いた写真感光材料用試料は、いずれも写真性
能に悪影響を与える因子が含まれているものでの経時で
の写真性能への悪影響が全く見られず、写真性能上不安
のないものであることがわかる。本発明の写真感光材料
用包装材料にさらに酸化マグネシウム、水酸化アルミニ
ウム、炭酸亜鉛等の化合物を用いると、さらにカブリ濃
度が抑えられて好ましい態様であることがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−26062(JP,A) 特公 平1−19702(JP,B2) 特公 平3−40743(JP,B2) 特公 平4−13697(JP,B2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記に示される顔料群から選ばれる少なく
    とも1種の顔料を包含していることを特徴とする写真感
    光材料用包装材料。 クロムエロー顔料、クロムバーミリオン顔料、 溶性アゾ系顔料、キナクリドン系顔料、イソインドリノ
    ン系顔料、レーキレッド4R顔料
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