JPH06137147A - 車両用水冷式内燃機関の冷却装置 - Google Patents
車両用水冷式内燃機関の冷却装置Info
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- JPH06137147A JPH06137147A JP28755192A JP28755192A JPH06137147A JP H06137147 A JPH06137147 A JP H06137147A JP 28755192 A JP28755192 A JP 28755192A JP 28755192 A JP28755192 A JP 28755192A JP H06137147 A JPH06137147 A JP H06137147A
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- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims abstract description 42
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Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 冷房装置用コンデンサ能力を低下させること
なく内燃機関冷却用ラジエータを小型化かつ薄型化した
車両用水冷式内燃機関の冷却装置を提供する。 【構成】 蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成する冷房装置
用コンデンサ20の冷却風上流側に内燃機関冷却用ラジ
エータ10を配置する。車速風または冷却ファン30に
よる冷却風がラジエータ10を冷却し、加熱された冷却
風がシュラウド32により案内されコンデンサ20を冷
却する。ラジエータ10の車両前方にコンデンサがなく
なるので、ラジエータ10に車速冷却風が直接導入さ
れ、ラジエータ10から熱を奪い、内燃機関の冷却水温
度を効果的に低下し、内燃機関の冷却性能を大幅に向上
する
なく内燃機関冷却用ラジエータを小型化かつ薄型化した
車両用水冷式内燃機関の冷却装置を提供する。 【構成】 蒸気圧縮式冷凍サイクルを構成する冷房装置
用コンデンサ20の冷却風上流側に内燃機関冷却用ラジ
エータ10を配置する。車速風または冷却ファン30に
よる冷却風がラジエータ10を冷却し、加熱された冷却
風がシュラウド32により案内されコンデンサ20を冷
却する。ラジエータ10の車両前方にコンデンサがなく
なるので、ラジエータ10に車速冷却風が直接導入さ
れ、ラジエータ10から熱を奪い、内燃機関の冷却水温
度を効果的に低下し、内燃機関の冷却性能を大幅に向上
する
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用水冷式内燃機関
の冷却装置に関するもので、詳細には、ラジエータとコ
ンデンサの配置構造に関するものである。
の冷却装置に関するもので、詳細には、ラジエータとコ
ンデンサの配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水冷式内燃機関および冷房装
置を搭載する車両においては、実開昭63−17761
8号公報に示すように、内燃機関の冷却系統を構成する
ラジエータの前方に冷房装置を構成するコンデンサを配
置するのが一般的である。この種のものにおいては、冷
房装置の作動時、車両前方から取入れる冷却風はコンデ
ンサによって加熱され、その加熱された冷却風によって
ラジエータを冷却している。
置を搭載する車両においては、実開昭63−17761
8号公報に示すように、内燃機関の冷却系統を構成する
ラジエータの前方に冷房装置を構成するコンデンサを配
置するのが一般的である。この種のものにおいては、冷
房装置の作動時、車両前方から取入れる冷却風はコンデ
ンサによって加熱され、その加熱された冷却風によって
ラジエータを冷却している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、夏場等の低速
渋滞走行時のような場合、内燃機関の発熱量が大きく、
車速風量が小さくしかも冷却風温度は比較的高温であ
る。従って、この場合、コンデンサの冷却能力は確保で
きるが、ラジエータの冷却性能が不足し、内燃機関の冷
却水温が上昇しやすいため、内燃機関がオーバーヒート
を起こしやすい。
渋滞走行時のような場合、内燃機関の発熱量が大きく、
車速風量が小さくしかも冷却風温度は比較的高温であ
る。従って、この場合、コンデンサの冷却能力は確保で
きるが、ラジエータの冷却性能が不足し、内燃機関の冷
却水温が上昇しやすいため、内燃機関がオーバーヒート
を起こしやすい。
【0004】内燃機関のオーバーヒートを防止するた
め、ラジエータを大型化しかつコアを厚くすると、それ
に伴い冷却水の水容量を増大する必要を生じ、車両の重
量増加が著しいという問題がある。本発明はこのような
問題点を解決するためになされたもので、冷房装置用コ
ンデンサと内燃機関冷却用ラジエータの配置構成を工夫
し、コンデンサ能力を低下させることなく小型化かつ薄
型化した車両用水冷式内燃機関の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
め、ラジエータを大型化しかつコアを厚くすると、それ
に伴い冷却水の水容量を増大する必要を生じ、車両の重
量増加が著しいという問題がある。本発明はこのような
問題点を解決するためになされたもので、冷房装置用コ
ンデンサと内燃機関冷却用ラジエータの配置構成を工夫
し、コンデンサ能力を低下させることなく小型化かつ薄
型化した車両用水冷式内燃機関の冷却装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明による車両用水冷式内燃機関の冷却装置は、水
冷式内燃機関と蒸気圧縮式冷房装置を搭載した車両にお
いて、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する冷房装置用
コンデンサと、このコンデンサの冷却風上流側に配置さ
れる内燃機関冷却用ラジエータと、前記コンデンサおよ
び前記ラジエータの送風通路に冷却風を通過させる冷却
ファンとを備えた構成を有する。
の本発明による車両用水冷式内燃機関の冷却装置は、水
冷式内燃機関と蒸気圧縮式冷房装置を搭載した車両にお
いて、蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する冷房装置用
コンデンサと、このコンデンサの冷却風上流側に配置さ
れる内燃機関冷却用ラジエータと、前記コンデンサおよ
び前記ラジエータの送風通路に冷却風を通過させる冷却
ファンとを備えた構成を有する。
【0006】
【作用】前記構成をもつ車両用水冷式内燃機関の冷却装
置によると、ラジエータの車両後方にコンデンサを配置
する構成であるから、ラジエータの車両前方にコンデン
サがなくなるので、外気温のままの冷却風がラジエータ
に直接導入され、冷却水温を効果的に低下し、内燃機関
の冷却性能を大幅に向上するとともに、ラジエータが小
型化可能となる。
置によると、ラジエータの車両後方にコンデンサを配置
する構成であるから、ラジエータの車両前方にコンデン
サがなくなるので、外気温のままの冷却風がラジエータ
に直接導入され、冷却水温を効果的に低下し、内燃機関
の冷却性能を大幅に向上するとともに、ラジエータが小
型化可能となる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。車両に水冷式内燃機関と蒸気圧縮式冷房装置とを
搭載する第1実施例について図1〜図4に基づいて説明
する。まず、図1は本実施例の模式的レイアウトを示
し、図2および図3は本実施例の具体的構成を示す。図
1、図2および図3に示すように、内燃機関の冷却水系
統の一部を構成するラジエータ10が車両に搭載され、
このラジエータ10の車両後方側に冷房装置の一部を構
成するコンデンサ20を配置し、このコンデンサ20の
車両後方側に車載バッテリの電力が供給されて電動モー
タ31により回転される冷却ファン30が設けられてい
る。
する。車両に水冷式内燃機関と蒸気圧縮式冷房装置とを
搭載する第1実施例について図1〜図4に基づいて説明
する。まず、図1は本実施例の模式的レイアウトを示
し、図2および図3は本実施例の具体的構成を示す。図
1、図2および図3に示すように、内燃機関の冷却水系
統の一部を構成するラジエータ10が車両に搭載され、
このラジエータ10の車両後方側に冷房装置の一部を構
成するコンデンサ20を配置し、このコンデンサ20の
車両後方側に車載バッテリの電力が供給されて電動モー
タ31により回転される冷却ファン30が設けられてい
る。
【0008】ラジエータ10は、上タンク12とコア部
16と下タンク14から構成され、コンデンサ20の車
両前方側には、噴霧器22が取付けられている。この噴
霧器22は、エバポレータ44によって発生した凝縮水
をコンデンサ20もしくはラジエータ10の一方あるい
は両方に噴霧させる噴霧器である。冷却ファン30によ
り供給される冷却風の送風通路を形成するシュラウド3
2は、図3に示すように、冷却ファン30の周囲を取り
囲むようにして車両前方側に延びている。シュラウド3
2の前方側延長部の中途部32aにブラケット24、ボ
ルト26によりコンデンサ20が結合固定され、シュラ
ウド32の前方側延長部の端部32bにボルト17によ
りラジエータ10の上タンク12が結合固定され、ボル
ト18により下タンク14が結合固定されている。
16と下タンク14から構成され、コンデンサ20の車
両前方側には、噴霧器22が取付けられている。この噴
霧器22は、エバポレータ44によって発生した凝縮水
をコンデンサ20もしくはラジエータ10の一方あるい
は両方に噴霧させる噴霧器である。冷却ファン30によ
り供給される冷却風の送風通路を形成するシュラウド3
2は、図3に示すように、冷却ファン30の周囲を取り
囲むようにして車両前方側に延びている。シュラウド3
2の前方側延長部の中途部32aにブラケット24、ボ
ルト26によりコンデンサ20が結合固定され、シュラ
ウド32の前方側延長部の端部32bにボルト17によ
りラジエータ10の上タンク12が結合固定され、ボル
ト18により下タンク14が結合固定されている。
【0009】次に、冷房装置の冷凍サイクルを構成する
冷媒回路と内燃機関の冷却装置について図4に基づいて
説明する。冷凍サイクルを構成する冷媒回路40は、コ
ンデンサ20、レシーバ42、エバポレータ44、圧縮
機46、エキスパンションバルブ48、エキスパンショ
ンバルブ48を制御する感温筒50、冷媒吐出圧センサ
52、吹出温センサ54等から構成される。
冷媒回路と内燃機関の冷却装置について図4に基づいて
説明する。冷凍サイクルを構成する冷媒回路40は、コ
ンデンサ20、レシーバ42、エバポレータ44、圧縮
機46、エキスパンションバルブ48、エキスパンショ
ンバルブ48を制御する感温筒50、冷媒吐出圧センサ
52、吹出温センサ54等から構成される。
【0010】内燃機関の冷却水系統の一要素を構成する
ラジエータ10は、サーモスタット72、水ポンプ74
を介して内燃機関本体76の冷却水路と接続され、また
冷却水路の途中には水温センサ78が設けられている。
ラジエータ10およびコンデンサ20に冷却風を送る冷
却ファン30は、電子制御装置(ECU)80の指令を
受けて制御される電動モータ31により駆動制御され
る。
ラジエータ10は、サーモスタット72、水ポンプ74
を介して内燃機関本体76の冷却水路と接続され、また
冷却水路の途中には水温センサ78が設けられている。
ラジエータ10およびコンデンサ20に冷却風を送る冷
却ファン30は、電子制御装置(ECU)80の指令を
受けて制御される電動モータ31により駆動制御され
る。
【0011】噴霧器22に凝縮水を送りだすシステム
は、ポンプ60、貯蔵タンク62、凝縮水回収器64、
貯蔵タンク62に取付けられる水位センサ66等で構成
される。そして噴霧器22の車両前方側に内燃機関の冷
却系統を構成するラジエータ10が設置される。電子制
御装置(ECU)80は、入力信号として、冷媒吐出圧
センサ52、吹出温センサ54、水位センサ66、水温
センサ78、その他内燃機関各種センサ等が発生する信
号を入力し、所定の制御プログラムにより演算し、演算
の結果、出力信号として、圧縮機46の駆動信号、ポン
プ60の駆動信号、電動モータ31の駆動信号等を出力
する。
は、ポンプ60、貯蔵タンク62、凝縮水回収器64、
貯蔵タンク62に取付けられる水位センサ66等で構成
される。そして噴霧器22の車両前方側に内燃機関の冷
却系統を構成するラジエータ10が設置される。電子制
御装置(ECU)80は、入力信号として、冷媒吐出圧
センサ52、吹出温センサ54、水位センサ66、水温
センサ78、その他内燃機関各種センサ等が発生する信
号を入力し、所定の制御プログラムにより演算し、演算
の結果、出力信号として、圧縮機46の駆動信号、ポン
プ60の駆動信号、電動モータ31の駆動信号等を出力
する。
【0012】次に、車両の走行状態と冷房装置の能力の
関係は次の通りである。内燃機関の低温始動時、冷却水
温を昇温するためサーモスタット72は閉じられてお
り、ラジエータ10は放熱せず、コンデンサ20に比較
的低温の冷却風が供給される。このため、冷房装置のス
イッチオン時であれば、コンデンサ20の能力が十分に
高いから冷房装置の能力は十分に発揮される。
関係は次の通りである。内燃機関の低温始動時、冷却水
温を昇温するためサーモスタット72は閉じられてお
り、ラジエータ10は放熱せず、コンデンサ20に比較
的低温の冷却風が供給される。このため、冷房装置のス
イッチオン時であれば、コンデンサ20の能力が十分に
高いから冷房装置の能力は十分に発揮される。
【0013】車両の低速渋滞走行時、内燃機関の低負荷
運転状態であるから、ラジエータ10の放熱量は小さ
く、コンデンサ20の入口温度上昇は小さい。このと
き、冷房装置のスイッチオン時であれば、冷房装置の負
荷は内燃機関にとって厳しい状態にある。しかし、この
場合、前述と同様にラジエータ10の小型化に伴う風量
増加によりコンデンサ20の風量が増加し、コンデンサ
20の能力は充分に確保される。
運転状態であるから、ラジエータ10の放熱量は小さ
く、コンデンサ20の入口温度上昇は小さい。このと
き、冷房装置のスイッチオン時であれば、冷房装置の負
荷は内燃機関にとって厳しい状態にある。しかし、この
場合、前述と同様にラジエータ10の小型化に伴う風量
増加によりコンデンサ20の風量が増加し、コンデンサ
20の能力は充分に確保される。
【0014】車両の低速登坂走行時、内燃機関の中高負
荷運転状態で車速風が少量であるため、内燃機関の冷却
能力はもっとも厳しい状態にある。この状態で冷房装置
を作動する場合、コンデンサ20の入口空気温は上昇
し、圧縮機46の吐出圧が上昇する。内燃機関の回転数
は充分に高いため、冷房能力は充分であり、圧縮機46
の消費動力も増加する。内燃機関の出力は充分に大きい
ため圧縮機46の駆動力は充分に高いので、圧縮機の充
分な吐出圧上昇により冷房装置の能力は確保される。
荷運転状態で車速風が少量であるため、内燃機関の冷却
能力はもっとも厳しい状態にある。この状態で冷房装置
を作動する場合、コンデンサ20の入口空気温は上昇
し、圧縮機46の吐出圧が上昇する。内燃機関の回転数
は充分に高いため、冷房能力は充分であり、圧縮機46
の消費動力も増加する。内燃機関の出力は充分に大きい
ため圧縮機46の駆動力は充分に高いので、圧縮機の充
分な吐出圧上昇により冷房装置の能力は確保される。
【0015】前記実施例によると、 ラジエータ10
の車両後方にコンデンサ20を配置する構成であるか
ら、車速および冷却ファン30によってラジエータ10
に取入れられる冷却風の温度を外気温にすることとな
り、ラジエータ10の冷却性能が向上するため、エンジ
ン冷却性能を大幅に向上できる。そのぶん、コア幅を小
さくかつフィンピッチを粗くすることで通風抵抗の小さ
いラジエータを採用でき、また車両の通風抵抗を低減で
きる。ラジエータ10を小型化すれば、コンデンサ20
を通過する風量が相対的に増加し、しかも内燃機関を搭
載するエンジンルーム内の送風量を増加できる。 ラ
ジエータ10のコア部16を薄くかつフィンピッチを粗
くすることで水容量を含めて大幅な軽量化が図れる。さ
らに内燃機関の始動時における水温立ち上がり特性を改
善できる。 ラジエータ10、コンデンサ20、冷却
ファン30の一体構成により車両組立工程の簡易化が可
能となりかつ省スペースとなる。 ラジエータ10と
コンデンサ20と冷却ファンの一体構成によってダイナ
ミックダンパとしてのマスの増加によりステアリング振
動低減が図れる。 冷房装置の配管取回しが簡素化可
能となる。すなわち、従来例では図7に示すようにラジ
エータ10の車両前方側にコンデンサ20を配置してい
たため、取付部のスペースの関係よりコンデンサ20の
車両前方側に冷房装置の配管を行なっていたため配管の
取回しが複雑化していた。これに対し、本実施例では図
1に示すように、ラジエータ10の後方側にコンデンサ
20が配置されるから、冷房装置の配管の取回しが簡素
化できる。 ラジエータ10の薄型化、ラジエータフ
ィンピッチの粗化によってエンジンルーム内の通風抵抗
を減少させ、エンジンルーム内の冷却風を増加し、その
結果エンジンルーム内の温度を低下可能となり、電子機
器部品等の耐熱対策が容易に図れる効果がある。
の車両後方にコンデンサ20を配置する構成であるか
ら、車速および冷却ファン30によってラジエータ10
に取入れられる冷却風の温度を外気温にすることとな
り、ラジエータ10の冷却性能が向上するため、エンジ
ン冷却性能を大幅に向上できる。そのぶん、コア幅を小
さくかつフィンピッチを粗くすることで通風抵抗の小さ
いラジエータを採用でき、また車両の通風抵抗を低減で
きる。ラジエータ10を小型化すれば、コンデンサ20
を通過する風量が相対的に増加し、しかも内燃機関を搭
載するエンジンルーム内の送風量を増加できる。 ラ
ジエータ10のコア部16を薄くかつフィンピッチを粗
くすることで水容量を含めて大幅な軽量化が図れる。さ
らに内燃機関の始動時における水温立ち上がり特性を改
善できる。 ラジエータ10、コンデンサ20、冷却
ファン30の一体構成により車両組立工程の簡易化が可
能となりかつ省スペースとなる。 ラジエータ10と
コンデンサ20と冷却ファンの一体構成によってダイナ
ミックダンパとしてのマスの増加によりステアリング振
動低減が図れる。 冷房装置の配管取回しが簡素化可
能となる。すなわち、従来例では図7に示すようにラジ
エータ10の車両前方側にコンデンサ20を配置してい
たため、取付部のスペースの関係よりコンデンサ20の
車両前方側に冷房装置の配管を行なっていたため配管の
取回しが複雑化していた。これに対し、本実施例では図
1に示すように、ラジエータ10の後方側にコンデンサ
20が配置されるから、冷房装置の配管の取回しが簡素
化できる。 ラジエータ10の薄型化、ラジエータフ
ィンピッチの粗化によってエンジンルーム内の通風抵抗
を減少させ、エンジンルーム内の冷却風を増加し、その
結果エンジンルーム内の温度を低下可能となり、電子機
器部品等の耐熱対策が容易に図れる効果がある。
【0016】次に、本実施例の噴霧器22の作動につい
て説明する。冷房装置の作動時、エバポレータ44で発
生する凝縮水を凝縮水回収器64で回収し、この凝縮水
を貯蔵タンク62に貯蔵する。そして、貯蔵タンク62
の水位が、満水、中間水位、乾水等に応じて噴霧器5か
らコンデンサ20へ噴霧する水量を制御する。すなわ
ち、 (1) 満水時、冷房装置の作動時にポンプ60を作動し、
噴霧器22よりコンデンサ20に水を噴霧する。
て説明する。冷房装置の作動時、エバポレータ44で発
生する凝縮水を凝縮水回収器64で回収し、この凝縮水
を貯蔵タンク62に貯蔵する。そして、貯蔵タンク62
の水位が、満水、中間水位、乾水等に応じて噴霧器5か
らコンデンサ20へ噴霧する水量を制御する。すなわ
ち、 (1) 満水時、冷房装置の作動時にポンプ60を作動し、
噴霧器22よりコンデンサ20に水を噴霧する。
【0017】(2) 中間水位時、冷媒吐出圧センサ52が
高圧設定値例えば20kg/cm2以上であればポンプ
60を作動し、噴霧器22よりコンデンサ20に水を噴
霧する。 (3) 乾水時、ポンプ60は停止させ、噴霧器22からの
水の噴霧は停止する。 この噴霧器制御により、前記のラジエータ10の小型化
のみならずコンデンサ20の小型化が図れ、冷房装置の
作動時の冷房性能を向上でき、圧縮機46の消費動力を
低減でき、冷媒吐出圧低下により電動ファン31の稼動
率の低下による電力消費量の低減が期待できる。
高圧設定値例えば20kg/cm2以上であればポンプ
60を作動し、噴霧器22よりコンデンサ20に水を噴
霧する。 (3) 乾水時、ポンプ60は停止させ、噴霧器22からの
水の噴霧は停止する。 この噴霧器制御により、前記のラジエータ10の小型化
のみならずコンデンサ20の小型化が図れ、冷房装置の
作動時の冷房性能を向上でき、圧縮機46の消費動力を
低減でき、冷媒吐出圧低下により電動ファン31の稼動
率の低下による電力消費量の低減が期待できる。
【0018】次に本発明の第2実施例を図5に示す。第
2実施例は、噴霧管220をコンデンサ20の車両前方
側に取付け、ファンシュラウド320をラジエータ10
の前方まで延長した例である。この例では、冷却風を有
効利用するダクト機能とコンデンサ20を取付ける機能
とをファンシュラウド320が有し、ラジエータ10と
コンデンサ20とファンシュラウド320との一体化に
よって省スペースが可能である。さらには冷房装置のシ
ステムを構成するコンデンサ20を除く他の部品、例え
ば圧縮機、エバポレータ(いずれも図示しない)は、す
べてラジエータ10の車両後方に配置されており、コン
デンサ20をラジエータ10の後方に配置することは、
冷房装置のシステムの配管の取回しを簡略化することが
可能となる。
2実施例は、噴霧管220をコンデンサ20の車両前方
側に取付け、ファンシュラウド320をラジエータ10
の前方まで延長した例である。この例では、冷却風を有
効利用するダクト機能とコンデンサ20を取付ける機能
とをファンシュラウド320が有し、ラジエータ10と
コンデンサ20とファンシュラウド320との一体化に
よって省スペースが可能である。さらには冷房装置のシ
ステムを構成するコンデンサ20を除く他の部品、例え
ば圧縮機、エバポレータ(いずれも図示しない)は、す
べてラジエータ10の車両後方に配置されており、コン
デンサ20をラジエータ10の後方に配置することは、
冷房装置のシステムの配管の取回しを簡略化することが
可能となる。
【0019】次に本発明の第3実施例を図6に示す。第
3実施例は、図3に示す第1実施例の構成に加え、シー
ルダクト構造体100と吸気ダクト102を付加した例
である。シールダクト構造体100は、ラジエータ10
とコンデンサ20の間に配置され、冷却ファン30を駆
動する電動ファン31の能力を有効に送風量に置き換え
活用するものである。吸気ダクト102は、ラジエータ
10と図示しない車両フロントグリルとを結合するダク
トである。これにより、車両前方からの外気温のままの
低温冷却風を高効率により取入れることが可能となるの
で冷却効果がなお一層高められる。
3実施例は、図3に示す第1実施例の構成に加え、シー
ルダクト構造体100と吸気ダクト102を付加した例
である。シールダクト構造体100は、ラジエータ10
とコンデンサ20の間に配置され、冷却ファン30を駆
動する電動ファン31の能力を有効に送風量に置き換え
活用するものである。吸気ダクト102は、ラジエータ
10と図示しない車両フロントグリルとを結合するダク
トである。これにより、車両前方からの外気温のままの
低温冷却風を高効率により取入れることが可能となるの
で冷却効果がなお一層高められる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車両用水
冷式内燃機関の冷却装置によると、ラジエータの後方側
にコンデンサを配置する構成であるから、ラジエータに
は車両前方からの外気温のままの低温冷却風を導入する
ことができるため、ラジエータの冷却能力が向上し、特
に低速渋滞走行時等の比較的送風量が低下する運転状態
において内燃機関の冷却性能を高め、コンデンサの能力
低下させることなく内燃機関の冷却性能を向上できると
いう効果がある。さらには、ラジエータの小型化、薄型
化等が図られるので、ラジエータの水容量の低減により
軽量化、内燃機関水温の立上がり特性の改善等が図れる
という効果がある。
冷式内燃機関の冷却装置によると、ラジエータの後方側
にコンデンサを配置する構成であるから、ラジエータに
は車両前方からの外気温のままの低温冷却風を導入する
ことができるため、ラジエータの冷却能力が向上し、特
に低速渋滞走行時等の比較的送風量が低下する運転状態
において内燃機関の冷却性能を高め、コンデンサの能力
低下させることなく内燃機関の冷却性能を向上できると
いう効果がある。さらには、ラジエータの小型化、薄型
化等が図られるので、ラジエータの水容量の低減により
軽量化、内燃機関水温の立上がり特性の改善等が図れる
という効果がある。
【図1】本発明の第1実施例を示す模式図である。
【図2】本発明の第1実施例の具体的な構成を示す平面
図である。
図である。
【図3】図2に示すIII −III 線断面図である。
【図4】本発明の第1実施例による冷凍サイクルの冷媒
回路と内燃機関冷却水回路および電気制御系統を示す回
路図である。
回路と内燃機関冷却水回路および電気制御系統を示す回
路図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す模式図である。
【図6】本発明の第3実施例の具体的な構成を示す断面
図である。
図である。
【図7】従来例の模式図である。
10 ラジエータ 20 コンデンサ 30 冷却ファン 32 シュラウド
Claims (1)
- 【請求項1】 水冷式内燃機関と蒸気圧縮式冷房装置を
搭載した車両において、 蒸気圧縮式の冷凍サイクルを構成する冷房装置用コンデ
ンサと、 このコンデンサの冷却風上流側に配置される内燃機関冷
却用ラジエータと、 前記コンデンサおよび前記ラジエータの送風通路に冷却
風を通過させる冷却ファンとを備えたことを特徴とする
車両用水冷式内燃機関の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28755192A JPH06137147A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 車両用水冷式内燃機関の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28755192A JPH06137147A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 車両用水冷式内燃機関の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137147A true JPH06137147A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17718809
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28755192A Pending JPH06137147A (ja) | 1992-10-26 | 1992-10-26 | 車両用水冷式内燃機関の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137147A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010121604A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Calsonic Kansei Corp | 冷却システム |
| JP2012163240A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Nippon Soken Inc | 冷却装置 |
| JP5915761B2 (ja) * | 2012-09-21 | 2016-05-11 | 日産自動車株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| CN109017275A (zh) * | 2018-09-29 | 2018-12-18 | 瑞安市宏利汽车散热器有限公司 | 一种高效汽车散热器总成 |
| KR20220169091A (ko) * | 2021-06-18 | 2022-12-27 | 주식회사 두원공조 | 차량용 쿨링모듈 |
-
1992
- 1992-10-26 JP JP28755192A patent/JPH06137147A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010121604A (ja) * | 2008-11-21 | 2010-06-03 | Calsonic Kansei Corp | 冷却システム |
| JP2012163240A (ja) * | 2011-02-04 | 2012-08-30 | Nippon Soken Inc | 冷却装置 |
| JP5915761B2 (ja) * | 2012-09-21 | 2016-05-11 | 日産自動車株式会社 | 車両用空気調和装置 |
| CN109017275A (zh) * | 2018-09-29 | 2018-12-18 | 瑞安市宏利汽车散热器有限公司 | 一种高效汽车散热器总成 |
| KR20220169091A (ko) * | 2021-06-18 | 2022-12-27 | 주식회사 두원공조 | 차량용 쿨링모듈 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040720 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |