JPH0613714Y2 - 冷凍バツグ - Google Patents
冷凍バツグInfo
- Publication number
- JPH0613714Y2 JPH0613714Y2 JP1990064488U JP6448890U JPH0613714Y2 JP H0613714 Y2 JPH0613714 Y2 JP H0613714Y2 JP 1990064488 U JP1990064488 U JP 1990064488U JP 6448890 U JP6448890 U JP 6448890U JP H0613714 Y2 JPH0613714 Y2 JP H0613714Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bag
- molecular weight
- frozen
- outlet
- average molecular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
本考案は冷凍バツグに関するものである。さらに詳しく
は特に赤血球濃厚液あるいは他の細胞質懸濁液の冷凍貯
蔵に適したバツグに関するものである。
は特に赤血球濃厚液あるいは他の細胞質懸濁液の冷凍貯
蔵に適したバツグに関するものである。
冷凍バツグとして,ポリイミドフイルムとフツ素化エチ
レンプロピレン共重合体の複合フイルムからなるもの
(特公昭49-8079号公報)やテトラフルオロエチレンと
エチレンの共重合体よりなるもの(実公昭55-55069号公
報)などが知られている。 フツ素化エチレンプロピレン共重合体を用いると,注入
口・流出口のチユーブの射出成形やフイルムの溶着には
280〜350℃のような高温で精度よく条件を管理する必要
があることや溶着加工時に有毒なフツ素ガスが発生する
などの問題がある。 特に病院においては比較的長期に保存できる簡単な血液
容器について長年研究が続けられた。そのような容器の
ための材料は簡単な方法で容器の形に融着できるもので
なければならず,しかも,一方では組織親和性すなわち
実質的に血液に影響を与えない性質の材料で作らねばな
らず,他方では深冷のため約-200℃まで急速な冷却をう
ける場合すなわち温度の著しい変動に耐え得なければな
らない。内容物を急速に冷却し,また凍結解除し得るた
めには,容器材料はできるだけ薄いことが必要であり,
しかも液体窒素中で落下させるなどの手荒い取扱いに耐
えるだけの強度がなければならない。以上のような背景
から超高分子量のポリエチレン(以下,UHMW−PE
という。)からなる冷凍バツグが開発されるようになっ
た。
レンプロピレン共重合体の複合フイルムからなるもの
(特公昭49-8079号公報)やテトラフルオロエチレンと
エチレンの共重合体よりなるもの(実公昭55-55069号公
報)などが知られている。 フツ素化エチレンプロピレン共重合体を用いると,注入
口・流出口のチユーブの射出成形やフイルムの溶着には
280〜350℃のような高温で精度よく条件を管理する必要
があることや溶着加工時に有毒なフツ素ガスが発生する
などの問題がある。 特に病院においては比較的長期に保存できる簡単な血液
容器について長年研究が続けられた。そのような容器の
ための材料は簡単な方法で容器の形に融着できるもので
なければならず,しかも,一方では組織親和性すなわち
実質的に血液に影響を与えない性質の材料で作らねばな
らず,他方では深冷のため約-200℃まで急速な冷却をう
ける場合すなわち温度の著しい変動に耐え得なければな
らない。内容物を急速に冷却し,また凍結解除し得るた
めには,容器材料はできるだけ薄いことが必要であり,
しかも液体窒素中で落下させるなどの手荒い取扱いに耐
えるだけの強度がなければならない。以上のような背景
から超高分子量のポリエチレン(以下,UHMW−PE
という。)からなる冷凍バツグが開発されるようになっ
た。
UHMW−PEは,耐衝撃性・耐摩耗性・自己潤滑性・
耐薬品性・低温特性・無毒性などの点で一般の汎用ポリ
エチレンとは異なった性質を示すが,樹脂の溶液粘度が
高く成形性に難点があり,生産性が低いという問題があ
る。本考案はこの点にかんがみUHMW−PEからなる
冷凍バツグを改良したものである。
耐薬品性・低温特性・無毒性などの点で一般の汎用ポリ
エチレンとは異なった性質を示すが,樹脂の溶液粘度が
高く成形性に難点があり,生産性が低いという問題があ
る。本考案はこの点にかんがみUHMW−PEからなる
冷凍バツグを改良したものである。
本考案は,液収容部及び流出口保護部は粘度平均分子量
が50〜800×104のUHMW−PEのシートからなり,注
入口と流出口が粘度平均分子量が2〜30×104のポリエ
チレン樹脂で成形されていることを特徴とする冷凍バツ
グを要旨とする。 本考案の冷凍バツグの用途は特に限定されないが使用例
として挙げれば,赤血球を収容したり,血小板・白血球
・骨髄を収容するために用いられる。その際のバツグの
仕様は,容量が100〜1000mであり,巾が150〜200m
m,丈が90〜350mmである。 本考案において粘度平均分子量が50〜800×104のUHM
W−PEとは,通常,原料のエチレンガスをトリエチル
アルミニウムと四塩化チタンとを組合わせたチーグラー
触媒で圧力0〜7気圧で重合したものである。 本考案に用いるUHMW−PEは上述のように成形性は
悪いが,厚さが40〜200μmのシート又はフイルムから
は簡単な方法で容器の形に融着できるものである。この
融着の加工性が良い点で,従来使用されていたポリイミ
ドフイルムあるいはフツ素化エチレンプロピレン共重合
体などと比しUHMW−PEが優れている。 かつ低温特性においても極低温時でも高い衝撃強度や耐
摩耗性を持続し,無毒性においても生理的に全く無害な
素材で,医療分野に利用し得るものである。 本考案において粘度平均分子量が2〜30×104のポリエ
チレンとは汎用ポリエチレンのことである。当然,低密
度ポリエチレンでも線状低密度ポリエチレンでも差し支
えない。 UHMW−PEの射出成形は極めて困難であるので,上
記汎用ポリエチレンを用いて,注入口・流出口のチユー
ブを射出成形する。 製袋にあたり,フイルムの溶着は150〜230℃のような比
較的低温で可能であり,特別な成形シール用の装置も不
要である。
が50〜800×104のUHMW−PEのシートからなり,注
入口と流出口が粘度平均分子量が2〜30×104のポリエ
チレン樹脂で成形されていることを特徴とする冷凍バツ
グを要旨とする。 本考案の冷凍バツグの用途は特に限定されないが使用例
として挙げれば,赤血球を収容したり,血小板・白血球
・骨髄を収容するために用いられる。その際のバツグの
仕様は,容量が100〜1000mであり,巾が150〜200m
m,丈が90〜350mmである。 本考案において粘度平均分子量が50〜800×104のUHM
W−PEとは,通常,原料のエチレンガスをトリエチル
アルミニウムと四塩化チタンとを組合わせたチーグラー
触媒で圧力0〜7気圧で重合したものである。 本考案に用いるUHMW−PEは上述のように成形性は
悪いが,厚さが40〜200μmのシート又はフイルムから
は簡単な方法で容器の形に融着できるものである。この
融着の加工性が良い点で,従来使用されていたポリイミ
ドフイルムあるいはフツ素化エチレンプロピレン共重合
体などと比しUHMW−PEが優れている。 かつ低温特性においても極低温時でも高い衝撃強度や耐
摩耗性を持続し,無毒性においても生理的に全く無害な
素材で,医療分野に利用し得るものである。 本考案において粘度平均分子量が2〜30×104のポリエ
チレンとは汎用ポリエチレンのことである。当然,低密
度ポリエチレンでも線状低密度ポリエチレンでも差し支
えない。 UHMW−PEの射出成形は極めて困難であるので,上
記汎用ポリエチレンを用いて,注入口・流出口のチユー
ブを射出成形する。 製袋にあたり,フイルムの溶着は150〜230℃のような比
較的低温で可能であり,特別な成形シール用の装置も不
要である。
実施例を図面を用いて具体的に説明する。 第1図は本考案の冷凍バツグ例の正面図である。 液収容部1と流出口保護部2に厚さ130μmのUHMW
−PEのフイルム(作新工業株式会社製,ニユーライ
ト)を用いた。 採血チユーブ5を取りつけるための注入口3と流出口4
に粘度平均分子量が20×104の汎用ポリエチレン樹脂を
用いて射出成形で準備した。 注入口3は内径4mm,外径6mm,長さ20mm,流入口4は
内径5mm,外径7mm,長さ45mmの寸法とした。 液収容部1・流出口保護部2・注入口3・流入口4を一
体にして,熱溶着法により容量1000cc,寸法150mm×350
mmの冷凍バツグを作成した。この際,熱溶着法の条件は
温度200℃,時間5秒であった。 このバツグに生食液を1000ml収容した後,開口部をヒー
トシーラーにより封緘し,-196℃の液体窒素中に2時間
放置して完全に冷凍し,これを40℃の温水で融解させる
試験を3回繰り返した。バツグを常温に戻し,外観を観
察したが,注入口と流出口をはじめバツグの切断・破損
はなく,またシールぎわでのピンホールの発生を認めら
れなかった。
−PEのフイルム(作新工業株式会社製,ニユーライ
ト)を用いた。 採血チユーブ5を取りつけるための注入口3と流出口4
に粘度平均分子量が20×104の汎用ポリエチレン樹脂を
用いて射出成形で準備した。 注入口3は内径4mm,外径6mm,長さ20mm,流入口4は
内径5mm,外径7mm,長さ45mmの寸法とした。 液収容部1・流出口保護部2・注入口3・流入口4を一
体にして,熱溶着法により容量1000cc,寸法150mm×350
mmの冷凍バツグを作成した。この際,熱溶着法の条件は
温度200℃,時間5秒であった。 このバツグに生食液を1000ml収容した後,開口部をヒー
トシーラーにより封緘し,-196℃の液体窒素中に2時間
放置して完全に冷凍し,これを40℃の温水で融解させる
試験を3回繰り返した。バツグを常温に戻し,外観を観
察したが,注入口と流出口をはじめバツグの切断・破損
はなく,またシールぎわでのピンホールの発生を認めら
れなかった。
本考案はUHMW−PEを用いた特定のフイルムを液収
容部及び流出口保護部に用い,汎用ポリエチレンを注入
口と流出口に用いた冷凍バツグである。従って,注入口
と流出口の成形及び製袋加工が容易で,かつ,フツ素樹
脂に比し安価にできる。 また,本考案のバツグ性能としては極低温時でも高い衝
撃強度を示すものである。例えば,血液バツグとして用
いると本考案のバツグは-196℃の液体窒素内で凍結保存
でき,超低温下で十分な強度を有し,かつ血液成分の損
失や材質からの溶出物のない優れたものとなる。
容部及び流出口保護部に用い,汎用ポリエチレンを注入
口と流出口に用いた冷凍バツグである。従って,注入口
と流出口の成形及び製袋加工が容易で,かつ,フツ素樹
脂に比し安価にできる。 また,本考案のバツグ性能としては極低温時でも高い衝
撃強度を示すものである。例えば,血液バツグとして用
いると本考案のバツグは-196℃の液体窒素内で凍結保存
でき,超低温下で十分な強度を有し,かつ血液成分の損
失や材質からの溶出物のない優れたものとなる。
第1図は本考案の冷凍バツグ例の正面図であり,1……
液収容部,2……流出口保護部,3……注入口,4……
流出口,5……採血チユーブを示す。
液収容部,2……流出口保護部,3……注入口,4……
流出口,5……採血チユーブを示す。
Claims (1)
- 【請求項1】液収容部及び流出口保護部は粘度平均分子
量が50〜800×104の超高分子量ポリエチレンシートから
なり,注入口と流出口は粘度平均分子量が2〜30×104
のポリエチレン樹脂で成形されていることを特徴とする
冷凍バツグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990064488U JPH0613714Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 冷凍バツグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990064488U JPH0613714Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 冷凍バツグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0422950U JPH0422950U (ja) | 1992-02-25 |
| JPH0613714Y2 true JPH0613714Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=31595481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990064488U Expired - Lifetime JPH0613714Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | 冷凍バツグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0613714Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1268742C (en) * | 1985-04-29 | 1990-05-08 | WELDED TUBE PACKING ON BAG | |
| JPH074407B2 (ja) * | 1988-11-18 | 1995-01-25 | 凸版印刷株式会社 | 極低温耐性を有する袋状容器 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP1990064488U patent/JPH0613714Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0422950U (ja) | 1992-02-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |