JPH06137328A - スライダ - Google Patents
スライダInfo
- Publication number
- JPH06137328A JPH06137328A JP29160392A JP29160392A JPH06137328A JP H06137328 A JPH06137328 A JP H06137328A JP 29160392 A JP29160392 A JP 29160392A JP 29160392 A JP29160392 A JP 29160392A JP H06137328 A JPH06137328 A JP H06137328A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- sliding surface
- synthetic resin
- structural member
- resin sheet
- Prior art date
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- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】摩擦特性、摩耗特性が優れていて、しかも相手
部材のすべり面を傷つけることがなく、割れや欠けの発
生が防止できて、強度に優れ、その取付け構造も特に限
定されないスライダを提供する。 【構成】スライダ3は、薄肉板の構造部材4の外面に固
着されたPTFEを主成分とする合成樹脂製シート5が
すべり面を形成している。構造部材と合成樹脂製シート
を分けて二層構造としたため、それぞれの特性が発揮し
易くなり、上記目的が達成される。
部材のすべり面を傷つけることがなく、割れや欠けの発
生が防止できて、強度に優れ、その取付け構造も特に限
定されないスライダを提供する。 【構成】スライダ3は、薄肉板の構造部材4の外面に固
着されたPTFEを主成分とする合成樹脂製シート5が
すべり面を形成している。構造部材と合成樹脂製シート
を分けて二層構造としたため、それぞれの特性が発揮し
易くなり、上記目的が達成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、事務用機器,音響機
器,測定機器等の直線案内部分に使用されるスライダに
関する。
器,測定機器等の直線案内部分に使用されるスライダに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器を構成する部品の直線移動を
すべり案内する機構として、軌道台の平面状のすべり面
に対向するすべり面を有して軌道台に沿い往復直線運動
するスライダが用いられている。この従来のスライダ
は、熱可塑性合成樹脂(特にエンジニアリングプラスチ
ックス)または熱可塑性合成樹脂にグラファイト,炭素
繊維,ガラス繊維,グラファイト,二硫化モリブデン,
ふっ素樹脂などの充填材を混合した複合材料を用いて、
所定の形状に射出成形されていた。
すべり案内する機構として、軌道台の平面状のすべり面
に対向するすべり面を有して軌道台に沿い往復直線運動
するスライダが用いられている。この従来のスライダ
は、熱可塑性合成樹脂(特にエンジニアリングプラスチ
ックス)または熱可塑性合成樹脂にグラファイト,炭素
繊維,ガラス繊維,グラファイト,二硫化モリブデン,
ふっ素樹脂などの充填材を混合した複合材料を用いて、
所定の形状に射出成形されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、熱可塑
性合成樹脂単独で射出成形されたスライダは、耐摩耗
性,耐摩擦性が不足しスライダの寿命が短いという問題
点があった。一方、充填材を混合した複合材料を用いて
射出成形されたスライダは、耐摩耗性,耐摩擦性につい
ては向上するが、反面で次のような種々の問題点を生じ
ていた。すなわち、炭素繊維,ガラス繊維などの硬い繊
維状の充填材を混合したものは、相手部材である軌道台
のすべり面を傷つけてしまう。また、グラファイト,二
硫化モリブデン,ふっ素樹脂などの非繊維状の充填材を
混合したものでは、射出成形されたスライダの強度やバ
ネ性(特にスナップフィット構造にする場合に必要とな
る)などが低下して割れや欠けが出やすく、かつスライ
ダの取付け構造も限られてしまう。
性合成樹脂単独で射出成形されたスライダは、耐摩耗
性,耐摩擦性が不足しスライダの寿命が短いという問題
点があった。一方、充填材を混合した複合材料を用いて
射出成形されたスライダは、耐摩耗性,耐摩擦性につい
ては向上するが、反面で次のような種々の問題点を生じ
ていた。すなわち、炭素繊維,ガラス繊維などの硬い繊
維状の充填材を混合したものは、相手部材である軌道台
のすべり面を傷つけてしまう。また、グラファイト,二
硫化モリブデン,ふっ素樹脂などの非繊維状の充填材を
混合したものでは、射出成形されたスライダの強度やバ
ネ性(特にスナップフィット構造にする場合に必要とな
る)などが低下して割れや欠けが出やすく、かつスライ
ダの取付け構造も限られてしまう。
【0004】そこで本発明は、上記従来の問題点に着目
してなされたものであり、摩擦特性、摩耗特性が優れて
いて、しかも相手部材のすべり面を傷つけることがな
く、割れや欠けの発生が防止できて、強度に優れ、その
取付け構造も特に限定されないスライダを提供すること
を目的としている。
してなされたものであり、摩擦特性、摩耗特性が優れて
いて、しかも相手部材のすべり面を傷つけることがな
く、割れや欠けの発生が防止できて、強度に優れ、その
取付け構造も特に限定されないスライダを提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する本
発明は、軌道台のすべり面に対向するすべり面を有して
軌道台に対して直線運動するスライダに係り、スライダ
は、薄肉板の構造部材の外面に固着されたPTFE(ポ
リテトラフロロエチレン)を主成分とする合成樹脂製シ
ートがすべり面を形成していることを特徴とするもので
ある。
発明は、軌道台のすべり面に対向するすべり面を有して
軌道台に対して直線運動するスライダに係り、スライダ
は、薄肉板の構造部材の外面に固着されたPTFE(ポ
リテトラフロロエチレン)を主成分とする合成樹脂製シ
ートがすべり面を形成していることを特徴とするもので
ある。
【0006】
【作用】本発明のスライダは、軌道台に対して往復直線
移動する可動台の下面に取付けて使用される。そのスラ
イダのすべり面はPTFEを主成分とする合成樹脂製シ
ートで形成されているから、摩擦特性,摩耗特性に優
れ、相手側のすべり面を傷つけない。また合成樹脂製シ
ートは薄肉シートを用い、割れや欠けの発生を防止する
ことができる。
移動する可動台の下面に取付けて使用される。そのスラ
イダのすべり面はPTFEを主成分とする合成樹脂製シ
ートで形成されているから、摩擦特性,摩耗特性に優
れ、相手側のすべり面を傷つけない。また合成樹脂製シ
ートは薄肉シートを用い、割れや欠けの発生を防止する
ことができる。
【0007】また、その合成樹脂製シートを薄肉板の構
造部材で裏打ちして二層構造としたため、使用条件に応
じて構造部材の特性を選定することができ、所要の強度
やバネ性等を与えることが容易であり、可動台への取付
け構造も用途に応じて種々採用できるなど、設計の自由
度が拡がる。
造部材で裏打ちして二層構造としたため、使用条件に応
じて構造部材の特性を選定することができ、所要の強度
やバネ性等を与えることが容易であり、可動台への取付
け構造も用途に応じて種々採用できるなど、設計の自由
度が拡がる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1,図2は第1の実施例を表したもので、図1
は正面断面図、図2は側面断面図である。まず構成を説
明すると、1は軸方向に長く形成された固定の軌道台、
2は軌道台1の平面状のすべり面1aを案内面として
A,B二方向に直線往復運動する可動台である。可動台
2の下面には本発明のスライダ3が取付けてある。この
スライダ3は、弾性を有するアルミニウム薄肉板からな
る構造部材4の表面に、PTFEを主成分とし摩耗特性
向上物質としてエコノール,グラファイトなどを充填し
た合成樹脂製シート5を接着した二層構造を有し、合成
樹脂製シート5を表面側として球面状に湾曲させた凸部
3aとその周縁を縁取る取付け部3bとを備えている。
その取付け部3bを可動台2の下面に接着することによ
り、可動台2に固定されている。
する。図1,図2は第1の実施例を表したもので、図1
は正面断面図、図2は側面断面図である。まず構成を説
明すると、1は軸方向に長く形成された固定の軌道台、
2は軌道台1の平面状のすべり面1aを案内面として
A,B二方向に直線往復運動する可動台である。可動台
2の下面には本発明のスライダ3が取付けてある。この
スライダ3は、弾性を有するアルミニウム薄肉板からな
る構造部材4の表面に、PTFEを主成分とし摩耗特性
向上物質としてエコノール,グラファイトなどを充填し
た合成樹脂製シート5を接着した二層構造を有し、合成
樹脂製シート5を表面側として球面状に湾曲させた凸部
3aとその周縁を縁取る取付け部3bとを備えている。
その取付け部3bを可動台2の下面に接着することによ
り、可動台2に固定されている。
【0009】上記スライダ3は球面状の凸部3aの頂部
がすべり面3cであり、このすべり面3cで軌道台のす
べり面1aに接触している。次に作用を説明する。可動
台2は、外力を受けて軌道台1のすべり面1a上を矢符
号で示すA方向とB方向とに往復直線運動する。その可
動台2の移動時に、スライダ3のすべり面3cが軌道台
1のすべり面1aに接触して摺動する。スライダのすべ
り面3cは摩擦特性,摩耗特性に優れたPTFEを主成
分とする合成樹脂で形成されているから、摺動は極めて
滑らかに行われ、相手側のすべり面1aを傷つけること
もない。
がすべり面3cであり、このすべり面3cで軌道台のす
べり面1aに接触している。次に作用を説明する。可動
台2は、外力を受けて軌道台1のすべり面1a上を矢符
号で示すA方向とB方向とに往復直線運動する。その可
動台2の移動時に、スライダ3のすべり面3cが軌道台
1のすべり面1aに接触して摺動する。スライダのすべ
り面3cは摩擦特性,摩耗特性に優れたPTFEを主成
分とする合成樹脂で形成されているから、摺動は極めて
滑らかに行われ、相手側のすべり面1aを傷つけること
もない。
【0010】また、スライダ3のすべり面3cを形成し
ている合成樹脂製シートは薄肉シートであるから、割れ
や欠けを発生することがない。また、すべり面3cが前
記合成樹脂製シートを薄肉のアルミニウム板材で裏打ち
した二層構造の球面となっているから、強度に優れてい
る。図3に第2の実施例を示す。
ている合成樹脂製シートは薄肉シートであるから、割れ
や欠けを発生することがない。また、すべり面3cが前
記合成樹脂製シートを薄肉のアルミニウム板材で裏打ち
した二層構造の球面となっているから、強度に優れてい
る。図3に第2の実施例を示す。
【0011】この実施例は、一個のスライダ3に二個の
半球面状の凸部3aが連設してある。一方、この実施例
の軌道台1は、その上面にステンレス製の薄板8を接着
した二層構造とし、そのステンレス製の薄板8の表面8
aが軌道台1のすべり面となっている。スライダ3は取
付けピン7で可動台2の下面に固定されており、二箇所
のすべり面3cで軌道台1のすべり面8aに接触してい
る。このようにスライダ3のすべり面3cの数を増やす
と、可動台2の荷重が分散されるから、より大きい負荷
を受け止めることができる。また、軌道台1のすべり面
粗さの精度を確保することが第1の実施例の場合より容
易になる利点がある。
半球面状の凸部3aが連設してある。一方、この実施例
の軌道台1は、その上面にステンレス製の薄板8を接着
した二層構造とし、そのステンレス製の薄板8の表面8
aが軌道台1のすべり面となっている。スライダ3は取
付けピン7で可動台2の下面に固定されており、二箇所
のすべり面3cで軌道台1のすべり面8aに接触してい
る。このようにスライダ3のすべり面3cの数を増やす
と、可動台2の荷重が分散されるから、より大きい負荷
を受け止めることができる。また、軌道台1のすべり面
粗さの精度を確保することが第1の実施例の場合より容
易になる利点がある。
【0012】その他の構成ならびに作用・効果は第1の
実施例とほぼ同様である。図4,図5に第3の実施例を
示す。この実施例のスライダ3は、二層構造の一方を構
成する構造部材4として、弾性に富む金属薄板を用いて
いる。その金属薄板の帯体を折曲して、図4に示すよう
な湾曲した凸部3aと、相対する2叉の弾性突起からな
るスナップフィット性の取付け部3bとが形成されてい
る。二層構造の他方を構成する合成樹脂製シート5は、
前記構造部材4の凸部3aに相当する個所の外面(すな
わち取付け部3b以外の外面)にのみ接着してある。
実施例とほぼ同様である。図4,図5に第3の実施例を
示す。この実施例のスライダ3は、二層構造の一方を構
成する構造部材4として、弾性に富む金属薄板を用いて
いる。その金属薄板の帯体を折曲して、図4に示すよう
な湾曲した凸部3aと、相対する2叉の弾性突起からな
るスナップフィット性の取付け部3bとが形成されてい
る。二層構造の他方を構成する合成樹脂製シート5は、
前記構造部材4の凸部3aに相当する個所の外面(すな
わち取付け部3b以外の外面)にのみ接着してある。
【0013】このスライダ3は、可動台2に設けた角形
の貫通孔9にスナップフィット性の取付け部3bを差し
込むことにより、ワンタッチで可動台2の下面に取付け
できる利点がある。図6,図7に第4の実施例を示す。
この実施例のスライダ3は、凸部3aの形状及び取付け
部3bの構造が上記第3の実施例と異なっている。凸部
3aは図6に示すように台形の正面形状に折曲され、そ
の底部分のすべり面3cが軌道台1のすべり面8aに接
触している。取付け部3b1 ,3b2 は、スライダ3の
長手方向の両端に形成されている。一方の取付け端部3
b1 は二層構造のフランジ状で、可動台2の下面に接触
している。他方の取付け端部3b2 はかしめ構造で、弾
性を有する金属薄板からなる構造部材4を折り曲げ、可
動台2を下面から上面に貫通させた後、上面に突き出し
た端部をかしめて可動台2に固定されている。
の貫通孔9にスナップフィット性の取付け部3bを差し
込むことにより、ワンタッチで可動台2の下面に取付け
できる利点がある。図6,図7に第4の実施例を示す。
この実施例のスライダ3は、凸部3aの形状及び取付け
部3bの構造が上記第3の実施例と異なっている。凸部
3aは図6に示すように台形の正面形状に折曲され、そ
の底部分のすべり面3cが軌道台1のすべり面8aに接
触している。取付け部3b1 ,3b2 は、スライダ3の
長手方向の両端に形成されている。一方の取付け端部3
b1 は二層構造のフランジ状で、可動台2の下面に接触
している。他方の取付け端部3b2 はかしめ構造で、弾
性を有する金属薄板からなる構造部材4を折り曲げ、可
動台2を下面から上面に貫通させた後、上面に突き出し
た端部をかしめて可動台2に固定されている。
【0014】この実施例のスライダ3は、可動台2の荷
重を受けると構造部材4が多少たわみ、スライダ3のす
べり面3cが軌道台1のすべり面であるステンレス製の
薄板8の表面8aに均一に接触するという利点がある。
なお、図7は一台の可動台2に二個のスライダ3を取付
けたものを表している。図8,図9に第5の実施例を示
す。
重を受けると構造部材4が多少たわみ、スライダ3のす
べり面3cが軌道台1のすべり面であるステンレス製の
薄板8の表面8aに均一に接触するという利点がある。
なお、図7は一台の可動台2に二個のスライダ3を取付
けたものを表している。図8,図9に第5の実施例を示
す。
【0015】この実施例のスライダ3は、一個のスライ
ダ3に四箇所のすべり面3cを設けたものである。この
ものは、例えば、弾性を有する金属薄板からなる構造部
材4と合成樹脂製シート5とで構成される二層構造の板
材の周縁部を取付け部3bとし、中央部分に切り込みを
入れJ字形に折り曲げて四個の凸部3aを設けることに
より形成することができる。すべり面3cは各凸部3a
に設けられている。上記取付け部3bをねじ11で可動
台2の下面に固定し、凸部3aを四個一組で取付けてい
る。
ダ3に四箇所のすべり面3cを設けたものである。この
ものは、例えば、弾性を有する金属薄板からなる構造部
材4と合成樹脂製シート5とで構成される二層構造の板
材の周縁部を取付け部3bとし、中央部分に切り込みを
入れJ字形に折り曲げて四個の凸部3aを設けることに
より形成することができる。すべり面3cは各凸部3a
に設けられている。上記取付け部3bをねじ11で可動
台2の下面に固定し、凸部3aを四個一組で取付けてい
る。
【0016】この実施例のスライダ3は、四個の凸部3
aが互いに独立しており、各すべり面3cは高さが多少
異なっていても構造部材4のばね性により吸収されて、
軌道台1のすべり面8aにほぼ均一に接触する。したが
って可動台2の荷重を均等に受けることができるという
利点がある。なお、図示は省略したが、1台の可動台2
の二箇所にこのスライダ3を取付けた場合も、全てのす
べり面3cをほぼ均一に軌道台1の滑り面8aに接触さ
せることができる。
aが互いに独立しており、各すべり面3cは高さが多少
異なっていても構造部材4のばね性により吸収されて、
軌道台1のすべり面8aにほぼ均一に接触する。したが
って可動台2の荷重を均等に受けることができるという
利点がある。なお、図示は省略したが、1台の可動台2
の二箇所にこのスライダ3を取付けた場合も、全てのす
べり面3cをほぼ均一に軌道台1の滑り面8aに接触さ
せることができる。
【0017】図10,図11に第6の実施例を示す。こ
の実施例のスライダ3は、凸部3aがバネ性の高いパン
タグラフ形状、取付け部3bが図4と同様のスナップフ
ィット構造とされている。合成樹脂製シート5は凸部3
aの下面に位置している。可動台2との脱着が簡単で、
ばね性が高いという利点がある。
の実施例のスライダ3は、凸部3aがバネ性の高いパン
タグラフ形状、取付け部3bが図4と同様のスナップフ
ィット構造とされている。合成樹脂製シート5は凸部3
aの下面に位置している。可動台2との脱着が簡単で、
ばね性が高いという利点がある。
【0018】図12に第7の実施例を示す。この実施例
のスライダ3は、図6に示したスライダ3とは、一方の
取付け部3b2 の構造が異なっている。すなわち、図で
左端の取付け部3b2 は、構造部材4の端部をU字形に
形成して、ねじ孔12を設けたものである。可動台2に
挿通したねじ11を前記ねじ孔12に螺合して締め付け
ることにより、可動台2へのスライダ3の取付けとスラ
イダ3のすべり面3cの高さ調整を行うものである。ス
ライダ3の高さ調整が容易にできる利点を有する。
のスライダ3は、図6に示したスライダ3とは、一方の
取付け部3b2 の構造が異なっている。すなわち、図で
左端の取付け部3b2 は、構造部材4の端部をU字形に
形成して、ねじ孔12を設けたものである。可動台2に
挿通したねじ11を前記ねじ孔12に螺合して締め付け
ることにより、可動台2へのスライダ3の取付けとスラ
イダ3のすべり面3cの高さ調整を行うものである。ス
ライダ3の高さ調整が容易にできる利点を有する。
【0019】図13に第8の実施例を示す。この実施例
のスライダ3は、湾曲形状の凸部3aを有し、その両端
に上記と同様のU字形に形成した取付け部3bを備えて
いる。上記同様、取付けねじ11の締付けを調整してス
ライダ3のすべり面3cの高さ調整を容易に行うことが
可能である。
のスライダ3は、湾曲形状の凸部3aを有し、その両端
に上記と同様のU字形に形成した取付け部3bを備えて
いる。上記同様、取付けねじ11の締付けを調整してス
ライダ3のすべり面3cの高さ調整を容易に行うことが
可能である。
【0020】なお、上記各実施例のスライダ3を適宜に
組み合わせて用いてもよい。また、合成樹脂製シートと
してPTFEを主成分としてエコノール,グラファイト
等を混合したものを用いたが、これに限られない。相手
部材である軌道台のすべり面を傷つけない摩耗特性向上
物質であれば良く、例えば二硫化モリブデン,ポリイミ
ド,ベルパール,アラミド繊維等を用いることができ
る。PTFEの含有量は50〜90重量%のものが好ま
しい。50%より少ないと、PTFEの特性である摩耗
特性が低下する。一方、90%より多いと摩耗性向上物
質の添加量が過少となり、耐摩耗性が不足する。
組み合わせて用いてもよい。また、合成樹脂製シートと
してPTFEを主成分としてエコノール,グラファイト
等を混合したものを用いたが、これに限られない。相手
部材である軌道台のすべり面を傷つけない摩耗特性向上
物質であれば良く、例えば二硫化モリブデン,ポリイミ
ド,ベルパール,アラミド繊維等を用いることができ
る。PTFEの含有量は50〜90重量%のものが好ま
しい。50%より少ないと、PTFEの特性である摩耗
特性が低下する。一方、90%より多いと摩耗性向上物
質の添加量が過少となり、耐摩耗性が不足する。
【0021】上記の合成樹脂製シートの厚さは、0.1 〜
2.0mm が好ましいが、この範囲に限定されるものではな
く、必要な形状に形成できる厚さであればよい。また、
薄肉板の構造部材は、金属(例えば、軟鋼,硬鋼,ばね
鋼,ステンレス,アルミニウム,銅系等)でも合成樹脂
でも良く、使用条件に応じて必要な特性のものを適宜に
選定して用いることができる。板厚も必要に応じて適宜
に選定して良い。
2.0mm が好ましいが、この範囲に限定されるものではな
く、必要な形状に形成できる厚さであればよい。また、
薄肉板の構造部材は、金属(例えば、軟鋼,硬鋼,ばね
鋼,ステンレス,アルミニウム,銅系等)でも合成樹脂
でも良く、使用条件に応じて必要な特性のものを適宜に
選定して用いることができる。板厚も必要に応じて適宜
に選定して良い。
【0022】また、上記各実施例では、軌道台1が固定
され、スライダ3を取りつけた可動台2のみが直線運動
するものとしたが、これに限定されるものではなく、軌
道台1もスライダ3に対して直線運動することができ
る。
され、スライダ3を取りつけた可動台2のみが直線運動
するものとしたが、これに限定されるものではなく、軌
道台1もスライダ3に対して直線運動することができ
る。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスライダ
3は、薄肉板の構造部材の外面に固着されたPTFEを
主成分とする合成樹脂製シートがすべり面を形成してい
る。そのため、摩擦特性,摩耗特性に優れ、相手側のす
べり面を傷つけることもなく、割れや欠けの発生が防止
できるという効果が得られる。
3は、薄肉板の構造部材の外面に固着されたPTFEを
主成分とする合成樹脂製シートがすべり面を形成してい
る。そのため、摩擦特性,摩耗特性に優れ、相手側のす
べり面を傷つけることもなく、割れや欠けの発生が防止
できるという効果が得られる。
【0024】また、摺動部材と構造部材を別にしたこと
により、構造部材は使用条件に応じて求められる強度や
バネ性等の特性のみで選定することができ、設計の自由
度が拡がりスライダ3の用途に応じて種々の取付け構造
が採用できるという効果が得られる。
により、構造部材は使用条件に応じて求められる強度や
バネ性等の特性のみで選定することができ、設計の自由
度が拡がりスライダ3の用途に応じて種々の取付け構造
が採用できるという効果が得られる。
【図1】本発明の第1の実施例の正面断面図である。
【図2】図1に示すものの側面断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例の正面断面図である。
【図4】本発明の第3の実施例の正面断面図である。
【図5】図4に示すものの側面断面図である。
【図6】本発明の第4の実施例の正面断面図である。
【図7】図6に示すものの側面図である。
【図8】本発明の第5の実施例の正面断面図である。
【図9】図8に示すものの側面図である。
【図10】本発明の第6の実施例の正面断面図である。
【図11】図10に示すものの側面図である。
【図12】本発明の第7の実施例の正面断面図である。
【図13】本発明の第8の実施例の正面断面図である。
1 軌道台 1a すべり面 2 可動台 3 スライダ 3a 凸部 3b 取付け部 3c すべり面 4 構造部材 5 合成樹脂製シート
Claims (1)
- 【請求項1】 軌道台のすべり面に対向するすべり面を
有して軌道台に対して直線運動するスライダにおいて、 前記スライダは、薄肉板の構造部材の外面に固着された
PTFEを主成分とする合成樹脂製シートがすべり面を
形成していることを特徴とするスライダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29160392A JPH06137328A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | スライダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29160392A JPH06137328A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | スライダ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06137328A true JPH06137328A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17771087
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29160392A Pending JPH06137328A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | スライダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06137328A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001304105A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-31 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 可変容量型斜板式圧縮機 |
| JP2008116039A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-05-22 | Takanori Sato | 免震装置 |
| JP2020526723A (ja) * | 2017-07-14 | 2020-08-31 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスチックス パンプス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クリップ、クリップアセンブリ、ならびにその作製および使用方法 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP29160392A patent/JPH06137328A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001304105A (ja) * | 2000-04-21 | 2001-10-31 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 可変容量型斜板式圧縮機 |
| JP2008116039A (ja) * | 2006-10-12 | 2008-05-22 | Takanori Sato | 免震装置 |
| JP2020526723A (ja) * | 2017-07-14 | 2020-08-31 | サン−ゴバン パフォーマンス プラスチックス パンプス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クリップ、クリップアセンブリ、ならびにその作製および使用方法 |
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| JP2025060819A (ja) * | 2017-07-14 | 2025-04-10 | サン-ゴバン パフォーマンス プラスチックス パンプス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | クリップ、クリップアセンブリ、ならびにその作製および使用方法 |
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