JPH06138478A - 2層型液晶表示装置およびそれを用いた投写型表示装置 - Google Patents

2層型液晶表示装置およびそれを用いた投写型表示装置

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JPH06138478A
JPH06138478A JP4289064A JP28906492A JPH06138478A JP H06138478 A JPH06138478 A JP H06138478A JP 4289064 A JP4289064 A JP 4289064A JP 28906492 A JP28906492 A JP 28906492A JP H06138478 A JPH06138478 A JP H06138478A
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JP4289064A
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Inventor
Hiroshi Takahara
博司 高原
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良好な黒表示が行え、かつ、配向乱れのない
液晶表示装置およびそれを用いた投写型表示装置を提供
する。 【構成】 ツイストネマティック液晶分子のねじれが互
いに逆方向となるように近接配置された第1の液晶パネ
ルと第2の液晶パネルを備え、入射光がその第1の液晶
パネルの液晶層14と第2の液晶パネルの液晶層15を
通過して出射されるように構成され、前記第1の液晶パ
ネルは画素電極16が形成されており、その画素電極1
6に印加された信号により前記第1の液晶パネルの液晶
層14の液晶の配向状態を可変でき、前記第2の液晶パ
ネルはその液晶層15と相対する面に配向膜19を有
し、その各配向膜19上に透明導電性薄膜18a,18
bが形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小型の液晶パネルに表示
された画像をスクリーン上に拡大投映する投写型表示装
置と、主としてその投写型表示装置に用いる2層型液晶
表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶パネルは軽量、薄型など表示に利用
できる数多くの利点を有するため、表示デバイスとして
の研究開発が盛んである。しかし、大画面化が困難であ
るなどの問題点も多い。そこで近年、小型の液晶表示装
置の表示画像を投写レンズなどにより拡大投映し、大画
面の表示画像を得る投写型表示装置(以後、液晶投写型
テレビと呼ぶ)がにわかに注目を集めてきている。現
在、商品化されている液晶投写型テレビには、液晶の旋
光特性を利用したツイストネマティック(以後、TNと
呼ぶ)液晶表示装置が用いられている。このような従来
の液晶投写型テレビおよびそれに用いる液晶表示装置と
しては、特開平2−53030号公報が知られている。
【0003】図9はその従来の投写型テレビの構成図で
ある。同図において、光源82より発せられた光は凹面
鏡81で反射され、次いで集光レンズ83で集光され
る。その光はダイクロイックミラー84a,84bによ
って赤,緑,青の3つの光に分離され、2層構造の液晶
表示装置(以後2層型液晶表示装置と呼ぶ)90a,9
0b,90cにそれぞれ入射する。図中のR,G,Bは
それぞれ赤色光,緑色光,青色光の光路を示している。
それぞれの液晶表示装置90a,90b,90cの組に
は、信号電圧が印加されることによって、表示パターン
に応じた像が形成され、これら液晶表示装置90a,9
0b,90c上の像を投写レンズ88a,88b,88
cで拡大投映し、スクリーン89の上で合成することに
よりカラー表示が行われている。
【0004】次に、上記した2層型液晶表示装置につい
て詳しく説明する。図8はその2層型液晶表示装置の構
成を示す断面図である。図中、74,85は液晶分子が
互いに逆のねじれ構造を持ったTN型液晶層であり、ね
じれ角はほぼ90°である。73a,73bは偏光板で
あり、一方の偏光板73aの偏光軸は、液晶層74の図
中下側壁面の液晶分子長軸とほぼ平行(あるいは直角)
に配置され、他方の偏光板73bの偏光軸は偏光板73
aの偏光軸とほぼ直交している。
【0005】図8の下側の液晶層74を有する液晶パネ
ル(以後、画像パネルと呼ぶ)は、映像信号に基づいて
画像を表示するための画像パネルであり、数万個以上の
画素電極76a,76bと各画素電極に共通の対向電極
76cが、その液晶層74を狭持するように配置されて
いる。また、画素電極76a,76bおよび対向電極7
6c上には配向膜80が塗布され、配向処理されて液晶
層74の液晶を配向している。
【0006】一方、図8の上側の液晶層75を有する液
晶パネル(以後、位相補償パネルと呼ぶ)は、上記した
画像パネルによって生じる位相差を補償するための位相
補償パネルであり、ガラス基板72a,72b上に直接
配向膜79が塗布され、その配向膜79に配向処理が行
われて、液晶層75の液晶を配向させている。
【0007】以上のように構成された2層型液晶表示装
置を、偏光板73aの方から光が入射するようにして、
図9の液晶投写型テレビに配置した場合について考え
る。まず、入射光は偏光板73aにより直線偏光とな
り、画像パネルの液晶層74の中を伝搬する。液晶層7
4に電圧が印加されない場合、液晶層74の液晶は図8
の左側に示すような分子配列をとり、光は液晶層74の
中で偏光面がほぼ90°回転されるが、伝搬特性の波長
依存のため、液晶層74からの出射光は必ずしも直線偏
光ではなく波長によっては楕円偏光となり、また楕円偏
光の長軸方向にも波長依存性が生じている。これに対
し、位相補償パネルの液晶層75は、その逆ねじれ構造
により、偏光面をほぼ90°逆方向に回転させ、上記の
波長依存性を補償する。従って、液晶層75からの出射
光は液晶層74への入射光と等しい状態の直線偏光とな
る。偏光板73bの偏光軸はこの直線偏光を遮断する方
向に配置されているため、電圧無印加の場合には、パネ
ルの透過率は波長依存性がなく十分に低いものとなる。
一方、液晶層74に十分高い電圧が印加された場合に
は、この層の液晶分子は図8の右側に示したように、画
素電極76bと対向電極76c間に垂直に配列する。こ
のため、液晶層74では偏光状態は変化せず、入射偏光
は液晶層75でその偏光面がほぼ90°回転され、偏光
板73bを通過する。この場合、液晶層1層の場合と同
様な波長依存性を示すが、全体の透過率が大きいのでそ
の影響は小さい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
2層型液晶表示装置およびそれを用いた液晶投写型テレ
ビでは以下のような課題があった。すなわち、第1の課
題は位相補償パネルに生じる配向乱れである。位相補償
パネルのガラス基板72a,72b上には配向膜79が
形成され、配向処理が行われて液晶層75の液晶分子を
90°ねじれるようにしている。そこへ外部から静電気
などが作用すると、配向乱れを生じてしまい、配向乱れ
が生じると画像パネルの位相補償ができなくなり、その
結果、光ぬけが生じることになる。特に液晶投写型テレ
ビではランプ82のオンによって液晶パネルが加熱さ
れ、また、オフによって冷却されるというヒートサイク
ルが繰り返されるため、静電気などが位相補償パネルな
どに侵入しやすくなっている。したがって、それらに起
因する配向乱れが生じやすく、画像表示に色むらが生じ
表示品位を劣化させることになる。また、静電気は使用
時に限らず液晶表示装置製造時にも侵入することが多
い。
【0009】また、第2の課題としては、位相補償パネ
ルによる位相補償量の課題がある。2層型液晶表示装置
では、各パネルの液晶層の膜厚を正確に一致させること
が重要であるが、液晶層は5μm程度と極めて薄いた
め、それらの液晶層の厚みを同一に作成することは困難
である。特に液晶パネル製造工程においては、ロットご
とに膜厚の差異が発生しやすい。このような多数のロッ
トから製造される位相補償パネルと画像パネルを用い、
最も適するように両パネルを組み合わせていくことはき
わめて困難である。位相補償パネルと画像パネルの液晶
膜厚差が0.1〜0.2μm異なれば本来の黒表示を実
現できず、コントラストは大幅に低下する。また、液晶
投写型テレビで3枚の液晶表示装置を用いてカラー画像
を表示する場合、1枚でもコントラストが悪い液晶表示
装置があれば、その最も悪い液晶表示装置の影響が大き
く現れ、低品位の画像表示となる。
【0010】本発明は以上のような従来の2層型液晶表
示装置およびそれを用いた投写型表示装置の課題を考慮
し、位相補償パネルの配向乱れを防止し、位相補償量を
制御することのできる2層型液晶表示装置およびそれを
用いた投写型表示装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、光
変調を行うための第1の液晶パネルと、その第1の液晶
パネルにおけるその光変調の際に生じる位相差を補償す
るための、基板、液晶層およびその液晶層を挟持してい
る電極を有する第2の液晶パネルとを備えてなる2層型
液晶表示装置である。
【0012】請求項13の本発明は、1つの光源と、そ
の光源からの出射光を変調する請求項1または2に記載
の2層型液晶表示装置と、その2層型液晶表示装置で変
調された光を拡大投映する投写レンズを具備する投写型
表示装置である。
【0013】
【作用】請求項1の2層型液晶表示装置によれば、位相
差を補償するための第2の液晶パネルに電極を有してい
るため、例えばその電極を透明電極で形成し、その透明
電極上に配向膜を形成すれば、電位が安定し、それによ
って一箇所に静電気が侵入して配向乱れを生じるという
ことを防止することができる。また、その透明電極を外
部に引出し、電位をアースとすれば、静電気に対してさ
らに強くなる。また、液晶層を狭持する2つの透明電極
間に交流信号を印加すれば、第2の液晶パネルにおける
液晶層の配向状態、すなわち、位相補償量を変化させる
ことができるため、第1の液晶パネルの位相を完全に一
致させることができる。
【0014】請求項13の投写型表示装置によれば、1
つの光源と、その光源からの出射光を変調する上記2層
型液晶表示装置と、上記2層型液晶表示装置で変調され
た光を拡大投映する投写レンズを備えているため、画像
を形成する2層型液晶表示装置で配向乱れが発生せず、
それにより、投映された画像について良好な黒表示がで
き、かつ良好なコントラストを得ることができる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0016】図1は本発明の実施例の構成を示す断面図
である。なお、以後、参照する図面については、説明に
不要な箇所は省略しており、また、図示および/または
理解を容易にするため、拡大あるいは縮小した部分があ
る。
【0017】図1において光変調を行うための第1の液
晶パネルとしての画像パネル23aは、画素電極16が
形成されたガラス基板11aと、対向電極22およびブ
ラックマトリックス17等が形成されたガラス基板11
bと、両ガラス基板11a,11b内に狭持された液晶
層14とから主として構成されている。また、画素電極
16および対向電極22上には配向膜20が形成されて
おり、液晶層14の液晶分子を配向させている。なお、
本実施例に使用する画像パネル23aはTN構造のアク
ティブマトリックス型液晶パネルである。このアクティ
ブマトリックス型液晶パネルは高コントラストを有し、
諧調性が良好である。なお、2層型液晶表示装置ではS
TN(super twisted nematic)を用いた方式もある
が、諧調表示が悪く、本実施例のような液晶投写型テレ
ビでは用いることができない。
【0018】上記画像パネル23aにおける光変調の際
に生じる位相差を補償するための、第2の液晶パネルと
しての位相補償パネル23bは、電極18aが形成され
たガラス基板12aと、電極18bが形成されたガラス
基板12bと、両ガラス基板12a,12b間に狭持さ
れた液晶層15から主として構成されている。また、ガ
ラス基板12a,12b上には配向膜19が形成されて
おり、液晶層15の液晶を配向させている。
【0019】上記電極18a,18bは平面図で図示す
ると図2のように格子状に形成されている。図中21は
開口部(開口)であり、その開口部21は画像パネル2
3aにおける画素電極16の形成位置と対応するよう
に、すなわち、画素電極16からの出射光を妨害しない
ように形成されていることが好ましい。また、その電極
18aおよび18bはITO(indium-tin-oxide)から
形成される透明導電性薄膜であり、そのITOとは、酸
化スズ単体、酸化インジウム単体、前記物質の化合物お
よび混合物を示すものである。ITOの屈折率は1.8
〜2.0が一般的である。そして屈折率が異なる物質を
接した部分に、入射した光の一部は反射される。このよ
うな反射率Rは、媒質Aの屈折率をn1、媒質Bの屈折
率をn2とすれば次式で示される。
【0020】
【数1】
【0021】今、ITOの屈折率を2.0とし、ガラス
の屈折率を1.5とし、配向膜および液晶の屈折率も
1.5とすれば、ITOとガラス基板間の反射率R1
(数1)により2.0%となり、ITOと配向膜間の反
射率R2は2.0%となる。したがって、1層のITO
での場合の反射率Rは、R=R1+R2=4%となり、液
晶層15に対しては2層のITO膜が形成されるため、
全体の反射率は2R=8%となる。つまり位相補償パネ
ル23bにITO膜を形成することにより、10%弱の
光損失を起こすことになる。そして、このような反射
は、画像パネル23aの光変調層と近い領域で発生する
ため、反射によるハレーションが発生すると画像品位の
低下を起こしやすい。
【0022】そのような画像品位の低下を防ぐため、本
実施例では、図2に示すように、位相補償パネル23b
の電極18a,18bにおける画素電極16に対応する
領域を開口させ、それにより前述の反射を低減させてい
る。電極18a,18bは静電気の侵入による配向乱れ
を防止するためのものであり、電極18aと18bは、
図3に示すように、導電物31を用いて電気的に短絡し
ておく方が好ましく、接続箇所は図4に示すように2箇
所以上設けることが好ましい。なお、その導電物として
は、銀ペーストなどの導電ペースト、導電接着剤、カー
ボン等が挙げられる。
【0023】以上のように導電物を用いて電極18a、
18b間を短絡するように構成することにより、電極1
8aと18bは常時同電位とすることができ、それによ
り静電気などに起因する配向乱れは極めて少なくなる。
さらには図3に示すA点とアースを接続し、電極18
a,18bを固定電位とすれば、配向乱れを全く発生し
ないようにすることもできる。
【0024】また、電極18aと電極18bを独立した
別個の電極端子として外部に引き出し、各電極に交流電
圧を印加できるように構成することもできる。すなわ
ち、従来の液晶表示装置では画像パネル23aと位相補
償パネル23bの位相を完全に一致させることは困難で
あったが、本実施例のごとく、位相補償パネル23bに
交流信号を印加して位相差を調整できるようにすれば、
両パネル23a,23b間の位相差を極めて小さくする
ことができ、良好な黒表示を実現できる。位相補償パネ
ル23bの液晶層15の膜厚は、画像パネル23aの液
晶層14の膜厚よりも多少厚めとなるようにしておく。
つまり、液晶層15については予め、液晶層14よりも
位相が大きくなるようにしておき、交流信号を液晶層1
5に印加することにより、液晶層15の位相を小さくし
ていき、最終的に両パネル23a,23bの位相差を零
にすることによって位相差を調整する。
【0025】また、電極18aおよび18bを格子状に
しているのは、できるだけ画素開口部での反射を低減さ
せ、透過率を向上させるためである。ただし、多少ずれ
ていてもよい。それは本実施例の2層型液晶表示装置を
液晶投写型テレビに用いる場合、入射光は狭指向性では
なく±7度程度の一定の広がり角をもつ光が入射するた
めである。
【0026】さらに、画像パネル23aのガラス基板1
1aと位相補償パネル23bのガラス基板12aとの間
は反射防止膜を形成するか、ガラス基板11a,12a
と同等の屈折率を有する接着剤等で貼り合わせておくこ
とが好ましい。その理由は、空気の屈折率は1.0、ガ
ラス基板の屈折率は1.5強であるから屈折率差により
光が反射するからである。
【0027】次に、本実施例の2層型液晶表示装置の動
作について説明する。入射光は画像パネル23aの偏光
板13aにより直線偏光となり、液晶層14中を伝搬す
る。液晶層14に電圧が印加されない場合、光は液晶層
14中で偏光面がほぼ90°回転させるが、伝搬特性の
波長依存性のため、液晶層14からの出射光は波長によ
っては楕円偏光となる。位相補償パネルの液晶層15は
画像パネル23aの液晶層14の液晶分子と逆ねじれ構
造を持つため、偏光面をほぼ90°逆方向に回転させ、
上記画像パネル23aにおいて生じる波長依存性を補償
する。したがって、位相補償パネル23bの液晶層15
からの出射光は、液晶層14への入射光と等しい状態の
直線偏光となり、さらに、偏光板13bの偏光軸はこの
直線偏光を遮断する方向に配置されているため、良好な
黒表示を実現できる。
【0028】一方、液晶層14に十分高い電圧が印加さ
れた場合には、この層の液晶分子は画素電極16と対向
電極22間に垂直に配列するため、液晶装置14では偏
光状態は変化せず、入射光は液晶層15でその偏光面が
ほぼ90°回転され、偏光板13bを通過する。
【0029】このような動作中に、外部から静電気が印
加されると、電極18aと電極18bが短絡されていれ
ば、液晶装置15を挟持している電極18a,18b間
は同電位となり、液晶層15に配向乱れが生じることを
防止することができる。また、電極18a,18bがア
ースされている場合では、配向乱れを完全に防止するこ
とができる。
【0030】また、液晶層15に上述した電極端子を介
して交流信号を印加することにより画像パネル23aに
対して波長依存性の補償を行うことも可能となる。特に
2層型液晶表示装置を液晶投写型テレビに用いる場合、
各液晶表示装置で光変調する波長は青,緑,赤というよ
うにそれぞれ異なっている。したがって、波長依存の補
償が必要となる場合がある。このような波長依存性の補
償は、液晶層15と液晶層14の位相が完全に一致して
おれば理論的には全く問題がないはずである。ところ
が、現実には前述したように、位相を完全に合わすこと
は困難であるため、、本実施例のごとく波長依存性を補
償するための、交流信号を印加するという制御がきわめ
て有効となり、位相差を調整することにより、画質がよ
り良好となる場合が多い。
【0031】次に本発明の2層型液晶表示装置の他の実
施例を以下に説明する。なお、以下に説明する他の実施
例においても、位相補償パネルの液晶層を狭持する2つ
の電極を電気的に接続する構成、所定電位にする構成、
交流信号を印加して位相を調整する構成、画像パネルと
位相補償パネル間に反射防止膜を形成する構成あるいは
両パネルを貼り合わせる構成については上記した実施例
と同じ構成を有するため、その説明は省略する。
【0032】図6の(a)は、2層型液晶表示装置の他
の実施例を示す断面図である。なお、同図において画像
パネルについては、前述した実施例と同じ構成であるた
め、図および説明を省略し、位相補償パネルの構成につ
いて説明する。
【0033】同図において、61,62は透明電極であ
る。詳しくは、透明電極であるITO(第1の透明導電
性薄膜)の両側に薄膜(第1の薄膜および第2の薄膜)
が形成されて反射防止膜構造となっているものである。
このように3層に形成された電極を以後、3層反射防止
電極と呼ぶ。同図に示す透明電極61,62は、図1に
示す電極18a,18bに相当するものであるが、反射
防止構造を採用しているため、図2に示すような開口部
21は形成されていない。
【0034】61b,62bは電極となるITO膜であ
る。そのITO膜の膜厚は、光学的膜厚がλ/2となる
ようにする。例えば入射する光のピーク波長λが550
nmであれば膜厚d=1375Å前後である。そしてそ
のITO膜の膜厚はλに対応して形成される。61a,
62aおよび61c,62cはガラス基板12a,12
bの屈折率と、ITO膜61b,62bの屈折率との間
の屈折率を持つ物質からなる薄膜であり、それらの薄膜
61a,62aおよび61c,62cは同一の物質で同
一の膜厚に形成することが好ましい。上記薄膜の光学的
膜厚dは、nd=λ/4から与えられる。なお、nは屈
折率である。
【0035】また、薄膜61a,62a,61c,62
cの材料としては、酸化アルミニウム(Al23)、酸
化イットリウム(Y23)、一酸化シリコン(Si
O)、酸化マグネシウム(MgO)、酸化タングステン
(WO3)、弗化セリウム(CeF3)、弗化鉛(PbF
2)が例示される。中でも、Al23、Y23、CeF3
は物質の安定性、光透過性、膜の均一性等の点から好ま
しい。また、SiO(n=1.7)は広い可視光の範囲
で反射率を極めて小さくできる。
【0036】光のピーク波長λが550nmとすると、
上記薄膜61a,62a,61c,62cにAl2
3(n=1.63)を用いたとき形成する膜厚はd=7
00Å〜1000Åの範囲、ITO膜(n≒2.0)6
1b,62bの膜厚は1150Å〜1600Åの範囲と
すればよい。ITO膜61b,62bは1000Å以上
であれば200度以上で蒸着もしくはスパッタで形成す
ることにより必要十分な抵抗値が得られる。なお、薄膜
61a,62a,61c,62cがY23(n=1.7
8)の場合はd=650Å〜900Åとすればよい。
【0037】上記の条件を検討した結果では、ITO膜
の屈折率nが2.0前後の場合は、薄膜61a,62
a,61c、62cとしてY23を用いる方が、可視光
のほぼ全域にわたり反射率を極めて小さくすることがで
き、ITO膜の屈折率nが1.9よりも小さい場合は、
薄膜61a,62a,61c、62cとしてAl23
用いる方が可視光の範囲で反射率を極めて小さくするこ
とができる。
【0038】以上のように、3層反射防止電極61,6
2を形成することにより、光の反射率を大幅に低減で
き、変調する光の帯域が比較的狭い場合は、その反射率
はピーク波長で0.1%以下を実現することができる。
当然のことながら透明電極61と62間に交流信号を印
加するときは、電圧が印加できるような構成にする。
【0039】図6の(a)では透明電極61,62を3
層構造の反射防止膜としたが、2層構造の反射防止膜と
することもできる。以下、その2層構造の反射防止電極
について図6の(b)を用いて説明する。
【0040】図6の(b)において、2層構造の反射防
止電極は、ガラス基板12a,12b上に薄膜(第3の
薄膜)63a,64aを形成し、その上にITO膜(第
2の透明導電性薄膜)63b、64bを形成した構造で
あり、そのITO膜63b,64bの膜厚は、光学的膜
厚がλ/2となるようにする。例えばλが550nmで
あればd=1375Å前後である。そのITO膜および
膜厚は入射光のピーク波長λに対応して形成される。ま
た、薄膜の屈折率は1.50以上1.70以下にするこ
とが好ましく、ガラス基板の屈折率と液晶層15の屈折
率間の屈折率の物質を用いることが好ましい。この意味
からも薄膜63a,64aの屈折率は1.52以上1.
65以下が好ましい。この範囲の屈折率を示す物質とし
ては酸化アルミニウムAl23(n≒1.63)、一酸
化シリコンSiO(n≒1.65)、弗化セリウムCe
3(n≒1.63)、弗化ランタンLaF3(n≒1.
55)、弗化ネオジウムNdF3(n≒1.55)があ
る。少し屈折率が高いが酸化タングステンWO3(n≒
1.68)も使用可能である。
【0041】λを550nmとすると、薄膜63a、6
4aにAl23(n≒1.63)を用いたとき形成する
膜厚はd=700Å〜1000Åの範囲、ITO膜(n
≒2.0)の膜厚は1150Å〜1600Åの範囲とす
ればよい。ITO膜は1000Å以上であれば200度
以上で蒸着もしくはスパッタで形成することにより必要
十分な抵抗値が得られる。
【0042】さらに簡単な反射防止構造とするには、図
6の(b)における薄膜63a,64bを除去した構成
にすることである。つまりガラス基板12a,12b上
にITO膜を光学的膜厚がλ/2となるように形成する
ことである。この場合、入射光の帯域が広い場合は良好
な低反射率を実現することはできないが、液晶投写型テ
レビのように各液晶表示装置が受け持つ光の帯域が狭い
場合は実用上十分な反射率を実現できる。
【0043】また、最適な低反射率の透明電極を形成す
る方法として図7の(a)および(b)に示す等価膜形
成技術がある。その等価膜は4層以上の薄膜の構成とな
りコストは増大するが、極めて良好な反射防止膜を実現
することができる。
【0044】図7は、画像パネルのガラス基板11a
と、位相補償パネルのガラス基板12aと、空気との界
面で生じる反射を防止する方法として、両ガラス基板間
を透明結合体を用いて光学的に結合する構成を示したも
のであり、同図の(a)は、液晶表示装置をホルダー6
7に組み込んだ状態を示す平面図であり、同図の(b)
はその断面図である。
【0045】両図において、画像パネルはホルダー67
に嵌め込まれ、留め具66aで固定されている。一方、
位相補償パネルは円環状の留め具66bに据え付けら
れ、留め具66cにより固定されているが、ホルダー6
7に挿入された状態で、回転可能なように配置されてい
る。なお、66dは脱落防止のための留め具である。6
5は透明結合体としてのオプティカルカップリング剤で
あり、具体的には、エチレングリコールなどの液体、ゲ
ル状のシリコーン樹脂が例示される。オプティカルカッ
プリング剤65の充填により、ガラス基板11aと12
aは光学的に結合され、反射光がなくなり透過率が向上
する。また、ガラス基板11a,12a内のハレーショ
ンも低減する。なお、11bは画像パネルの対向基板、
12bは位相補償パネルの対向基板である。
【0046】上記留め具66cはホルダー67内で回転
可能なように構成されているため、図示しない画像パネ
ル側の偏光板と、図示しない位相補償パネル側の偏光板
との偏光軸の角度を可変できるように構成している。こ
れは、両パネル間の位相差を完全補償するため、偏光軸
角度を調整して補償することを目的としている。
【0047】次に、本発明の2層型液晶表示装置を用い
た液晶投写型テレビについて説明する。その液晶投写型
テレビの構成は、図9に示した従来の液晶投写型テレビ
の液晶表示装置90a,90b,90cを、本実施例の
2層型液晶表示装置に置き換えることによって実現する
ことができ、それによって、配向乱れが発生せず、良好
な黒表示を実現することができる。また、図9では2層
型液晶表示装置を3枚用いているが、本実施例の液晶投
写型テレビではそれに限定されることはなく、例えば、
一光路(R,G,Bのうちのいずれか)のみに用いても
よい。その理由は、液晶表示装置については、特に青色
光の変調を行うときに良好なコントラストを得ることが
できない性質があるため、それを改善する目的でその青
色光の光路のみに本実施例の液晶表示装置を配置しても
画質が向上させることができるからである。
【0048】また、図9に示す液晶投写型テレビは3枚
の2層型液晶表示装置を用いる構成例であるが、本実施
例の2層型液晶表示装置1枚でもカラー表示を行うこと
ができる。具体的には、その2層型液晶表示装置の画像
パネルにカラーフィルタを取り付けて画像を拡大投写す
ればよい。この場合は、色分離光学系が不必要となり装
置の小型化を実現することができる。
【0049】これに対し、色分離、色合成光学系を配置
し、投写レンズを1本にしてカラー表示を得る方法もあ
る。図5はその液晶投写型テレビの構成を示したもので
ある。同図において58a,58b,58cは位相補償
パネル、57a,57b,57cは画像パネルである。
同図では光の入射側に画像パネルを配置し、出射側に位
相補償パネルを配置した構成となっているが、この関係
は逆であってもよい。
【0050】以下、その構成を詳しく説明する。図5に
おいて51は発光源であるメタルハライドランプ、52
は紫外線および赤外線カットミラー(以後、UVIRカ
ットミラーと呼ぶ)、53はスクリーン、54は投映レ
ンズ、55a,55bは全反射ミラー、56a、56
b、56c、56dはメタルハライドランプ51の出射
光のうち特定領域の波長の光を反射または透過させる機
能を有するミラー(以後、ダイクロイックミラーと呼
ぶ)、57a,57b,57cは画像パネル、58a,
58b,58cは位相補償パネルである。
【0051】ここでは説明を簡単にするため、画像パネ
ル57bをスクリーン53に表示される映像のうち緑色
の画像を表示するパネル(記号G)、画像パネル57a
を赤色の映像を表示するパネル(記号R)、画像パネル
57cを青色の映像を表示するパネル(記号B)とす
る。したがって、各ダイクロイックミラー56a,56
bを透過および反射する波長は、ダイクロイックミラー
56aについては赤色領域の波長の光(以下、R光と記
す)を反射し、緑色領域の光(以下、G光と記す)と青
色領域の波長(以下、B光と記す)を透過させる。ま
た、ダイクロイックミラー56bについてはG光を反射
し、B光を透過させる。また、ダイクロイックミラー5
6dについては、G光、R光およびB光を合成させるも
のとする。
【0052】次に上述した液晶投写型テレビの動作につ
いて説明する。メタルハライドランプ51から出射され
た光は、UVIRカットミラー52により紫外線領域お
よび赤外線領域の波長の領域の光がカットされる。そし
て紫外線および赤外線がカットされた光は、ダイクロイ
ックミラー56a,56bによってR光、G光、B光の
3つの波長領域に分離され、そのR光は画像パネル57
aに、G光は画像パネル57bに、B光は画像パネル5
7cにそれぞれ入射する。次いで各液晶パネルはそれぞ
れの液晶の配向を変化させることにより光を旋光させ、
光を変調させる。このようにして変調されたR光、G
光、B光をダイクロイックミラー56c,56dにより
合成して得られた画像を、投映レンズ54によってスク
リーン53に投映する。
【0053】以上説明したように、本発明の2層型液晶
表示装置は、従来の課題を解決するため、2層型液晶表
示装置における位相補償パネルの液晶層と接する面側に
透明電極を形成し、その電極上に配向膜を形成して液晶
層の液晶を配向させている。
【0054】また、上述の透明電極は、光の反射率を低
減させるために、一部の領域を取り除いた開口部を形成
するか、もしくはその透明電極の両側に所定の光学膜厚
の薄膜を形成して反射防止膜としている。そして、その
透明電極の一端をパネル外部に引き出し、外部電極に固
定あるいは交流信号を印加できるように構成し、液晶層
の配向状態を制御できるようにすることが好ましい。
【0055】また、本発明の投写型表示装置は、本発明
の2層型液晶表示装置を用いて構成したものであり、1
つの2層型液晶表示装置にカラーフィルタを取り付け、
その2層型液晶表示装置の画像を拡大投写するテレビ、
もしくは、1つの光源の出射光をダイクロイックミラー
を用いて赤、緑、青の3原色に分割し、3つの2層型液
晶表示装置に導いて変調を行い、スクリーンに合成して
カラー表示を行う表示装置に利用することができる。
【0056】また、本発明の2層型液晶表示装置は、上
述のような表示装置に限らず、液晶パネルを介して画像
を投写する構成のすべての装置を適用されうる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
請求項1の本発明では、位相補償パネルに透明電極を形
成し、その透明電極上に配向膜を形成して、その透明電
極を所定電位に固定しているため、静電気などによる配
向乱れが発生しない。したがって、白ぬけ表示が発生せ
ず、均一性の良い画像表示が行えるという長所を有す
る。
【0058】また、請求項3の本発明では、その透明電
極には反射防止構造を採用、または開口部を形成してい
るため、光透過率を低減させることもなく、ハレーショ
ンの発生も防止することができるという長所を有する。
【0059】また、請求項4の本発明では、位相補償パ
ネルと液晶パネル間を光学的に結合しているため、入射
光の損失も防止することができるという長所を有する。
【0060】また、請求項12の本発明では、その位相
補償パネルに交流信号を印加し、液晶層の配向状態を可
変することによって位相補償量を可変できるため、画像
パネルとの位相差をなくすることができ、良好な黒表示
を行えるという長所を有する。
【0061】また、請求項13の本発明では、光源から
の出射光を変調する部分に本発明の2層型液晶表示装置
を採用しているため、配向乱れが発生せず、それによ
り、投写された画像について良好な黒表示ができ、良好
なコントラストを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る2層型液晶表示装置の構
成を示す要部断面図である。
【図2】図1に示す電極構造を示す部分平面図である。
【図3】図1に示す電極構造を示す要部拡大断面図であ
る。
【図4】図1に示す電極の接続箇所を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明の実施例に係る投写型表示装置の構成を
示す斜視図である。
【図6】本発明の2層型液晶表示装置の他の実施例を示
す要部断面図である。
【図7】本発明の2層型液晶表示装置のさらに他の実施
例を示す説明図である。
【図8】従来の2層型液晶表示装置の構成図である。
【図9】従来の液晶投写型テレビの構成を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
11a,11b,12a,12b ガラス基板 13a,13b 偏光板 14,15 液晶層 16 画素電極 17 ブラックマトリックス 18a,18b 電極 19,20 配向膜 21 開口部(開口) 22 対向電極 23a 画像パネル(第1のパネル) 23b 位相補償パネル(第2のパネル) 31 導電物 51 メタルハライドランプ 52 UVIRカットミラー 53 スクリーン 54 投映レンズ 55a,55b 全反射ミラー 56a,56b,56c,56d ダイクロイックミラー 57a,57b,57c 画像パネル 58a,58b,58c 位相補償パネル 61,62,63,64 透明電極 65 オプティカルカップリング剤(透明結合体)

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光変調を行うための第1の液晶パネル
    と、その第1の液晶パネルにおけるその光変調の際に生
    じる位相差を補償するための、基板、液晶層およびその
    液晶層を挟持している電極を有する第2の液晶パネルと
    を備えてなることを特徴とする2層型液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 ツイストネマティック液晶分子のねじれ
    が互いに逆方向となるように近接配置された第1の液晶
    パネルと第2の液晶パネルを備え、入射光がその第1の
    液晶パネルの液晶層と第2の液晶パネルの液晶層を通過
    して出射されるように構成され、前記第1の液晶パネル
    は画素電極が形成されており、その画素電極に印加され
    た信号により前記第1の液晶パネルの液晶層の液晶の配
    向状態を可変でき、前記第2の液晶パネルはその液晶層
    と相対する面に配向膜を有し、その各配向膜上に透明導
    電性薄膜が形成されていることを特徴とする2層型液晶
    表示装置。
  3. 【請求項3】 透明導電性薄膜は、入射光反射防止機能
    を有する、または前記画素電極と相対する領域に開口を
    設けたことを特徴とする請求項2に記載の2層型液晶表
    示装置。
  4. 【請求項4】 第1の液晶パネルと前記第2の液晶パネ
    ルとが透明結合体により光学的に結合されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載の2層型液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 第2の液晶パネルの前記各透明導電性薄
    膜が電気的に接続されていることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の2層型液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 透明導電性薄膜の電位が所定電位に固定
    できることを特徴とする請求項1又は2に記載の2層型
    液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 透明導電性薄膜は、第1の薄膜と第1の
    透明導電性薄膜と第2の薄膜が順次積層されて構成さ
    れ、前記第1の薄膜と前記第2の薄膜の屈折率は、前記
    第2の液晶パネルの基板の屈折率と前記第1の透明導電
    性薄膜の屈折率との間の屈折率であり、前記第1および
    第2の薄膜の光学的膜厚は略λ/4(λは液晶パネルに
    入射する光のピーク波長)であり、前記第1の透明導電
    性薄膜の光学的膜厚は略λ/2であることを特徴とする
    請求項2に記載の2層型液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 透明導電性薄膜は、第3の薄膜と第2の
    透明導電性薄膜が順次積層されて構成され、前記第3の
    薄膜の屈折率は1.50以上1.70以下であり、かつ
    前記第3の薄膜の光学的膜厚は略λ/4(λは液晶パネ
    ルに入射する光のピーク波長)であり、前記第2の透明
    導電性薄膜の光学的膜厚が略λ/2であることを特徴と
    する請求項2に記載の2層型液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 第1および第2の薄膜は酸化アルミニウ
    ム、酸化イットリウム、一酸化シリコン、酸化マグネシ
    ウム、酸化タングステン、弗化セリウム、弗化鉛のうち
    いずれかを用いていることを特徴とする請求項7記載の
    2層型液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 第3の薄膜は酸化アルミニウム、一酸
    化シリコン、酸化タングステン、弗化セリウム、弗化ラ
    ンタン、弗化ネオジムのうちいずれかを用いていること
    を特徴とする請求項8記載の2層型液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 第1の液晶パネルと第2の液晶パネル
    の位置関係を可変できることを特徴とする請求項4記載
    の2層型液晶表示装置。
  12. 【請求項12】 第2の液晶パネルの前記透明導電性薄
    膜には交流信号を印加でき、液晶分子の配向状態を可変
    できることを特徴とする請求項2又は3に記載の2層型
    液晶表示装置。
  13. 【請求項13】 1つの光源と、その光源からの出射光
    を変調する請求項1または2に記載の2層型液晶表示装
    置と、その2層型液晶表示装置で変調された光を拡大投
    映する投写レンズを具備することを特徴とする投写型表
    示装置。
  14. 【請求項14】 1つの光源と、その光源からの出射光
    を複数色の色に分離する色分離光学系部と、その色分離
    光学系部で分離された光の光路のうち少なくとも1つの
    光路に配置された請求項1または2に記載の2層型液晶
    表示装置と、その2層型液晶表示装置で変調された光を
    拡大投映する投写レンズを具備することを特徴とする投
    写型表示装置。
  15. 【請求項15】 色分離光学系部は赤、緑、青の3原色
    に分離することを特徴とする請求項14に記載の投写型
    表示装置。
  16. 【請求項16】 青色光を変調する液晶表示装置の光学
    像と、赤色光を変調する液晶表示装置の光学像と、緑色
    光を変調する液晶表示層の光学像がスクリーンの同一位
    置に重ね合わせて投映されることを特徴とする請求項1
    4に記載の投写型表示装置。
JP4289064A 1992-10-27 1992-10-27 2層型液晶表示装置およびそれを用いた投写型表示装置 Pending JPH06138478A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005309020A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Dainippon Printing Co Ltd 位相差量可変な光学補償素子およびそれを用いた液晶ディスプレイ
WO2006067688A1 (en) * 2004-12-21 2006-06-29 Koninklijke Philips Electronics N.V. Display device for visually reconstructing an image
JP2008224716A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Nec Corp 液晶光部品の光出力信号のac変調雑音補償方法、およびac変調雑音補償型液晶光部品
JP2015181198A (ja) * 2015-06-19 2015-10-15 コニカミノルタ株式会社 有機エレクトロルミネッセンス素子

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