JPH06140258A - 静止誘導機器用巻線 - Google Patents

静止誘導機器用巻線

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Publication number
JPH06140258A
JPH06140258A JP28600792A JP28600792A JPH06140258A JP H06140258 A JPH06140258 A JP H06140258A JP 28600792 A JP28600792 A JP 28600792A JP 28600792 A JP28600792 A JP 28600792A JP H06140258 A JPH06140258 A JP H06140258A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
insulated conductor
cooling medium
hollow
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP28600792A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Shioda
広 塩田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高電圧、大容量化に対応でき、分解搬入も可
能にする。 【構成】 巻線本体8を筒状のケーシング9内に収納
し、このケーシング9内に絶縁油などの低粘度な液体ま
たはグリスなどの高粘度な液体あるいはシリコーンゲル
などのゲル性物質等を一種類以上充填する。巻線本体8
を構成する絶縁導体の一部またはすべてを中空とし、こ
の中空絶縁導体7の内部に冷却媒体を循環させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は変圧器やリアクトル等の
静止誘導機器用巻線に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、都市部の電力需要の増大に対応し
て、電力機器をビルや地下の電気室に設置することが多
くなってきた。このような場所に設置される電力機器、
とりわけ変圧器のような大形機器には防災上の観点から
難燃性が要求される。
【0003】このような需要にこたえるものとして、巻
線本体をエポキシ樹脂等でモールドしたモールド変圧器
や、機器中身を収納したタンク内部にSF6 ガスを封入
したガス絶縁変圧器が実用化されてきた。
【0004】しかし、モールド変圧器は、その絶縁の主
体を空気に依存しているため適用可能な電圧は、たかだ
か33kVクラス以下に限定され、機器の冷却も空気に
よることから冷却性能上の制約があり、送風機を用いた
強制冷却としても、10000kVA程度が適用容量の
上限である。
【0005】またガス絶縁変圧器は、絶縁の主体がSF
6 などの絶縁性の高いガスであるため、より高電圧に適
用でき、275kVクラスのものさえ既に実用化されて
いる。ただガスを冷却媒体として使用する場合には冷却
性能が従来の油入変圧器に比べて落ちるため、巻線の電
流密度をさげて発生熱量を抑制するなどの方策が必要に
なり、機器が大形化する傾向にあった。
【0006】一方、都市部では地下が高騰しており、ま
たビルや地下の電気室では搬入制限がきびしく、機器の
小形軽量化が最優先の課題であり、とりわけ巻線の冷却
性能の改善が強く望まれる。このような課題を解決する
ため主としてガス絶縁変圧器においては次のような冷却
手段が提案されあるいは実用化されてきた。
【0007】まず、セミプール式と言われる、例えば実
開平3−2615ご公報に述べられている方法がある。
セミプール式構造の一例を図2に示す。図において、鉄
心2や巻線本体3は、SF6 などの絶縁ガスを封入した
タンク1の中に収納され、さらに巻線本体3は、絶縁性
の冷却媒体を充填した絶縁容器4内に収納されている。
巻線本体3は、絶縁容器4内を循環する冷却媒体によっ
て冷却され、巻線本体3を冷却した冷却媒体は導管5を
通ってタンク1の外に導かれ冷却器6にて冷却される。
【0008】また特開昭60−257503号公報で
は、図3の方法がとられている。すなわち図3におい
て、鉄心2や巻線本体3がSF6 などの絶縁ガスを封入
したタンク1の中に収納されている点はセミプール式と
同様であるが、巻線導体として図4のような中空絶縁導
体7を用い、図5のように中空絶縁導体7を巻回して巻
線本体3を構成し、その両端に導管5を接続して構成す
る。この中空絶縁導体7の中には冷却媒体を充填し、導
管5にてタンクの外部に導き、冷却器にて冷却する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上に説明した従来の
方式においては、絶縁の主体はSF6 などの絶縁ガスに
よっており、絶縁ガスはタンク1に封入されている。す
なわちタンク1が機器を構成する必須の要素である。こ
のため例えば設置場所への搬入制限がきびしく、機器を
分解して搬入するとしても、タンク1が最大の構成要素
として残りこれ以上小さくは分解できないという制約が
あった。
【0010】モールド変圧器の場合には、このような分
解上の制約になるタンクがなく、巻線や鉄心にまで分解
できることから、搬入制限がきわめて厳しい場合にも対
応できるという利点があるが、前述したように適用可能
電圧や容量が制約される。本発明は、上記の事情に鑑み
てなされたもので、高電圧、大容量化に対応でき、分解
搬入にも適した静止誘導機器用巻線を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記の目的
を達成するために、巻線本体を筒状のケーシング内に収
納し、このケーシング内に絶縁油などの低粘度な液体ま
たはグリスなどの高粘度な液体あるいはシリコーンゲル
などのゲル性物質等を一種類以上充填する一方、前記巻
線本体を構成する絶縁導体の一部またはすべてを中空と
し、この中空絶縁導体の内部に冷却媒体を循環させるよ
うにしたことを特徴とする。
【0012】
【作用】上記のように構成された静止誘導機器用巻線で
は、絶縁の主体が、ケーシング内に充填した絶縁油やグ
リスなどの液体あるいはシリコーンゲルなどのゲル性物
質等になり、巻線の冷却は中空導体中の冷却媒体による
ことになる。従って巻線本体を高効率に冷却でき、しか
も巻線の絶縁も絶縁強度が高くなって高電圧、大容量化
に対応できる。また鉄心をケーシングと分解して搬入す
ることもできる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。図1において、7は中空の絶縁導体で内部には冷
却媒体が充填されている。8は中空絶縁導体7を巻回す
ることにより構成した巻線本体で、筒状のケーシング9
内に収納されている。ケーシング9の中には、絶縁のた
めに絶縁油などの低粘度な液体またはグリスなどの高粘
度な液体あるいはシリコーンゲルなどのゲル性物質等を
一種類以上充填してある。このように構成した巻線の冷
却は次のように行なう。
【0014】まず中空絶縁導体7中で発生した熱は、中
空絶縁導体7に充填されている冷却媒体に移行する。冷
却媒体は導管5により冷却器6に導かれ、冷却器6によ
り冷却される。冷却媒体は導管7の途中に設けたポンプ
10にて強制循環するようにしても良い。
【0015】中空絶縁導体5は、巻線本体全体にわたっ
て中空絶縁導体を用いても良いが、例えば中空絶縁導体
と中実絶縁導体とを並列に巻回し、中実絶縁導体の冷却
は、隣接した中空絶縁導体中の冷却媒体を介して行なう
ようにしても良い。
【0016】また一般に冷却器6やポンプ10は大地電
位にあるため、導管5の一部または全体を絶縁チューブ
とし、冷却媒体には、例えばパーフルオロカーボンなど
の絶縁性液体を用いる。
【0017】絶縁は、ケーシング9の中に封入した絶縁
性に優れた絶縁油やグリスなどの液体あるいはシリコー
ンゲルなどのゲル性物質等によるため、モード変圧器の
適用範囲よりはるかに高い電圧まで適用可能である。
【0018】次にビルや地下の電気室のように厳しい搬
入制限のある場合には、巻線から導管5などを取外すこ
とで、機器をモールド変圧器の場合のように鉄心、巻線
にまで分解して搬入することができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、巻線
本体を筒状のケーシング内に収納し、このケーシング内
に絶縁油などの低粘度な液体またはグリスなどの高粘度
な液体あるいはシリコーンゲルなどのゲル性物質等を一
種類以上充填し、また巻線本体を構成する絶縁導体の一
部またはすべてを中空とし、この中空絶縁導体の内部に
冷却媒体を循環させるようにしたので、絶縁性が良好で
高電圧域に採用でき、冷却性がよいために機器の大容量
化に対処でき、分解搬入にも適した、静止誘導機器用巻
線を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す部分断面図
【図2】従来例を示す断面図
【図3】他の従来例を示す断面図
【図4】図3の巻線に用いられている中空導体を示す断
面図
【図5】図3の巻線の詳細を示す説明図
【符号の説明】
2は鉄心、3は巻線、5は導管、6は冷却器、7は中空
絶縁導体、8は巻線本体、9はケーシング、10はポン
プを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻線本体を筒状のケーシング内に収納
    し、このケーシング内に絶縁油などの低粘度な液体また
    はグリスなどの高粘度な液体あるいはシリコーンゲルな
    どのゲル性物質等を一種類以上充填する一方、前記巻線
    本体を構成する絶縁導体の一部またはすべてを中空と
    し、この中空絶縁導体の内部に冷却媒体を循環させるよ
    うにしたことを特徴とする静止誘導機器用巻線。
  2. 【請求項2】 冷却媒体が絶縁性液体であることを特徴
    とする請求項1記載の静止誘導機器用巻線。
  3. 【請求項3】 冷却媒体をポンプ等の手段により強制循
    環させることを特徴とする請求項1記載の静止誘導機器
    用巻線。
  4. 【請求項4】 巻線本体が並列導体から構成されてお
    り、これら並列導体には、中空絶縁導体と中実絶縁導体
    とが用いられていることを特徴とする請求項1記載の静
    止誘導機器用巻線。
JP28600792A 1992-10-23 1992-10-23 静止誘導機器用巻線 Pending JPH06140258A (ja)

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JP28600792A JPH06140258A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 静止誘導機器用巻線

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JPH06140258A true JPH06140258A (ja) 1994-05-20

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JP28600792A Pending JPH06140258A (ja) 1992-10-23 1992-10-23 静止誘導機器用巻線

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JP (1) JPH06140258A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010101717A (ja) * 2008-10-23 2010-05-06 Tamagawa Seiki Co Ltd 角度検出器
JP2011082387A (ja) * 2009-10-08 2011-04-21 Tokuden Co Ltd 静止型誘導機器
CN112103042A (zh) * 2020-10-23 2020-12-18 国网湖南省电力有限公司 高过载能力油浸式配电变压器

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