JPH0614045Y2 - 気化器のスロ−系燃料供給装置 - Google Patents
気化器のスロ−系燃料供給装置Info
- Publication number
- JPH0614045Y2 JPH0614045Y2 JP1985004088U JP408885U JPH0614045Y2 JP H0614045 Y2 JPH0614045 Y2 JP H0614045Y2 JP 1985004088 U JP1985004088 U JP 1985004088U JP 408885 U JP408885 U JP 408885U JP H0614045 Y2 JPH0614045 Y2 JP H0614045Y2
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- Control Of The Air-Fuel Ratio Of Carburetors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、内燃機関に設けられる気化器のスロー系燃料
供給装置に関する。
供給装置に関する。
従来の技術 従来のこの種のスロー系燃料供給装置を、本考案の一実
施例を示す第1図を用いて説明する。
施例を示す第1図を用いて説明する。
この図示された気化器のスロー系は、シングルブリード
式スロー系と呼ばれるもので、スロージェット43に対
して図の右方からのみエアブリードが行われる。横通路
47のスロージェット43よりも右側部分には分岐通路
31が連通し、この分岐通路31の先端は大ベンチュリ
12に開口してスローエアブリードポート33となって
いる。この構成により、アイドル運転時等の低速運転時
において、スローエアブリードポート33から流入した
空気はスロージェット43に対して右方から導かれて燃
料と混合され、混合気がスローポート30から吐出され
る。一方、高速運転時には、スローエアブリードポート
33から導かれる負圧により、スロー系燃料通路内に燃
料が常時流動することとなって、スロットル弁16を急
にアイドル状態にしてもスローポート30からスムーズ
に燃料が吐出され、いわゆるバックブリード現象を生じ
ることがない。
式スロー系と呼ばれるもので、スロージェット43に対
して図の右方からのみエアブリードが行われる。横通路
47のスロージェット43よりも右側部分には分岐通路
31が連通し、この分岐通路31の先端は大ベンチュリ
12に開口してスローエアブリードポート33となって
いる。この構成により、アイドル運転時等の低速運転時
において、スローエアブリードポート33から流入した
空気はスロージェット43に対して右方から導かれて燃
料と混合され、混合気がスローポート30から吐出され
る。一方、高速運転時には、スローエアブリードポート
33から導かれる負圧により、スロー系燃料通路内に燃
料が常時流動することとなって、スロットル弁16を急
にアイドル状態にしてもスローポート30からスムーズ
に燃料が吐出され、いわゆるバックブリード現象を生じ
ることがない。
なお、後述する本考案に類似する構成を示すものとし
て、実開昭52-129830号および特開昭57-186047号が本出
願前公知である。
て、実開昭52-129830号および特開昭57-186047号が本出
願前公知である。
考案が解決しようとする問題点 上記従来装置において、高温時エンジンを停止させると
気化器の燃料温度が上昇し、これによりスロー系の通路
内にパーコレーションおよびサイフォン現象が発生して
燃料がスローエアブリードポート33、スローポート3
0あるいはアイドルポート32から流出するおそれがあ
る。すなわち、混合気が過濃になってエンジンの再始動
性のあるいはエバポエミッションが悪化するおそれがあ
る。なお、その他の従来技術として、特開昭50−11
6829号公報には、吸気管負圧によって作動する開閉
弁を設け、エンジンの停止時にフロート室内の油面より
も上方のスロー系の燃料通路に大気を導入して、サイフ
ォン現象を防止するものが記載されているが、このシス
テムでは吸気管負圧が高くなる低負荷時に開閉弁による
大気導入が停止されるため、混合気が過濃になって始動
性やアイドル安定性に問題を生じたり、反対に吸気管負
圧が低くなる高負荷時に開閉弁による大気導入が再開さ
れるため、バックブリードが起こって高負荷運転から低
負荷運転への移行が円滑に行われない恐れがある。
気化器の燃料温度が上昇し、これによりスロー系の通路
内にパーコレーションおよびサイフォン現象が発生して
燃料がスローエアブリードポート33、スローポート3
0あるいはアイドルポート32から流出するおそれがあ
る。すなわち、混合気が過濃になってエンジンの再始動
性のあるいはエバポエミッションが悪化するおそれがあ
る。なお、その他の従来技術として、特開昭50−11
6829号公報には、吸気管負圧によって作動する開閉
弁を設け、エンジンの停止時にフロート室内の油面より
も上方のスロー系の燃料通路に大気を導入して、サイフ
ォン現象を防止するものが記載されているが、このシス
テムでは吸気管負圧が高くなる低負荷時に開閉弁による
大気導入が停止されるため、混合気が過濃になって始動
性やアイドル安定性に問題を生じたり、反対に吸気管負
圧が低くなる高負荷時に開閉弁による大気導入が再開さ
れるため、バックブリードが起こって高負荷運転から低
負荷運転への移行が円滑に行われない恐れがある。
本考案は、これらの従来技術の様々な問題点を解決する
ことを目的としている。
ことを目的としている。
問題点を解決するための手段 本考案は、上記問題点を解決するために、スロー系燃料
通路が、フロート室に連通し鉛直方向に延びる縦通路
と、この縦通路の上端と交差してこれに接続し上記フロ
ート室の油面よりも高い位置において水平方向に延びる
横通路と、この横通路に連通するとともにスロットル弁
の近傍に開口するスローポートとを有し、上記横通路
は、吸気通路内の小ベンチュリの下流側に形成された大
ベンチュリ内であって上記フロート室内の油面よりも下
側の位置に開口するスローエアブリードポートに連通
し、上記縦通路と上記横通路との交差部分にスロージェ
ットが設けられ、このスロージェットはそれに設けられ
た小孔を介して上記縦通路を上記スローポート及び上記
スローエアブリードポートに連通させており、上記スロ
ーエアブリードポートから導入された空気は上記スロー
ジェットに導かれて上記縦通路からの燃料と混合し、そ
の混合気が上記スローポートから上記吸気通路内へ吐出
されるように構成されているとともに、上記スロー系燃
料通路のうちフロート室内の油面よりも上方の部分に大
気を導入し得るように、上記吸気通路の小ベンチュリ近
傍かそれよりも上流側の位置に開口する大気通路が、エ
ンジンの停止時と始動時及び吸気管負圧が高い時に開く
弁装置を介して、上記スローエアブリードポートと上記
スロージェットとの間に接続されていることを特徴とす
る気化器のスロー系燃料供給装置を提供する。
通路が、フロート室に連通し鉛直方向に延びる縦通路
と、この縦通路の上端と交差してこれに接続し上記フロ
ート室の油面よりも高い位置において水平方向に延びる
横通路と、この横通路に連通するとともにスロットル弁
の近傍に開口するスローポートとを有し、上記横通路
は、吸気通路内の小ベンチュリの下流側に形成された大
ベンチュリ内であって上記フロート室内の油面よりも下
側の位置に開口するスローエアブリードポートに連通
し、上記縦通路と上記横通路との交差部分にスロージェ
ットが設けられ、このスロージェットはそれに設けられ
た小孔を介して上記縦通路を上記スローポート及び上記
スローエアブリードポートに連通させており、上記スロ
ーエアブリードポートから導入された空気は上記スロー
ジェットに導かれて上記縦通路からの燃料と混合し、そ
の混合気が上記スローポートから上記吸気通路内へ吐出
されるように構成されているとともに、上記スロー系燃
料通路のうちフロート室内の油面よりも上方の部分に大
気を導入し得るように、上記吸気通路の小ベンチュリ近
傍かそれよりも上流側の位置に開口する大気通路が、エ
ンジンの停止時と始動時及び吸気管負圧が高い時に開く
弁装置を介して、上記スローエアブリードポートと上記
スロージェットとの間に接続されていることを特徴とす
る気化器のスロー系燃料供給装置を提供する。
作用 本考案による気化器のスロー系燃料供給装置において
は、大気通路が、エンジンの停止時と始動時及び吸気管
負圧が高い時に開く弁装置を介して、スローエアブリー
ドポートとスロージェットとの間に接続されているた
め、まず、エンジンの停止時には、大気がスローエアブ
リードポートとスロージェットとの間に導入され、スロ
ー系燃料通路のうちフロート室内の油面よりも上方の部
分を大気圧の気相とする。したがって、燃料はこの部分
で遮断され、パーコレーションおよびサイフォン現象に
よって燃料が吸気通路内へ流出することが防止される。
このようにエンジンの停止中に吸気通路に燃料が溢れる
ことがないから、エンジンの再始動も円滑に行われ、ア
イドル安定性が損なわれることもない。
は、大気通路が、エンジンの停止時と始動時及び吸気管
負圧が高い時に開く弁装置を介して、スローエアブリー
ドポートとスロージェットとの間に接続されているた
め、まず、エンジンの停止時には、大気がスローエアブ
リードポートとスロージェットとの間に導入され、スロ
ー系燃料通路のうちフロート室内の油面よりも上方の部
分を大気圧の気相とする。したがって、燃料はこの部分
で遮断され、パーコレーションおよびサイフォン現象に
よって燃料が吸気通路内へ流出することが防止される。
このようにエンジンの停止中に吸気通路に燃料が溢れる
ことがないから、エンジンの再始動も円滑に行われ、ア
イドル安定性が損なわれることもない。
本考案による気化器のスロー系燃料供給装置において
は、更に、始動時及びアイドルとか低負荷時のように吸
気管負圧が高い時にも、大気がスローエアブリードポー
トとスロージェットとの間に導入されるので、スロー系
のエアブリードは、この空気とスローエアブリードポー
トから導入される空気の両方で行われ、多量の空気をス
ロー系の燃料に混合させることが可能になる。しかも、
これらの空気は、いずれもスロージェットを経由してス
ローポートへ導かれるので、どちらの空気も吸気管負圧
によって直接吸気管内へ吸入されることはなく、スロー
ジェットにおいて空気に見合う燃料が吸い出され、燃料
に対して空気が過剰になることもない。このため、適度
に計量された空気が充分にスロー系の燃料通路に供給さ
れ、空燃比が過濃になることが防止されて、これも始動
性やアイドル安定性の向上に寄与する。
は、更に、始動時及びアイドルとか低負荷時のように吸
気管負圧が高い時にも、大気がスローエアブリードポー
トとスロージェットとの間に導入されるので、スロー系
のエアブリードは、この空気とスローエアブリードポー
トから導入される空気の両方で行われ、多量の空気をス
ロー系の燃料に混合させることが可能になる。しかも、
これらの空気は、いずれもスロージェットを経由してス
ローポートへ導かれるので、どちらの空気も吸気管負圧
によって直接吸気管内へ吸入されることはなく、スロー
ジェットにおいて空気に見合う燃料が吸い出され、燃料
に対して空気が過剰になることもない。このため、適度
に計量された空気が充分にスロー系の燃料通路に供給さ
れ、空燃比が過濃になることが防止されて、これも始動
性やアイドル安定性の向上に寄与する。
高負荷時において、スロットル弁の開度が大きくなる
と、スローポートからスロージェットに作用する吸気負
圧が小さくなる。この時に大気通路を開いたままにして
おくと、縦通路内の燃料が自重によってフロート室に戻
ろうとする力と、吸気負圧によって燃料をスローポート
の方へ引く力が釣り合う状態で、スロー系燃料通路のう
ちフロート室内の油面よりも上方の部分が空気によって
満たされ、更にこの部分からスローポートまでの通路に
燃料が全くなくなるおそれがある。この状態で低負荷運
転に移行すると、本来低負荷時に燃料を供給すべきスロ
ーポートからすぐに燃料が供給されず、運転状態が円滑
さを欠くことになる。本考案の気化器のスロー系燃料供
給装置においては、このような高負荷時に大気通路を閉
じるので、高負荷時に増大するスローエアブリードポー
トからの吸気負圧により吸い上げ力で縦通路内の燃料油
面の低下が防止され、高負荷状態から低負荷状態への移
行が円滑に行われる。
と、スローポートからスロージェットに作用する吸気負
圧が小さくなる。この時に大気通路を開いたままにして
おくと、縦通路内の燃料が自重によってフロート室に戻
ろうとする力と、吸気負圧によって燃料をスローポート
の方へ引く力が釣り合う状態で、スロー系燃料通路のう
ちフロート室内の油面よりも上方の部分が空気によって
満たされ、更にこの部分からスローポートまでの通路に
燃料が全くなくなるおそれがある。この状態で低負荷運
転に移行すると、本来低負荷時に燃料を供給すべきスロ
ーポートからすぐに燃料が供給されず、運転状態が円滑
さを欠くことになる。本考案の気化器のスロー系燃料供
給装置においては、このような高負荷時に大気通路を閉
じるので、高負荷時に増大するスローエアブリードポー
トからの吸気負圧により吸い上げ力で縦通路内の燃料油
面の低下が防止され、高負荷状態から低負荷状態への移
行が円滑に行われる。
実施例 以下図示実施例により本考案を説明する。
第1図において10は気化器の本体でありその内部の大
ベンチュリ12の内上方に小ベンチュリ14が在り、小
ベンチュリ14の下流にスロットル弁16が位置する。
小ベンチュリ14にメインノズル18が設けられ、メイ
ン燃料通路20が介しフロート室22に連通する。
ベンチュリ12の内上方に小ベンチュリ14が在り、小
ベンチュリ14の下流にスロットル弁16が位置する。
小ベンチュリ14にメインノズル18が設けられ、メイ
ン燃料通路20が介しフロート室22に連通する。
アイドル位置のスロットル弁16の近くにスローポート
30が設けられ、その下流にアイドルポート32が位置
し、アイドルポート32はアイドル調節ねじ34を介し
てスローポート30に連通する。
30が設けられ、その下流にアイドルポート32が位置
し、アイドルポート32はアイドル調節ねじ34を介し
てスローポート30に連通する。
スロー系燃料通路は、フロート室22に連通し鉛直上方
に延びる第1の縦通路39と、この第1の縦通路39の
上端に接続し水平方向に延びる横通路47と、この横通
路47の左端部に接続し鉛直下方に延びる第2の縦通路
38とを有し、第2の縦通路38の下端に上記スローポ
ート30が設けられる。スロージェット43は第1の縦
通路39に設けられ、その絞り部をこの第1の縦通路3
9と横通路47との接続部分に位置させる。
に延びる第1の縦通路39と、この第1の縦通路39の
上端に接続し水平方向に延びる横通路47と、この横通
路47の左端部に接続し鉛直下方に延びる第2の縦通路
38とを有し、第2の縦通路38の下端に上記スローポ
ート30が設けられる。スロージェット43は第1の縦
通路39に設けられ、その絞り部をこの第1の縦通路3
9と横通路47との接続部分に位置させる。
エアブリード手段は、横通路47の途中であってスロー
ジェット43の右方に設けられ、スローエアブリードジ
ェット42とアイドルエアブリードジェット44とから
成る。スローエアブリードジェット42は、横通路47
のスロージェット43よりも右側部分に連通する分岐通
路31に形成され、この分岐通路31は大ベンチュリ1
2に開口するスローエアブリードポート33を有する。
アイドルエアブリードジェット44は、横通路47の分
岐通路31との接続部分よりも図の右方に形成され、横
通路47の右端部に設けられた三方切替弁70および開
閉弁48を介して大気が導入可能である。
ジェット43の右方に設けられ、スローエアブリードジ
ェット42とアイドルエアブリードジェット44とから
成る。スローエアブリードジェット42は、横通路47
のスロージェット43よりも右側部分に連通する分岐通
路31に形成され、この分岐通路31は大ベンチュリ1
2に開口するスローエアブリードポート33を有する。
アイドルエアブリードジェット44は、横通路47の分
岐通路31との接続部分よりも図の右方に形成され、横
通路47の右端部に設けられた三方切替弁70および開
閉弁48を介して大気が導入可能である。
開閉弁48はエンジンがアイドル時か否かに応じて開閉
作動する負圧作動式でダイヤフラム481を有し、ダイ
ヤフラム481は弁体482に連結される。弁体482
は三方切替弁70を介して通路47に連通可能な室48
3と、吸気通路の小ベンチュリ14近傍かそれよりも上
流側に接続された大気通路50に連通した室484との
導通をダイヤフラム481の下方の室485の圧力に応
じ制御する。尚ばね486は弁体482が室483と室
484とを遮断するような力、すなわち弁体482が上
昇するような力をダイヤフラム481に付与する。室4
85は通路62を介してスロットル弁16のアイドル位
置の少し下流のアイドルセンシングポート64に連通す
る。
作動する負圧作動式でダイヤフラム481を有し、ダイ
ヤフラム481は弁体482に連結される。弁体482
は三方切替弁70を介して通路47に連通可能な室48
3と、吸気通路の小ベンチュリ14近傍かそれよりも上
流側に接続された大気通路50に連通した室484との
導通をダイヤフラム481の下方の室485の圧力に応
じ制御する。尚ばね486は弁体482が室483と室
484とを遮断するような力、すなわち弁体482が上
昇するような力をダイヤフラム481に付与する。室4
85は通路62を介してスロットル弁16のアイドル位
置の少し下流のアイドルセンシングポート64に連通す
る。
三方切替弁70は、横通路47を開閉弁48の室483
または大気通路50に選択的に連通させ、ソレノイド7
2により切替制御される。ソレノイド72は、制御部7
4がエンジンが完爆したか否かを示す信号を出力するこ
とにより消励磁され、完爆信号により励磁されて、三方
弁70を通路47と室483とを連通させる側に切替え
る。制御部74は、吸気管負圧またはエンジン回転数等
により完爆したか否かを判別し、完爆信号を出力する。
図示されたように、三方切替弁70は、スロー系燃料通
路の、フロート室の油面よりも高い部分を、小ベンチュ
リ14近傍かそれより上流側の部分に連通させ、もしく
はこの部分から遮断する。
または大気通路50に選択的に連通させ、ソレノイド7
2により切替制御される。ソレノイド72は、制御部7
4がエンジンが完爆したか否かを示す信号を出力するこ
とにより消励磁され、完爆信号により励磁されて、三方
弁70を通路47と室483とを連通させる側に切替え
る。制御部74は、吸気管負圧またはエンジン回転数等
により完爆したか否かを判別し、完爆信号を出力する。
図示されたように、三方切替弁70は、スロー系燃料通
路の、フロート室の油面よりも高い部分を、小ベンチュ
リ14近傍かそれより上流側の部分に連通させ、もしく
はこの部分から遮断する。
次に、上記構成を有する本実施例装置の作動を説明す
る。
る。
エンジン停止時、三方切替弁70は横通路47を大気通
路50に連通させ、開閉弁48は閉塞状態にある。ここ
でクランキングを行い、エンジンが完爆すると、制御部
74を介してソレノイド72が励磁され、三方切替弁7
0を横通路47を開閉弁48の室483に連通させる。
しかしてアイドル運転時、アイドルセンシングポート6
4はスロットル弁16の下流側にあってその近傍に発生
した負圧が室485に導かれ、これにより弁体482は
下方に吸引されて通路を開放する。したがって小ベンチ
ュリ14近傍かそれより上流側の大気は、大気通路5
0、開閉弁48、三方切替弁70および横通路47を通
ってアイドルエアブリードジェット44に導かれ、また
スローエアブリードポート33から流入する大気は分岐
通路31のスローエアブリードジェット42に導かれ
る。しかしてこれら両方のジェット42,44を介して
エアブリードが行なわれる。スロットル弁16の開度が
大きくなり、その端部がアイドルセンシングポート64
の下流側にくると室485内が大気圧になるので弁体4
82は上昇して通路を閉塞する。したがってアイドルエ
アブリードジェット44を介するエアブリードは停止す
る。
路50に連通させ、開閉弁48は閉塞状態にある。ここ
でクランキングを行い、エンジンが完爆すると、制御部
74を介してソレノイド72が励磁され、三方切替弁7
0を横通路47を開閉弁48の室483に連通させる。
しかしてアイドル運転時、アイドルセンシングポート6
4はスロットル弁16の下流側にあってその近傍に発生
した負圧が室485に導かれ、これにより弁体482は
下方に吸引されて通路を開放する。したがって小ベンチ
ュリ14近傍かそれより上流側の大気は、大気通路5
0、開閉弁48、三方切替弁70および横通路47を通
ってアイドルエアブリードジェット44に導かれ、また
スローエアブリードポート33から流入する大気は分岐
通路31のスローエアブリードジェット42に導かれ
る。しかしてこれら両方のジェット42,44を介して
エアブリードが行なわれる。スロットル弁16の開度が
大きくなり、その端部がアイドルセンシングポート64
の下流側にくると室485内が大気圧になるので弁体4
82は上昇して通路を閉塞する。したがってアイドルエ
アブリードジェット44を介するエアブリードは停止す
る。
エンジンを停止させると、三方切替弁70は横通路47
を大気通路50に連通させ、スロー系燃料通路内に吸気
通路の小ベンチュリ14近傍かそれより上流側の大気を
導く。したがって、高温状態であって、気化器内の燃料
が一部ベーパー化してパーコレーションが発生しても、
横通路47内には大気が充満するので、サイフォン現象
によってスローエアブリードポート33、スローポート
30およびアイドルポート32等から燃料が吸気通路内
に流出することはない。
を大気通路50に連通させ、スロー系燃料通路内に吸気
通路の小ベンチュリ14近傍かそれより上流側の大気を
導く。したがって、高温状態であって、気化器内の燃料
が一部ベーパー化してパーコレーションが発生しても、
横通路47内には大気が充満するので、サイフォン現象
によってスローエアブリードポート33、スローポート
30およびアイドルポート32等から燃料が吸気通路内
に流出することはない。
次にエンジンを再始動させるためにクランキングを行う
と、このクランキングの間、三方切替弁70は横通路4
7を大気通路50に連通させている。したがって、スロ
ーエアブリードジェット42およびアイドルエアブリー
ドジェット44の双方を介してエアブリード行われ、混
合気の空燃比が過濃になるのが防止されて、再始動がス
ムーズに行われる。
と、このクランキングの間、三方切替弁70は横通路4
7を大気通路50に連通させている。したがって、スロ
ーエアブリードジェット42およびアイドルエアブリー
ドジェット44の双方を介してエアブリード行われ、混
合気の空燃比が過濃になるのが防止されて、再始動がス
ムーズに行われる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、高温時にエンジンを停止
させても、スローエアブリードポート、スローポートお
よびアイドルポート等から燃料が流出するおそれがなく
なり、混合気が過濃になることが防止されてエンジンの
再始動性が向上するとともにエバポエミッションが改良
される。
させても、スローエアブリードポート、スローポートお
よびアイドルポート等から燃料が流出するおそれがなく
なり、混合気が過濃になることが防止されてエンジンの
再始動性が向上するとともにエバポエミッションが改良
される。
また、始動時や低負荷時にも、大気がスローエアブリー
ドポートとスロージェットとの間に導入され、スロー系
のエアブリードは、この空気とスローエアブリードポー
トから導入される空気の両方で行われるので、空燃比が
過濃になることが防止されて、始動性やアイドル安定性
が向上する。
ドポートとスロージェットとの間に導入され、スロー系
のエアブリードは、この空気とスローエアブリードポー
トから導入される空気の両方で行われるので、空燃比が
過濃になることが防止されて、始動性やアイドル安定性
が向上する。
しかも高負荷時には、大気通路を閉じて本来のスローエ
アブリードの状態に戻すので、スロー系の燃料の途絶を
起こす恐れがなく、高負荷状態から低負荷状態への移行
が円滑に行われる等、エンジンのあらゆる状態に敵した
スロー系燃料の制御が行われる。
アブリードの状態に戻すので、スロー系の燃料の途絶を
起こす恐れがなく、高負荷状態から低負荷状態への移行
が円滑に行われる等、エンジンのあらゆる状態に敵した
スロー系燃料の制御が行われる。
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。 12……大ベンチュリ、14……小ベンチュリ、16…
…スロットル弁、22……フロート室、30……スロー
ポート、33……スローエアブリードポート、39……
縦通路、43……スロージェット、47……横通路、4
8……開閉弁、50……大気通路、70……切替弁。
…スロットル弁、22……フロート室、30……スロー
ポート、33……スローエアブリードポート、39……
縦通路、43……スロージェット、47……横通路、4
8……開閉弁、50……大気通路、70……切替弁。
Claims (1)
- 【請求項1】スロー系燃料通路が、フロート室に連通し
鉛直方向に延びる縦通路と、この縦通路の上端と交差し
てこれに接続し上記フロート室の油面よりも高い位置に
おいて水平方向に延びる横通路と、この横通路に連通す
るとともにスロットル弁の近傍に開口するスローポート
とを有し、上記横通路は、吸気通路内の小ベンチュリの
下流側に形成された大ベンチュリ内であって上記フロー
ト室内の油面よりも下側の位置に開口するスローエアブ
リードポートに連通し、上記縦通路と上記横通路との交
差部分にスロージェットが設けられ、このスロージェッ
トはそれに設けられた小孔を介して上記縦通路を上記ス
ローポート及び上記スローエアブリードポートに連通さ
せており、上記スローエアブリードポートから導入され
た空気は上記スロージェットに導かれて上記縦通路から
の燃料と混合し、その混合気が上記スローポートから上
記吸気通路内へ吐出されるように構成されているととも
に、上記スロー系燃料通路のうちフロート室内の油面よ
りも上方の部分に、大気を導入し得るように、上記吸気
通路の小ベンチュリ近傍かそれよりも上流側の位置に開
口する大気通路が、エンジンの停止時と始動時及び吸気
管負圧が高い時に開く弁装置を介して、上記スローエア
ブリードポートと上記スロージェットとの間に接続され
ていることを特徴とする気化器のスロー系燃料供給装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985004088U JPH0614045Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 気化器のスロ−系燃料供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985004088U JPH0614045Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 気化器のスロ−系燃料供給装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61122355U JPS61122355U (ja) | 1986-08-01 |
| JPH0614045Y2 true JPH0614045Y2 (ja) | 1994-04-13 |
Family
ID=30479321
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985004088U Expired - Lifetime JPH0614045Y2 (ja) | 1985-01-18 | 1985-01-18 | 気化器のスロ−系燃料供給装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614045Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50116829A (ja) * | 1974-02-27 | 1975-09-12 |
-
1985
- 1985-01-18 JP JP1985004088U patent/JPH0614045Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61122355U (ja) | 1986-08-01 |
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