JPH06140648A - 太陽電池及びその製造方法 - Google Patents
太陽電池及びその製造方法Info
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- JPH06140648A JPH06140648A JP4284737A JP28473792A JPH06140648A JP H06140648 A JPH06140648 A JP H06140648A JP 4284737 A JP4284737 A JP 4284737A JP 28473792 A JP28473792 A JP 28473792A JP H06140648 A JPH06140648 A JP H06140648A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、欠陥に起因するシャントやショー
トを修復した、特性が高く信頼性の良好な太陽電池と量
産性の高いその製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の太陽電池は、導電性基体上に少なく
とも1つの接合を有する半導体層と電極とを積層してな
る太陽電池において、低抵抗の欠陥部分が選択的に電着
樹脂により絶縁被覆され、シャント抵抗を1×103Ω
cm2以上としたことを特徴とする。本発明の太陽電池
製造方法は、前記半導体層を形成後、欠陥部分に選択的
に電着樹脂膜を形成し、その後、前記電極を形成する、
または前記半導体層、前記電極を順次形成後、欠陥部分
に選択的に電着樹脂膜を形成することを特徴とする。
トを修復した、特性が高く信頼性の良好な太陽電池と量
産性の高いその製造方法を提供することを目的とする。 【構成】 本発明の太陽電池は、導電性基体上に少なく
とも1つの接合を有する半導体層と電極とを積層してな
る太陽電池において、低抵抗の欠陥部分が選択的に電着
樹脂により絶縁被覆され、シャント抵抗を1×103Ω
cm2以上としたことを特徴とする。本発明の太陽電池
製造方法は、前記半導体層を形成後、欠陥部分に選択的
に電着樹脂膜を形成し、その後、前記電極を形成する、
または前記半導体層、前記電極を順次形成後、欠陥部分
に選択的に電着樹脂膜を形成することを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信頼性の高い太陽電池
及びその製造方法に係わる。より詳しくは、太陽電池の
製造工程で発生する、ショートやシャントが修復され、
初期特性が高く、且つ信頼性の高い太陽電池及びその製
造方法に関する。
及びその製造方法に係わる。より詳しくは、太陽電池の
製造工程で発生する、ショートやシャントが修復され、
初期特性が高く、且つ信頼性の高い太陽電池及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】太陽光を電気エネルギーに変換する光電
変換素子である太陽電池は、電卓、腕時計など民生機器
用の電源として広く応用されており、また、石油、石炭
などのいわゆる化石燃料の代替用電力として実用化可能
な技術として注目されている。
変換素子である太陽電池は、電卓、腕時計など民生機器
用の電源として広く応用されており、また、石油、石炭
などのいわゆる化石燃料の代替用電力として実用化可能
な技術として注目されている。
【0003】太陽電池は半導体のpn接合部に発生する
拡散電位を利用した技術であり、シリコンなどの半導体
が太陽光を吸収し、電子と正孔の光キャリヤーが生成
し、該光キャリヤーをpn接合部の拡散電位により生じ
た内部電界でドリフトさせ、外部に取り出すものであ
る。
拡散電位を利用した技術であり、シリコンなどの半導体
が太陽光を吸収し、電子と正孔の光キャリヤーが生成
し、該光キャリヤーをpn接合部の拡散電位により生じ
た内部電界でドリフトさせ、外部に取り出すものであ
る。
【0004】太陽電池の製造方法は、ほぼ、半導体素子
製造に用いられる真空プロセスにより行われる。具体的
には、CZ法などの結晶成長法によりp型、あるいはn
型に価電子制御したシリコンの単結晶を作製し、該単結
晶をスライスして約300μmの厚みのシリコンウエハ
ーを作る。さらに前記ウエハーの導電型と反対の導電型
となるように価電子制御剤を拡散などの適当な手段によ
り、異種の導電型の層を形成することでpn接合を作る
ものである。
製造に用いられる真空プロセスにより行われる。具体的
には、CZ法などの結晶成長法によりp型、あるいはn
型に価電子制御したシリコンの単結晶を作製し、該単結
晶をスライスして約300μmの厚みのシリコンウエハ
ーを作る。さらに前記ウエハーの導電型と反対の導電型
となるように価電子制御剤を拡散などの適当な手段によ
り、異種の導電型の層を形成することでpn接合を作る
ものである。
【0005】ところで、このような太陽電池の製造方法
は半導体製造の真空プロセスを用いるため、生産コスト
は高く既存の発電方法に比べて割高になってしまうとい
う問題がある。
は半導体製造の真空プロセスを用いるため、生産コスト
は高く既存の発電方法に比べて割高になってしまうとい
う問題がある。
【0006】このような事情から太陽電池の電力用とし
ての実用化を進めるに当たって、低コスト化が重要な技
術的課題であり、様々な検討がなされており、コストの
安い材料、変換効率の高い材料などの材料の探求が行な
われている。このような太陽電池の材料としては、アモ
ルファスシリコン、アモルファスシリコンゲルマニウ
ム、アモルファスシリコンカーバイドなどのテトラヘド
ラル系のアモルファス半導体や、CdS,Cu2Sなど
のII−IV族やGaAs,GaAlAsなどのIII
−V族の化合物半導体等が挙げられる。とりわけ、アモ
ルファス半導体等を用いた薄膜太陽電池は、単結晶太陽
電池に比較して大面積の膜が作製できることや、膜厚が
薄くて済むこと、任意の基板材料に堆積できることなど
の長所があり有望視されている。
ての実用化を進めるに当たって、低コスト化が重要な技
術的課題であり、様々な検討がなされており、コストの
安い材料、変換効率の高い材料などの材料の探求が行な
われている。このような太陽電池の材料としては、アモ
ルファスシリコン、アモルファスシリコンゲルマニウ
ム、アモルファスシリコンカーバイドなどのテトラヘド
ラル系のアモルファス半導体や、CdS,Cu2Sなど
のII−IV族やGaAs,GaAlAsなどのIII
−V族の化合物半導体等が挙げられる。とりわけ、アモ
ルファス半導体等を用いた薄膜太陽電池は、単結晶太陽
電池に比較して大面積の膜が作製できることや、膜厚が
薄くて済むこと、任意の基板材料に堆積できることなど
の長所があり有望視されている。
【0007】アモルファスシリコン太陽電池の構造は、
例えば、基板と反対側から光入射する場合は、基板上に
下部電極を設け、その上に薄膜のp層、i層、n層から
なる半導体接合を積層し、さらに、上部電極を設ける構
造となっている。さらに、集電の為グリッド電極やバス
バーが設けられる。
例えば、基板と反対側から光入射する場合は、基板上に
下部電極を設け、その上に薄膜のp層、i層、n層から
なる半導体接合を積層し、さらに、上部電極を設ける構
造となっている。さらに、集電の為グリッド電極やバス
バーが設けられる。
【0008】また、アモルファスシリコンは結晶シリコ
ンや多結晶シリコンに比較して膜質が劣るため変換効率
が低いという欠点があるが、この問題を解決するために
半導体接合を2以上の直列に積層するいわゆるタンデム
セルも検討されている。
ンや多結晶シリコンに比較して膜質が劣るため変換効率
が低いという欠点があるが、この問題を解決するために
半導体接合を2以上の直列に積層するいわゆるタンデム
セルも検討されている。
【0009】ところで、前述した太陽電池を例えば一般
家庭の電力供給用として用いる場合には約3KWの出力
が必要となる。変換効率10%の太陽電池を用いた場合
では30m2と大面積の太陽電池が必要とされる。しか
しながら、 太陽電池の製造工程上、大面積にわたって
欠陥のない太陽電池を作製することは困難であり、例え
ば多結晶では粒界部分に低抵抗な部分が生じてしまった
り、アモルファスシリコンのような薄膜太陽電池におい
ては、半導体層の成膜時にダストの影響などによりピン
ホールや欠陥が生じ、シャントやショートの原因とな
る。そして、これらのシャントやショートは変換効率を
著しく低下させることが知られている。
家庭の電力供給用として用いる場合には約3KWの出力
が必要となる。変換効率10%の太陽電池を用いた場合
では30m2と大面積の太陽電池が必要とされる。しか
しながら、 太陽電池の製造工程上、大面積にわたって
欠陥のない太陽電池を作製することは困難であり、例え
ば多結晶では粒界部分に低抵抗な部分が生じてしまった
り、アモルファスシリコンのような薄膜太陽電池におい
ては、半導体層の成膜時にダストの影響などによりピン
ホールや欠陥が生じ、シャントやショートの原因とな
る。そして、これらのシャントやショートは変換効率を
著しく低下させることが知られている。
【0010】ピンホールや欠陥ができる原因とその影響
についてさらに詳しく述べると、例えばステンレス基板
上に堆積したアモルファスシリコン太陽電池の場合で
は、基板表面は完全に平滑な面とは言えず傷やへこみ、
あるいはスパイク状の突起が存在することや、基板上に
光を乱反射する目的で凹凸のあるバックリフレクターを
設けたりするため、p、n層のように数100Åの厚み
の薄膜の半導体層がこのような表面を完全にカバー出来
無いことや、あるいは別の原因として成膜時のごみなど
によりピンホールが生じることなどが挙げられる。太陽
電池の下部電極と上部電極との間の半導体が、ピンホー
ルにより失われていて下部電極と上部電極とが直接接触
したり、基板のスパイク状欠陥が上部電極と接触した
り、半導体層が完全に失われないまでも低抵抗なシャン
トまたはショートとなっている場合には、光によって発
生した電流が上部電極を平行に流れて前記シャントまた
はショート部の低抵抗部分に流れ込むこととなり発生し
た電流を損失することが起こる。このような電流損失が
あると太陽電池の開放電圧が下がることとなる。とりわ
け、光強度が低い場合に太陽電池を使用した場合は光に
よって発生する電流とシャントによるリーク電流との大
きさがあまり変わらないため、顕著に開放電圧が下がる
ことになる。
についてさらに詳しく述べると、例えばステンレス基板
上に堆積したアモルファスシリコン太陽電池の場合で
は、基板表面は完全に平滑な面とは言えず傷やへこみ、
あるいはスパイク状の突起が存在することや、基板上に
光を乱反射する目的で凹凸のあるバックリフレクターを
設けたりするため、p、n層のように数100Åの厚み
の薄膜の半導体層がこのような表面を完全にカバー出来
無いことや、あるいは別の原因として成膜時のごみなど
によりピンホールが生じることなどが挙げられる。太陽
電池の下部電極と上部電極との間の半導体が、ピンホー
ルにより失われていて下部電極と上部電極とが直接接触
したり、基板のスパイク状欠陥が上部電極と接触した
り、半導体層が完全に失われないまでも低抵抗なシャン
トまたはショートとなっている場合には、光によって発
生した電流が上部電極を平行に流れて前記シャントまた
はショート部の低抵抗部分に流れ込むこととなり発生し
た電流を損失することが起こる。このような電流損失が
あると太陽電池の開放電圧が下がることとなる。とりわ
け、光強度が低い場合に太陽電池を使用した場合は光に
よって発生する電流とシャントによるリーク電流との大
きさがあまり変わらないため、顕著に開放電圧が下がる
ことになる。
【0011】アモルファスシリコン太陽電池においては
一般的に半導体自体のシート抵抗は高いため半導体全面
にわたる透明な上部電極を必要とし、通常は、Sn
O2、ITO(In2O3+SnO2)のような導電性の反
射防止膜を設ける。このため微少な 欠陥に於いても該
欠陥に流れ込む電流はかなり大きなものとなる。さら
に、欠陥の位置がグリッド電極やバスバーから離れてい
る場合には、欠陥部分に流れ込むときの抵抗が大きいた
め電流損失は比較的少ないが逆に、欠陥部分がグリッド
電極やバスバーの下にあるときは欠陥により損失する電
流はより大きなものとなる。一方、ピンホール状の欠陥
による欠陥部分では、半導体層で発生した電荷が該欠陥
部分にリークするばかりではなく、水分との相互作用に
よりイオン性の物質が生成するので、太陽電池の使用時
に、使用時間の経過と共に次第に該欠陥部分の電気抵抗
が低下し、変換効率などの特性が劣化する現象が見られ
る。
一般的に半導体自体のシート抵抗は高いため半導体全面
にわたる透明な上部電極を必要とし、通常は、Sn
O2、ITO(In2O3+SnO2)のような導電性の反
射防止膜を設ける。このため微少な 欠陥に於いても該
欠陥に流れ込む電流はかなり大きなものとなる。さら
に、欠陥の位置がグリッド電極やバスバーから離れてい
る場合には、欠陥部分に流れ込むときの抵抗が大きいた
め電流損失は比較的少ないが逆に、欠陥部分がグリッド
電極やバスバーの下にあるときは欠陥により損失する電
流はより大きなものとなる。一方、ピンホール状の欠陥
による欠陥部分では、半導体層で発生した電荷が該欠陥
部分にリークするばかりではなく、水分との相互作用に
よりイオン性の物質が生成するので、太陽電池の使用時
に、使用時間の経過と共に次第に該欠陥部分の電気抵抗
が低下し、変換効率などの特性が劣化する現象が見られ
る。
【0012】以上のようにショートやシャントが生じて
いる場合にはその場所の上部電極を除去するかまたは絶
縁化することにより電流損失が小さくなる。シャントま
たはショート部の上部電極を選択的に除去する方法とし
て、例えば、米国特許4,729,970号公報に開示
されるいわゆるパッシベーション法が用いられる。前記
方法は、AlCl3,ZnCl2,SnCl4,SnC
l2,TiCl4等のルイス酸の溶液 中に太陽電池と対
向電極とを浸漬し、電圧を印加して前記透明導電性酸化
物電極の化学量論比を変えることによって高抵抗にする
方法である。しかしながら、以上のように上部電極を高
抵抗化した場合でもグリッドを設けたときにシャント部
にグリッド電極が形成されると再びショートが生じてし
まう問題がある。このような問題の対策としては、欠陥
部分のみを選択的に絶縁性材料又は、実質的にシャント
またはショートを防ぐために充分な高抵抗を有する材料
で覆うことにより、透明電極やグリッド電極あるいはバ
スバーとの接触抵抗を高めることが変換効率減少を防ぐ
有効な手段である。
いる場合にはその場所の上部電極を除去するかまたは絶
縁化することにより電流損失が小さくなる。シャントま
たはショート部の上部電極を選択的に除去する方法とし
て、例えば、米国特許4,729,970号公報に開示
されるいわゆるパッシベーション法が用いられる。前記
方法は、AlCl3,ZnCl2,SnCl4,SnC
l2,TiCl4等のルイス酸の溶液 中に太陽電池と対
向電極とを浸漬し、電圧を印加して前記透明導電性酸化
物電極の化学量論比を変えることによって高抵抗にする
方法である。しかしながら、以上のように上部電極を高
抵抗化した場合でもグリッドを設けたときにシャント部
にグリッド電極が形成されると再びショートが生じてし
まう問題がある。このような問題の対策としては、欠陥
部分のみを選択的に絶縁性材料又は、実質的にシャント
またはショートを防ぐために充分な高抵抗を有する材料
で覆うことにより、透明電極やグリッド電極あるいはバ
スバーとの接触抵抗を高めることが変換効率減少を防ぐ
有効な手段である。
【0013】太陽電池の欠陥部分のみを選択的に絶縁す
る方法としては、米国特許第4,197,141号公報
に開示されるように、多結晶太陽電池を電解質溶液中に
浸漬し、電界を印加して、多結晶の結晶粒界や、格子不
整合に基づく欠陥部を酸化したり、あるいは、欠陥部に
絶縁物を堆積したりあるいは欠陥部をエッチングする方
法がある。該発明によれば絶縁物を選択的に堆積すると
いう概念はあるが、アルミニウム、クロム、銅などの金
属の酸化物を堆積するという内容であり、有機高分子材
料の堆積については述べられていない。また、開示され
た実施例は、ガリウム砒素太陽電池の欠陥部を陽極酸化
するという例であり、シリコン太陽電池などについて同
様の技術が利用できるかどうかは開示されていない。こ
れに対し、米国特許第4451970号公報に開示され
るように、太陽電池の欠陥部を検出器によって検知し、
その後、検出された欠陥部に絶縁材料をアプリケータで
塗布する方法がある。
る方法としては、米国特許第4,197,141号公報
に開示されるように、多結晶太陽電池を電解質溶液中に
浸漬し、電界を印加して、多結晶の結晶粒界や、格子不
整合に基づく欠陥部を酸化したり、あるいは、欠陥部に
絶縁物を堆積したりあるいは欠陥部をエッチングする方
法がある。該発明によれば絶縁物を選択的に堆積すると
いう概念はあるが、アルミニウム、クロム、銅などの金
属の酸化物を堆積するという内容であり、有機高分子材
料の堆積については述べられていない。また、開示され
た実施例は、ガリウム砒素太陽電池の欠陥部を陽極酸化
するという例であり、シリコン太陽電池などについて同
様の技術が利用できるかどうかは開示されていない。こ
れに対し、米国特許第4451970号公報に開示され
るように、太陽電池の欠陥部を検出器によって検知し、
その後、検出された欠陥部に絶縁材料をアプリケータで
塗布する方法がある。
【0014】しかしながら、上述の方法では、欠陥部の
検出器とアプリケータとはともにかなり大きな装置とな
ってしまい、実際の欠陥の大きさよりも大きい範囲でし
か検出できず、また絶縁化も不要な部分まで行われ、か
つ、高く盛り上がってしまうためグリッド電極が印刷で
きないという問題がある。また、基板もしくはアプリケ
ーターを掃引する必要があり、処理速度が遅いという問
題があった。
検出器とアプリケータとはともにかなり大きな装置とな
ってしまい、実際の欠陥の大きさよりも大きい範囲でし
か検出できず、また絶縁化も不要な部分まで行われ、か
つ、高く盛り上がってしまうためグリッド電極が印刷で
きないという問題がある。また、基板もしくはアプリケ
ーターを掃引する必要があり、処理速度が遅いという問
題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は太陽電
池に於る上述した問題を解決して、特性の良好な太陽電
池の構造を提供することである。
池に於る上述した問題を解決して、特性の良好な太陽電
池の構造を提供することである。
【0016】本発明の他の目的は量産性が良く、信頼性
の高い太陽電池の製造方法を提供することである。
の高い太陽電池の製造方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本発明の太陽電池は、導電性基体上に少なくと
も1つの接合を有する半導体層と電極とを積層してなる
太陽電池において、低抵抗の欠陥部分が選択的に電着樹
脂により絶縁被覆され、シャント抵抗を1×103Ωc
m2以上としたことを特徴とする。
ために、本発明の太陽電池は、導電性基体上に少なくと
も1つの接合を有する半導体層と電極とを積層してなる
太陽電池において、低抵抗の欠陥部分が選択的に電着樹
脂により絶縁被覆され、シャント抵抗を1×103Ωc
m2以上としたことを特徴とする。
【0018】前記電着樹脂は、前記電極上または前記電
極と前記半導体層の間に設けられていることを特徴と
し、または前記欠陥部分の電極が選択的に除去され、除
去された部分が系電着樹脂により被覆されていることを
特徴とする。
極と前記半導体層の間に設けられていることを特徴と
し、または前記欠陥部分の電極が選択的に除去され、除
去された部分が系電着樹脂により被覆されていることを
特徴とする。
【0019】前記電着樹脂の大きさは、欠陥部分の大き
さの10倍以下であることが好ましい。
さの10倍以下であることが好ましい。
【0020】本発明の太陽電池の製造方法は、導電性基
体上に少なくとも1つの接合を有する半導体層と電極と
を積層してなる太陽電池の製造方法において、前記半導
体層を形成後、欠陥部分に選択的に電着樹脂膜を形成
し、その後、前記電極を形成することを特徴とする。
体上に少なくとも1つの接合を有する半導体層と電極と
を積層してなる太陽電池の製造方法において、前記半導
体層を形成後、欠陥部分に選択的に電着樹脂膜を形成
し、その後、前記電極を形成することを特徴とする。
【0021】本発明の太陽電池の製造方法の他の形態
は、導電性基体上に少なくとも1つの接合を有する半導
体層と電極とを積層してなる太陽電池の製造方法におい
て、前記半導体層、前記電極を順次形成後、欠陥部分に
選択的に電着樹脂膜を形成することを特徴とする。前記
電極形成後、電着樹脂膜を形成する前に欠陥部の電極を
除去することが好ましく、更に前記欠陥部の電極を除去
する前に電界を印加してフォーミングを行うことが好ま
しい。
は、導電性基体上に少なくとも1つの接合を有する半導
体層と電極とを積層してなる太陽電池の製造方法におい
て、前記半導体層、前記電極を順次形成後、欠陥部分に
選択的に電着樹脂膜を形成することを特徴とする。前記
電極形成後、電着樹脂膜を形成する前に欠陥部の電極を
除去することが好ましく、更に前記欠陥部の電極を除去
する前に電界を印加してフォーミングを行うことが好ま
しい。
【0022】さらに本発明の太陽電池の製造方法の望ま
しい形態は、太陽電池のブレークダウン電圧以下の逆バ
イアスを印加して電着を行うことである。また、太陽電
池の順方向電流がシャント電流に対し2倍以下となるよ
うに順方向バイアスを印加して電着を行うことである。
しい形態は、太陽電池のブレークダウン電圧以下の逆バ
イアスを印加して電着を行うことである。また、太陽電
池の順方向電流がシャント電流に対し2倍以下となるよ
うに順方向バイアスを印加して電着を行うことである。
【0023】
【作用】本発明は、太陽電池に存在する欠陥に起因する
低抵抗部分を選択的に絶縁する太陽電池の製造方法につ
いて、本発明者らの実験により得た知見をさらに詳細に
検討を加えて完成したものである。その骨子は、太陽電
池を電着塗料中に浸漬し、前記太陽電池に適当な電圧を
印加することにより太陽電池の低抵抗部分のみに前記電
着塗料を堆積することにより、低抵抗部分の電気抵抗が
十分に高くなり、半導体層で発生した電荷が該欠陥部分
にリークすることを防止する。その結果、該光電変換素
子の変換効率などの太陽電池特性を向上することが可能
となる。
低抵抗部分を選択的に絶縁する太陽電池の製造方法につ
いて、本発明者らの実験により得た知見をさらに詳細に
検討を加えて完成したものである。その骨子は、太陽電
池を電着塗料中に浸漬し、前記太陽電池に適当な電圧を
印加することにより太陽電池の低抵抗部分のみに前記電
着塗料を堆積することにより、低抵抗部分の電気抵抗が
十分に高くなり、半導体層で発生した電荷が該欠陥部分
にリークすることを防止する。その結果、該光電変換素
子の変換効率などの太陽電池特性を向上することが可能
となる。
【0024】欠陥部分を前記電着塗料で絶縁したことに
より欠陥部分への水分の浸透や吸着が強く抑制されるの
で、実使用に際して起こる使用時間の経過と共に太陽電
池特性が劣化する現象も大幅に改善される。
より欠陥部分への水分の浸透や吸着が強く抑制されるの
で、実使用に際して起こる使用時間の経過と共に太陽電
池特性が劣化する現象も大幅に改善される。
【0025】更に、上部電極の上にグリッド電極を設け
る構成の太陽電池の場合には、欠陥部分が電気絶縁性樹
脂で覆われているので、該欠陥部分とグリッド電極とが
直接電気的に接続されることによるシャントも防ぐこと
ができる。
る構成の太陽電池の場合には、欠陥部分が電気絶縁性樹
脂で覆われているので、該欠陥部分とグリッド電極とが
直接電気的に接続されることによるシャントも防ぐこと
ができる。
【0026】以下に、本発明の太陽電池の構成例につい
て図を用いて説明する。
て図を用いて説明する。
【0027】本発明の太陽電池の一例を図1及び図2
に、基本となる太陽電池の構造例を図3乃至図8に模式
的に示す。
に、基本となる太陽電池の構造例を図3乃至図8に模式
的に示す。
【0028】図1、図2は欠陥部分を電着樹脂で絶縁被
覆した本発明の太陽電池の一例である。図3は基板と反
対側から光入射するアモルファスシリコン太陽電池、図
4は図3の太陽電池をトリプル構造とした太陽電池、図
5はガラス基板上に堆積したアモルファスシリコン等の
薄膜の太陽電池でガラス基板側から光入射される。図6
は結晶系太陽電池、図7は薄膜多結晶の太陽電池、図8
は図3、図4及び図7の構成の太陽電池を光入射側から
見た図である。図に於いて100は太陽電池本体、10
1は基板、102は下部電極、103はn層、104は
i層、105はp層、106は上部電極、107はグリ
ッド電極、108はバスバー、l09は電着樹脂、11
0は欠陥部分を表す。図において、太陽電池を構成する
一対の電極の内、光入射側の電極を上部電極と呼ぶ。ま
た、本発明の導電性基体とは、基板と下部電極(基板が
透明で基板側から光入射する場合、即ち図5の場合は、
上部電極)とから構成されるが、基体が導電性を有する
場合には特に下部電極(または上部電極)は必要としな
い。
覆した本発明の太陽電池の一例である。図3は基板と反
対側から光入射するアモルファスシリコン太陽電池、図
4は図3の太陽電池をトリプル構造とした太陽電池、図
5はガラス基板上に堆積したアモルファスシリコン等の
薄膜の太陽電池でガラス基板側から光入射される。図6
は結晶系太陽電池、図7は薄膜多結晶の太陽電池、図8
は図3、図4及び図7の構成の太陽電池を光入射側から
見た図である。図に於いて100は太陽電池本体、10
1は基板、102は下部電極、103はn層、104は
i層、105はp層、106は上部電極、107はグリ
ッド電極、108はバスバー、l09は電着樹脂、11
0は欠陥部分を表す。図において、太陽電池を構成する
一対の電極の内、光入射側の電極を上部電極と呼ぶ。ま
た、本発明の導電性基体とは、基板と下部電極(基板が
透明で基板側から光入射する場合、即ち図5の場合は、
上部電極)とから構成されるが、基体が導電性を有する
場合には特に下部電極(または上部電極)は必要としな
い。
【0029】基板101はアモルファスシリコンのよう
な薄膜の太陽電池の場合の半導体層103,104,1
05を機械的に支持する部材であり、また上述したよう
に場合によっては一方の電極を兼用することもある。前
記基板101は、半導体層103,l04,105を成
膜するときの加熱温度に耐える耐熱性が要求されるが導
電性のものでも電気絶縁性のものでも良く、導電性の材
料としては、具体的にはFe,Ni,Cr,Al,M
o,Au,Nb,Ta,V,Ti,Pt,Pb,Ti等
の金属またはこれらの合金、例えば真ちゅう、ステンレ
ス鋼等の薄板及びその複合体やカーボンシート、亜鉛メ
ッキ鋼板等が挙げられ、電気絶縁性材料としては、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリカーボネート、セルロー
スアセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミ
ド、エポキシ等の耐熱性合成樹脂のフィルムまたはシー
ト又はこれらとガラスファイバー、カーボンファイバ
ー、ホウ素ファイバー、金属繊維等との複合体、及びこ
れらの金属の薄板、樹脂シート等の表面に異種材質の金
属薄膜及び/またはSiO2, Si3N4、Al2O3,A
lN等の絶縁性薄膜をスパッタ法、蒸着法、鍍金法等に
より表面コーティング処理を行ったものおよび、ガラ
ス、セラミックスなどが挙げられる。
な薄膜の太陽電池の場合の半導体層103,104,1
05を機械的に支持する部材であり、また上述したよう
に場合によっては一方の電極を兼用することもある。前
記基板101は、半導体層103,l04,105を成
膜するときの加熱温度に耐える耐熱性が要求されるが導
電性のものでも電気絶縁性のものでも良く、導電性の材
料としては、具体的にはFe,Ni,Cr,Al,M
o,Au,Nb,Ta,V,Ti,Pt,Pb,Ti等
の金属またはこれらの合金、例えば真ちゅう、ステンレ
ス鋼等の薄板及びその複合体やカーボンシート、亜鉛メ
ッキ鋼板等が挙げられ、電気絶縁性材料としては、ポリ
エステル、ポリエチレン、ポリカーボネート、セルロー
スアセテート、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミ
ド、エポキシ等の耐熱性合成樹脂のフィルムまたはシー
ト又はこれらとガラスファイバー、カーボンファイバ
ー、ホウ素ファイバー、金属繊維等との複合体、及びこ
れらの金属の薄板、樹脂シート等の表面に異種材質の金
属薄膜及び/またはSiO2, Si3N4、Al2O3,A
lN等の絶縁性薄膜をスパッタ法、蒸着法、鍍金法等に
より表面コーティング処理を行ったものおよび、ガラ
ス、セラミックスなどが挙げられる。
【0030】下部電極102は、半導体層103,10
4,105で発生した電力を取り出すための一方の電極
であり、半導体層103に対してはオーミックコンタク
トとなるような仕事関数を持つことが要求される。材料
としては、Al,Ag,Pt,Au,Ni,Ti,M
o,W,Fe,V,Cr,Cu,ステンレス,真ちゅ
う,ニクロム,SnO2,In2O3,ZnO,ITO
(In2O3+SiO2)等のいわゆる金属単体又は合金
または透明導電性酸化物(TCO)等が用いられる。前
記下部電極102の表面は平滑であることが好ましい
が、光の乱反射を起こさせる場合にはテクスチャー化し
ても良い。
4,105で発生した電力を取り出すための一方の電極
であり、半導体層103に対してはオーミックコンタク
トとなるような仕事関数を持つことが要求される。材料
としては、Al,Ag,Pt,Au,Ni,Ti,M
o,W,Fe,V,Cr,Cu,ステンレス,真ちゅ
う,ニクロム,SnO2,In2O3,ZnO,ITO
(In2O3+SiO2)等のいわゆる金属単体又は合金
または透明導電性酸化物(TCO)等が用いられる。前
記下部電極102の表面は平滑であることが好ましい
が、光の乱反射を起こさせる場合にはテクスチャー化し
ても良い。
【0031】本発明に用いられる太陽電池の半導体層と
しては、pin接合非晶質シリコン、pn接合多結晶シ
リコン、pn接合結晶シリコン、CuInSe2/Cd
Sなどの化合物半導体が挙げられる。アモルファスシリ
コン太陽電池に於いてi層104を構成する半導体材料
としては、a−Si:H、a−Si:F、a−Si:
H:F、a−SiGe:H、a−SiGe:F、a−S
iGe:H:F、a−SiC:H、a−SiC:F、a
−SiC:H:F等のいわゆるIV族及びIV族合金系
アモルファス半導体が挙げられる。p層105またはn
層l03を構成する半導体材料としては、前述したi層
104を構成する半導体材料に価電子制御剤をドーピン
グすることによって得られる。また原料としては、p型
半導体を得るための価電子制御剤としては周期律表第I
II族の元素を含む化合物が用いられる。第III族の
元素としては、B、Al、Ga、Inが挙げられる。n
型半導体を得るための価電子制御剤としては周期律表第
Vの元素を含む化合物が用いられる。第V族の元素とし
ては、P、N、As、Sbが挙げられる。
しては、pin接合非晶質シリコン、pn接合多結晶シ
リコン、pn接合結晶シリコン、CuInSe2/Cd
Sなどの化合物半導体が挙げられる。アモルファスシリ
コン太陽電池に於いてi層104を構成する半導体材料
としては、a−Si:H、a−Si:F、a−Si:
H:F、a−SiGe:H、a−SiGe:F、a−S
iGe:H:F、a−SiC:H、a−SiC:F、a
−SiC:H:F等のいわゆるIV族及びIV族合金系
アモルファス半導体が挙げられる。p層105またはn
層l03を構成する半導体材料としては、前述したi層
104を構成する半導体材料に価電子制御剤をドーピン
グすることによって得られる。また原料としては、p型
半導体を得るための価電子制御剤としては周期律表第I
II族の元素を含む化合物が用いられる。第III族の
元素としては、B、Al、Ga、Inが挙げられる。n
型半導体を得るための価電子制御剤としては周期律表第
Vの元素を含む化合物が用いられる。第V族の元素とし
ては、P、N、As、Sbが挙げられる。
【0032】本発明の太陽電池に於いては、分光感度や
電圧の向上を目的として半導体接合を2以上積層するい
わゆるタンデムセルにも用いることが出来る。
電圧の向上を目的として半導体接合を2以上積層するい
わゆるタンデムセルにも用いることが出来る。
【0033】上部電極106は、半導体層103,10
4,105で発生した起電力を取り出すための電極であ
り、前記下部電極102と対をなすものである。前記上
部電極106はアモルファスシリコンのようにシート抵
抗が高い半導体の場合に必要であり、結晶系の太陽電池
ではシート抵抗が低いため特に必要としない。また、上
部電極106は、光入射側に位置するため、透明である
ことが必要で、透明電極とも呼ばれる。前記上部電極1
06は、太陽や白色蛍光灯等からの光を半導体層内に効
率良く吸収させるために光の透過率が85%以上である
ことが望ましく、さらに、電気的には光で発生した電流
を半導体層に対し横方向に流れるようにするためシート
抵抗値は100Ω/□以下であることが望ましい。この
ような特性を備えた材料としてSnO2,In2O3,Z
nO,CdO,CdSnO4、ITO(In2O3+Sn
O2)などの金属酸化物が挙げられる。
4,105で発生した起電力を取り出すための電極であ
り、前記下部電極102と対をなすものである。前記上
部電極106はアモルファスシリコンのようにシート抵
抗が高い半導体の場合に必要であり、結晶系の太陽電池
ではシート抵抗が低いため特に必要としない。また、上
部電極106は、光入射側に位置するため、透明である
ことが必要で、透明電極とも呼ばれる。前記上部電極1
06は、太陽や白色蛍光灯等からの光を半導体層内に効
率良く吸収させるために光の透過率が85%以上である
ことが望ましく、さらに、電気的には光で発生した電流
を半導体層に対し横方向に流れるようにするためシート
抵抗値は100Ω/□以下であることが望ましい。この
ような特性を備えた材料としてSnO2,In2O3,Z
nO,CdO,CdSnO4、ITO(In2O3+Sn
O2)などの金属酸化物が挙げられる。
【0034】電着樹脂109はピンホール、粒界、基板
101及び下部電極102のスパイク状欠陥その他の原
因によって発生したショートあるいはシャント等による
欠陥部分110を絶縁するために用いられ、さらには、
耐湿性を向上させる機能を合わせ持っている。太陽電池
のシャント抵抗は理想的には無限大であるが、一般的に
は1KΩcm2程度であり、この程度のシャント抵抗で
あれば太陽電池の変換効率には影響がない。しかしなが
ら、欠陥によるシャントやショートが存在し1KΩcm
2以下になると変換効率は著しく低下する。
101及び下部電極102のスパイク状欠陥その他の原
因によって発生したショートあるいはシャント等による
欠陥部分110を絶縁するために用いられ、さらには、
耐湿性を向上させる機能を合わせ持っている。太陽電池
のシャント抵抗は理想的には無限大であるが、一般的に
は1KΩcm2程度であり、この程度のシャント抵抗で
あれば太陽電池の変換効率には影響がない。しかしなが
ら、欠陥によるシャントやショートが存在し1KΩcm
2以下になると変換効率は著しく低下する。
【0035】電着樹脂は欠陥部分に直接堆積しているこ
とが必要であり、堆積された電着樹脂の面積は、該欠陥
部分以上あれば良く、10倍以下が好ましい。堆積され
た電着樹脂の面積が、該欠陥部分の10倍よりも大きい
場合には上部電極とグリッド電極とのコンタクトが少な
くなり、シリーズ抵抗が上がり、グリッド電極での集電
効率が低下する。
とが必要であり、堆積された電着樹脂の面積は、該欠陥
部分以上あれば良く、10倍以下が好ましい。堆積され
た電着樹脂の面積が、該欠陥部分の10倍よりも大きい
場合には上部電極とグリッド電極とのコンタクトが少な
くなり、シリーズ抵抗が上がり、グリッド電極での集電
効率が低下する。
【0036】電着樹脂は、太陽電池の欠陥部分の面積の
1乃至10倍の被覆が要求されるため、欠陥部分近傍に
堆積した電着樹脂は、太陽光を透過する事が好ましい。
即ち、電着樹脂が透明である事が好ましい。
1乃至10倍の被覆が要求されるため、欠陥部分近傍に
堆積した電着樹脂は、太陽光を透過する事が好ましい。
即ち、電着樹脂が透明である事が好ましい。
【0037】電着樹脂は、太陽電池の欠陥部分以外には
成膜されないことが必要であり、このためには電着後に
不要な塗料が洗浄され易いことが要求され、このために
は最低造膜温度(MFT)が望ましくは50℃以上であ
ることが必要である。
成膜されないことが必要であり、このためには電着後に
不要な塗料が洗浄され易いことが要求され、このために
は最低造膜温度(MFT)が望ましくは50℃以上であ
ることが必要である。
【0038】これらの電着樹脂は均一な成膜を行うため
に溶液中では沈澱せずに安定に懸濁する事が重要であ
り、このためには、樹脂は適当な大きさのコロイド粒子
となっていることが望ましい。前記コロイド粒子の粒径
は、10nmから100nm位の範囲であることが望ま
しく、また、前記粒径は単分散であることが望ましい。
前記コロイド粒子を構成する骨格樹脂の好適な分子量と
しては重量平均分子量が1000〜20000程度であ
る。耐光性、耐熱性、耐湿性、欠陥部分の選択性などの
向上のために電着樹脂に無機顔料、セラミックス、ガラ
スフリット、微粒子ポリマーなどのフィラーを分散する
ことも可能であり所望に応じ適宜選択して用いる。
に溶液中では沈澱せずに安定に懸濁する事が重要であ
り、このためには、樹脂は適当な大きさのコロイド粒子
となっていることが望ましい。前記コロイド粒子の粒径
は、10nmから100nm位の範囲であることが望ま
しく、また、前記粒径は単分散であることが望ましい。
前記コロイド粒子を構成する骨格樹脂の好適な分子量と
しては重量平均分子量が1000〜20000程度であ
る。耐光性、耐熱性、耐湿性、欠陥部分の選択性などの
向上のために電着樹脂に無機顔料、セラミックス、ガラ
スフリット、微粒子ポリマーなどのフィラーを分散する
ことも可能であり所望に応じ適宜選択して用いる。
【0039】太陽電池の欠陥部分を選択的に、かつ、有
効に絶縁するためには単位電気量あたりの電着膜重量が
大きい方が好ましく、このためには電着塗料のクーロン
効率は10mg/C以上であることが好ましい。
効に絶縁するためには単位電気量あたりの電着膜重量が
大きい方が好ましく、このためには電着塗料のクーロン
効率は10mg/C以上であることが好ましい。
【0040】電着塗料の溶剤としては、透明電極、半導
体層及び下部電極などの太陽電池構成材料を容易には溶
解しない濃度の酸またはアルカリを含む溶液、又はそれ
らの金属塩を含む溶液を用いる。なお、該金属塩として
は、該塩を構成する金属が、その標準電極電位が負で、
水素過電圧の値が標準電極電位の絶対値よりも小さい塩
が用いられる。電着塗料は脱イオン水により希釈して用
いられるが、成膜性の良好な範囲としては、固形分が1
%から25%位の範囲が良い。また、電着液の電導度は
樹脂が安定に懸濁し、電気泳動が起こり易く、しかも所
望の欠陥部分に堆積が起こり易いように、100μS/
cmから2000μS/cmの範囲であることが望まし
い。
体層及び下部電極などの太陽電池構成材料を容易には溶
解しない濃度の酸またはアルカリを含む溶液、又はそれ
らの金属塩を含む溶液を用いる。なお、該金属塩として
は、該塩を構成する金属が、その標準電極電位が負で、
水素過電圧の値が標準電極電位の絶対値よりも小さい塩
が用いられる。電着塗料は脱イオン水により希釈して用
いられるが、成膜性の良好な範囲としては、固形分が1
%から25%位の範囲が良い。また、電着液の電導度は
樹脂が安定に懸濁し、電気泳動が起こり易く、しかも所
望の欠陥部分に堆積が起こり易いように、100μS/
cmから2000μS/cmの範囲であることが望まし
い。
【0041】堆積した電着膜については、太陽電池の製
造方法によっては、電着後に溶剤を用いたり熱処理を行
うような工程がある場合はこれらの処理によって影響さ
れないことが要求される。また、太陽電池の欠陥部分
は、それ自体発電に寄与しない部分であるが、選択的に
電着膜の堆積が行われた場合に於いても、前記欠陥部分
の実質的な面積よりも広い面積に堆積するため、正常な
部分の光入射を妨げないように電着塗料は光透過性の材
料であることが望ましい。また、太陽電池として屋外で
使用する場合の環境を考え、耐候性が良く、熱、湿度及
び光に対する安定性が要求される。また、太陽電池の使
用時に於いて、場合によっては、太陽電池が曲げられた
り衝撃が与えられるため、機械的な強度及び剥離強度を
合わせ持つ必要がある。また、電着した塗膜の膜厚とし
ては電気的絶縁性と、耐湿性が保たれ、かつ、光透過性
を損なわれないことが好ましいことから樹脂の種類によ
り適宜選択されるが代表的には0.1μmから50μm
位が適当である。
造方法によっては、電着後に溶剤を用いたり熱処理を行
うような工程がある場合はこれらの処理によって影響さ
れないことが要求される。また、太陽電池の欠陥部分
は、それ自体発電に寄与しない部分であるが、選択的に
電着膜の堆積が行われた場合に於いても、前記欠陥部分
の実質的な面積よりも広い面積に堆積するため、正常な
部分の光入射を妨げないように電着塗料は光透過性の材
料であることが望ましい。また、太陽電池として屋外で
使用する場合の環境を考え、耐候性が良く、熱、湿度及
び光に対する安定性が要求される。また、太陽電池の使
用時に於いて、場合によっては、太陽電池が曲げられた
り衝撃が与えられるため、機械的な強度及び剥離強度を
合わせ持つ必要がある。また、電着した塗膜の膜厚とし
ては電気的絶縁性と、耐湿性が保たれ、かつ、光透過性
を損なわれないことが好ましいことから樹脂の種類によ
り適宜選択されるが代表的には0.1μmから50μm
位が適当である。
【0042】電着樹脂は大別してアニオン系、カチオン
系樹脂がある。本発明では、どちらも好適に用いること
ができるが、カチオン系樹脂の方がアニオン系樹脂より
も防錆性、スローイングパワーが高く、電着樹脂塗料の
安定性、管理が容易である。ここで防錆性とは一般に金
属板などの錆止め効果を指し、この防錆性が高いほど、
水分、水蒸気、あるいは金属イオンの透過性が低く、電
気絶縁性に優れた材料と言える。さらに、スローイング
パワーとは塗膜がどれだけの複雑な形状の基材に一様な
厚みで形成されるかを示すパラメーターであり、つきま
わり性とも呼ばれる。前記スローイングパワーが高いほ
ど太陽電池の微小な欠陥部分にもある一定の厚みの電着
樹脂が被覆されることになる。電着塗料の汚染において
も、アニオン系樹脂でみられるような基板側の電極の金
属の溶出がカチオン系樹脂では全くなく塗料管理が容易
である。さらに、前記金属の溶出がないため、基材上に
堆積する樹脂中に金属イオンの混入の懸念がなくより高
い透明性、より良好な電気絶縁性が期待できる。
系樹脂がある。本発明では、どちらも好適に用いること
ができるが、カチオン系樹脂の方がアニオン系樹脂より
も防錆性、スローイングパワーが高く、電着樹脂塗料の
安定性、管理が容易である。ここで防錆性とは一般に金
属板などの錆止め効果を指し、この防錆性が高いほど、
水分、水蒸気、あるいは金属イオンの透過性が低く、電
気絶縁性に優れた材料と言える。さらに、スローイング
パワーとは塗膜がどれだけの複雑な形状の基材に一様な
厚みで形成されるかを示すパラメーターであり、つきま
わり性とも呼ばれる。前記スローイングパワーが高いほ
ど太陽電池の微小な欠陥部分にもある一定の厚みの電着
樹脂が被覆されることになる。電着塗料の汚染において
も、アニオン系樹脂でみられるような基板側の電極の金
属の溶出がカチオン系樹脂では全くなく塗料管理が容易
である。さらに、前記金属の溶出がないため、基材上に
堆積する樹脂中に金属イオンの混入の懸念がなくより高
い透明性、より良好な電気絶縁性が期待できる。
【0043】電着樹脂の骨格樹脂としては、一般に知ら
れている樹脂を用いる事ができるが、絶縁性、耐湿性を
有する電着樹脂の骨格樹脂としては、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタジエ
ン樹脂の中から所望に応じて適宜選択される。あるい
は、耐候性、耐湿性、可とう性、密着性、反応性、コス
トの改良のために上記樹脂を2種以上併用することも可
能である。これらの樹脂を太陽電池側に電気泳動し析出
させるために、水中で電離が起き、太陽電池側で析出す
るような官能基を導入することが必要である。
れている樹脂を用いる事ができるが、絶縁性、耐湿性を
有する電着樹脂の骨格樹脂としては、アクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタジエ
ン樹脂の中から所望に応じて適宜選択される。あるい
は、耐候性、耐湿性、可とう性、密着性、反応性、コス
トの改良のために上記樹脂を2種以上併用することも可
能である。これらの樹脂を太陽電池側に電気泳動し析出
させるために、水中で電離が起き、太陽電池側で析出す
るような官能基を導入することが必要である。
【0044】官能基としてはカチオン系樹脂の場合、ア
ミノ基が一般的である。4級リン酸塩、4級硫酸塩、4
級アンモニウムカルボン酸塩などの官能基を用いても良
い。また、アニオン系樹脂の場合、カルボキシル基が挙
げられる。
ミノ基が一般的である。4級リン酸塩、4級硫酸塩、4
級アンモニウムカルボン酸塩などの官能基を用いても良
い。また、アニオン系樹脂の場合、カルボキシル基が挙
げられる。
【0045】カチオン系樹脂としては、ジメチルアミノ
エチルメタクリレート、トリエチルアミノメタクリレー
ト、4級化アミン含有の(メタ)アクリレートに代表さ
れるアミノ基含有の(メタ)アクリレートをメチルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、スチ
レン等のベースモノマーと共重合し、酸で中和する事に
よって得られる。エポキシ樹脂の場合にはエピクロルヒ
ドリン/ビスフェノールA型エポキシ樹脂に代表される
ポリグリシジルエーテルに、1級、2級または3級アミ
ンを反応させてカチオン基を導入する方法がある。次
に、有機酸で中和して親水化もしくは水溶化する方法が
用いられる。1級アミンは2個のエポキシ基を鎖長延長
させることができ、2級アミンの場合は端末エポキシ基
に付加する。1級アミンとしてはモノエタノールアミ
ン、2級アミンとしてはジエチルアミン、ジエタノール
アミン、3級アミンとしては、トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、トリブルチルアミン等が挙げられる。カ
チオン型フッ素樹脂の場合は、前記アクリル樹脂と同様
に一部フッ素置換された(メタ)アクリレートと共重合
する事によって得る事ができる。ウレタン樹脂では、ポ
リエーテルジオール、ポリエステルジオールとトリレン
ジイソシアナート(TDI),メチレンジ(フェニルイ
ソシアナート)(MDI)との鎖長延長物の一部(イソ
シアナート末端のウレタン樹脂)の末端に1,2あるい
は3級アミンを付加する方法がある。ポリブタジエン樹
脂においては、マイレン化ポリブタジエン、エポキシ化
ポリブタジエンに、1,2あるいは3級アミンを付加す
ることによってカチオン系電着樹脂が合成される。
エチルメタクリレート、トリエチルアミノメタクリレー
ト、4級化アミン含有の(メタ)アクリレートに代表さ
れるアミノ基含有の(メタ)アクリレートをメチルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、スチ
レン等のベースモノマーと共重合し、酸で中和する事に
よって得られる。エポキシ樹脂の場合にはエピクロルヒ
ドリン/ビスフェノールA型エポキシ樹脂に代表される
ポリグリシジルエーテルに、1級、2級または3級アミ
ンを反応させてカチオン基を導入する方法がある。次
に、有機酸で中和して親水化もしくは水溶化する方法が
用いられる。1級アミンは2個のエポキシ基を鎖長延長
させることができ、2級アミンの場合は端末エポキシ基
に付加する。1級アミンとしてはモノエタノールアミ
ン、2級アミンとしてはジエチルアミン、ジエタノール
アミン、3級アミンとしては、トリメチルアミン、トリ
エチルアミン、トリブルチルアミン等が挙げられる。カ
チオン型フッ素樹脂の場合は、前記アクリル樹脂と同様
に一部フッ素置換された(メタ)アクリレートと共重合
する事によって得る事ができる。ウレタン樹脂では、ポ
リエーテルジオール、ポリエステルジオールとトリレン
ジイソシアナート(TDI),メチレンジ(フェニルイ
ソシアナート)(MDI)との鎖長延長物の一部(イソ
シアナート末端のウレタン樹脂)の末端に1,2あるい
は3級アミンを付加する方法がある。ポリブタジエン樹
脂においては、マイレン化ポリブタジエン、エポキシ化
ポリブタジエンに、1,2あるいは3級アミンを付加す
ることによってカチオン系電着樹脂が合成される。
【0046】さらに耐熱性を向上させるためにカチオン
系電着樹脂を架橋する事が好ましい。架橋反応が起こる
ような官能基を骨格樹脂まはた側鎖に適宜導入する。具
体的には、エポキシ基、(ブロックド)イソシアネート
基、N−メチロール基、ビニル基など有する化合物が挙
げられる。あるいは別途架橋剤(エポキシ基、(ブロッ
クド)イソシアナート基含有の低分子化合物、メラミ
ン、多官能(メタ)アクリレート、トリアリルイソシア
ヌレート)を併用する事も可能である。場合によって
は、架橋反応を促進するために触媒を添加しても良い。
架橋温度は適宜決めればよいが、一般には100乃至1
80℃が好ましい。
系電着樹脂を架橋する事が好ましい。架橋反応が起こる
ような官能基を骨格樹脂まはた側鎖に適宜導入する。具
体的には、エポキシ基、(ブロックド)イソシアネート
基、N−メチロール基、ビニル基など有する化合物が挙
げられる。あるいは別途架橋剤(エポキシ基、(ブロッ
クド)イソシアナート基含有の低分子化合物、メラミ
ン、多官能(メタ)アクリレート、トリアリルイソシア
ヌレート)を併用する事も可能である。場合によって
は、架橋反応を促進するために触媒を添加しても良い。
架橋温度は適宜決めればよいが、一般には100乃至1
80℃が好ましい。
【0047】アニオン系樹脂では前述したようにカルボ
キシル基を導入しており、樹脂は陽極側に電気泳動して
析出する。さらに電着樹脂を硬化させるために、硬化剤
を加えるがメチロール化メラミンによるメラミン架橋、
側鎖にスチレンやブタジエン導入することにより炭素−
炭素二重結合(>C=C<)を利用した酸化重合や、そ
の他にもブロック化イソシアネート基(ROCONH
−)のウレタン結合を利用したものなどが用いられる。
キシル基を導入しており、樹脂は陽極側に電気泳動して
析出する。さらに電着樹脂を硬化させるために、硬化剤
を加えるがメチロール化メラミンによるメラミン架橋、
側鎖にスチレンやブタジエン導入することにより炭素−
炭素二重結合(>C=C<)を利用した酸化重合や、そ
の他にもブロック化イソシアネート基(ROCONH
−)のウレタン結合を利用したものなどが用いられる。
【0048】上述したように、絶縁性、耐湿性を有する
電着樹脂の骨格樹脂としては、アクリル樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタジエン樹脂等の中から所
望に応じて適宜選択されるが、太陽電池の使用環境など
を考えると、ある程度の耐熱性を有していることが望ま
しい。即ち、ガラス転移温度で表せば、100℃以上が
好ましい。100℃未満では上記樹脂を用いても屋外の
真夏日に樹脂が軟化するあるいは樹脂の電気絶縁性が低
下するという問題が生じる懸念がある。柔らかい樹脂を
ガラス転移温度100℃以上にする方法として、上記骨
格樹脂にハードセグメント(フェニル基、側鎖がアルキ
ル基の場合短くする)等を導入するか、骨格樹脂の分子
の対称性を高めるか、前記架橋剤を増量して用いる等が
挙げられる。
電着樹脂の骨格樹脂としては、アクリル樹脂、エポキシ
樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタジエン樹脂等の中から所
望に応じて適宜選択されるが、太陽電池の使用環境など
を考えると、ある程度の耐熱性を有していることが望ま
しい。即ち、ガラス転移温度で表せば、100℃以上が
好ましい。100℃未満では上記樹脂を用いても屋外の
真夏日に樹脂が軟化するあるいは樹脂の電気絶縁性が低
下するという問題が生じる懸念がある。柔らかい樹脂を
ガラス転移温度100℃以上にする方法として、上記骨
格樹脂にハードセグメント(フェニル基、側鎖がアルキ
ル基の場合短くする)等を導入するか、骨格樹脂の分子
の対称性を高めるか、前記架橋剤を増量して用いる等が
挙げられる。
【0049】次に、グリッド電極107は半導体層10
3,104,105で発生した起電力を取り出すための
電極であり集電電極と呼ばれる。前記グリッド電極10
7は半導体層105あるいは上部電極106のシート抵
抗の大きさから好適な配置が決定されるがほぼ串状に形
成され、光の入射をできるだけ妨げないように設計され
る。グリッド電極は比抵抗が低く太陽電池の直列抵抗と
ならないことが要求され、所望の比抵抗としては10-2
Ωcm〜10-5Ωcmであり、グリッド電極の材料とし
ては、Ti、Cr、Mo、W、Al、Ag、Ni、C
u、Sn等の金属材料及びAg、Pt、Cu、C等の金
属またはこれらの合金の粉末にポリマーのバインダー、
バインダーの溶剤を適度な比率で混合し、ペースト状と
したいわゆる導電性ペーストが挙げられる。
3,104,105で発生した起電力を取り出すための
電極であり集電電極と呼ばれる。前記グリッド電極10
7は半導体層105あるいは上部電極106のシート抵
抗の大きさから好適な配置が決定されるがほぼ串状に形
成され、光の入射をできるだけ妨げないように設計され
る。グリッド電極は比抵抗が低く太陽電池の直列抵抗と
ならないことが要求され、所望の比抵抗としては10-2
Ωcm〜10-5Ωcmであり、グリッド電極の材料とし
ては、Ti、Cr、Mo、W、Al、Ag、Ni、C
u、Sn等の金属材料及びAg、Pt、Cu、C等の金
属またはこれらの合金の粉末にポリマーのバインダー、
バインダーの溶剤を適度な比率で混合し、ペースト状と
したいわゆる導電性ペーストが挙げられる。
【0050】本発明において用いられるバスバー108
は、グリッド電極107を流れる電流を更に一端に集め
るための電極である。電極材料としてはAg、Pt、C
u、等の金属やCまたはこれらの合金からなるものを用
いることができ、形態としてはワイヤー状、箔状のもの
を張り付けたり前記グリッド電極107と同様の導電性
ペーストを用いても良い。箔状のものとしては例えば銅
箔や、或いは銅箔にスズメッキしたもので、場合によっ
ては接着剤付きのものが用いられる。
は、グリッド電極107を流れる電流を更に一端に集め
るための電極である。電極材料としてはAg、Pt、C
u、等の金属やCまたはこれらの合金からなるものを用
いることができ、形態としてはワイヤー状、箔状のもの
を張り付けたり前記グリッド電極107と同様の導電性
ペーストを用いても良い。箔状のものとしては例えば銅
箔や、或いは銅箔にスズメッキしたもので、場合によっ
ては接着剤付きのものが用いられる。
【0051】以上のように作製された太陽電池は、屋外
使用の際、耐候性を良くし機械的強度を保つために公知
の方法でエンカプシュレーションをしてモジュール化さ
れる。具体的にはエンカプシュレーション用材料として
は、接着層については、太陽電池との接着性、耐候性、
緩衝効果の点でEVA(エチレンビニールアセテート)
が好適に用いられる。また、さらに耐湿性や耐傷性を向
上させるために、表面保護層としては弗素系の樹脂が積
層される。弗素系の樹脂としては、例えば4フッ化エチ
レンの重合体TFE(デュポン製テフロンなど)、4フ
ッ化エチレンとエチレンの共重合体ETFE(デュポン
製テフゼルなど)、ポリフッ化ビニル(デュポン製テド
ラーなど)、ポリクロロフルオロエチレンCTFE(ダ
イキン工業製ネオフロン)等が挙げられる。またこれら
の樹脂に紫外線吸収剤を加えることで耐候性を向上させ
ても良い。
使用の際、耐候性を良くし機械的強度を保つために公知
の方法でエンカプシュレーションをしてモジュール化さ
れる。具体的にはエンカプシュレーション用材料として
は、接着層については、太陽電池との接着性、耐候性、
緩衝効果の点でEVA(エチレンビニールアセテート)
が好適に用いられる。また、さらに耐湿性や耐傷性を向
上させるために、表面保護層としては弗素系の樹脂が積
層される。弗素系の樹脂としては、例えば4フッ化エチ
レンの重合体TFE(デュポン製テフロンなど)、4フ
ッ化エチレンとエチレンの共重合体ETFE(デュポン
製テフゼルなど)、ポリフッ化ビニル(デュポン製テド
ラーなど)、ポリクロロフルオロエチレンCTFE(ダ
イキン工業製ネオフロン)等が挙げられる。またこれら
の樹脂に紫外線吸収剤を加えることで耐候性を向上させ
ても良い。
【0052】以下に本発明の太陽電池の製造方法を説明
する。本発明の製造方法において、電着は半導体形成後
に行ってもよく、また電極形成後に行ってもよい。また
潜在的欠陥を顕在化するためにフォーミングを行った
後、電着を行うのが太陽電池特性の長期安定性の観点か
ら好ましい。さらに、電極形成後に電着を行う場合は、
パッシベーション等により欠陥部の電極を除去または高
抵抗化した後に電着するのがより好ましい。
する。本発明の製造方法において、電着は半導体形成後
に行ってもよく、また電極形成後に行ってもよい。また
潜在的欠陥を顕在化するためにフォーミングを行った
後、電着を行うのが太陽電池特性の長期安定性の観点か
ら好ましい。さらに、電極形成後に電着を行う場合は、
パッシベーション等により欠陥部の電極を除去または高
抵抗化した後に電着するのがより好ましい。
【0053】本発明の太陽電池製造方法に於いては、半
導体層103,104,105及び下部電極102、上
部電極106、グリッド電極107、バスバー108等
の形成方法は大略公知の方法により作製される。
導体層103,104,105及び下部電極102、上
部電極106、グリッド電極107、バスバー108等
の形成方法は大略公知の方法により作製される。
【0054】アモルファスシリコン半導体層の成膜法と
しては、蒸着法、スパッタ法、RFプラズマCVD法、
マイクロ波プラズマCVD法、ECR法、熱CVD法、
LPCVD法等公知の方法を所望に応じて用いる。工業
的に採用されている方法としては、原料ガスをプラズマ
で分解し、基板状に堆積させるRFプラズマCVD法が
好んで用いられる。さらには、RFプラズマCVDが、
原料ガスの分解効率が約10%と低いことや、堆積速度
が1Å/secから10Å/sec程度と遅いことが問
題であるのに対し、この点を改良したマイクロ波プラズ
マCVD法も用いることができる。
しては、蒸着法、スパッタ法、RFプラズマCVD法、
マイクロ波プラズマCVD法、ECR法、熱CVD法、
LPCVD法等公知の方法を所望に応じて用いる。工業
的に採用されている方法としては、原料ガスをプラズマ
で分解し、基板状に堆積させるRFプラズマCVD法が
好んで用いられる。さらには、RFプラズマCVDが、
原料ガスの分解効率が約10%と低いことや、堆積速度
が1Å/secから10Å/sec程度と遅いことが問
題であるのに対し、この点を改良したマイクロ波プラズ
マCVD法も用いることができる。
【0055】多結晶シリコンの場合は、溶融シリコンの
シート化により、CuInSe2/CdSの場合、電子
ビーム蒸着、スパッタリング、電 解液の電気分解によ
る析出などの方法で形成される。
シート化により、CuInSe2/CdSの場合、電子
ビーム蒸着、スパッタリング、電 解液の電気分解によ
る析出などの方法で形成される。
【0056】以上の成膜を行うための反応装置として
は、バッチ式の装置や連続成膜装置などが所望に応じて
使用できる。
は、バッチ式の装置や連続成膜装置などが所望に応じて
使用できる。
【0057】下部電極の作製法はメッキ、蒸着、スパッ
タ等の方法を用いる。上部電極の作製方法としては、抵
抗加熱蒸着法、電子ビーム加熱蒸着法、スパッタリング
法、スプレー法等を用いることができ所望に応じて適宜
選択される。
タ等の方法を用いる。上部電極の作製方法としては、抵
抗加熱蒸着法、電子ビーム加熱蒸着法、スパッタリング
法、スプレー法等を用いることができ所望に応じて適宜
選択される。
【0058】太陽電池の欠陥は、ショートやシャントを
引き起こすような顕在化したもの以外に、程度が軽いた
め初期には問題とならず、長期使用時に問題となるよう
な潜在的欠陥が存在する。このような欠陥に対し、後工
程のパッシベーションや電着が有効になされるために
は、予め欠陥を顕在化させる、いわゆるフォーミング工
程が必要である。このようなフォーミングの工程は具体
的には太陽電池に対し適当な電圧を印加することで達成
でき、電圧としては、2Vから20V程度の範囲が用い
られる。極性は、太陽電池に対し逆バイアスとする事で
有効なフォーミングが可能であるが、極性が反転するよ
うな方法でも良い。前記フォーミングを行う装置として
は、例えば図10のような装置が挙げられる。図に於い
て、401はステージ、402は太陽電池、403は導
電性ブラシ、404はレール、405は電源、406は
導線を示す。
引き起こすような顕在化したもの以外に、程度が軽いた
め初期には問題とならず、長期使用時に問題となるよう
な潜在的欠陥が存在する。このような欠陥に対し、後工
程のパッシベーションや電着が有効になされるために
は、予め欠陥を顕在化させる、いわゆるフォーミング工
程が必要である。このようなフォーミングの工程は具体
的には太陽電池に対し適当な電圧を印加することで達成
でき、電圧としては、2Vから20V程度の範囲が用い
られる。極性は、太陽電池に対し逆バイアスとする事で
有効なフォーミングが可能であるが、極性が反転するよ
うな方法でも良い。前記フォーミングを行う装置として
は、例えば図10のような装置が挙げられる。図に於い
て、401はステージ、402は太陽電池、403は導
電性ブラシ、404はレール、405は電源、406は
導線を示す。
【0059】前記透明導電性酸化物からなる上部電極の
選択的除去法(パッシベーション)としては、公知の方
法を用いることができ、例えば、米国特許4,729、
970号公報に開示されるような方法が用いられる。
選択的除去法(パッシベーション)としては、公知の方
法を用いることができ、例えば、米国特許4,729、
970号公報に開示されるような方法が用いられる。
【0060】このようなパッシベーションを行うに好適
な装置の一例を図9に示す。図9において、302は電
解液、303は対向電極、304は基板、305は上部
電極106までの全ての層、306は電源、307は導
線を示す。電解液としてはAlCl3,ZnCl2,Sn
Cl2,SnCl4、TiCl4等のルイス酸が好適に用
いられ、また、前記電解液の濃度はパッシベーションの
速度との関係で決定され、通常0.1%から10%の範
囲が好ましい。電解条件としては、電圧は2Vから10
Vの範囲が好ましく電解の時間は電圧や電解液濃度との
関係で好適な範囲が決定されるが1秒から30秒の範囲
が好ましい。
な装置の一例を図9に示す。図9において、302は電
解液、303は対向電極、304は基板、305は上部
電極106までの全ての層、306は電源、307は導
線を示す。電解液としてはAlCl3,ZnCl2,Sn
Cl2,SnCl4、TiCl4等のルイス酸が好適に用
いられ、また、前記電解液の濃度はパッシベーションの
速度との関係で決定され、通常0.1%から10%の範
囲が好ましい。電解条件としては、電圧は2Vから10
Vの範囲が好ましく電解の時間は電圧や電解液濃度との
関係で好適な範囲が決定されるが1秒から30秒の範囲
が好ましい。
【0061】欠陥部分に選択的に電着樹脂を堆積する工
程は、欠陥部分を有する太陽電池と対向電極とを電着塗
料中に浸漬し、前記太陽電池と前記対向電極との間に電
圧を印加して欠陥部分に電着樹脂を堆積することにより
行われる。前記太陽電池に電圧を印加する場合には導電
性基体に印加すれば良い。前記対向電極の材質として
は、電着塗料中で腐食されないことが要求され、耐食性
のある白金、炭素、ニッケル、ステンレスなどが好適に
用いられる。また、前記対向電極の面積は、前記太陽電
池の面積に対して一定の比率とする事が電着を均一にす
るために必要であり、いわゆる極比としては、前記太陽
電池面積と前記対向電極面積との比は1/2から2/1
の範囲であることが好ましい。また、前記太陽電池と前
記対向電極との極間距離は電着の均一性を保つために重
要な因子であるが、電着塗料の電導度や印加する電圧な
どの諸条件により好適な範囲があり一般的には10mm
から100mmが望ましい。電着膜が太陽電池の欠陥部
分のみに選択的に堆積するために、基板などの導電性部
分を電着塗料中にさらすことは好ましくなくこのため、
前記太陽電池の光入射側の裏面となる導電性基板表面
を、プラスチックフィルムやゴム磁石などの絶縁性被覆
材で覆うことが望ましい。また、太陽電池に光照射され
ると欠陥部分以外の正常部分では光起電力により低抵抗
化するため欠陥部分の抵抗値と正常部分の抵抗値の相対
比が小さくなり選択性が低くなってしまう。従って、必
要に応じて暗中で電着する事で所望の選択性が達成でき
るようになる。
程は、欠陥部分を有する太陽電池と対向電極とを電着塗
料中に浸漬し、前記太陽電池と前記対向電極との間に電
圧を印加して欠陥部分に電着樹脂を堆積することにより
行われる。前記太陽電池に電圧を印加する場合には導電
性基体に印加すれば良い。前記対向電極の材質として
は、電着塗料中で腐食されないことが要求され、耐食性
のある白金、炭素、ニッケル、ステンレスなどが好適に
用いられる。また、前記対向電極の面積は、前記太陽電
池の面積に対して一定の比率とする事が電着を均一にす
るために必要であり、いわゆる極比としては、前記太陽
電池面積と前記対向電極面積との比は1/2から2/1
の範囲であることが好ましい。また、前記太陽電池と前
記対向電極との極間距離は電着の均一性を保つために重
要な因子であるが、電着塗料の電導度や印加する電圧な
どの諸条件により好適な範囲があり一般的には10mm
から100mmが望ましい。電着膜が太陽電池の欠陥部
分のみに選択的に堆積するために、基板などの導電性部
分を電着塗料中にさらすことは好ましくなくこのため、
前記太陽電池の光入射側の裏面となる導電性基板表面
を、プラスチックフィルムやゴム磁石などの絶縁性被覆
材で覆うことが望ましい。また、太陽電池に光照射され
ると欠陥部分以外の正常部分では光起電力により低抵抗
化するため欠陥部分の抵抗値と正常部分の抵抗値の相対
比が小さくなり選択性が低くなってしまう。従って、必
要に応じて暗中で電着する事で所望の選択性が達成でき
るようになる。
【0062】電着は、定電圧法でも定電流法でも行うこ
とが出来るが、例えば、定電圧法では、前記太陽電池に
印加する電圧は、ネルンストの式で定義される電極電位
から計算される水素発生電位以上の電圧、具体的には、
水の理論分解電圧に過電圧を加えた値である2ボルト以
上の電圧が必要である。さらに、電着塗料の電導度や太
陽電池に印加する電圧の極性が逆バイアスである場合と
順バイアスである場合とでは好ましい印加電圧の範囲は
異なるためそれぞれの太陽電池の構成、面積及び、電着
塗料の電導度などの物性、印加電圧の極性など種々の点
から好適な電圧範囲が決定されるが、およそ2Vから2
00Vの範囲である。また、印加した電圧の一部は太陽
電池にも印加されることになるため、前記太陽電池に対
して逆バイアスとなるような極性の場合には、前記太陽
電池がプレークダウンしない範囲の電圧でなければなら
ない。一方、前記太陽電池に対して順バイアスとなるよ
うな極性の場合には太陽電池の順方向電流が流れるため
選択性が劣ることになり、この点を考慮して選択性を損
なわない電圧としなければならない。具体的には、太陽
電池の順方向電流がシャント電流の2倍以下とすること
が好ましい。2倍より大きくすると電着の選択性が失わ
れて欠陥部位外にも電着樹脂が堆積し、グリッド電極の
集電効率が低下することになる。
とが出来るが、例えば、定電圧法では、前記太陽電池に
印加する電圧は、ネルンストの式で定義される電極電位
から計算される水素発生電位以上の電圧、具体的には、
水の理論分解電圧に過電圧を加えた値である2ボルト以
上の電圧が必要である。さらに、電着塗料の電導度や太
陽電池に印加する電圧の極性が逆バイアスである場合と
順バイアスである場合とでは好ましい印加電圧の範囲は
異なるためそれぞれの太陽電池の構成、面積及び、電着
塗料の電導度などの物性、印加電圧の極性など種々の点
から好適な電圧範囲が決定されるが、およそ2Vから2
00Vの範囲である。また、印加した電圧の一部は太陽
電池にも印加されることになるため、前記太陽電池に対
して逆バイアスとなるような極性の場合には、前記太陽
電池がプレークダウンしない範囲の電圧でなければなら
ない。一方、前記太陽電池に対して順バイアスとなるよ
うな極性の場合には太陽電池の順方向電流が流れるため
選択性が劣ることになり、この点を考慮して選択性を損
なわない電圧としなければならない。具体的には、太陽
電池の順方向電流がシャント電流の2倍以下とすること
が好ましい。2倍より大きくすると電着の選択性が失わ
れて欠陥部位外にも電着樹脂が堆積し、グリッド電極の
集電効率が低下することになる。
【0063】定電流法による電着に於いでは、前記太陽
電池のシャントの程度にもよるが緻密な電着膜を形成す
るために電流密度は、好ましくは0.1から10A/d
m2の範囲である。
電池のシャントの程度にもよるが緻密な電着膜を形成す
るために電流密度は、好ましくは0.1から10A/d
m2の範囲である。
【0064】上記の定電圧法、定電流法の何れの方法に
於いても電着の終点の決定の仕方としては、時間による
方法、クーロン量による方法等が可能である。電着塗膜
は高抵抗であるため、一定の膜厚になるとその部分には
成膜がなされないため、太陽電池の構成によっては欠陥
部分の堆積がなされたときに電着が自動的に終了し、電
流が流れなくなることも可能である。しかしながら、前
記太陽電池に対して順方向バイアスを印加するような場
合は電着初期には選択性があっても時間の経過とともに
正常部分にも堆積が起こるため、前述したように、時間
やクーロン量による電着終点の管理が必要となる。上述
の電着工程を行う装置としては例えば前記図9のパッシ
ベーションに用いる装置が好適に用いられる。この場合
302を電着液とすれば良い。
於いても電着の終点の決定の仕方としては、時間による
方法、クーロン量による方法等が可能である。電着塗膜
は高抵抗であるため、一定の膜厚になるとその部分には
成膜がなされないため、太陽電池の構成によっては欠陥
部分の堆積がなされたときに電着が自動的に終了し、電
流が流れなくなることも可能である。しかしながら、前
記太陽電池に対して順方向バイアスを印加するような場
合は電着初期には選択性があっても時間の経過とともに
正常部分にも堆積が起こるため、前述したように、時間
やクーロン量による電着終点の管理が必要となる。上述
の電着工程を行う装置としては例えば前記図9のパッシ
ベーションに用いる装置が好適に用いられる。この場合
302を電着液とすれば良い。
【0065】以上の説明に於いては太陽電池はカットシ
ート状であり、パッシベーションおよび電着のプロセス
は枚葉処理であったが、必要に応じてロールツーロール
で行うことも可能である。ロールツーロール処理に適す
る電着装置を図11に示す。また、パッシベーションと
電着を連続的に行う装置を図12に示す。図に於いて5
01は基板、502は基板送り出しローラー、503は
基板巻き取りローラー、504,514は電解槽、50
5,515は洗浄槽、506,516は乾燥炉、50
7,517は電源、508,518はマスクフィルム送
り出しローラー、509,519はマスクフィルム巻き
取りローラー、510,520はマスクフィルム、51
1,521は対向電極、512,522は導電性ローラ
ーを示す。この図に於けるこのましい実施態様例として
は、太陽電池はステンレス基板状に堆積されたnip型
アモルファスシリコンであり、光入射側にITOの上部
電極が形成されている。前記太陽電池基板501は送り
出しロール502から送り出され電解槽504に浸漬さ
れ、洗浄槽505、乾燥炉506を通過した後巻き取り
ロール503に巻き取られる。電解槽504に浸漬する
前にプラスチックフィルムロール508から太陽電池裏
面マスク用のフィルム510が送り出されて前記太陽電
池基板501の裏面と張り合わせられる。電着が完了し
た後は再び剥離され洗浄乾燥後巻き取りローラー509
に巻き取られる。太陽電池基板501と接する導電性ロ
ーラー512と電解槽504内に浸漬された対向電極5
11との間に電源507の電圧が印加される。
ート状であり、パッシベーションおよび電着のプロセス
は枚葉処理であったが、必要に応じてロールツーロール
で行うことも可能である。ロールツーロール処理に適す
る電着装置を図11に示す。また、パッシベーションと
電着を連続的に行う装置を図12に示す。図に於いて5
01は基板、502は基板送り出しローラー、503は
基板巻き取りローラー、504,514は電解槽、50
5,515は洗浄槽、506,516は乾燥炉、50
7,517は電源、508,518はマスクフィルム送
り出しローラー、509,519はマスクフィルム巻き
取りローラー、510,520はマスクフィルム、51
1,521は対向電極、512,522は導電性ローラ
ーを示す。この図に於けるこのましい実施態様例として
は、太陽電池はステンレス基板状に堆積されたnip型
アモルファスシリコンであり、光入射側にITOの上部
電極が形成されている。前記太陽電池基板501は送り
出しロール502から送り出され電解槽504に浸漬さ
れ、洗浄槽505、乾燥炉506を通過した後巻き取り
ロール503に巻き取られる。電解槽504に浸漬する
前にプラスチックフィルムロール508から太陽電池裏
面マスク用のフィルム510が送り出されて前記太陽電
池基板501の裏面と張り合わせられる。電着が完了し
た後は再び剥離され洗浄乾燥後巻き取りローラー509
に巻き取られる。太陽電池基板501と接する導電性ロ
ーラー512と電解槽504内に浸漬された対向電極5
11との間に電源507の電圧が印加される。
【0066】グリッド電極l07は串状に形成するた
め、形成方法には、マスクパターンを用いたスパッタリ
ング、抵抗加熱、CVDの蒸着方法、あるいは全面に金
属層を蒸着した後にエッチングしてパターニングする方
法、光CVDにより直接グリッド電極パターンを形成す
る方法、グリッド電極パターンのネガパターンのマスク
を形成した後にメッキにより形成する方法、導電性ペー
ストを印刷して形成する方法などがある。前記スクリー
ン印刷法はポリエステルやステンレスで出来たメッシュ
に所望のパターニングを施したスクリーンを用いて導電
性ペーストを印刷インキとして用いるものであり電極幅
としては、最小で50μm位とする事ができる。印刷機
は市販のスクリーン印刷機が好適に用いられる。スクリ
ーン印刷した導電性ペーストはバインダーを架橋させる
ためと溶剤を揮発させるために乾燥炉で加熱する。
め、形成方法には、マスクパターンを用いたスパッタリ
ング、抵抗加熱、CVDの蒸着方法、あるいは全面に金
属層を蒸着した後にエッチングしてパターニングする方
法、光CVDにより直接グリッド電極パターンを形成す
る方法、グリッド電極パターンのネガパターンのマスク
を形成した後にメッキにより形成する方法、導電性ペー
ストを印刷して形成する方法などがある。前記スクリー
ン印刷法はポリエステルやステンレスで出来たメッシュ
に所望のパターニングを施したスクリーンを用いて導電
性ペーストを印刷インキとして用いるものであり電極幅
としては、最小で50μm位とする事ができる。印刷機
は市販のスクリーン印刷機が好適に用いられる。スクリ
ーン印刷した導電性ペーストはバインダーを架橋させる
ためと溶剤を揮発させるために乾燥炉で加熱する。
【0067】バスバー108の形成方法としては、金属
ワイヤーを導電性接着剤で固定したり、銅箔を張り付け
たりあるいは、グリッド電極107と同様に形成しても
良い。 エンカプシュレーションの方法としては、例え
ば真空ラミネーターのような市販の装置を用いて、太陽
電池基板と前記樹脂フィルムとを真空中で加熱圧着する
方法が望ましい。
ワイヤーを導電性接着剤で固定したり、銅箔を張り付け
たりあるいは、グリッド電極107と同様に形成しても
良い。 エンカプシュレーションの方法としては、例え
ば真空ラミネーターのような市販の装置を用いて、太陽
電池基板と前記樹脂フィルムとを真空中で加熱圧着する
方法が望ましい。
【0068】
【実施例】以下、実施例により、本発明の太陽電池の構
成及び本発明の太陽電池製造方法を更に詳しく説明する
が、本発明はこれらの実施例により限定されるものでは
ない。
成及び本発明の太陽電池製造方法を更に詳しく説明する
が、本発明はこれらの実施例により限定されるものでは
ない。
【0069】(実施例1)図3に示す層構成の太陽電池
100を以下のようにして作製した。まず、十分に脱
脂、洗浄を行ったSUS430BA製基板(30cm×
30cm、厚み0.2mm)101を不図示のDCスパ
ッタ装置に入れCrを2000Å堆積し、下部電極10
2を形成した。基板101を取り出し、不図示のRFプ
ラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層104、
p層105の順で堆積を行った。その後、不図示の抵抗
加熱の蒸着装置に入れて、酸素を導入しながら1×10
-4Torrの内圧に保ち、InとSnの合金を抵抗加熱
により蒸着し、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明
なITOの上部電極106を700Å堆積した。
100を以下のようにして作製した。まず、十分に脱
脂、洗浄を行ったSUS430BA製基板(30cm×
30cm、厚み0.2mm)101を不図示のDCスパ
ッタ装置に入れCrを2000Å堆積し、下部電極10
2を形成した。基板101を取り出し、不図示のRFプ
ラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層104、
p層105の順で堆積を行った。その後、不図示の抵抗
加熱の蒸着装置に入れて、酸素を導入しながら1×10
-4Torrの内圧に保ち、InとSnの合金を抵抗加熱
により蒸着し、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明
なITOの上部電極106を700Å堆積した。
【0070】次に、前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い電着時に基板101裏面
に電着が施されないようにして図9の電解槽に浸漬し
た。対向電極303として、極比が1:1となるように
30cm×30cmの大きさで、前記基板101に対し
て裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用いてシー
ルしたSUS304ステンレス板を用いた。電着塗料3
02は固形分10%のアクリル系アニオン電着塗料を用
いた。基板304にプラス10Vの電圧を印加して10
秒間保持し、電着を行った。太陽電池100を電解槽3
01から引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応の
電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、30
分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの温度
を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してから3
0分保持し電着樹脂の硬化を行った。その後、基板10
1をオーブンから取り出し冷却後基板101の一部を切
り出して走査型電子顕微鏡で観察したところ上部電極1
06の表面には、約5μm〜50μmの径の半球状の堆
積物110が点在して観察された。この部分の赤外吸収
を、顕微機能付きFTIRを用いて分析したところ、カ
ルボニル基の吸収があり電着塗料が堆積していることが
確認された。さらに、この試料のOBIC(光励起電流
顕微鏡)像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分
のみが発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分に
のみ堆積していることが確認された。さらに、電着樹脂
の堆積した面積はシャント部分の面積の10倍以下であ
り不要な部分への電着膜の堆積はほとんど無かった。
ック製の絶縁性フィルムで覆い電着時に基板101裏面
に電着が施されないようにして図9の電解槽に浸漬し
た。対向電極303として、極比が1:1となるように
30cm×30cmの大きさで、前記基板101に対し
て裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用いてシー
ルしたSUS304ステンレス板を用いた。電着塗料3
02は固形分10%のアクリル系アニオン電着塗料を用
いた。基板304にプラス10Vの電圧を印加して10
秒間保持し、電着を行った。太陽電池100を電解槽3
01から引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応の
電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、30
分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの温度
を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してから3
0分保持し電着樹脂の硬化を行った。その後、基板10
1をオーブンから取り出し冷却後基板101の一部を切
り出して走査型電子顕微鏡で観察したところ上部電極1
06の表面には、約5μm〜50μmの径の半球状の堆
積物110が点在して観察された。この部分の赤外吸収
を、顕微機能付きFTIRを用いて分析したところ、カ
ルボニル基の吸収があり電着塗料が堆積していることが
確認された。さらに、この試料のOBIC(光励起電流
顕微鏡)像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分
のみが発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分に
のみ堆積していることが確認された。さらに、電着樹脂
の堆積した面積はシャント部分の面積の10倍以下であ
り不要な部分への電着膜の堆積はほとんど無かった。
【0071】次に、基板101を不図示のスクリーン印
刷機に設置し、幅100μm長さ8cmのグリッド電極
108を間隔1cmで印刷した。このとき導電性ペース
トは、Agフィラー70部、ポリエステルバインダー3
0部(体積比)、溶剤として酢酸エチルを20部含む組
成のものを用いた。印刷後、基板101をオーブンに入
れて150℃で30分間保持し、導電性ペ一ストをキュ
アした。
刷機に設置し、幅100μm長さ8cmのグリッド電極
108を間隔1cmで印刷した。このとき導電性ペース
トは、Agフィラー70部、ポリエステルバインダー3
0部(体積比)、溶剤として酢酸エチルを20部含む組
成のものを用いた。印刷後、基板101をオーブンに入
れて150℃で30分間保持し、導電性ペ一ストをキュ
アした。
【0072】さらに、幅5mmの接着剤付き銅箔のバス
バー109を接着し、図8に示す30cm角のシングル
セルを作製した。さらに、同様の方法で試料を10枚作
製した。
バー109を接着し、図8に示す30cm角のシングル
セルを作製した。さらに、同様の方法で試料を10枚作
製した。
【0073】次に、これら試料のエンカプシュレーショ
ンを以下のように行った。基板101の上下にEVAを
積層しさらにその上下にフッ素樹脂フィルムETFE
(エチレンテトラフルオロエチレン)(デュポン製 製
品名テフゼル)を積層した後、真空ラミネーターに投入
して150℃で60分間保持し、真空ラミネーションを
行った。
ンを以下のように行った。基板101の上下にEVAを
積層しさらにその上下にフッ素樹脂フィルムETFE
(エチレンテトラフルオロエチレン)(デュポン製 製
品名テフゼル)を積層した後、真空ラミネーターに投入
して150℃で60分間保持し、真空ラミネーションを
行った。
【0074】得られた試料の初期特性を以下のようにし
て測定した。
て測定した。
【0075】まず、試料の暗状態での電圧電流特性を測
定し、原点付近の傾きからシャント抵抗を求めたとこ
ろ、6.5KΩcm2〜13.0KΩcm2と良好な特性
であり、ばらつきが少なかった。
定し、原点付近の傾きからシャント抵抗を求めたとこ
ろ、6.5KΩcm2〜13.0KΩcm2と良好な特性
であり、ばらつきが少なかった。
【0076】次に、AM1.5グローバルの太陽光スペ
クトルで100mW/cm2の光量の疑似太陽光源(以
下シミュレータと呼ぶ)を用いて 太陽電池特性を測定
し、変換効率を求めたところ、6.1%±0.5%であ
り良好な特性でありばらつきも少なかった。
クトルで100mW/cm2の光量の疑似太陽光源(以
下シミュレータと呼ぶ)を用いて 太陽電池特性を測定
し、変換効率を求めたところ、6.1%±0.5%であ
り良好な特性でありばらつきも少なかった。
【0077】これらの試料の信頼性試験を、日本工業規
格C8917の結晶系太陽電池モジュールの環境試験方
法及び耐久試験方法に定められた温湿度サイクル試験A
−2に基づいて行った。
格C8917の結晶系太陽電池モジュールの環境試験方
法及び耐久試験方法に定められた温湿度サイクル試験A
−2に基づいて行った。
【0078】まず、試料を温湿度が制御できる恒温恒湿
器に投入し、−40℃から+85℃(相対湿度85%)
に変化させるサイクル試験を10回繰り返し行った。次
に、試験終了後の試料を初期と同様にシミュレータを用
い太陽電池特性を測定したところ、初期変換効率に対し
て平均で2%の低下であり有意な劣化は生じなかった。
また、シャント抵抗を測定したところ平均で約10%の
減少で有意な劣化はなかった。
器に投入し、−40℃から+85℃(相対湿度85%)
に変化させるサイクル試験を10回繰り返し行った。次
に、試験終了後の試料を初期と同様にシミュレータを用
い太陽電池特性を測定したところ、初期変換効率に対し
て平均で2%の低下であり有意な劣化は生じなかった。
また、シャント抵抗を測定したところ平均で約10%の
減少で有意な劣化はなかった。
【0079】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
【0080】(比較例1)次に、比較のため実施例1と
同様の構成で電着を行わない太陽電池を以下のようにし
て作製した。
同様の構成で電着を行わない太陽電池を以下のようにし
て作製した。
【0081】実施例1と同様に基板101上に上部電極
106までを形成した。次に、実施例1と同様にしてグ
リッド電極107を印刷した。さらに接着剤付きの銅箔
をバスバー108として積層し、図8に示す30cm角
のシングルセルを10枚作製した。次にこの試料のエン
カプシュレーションを実施例1と同様に行った。
106までを形成した。次に、実施例1と同様にしてグ
リッド電極107を印刷した。さらに接着剤付きの銅箔
をバスバー108として積層し、図8に示す30cm角
のシングルセルを10枚作製した。次にこの試料のエン
カプシュレーションを実施例1と同様に行った。
【0082】得られた試料の初期特性を実施例1と同様
の手順で測定したところ、変換効率は3.8〜5.2
%、シャント抵抗は0.5KΩcm2〜5KΩcm2であ
り、実施例1に比較してシャント抵抗が低く、このため
変換効率が低かった。
の手順で測定したところ、変換効率は3.8〜5.2
%、シャント抵抗は0.5KΩcm2〜5KΩcm2であ
り、実施例1に比較してシャント抵抗が低く、このため
変換効率が低かった。
【0083】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に評価した。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽
電池特性を測定したところ初期値に対し平均で30%の
低下を示し有意な劣化が起きていた。また、シャント抵
抗を測定したところ平均で85%低下し信頼性試験後に
おいてシャントが発生していることがわかった。
様に評価した。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽
電池特性を測定したところ初期値に対し平均で30%の
低下を示し有意な劣化が起きていた。また、シャント抵
抗を測定したところ平均で85%低下し信頼性試験後に
おいてシャントが発生していることがわかった。
【0084】この試料のシャント部分を以下のようにし
て確認した。まず、試料に1.5Vの逆バイアスを印加
した。この時シャント部分には電流が流れて発熱するが
正常な部分は逆バイアスなので電流が流れず発熱しな
い。この状態で試料表面を赤外線のカメラで観察したと
ころ発熱部分が観察されグリッド電極107の下でシャ
ントしている事がわかった。
て確認した。まず、試料に1.5Vの逆バイアスを印加
した。この時シャント部分には電流が流れて発熱するが
正常な部分は逆バイアスなので電流が流れず発熱しな
い。この状態で試料表面を赤外線のカメラで観察したと
ころ発熱部分が観察されグリッド電極107の下でシャ
ントしている事がわかった。
【0085】(実施例2)図3の構成の太陽電池をパッ
シベーションした後、電着する工程で作製した。まず、
実施例1と同様にSUS430BA製基板(30cm×
30cm、厚み0.2mm)101上に下部電極102
を形成し、その後、不図示のRFプラズマCVD成膜装
置に入れn層103、i層104、p層105の順で堆
積を行った。実施例1と同様に、反射防止効果を兼ねた
機能を有する透明な上部電極106を700Å堆積し
た。
シベーションした後、電着する工程で作製した。まず、
実施例1と同様にSUS430BA製基板(30cm×
30cm、厚み0.2mm)101上に下部電極102
を形成し、その後、不図示のRFプラズマCVD成膜装
置に入れn層103、i層104、p層105の順で堆
積を行った。実施例1と同様に、反射防止効果を兼ねた
機能を有する透明な上部電極106を700Å堆積し
た。
【0086】次に、図9の電解槽301にl0%のAl
Cl3溶液を満たし前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い、電解槽301に浸漬し
た。基板101側にマイナス4Vの電圧を印加して3秒
間保持した。この工程でシャント部分のITOが除去さ
れた。洗浄後に乾燥を行い、その後フッ素系アニオン電
着塗料302を用いて電着を施した。純水で十分に洗浄
し、オーブンで電着樹脂の硬化を行った。その後、基板
101をオーブンから取り出し冷却後、グリッド電極1
07をスクリーン印刷で形成し、さらに接着剤付きの銅
箔のバスバー108を積層し、図8に示す30cm角の
シングルセルを作製した。同様にして10枚の試料を作
製した。さらに、この試料のエンカプシュレーションを
実施例1と同様に行った。
Cl3溶液を満たし前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い、電解槽301に浸漬し
た。基板101側にマイナス4Vの電圧を印加して3秒
間保持した。この工程でシャント部分のITOが除去さ
れた。洗浄後に乾燥を行い、その後フッ素系アニオン電
着塗料302を用いて電着を施した。純水で十分に洗浄
し、オーブンで電着樹脂の硬化を行った。その後、基板
101をオーブンから取り出し冷却後、グリッド電極1
07をスクリーン印刷で形成し、さらに接着剤付きの銅
箔のバスバー108を積層し、図8に示す30cm角の
シングルセルを作製した。同様にして10枚の試料を作
製した。さらに、この試料のエンカプシュレーションを
実施例1と同様に行った。
【0087】得られた試料の初期特性は、6.4%±
0.8%であり、シャント抵抗が55KΩcm2〜12
0KΩcm2であり良好な特性でばらつきも少なかっ
た。
0.8%であり、シャント抵抗が55KΩcm2〜12
0KΩcm2であり良好な特性でばらつきも少なかっ
た。
【0088】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し3%の低下であり
有為な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したと
ころほとんど変化していなかった。
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し3%の低下であり
有為な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したと
ころほとんど変化していなかった。
【0089】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0090】(実施例3)太陽電池の構成を図4のトル
プル型太陽電池とした以外はほぼ実施例2と同様の方法
で以下のようにして太陽電池を作製した。まず、基板1
01上にテクスチャー構造のAlSi層とシャント防止
用の高抵抗透明導電性部材としてのZnO層とからなる
下部電極102を形成し、その後、不図示のマイクロ波
プラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層10
4、p層105の順で堆積を行いボトム層を形成した。
この時i層104はa−SiGeとした。次にn層11
3、i層114、p層115の順で堆積を行いミドル層
を形成した。i層114はボトム層と同様にa−SiG
eとした。次にn層123、i層124、p層125の
順で堆積を行いトップ層を形成した。i層124はa−
Siとした。次に実施例1と同様に、反射防止効果を兼
ねた機能を有する透明な上部電極106を700Å堆積
した。上部電極106としてIn2O3(IO)を用い
た。
プル型太陽電池とした以外はほぼ実施例2と同様の方法
で以下のようにして太陽電池を作製した。まず、基板1
01上にテクスチャー構造のAlSi層とシャント防止
用の高抵抗透明導電性部材としてのZnO層とからなる
下部電極102を形成し、その後、不図示のマイクロ波
プラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層10
4、p層105の順で堆積を行いボトム層を形成した。
この時i層104はa−SiGeとした。次にn層11
3、i層114、p層115の順で堆積を行いミドル層
を形成した。i層114はボトム層と同様にa−SiG
eとした。次にn層123、i層124、p層125の
順で堆積を行いトップ層を形成した。i層124はa−
Siとした。次に実施例1と同様に、反射防止効果を兼
ねた機能を有する透明な上部電極106を700Å堆積
した。上部電極106としてIn2O3(IO)を用い
た。
【0091】次に、図9の電解槽301でパッシベーシ
ヨンを行い、洗浄および乾燥を行い、その後フッ素系ア
ニオン電着塗料302を用いて電着処理を施した。その
後洗浄し、硬化を行った。グリッド電極107を印刷
し、さらにバスバー108を積層し、図8に示す30c
m角のトリプルセルを作製した。同様にして10枚の試
料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーシ
ョンを実施例1と同様に行った。
ヨンを行い、洗浄および乾燥を行い、その後フッ素系ア
ニオン電着塗料302を用いて電着処理を施した。その
後洗浄し、硬化を行った。グリッド電極107を印刷
し、さらにバスバー108を積層し、図8に示す30c
m角のトリプルセルを作製した。同様にして10枚の試
料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーシ
ョンを実施例1と同様に行った。
【0092】得られた試料の初期特性は、7.5%±
0.5%でありシャント抵抗が35KΩcm2〜90K
Ωcm2であり良好な特性でばらつきも少なかった。
0.5%でありシャント抵抗が35KΩcm2〜90K
Ωcm2であり良好な特性でばらつきも少なかった。
【0093】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様にした。
様にした。
【0094】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し平均で約1.5%
の低下であり有為な劣化はなかった。シャント抵抗を測
定したところほとんど変化していなかった。
池特性を測定したところ初期値に対し平均で約1.5%
の低下であり有為な劣化はなかった。シャント抵抗を測
定したところほとんど変化していなかった。
【0095】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0096】(実施例4)フォーミングを行い、パッシ
ベーションした後、電着する工程により図3の構成の太
陽電池を作製した。
ベーションした後、電着する工程により図3の構成の太
陽電池を作製した。
【0097】まず、実施例1と同様に基板101上に下
部電極102、n層103、i層104、p層105の
順で形成した後、反射防止効果を兼ねた機能を有する透
明な上部電極(ITO)106を700Å堆積した。次
に、図10に示すフォーミング装置を用いて前記太陽電
池100のフォーミングを行った。まず、基板101を
ステージ401に設置し、電源405により導電性ブラ
シ403に―10Vを印加し、導電性ブラシ403をレ
ール404に沿って5mm/秒の速度で掃引した。
部電極102、n層103、i層104、p層105の
順で形成した後、反射防止効果を兼ねた機能を有する透
明な上部電極(ITO)106を700Å堆積した。次
に、図10に示すフォーミング装置を用いて前記太陽電
池100のフォーミングを行った。まず、基板101を
ステージ401に設置し、電源405により導電性ブラ
シ403に―10Vを印加し、導電性ブラシ403をレ
ール404に沿って5mm/秒の速度で掃引した。
【0098】次に、実施例1と同様に図9の電解槽30
1に10%のAlCl3溶液を満たし前記基板101の
裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、電解
槽301に浸漬した。基板101側にマイナス4Vの電
圧を印加して3秒間保持した。この工程でシャント部分
のITOが除去された。
1に10%のAlCl3溶液を満たし前記基板101の
裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、電解
槽301に浸漬した。基板101側にマイナス4Vの電
圧を印加して3秒間保持した。この工程でシャント部分
のITOが除去された。
【0099】洗浄後に乾燥を行い、その後フッ素系アニ
オン電着塗料302を用いて電着処理を施した。純水で
十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂の硬化を行った。そ
の後、基板101をオーブンから取り出し冷却後、グリ
ッド電極107を形成してさらにバスバー108を積層
し、図8に示す30cm角のシングルセルを作製した。
同様にして10枚の試料を作製した。さらに、この試料
のエンカプシュレーションを実施例1と同様に行った。
オン電着塗料302を用いて電着処理を施した。純水で
十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂の硬化を行った。そ
の後、基板101をオーブンから取り出し冷却後、グリ
ッド電極107を形成してさらにバスバー108を積層
し、図8に示す30cm角のシングルセルを作製した。
同様にして10枚の試料を作製した。さらに、この試料
のエンカプシュレーションを実施例1と同様に行った。
【0100】得られた試料の初期特性は、6.4%±
1.2%であり、シャント抵抗が105KΩcm2〜2
50KΩcm2であり良好な特性でばらつきも少なかっ
た。
1.2%であり、シャント抵抗が105KΩcm2〜2
50KΩcm2であり良好な特性でばらつきも少なかっ
た。
【0101】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様にした。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電池
特性を測定したところ初期値に対し3%の低下であり、
有為な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したと
ころほとんど変化していなかった。
様にした。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電池
特性を測定したところ初期値に対し3%の低下であり、
有為な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したと
ころほとんど変化していなかった。
【0102】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0103】(実施例5)図5の構成の太陽電池を実施
例1とほぼ同様に作製した。
例1とほぼ同様に作製した。
【0104】まず、30cm角のガラス基板(コーニン
グ製7059)101上に不図示の蒸着装置を用いてS
nO2の透明な上部電極106を堆積した。その後、上
部電極106が幅 2cmのサブセルが5mm幅のギャ
ップを開けて並ぶようにエッチングしてパターニングを
施した。次に、メタルマスクを用いて前記上部電極10
6とほぼ重なり合うようにp層105、i層104、n
層102を堆積した。次に基板101を電解槽301に
浸漬し、カチオン系電着塗料を用いて電着処理を施し
た。さらに基板101を、メタルマスクを用いて不図示
のスパッタ装置に投入してアルミニウムの下部電極を形
成し、10段直列の30cm角のシングルセルを作製し
た。以上の作製法で試料を10枚作製した。
グ製7059)101上に不図示の蒸着装置を用いてS
nO2の透明な上部電極106を堆積した。その後、上
部電極106が幅 2cmのサブセルが5mm幅のギャ
ップを開けて並ぶようにエッチングしてパターニングを
施した。次に、メタルマスクを用いて前記上部電極10
6とほぼ重なり合うようにp層105、i層104、n
層102を堆積した。次に基板101を電解槽301に
浸漬し、カチオン系電着塗料を用いて電着処理を施し
た。さらに基板101を、メタルマスクを用いて不図示
のスパッタ装置に投入してアルミニウムの下部電極を形
成し、10段直列の30cm角のシングルセルを作製し
た。以上の作製法で試料を10枚作製した。
【0105】得られた試料の初期特性は、変換効率が
6.0%±1.0%でシャント抵抗が35KΩcm2〜
90KΩcm2であり良好な特性でばらつきも少なかっ
た。
6.0%±1.0%でシャント抵抗が35KΩcm2〜
90KΩcm2であり良好な特性でばらつきも少なかっ
た。
【0106】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に評価した。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽
電池特性を測定したところ初期値に対し3%の低下であ
り有為な劣化は生じなかつた。また、シャント抵抗を測
定したところ約4%の低下であった。
様に評価した。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽
電池特性を測定したところ初期値に対し3%の低下であ
り有為な劣化は生じなかつた。また、シャント抵抗を測
定したところ約4%の低下であった。
【0107】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く、良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0108】(実施例6)電着をp層105の形成後に
行う以外は実施例1とほぼ同様にして図3の構成の太陽
電池100を以下のようにして作製した。
行う以外は実施例1とほぼ同様にして図3の構成の太陽
電池100を以下のようにして作製した。
【0109】実施例1と同様にSUS430BA製基板
101上に下部電極102を形成し、不図示のRFプラ
ズマCVD成膜装置でn層103、i層104、p層1
05の順で堆積を行った。
101上に下部電極102を形成し、不図示のRFプラ
ズマCVD成膜装置でn層103、i層104、p層1
05の順で堆積を行った。
【0110】次に、実施例1と同様に前記記基板101
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電解漕301に浸漬した。スチレン系アニオン電着
塗料302を用いて電着処理を施した。純水で十分に洗
浄し、オーブンで電着樹脂の硬化を行った。その後、基
板101をオーブンから取り出し冷却後、実施例1と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å堆積した。その後、グリッド電極1
07とバスバー108を積層し、図8に示す30cm角
のシングルセルを作製した。同様にして10枚の試料を
作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーション
を実施例1と同様に行った。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電解漕301に浸漬した。スチレン系アニオン電着
塗料302を用いて電着処理を施した。純水で十分に洗
浄し、オーブンで電着樹脂の硬化を行った。その後、基
板101をオーブンから取り出し冷却後、実施例1と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å堆積した。その後、グリッド電極1
07とバスバー108を積層し、図8に示す30cm角
のシングルセルを作製した。同様にして10枚の試料を
作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーション
を実施例1と同様に行った。
【0111】得られた試料の初期特性は、6.4%±
l.5%であり、シャント抵抗が10KΩcm2〜50
KΩcm2であり良好な特性であった。
l.5%であり、シャント抵抗が10KΩcm2〜50
KΩcm2であり良好な特性であった。
【0112】次にこの試料の耐久特性を実施例1と同様
に評価した。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し2%の低下であ
り、有為な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定し
たところほとんど変化していなかった。
に評価した。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し2%の低下であ
り、有為な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定し
たところほとんど変化していなかった。
【0113】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0114】(実施例7)図3に示す層構成の太陽電池
を以下のようにして作製した。まず実施例1と同様にし
てSUS430BA製基板101上にCr下部電極、n
層103、i層104、p層105及びITOの上部電
極106を堆積した。
を以下のようにして作製した。まず実施例1と同様にし
てSUS430BA製基板101上にCr下部電極、n
層103、i層104、p層105及びITOの上部電
極106を堆積した。
【0115】次に、図9において前記基板304の裏面
側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い電着槽30
1に浸漬した。対向電極303として、極比が1:1と
なるように30cm×30cmの大きさで、裏側をプラ
スチック製の絶縁性フィルムを用いてシールしたSUS
304ステンレス板を用いた。電着塗料302は固形分
10%のアクリルのカオチン系電着塗料(上村工業
(株)製アクリルクリアーA−7X)を用いた。基板3
04にマイナス10Vの電圧を印加して10秒間保持
し、電着を行った。太陽電池100を電着槽から引き上
げ、純水で十分に洗浄を行い、未析出の電着塗料を洗い
流し、50℃のオーブンに投入し、30分放置して水分
を乾燥させた。その後、オーブンの温度を10℃/分の
速度で上昇し、180℃に達してから30分保持し電着
樹脂の硬化を行った。その後、太陽電池100をオーブ
ンから取り出し冷却後太陽電池の一部を切り出して走査
型電子顕微鏡で観察したことろ上部電極106の表面に
は、約5μm〜50μmの径の半球状の堆積物が点在し
て観察された。この部分の赤外吸収を、顕微機能付きF
TIRを用いて分析したところアクリルエステルのカル
ボニル基の吸収があり電着塗料が堆積していることが確
認された。さらにこの試料のOBIC像を観察したこと
ろ、前記電着塗料の堆積部分のみが発電せず、堆積膜は
シャント部分にのみ堆積していることが確認された。さ
らに平均でシャント部分の約7倍の面積にわたって堆積
していることも確認された。次に、実施例1と同様にし
て、グリッド電極107、バスバー108を形成し、3
0cm角のシングルセルを作製した。同様の方法で試料
を10枚作製した。更に、これら試料のエンカプシュレ
ーションを実施例1と同様に行った。
側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い電着槽30
1に浸漬した。対向電極303として、極比が1:1と
なるように30cm×30cmの大きさで、裏側をプラ
スチック製の絶縁性フィルムを用いてシールしたSUS
304ステンレス板を用いた。電着塗料302は固形分
10%のアクリルのカオチン系電着塗料(上村工業
(株)製アクリルクリアーA−7X)を用いた。基板3
04にマイナス10Vの電圧を印加して10秒間保持
し、電着を行った。太陽電池100を電着槽から引き上
げ、純水で十分に洗浄を行い、未析出の電着塗料を洗い
流し、50℃のオーブンに投入し、30分放置して水分
を乾燥させた。その後、オーブンの温度を10℃/分の
速度で上昇し、180℃に達してから30分保持し電着
樹脂の硬化を行った。その後、太陽電池100をオーブ
ンから取り出し冷却後太陽電池の一部を切り出して走査
型電子顕微鏡で観察したことろ上部電極106の表面に
は、約5μm〜50μmの径の半球状の堆積物が点在し
て観察された。この部分の赤外吸収を、顕微機能付きF
TIRを用いて分析したところアクリルエステルのカル
ボニル基の吸収があり電着塗料が堆積していることが確
認された。さらにこの試料のOBIC像を観察したこと
ろ、前記電着塗料の堆積部分のみが発電せず、堆積膜は
シャント部分にのみ堆積していることが確認された。さ
らに平均でシャント部分の約7倍の面積にわたって堆積
していることも確認された。次に、実施例1と同様にし
て、グリッド電極107、バスバー108を形成し、3
0cm角のシングルセルを作製した。同様の方法で試料
を10枚作製した。更に、これら試料のエンカプシュレ
ーションを実施例1と同様に行った。
【0116】得られた試料の初期特性は、6.3±0.
7%シャント抵抗15KΩcm2 ±2KΩcm2 と良好
な特性であり、ばらつきが少なかった。
7%シャント抵抗15KΩcm2 ±2KΩcm2 と良好
な特性であり、ばらつきが少なかった。
【0117】温湿度サイクル試験終了後の太陽電池特性
を測定したことろ、初期変換効率に対して平均で2%の
低下率であり有意な劣化は生じなかった。また、シャン
ト抵抗を測定したところ初期の約10%の低下率で有意
な劣化はなっかった。電着が良好な効果を有することが
わかった。
を測定したことろ、初期変換効率に対して平均で2%の
低下率であり有意な劣化は生じなかった。また、シャン
ト抵抗を測定したところ初期の約10%の低下率で有意
な劣化はなっかった。電着が良好な効果を有することが
わかった。
【0118】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性であり、信頼性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性であり、信頼性も良いことがわかる。
【0119】(実施例8)電着時の印加電圧10Vを2
5Vに、通電時間10秒を3秒に変更した他は実施例7
と同様に作製した。以上の作製方法で試料を10枚作製
した。
5Vに、通電時間10秒を3秒に変更した他は実施例7
と同様に作製した。以上の作製方法で試料を10枚作製
した。
【0120】得られた試料の初期特性は、変換効率6.
1%±0.8%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±3K
Ωcm2 であった。
1%±0.8%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±3K
Ωcm2 であった。
【0121】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0122】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の1%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ9%の低下であった。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩
留まりが良く、良好な特性で有り耐久性も良いことがわ
かる。電着時の太陽電池の順方向電流とシャント電流の
比は3.2であった。なお実施例7では0.6であっ
た。
池特性を測定したところ初期値の1%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ9%の低下であった。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩
留まりが良く、良好な特性で有り耐久性も良いことがわ
かる。電着時の太陽電池の順方向電流とシャント電流の
比は3.2であった。なお実施例7では0.6であっ
た。
【0123】(実施例9)アクリルのカチオン系電着樹
脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7Xガラス
転移温度 約120℃)を低架橋密度のアクリルカチオ
ン系電着樹脂(ガラス転移温度 約70℃)に変更した
他は実施例7と同様にして10枚作製した。得られた試
料の評価は実施例1に従った。
脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7Xガラス
転移温度 約120℃)を低架橋密度のアクリルカチオ
ン系電着樹脂(ガラス転移温度 約70℃)に変更した
他は実施例7と同様にして10枚作製した。得られた試
料の評価は実施例1に従った。
【0124】得られた試料の初期特性は、6.3%±
0.8%、シャント抵抗は14KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.8%、シャント抵抗は14KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0125】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0126】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の4%の低下率であり有
意な劣化はほとんど生じなかった。シャント抵抗を測定
したところ初期値に対し12%の低下であり、有意な劣
化はなかった。本実施例の結果から本発明の太陽電池製
造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
池特性を測定したところ初期値の4%の低下率であり有
意な劣化はほとんど生じなかった。シャント抵抗を測定
したところ初期値に対し12%の低下であり、有意な劣
化はなかった。本実施例の結果から本発明の太陽電池製
造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良
好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0127】(実施例10)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X最低
成膜温度(約60℃)をアクリルのカチオン系電着樹脂
(最低成膜温度約25℃)に変更した他は実施例7と同
様にして、試料10枚作製した。得られた試料の評価も
実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X最低
成膜温度(約60℃)をアクリルのカチオン系電着樹脂
(最低成膜温度約25℃)に変更した他は実施例7と同
様にして、試料10枚作製した。得られた試料の評価も
実施例1に従った。
【0128】得られた試料の初期特性は、6.4%±
1.5%、シャント抵抗は16KΩcm2 ±4KΩcm
2 であり良好な特性であった。但し、この塗料では、電
着終了後速やかに水洗しないと初期特性が5.0%に大
きく低下した。
1.5%、シャント抵抗は16KΩcm2 ±4KΩcm
2 であり良好な特性であった。但し、この塗料では、電
着終了後速やかに水洗しないと初期特性が5.0%に大
きく低下した。
【0129】次にこの充分水洗して得られた試料の信頼
性試験を実施例1と同様に行った。温湿度サイクル試験
終了後の試料の太陽電池特性を測定したことろ初期値の
2%の低下率であり有意な劣化は生じなかった。シャン
ト抵抗を測定したところ初期値に対し9%の低下であっ
た。本実施例の結果から本発明の太陽電池製造方法で作
製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好な特性で
有り耐久性も良いことがわかる。
性試験を実施例1と同様に行った。温湿度サイクル試験
終了後の試料の太陽電池特性を測定したことろ初期値の
2%の低下率であり有意な劣化は生じなかった。シャン
ト抵抗を測定したところ初期値に対し9%の低下であっ
た。本実施例の結果から本発明の太陽電池製造方法で作
製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好な特性で
有り耐久性も良いことがわかる。
【0130】(実施例11)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシのカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製 固
形分10%)に変更した他は実施例7と同様にして試料
を10枚作製した。得られた試料の評価も実施例7に従
った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシのカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製 固
形分10%)に変更した他は実施例7と同様にして試料
を10枚作製した。得られた試料の評価も実施例7に従
った。
【0131】得られた試料の初期特性は、5.9%±
0.9%、シャント抵抗は29KΩcm2 ±5KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.9%、シャント抵抗は29KΩcm2 ±5KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0132】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0133】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%であり低下率で有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し11%の低下であった。本実施例の結果
から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽
電池は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いこ
とがわかる。
池特性を測定したところ初期値の2%であり低下率で有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し11%の低下であった。本実施例の結果
から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽
電池は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いこ
とがわかる。
【0134】(実施例12)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
フッ素のカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製)に変
更した他は実施例7と同様にして試料10枚作製した。
得られた試料の評価も実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
フッ素のカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製)に変
更した他は実施例7と同様にして試料10枚作製した。
得られた試料の評価も実施例1に従った。
【0135】得られた試料の初期特性は、6.5%±
0.7%、シャント抵抗は24KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.7%、シャント抵抗は24KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0136】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0137】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期に対し10%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いこと
がわかる。
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期に対し10%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いこと
がわかる。
【0138】(実施例13)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
カチオン化オリゴマー(分子量2200のポリエチレン
グリコール両末端カルボン酸変性(川研ファイン(株)
製)とカチオン化エポキシ(ナガセ化成(株)製ワイス
テックス)との反応生成物)に変更した他は実施例7と
同様にして試料10枚作製した。得られた試料の評価も
実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
カチオン化オリゴマー(分子量2200のポリエチレン
グリコール両末端カルボン酸変性(川研ファイン(株)
製)とカチオン化エポキシ(ナガセ化成(株)製ワイス
テックス)との反応生成物)に変更した他は実施例7と
同様にして試料10枚作製した。得られた試料の評価も
実施例1に従った。
【0139】得られた試料の初期特性は、6.1%±
0.6%、シャント抵抗は8KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試験
を実施例1と同様に行った。温湿度サイクル試験終了後
の試料の太陽電池特性を測定したところ初期値の7%の
低下率であり大きい劣化は生じなかった。シャント抵抗
を測定したところ初期値に対し34%の低下であった。
本実施例の結果から本発明の太陽電池製造方法で作製し
た本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好な特性で有り
耐久性も良いことがわかる。
0.6%、シャント抵抗は8KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試験
を実施例1と同様に行った。温湿度サイクル試験終了後
の試料の太陽電池特性を測定したところ初期値の7%の
低下率であり大きい劣化は生じなかった。シャント抵抗
を測定したところ初期値に対し34%の低下であった。
本実施例の結果から本発明の太陽電池製造方法で作製し
た本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好な特性で有り
耐久性も良いことがわかる。
【0140】(実施例14)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシ/ポリブタジエンのカチオン系電着樹脂(日本
ペイント(株)製ラディコートN800黒色顔料入り)
に変更した他は実施例7と同様にして試料10枚作製し
た。得られた試料の評価も実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシ/ポリブタジエンのカチオン系電着樹脂(日本
ペイント(株)製ラディコートN800黒色顔料入り)
に変更した他は実施例7と同様にして試料10枚作製し
た。得られた試料の評価も実施例1に従った。
【0141】得られた試料の初期特性は、5.8%±
0.6%、シャント抵抗は15KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.6%、シャント抵抗は15KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0142】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し10%の低下であった。本実施例の結果
から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽
電池は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いこ
とがわかる。
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し10%の低下であった。本実施例の結果
から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽
電池は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いこ
とがわかる。
【0143】(実施例15)電着時の通電時間10秒を
3秒に変更した他は実施例7と同様に作製した。
3秒に変更した他は実施例7と同様に作製した。
【0144】以上の作製法で試料を10枚作製した。走
査型電子顕微鏡でシャント部分の約0.5倍の面積にわ
たって堆積していることが確認された。得られた試料の
初期特性は、変換効率5.5±1.1%、シャント抵抗
は8KΩcm2 ±2KΩcm 2 であった。
査型電子顕微鏡でシャント部分の約0.5倍の面積にわ
たって堆積していることが確認された。得られた試料の
初期特性は、変換効率5.5±1.1%、シャント抵抗
は8KΩcm2 ±2KΩcm 2 であった。
【0145】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の4%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ17%低下していた。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩
留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の4%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ17%低下していた。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩
留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。
【0146】(実施例16)次に図5の構成の太陽電池
を実施例7とほぼ同様に作製した。
を実施例7とほぼ同様に作製した。
【0147】まず、30cm角のコーニング7059基
板101上に不図示の蒸着装置を用いてSnO2 透明な
上部電極106を堆積した。その後、上部電極106が
幅2cmのサブセルが5mm幅のギャップを開けて並ぶ
ようにエッチングしてパターニングを施した。次に、メ
タルマスクを用いて前記上部電極106とほぼ重なり合
うようにp層105、i層104、n層103を堆積し
た。次に基板101を、メタルマスクを用いて不図示の
スパッタリング装置に投入してアルミニウムの下部電極
102を形成し、10段直列の30cm角のシングルセ
ルを作製した。電着方法は実施例7に従った。以上の作
製法で試料を10枚作製した。
板101上に不図示の蒸着装置を用いてSnO2 透明な
上部電極106を堆積した。その後、上部電極106が
幅2cmのサブセルが5mm幅のギャップを開けて並ぶ
ようにエッチングしてパターニングを施した。次に、メ
タルマスクを用いて前記上部電極106とほぼ重なり合
うようにp層105、i層104、n層103を堆積し
た。次に基板101を、メタルマスクを用いて不図示の
スパッタリング装置に投入してアルミニウムの下部電極
102を形成し、10段直列の30cm角のシングルセ
ルを作製した。電着方法は実施例7に従った。以上の作
製法で試料を10枚作製した。
【0148】得られた試料の初期特性は、変換効率6.
0%±1.0%、シャント抵抗は27KΩcm2 ±4K
Ωcm2 であった。
0%±1.0%、シャント抵抗は27KΩcm2 ±4K
Ωcm2 であった。
【0149】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0150】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ1%低下していた。本実施例の結果から本発明
の発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池
は歩留まりが良く、良好な特性で有り耐久性も良いこと
がわかる。
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ1%低下していた。本実施例の結果から本発明
の発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池
は歩留まりが良く、良好な特性で有り耐久性も良いこと
がわかる。
【0151】(実施例17)図7の構成の多結晶太陽電
池を実施例7とほぼ同様に作製した。
池を実施例7とほぼ同様に作製した。
【0152】実施例7と同様にSUS430BA製基板
(30cm×30cm、厚み0.2mm)101上に下
部電極102を形成した。基板101を取り出し、不図
示のRFプラズマCVD成膜装置に入れn層103、i
層104、p層105の順で堆積を行った。その後、基
板101をオーブンから取り出し冷却し、実施例7と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å堆積した。実施例7と同様にして電
着を行い、続いてグリッド電極107、接着剤付きの銅
箔のバスバー108を形成し、30cm角のシングルセ
ルを作製した。同様にして10枚の試料を作製した。さ
らに、この試料のエンカプチュレーションを実施例1と
同様に行った。
(30cm×30cm、厚み0.2mm)101上に下
部電極102を形成した。基板101を取り出し、不図
示のRFプラズマCVD成膜装置に入れn層103、i
層104、p層105の順で堆積を行った。その後、基
板101をオーブンから取り出し冷却し、実施例7と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å堆積した。実施例7と同様にして電
着を行い、続いてグリッド電極107、接着剤付きの銅
箔のバスバー108を形成し、30cm角のシングルセ
ルを作製した。同様にして10枚の試料を作製した。さ
らに、この試料のエンカプチュレーションを実施例1と
同様に行った。
【0153】得られた試料の初期特性は、6.4%±
0.8%、シャント抵抗は6KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試験
を実施例1と同様に行った。
0.8%、シャント抵抗は6KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試験
を実施例1と同様に行った。
【0154】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の10%の低下率であり
有意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したと
ころ低下は19%であった。本実施例の結果から本発明
の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留
まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。
池特性を測定したところ初期値の10%の低下率であり
有意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したと
ころ低下は19%であった。本実施例の結果から本発明
の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留
まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。
【0155】(比較例17)電着の操作をしないこと以
外は実施例17と全く同様の操作を行った。
外は実施例17と全く同様の操作を行った。
【0156】試料の初期特性は、4.3%±1.2%、
シャント抵抗は0.6KΩcm2 ±0.2KΩcm2 で
あった。実施例17に比較してシャント抵抗が低く、こ
のため変換効率が低かった。
シャント抵抗は0.6KΩcm2 ±0.2KΩcm2 で
あった。実施例17に比較してシャント抵抗が低く、こ
のため変換効率が低かった。
【0157】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の32%の低下率であっ
た。シャント抵抗を測定したところ76%低下してい
た。
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の32%の低下率であっ
た。シャント抵抗を測定したところ76%低下してい
た。
【0158】(実施例18)太陽電池の構成を図4のト
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例7と同様の方
法で以下の太陽電池を作製した。まず、基板101上に
テクスチャー構造のAlSi層とシャント防止用の高抵
抗透明導電性部材としてのZnO層とからなる下部電極
102を形成し、その後、不図示のマイクロ波プラズマ
CVD成膜装置に入れn層103、i層104、p層1
05の順で堆積を行いボトム層を形成した。このときi
層104はa−SiGeとした。次にn層113、i層
114、p層115の順で堆積を行いミドル層を形成し
た。i層114はボトム層と同様にa−SiGeとし
た。次にn層123、i層124、p層125の順で堆
積を行いトップ層を形成した。i層124はa−SiG
eとした。つぎに実施例1と同様に反射防止効果を兼ね
た機能を有する透明な上部電極106を700Å堆積し
た。上部電極としてIn2O3(IO)を用いた。
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例7と同様の方
法で以下の太陽電池を作製した。まず、基板101上に
テクスチャー構造のAlSi層とシャント防止用の高抵
抗透明導電性部材としてのZnO層とからなる下部電極
102を形成し、その後、不図示のマイクロ波プラズマ
CVD成膜装置に入れn層103、i層104、p層1
05の順で堆積を行いボトム層を形成した。このときi
層104はa−SiGeとした。次にn層113、i層
114、p層115の順で堆積を行いミドル層を形成し
た。i層114はボトム層と同様にa−SiGeとし
た。次にn層123、i層124、p層125の順で堆
積を行いトップ層を形成した。i層124はa−SiG
eとした。つぎに実施例1と同様に反射防止効果を兼ね
た機能を有する透明な上部電極106を700Å堆積し
た。上部電極としてIn2O3(IO)を用いた。
【0159】次に実施例7で用いたアクリルのカチオン
系電着塗料を用いて電着処理を施した。その後洗浄し、
硬化を行った。グリッド電極107を印刷し、さらにバ
スバー108を積層し30cm角のトリプルセルを作製
した。同様にして10枚の試料を作製した。さらに、こ
れら試料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に
行った。
系電着塗料を用いて電着処理を施した。その後洗浄し、
硬化を行った。グリッド電極107を印刷し、さらにバ
スバー108を積層し30cm角のトリプルセルを作製
した。同様にして10枚の試料を作製した。さらに、こ
れら試料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に
行った。
【0160】得られた試料の初期特性は、7.4%±
0.8%、シャント抵抗は16KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.8%、シャント抵抗は16KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0161】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の3%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ11%の低下であった。本実施例の結果から本発明の
太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留ま
りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
様に行った。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の3%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ11%の低下であった。本実施例の結果から本発明の
太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留ま
りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0162】(比較例18)電着の操作をしないこと以
外は実施例18と全く同様の操作を行った。
外は実施例18と全く同様の操作を行った。
【0163】得られた試料の初期特性は、4.5%±
1.8%、シャント抵抗は0.3KΩcm2 ±0.1K
Ωcm2 であった。実施例12に比較してシャント抵抗
が低く、このため変換効率が低かった。
1.8%、シャント抵抗は0.3KΩcm2 ±0.1K
Ωcm2 であった。実施例12に比較してシャント抵抗
が低く、このため変換効率が低かった。
【0164】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。温湿度度サイクル試験終了後の試料の太陽
電池特性を測定したところ初期値の40%の低下率であ
った。シャント抵抗を測定したところ85%低下してい
た。
様に行った。温湿度度サイクル試験終了後の試料の太陽
電池特性を測定したところ初期値の40%の低下率であ
った。シャント抵抗を測定したところ85%低下してい
た。
【0165】(実施例19)図3に示す層構成の太陽電
池を以下のようにして作製した。まず、実施例1と同様
にして、SUS430BA基板上にCr(下部電極)、
n層,i層,p層,ITO(上部電極)を形成した。
池を以下のようにして作製した。まず、実施例1と同様
にして、SUS430BA基板上にCr(下部電極)、
n層,i層,p層,ITO(上部電極)を形成した。
【0166】次に、前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い電着時に基板101裏面
に電着が施されないようにして図9の電解槽に浸漬し
た。
ック製の絶縁性フィルムで覆い電着時に基板101裏面
に電着が施されないようにして図9の電解槽に浸漬し
た。
【0167】対向電極303として、極比が1:1とな
るように30cm×30cmの大きさで、前記基板30
4に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用
いてシールしたSUS304ステンレス板を用いた。電
着液302は固形分10%のアクリル−メラミン系アニ
オン電着塗料を用い、電導度を東亜電波工業株式会社製
CM20Sを用いて測定したことろ620μS/cmで
あり、同社製ガラス電極pHメータHM−30Sを用い
てpH測定したところ8.47であった。浴温25.4
℃のもとで、極間距離50mmとし基板304にプラス
3Vの電圧を印加して30秒間保持し、電着を行った。
このとき流れる電流と時間の関係は図13に示すとおり
であった。また流れた電流の総クーロン量は60mCで
あった。尚、クーロン量は北斗電工株式会社製クーロン
メータHF201で計測した。電着後、太陽電池100
を電着槽から速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行
い、未反応の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに
投入し、10分放置して水分を乾燥させた。その後、オ
ーブンの温度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に
達してから20分保持し電着樹脂の硬化を行った。
るように30cm×30cmの大きさで、前記基板30
4に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用
いてシールしたSUS304ステンレス板を用いた。電
着液302は固形分10%のアクリル−メラミン系アニ
オン電着塗料を用い、電導度を東亜電波工業株式会社製
CM20Sを用いて測定したことろ620μS/cmで
あり、同社製ガラス電極pHメータHM−30Sを用い
てpH測定したところ8.47であった。浴温25.4
℃のもとで、極間距離50mmとし基板304にプラス
3Vの電圧を印加して30秒間保持し、電着を行った。
このとき流れる電流と時間の関係は図13に示すとおり
であった。また流れた電流の総クーロン量は60mCで
あった。尚、クーロン量は北斗電工株式会社製クーロン
メータHF201で計測した。電着後、太陽電池100
を電着槽から速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行
い、未反応の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに
投入し、10分放置して水分を乾燥させた。その後、オ
ーブンの温度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に
達してから20分保持し電着樹脂の硬化を行った。
【0168】このようにして得られた試料の一部を切り
出して走査型電子顕微鏡で観察したところ上部電極10
6の表面には、約5μm〜50μmの径の半球状の堆積
物が点在して観察された。この部分の赤外吸収を、顕微
鏡付きFTIRを用いて分析したところいずれの試料に
もアクリルエステルのカルボニル基の吸収があり電着塗
料が堆積していることが確認された。さらにこの試料の
OBIC像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分
のみが発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分に
のみ堆積していることが確認された。
出して走査型電子顕微鏡で観察したところ上部電極10
6の表面には、約5μm〜50μmの径の半球状の堆積
物が点在して観察された。この部分の赤外吸収を、顕微
鏡付きFTIRを用いて分析したところいずれの試料に
もアクリルエステルのカルボニル基の吸収があり電着塗
料が堆積していることが確認された。さらにこの試料の
OBIC像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分
のみが発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分に
のみ堆積していることが確認された。
【0169】さらに、上述した方法と同様に電着時の電
圧のみを5V,7V,10V,15V,20V,30V
として試料を作製した。次に実施例1と同様にして、グ
リッド電極及びバスバーを形成した。このようにして作
製した試料の初期特性を測定した結果を図14に示す。
圧のみを5V,7V,10V,15V,20V,30V
として試料を作製した。次に実施例1と同様にして、グ
リッド電極及びバスバーを形成した。このようにして作
製した試料の初期特性を測定した結果を図14に示す。
【0170】図14が示すように、電着時の電圧は5V
から20Vが適当であることが分かった。またシャント
抵抗は、50〜70KΩcm2と良好な値となり、ばら
つきも少なかった。
から20Vが適当であることが分かった。またシャント
抵抗は、50〜70KΩcm2と良好な値となり、ばら
つきも少なかった。
【0171】次に上述した方法と同様にして、10V、
30秒、極間距離50mmの条件で電着を行った。その
後、前述した方法で幅100μm、長さ8cmのグリッ
ド電極107を間隔1cmで印刷し、幅5mmの接着剤
付き銅泊のバスバーを接着し30cm角のシングルセル
を10枚作製した。次に、これら試料のエンカプシュレ
ーションを実施例1と同様に行った。
30秒、極間距離50mmの条件で電着を行った。その
後、前述した方法で幅100μm、長さ8cmのグリッ
ド電極107を間隔1cmで印刷し、幅5mmの接着剤
付き銅泊のバスバーを接着し30cm角のシングルセル
を10枚作製した。次に、これら試料のエンカプシュレ
ーションを実施例1と同様に行った。
【0172】得られた試料の初期特性を上述した方法で
測定し、変換効率を求めたところ、平均して6.5%±
0.5%であり良好な特性でばらつきも少なかった。
測定し、変換効率を求めたところ、平均して6.5%±
0.5%であり良好な特性でばらつきも少なかった。
【0173】これらの試料の信頼性試験を、実施例1と
同様にして行った。
同様にして行った。
【0174】試験終了後の太陽電池特性は、初期変換効
率に対して平均で5%の低下であり有意な劣化は生じな
かった。また、シャント抵抗を測定したところ約10%
の減少で有意な劣化はなかった。電着が良好な効果を有
することがわかった。
率に対して平均で5%の低下であり有意な劣化は生じな
かった。また、シャント抵抗を測定したところ約10%
の減少で有意な劣化はなかった。電着が良好な効果を有
することがわかった。
【0175】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
【0176】(実施例20)図3の構成の太陽電池を電
着塗料の種類及び電着時間を変え、実施例19とほぼ同
様に作製した。
着塗料の種類及び電着時間を変え、実施例19とほぼ同
様に作製した。
【0177】実施例19と同様にSUS430BA製基
板上に下部電極、n層、i層、p層、透明な上部電極を
堆積した。
板上に下部電極、n層、i層、p層、透明な上部電極を
堆積した。
【0178】次に、実施例19と同様に前記基板101
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽に浸漬した。電着液は固形分10.5%のア
クリル−メラミン系アニオン電着塗料にスチレンを多く
含有したもので、この電導度は518μS/cmであ
り、pHは8.05であった。浴温25.0℃のもと
で、極間距離30mmとし基板304にプラス10Vの
電圧を印加して電着を行った。電着終了時間を10秒と
して電着を行った。電着後、太陽電池100を電着槽か
ら速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応
の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、1
0分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの温
度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してから
20分保持し電着樹脂の硬化を行った。次に、グリッド
電極、バスバーを形成し30cm角のシングルセルを作
製した。得られた試料は、比較例1のシングルセルに比
べ優れた初期特性を示した。上述した方法と同様にして
電着時間のみを20秒、30秒、40秒、50秒、60
秒、70秒、80秒、90秒、100秒と変化して、試
料を作製した。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽に浸漬した。電着液は固形分10.5%のア
クリル−メラミン系アニオン電着塗料にスチレンを多く
含有したもので、この電導度は518μS/cmであ
り、pHは8.05であった。浴温25.0℃のもと
で、極間距離30mmとし基板304にプラス10Vの
電圧を印加して電着を行った。電着終了時間を10秒と
して電着を行った。電着後、太陽電池100を電着槽か
ら速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応
の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、1
0分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの温
度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してから
20分保持し電着樹脂の硬化を行った。次に、グリッド
電極、バスバーを形成し30cm角のシングルセルを作
製した。得られた試料は、比較例1のシングルセルに比
べ優れた初期特性を示した。上述した方法と同様にして
電着時間のみを20秒、30秒、40秒、50秒、60
秒、70秒、80秒、90秒、100秒と変化して、試
料を作製した。
【0179】これらの初期特性を実施例1と同様の方法
で測定したところ表1に示したような結果となった。表
1により電着は時間で管理することが可能で印加電圧1
0Vに対しては電着時間は30秒から90秒が適当であ
ることが分かった。
で測定したところ表1に示したような結果となった。表
1により電着は時間で管理することが可能で印加電圧1
0Vに対しては電着時間は30秒から90秒が適当であ
ることが分かった。
【0180】その後、上述した方法と同様に、10V6
0秒の条件で電着した後、前述の方法でエンカプシュレ
ーションまでを行った試料を10枚作製した。得られた
試料の初期特性は、変換効率平均6.6%±0.4%、
シャント抵抗は30kΩcm 2 から75kΩcm2 であ
り良好な特性であった。
0秒の条件で電着した後、前述の方法でエンカプシュレ
ーションまでを行った試料を10枚作製した。得られた
試料の初期特性は、変換効率平均6.6%±0.4%、
シャント抵抗は30kΩcm 2 から75kΩcm2 であ
り良好な特性であった。
【0181】次にこの試料の耐久特性を実施例1と同様
に評価した。
に評価した。
【0182】温湿度サイクル試験終了後の試料の変換効
率を測定したところ初期値に対し3.2%の低下であり
劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したところ平
均で約8%の減少で有意な劣化はほとんど起こらず、良
好な特性が得られ、耐久性も良好であった。また、用い
る電着樹脂にスチレンなどの非官能性のモノマーを多く
含有させることにより強固な電着樹脂の積層がなされ耐
久性を増すことができた。
率を測定したところ初期値に対し3.2%の低下であり
劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したところ平
均で約8%の減少で有意な劣化はほとんど起こらず、良
好な特性が得られ、耐久性も良好であった。また、用い
る電着樹脂にスチレンなどの非官能性のモノマーを多く
含有させることにより強固な電着樹脂の積層がなされ耐
久性を増すことができた。
【0183】(実施例21)図7の構成の薄膜多結晶太
陽電池を電着塗料の種類を変え、電着の終点を流れた電
流の総クーロン量で定め実施例19とほぼ同様に作製し
た。
陽電池を電着塗料の種類を変え、電着の終点を流れた電
流の総クーロン量で定め実施例19とほぼ同様に作製し
た。
【0184】まず、実施例19と同様にSUS430B
A製基板(30cm×30cm、厚み0.2mm)10
1上に下部電極102を形成し、その後、不図示のRF
プラズマCVD成膜装置に入れn層103,i層10
4,p層105の順で堆積を行った。その後、実施例1
と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上
部電極106を700Å堆積した。
A製基板(30cm×30cm、厚み0.2mm)10
1上に下部電極102を形成し、その後、不図示のRF
プラズマCVD成膜装置に入れn層103,i層10
4,p層105の順で堆積を行った。その後、実施例1
と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上
部電極106を700Å堆積した。
【0185】次に、実施例19と同様に前記基板101
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽に浸漬した。電着液は固形分10.2%のア
クリル−メラミン系アニオン電着塗料にフッ素樹脂を分
散したもので、この電導度は560μS/cmであり、
pHは7.93であった。浴温25.6℃のもとで、極
間距離50mmとし基板304にプラス10Vの電圧を
印加した電着を行った。電着は通電後のクーロン量で管
理し、総クーロン量が50mCとなったところで電着を
終了した。純水で十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂の
硬化を行った。次にグリッド電極107を印刷し、さら
に接着剤付きの銅箔のバスバー108を積層し、30c
m角のシングルセルを作製した。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽に浸漬した。電着液は固形分10.2%のア
クリル−メラミン系アニオン電着塗料にフッ素樹脂を分
散したもので、この電導度は560μS/cmであり、
pHは7.93であった。浴温25.6℃のもとで、極
間距離50mmとし基板304にプラス10Vの電圧を
印加した電着を行った。電着は通電後のクーロン量で管
理し、総クーロン量が50mCとなったところで電着を
終了した。純水で十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂の
硬化を行った。次にグリッド電極107を印刷し、さら
に接着剤付きの銅箔のバスバー108を積層し、30c
m角のシングルセルを作製した。
【0186】得られた試料の初期特性を実施例と同様の
方法で測定したところ変換効率が5.60%で、シャン
ト抵抗が9.34kΩcm2 であった。
方法で測定したところ変換効率が5.60%で、シャン
ト抵抗が9.34kΩcm2 であった。
【0187】次に、上記の同様の手順で総クーロン量を
100mC,150mC,200mC,250mC,3
00mCとして電着を終了させて試料を作製した。さら
に、上記と同様の方法で初期特性を測定したところ表2
のようになった。表2により総クーロン量を100mC
から200mC電着電着を終了するのが適当であること
が分かった。
100mC,150mC,200mC,250mC,3
00mCとして電着を終了させて試料を作製した。さら
に、上記と同様の方法で初期特性を測定したところ表2
のようになった。表2により総クーロン量を100mC
から200mC電着電着を終了するのが適当であること
が分かった。
【0188】その後、上述した方法と同様に10Vの印
加電圧で総クーロン量100mCで電着を終了した後、
この試料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に
行った。
加電圧で総クーロン量100mCで電着を終了した後、
この試料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に
行った。
【0189】得られた試料の信頼性試験を実施例1と同
様にしたところ、温湿度サイクル試験終了後の試料の太
陽電池特性を測定したところ初期値に対し平均で2%の
低下であり劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定し
たところほとんど変化していなかった。
様にしたところ、温湿度サイクル試験終了後の試料の太
陽電池特性を測定したところ初期値に対し平均で2%の
低下であり劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定し
たところほとんど変化していなかった。
【0190】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く、良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く、良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0191】(実施例22)図3の構成の太陽電池を紫
外線硬化型の塗料を用い定電流法で実施例19とほぼ同
様に作製した。
外線硬化型の塗料を用い定電流法で実施例19とほぼ同
様に作製した。
【0192】まず、実施例19と同様にSUS430B
A製基板(30cm×30cm、厚み0.2mm)10
1上に下部電極102を形成し、その後、不図示のRF
プラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層10
4、p層105の順で堆積を行った。その後、実施例1
9と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な
上部電極106を700Å堆積した。
A製基板(30cm×30cm、厚み0.2mm)10
1上に下部電極102を形成し、その後、不図示のRF
プラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層10
4、p層105の順で堆積を行った。その後、実施例1
9と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な
上部電極106を700Å堆積した。
【0193】次に、実施例19と同様に前記基板101
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽に浸漬した。電着液は固形分15.1%の紫
外線硬化型アクリル系アニオン電着塗料で、この電導度
は1240μS/cmであり、pHは7.03であっ
た。浴温25.2℃のもとで、極間距離50mmとし、
電着は定電流法を用い、電流を0.2A/dm2 ,0.
5A/dm2 ,1.0A/dm2 ,1.5A/dm2 ,
2.0A/dm2 に設定し、それぞれ10秒間通電し
た。このとき定電流法では電着樹脂の積層にともない電
圧が増加する傾向があった。電着にともない次第に電圧
が上昇するので電圧を太陽電池のブレークダウン電圧以
下になるように管理する必要がある。純水で十分に洗浄
し、未反応の電着塗料を洗い流した後、水分を取り除
き、堆積した塗料を平滑にするために80℃のオーブン
に投入し5分間乾燥した。その後、オーブンから取り出
し冷却後、紫外線照射装置・超高圧水銀灯を用い150
mJ/cm2 の露光条件で硬化した。次にグリッド電極
107を印刷し、さらに接着剤付きの銅箔のバスバー1
08を積層し、30cm角のシングルセルを作製した。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽に浸漬した。電着液は固形分15.1%の紫
外線硬化型アクリル系アニオン電着塗料で、この電導度
は1240μS/cmであり、pHは7.03であっ
た。浴温25.2℃のもとで、極間距離50mmとし、
電着は定電流法を用い、電流を0.2A/dm2 ,0.
5A/dm2 ,1.0A/dm2 ,1.5A/dm2 ,
2.0A/dm2 に設定し、それぞれ10秒間通電し
た。このとき定電流法では電着樹脂の積層にともない電
圧が増加する傾向があった。電着にともない次第に電圧
が上昇するので電圧を太陽電池のブレークダウン電圧以
下になるように管理する必要がある。純水で十分に洗浄
し、未反応の電着塗料を洗い流した後、水分を取り除
き、堆積した塗料を平滑にするために80℃のオーブン
に投入し5分間乾燥した。その後、オーブンから取り出
し冷却後、紫外線照射装置・超高圧水銀灯を用い150
mJ/cm2 の露光条件で硬化した。次にグリッド電極
107を印刷し、さらに接着剤付きの銅箔のバスバー1
08を積層し、30cm角のシングルセルを作製した。
【0194】得られた試料の初期特性を前述の方法で同
様に測定した。結果を図15に示した。図15より電着
時の電流は0.5A/dm2 から1.5A/dm2 が適
当であることが分かった。その後、電着電流1.0A/
dm2 の条件で上記の方法と同様にして10枚の試料を
作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーション
を実施例1と同様に行った。
様に測定した。結果を図15に示した。図15より電着
時の電流は0.5A/dm2 から1.5A/dm2 が適
当であることが分かった。その後、電着電流1.0A/
dm2 の条件で上記の方法と同様にして10枚の試料を
作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーション
を実施例1と同様に行った。
【0195】得られた試料の初期特性は変換効率6.2
%±0.8%であり、良好な特性であった。
%±0.8%であり、良好な特性であった。
【0196】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様にした。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電池
特性を測定したところ初期値に対し平均して5.3%の
低下であり劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定し
たところ約10%の減少で優位な劣化はほとんど起こら
なかった。
様にした。温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電池
特性を測定したところ初期値に対し平均して5.3%の
低下であり劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定し
たところ約10%の減少で優位な劣化はほとんど起こら
なかった。
【0197】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く、良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く、良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0198】(実施例23)太陽電池の構成を図4のト
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例19と同様の
方法で以下のようにして太陽電池を作製した。まず、基
板101上にテクスチャー構造のAlSiの光反射層
と、シャント防止用の高抵抗透明導電性部材ZnOの光
反射増加層が積層された下部電極102を形成した。そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で積層を行
いボトム層を形成した。このとき、i層104はa−S
iGeとした。次に、n層113、i層114、p層1
15の順で積層を行いミドル層を形成した。i層114
はボトム層と同様にa−SiGeとした。次に、n層1
23、i層124、p層125の順で積層を行いトップ
層を形成した。i層124はa−Siとした。その後、
実施例1と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する
透明な上部電極106を700Å積層した。上部電極1
06としてIn2 O 3 (IO)を用いた。
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例19と同様の
方法で以下のようにして太陽電池を作製した。まず、基
板101上にテクスチャー構造のAlSiの光反射層
と、シャント防止用の高抵抗透明導電性部材ZnOの光
反射増加層が積層された下部電極102を形成した。そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で積層を行
いボトム層を形成した。このとき、i層104はa−S
iGeとした。次に、n層113、i層114、p層1
15の順で積層を行いミドル層を形成した。i層114
はボトム層と同様にa−SiGeとした。次に、n層1
23、i層124、p層125の順で積層を行いトップ
層を形成した。i層124はa−Siとした。その後、
実施例1と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する
透明な上部電極106を700Å積層した。上部電極1
06としてIn2 O 3 (IO)を用いた。
【0199】次に、アクリル−メラミン系アニオン電着
塗料を用いて極間距離を50mm、印加電圧10V、電
着時間30秒の条件で電着処理を施した。その後、洗浄
し、熱硬化を行った。その後、グリッド電極107を印
刷し、さらにバスバー108を積層し、30cm角のト
リプルセルを作製した。同様にして10枚の試料を作製
した。さらに、この試料のエンカプシュレーションを実
施例1と同様に行った。
塗料を用いて極間距離を50mm、印加電圧10V、電
着時間30秒の条件で電着処理を施した。その後、洗浄
し、熱硬化を行った。その後、グリッド電極107を印
刷し、さらにバスバー108を積層し、30cm角のト
リプルセルを作製した。同様にして10枚の試料を作製
した。さらに、この試料のエンカプシュレーションを実
施例1と同様に行った。
【0200】得られた試料の初期特性は、7.6%±
0.7%でありシャント抵抗が50KΩcm2 〜98K
Ωcm2 であり良好な特性でばらつきも少なかった。
0.7%でありシャント抵抗が50KΩcm2 〜98K
Ωcm2 であり良好な特性でばらつきも少なかった。
【0201】次に、この試料の信頼性試験を実施例1と
同様に行った。
同様に行った。
【0202】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ、変換効率は初期値に対して平
均で4.5%の減少であり優位な劣化は認められなかっ
た。また、シャント抵抗に関しても5%の減少であり劣
化はほとんど認められなかった。
池特性を測定したところ、変換効率は初期値に対して平
均で4.5%の減少であり優位な劣化は認められなかっ
た。また、シャント抵抗に関しても5%の減少であり劣
化はほとんど認められなかった。
【0203】本実施例から、本発明の太陽電池製造方法
で作製した太陽電池は歩留りが良く、良好な特性であり
耐久性も良いことがわかる。
で作製した太陽電池は歩留りが良く、良好な特性であり
耐久性も良いことがわかる。
【0204】(実施例24)図3に示す層構成の太陽電
池100を以下のようにして作製した。まず、十分に脱
脂、洗浄を行ったSUS430BA製基板(30cm×
30cm、厚み0.2mm)101を不図示のDCスパ
ッタ装置に入れCrを200Å堆積し、下部電極102
を形成した。基板101を取り出し、不図示のRFプラ
ズマCVD成膜装置に入れn層103、i層104、p
層105の順で堆積を行った。
池100を以下のようにして作製した。まず、十分に脱
脂、洗浄を行ったSUS430BA製基板(30cm×
30cm、厚み0.2mm)101を不図示のDCスパ
ッタ装置に入れCrを200Å堆積し、下部電極102
を形成した。基板101を取り出し、不図示のRFプラ
ズマCVD成膜装置に入れn層103、i層104、p
層105の順で堆積を行った。
【0205】次に、図9において前記基板301の裏面
側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い電着槽30
1に浸漬した。対向電極303として、極比が1:1と
なるように30cm×30cmの大きさで、前記基板3
04に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを
用いてシールしたSUS304ステンレス板を用いた。
電着塗料302は固形分10%のアクリルのカチオン系
電着塗料(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7
X)を用いた。基板304にマイナス20Vの電圧を印
加して7秒間保持し、電着を行った。太陽電池100を
電着槽から引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未析出
の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、3
0分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの温
度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してから
30分保持し電着樹脂の硬化を行った。その後、太陽電
池100をオーブンから取り出し冷却後太陽電池100
の一部を切り出して走査型電子顕微鏡で観察したところ
半導体層105の表面には、約5μm〜50μmの径の
半径状の堆積物が点在して観察された。この部分の赤外
吸収を、顕微機能付きFTIRを用いて分析したところ
アクリルエステルのカルボニル基の吸収があり電着塗料
が堆積していることが確認された。さらにこの試料のO
BIC像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分の
みが発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分にの
み堆積していることが確認された。さらに平均でシャン
ト部分の約8倍の面積にわたって堆積していることも確
認された。
側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い電着槽30
1に浸漬した。対向電極303として、極比が1:1と
なるように30cm×30cmの大きさで、前記基板3
04に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを
用いてシールしたSUS304ステンレス板を用いた。
電着塗料302は固形分10%のアクリルのカチオン系
電着塗料(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7
X)を用いた。基板304にマイナス20Vの電圧を印
加して7秒間保持し、電着を行った。太陽電池100を
電着槽から引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未析出
の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、3
0分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの温
度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してから
30分保持し電着樹脂の硬化を行った。その後、太陽電
池100をオーブンから取り出し冷却後太陽電池100
の一部を切り出して走査型電子顕微鏡で観察したところ
半導体層105の表面には、約5μm〜50μmの径の
半径状の堆積物が点在して観察された。この部分の赤外
吸収を、顕微機能付きFTIRを用いて分析したところ
アクリルエステルのカルボニル基の吸収があり電着塗料
が堆積していることが確認された。さらにこの試料のO
BIC像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分の
みが発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分にの
み堆積していることが確認された。さらに平均でシャン
ト部分の約8倍の面積にわたって堆積していることも確
認された。
【0206】その後、不図示の抵抗加熱の蒸着装置に入
れて、酸素を導入しながら、内圧を1×10-4Torr
に保ちInとSnの合金を抵抗加熱により蒸着し、反射
防止効果を兼ねた機能を有する透明なITOの上部電極
106を700Å堆積した。次に、ITO上に実施例1
と同様にして、グリッド電極107、バスバー108を
形成し30cm角のシングルセルを作製した。同様の方
法で試料を10枚作製した。次に、これら試料のエンカ
プシュレーションを実施例1と同様にして行った。
れて、酸素を導入しながら、内圧を1×10-4Torr
に保ちInとSnの合金を抵抗加熱により蒸着し、反射
防止効果を兼ねた機能を有する透明なITOの上部電極
106を700Å堆積した。次に、ITO上に実施例1
と同様にして、グリッド電極107、バスバー108を
形成し30cm角のシングルセルを作製した。同様の方
法で試料を10枚作製した。次に、これら試料のエンカ
プシュレーションを実施例1と同様にして行った。
【0207】得られた試料の初期特性は、6.5±0.
6%と良好な特性で、ばらつきも小さかった。また、シ
ャント抵抗は、17KΩcm2 ±2KΩcm2 であり良
好な特性であり、ばらつきが少なかった。
6%と良好な特性で、ばらつきも小さかった。また、シ
ャント抵抗は、17KΩcm2 ±2KΩcm2 であり良
好な特性であり、ばらつきが少なかった。
【0208】次に温湿度サイクル試験を行ない、試験終
了後の試料を太陽電池特性を測定したところ、初期変換
効率に対して平均で2%の低下率であり有意な劣化は生
じなかった。また、シャント抵抗を測定したところ初期
の約9%の低下率で有意な劣化はなかった。電着が良好
な効果を有することがわかった。
了後の試料を太陽電池特性を測定したところ、初期変換
効率に対して平均で2%の低下率であり有意な劣化は生
じなかった。また、シャント抵抗を測定したところ初期
の約9%の低下率で有意な劣化はなかった。電着が良好
な効果を有することがわかった。
【0209】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0210】(実施例25)電着時の印加電圧20Vを
30Vに、通電時間7秒を5秒に変更した他は実施例2
4と同様に作製した。以上の作製法で試料を10枚作製
した。
30Vに、通電時間7秒を5秒に変更した他は実施例2
4と同様に作製した。以上の作製法で試料を10枚作製
した。
【0211】得られた試料の初期特性は、変換効率6.
0%±0.8%、シャント抵抗は21KΩcm2 ±2K
Ωcm2 であった。
0%±0.8%、シャント抵抗は21KΩcm2 ±2K
Ωcm2 であった。
【0212】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0213】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ10%低下していた。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池歩留
りが良く、良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。電着時の太陽電池の順方向電流とシャント電流の比
は2.4であった。なお実施例24では、0.4であっ
た。
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ10%低下していた。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池歩留
りが良く、良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。電着時の太陽電池の順方向電流とシャント電流の比
は2.4であった。なお実施例24では、0.4であっ
た。
【0214】(実施例26)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7Xガラ
ス転移温度 約120℃)を低架橋密度のアクリルのカ
チオン系電着樹脂(ガラス転移温度 約70℃)に変更
した他は実施例24と同様に作製した。得られた試料の
評価も実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7Xガラ
ス転移温度 約120℃)を低架橋密度のアクリルのカ
チオン系電着樹脂(ガラス転移温度 約70℃)に変更
した他は実施例24と同様に作製した。得られた試料の
評価も実施例1に従った。
【0215】得られた試料の初期特性は、6.2%±
0.7%、シャント抵抗は12KΩcm2 ±1KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.7%、シャント抵抗は12KΩcm2 ±1KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0216】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0217】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の3%の低下率であり有
意な劣化はほとんど生じなかった。シャント抵抗を測定
したところ初期の11%低下していた。本実施例の結果
から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽
電池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いこと
がわかる。
池特性を測定したところ初期値の3%の低下率であり有
意な劣化はほとんど生じなかった。シャント抵抗を測定
したところ初期の11%低下していた。本実施例の結果
から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽
電池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いこと
がわかる。
【0218】(実施例27)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X最低
成膜温度 約60℃)をアクリルのカチオン系電着樹脂
(最低成膜温度約25℃)に変更した他は実施例24と
同様に作製した。得られた試料の評価は実施例1に従っ
た。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X最低
成膜温度 約60℃)をアクリルのカチオン系電着樹脂
(最低成膜温度約25℃)に変更した他は実施例24と
同様に作製した。得られた試料の評価は実施例1に従っ
た。
【0219】得られた試料の初期特性は、6.0%±
1.4%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±5KΩcm
2 であり良好な特性であった。但し、この塗料では、電
着終了後速やかに水洗いしないと初期特性が4.0%に
大きく低下した。
1.4%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±5KΩcm
2 であり良好な特性であった。但し、この塗料では、電
着終了後速やかに水洗いしないと初期特性が4.0%に
大きく低下した。
【0220】次にこの充分水洗して得られた試料の信頼
性試験を実施例1と同様に行った。温湿度サイクル試験
終了後の試料の太陽電池特性を測定したところ初期値の
2%の低下率であり有意な劣化は生じなかった。シャン
ト抵抗を測定したところ初期の9%低下していた。本実
施例の結果から本発明の太陽電池製造方法で作製した本
発明の太陽電池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性
も良いことがわかる。
性試験を実施例1と同様に行った。温湿度サイクル試験
終了後の試料の太陽電池特性を測定したところ初期値の
2%の低下率であり有意な劣化は生じなかった。シャン
ト抵抗を測定したところ初期の9%低下していた。本実
施例の結果から本発明の太陽電池製造方法で作製した本
発明の太陽電池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性
も良いことがわかる。
【0221】(実施例28)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシのカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製 固
形分10%)に変更した他は実施例24と同様に作製し
た。得られた試料の評価は実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシのカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製 固
形分10%)に変更した他は実施例24と同様に作製し
た。得られた試料の評価は実施例1に従った。
【0222】得られた試料の初期特性は、6.0%±
0.7%、シャント抵抗は25KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.7%、シャント抵抗は25KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0223】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0224】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し9%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し9%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
【0225】(実施例29)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
フッ素のカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製)に変
更した他は実施例24と同様に作製した。得られた試料
の評価は実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
フッ素のカチオン系電着樹脂(上村工業(株)製)に変
更した他は実施例24と同様に作製した。得られた試料
の評価は実施例1に従った。
【0226】得られた試料の初期特性は、6.7%±
0.7%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.7%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±2KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0227】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0228】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し7%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期値に対し7%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
【0229】(実施例30)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
カチオン化オリゴマー(分子量2200のポリエチレン
グリコール両末端カルボン酸変性(川研ファイン
(株))とカチオンエポキシ(ナガセ化成(株)ワイス
テッス)との反応生成物)に変更した他は実施例24と
同様に作製した。得られた試料の評価は実施例1に従っ
た。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
カチオン化オリゴマー(分子量2200のポリエチレン
グリコール両末端カルボン酸変性(川研ファイン
(株))とカチオンエポキシ(ナガセ化成(株)ワイス
テッス)との反応生成物)に変更した他は実施例24と
同様に作製した。得られた試料の評価は実施例1に従っ
た。
【0230】得られた試料の初期特性は、5.5%±
1.1%、シャント抵抗は7KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。
1.1%、シャント抵抗は7KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。
【0231】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0232】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の7%の低下率であり大
きい劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期に対し26%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
池特性を測定したところ初期値の7%の低下率であり大
きい劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期に対し26%の低下であった。本実施例の結果か
ら本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電
池は歩留りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
【0233】(実施例31)アクリルのカチオン系電着
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシ/ポリブタジエンのカチオン系電着樹脂(日本
ペイン(株)製ラディコートN800黒色顔料入り)に
変更した他は実施例24と同様に製作した。得られた試
料の評価は実施例1に従った。
樹脂(上村工業(株)製アクリルクリアーA−7X)を
エポキシ/ポリブタジエンのカチオン系電着樹脂(日本
ペイン(株)製ラディコートN800黒色顔料入り)に
変更した他は実施例24と同様に製作した。得られた試
料の評価は実施例1に従った。
【0234】得られた試料の初期特性は、5.7%±
0.8%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。
0.8%、シャント抵抗は20KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。
【0235】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0236】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の1%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期に対し7%の低下であった。本実施例の結果から
本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池
は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
池特性を測定したところ初期値の1%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ初期に対し7%の低下であった。本実施例の結果から
本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池
は歩留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことが
わかる。
【0237】(実施例32)電着時の通電時間7秒を3
秒に変更した他は実施例24と同様に作製した。
秒に変更した他は実施例24と同様に作製した。
【0238】以上の作製法で試料を10枚作製した。走
査型電子顕微鏡でシャント部分の約0.7倍の面積にわ
たって堆積していることが確認された。得られた試料の
初期特性は、変換効率5.4%±0.9%、シャント抵
抗は10KΩcm2 ±1KΩcm2 であった。
査型電子顕微鏡でシャント部分の約0.7倍の面積にわ
たって堆積していることが確認された。得られた試料の
初期特性は、変換効率5.4%±0.9%、シャント抵
抗は10KΩcm2 ±1KΩcm2 であった。
【0239】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0240】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の3%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ17%低下していた。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩
留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。
池特性を測定したところ初期値の3%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ17%低下していた。本実施例の結果から本発
明の太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩
留まりが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわか
る。
【0241】(実施例33)図5の構成の太陽電池を実
施例24とほぼ同様に作製した。
施例24とほぼ同様に作製した。
【0242】まず、30cm角のコーニング7059基
板101上に不図示の蒸着装置を用いてSnO2 の透明
な上部電極106を堆積した。その後、上部電極106
が幅2cmのサブセルが5mm幅のギャップを開けて並
ぶようにエッチングしてパターニングを施した。次に、
メタルマスクを用いて前記上部電極106とほぼ重なり
合うようにp層105、i層104、n層103を堆積
した。電着方法は実施例24に従った。次に基板101
を、メタルマスクを用いて不図示のスパッタ装置に投入
してアルミニウムの下部電極102を形成し、10段直
列の30cm角のシングルセルを作製した。以上の作製
法で試料を10枚作製した。
板101上に不図示の蒸着装置を用いてSnO2 の透明
な上部電極106を堆積した。その後、上部電極106
が幅2cmのサブセルが5mm幅のギャップを開けて並
ぶようにエッチングしてパターニングを施した。次に、
メタルマスクを用いて前記上部電極106とほぼ重なり
合うようにp層105、i層104、n層103を堆積
した。電着方法は実施例24に従った。次に基板101
を、メタルマスクを用いて不図示のスパッタ装置に投入
してアルミニウムの下部電極102を形成し、10段直
列の30cm角のシングルセルを作製した。以上の作製
法で試料を10枚作製した。
【0243】得られた試料の初期特性は、変換効率6.
2%±0.8%、シャント抵抗は22KΩcm2 ±3K
Ωcm2 であった。
2%±0.8%、シャント抵抗は22KΩcm2 ±3K
Ωcm2 であった。
【0244】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0245】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ初期値に対し1%の低下であった。本実施例の
結果から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の
太陽電池は歩留まりが良く、良好な特性で有り耐久性も
良いことがわかる。
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定し
たところ初期値に対し1%の低下であった。本実施例の
結果から本発明の太陽電池製造方法で作製した本発明の
太陽電池は歩留まりが良く、良好な特性で有り耐久性も
良いことがわかる。
【0246】(実施例34)図7の構成の多結晶太陽電
池を実施例24とほぼ同様に作製した。
池を実施例24とほぼ同様に作製した。
【0247】実施例24と同様にSUS430BA製基
板(30cm×30cm、厚み0.2mm)101上に
下部電極102を形成した。基板101を取り出し、不
図示のRFプラズマCVD成膜装置に入れn層103、
i層104、p層105の順で堆積を行った。その後、
基板101をオーブンから取り出し冷却後、電着を実施
例24と同様に行った。その後、実施例24と同様に、
反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電極10
6を700Å堆積した。さらに接着剤付きの銅箔のバス
バー108を積層し、30cm角のシングルセルを作製
した。同様にして10枚の試料を作製した。さらに、こ
の試料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に行
った。
板(30cm×30cm、厚み0.2mm)101上に
下部電極102を形成した。基板101を取り出し、不
図示のRFプラズマCVD成膜装置に入れn層103、
i層104、p層105の順で堆積を行った。その後、
基板101をオーブンから取り出し冷却後、電着を実施
例24と同様に行った。その後、実施例24と同様に、
反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電極10
6を700Å堆積した。さらに接着剤付きの銅箔のバス
バー108を積層し、30cm角のシングルセルを作製
した。同様にして10枚の試料を作製した。さらに、こ
の試料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に行
った。
【0248】得られた試料の初期特性は、6.4%±
0.8%、シャント抵抗は8KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試験
を実施例1と同様に行った。
0.8%、シャント抵抗は8KΩcm 2 ±1KΩcm2
であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試験
を実施例1と同様に行った。
【0249】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の4%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ低下は15%であった。本実施例の結果から本発明の
太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留ま
りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
池特性を測定したところ初期値の4%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ低下は15%であった。本実施例の結果から本発明の
太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留ま
りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0250】(実施例35)太陽電池の構成を図4のト
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例24と同様の
方法で以下の太陽電池を作製した。まず、基板101上
にテクスチャー構造のAlSi層とシャント防止用の高
抵抗透明導電部材としてのZnO層とからなる下部電極
102を形成し、その後、不図示のマイクロ波プラズマ
CVD成膜装置に入れ、n層103、i層104、p層
105の順で堆積を行ないボトム層を形成した。このと
きi層104はa−SiGeとした。次にn層113、
i層114、p層115の順で堆積を行いミドル層を形
成した。i層114はボトム層と同様にa−SiGeと
した。次に、n層123、i層124、p層125の順
で堆積を行ないトップ層を形成した。i層124はa−
SiGeとした。次に実施例1で用いたアクリルのカチ
オン系電着塗料を用いて電着処理を施した。その後洗浄
し、硬化を行った。次に実施例1と同様に反射防止効果
を兼ねた機能を有する透明な上部電極106を700Å
堆積した。上部電極としてIn2 O3 (IO)を用い
た。グリッド電極107を印刷し、さらにバスバー10
8を積層し30cm角のトリプルセルを作製した。同様
にして10枚の試料を作製した。さらに、これら試料の
エンカプシュレーションを実施例1と同様に行った。
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例24と同様の
方法で以下の太陽電池を作製した。まず、基板101上
にテクスチャー構造のAlSi層とシャント防止用の高
抵抗透明導電部材としてのZnO層とからなる下部電極
102を形成し、その後、不図示のマイクロ波プラズマ
CVD成膜装置に入れ、n層103、i層104、p層
105の順で堆積を行ないボトム層を形成した。このと
きi層104はa−SiGeとした。次にn層113、
i層114、p層115の順で堆積を行いミドル層を形
成した。i層114はボトム層と同様にa−SiGeと
した。次に、n層123、i層124、p層125の順
で堆積を行ないトップ層を形成した。i層124はa−
SiGeとした。次に実施例1で用いたアクリルのカチ
オン系電着塗料を用いて電着処理を施した。その後洗浄
し、硬化を行った。次に実施例1と同様に反射防止効果
を兼ねた機能を有する透明な上部電極106を700Å
堆積した。上部電極としてIn2 O3 (IO)を用い
た。グリッド電極107を印刷し、さらにバスバー10
8を積層し30cm角のトリプルセルを作製した。同様
にして10枚の試料を作製した。さらに、これら試料の
エンカプシュレーションを実施例1と同様に行った。
【0251】得られた試料の初期特性は、7.7%±
0.7%、シャント抵抗は29KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試
験を実施例1と同様に行った。
0.7%、シャント抵抗は29KΩcm2 ±3KΩcm
2 であり良好な特性であった。次にこの試料の信頼性試
験を実施例1と同様に行った。
【0252】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ、低下は8%であった。本実施例の結果から本発明の
太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留ま
りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
(実施例36)図3に示す層構成の太陽電池を以下の
ようにして作製した。まず、実施例24と同様にして、
SUS基板上に、p型層105まで作製した。
池特性を測定したところ初期値の2%の低下率であり有
意な劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したとこ
ろ、低下は8%であった。本実施例の結果から本発明の
太陽電池製造方法で作製した本発明の太陽電池は歩留ま
りが良く良好な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
(実施例36)図3に示す層構成の太陽電池を以下の
ようにして作製した。まず、実施例24と同様にして、
SUS基板上に、p型層105まで作製した。
【0253】次に、前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い電着時に基板101裏面
に電着が施されないようにして図9の電解槽301に浸
漬した。対向電極303として、極比が1:1となるよ
うに30cm×30cmの大きさで、前記基板101に
対して裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用いて
シールしたSUS304ステンレス板を用いた。電着塗
料302は固形分10%のアクリル−メラミン系アニオ
ン電着塗料を用い、電導度は620μS/cmであり、
pHは8.47であった。電着時の浴温は25.4℃
で、基板101にプラス10Vの電圧を印加して電着終
了時間を10秒として極間距離を50mmに固定し電着
を行った。このとき流れる電流と時間の関係は図16に
示すとおりであった。電着後、太陽電池100を電着槽
から速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反
応の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、
10分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの
温度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してか
ら20分保持し電着樹脂の硬化を行った。その後、基板
101をオーブンから取り出し冷却後基板101の一部
を切り出して走査型電子顕微鏡で観察したところ半導体
層105の表面には、約5μm〜50μmの径の半球状
の堆積物が点在して観察された。この部分の赤外吸収
を、顕微機能付きFTIRを用いて分析したところ、ア
クリルエステルのカルボニル基の吸収があり電着塗料が
堆積していることが確認された。さらにこの試料のOB
IC像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分のみ
が発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分にのみ
堆積していることが確認された。
ック製の絶縁性フィルムで覆い電着時に基板101裏面
に電着が施されないようにして図9の電解槽301に浸
漬した。対向電極303として、極比が1:1となるよ
うに30cm×30cmの大きさで、前記基板101に
対して裏側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用いて
シールしたSUS304ステンレス板を用いた。電着塗
料302は固形分10%のアクリル−メラミン系アニオ
ン電着塗料を用い、電導度は620μS/cmであり、
pHは8.47であった。電着時の浴温は25.4℃
で、基板101にプラス10Vの電圧を印加して電着終
了時間を10秒として極間距離を50mmに固定し電着
を行った。このとき流れる電流と時間の関係は図16に
示すとおりであった。電着後、太陽電池100を電着槽
から速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反
応の電着塗料を洗い流し、50℃のオーブンに投入し、
10分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブンの
温度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達してか
ら20分保持し電着樹脂の硬化を行った。その後、基板
101をオーブンから取り出し冷却後基板101の一部
を切り出して走査型電子顕微鏡で観察したところ半導体
層105の表面には、約5μm〜50μmの径の半球状
の堆積物が点在して観察された。この部分の赤外吸収
を、顕微機能付きFTIRを用いて分析したところ、ア
クリルエステルのカルボニル基の吸収があり電着塗料が
堆積していることが確認された。さらにこの試料のOB
IC像を観察したところ、前記電着塗料の堆積部分のみ
が発電せず、従って、前記堆積膜はシャント部分にのみ
堆積していることが確認された。
【0254】次に、上述した方法と同様にして電着時間
のみを20秒、30秒、40秒、50秒、60秒、70
秒、80秒、90秒、100秒と変化して、試料を作製
した。熱硬化処理後、不図示の抵抗加熱の蒸着装置に入
れて、酸素を導入しながら1×10-4Torrの内圧に
保ちInとSnの合金を抵抗加熱により蒸着し、反射防
止効果を兼ねた機能を有する透明なITOの上部電極1
06を700Å堆積した。
のみを20秒、30秒、40秒、50秒、60秒、70
秒、80秒、90秒、100秒と変化して、試料を作製
した。熱硬化処理後、不図示の抵抗加熱の蒸着装置に入
れて、酸素を導入しながら1×10-4Torrの内圧に
保ちInとSnの合金を抵抗加熱により蒸着し、反射防
止効果を兼ねた機能を有する透明なITOの上部電極1
06を700Å堆積した。
【0255】次に、実施例1と同様にして、グリッド電
極、バスバーを形成して30cm角のシングルセルを作
製した。続いて、これら試料のエンカプシュレーション
を行った。
極、バスバーを形成して30cm角のシングルセルを作
製した。続いて、これら試料のエンカプシュレーション
を行った。
【0256】これらの初期特性を測定したところ、表1
と同様な結果となった。即ち、電着は時間で管理するこ
とが可能で印加電圧10Vに対しては電着時間は30秒
から90秒が好ましいことが分かった。
と同様な結果となった。即ち、電着は時間で管理するこ
とが可能で印加電圧10Vに対しては電着時間は30秒
から90秒が好ましいことが分かった。
【0257】その後、上述した方法と同様に、10V6
0秒の条件で電着した後、前述の方法でエンカプシュレ
ーションまでを行った試料を10枚作製した。
0秒の条件で電着した後、前述の方法でエンカプシュレ
ーションまでを行った試料を10枚作製した。
【0258】得られた試料の信頼性試験を実施例1と同
様にして行った。
様にして行った。
【0259】試験終了後の試料を初期と同様にシミュレ
ータを用い太陽電池特性を測定したところ、初期変換効
率に対して平均で5%の低下であり有意な劣化は生じな
かった。また、シャント抵抗を測定したところ約10%
の減少で有意な劣化はなかった。電着が良好な結果を有
することがわかった。
ータを用い太陽電池特性を測定したところ、初期変換効
率に対して平均で5%の低下であり有意な劣化は生じな
かった。また、シャント抵抗を測定したところ約10%
の減少で有意な劣化はなかった。電着が良好な結果を有
することがわかった。
【0260】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかった。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかった。
【0261】(実施例37)次に図5の構成の太陽電池
を実施例36とほぼ同様に作製した。
を実施例36とほぼ同様に作製した。
【0262】まず、30cm角のコーニング7059基
板101上に不図示の蒸着装置を用いてSnO2 の透明
な上部電極106を堆積した。その後、上部電極106
が幅2cmのサブセルが5mm幅のギャップを開けて並
ぶようにエッチングしてパターニングを施した。次に、
メタルマスクを用いて前記上部電極106とほぼ重なり
合うようにp層105、i層104、n層103を堆積
した。次に基板101を電着槽201に浸漬し、アクリ
ル−メラミン系アニオン系電着塗料を用いて電着した。
対向電極203として、極比が1:1となるように30
cm×30cmの大きさで、前記基板101に対して裏
側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用いてシールし
たSUS304ステンレス板を用いた。電着塗料302
は固形分8.0%のアクリル−メラミン系アニオン電着
塗料を用い、電導度とpHを実施例36と同様の方法で
測定したところ、それぞれ、720μS/cm、8.2
7であった。浴温25.3℃のもとで、基板101にプ
ラス10Vの電圧を印加して30秒間保持し、極間距離
を50mmとして電着を行った。このとき、電圧の印加
方法は図17に示すようにソフトスタート方式で印加開
始から1V/秒の速度で上昇させ、10秒間で10Vに
なるようにした。このときの電流と時間との関係は図1
8となった。この結果、電極間に電圧を印加した際に、
初期に急激な電流が流れることが防げ、樹脂の均一な堆
積が得られる。電着後、太陽電池100を電着槽から速
やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応の電
着塗料を洗い流した。これを50℃のオーブンに投入
し、20分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブ
ンの温度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達し
てから30分保持し電着樹脂の硬化を行った。さらに基
板101を、メタルマスクを用いて不図示のスパッタ装
置に投入してアルミニウムの下部電極102を形成し、
10段直列の30cm角のシングルセルを作製した。以
上の作製法で試料を10枚作製した。
板101上に不図示の蒸着装置を用いてSnO2 の透明
な上部電極106を堆積した。その後、上部電極106
が幅2cmのサブセルが5mm幅のギャップを開けて並
ぶようにエッチングしてパターニングを施した。次に、
メタルマスクを用いて前記上部電極106とほぼ重なり
合うようにp層105、i層104、n層103を堆積
した。次に基板101を電着槽201に浸漬し、アクリ
ル−メラミン系アニオン系電着塗料を用いて電着した。
対向電極203として、極比が1:1となるように30
cm×30cmの大きさで、前記基板101に対して裏
側をプラスチック製の絶縁性フィルムを用いてシールし
たSUS304ステンレス板を用いた。電着塗料302
は固形分8.0%のアクリル−メラミン系アニオン電着
塗料を用い、電導度とpHを実施例36と同様の方法で
測定したところ、それぞれ、720μS/cm、8.2
7であった。浴温25.3℃のもとで、基板101にプ
ラス10Vの電圧を印加して30秒間保持し、極間距離
を50mmとして電着を行った。このとき、電圧の印加
方法は図17に示すようにソフトスタート方式で印加開
始から1V/秒の速度で上昇させ、10秒間で10Vに
なるようにした。このときの電流と時間との関係は図1
8となった。この結果、電極間に電圧を印加した際に、
初期に急激な電流が流れることが防げ、樹脂の均一な堆
積が得られる。電着後、太陽電池100を電着槽から速
やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応の電
着塗料を洗い流した。これを50℃のオーブンに投入
し、20分放置して水分を乾燥させた。その後、オーブ
ンの温度を10℃/分の速度で昇温し、180℃に達し
てから30分保持し電着樹脂の硬化を行った。さらに基
板101を、メタルマスクを用いて不図示のスパッタ装
置に投入してアルミニウムの下部電極102を形成し、
10段直列の30cm角のシングルセルを作製した。以
上の作製法で試料を10枚作製した。
【0263】得られた試料の初期特性は、変換効率6.
9±1%、シャント抵抗は40〜65KΩcm2 であっ
た。
9±1%、シャント抵抗は40〜65KΩcm2 であっ
た。
【0264】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0265】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し4%の低下率であ
り劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定した
ところほとんど変化していなかった。
池特性を測定したところ初期値に対し4%の低下率であ
り劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定した
ところほとんど変化していなかった。
【0266】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は、良好な特性で有り
耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は、良好な特性で有り
耐久性も良いことがわかる。
【0267】(実施例38)図3の構成の太陽電池を電
着塗料の種類及び印加電圧を変え、実施例36とほぼ同
様に作製した。
着塗料の種類及び印加電圧を変え、実施例36とほぼ同
様に作製した。
【0268】実施例36と同様にSUS430BA製基
板(30cm×30cm、厚み0.2mm)101上に
下部電極102を形成した。基板101を取り出し、不
図示RFプラズマCVD成膜装置に入れn層103、i
層104、p層105の順で堆積を行った。
板(30cm×30cm、厚み0.2mm)101上に
下部電極102を形成した。基板101を取り出し、不
図示RFプラズマCVD成膜装置に入れn層103、i
層104、p層105の順で堆積を行った。
【0269】次に、実施例36と同様に前記基板101
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽301に浸漬した。電着塗料302は固形分
10.5%のアクリル−メラミン系アニオン電着塗料に
架橋を強固にするためにスチレンを多く含んだものを用
い、電導度を測定したところ518μS/cmであり、
pHは8.05であった。浴温24.8℃のもとで、基
板101に印加電圧を2Vで30秒間保持し、極間距離
を50mmとして電着を行った。電着後、太陽電池10
0を電着槽から速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を
行い、未反応の電着塗料を洗い流し、50℃をオーブン
に投入し、20分放置して水分を乾燥させた。その後、
オーブンの温度を10℃/分の速度で昇温し、150℃
に達してから30分保持し電着樹脂の硬化を行った。ス
チレンの含有量を増やすことにより実施例36及び37
に比べ硬化温度を約30℃低くする事ができた。その
後、基板101をオーブンから取り出し冷却後、実施例
36と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明
な上部電極106を700Å堆積した。次に、実施例1
と同様にしてグリッド107を印刷した。さらに接着剤
付きの銅箔のバスバー108を積層し、30cm角のシ
ングルセルを作製した。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、図
9の電着槽301に浸漬した。電着塗料302は固形分
10.5%のアクリル−メラミン系アニオン電着塗料に
架橋を強固にするためにスチレンを多く含んだものを用
い、電導度を測定したところ518μS/cmであり、
pHは8.05であった。浴温24.8℃のもとで、基
板101に印加電圧を2Vで30秒間保持し、極間距離
を50mmとして電着を行った。電着後、太陽電池10
0を電着槽から速やかに引き上げ、純水で十分に洗浄を
行い、未反応の電着塗料を洗い流し、50℃をオーブン
に投入し、20分放置して水分を乾燥させた。その後、
オーブンの温度を10℃/分の速度で昇温し、150℃
に達してから30分保持し電着樹脂の硬化を行った。ス
チレンの含有量を増やすことにより実施例36及び37
に比べ硬化温度を約30℃低くする事ができた。その
後、基板101をオーブンから取り出し冷却後、実施例
36と同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明
な上部電極106を700Å堆積した。次に、実施例1
と同様にしてグリッド107を印刷した。さらに接着剤
付きの銅箔のバスバー108を積層し、30cm角のシ
ングルセルを作製した。
【0270】さらに、電着時の電圧を上記の同様の手順
で5V,7V,10V,15V,20V,30Vと変化
させて試料を作製した。
で5V,7V,10V,15V,20V,30Vと変化
させて試料を作製した。
【0271】得られた試料の初期特性を前述の方法と同
様にして測定したところ図14と同様な傾向を示す結果
となり、電着時の電圧は5Vから20Vが適当であるこ
とがわかった。
様にして測定したところ図14と同様な傾向を示す結果
となり、電着時の電圧は5Vから20Vが適当であるこ
とがわかった。
【0272】そこで、印加電圧を15Vで電着し、上述
同様の方法でグリッド電極107を印刷し、バスバー1
08を接着した試料を10枚作製した。さらに、この試
料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に行っ
た。
同様の方法でグリッド電極107を印刷し、バスバー1
08を接着した試料を10枚作製した。さらに、この試
料のエンカプシュレーションを実施例1と同様に行っ
た。
【0273】次にこの10枚の試料を試料の耐久特性を
実施例1と同様に評価した。温湿度サイクル試験終了後
の試料の太陽電池特性を測定したところ初期値に対し平
均して3.2%の低下であり劣化は生じなかった。シャ
ント抵抗を測定したところ約8%の減少で有意な劣化は
ほとんど起こらず、良好な特性が得られ、耐久性も良好
であった。また、用いる電着樹脂にスチレンなどの非官
能性のモノマーを多く含有することにより強固な電着樹
脂の積層がなされ耐久性を増すことができた。
実施例1と同様に評価した。温湿度サイクル試験終了後
の試料の太陽電池特性を測定したところ初期値に対し平
均して3.2%の低下であり劣化は生じなかった。シャ
ント抵抗を測定したところ約8%の減少で有意な劣化は
ほとんど起こらず、良好な特性が得られ、耐久性も良好
であった。また、用いる電着樹脂にスチレンなどの非官
能性のモノマーを多く含有することにより強固な電着樹
脂の積層がなされ耐久性を増すことができた。
【0274】(実施例39)図3の構成の太陽電池を電
着塗料を変え、定電流法で実施例36とほぼ同様に作製
した。
着塗料を変え、定電流法で実施例36とほぼ同様に作製
した。
【0275】まず、実施例39と同様にSUS430B
A製基板(30cm×30cm、厚み0.2mm)10
1上に下部電極102を形成し、その後、不図示のRF
プラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層10
4、p層105の順で堆積を行った。
A製基板(30cm×30cm、厚み0.2mm)10
1上に下部電極102を形成し、その後、不図示のRF
プラズマCVD成膜装置に入れn層103、i層10
4、p層105の順で堆積を行った。
【0276】次に、前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い、図9の電着槽301に
浸漬した。アクリル系アニオン電着塗料にポリフッ素エ
チレン微粒子を分散させた固形分10.5%の電着塗料
202を用い、ここで、電導度は560μS/cmであ
り、pH7.93であった。浴温24.4℃のもとで、
電着処理を施した。電着は定電流法を用い、電流を0.
2A/dm2 ,0.5A/dm2 ,1.0A/dm2 ,
1.5A/dm2 ,2.0A/dm2 に設定し、それぞ
れ10秒間通電した。定電流法では電着樹脂の積層にと
もない電圧が増加する傾向があった。電着にともない次
第に電圧が上昇するので電圧を太陽電池のブレークダウ
ン電圧以下になるように管理する必要がある。純水で十
分に洗浄し、未反応の電着塗料を洗い流した後、50℃
のオーブンに投入し、10分放置して水分を乾燥させ
た。その後、オーブンの温度を10℃/分の速度で昇温
し、180℃に達してから20分保持し電着樹脂の硬化
を行った。その後、基板101をオーブンから取り出し
冷却後、実施例36と同様に、反射防止効果を兼ねた機
能を有する透明な上部電極106を700Å堆積した。
その後、実施例36と同様にしてグリッド107を印刷
した。次に接着剤付きの銅箔バスバー108を積層し、
30cm角のシングルセルを作製した。
ック製の絶縁性フィルムで覆い、図9の電着槽301に
浸漬した。アクリル系アニオン電着塗料にポリフッ素エ
チレン微粒子を分散させた固形分10.5%の電着塗料
202を用い、ここで、電導度は560μS/cmであ
り、pH7.93であった。浴温24.4℃のもとで、
電着処理を施した。電着は定電流法を用い、電流を0.
2A/dm2 ,0.5A/dm2 ,1.0A/dm2 ,
1.5A/dm2 ,2.0A/dm2 に設定し、それぞ
れ10秒間通電した。定電流法では電着樹脂の積層にと
もない電圧が増加する傾向があった。電着にともない次
第に電圧が上昇するので電圧を太陽電池のブレークダウ
ン電圧以下になるように管理する必要がある。純水で十
分に洗浄し、未反応の電着塗料を洗い流した後、50℃
のオーブンに投入し、10分放置して水分を乾燥させ
た。その後、オーブンの温度を10℃/分の速度で昇温
し、180℃に達してから20分保持し電着樹脂の硬化
を行った。その後、基板101をオーブンから取り出し
冷却後、実施例36と同様に、反射防止効果を兼ねた機
能を有する透明な上部電極106を700Å堆積した。
その後、実施例36と同様にしてグリッド107を印刷
した。次に接着剤付きの銅箔バスバー108を積層し、
30cm角のシングルセルを作製した。
【0277】初期特性を前述の方法で測定した結果を表
3に示した。表3より電着時の電流は0.5A/dm2
から1.5A/dm2 が好ましいことが分かった。
3に示した。表3より電着時の電流は0.5A/dm2
から1.5A/dm2 が好ましいことが分かった。
【0278】その後、電着電流1.0A/dm2 の条件
で上記の方法と同様にして10枚の試料を作製した。さ
らに、この試料のエンカプシュレーションを実施例1と
同様に行った。
で上記の方法と同様にして10枚の試料を作製した。さ
らに、この試料のエンカプシュレーションを実施例1と
同様に行った。
【0279】得られた試料の初期特性は変換効率6.4
%±0.6%であり、良好な特性であった。
%±0.6%であり、良好な特性であった。
【0280】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様にした。
様にした。
【0281】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し2%の低下であり
劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したところほ
とんど変化していなかった。
池特性を測定したところ初期値に対し2%の低下であり
劣化は生じなかった。シャント抵抗を測定したところほ
とんど変化していなかった。
【0282】また、更に試料をサンシャインウェザーメ
ーターを用いて耐候試験を1000時間行い、試験終了
後、これらの太陽電池特性を測定したところ、初期値に
対して1%の低下であり、屋外条件での使用にも十分耐
え得ることがわかった。また、吸水量が小さく、撥水性
の高いフッ素系,シリコン系のフィラーを塗料に分散さ
せることにより耐水性、耐候性を向上させることができ
た。
ーターを用いて耐候試験を1000時間行い、試験終了
後、これらの太陽電池特性を測定したところ、初期値に
対して1%の低下であり、屋外条件での使用にも十分耐
え得ることがわかった。また、吸水量が小さく、撥水性
の高いフッ素系,シリコン系のフィラーを塗料に分散さ
せることにより耐水性、耐候性を向上させることができ
た。
【0283】(実施例40)太陽電池の構成を図4のト
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例36と同様の
方法で以下のようにして太陽電池を作製した。まず、基
板101上にテクスチャー構造のAlSiの光反射層
と、シャント防止用の高抵抗透明導電性部材ZnOの光
反射増加層が積層された下部電極102を形成した。そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で積層を行
いボトム層を形成した。このとき、i層104はa−S
iGeとした。次に、n層113、i層114、p層1
15の順で積層を行いミドル層を形成した。i層114
はボトム層と同様にa−SiGeとした。次に、n層1
23、i層124、p層125の順で積層を行いトップ
層を形成した。i層124はa−Siとした。
リプル型太陽電池とした以外はほぼ実施例36と同様の
方法で以下のようにして太陽電池を作製した。まず、基
板101上にテクスチャー構造のAlSiの光反射層
と、シャント防止用の高抵抗透明導電性部材ZnOの光
反射増加層が積層された下部電極102を形成した。そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で積層を行
いボトム層を形成した。このとき、i層104はa−S
iGeとした。次に、n層113、i層114、p層1
15の順で積層を行いミドル層を形成した。i層114
はボトム層と同様にa−SiGeとした。次に、n層1
23、i層124、p層125の順で積層を行いトップ
層を形成した。i層124はa−Siとした。
【0284】次に、アクリル−メラミン系アニオン電着
塗料202を用いて極間距離を50mm、印加電圧10
V、電着時間30秒の条件で電着処理を施した。その
後、洗浄し、熱硬化を行った。その後、実施例36と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å積層した。上部電極106としてI
n2 O2 (IO)を用いた。グリッド電極107を印刷
し、さらにバスバー108を積層し、図8に示す30c
m角のトリプルセルを作製した。同様にして10枚の試
料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーシ
ョンを実施例1と同様に行った。
塗料202を用いて極間距離を50mm、印加電圧10
V、電着時間30秒の条件で電着処理を施した。その
後、洗浄し、熱硬化を行った。その後、実施例36と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å積層した。上部電極106としてI
n2 O2 (IO)を用いた。グリッド電極107を印刷
し、さらにバスバー108を積層し、図8に示す30c
m角のトリプルセルを作製した。同様にして10枚の試
料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーシ
ョンを実施例1と同様に行った。
【0285】得られた試料の初期特性は、7.5%±
0.6%でありシャント抵抗が60KΩcm2 〜95K
Ωcm2 であり良好な特性でばらつきも少なかった。
0.6%でありシャント抵抗が60KΩcm2 〜95K
Ωcm2 であり良好な特性でばらつきも少なかった。
【0286】次に、この試料の信頼性試験を実施例と同
様に行った。
様に行った。
【0287】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ、変換効率は初期値に対して
4.5%の減少であり優位な劣化は認められなかった。
また、シャント抵抗に関しても約5%の減少で優位な劣
化はほとんど起こらずほとんど変化していなかった。
池特性を測定したところ、変換効率は初期値に対して
4.5%の減少であり優位な劣化は認められなかった。
また、シャント抵抗に関しても約5%の減少で優位な劣
化はほとんど起こらずほとんど変化していなかった。
【0288】本実施例から、本発明の太陽電池製造方法
で作製した太陽電池は歩留まりが良く、良好な特性であ
り耐久性も良いことがわかる。
で作製した太陽電池は歩留まりが良く、良好な特性であ
り耐久性も良いことがわかる。
【0289】(実施例41)図3に示す層構成の太陽電
池を以下のようにして作製した。まず、実施例1と同様
にして、SUS基板上に、Cr、半導体層、ITOを堆
積した。
池を以下のようにして作製した。まず、実施例1と同様
にして、SUS基板上に、Cr、半導体層、ITOを堆
積した。
【0290】次に、前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い、パッシベーション時に
基板101裏面側に電流が流れないようにして図9の電
解槽201に浸漬した。対向電極303として、極比が
1:1となるように30cm×30cmの大きさで、前
記基板101に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フ
ィルムをシールしたSUS304ステンレス板を用い
た。パッシベーション液としては、AlCl3 の10%
溶液を用いた。この溶液の電導度は、600mS/cm
であった。次に、基板101側をマイナスとして1.5
Vで3秒間電圧を印加、パッシベーションを行った。そ
の後、太陽電池100を電解層301から引き上げ、純
水で十分に洗浄を行い、パッシベーション液を洗い流
し、80℃のオーブンに投入し、30分放置して水分を
乾燥させた。次に、基板101を不図示のスクリーン印
刷機に設置し、幅100μm長さ8cmのグリッド電極
107を間隔1cmで印刷した。このとき導電性ペース
トは、Agフィラー70部、ポリエステルバインダー3
0部(体積比)、溶剤として酢酸エチルを20部含む組
成のものを用いた。印刷後、基板101をオーブンに入
れて150℃で30分間保持し、導電性ペーストをキュ
アした。
ック製の絶縁性フィルムで覆い、パッシベーション時に
基板101裏面側に電流が流れないようにして図9の電
解槽201に浸漬した。対向電極303として、極比が
1:1となるように30cm×30cmの大きさで、前
記基板101に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フ
ィルムをシールしたSUS304ステンレス板を用い
た。パッシベーション液としては、AlCl3 の10%
溶液を用いた。この溶液の電導度は、600mS/cm
であった。次に、基板101側をマイナスとして1.5
Vで3秒間電圧を印加、パッシベーションを行った。そ
の後、太陽電池100を電解層301から引き上げ、純
水で十分に洗浄を行い、パッシベーション液を洗い流
し、80℃のオーブンに投入し、30分放置して水分を
乾燥させた。次に、基板101を不図示のスクリーン印
刷機に設置し、幅100μm長さ8cmのグリッド電極
107を間隔1cmで印刷した。このとき導電性ペース
トは、Agフィラー70部、ポリエステルバインダー3
0部(体積比)、溶剤として酢酸エチルを20部含む組
成のものを用いた。印刷後、基板101をオーブンに入
れて150℃で30分間保持し、導電性ペーストをキュ
アした。
【0291】さらに、幅5mmの接着剤付き銅箔のバス
バー108を図8に示すように接着し、30cm角のシ
ングルセルを作製した。
バー108を図8に示すように接着し、30cm角のシ
ングルセルを作製した。
【0292】次に、上記の手順でパッシベーション時の
電圧2.0V,2.5V,3.0V,3.5V,4.0
V,4.5V,5,0V,5.5V,6.0Vと変化さ
せて試料を作製した。また、比較のため、パッシベーシ
ョンを行わない試料を比較例1と同様な条件で作製し
た。以上の試料の初期特性を測定した結果を図19に示
す。
電圧2.0V,2.5V,3.0V,3.5V,4.0
V,4.5V,5,0V,5.5V,6.0Vと変化さ
せて試料を作製した。また、比較のため、パッシベーシ
ョンを行わない試料を比較例1と同様な条件で作製し
た。以上の試料の初期特性を測定した結果を図19に示
す。
【0293】図19の変換効率は、比較例1の試料の変
換効率で規格化して示した。図19から電圧が4V程度
の時シャント抵抗が大きくなって太陽電池特性が良好で
あることが分かる。電圧が4.5V以上の時変換効率が
減少するのは、パッシベーションが過剰であるため正常
部分の上部電極106も高抵抗化してこのためシリーズ
抵抗が上がってしまったためである。
換効率で規格化して示した。図19から電圧が4V程度
の時シャント抵抗が大きくなって太陽電池特性が良好で
あることが分かる。電圧が4.5V以上の時変換効率が
減少するのは、パッシベーションが過剰であるため正常
部分の上部電極106も高抵抗化してこのためシリーズ
抵抗が上がってしまったためである。
【0294】次に、前記した方法で4V3秒の条件でパ
ッシベーションした基板101を10枚作製し、図9の
電解槽301を用いて以下のようにして電着を行った。
まず、基板304の裏面を前述した方法と同様にマスク
し、さらに対向電極203として前述した方法と同様
に、シールしたSUS304ステンレス板を用いた。ま
た、極比1:1となるように30cm×30cmの大き
さとした。電着塗料302は、固形分10%のエポキシ
系カチオン電着塗料を用い、架橋のためメラミンを用い
た。この液の電導度は600μS/cmであり、重量平
均分子量は8000であった。電着時は液温を25℃に
保った。基板304と対向電極203を電着槽301に
浸漬して前記基板304と対向電極303とを液になじ
ませるため30秒間保持した。その後、基板304にマ
イナス2Vの電圧を印加して10秒間保持し、電着を行
った。また、流れた電流のクーロン量は50mCであっ
た。太陽電池100を電着槽301から引き上げ、純水
で十分に洗浄を行い、未反応の電着塗料を洗い流し、5
0℃のオーブンに投入し、30分放置して水分を乾燥さ
せた。その後、オーブンの温度を10℃/分の速度で昇
温し、180℃に達してから30分保持し電着樹脂の硬
化を行った。
ッシベーションした基板101を10枚作製し、図9の
電解槽301を用いて以下のようにして電着を行った。
まず、基板304の裏面を前述した方法と同様にマスク
し、さらに対向電極203として前述した方法と同様
に、シールしたSUS304ステンレス板を用いた。ま
た、極比1:1となるように30cm×30cmの大き
さとした。電着塗料302は、固形分10%のエポキシ
系カチオン電着塗料を用い、架橋のためメラミンを用い
た。この液の電導度は600μS/cmであり、重量平
均分子量は8000であった。電着時は液温を25℃に
保った。基板304と対向電極203を電着槽301に
浸漬して前記基板304と対向電極303とを液になじ
ませるため30秒間保持した。その後、基板304にマ
イナス2Vの電圧を印加して10秒間保持し、電着を行
った。また、流れた電流のクーロン量は50mCであっ
た。太陽電池100を電着槽301から引き上げ、純水
で十分に洗浄を行い、未反応の電着塗料を洗い流し、5
0℃のオーブンに投入し、30分放置して水分を乾燥さ
せた。その後、オーブンの温度を10℃/分の速度で昇
温し、180℃に達してから30分保持し電着樹脂の硬
化を行った。
【0295】さらに、上述した方法と同様にして電着時
の電圧のみを0V〜60Vと変化させて試料を作製し
た。次に、前述した方法で基板101上にグリッド電
極、バスバーを形成し、30cm角のシングルセルを作
製した。得られた試料の変換効率を前述の方法と同様に
して測定した。電着電圧と変換効率の関係を図20を示
す。図において、電着電圧0Vを1とし規格化して表し
た。図より電着時の電圧は10Vから30Vが適当であ
ることが分かった。また30V以上の電圧の変換効率が
低くなるのは電着時に太陽電池に対して順バイアスとな
るように電圧が印加されるため欠陥部分以外の正常な部
分にも電着膜が堆積してしまい、該電着膜によりグリッ
ド電極の接触抵抗が上がってしまうためである。
の電圧のみを0V〜60Vと変化させて試料を作製し
た。次に、前述した方法で基板101上にグリッド電
極、バスバーを形成し、30cm角のシングルセルを作
製した。得られた試料の変換効率を前述の方法と同様に
して測定した。電着電圧と変換効率の関係を図20を示
す。図において、電着電圧0Vを1とし規格化して表し
た。図より電着時の電圧は10Vから30Vが適当であ
ることが分かった。また30V以上の電圧の変換効率が
低くなるのは電着時に太陽電池に対して順バイアスとな
るように電圧が印加されるため欠陥部分以外の正常な部
分にも電着膜が堆積してしまい、該電着膜によりグリッ
ド電極の接触抵抗が上がってしまうためである。
【0296】次に、変換効率の良好な電着電圧10Vの
試料の一部を切り出して走査型電子顕微鏡で観察したと
ころ上部電極106の表面には、約5μm〜50μmの
径の半球状の堆積物が点在して観察された。この部分の
赤外吸収を、顕微鏡機能付きFTIRを用いて分析した
ところカルボニル基の吸収があり電着塗料が堆積してい
ることが確認された。さらにこの試料のOBIC像を観
察したところ、前記電着塗料の堆積部分のみが発電せ
ず、従って、前記堆積はシャント部分にのみ堆積してい
ることが確認された。また、電着塗料の堆積している面
積はシャント部分の面積の10倍以下であった。
試料の一部を切り出して走査型電子顕微鏡で観察したと
ころ上部電極106の表面には、約5μm〜50μmの
径の半球状の堆積物が点在して観察された。この部分の
赤外吸収を、顕微鏡機能付きFTIRを用いて分析した
ところカルボニル基の吸収があり電着塗料が堆積してい
ることが確認された。さらにこの試料のOBIC像を観
察したところ、前記電着塗料の堆積部分のみが発電せ
ず、従って、前記堆積はシャント部分にのみ堆積してい
ることが確認された。また、電着塗料の堆積している面
積はシャント部分の面積の10倍以下であった。
【0297】次に、上述した方法と同様にして4V3秒
の条件でパッシベーションを行い、10Vの電圧で電着
した。その後、前述した方法でグリッド電極107、バ
スバー108を接着し30cm角のシングルセル10枚
を作製した。
の条件でパッシベーションを行い、10Vの電圧で電着
した。その後、前述した方法でグリッド電極107、バ
スバー108を接着し30cm角のシングルセル10枚
を作製した。
【0298】得られた試料の初期特性及び信頼性試験後
の特性を上述した方法で測定し、また、シャント抵抗も
併せて測定した。結果を図21,図22に示す。図の結
果は同様の構成で、パッシベーションと電着を行わない
で作製した試料(比較例1)で規格化した。
の特性を上述した方法で測定し、また、シャント抵抗も
併せて測定した。結果を図21,図22に示す。図の結
果は同様の構成で、パッシベーションと電着を行わない
で作製した試料(比較例1)で規格化した。
【0299】以上の結果から比較例では初期特性のばら
つきが大きく、信頼性試験後の低下が大きいのに対し本
実施例の太陽電池は優れた特性を示した。
つきが大きく、信頼性試験後の低下が大きいのに対し本
実施例の太陽電池は優れた特性を示した。
【0300】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0301】(実施例42)pn接合の薄膜多結晶の太
陽電池を作製した。
陽電池を作製した。
【0302】コーニング7059基板(30cm×30
cm、厚み3.0mm)101上に下部電極102を形
成した。基板101を取り出し、不図示のRFプラズマ
CVD成膜装置に入れn層103、p層105の順で堆
積を行った。
cm、厚み3.0mm)101上に下部電極102を形
成した。基板101を取り出し、不図示のRFプラズマ
CVD成膜装置に入れn層103、p層105の順で堆
積を行った。
【0303】次に、上部電極106を形成して、前記基
板101を、図9の電着槽301に浸漬した。本実施例
ではパッシベーションと電着を以下の条件で行った。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (10%水溶液) 4V×3秒 60mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 10V×20秒 (フッ素ポリマーフィラー含有) 電導度:600μS/cm (1V/秒) 重量平均分子量:8000 液温:25℃ クーロン量:50mC 固形分:18% ──────────────────────────────────── 電着時の電圧の印加の仕方は、0Vから10Vまで1V
/秒で掃引して、その後20秒間保持した。電着終了
後、純水で十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂の硬化を
行った。その後、基板101をオーブンから取り出し冷
却後、実施例41と同様に、グリッド電極107を形成
し、接着剤付きの銅箔のバスバー108を積層し、30
cm角のシングルセルを作製した。同様にして10枚試
料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーシ
ョンを実施例1と同様に行った。
板101を、図9の電着槽301に浸漬した。本実施例
ではパッシベーションと電着を以下の条件で行った。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (10%水溶液) 4V×3秒 60mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 10V×20秒 (フッ素ポリマーフィラー含有) 電導度:600μS/cm (1V/秒) 重量平均分子量:8000 液温:25℃ クーロン量:50mC 固形分:18% ──────────────────────────────────── 電着時の電圧の印加の仕方は、0Vから10Vまで1V
/秒で掃引して、その後20秒間保持した。電着終了
後、純水で十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂の硬化を
行った。その後、基板101をオーブンから取り出し冷
却後、実施例41と同様に、グリッド電極107を形成
し、接着剤付きの銅箔のバスバー108を積層し、30
cm角のシングルセルを作製した。同様にして10枚試
料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュレーシ
ョンを実施例1と同様に行った。
【0304】比較のため電着を行わない以外は上述と同
様にして試料(比較例42)を作製した。
様にして試料(比較例42)を作製した。
【0305】得られた試料の初期特性とシャント抵抗の
平均値とばらつきを図23,図24に示した。次に信頼
性試験を実施例1と同様に行い、温湿度サイクル試験終
了後の試料の太陽電池特性とシャント抵抗とを結果も図
23,図24に示した。
平均値とばらつきを図23,図24に示した。次に信頼
性試験を実施例1と同様に行い、温湿度サイクル試験終
了後の試料の太陽電池特性とシャント抵抗とを結果も図
23,図24に示した。
【0306】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0307】(実施例43)図12に示す装置を用い、
パッシベーションと電着の工程とをロールツーロール法
で行い、図11に示す層構成の太陽電池を以下のように
して作製した。
パッシベーションと電着の工程とをロールツーロール法
で行い、図11に示す層構成の太陽電池を以下のように
して作製した。
【0308】ロール状に巻かれた厚み0.2mm、幅3
0cmで長さ100mのSUS430BA製基板501
を繰り出しながら不図示のロールツーロール成膜装置を
用いて下部電極102、n層103、i層104、p層
105、上部電極の順で成膜を行い再びロール状に巻き
取った。次にロール状基板501を図12のパッシベー
ションと電着を連続して行う装置に設置した。前記基板
501を基板送り出しローラー502から送り出し、パ
ッシベーションを行う電解槽504、洗浄槽505、乾
燥炉506、電着を行う電解槽514、洗浄層515、
乾燥炉516を通過して最後に巻き取りローラー503
に巻き取った。同時に、マスフィルム送り出しローラー
508,518からマスクフィルム510,520を繰
り出しながら前記基板501の裏面をマスク、マスク巻
き取りローラー509,519に巻き取った。対向電極
511,521として、極比が1:1となるようにし
て、基板501に対して裏側をプラスチック製の絶縁性
フィルムを用いてシールしたSUS304ステンレス板
を用いた。基板を2m/分の速度で送った。この送り速
度に於いて基板501がパッシベーション用電解槽50
4に3秒間浸漬され、電着用電解槽514には15秒間
浸漬されるように前記電解槽504,514の長さを設
計した。パッシベーションと電着は以下の条件で行っ
た。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (5%水溶液) 4V(連続) 30mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 15V(連続) 電導度:600μS/cm 重量平均分子量:8000 液温:25℃ 固形分:13% ──────────────────────────────────── パッシベーションおよび電着の工程が終了して巻き取ら
れた太陽電池を切断機を用いて30cmの長さに切断し
た。次に、実施例1に示した方法と同様にして、幅10
0μm、長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cm
で印刷してキュアした。さらに、幅5mmの接着剤付き
銅箔のバスバーを接着し30cm角のシングルセルを1
0枚作製した。これら試料のエンカプシュレーションを
実施例1と同様に行った。得られた試料の初期特性とシ
ャント抵抗を実施例41と同様の方法で測定し、結果を
図25,図26に示した。また、これらの試料の信頼性
試験を実施例1と同様に行い、変換効率とシャント抵抗
とを測定し、これも図25,図26に示した。比較のた
め比較例1の結果を図に示した。
0cmで長さ100mのSUS430BA製基板501
を繰り出しながら不図示のロールツーロール成膜装置を
用いて下部電極102、n層103、i層104、p層
105、上部電極の順で成膜を行い再びロール状に巻き
取った。次にロール状基板501を図12のパッシベー
ションと電着を連続して行う装置に設置した。前記基板
501を基板送り出しローラー502から送り出し、パ
ッシベーションを行う電解槽504、洗浄槽505、乾
燥炉506、電着を行う電解槽514、洗浄層515、
乾燥炉516を通過して最後に巻き取りローラー503
に巻き取った。同時に、マスフィルム送り出しローラー
508,518からマスクフィルム510,520を繰
り出しながら前記基板501の裏面をマスク、マスク巻
き取りローラー509,519に巻き取った。対向電極
511,521として、極比が1:1となるようにし
て、基板501に対して裏側をプラスチック製の絶縁性
フィルムを用いてシールしたSUS304ステンレス板
を用いた。基板を2m/分の速度で送った。この送り速
度に於いて基板501がパッシベーション用電解槽50
4に3秒間浸漬され、電着用電解槽514には15秒間
浸漬されるように前記電解槽504,514の長さを設
計した。パッシベーションと電着は以下の条件で行っ
た。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (5%水溶液) 4V(連続) 30mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 15V(連続) 電導度:600μS/cm 重量平均分子量:8000 液温:25℃ 固形分:13% ──────────────────────────────────── パッシベーションおよび電着の工程が終了して巻き取ら
れた太陽電池を切断機を用いて30cmの長さに切断し
た。次に、実施例1に示した方法と同様にして、幅10
0μm、長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cm
で印刷してキュアした。さらに、幅5mmの接着剤付き
銅箔のバスバーを接着し30cm角のシングルセルを1
0枚作製した。これら試料のエンカプシュレーションを
実施例1と同様に行った。得られた試料の初期特性とシ
ャント抵抗を実施例41と同様の方法で測定し、結果を
図25,図26に示した。また、これらの試料の信頼性
試験を実施例1と同様に行い、変換効率とシャント抵抗
とを測定し、これも図25,図26に示した。比較のた
め比較例1の結果を図に示した。
【0309】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
【0310】(実施例44)定電流法の電着を行い、図
3に示す層構成の太陽電池を実施例41とほぼ同様にし
て作製した。実施例41と同様に基板101上に下部電
極102、n層103、i層104、p層105、上部
電極106を堆積した。
3に示す層構成の太陽電池を実施例41とほぼ同様にし
て作製した。実施例41と同様に基板101上に下部電
極102、n層103、i層104、p層105、上部
電極106を堆積した。
【0311】次に、実施例41と同様に前記基板101
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対
向電極301とともに図9のパッシベーション槽に浸漬
した。パッシベーションと電着は以下の条件で行った。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (20%水溶液) 5V×2秒 100mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 2mA/cm2 電導度:600μS/cm 重量平均分子量:8000 液温:25℃ クーロン量:100mC 固形分:13% ──────────────────────────────────── さらに、上述した方法と全く同様にして電着時の電流の
みを5mA/cm2 ,10mA/cm2 ,15mA/c
m2 ,20mA/cm2 ,25mA/cm2 ,30mA
/cm2 と変化させてそれぞれクーロン量は100mC
として試料を作製した。これらの試料を実施例1と同様
にして、幅100μm、長さ8cmのグリッド電極10
7を間隔1cmで印刷してキュアした。さらに、幅5m
mの接着剤付きの銅箔のバスバー108を接着し、30
cm角のシングルセルを作製した。得られた試料のシャ
ント抵抗と変換効率を前述の方法と同様にして測定し
た。結果を図27に示した。図27により電着時の電流
は5mA/cm2 から20mA/cm2 が適当であるこ
とが分かった。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対
向電極301とともに図9のパッシベーション槽に浸漬
した。パッシベーションと電着は以下の条件で行った。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (20%水溶液) 5V×2秒 100mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 2mA/cm2 電導度:600μS/cm 重量平均分子量:8000 液温:25℃ クーロン量:100mC 固形分:13% ──────────────────────────────────── さらに、上述した方法と全く同様にして電着時の電流の
みを5mA/cm2 ,10mA/cm2 ,15mA/c
m2 ,20mA/cm2 ,25mA/cm2 ,30mA
/cm2 と変化させてそれぞれクーロン量は100mC
として試料を作製した。これらの試料を実施例1と同様
にして、幅100μm、長さ8cmのグリッド電極10
7を間隔1cmで印刷してキュアした。さらに、幅5m
mの接着剤付きの銅箔のバスバー108を接着し、30
cm角のシングルセルを作製した。得られた試料のシャ
ント抵抗と変換効率を前述の方法と同様にして測定し
た。結果を図27に示した。図27により電着時の電流
は5mA/cm2 から20mA/cm2 が適当であるこ
とが分かった。
【0312】次に、上述した方法と同様に15mA/c
m2 の条件で電着を行い、太陽電池100に、幅100
μm長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cmで印
刷し、幅5mmの接着剤付きの銅箔のバスバー108を
接着し、30cm角のシングルセル10枚を作製した。
次に、これらの試料のエンカプシュレーションを実施例
1と同様に行った。比較のため電着を行わない以外は上
述と同様にして試料(比較例44)を作製した。
m2 の条件で電着を行い、太陽電池100に、幅100
μm長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cmで印
刷し、幅5mmの接着剤付きの銅箔のバスバー108を
接着し、30cm角のシングルセル10枚を作製した。
次に、これらの試料のエンカプシュレーションを実施例
1と同様に行った。比較のため電着を行わない以外は上
述と同様にして試料(比較例44)を作製した。
【0313】得られた試料の初期特性とシャント抵抗の
平均値とばらつきを図28,図29に示した。次に信頼
性試験を実施例1と同様に行い、温湿度サイクル試験終
了後の試料の太陽電池特性とシャント抵抗とを測定して
結果も図28,図29に示した。
平均値とばらつきを図28,図29に示した。次に信頼
性試験を実施例1と同様に行い、温湿度サイクル試験終
了後の試料の太陽電池特性とシャント抵抗とを測定して
結果も図28,図29に示した。
【0314】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0315】(実施例45)次に、図4に示す層構成の
トリプル型太陽電池100を実施例41とほぼ同様にし
て作製した。まず、基板101上にテクスチャー構造の
AlSi層とシャント防止用の高抵抗透明導電性部剤と
してのZnO層とからなる下部電極102を形成し、そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で堆積を行
いボトム層を形成した。この時i層104はa−SiG
eとした。次にn層113、i層114、p層115の
順で堆積を行いミドル層を形成した。i層114はボト
ム層と同様にa−SiGeとした。次にn層123、i
層124、p層125の順で堆積を行いトップ層を形成
した。i層124はa−Siとした。次に実施例4と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å堆積した。上部電極106としてI
n2 O3 (IO)を用いた。
トリプル型太陽電池100を実施例41とほぼ同様にし
て作製した。まず、基板101上にテクスチャー構造の
AlSi層とシャント防止用の高抵抗透明導電性部剤と
してのZnO層とからなる下部電極102を形成し、そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で堆積を行
いボトム層を形成した。この時i層104はa−SiG
eとした。次にn層113、i層114、p層115の
順で堆積を行いミドル層を形成した。i層114はボト
ム層と同様にa−SiGeとした。次にn層123、i
層124、p層125の順で堆積を行いトップ層を形成
した。i層124はa−Siとした。次に実施例4と同
様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部電
極106を700Å堆積した。上部電極106としてI
n2 O3 (IO)を用いた。
【0316】次に、実施例1と同様に前記基板204の
裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対向
電極303とともに図9の電着槽に浸漬した。パッシベ
ーションと電着は以下のように行った。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (10%水溶液) 4V×3秒 60mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 15V×30秒 電導度:600μS/cm 重量平均分子量:8000 液温:25℃ クーロン量:50mC 固形分:18% ──────────────────────────────────── これらの試料を実施例1と同様にして、幅100μm、
長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cmで印刷し
てキュアした。さらに、幅5mmの接着剤付き銅箔のバ
スバー108を接着し30cm角のトリプルセルを作製
した。次に、これら試料のエンカプシュレーションを実
施例1と同様に行った。また比較のため、電着を行なわ
ない以外は実施例45と同様にして試料(比較例45)
を作製した。
裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対向
電極303とともに図9の電着槽に浸漬した。パッシベ
ーションと電着は以下のように行った。 ──────────────────────────────────── 工 程 電 解 液 条 件 ──────────────────────────────────── パッシベーション AlCl3 (10%水溶液) 4V×3秒 60mS/cm 電 着 エポキシ系カチオン電着塗料 15V×30秒 電導度:600μS/cm 重量平均分子量:8000 液温:25℃ クーロン量:50mC 固形分:18% ──────────────────────────────────── これらの試料を実施例1と同様にして、幅100μm、
長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cmで印刷し
てキュアした。さらに、幅5mmの接着剤付き銅箔のバ
スバー108を接着し30cm角のトリプルセルを作製
した。次に、これら試料のエンカプシュレーションを実
施例1と同様に行った。また比較のため、電着を行なわ
ない以外は実施例45と同様にして試料(比較例45)
を作製した。
【0317】得られた試料の初期特性と実施例1と同様
に測定し、変換効率とシャント抵抗を求めた結果を図3
0,図31に示した。これらの試料の信頼性試験を行っ
て、試験後の太陽電池特性とシャント抵抗の測定をして
結果も図30,図31に示した。
に測定し、変換効率とシャント抵抗を求めた結果を図3
0,図31に示した。これらの試料の信頼性試験を行っ
て、試験後の太陽電池特性とシャント抵抗の測定をして
結果も図30,図31に示した。
【0318】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、信頼性も良いことがわかる。
【0319】(実施例46)図3に示す層構成の太陽電
池を以下のようにして作製した。まず、実施例1と同様
にしてSUS基板上に、下部電極、半導体層、上部電極
を形成した。
池を以下のようにして作製した。まず、実施例1と同様
にしてSUS基板上に、下部電極、半導体層、上部電極
を形成した。
【0320】次に、前記基板101の裏面側をプラスチ
ック製の絶縁性フィルムで覆い、パッシベーション時に
基板101裏面側に電流が流れないようにして図9の電
解槽301に浸漬した。対向電極303として、極比が
1:1となるように30cm×30cmの大きさで、前
記基板101に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フ
ィルムを用いてシールしたSUS304ステンレス板を
用いた。パッシベーション液としては、AlCl3 の1
0%溶液を用いた。この溶液の電導度は、60mS/c
mであった。次に、基板101側をマイナスとして4V
で3秒間電圧を印加し、パッシベーションを行った。そ
の後、太陽電池100を電解槽301から引き上げ、純
水で十分に洗浄を行い、パッシベーション液を洗い流
し、80℃のオーブンに投入し、30分放置して水分を
乾燥させた。
ック製の絶縁性フィルムで覆い、パッシベーション時に
基板101裏面側に電流が流れないようにして図9の電
解槽301に浸漬した。対向電極303として、極比が
1:1となるように30cm×30cmの大きさで、前
記基板101に対して裏側をプラスチック製の絶縁性フ
ィルムを用いてシールしたSUS304ステンレス板を
用いた。パッシベーション液としては、AlCl3 の1
0%溶液を用いた。この溶液の電導度は、60mS/c
mであった。次に、基板101側をマイナスとして4V
で3秒間電圧を印加し、パッシベーションを行った。そ
の後、太陽電池100を電解槽301から引き上げ、純
水で十分に洗浄を行い、パッシベーション液を洗い流
し、80℃のオーブンに投入し、30分放置して水分を
乾燥させた。
【0321】図9の電解槽301を用いて以下のように
して電着を行った。まず、基板304の裏面を前述した
方法と同様にマスクし、さらに対向電極303として前
述した方法と同様に、シールしたSUS304ステンレ
ス板を用いた。また、極比が1:1となるように30c
m×30cmの大きさとした。電着塗料302は、固形
分10%のアクリル系アニオン電着塗料を用い、架橋の
ためメラミンを用いた。この液の電導度は800μS/
cmであり、重量平均分子量は5000であった。電着
時は液温を25℃に保った。基板304と対向電極20
3を電解槽301に浸漬して前記基板101と対向電極
303とを液になじませるため30秒間保持した。その
後、基板304にプラス2Vの電圧を印加して10秒間
保持し、電着を行った。この時流れる電流と時間の関係
は図32に示すとおりであった。また、流れた電流のク
ーロン量は50mCであった。
して電着を行った。まず、基板304の裏面を前述した
方法と同様にマスクし、さらに対向電極303として前
述した方法と同様に、シールしたSUS304ステンレ
ス板を用いた。また、極比が1:1となるように30c
m×30cmの大きさとした。電着塗料302は、固形
分10%のアクリル系アニオン電着塗料を用い、架橋の
ためメラミンを用いた。この液の電導度は800μS/
cmであり、重量平均分子量は5000であった。電着
時は液温を25℃に保った。基板304と対向電極20
3を電解槽301に浸漬して前記基板101と対向電極
303とを液になじませるため30秒間保持した。その
後、基板304にプラス2Vの電圧を印加して10秒間
保持し、電着を行った。この時流れる電流と時間の関係
は図32に示すとおりであった。また、流れた電流のク
ーロン量は50mCであった。
【0322】太陽電池100を電解槽201から引き上
げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応の電着塗料を洗い
流し、50℃のオーブンに投入し、30分放置して水分
を乾燥させた。その後、オーブンの温度を10℃/分の
速度で昇温し、180℃に達してから30分保持し電着
樹脂の硬化を行った。さらに、上述した方法と同様にし
て電着時の電圧のみを0V〜60Vと変化させて試料を
作製した。次に、前述した方法でグリッド電極107の
バスバーを接着し、30cm角のシングルセルを作製し
た。
げ、純水で十分に洗浄を行い、未反応の電着塗料を洗い
流し、50℃のオーブンに投入し、30分放置して水分
を乾燥させた。その後、オーブンの温度を10℃/分の
速度で昇温し、180℃に達してから30分保持し電着
樹脂の硬化を行った。さらに、上述した方法と同様にし
て電着時の電圧のみを0V〜60Vと変化させて試料を
作製した。次に、前述した方法でグリッド電極107の
バスバーを接着し、30cm角のシングルセルを作製し
た。
【0323】得られた試料のシャント抵抗と変換効率を
前述の方法と同様にして測定した。結果を図33に示し
た。図33により電着時の電圧は10Vから20Vが適
当であることが分かった。また50V以上の電圧で変換
効率が低くなるのは電着時に太陽電池に対して逆バイア
スが印加されるため太陽電池がブレークダウンするため
と考えられる。次に、変換効率の良好な電着電圧10V
の試料の一部を切り出して走査型電子顕微鏡で観察した
ところ上部電極106の表面には、約5μm〜50μm
の径の半球状の堆積物が点在して観察された。この部分
の赤外吸収を、顕微機能付きFTIRを用いて分析した
ところカルボニル基の吸収があり電着塗料が堆積してい
ることが確認された。さらにこの試料のOBIC像を観
察したところ、前記電着塗料の堆積部分のみが発電せ
ず、従って、前記堆積膜はシャント部分にのみ堆積して
いることが確認された。また、電着塗料の堆積している
面積はシャント部分の面積の10倍以下であった。
前述の方法と同様にして測定した。結果を図33に示し
た。図33により電着時の電圧は10Vから20Vが適
当であることが分かった。また50V以上の電圧で変換
効率が低くなるのは電着時に太陽電池に対して逆バイア
スが印加されるため太陽電池がブレークダウンするため
と考えられる。次に、変換効率の良好な電着電圧10V
の試料の一部を切り出して走査型電子顕微鏡で観察した
ところ上部電極106の表面には、約5μm〜50μm
の径の半球状の堆積物が点在して観察された。この部分
の赤外吸収を、顕微機能付きFTIRを用いて分析した
ところカルボニル基の吸収があり電着塗料が堆積してい
ることが確認された。さらにこの試料のOBIC像を観
察したところ、前記電着塗料の堆積部分のみが発電せ
ず、従って、前記堆積膜はシャント部分にのみ堆積して
いることが確認された。また、電着塗料の堆積している
面積はシャント部分の面積の10倍以下であった。
【0324】次に、上述した方法と同様に4V3秒の条
件でパッシベーションを行い、10Vの電圧で電着し
た。その後、前述した方法と同様にしてグリッド電極1
07のバスバー108を形成し、30cm角のシングル
セル10枚を作製した。次に、これら試料のエンカプシ
ュレーションを行った。
件でパッシベーションを行い、10Vの電圧で電着し
た。その後、前述した方法と同様にしてグリッド電極1
07のバスバー108を形成し、30cm角のシングル
セル10枚を作製した。次に、これら試料のエンカプシ
ュレーションを行った。
【0325】得られた試料の初期特性を上述した方法で
測定し、変換効率を求めたところ6.5%±0.5%で
あり、また、シャント抵抗が35KΩcm2 〜90KΩ
cm 2 であり良好な特性でばらつきも少なかった。
測定し、変換効率を求めたところ6.5%±0.5%で
あり、また、シャント抵抗が35KΩcm2 〜90KΩ
cm 2 であり良好な特性でばらつきも少なかった。
【0326】これらの試料の信頼性試験を行った。次
に、試験終了後の試料を初期と同様にシミュレータを用
い太陽電池特性を測定したところ、初期変換効率に対し
て試験後の変換効率は平均で2%の低下であり有意な劣
化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定したとこ
ろ約10%の減少で有意な劣化はなかった。
に、試験終了後の試料を初期と同様にシミュレータを用
い太陽電池特性を測定したところ、初期変換効率に対し
て試験後の変換効率は平均で2%の低下であり有意な劣
化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定したとこ
ろ約10%の減少で有意な劣化はなかった。
【0327】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0328】(実施例47)pn接合薄膜多結晶の太陽
電池を作製した。
電池を作製した。
【0329】コーニング7059基板(30cm×30
cm、厚み3.0mm)101上に下部電極102を形
成した。基板101を取り出し、不図示のRFプラズマ
CVD成膜装置に入れn層103、p層105の順で堆
積を行った。n層は薄膜の多結晶となっている。次に、
上部電極106を形成して、実施例46と同様に4Vで
3秒間のパッシベーションを行った。さらに、実施例4
6と同様にして以下のように電着を行った。まず、基板
101を図9の電解槽301に浸漬した。本実施例では
フッ素系アニオン電着塗料にフッ素ポリマーのフィラー
を含有させた電着液302を用いて電着処理を施した。
電着終了後、純水で十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂
の硬化を行った。その後、基板101をオーブンから取
り出し冷却後、実施例1と同様に、グリッド電極107
を形成し接着剤付きの銅箔のバスバー108を積層し、
30cm角のシングルセルを作製した。同様にして10
枚の試料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュ
レーションを実施例1と同様に行った。
cm、厚み3.0mm)101上に下部電極102を形
成した。基板101を取り出し、不図示のRFプラズマ
CVD成膜装置に入れn層103、p層105の順で堆
積を行った。n層は薄膜の多結晶となっている。次に、
上部電極106を形成して、実施例46と同様に4Vで
3秒間のパッシベーションを行った。さらに、実施例4
6と同様にして以下のように電着を行った。まず、基板
101を図9の電解槽301に浸漬した。本実施例では
フッ素系アニオン電着塗料にフッ素ポリマーのフィラー
を含有させた電着液302を用いて電着処理を施した。
電着終了後、純水で十分に洗浄し、オーブンで電着樹脂
の硬化を行った。その後、基板101をオーブンから取
り出し冷却後、実施例1と同様に、グリッド電極107
を形成し接着剤付きの銅箔のバスバー108を積層し、
30cm角のシングルセルを作製した。同様にして10
枚の試料を作製した。さらに、この試料のエンカプシュ
レーションを実施例1と同様に行った。
【0330】得られた試料の初期特性は、10.4%±
1.5であり良好な特性でばらつきも少なかった。ま
た、シャント抵抗も60KΩcm2 から125KΩcm
2 であった。
1.5であり良好な特性でばらつきも少なかった。ま
た、シャント抵抗も60KΩcm2 から125KΩcm
2 であった。
【0331】次にこの試料の信頼性試験を実施例1と同
様に行った。
様に行った。
【0332】温湿度サイクル試験終了後の試料の太陽電
池特性を測定したところ初期値に対し2%の低下であり
劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定したと
ころほとんど変化していなかった。
池特性を測定したところ初期値に対し2%の低下であり
劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定したと
ころほとんど変化していなかった。
【0333】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り耐久性も良いことがわかる。
【0334】(実施例48)次に、パッシベーションと
電着の工程とをロールツーロール法で行い、図3に示す
層構成の太陽電池を以下のようにして作製した。ロール
状に巻かれた厚み0.2mm、幅30cmで長さ100
mのSUS430BA製基板301を繰り出しながら不
図示のロールツーロール成膜装置を用いて下部電極10
2、n層103、i層104、p層105、上部電極の
順で行い再びロール状に巻き取った。次にロール状基板
図12のパッシベーションと電着を連続して行う装置に
設置した。前記基板501を基板送り出しローラー50
2から送り出し、パッシベーションを行う電解槽50
4、洗浄槽505、乾燥炉506、電着を行う電解槽5
14、洗浄槽515、乾燥炉516を通過して最後に巻
き取りローラー503に巻き取った。同時に、マスクフ
ィルム送り出しローラー508,518からマスクフィ
ルム510,520を繰り出しながら前記基板501の
裏面をマスクし、マスク巻き取りローラー509,51
9に巻き取った。対向電極511,521として、極比
が1:1となるようにして、基板501に対して裏側を
プラスチック製の絶縁製フィルムを用いてシールしたS
US304ステンレス板を用いた。基板を2m/分の速
度で送った。この送り速度に於いて基板501がパッシ
ベーション用電解槽504に3秒間浸漬され、電着用電
解槽514には15秒間浸漬されるように前記電解槽5
04,514の長さを設計した。次に、パッシベーショ
ン用電解槽504に於いては基板501側をプラスとし
て4.0Vで電圧を印加し、電着用電解槽514に於い
ては電圧が15Vとした。電着塗料は、固形分10%の
アクリル系アニオン電着塗料を用い、架橋のためメラミ
ンを用いた。この液の電導度は800μS/cmであ
り、重量平均分子量は5000であった。電着時は液温
を25℃に保った。
電着の工程とをロールツーロール法で行い、図3に示す
層構成の太陽電池を以下のようにして作製した。ロール
状に巻かれた厚み0.2mm、幅30cmで長さ100
mのSUS430BA製基板301を繰り出しながら不
図示のロールツーロール成膜装置を用いて下部電極10
2、n層103、i層104、p層105、上部電極の
順で行い再びロール状に巻き取った。次にロール状基板
図12のパッシベーションと電着を連続して行う装置に
設置した。前記基板501を基板送り出しローラー50
2から送り出し、パッシベーションを行う電解槽50
4、洗浄槽505、乾燥炉506、電着を行う電解槽5
14、洗浄槽515、乾燥炉516を通過して最後に巻
き取りローラー503に巻き取った。同時に、マスクフ
ィルム送り出しローラー508,518からマスクフィ
ルム510,520を繰り出しながら前記基板501の
裏面をマスクし、マスク巻き取りローラー509,51
9に巻き取った。対向電極511,521として、極比
が1:1となるようにして、基板501に対して裏側を
プラスチック製の絶縁製フィルムを用いてシールしたS
US304ステンレス板を用いた。基板を2m/分の速
度で送った。この送り速度に於いて基板501がパッシ
ベーション用電解槽504に3秒間浸漬され、電着用電
解槽514には15秒間浸漬されるように前記電解槽5
04,514の長さを設計した。次に、パッシベーショ
ン用電解槽504に於いては基板501側をプラスとし
て4.0Vで電圧を印加し、電着用電解槽514に於い
ては電圧が15Vとした。電着塗料は、固形分10%の
アクリル系アニオン電着塗料を用い、架橋のためメラミ
ンを用いた。この液の電導度は800μS/cmであ
り、重量平均分子量は5000であった。電着時は液温
を25℃に保った。
【0335】パッシベーションおよび電着が終了した
後、巻き取られた太陽電池を切断機を用いて30cmの
長さに切断した。次に、実施例46に示した方法と同様
にして、幅100μm、長さ8cmのグリッド電極10
7を間隔1cmで印刷しキュアした。さらに、幅5mm
の接着剤付き銅箔のバスバーを接着し30cm角のシン
グルセルを10枚作製した。次に、これら試料のエンカ
プシュレーションを実施例1と同様に行った。得られた
試料の初期特性を実施例1と同様の方法で測定し、変換
効率を求めたところ6.1%±0.5%であり良好な特
性でありばらつきも少なかった。またシャント抵抗は
1.5KΩcm2 から10KΩcm2 であった。
後、巻き取られた太陽電池を切断機を用いて30cmの
長さに切断した。次に、実施例46に示した方法と同様
にして、幅100μm、長さ8cmのグリッド電極10
7を間隔1cmで印刷しキュアした。さらに、幅5mm
の接着剤付き銅箔のバスバーを接着し30cm角のシン
グルセルを10枚作製した。次に、これら試料のエンカ
プシュレーションを実施例1と同様に行った。得られた
試料の初期特性を実施例1と同様の方法で測定し、変換
効率を求めたところ6.1%±0.5%であり良好な特
性でありばらつきも少なかった。またシャント抵抗は
1.5KΩcm2 から10KΩcm2 であった。
【0336】これらの試料の信頼性試験を、実施例1と
同様に行った。
同様に行った。
【0337】初期変換効率に対して試験後の変換効率は
平均で2%の低下であり有意な劣化は生じなかった。ま
た、シャント抵抗を測定したところ約10%の減少で有
意な劣化はなかった。
平均で2%の低下であり有意な劣化は生じなかった。ま
た、シャント抵抗を測定したところ約10%の減少で有
意な劣化はなかった。
【0338】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0339】(実施例49)定電流法の電着を行い、図
3に示す層構成の太陽電池を実施例46とほぼ同様にし
て作製した。実施例46と同様に基板101上に下部電
極102、n層103、i層104、p層105、上部
電極106を堆積した。
3に示す層構成の太陽電池を実施例46とほぼ同様にし
て作製した。実施例46と同様に基板101上に下部電
極102、n層103、i層104、p層105、上部
電極106を堆積した。
【0340】次に、実施例46と同様に前記基板101
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対
向電極301とともに図9のパッシベーション槽301
に浸漬した。基板304をプラスとして4.0Vで3秒
間電圧を印加し、パッシベーションを行った。次に、電
着塗料302は、固形分10%のアクリル系アニオン電
着塗料を用い、架橋のためメラミンを用いた。この液の
電導度は800μS/cmであり、重量平均分子量を5
000であった。電着時は液温25℃に保った。基板3
04と対向電極303とを電解槽301に浸漬して前記
基板304と対向電極303とを液になじませるため3
0秒間保持した。その後、基板304に流す電流を2m
A/cm2 に設定し、10秒間保持した。流れた電流は
100mC/cm2 であった。さらに、上述した方法と
全く同様にして電着時の電流のみを5mA/cm2 ,1
0mA/cm2 ,15mA/cm2 ,20mA/c
m2 ,30mA/cm2 と変化させてそれぞれクーロン
量は100mCとして試料を作製した。これらの試料を
実施例1と同様にして、幅100μm、長さ8cmのグ
リッド電極107を間隔1cmで印刷してキュアした。
さらに、幅5mmの接着剤付き銅箔のバスバー108を
接着し、30cm角のシングルセルを作製した。得られ
た試料のシャント抵抗と変換効率を前述の方法と同様に
して測定したところ、電着時の電流は10mA/cm2
から20mA/cm2 が適当であることが分かった。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対
向電極301とともに図9のパッシベーション槽301
に浸漬した。基板304をプラスとして4.0Vで3秒
間電圧を印加し、パッシベーションを行った。次に、電
着塗料302は、固形分10%のアクリル系アニオン電
着塗料を用い、架橋のためメラミンを用いた。この液の
電導度は800μS/cmであり、重量平均分子量を5
000であった。電着時は液温25℃に保った。基板3
04と対向電極303とを電解槽301に浸漬して前記
基板304と対向電極303とを液になじませるため3
0秒間保持した。その後、基板304に流す電流を2m
A/cm2 に設定し、10秒間保持した。流れた電流は
100mC/cm2 であった。さらに、上述した方法と
全く同様にして電着時の電流のみを5mA/cm2 ,1
0mA/cm2 ,15mA/cm2 ,20mA/c
m2 ,30mA/cm2 と変化させてそれぞれクーロン
量は100mCとして試料を作製した。これらの試料を
実施例1と同様にして、幅100μm、長さ8cmのグ
リッド電極107を間隔1cmで印刷してキュアした。
さらに、幅5mmの接着剤付き銅箔のバスバー108を
接着し、30cm角のシングルセルを作製した。得られ
た試料のシャント抵抗と変換効率を前述の方法と同様に
して測定したところ、電着時の電流は10mA/cm2
から20mA/cm2 が適当であることが分かった。
【0341】次に、上述した方法と同様に15mA/c
m2 の条件で電着を行い、太陽電池100に、幅100
μm長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cmで印
刷し、幅5mmの接着剤付き銅箔のバスバー108を接
着し30cm角のシングルセル10枚を作製した。次
に、これら試料のエンカプシュレーションを行った。
m2 の条件で電着を行い、太陽電池100に、幅100
μm長さ8cmのグリッド電極107を間隔1cmで印
刷し、幅5mmの接着剤付き銅箔のバスバー108を接
着し30cm角のシングルセル10枚を作製した。次
に、これら試料のエンカプシュレーションを行った。
【0342】得られた試料の初期特性を上述した方法で
測定し、変換効率を求めたところ6.7%±1.2%で
あり良好な特性でありばらつきも少なかった。また、シ
ャント抵抗は10KΩcm2 から30KΩcm2 であっ
た。
測定し、変換効率を求めたところ6.7%±1.2%で
あり良好な特性でありばらつきも少なかった。また、シ
ャント抵抗は10KΩcm2 から30KΩcm2 であっ
た。
【0343】これらの試料の信頼性試験を、実施例1と
同様に行った。次に、試験終了後の試料を初期と同様に
シミュレータを用い太陽電池特性を測定したところ、初
期変換効率に対して試験後の変換効率は平均で2%であ
り有意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測
定したところ約10%の減少で有意な劣化はなかった。
同様に行った。次に、試験終了後の試料を初期と同様に
シミュレータを用い太陽電池特性を測定したところ、初
期変換効率に対して試験後の変換効率は平均で2%であ
り有意な劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測
定したところ約10%の減少で有意な劣化はなかった。
【0344】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留まりが良く良好
な特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0345】(実施例50)次に、図4に示す層構造の
トリプル型太陽電池100を実施例46とほぼ同様にし
て作製した。まず、基板101上にテクスチャー構造の
AlSi層とシャント防止用の高抵抗透明導電性部材と
してのZnO層とからなる下部電極102を形成し、そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で堆積を行
いボトム層を形成した。この時i層104はa−SiG
eとした。次にn層113、i層114、p層115の
順で堆積を行いミドル層を形成した。i層114はボト
ム層と同様にa−SiGeとした。次にn層123、i
層124、p層125の順で堆積を行いトップ層を形成
した。i層124はa−Siとした。次に実施例46と
同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部
電極106を700Å堆積した。上部電極106として
In2 O3 (IO)を用いた。
トリプル型太陽電池100を実施例46とほぼ同様にし
て作製した。まず、基板101上にテクスチャー構造の
AlSi層とシャント防止用の高抵抗透明導電性部材と
してのZnO層とからなる下部電極102を形成し、そ
の後、不図示のマイクロ波プラズマCVD成膜装置に入
れn層103、i層104、p層105の順で堆積を行
いボトム層を形成した。この時i層104はa−SiG
eとした。次にn層113、i層114、p層115の
順で堆積を行いミドル層を形成した。i層114はボト
ム層と同様にa−SiGeとした。次にn層123、i
層124、p層125の順で堆積を行いトップ層を形成
した。i層124はa−Siとした。次に実施例46と
同様に、反射防止効果を兼ねた機能を有する透明な上部
電極106を700Å堆積した。上部電極106として
In2 O3 (IO)を用いた。
【0346】次に、実施例46と同様に前記基板204
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対
向電極303とともに図9の電解槽301に浸漬した。
基板304をプラスとして4.0Vで3秒間電圧を印加
し、パッシベーションを行った。次に、電着塗料は、固
形分10%のアクリル系アニオン電着塗料を用い、架橋
のためメラミンを用いた。この液の電導度は800μS
/cmであり、重量平均分子量は5000であった。電
着時は液温を25℃に保った。前記基板304と対向電
極303を電解槽301に浸漬して前記基板304と対
向電極303とを液になじませるため30秒間保持し
た。その後、基板304に15Vの電圧を印加して20
秒間保持した。これらの試料を実施例1と同様にして、
幅100μm、長さ8cmのグリッド電極107を間隔
1cmで印刷してキュアした。さらに、幅5mmの接着
剤付き銅箔のバスバー108を接着し30cm角のトリ
プルセルを作製した。次に、これら試料のエンカプシュ
レーションを実施例1と同様に行った。
の裏面側をプラスチック製の絶縁性フィルムで覆い、対
向電極303とともに図9の電解槽301に浸漬した。
基板304をプラスとして4.0Vで3秒間電圧を印加
し、パッシベーションを行った。次に、電着塗料は、固
形分10%のアクリル系アニオン電着塗料を用い、架橋
のためメラミンを用いた。この液の電導度は800μS
/cmであり、重量平均分子量は5000であった。電
着時は液温を25℃に保った。前記基板304と対向電
極303を電解槽301に浸漬して前記基板304と対
向電極303とを液になじませるため30秒間保持し
た。その後、基板304に15Vの電圧を印加して20
秒間保持した。これらの試料を実施例1と同様にして、
幅100μm、長さ8cmのグリッド電極107を間隔
1cmで印刷してキュアした。さらに、幅5mmの接着
剤付き銅箔のバスバー108を接着し30cm角のトリ
プルセルを作製した。次に、これら試料のエンカプシュ
レーションを実施例1と同様に行った。
【0347】得られた試料の初期特性を実施例1と同様
に測定し、変換効率を求めたところ7.2%±1.4%
であり良好な特性でありばらつきも少なかった。また、
シャント抵抗は35KΩcm2 から105KΩcm2 で
あった。
に測定し、変換効率を求めたところ7.2%±1.4%
であり良好な特性でありばらつきも少なかった。また、
シャント抵抗は35KΩcm2 から105KΩcm2 で
あった。
【0348】これらの試料の信頼性試験を行って、試験
後の太陽電池特性を測定したところ、初期変換効率に対
して試験後の変換効率は平均で2%の低下であり有意な
劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定したと
ころ約10%の減少で有意な劣化はなかった。
後の太陽電池特性を測定したところ、初期変換効率に対
して試験後の変換効率は平均で2%の低下であり有意な
劣化は生じなかった。また、シャント抵抗を測定したと
ころ約10%の減少で有意な劣化はなかった。
【0349】本実施例の結果から本発明の太陽電池製造
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
方法で作製した本発明の太陽電池は歩留りが良く良好な
特性で有り、耐久性も良いことがわかる。
【0350】
【発明の効果】以上述べたように、太陽電池を本発明の
構成とする事により、欠陥部分を選択的に電着樹脂によ
り絶縁被覆でき、シャント抵抗が103Ωcm2以上とす
ることが可能となるため、高い特性を有ししかも優れた
大面積の太陽電池を高い歩留まりで提供することが可能
となる。
構成とする事により、欠陥部分を選択的に電着樹脂によ
り絶縁被覆でき、シャント抵抗が103Ωcm2以上とす
ることが可能となるため、高い特性を有ししかも優れた
大面積の太陽電池を高い歩留まりで提供することが可能
となる。
【0351】また、本発明の製造方法は、欠陥の検出に
特殊な方法・装置が不要であり、しかもロールツーロー
ル方式を採用することができるため、量産性が高く、低
コストの大面積太陽電池を提供することができる。
特殊な方法・装置が不要であり、しかもロールツーロー
ル方式を採用することができるため、量産性が高く、低
コストの大面積太陽電池を提供することができる。
【0352】
【表1】
【0353】
【表2】
【0354】
【表3】
【図1】欠陥部を絶縁被覆した本発明の太陽電池の一例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図2】欠陥部を絶縁被覆した本発明の太陽電池の一例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図3】太陽電池の構造例を示す模式図である。
【図4】太陽電池の構造例を示す模式図である。
【図5】太陽電池の構造例を示す模式図である。
【図6】太陽電池の構造例を示す模式図である。
【図7】太陽電池の構造例を示す模式図である。
【図8】太陽電池の構造例を示す模式図である。
【図9】バッシベーション装置及び電着装置の一例を示
す模式図である。
す模式図である。
【図10】フォーミング装置の一例をを示す模式図であ
る。
る。
【図11】ロール・ツー・ロール方式の電着装置の一例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図12】ロール・ツー・ロール方式の電着装置の一例
を示す模式図である。
を示す模式図である。
【図13】電着時の電流変化を示すグラフである。
【図14】電着時の電圧と作製した太陽電池の変換効率
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図15】電着時の電流密度と作製した太陽電池の変換
効率の関係を示すグラフである。
効率の関係を示すグラフである。
【図16】電着時の電流変化を示すグラフである。
【図17】電着時の電圧の時間変化を示すグラフであ
る。
る。
【図18】電着時の電流の時間変化を示すグラフであ
る。
る。
【図19】パッシベーション電圧と作製した太陽電池の
変換効率の関係を示すグラフである。
変換効率の関係を示すグラフである。
【図20】電着時の電圧と作製した太陽電池の変換効率
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
【図21】実施例41の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(変換効率)。
の特性を示す図である(変換効率)。
【図22】実施例41の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
【図23】実施例42の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(変換効率)。
の特性を示す図である(変換効率)。
【図24】実施例42の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
【図25】実施例43の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(変換効率)。
の特性を示す図である(変換効率)。
【図26】実施例43の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
【図27】電着時の電流密度と作製した太陽電池の変換
効率の関係を示すグラフである。
効率の関係を示すグラフである。
【図28】実施例44の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(変換効率)。
の特性を示す図である(変換効率)。
【図29】実施例44の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
【図30】実施例45の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(変換効率)。
の特性を示す図である(変換効率)。
【図31】実施例45の太陽電池の初期と信頼性試験後
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
の特性を示す図である(シャント抵抗)。
【図32】電着時の電流変化を示すグラフである。
【図33】電着時の電圧と作製した太陽電池の変換効率
の関係を示すグラフである。
の関係を示すグラフである。
100 太陽電池本体 101 基板 102 下部電極 103、113、123 n層 104、114、124 i層 105、115、125 p層 106 上部電極 107 グリッド電極 108 バスバー 109 欠陥部分 110 電着膜 301 電解槽 302 電解液 303 対向電極 304 基板 305 半導体層 306 電源 307 導線 401 ステージ 402 太陽電池 403 導電性ブラシ 404 レール 405 電源 406 導線 501 基板 502 基板送り出しローラー 503 基板巻き取りローラー 504、514 電解槽 505、515 洗浄槽 506、516 乾燥炉 507、517 電源 508、518 マスクフイルム送り出しローラー 509、519 マスクフイルム巻き取りローラー 510、520 マスクフイルム 511、521 対向電極 512、522 導電性ローラー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 隆弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内 (72)発明者 川上 総一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内
Claims (19)
- 【請求項1】 導電性基体上に少なくとも1つの接合を
有する半導体層と電極とを積層してなる太陽電池におい
て、低抵抗の欠陥部分が選択的に電着樹脂により絶縁被
覆され、シャント抵抗を1×103Ωcm2以上としたこ
とを特徴とする太陽電池。 - 【請求項2】 前記電着樹脂は、前記電極上に設けられ
ていることを特徴とする請求項1記載の太陽電池。 - 【請求項3】 前記電着樹脂は、前記電極と前記半導体
層の間に設けられていることを特徴とする請求項1記載
の太陽電池。 - 【請求項4】 前記欠陥部分の電極が選択的に除去さ
れ、除去された部分が電着樹脂により被覆されているこ
とを特徴とする請求項1記載の太陽電池。 - 【請求項5】 前記電着樹脂の大きさは、欠陥部分の大
きさの10倍以下であることを特徴とする請求項1〜4
のいずれか1項に記載の太陽電池。 - 【請求項6】 前記電着樹脂は透明であることを特徴と
する請求項1〜5のいずれか1項に記載の太陽電池。 - 【請求項7】 前記電着樹脂は、アクリル樹脂、エポキ
シ樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタジエン樹
脂の内少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1
〜6のいずれか1項に記載の太陽電池。 - 【請求項8】 前記電着樹脂の最低成膜温度は50℃以
上であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項
に記載の太陽電池。 - 【請求項9】 前記電着樹脂のガラス転移点が100℃
以上であることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1
項に記載の太陽電池。 - 【請求項10】 導電性基体上に少なくとも1つの接合
を有する半導体層と電極とを積層してなる太陽電池の製
造方法において、前記半導体層を形成後、欠陥部分に選
択的に電着樹脂膜を形成し、その後、前記電極を形成す
ることを特徴とする太陽電池の製造方法。 - 【請求項11】 導電性基体上に少なくとも1つの接合
を有する半導体層と電極とを積層してなる太陽電池の製
造方法において、前記半導体層、前記電極を順次形成
後、欠陥部分に選択的に電着樹脂膜を形成することを特
徴とする太陽電池の製造方法。 - 【請求項12】 前記電極形成後電着樹脂膜を形成する
前に、欠陥部の電極を除去することを特徴とする請求項
11記載の太陽電池の製造方法。 - 【請求項13】 前記電極を形成後、前記欠陥部の電極
を除去する前に電界を印加してフォーミングを行うこと
を特徴とする請求項11記載の太陽電池の製造方法。 - 【請求項14】 前記電着は、太陽電池のブレークダウ
ン電圧以下の逆バイアスを印加して行うことを特徴とす
る請求項10〜13のいずれか1項に記載の太陽電池の
製造方法。 - 【請求項15】 前記電着は、太陽電池の順方向電流が
シャント電流に対し2倍以下となるように順方向バイア
スを印加して行うことを特徴とする請求項10〜13の
いずれか1項に記載の太陽電池の製造方法。 - 【請求項16】 前記電着樹脂は透明であることを特徴
とする請求項10〜14のいずれか1項に記載の太陽電
池の製造方法。 - 【請求項17】 前記電着樹脂は、アクリル樹脂、エポ
キシ樹脂、フッ素樹脂、ウレタン樹脂、ポリブタジエン
樹脂の内少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項
10〜16のいずれか1項に記載の太陽電池の製造方
法。 - 【請求項18】 前記電着樹脂の最低成膜温度は50℃
以上であることを特徴とする請求項10〜17いずれか
1項に記載の太陽電池の製造方法。 - 【請求項19】 前記電着樹脂のガラス転移点が100
℃以上であることを特徴とする請求項10〜18のいず
れか1項に記載の太陽電池の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284737A JPH06140648A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 太陽電池及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4284737A JPH06140648A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 太陽電池及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06140648A true JPH06140648A (ja) | 1994-05-20 |
Family
ID=17682339
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4284737A Pending JPH06140648A (ja) | 1992-10-22 | 1992-10-22 | 太陽電池及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06140648A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10121982B2 (en) | 2013-07-01 | 2018-11-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Solar cell, solar cell module, and method for manufacturing solar cell |
-
1992
- 1992-10-22 JP JP4284737A patent/JPH06140648A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10121982B2 (en) | 2013-07-01 | 2018-11-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Solar cell, solar cell module, and method for manufacturing solar cell |
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