JPH06140914A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JPH06140914A
JPH06140914A JP4284582A JP28458292A JPH06140914A JP H06140914 A JPH06140914 A JP H06140914A JP 4284582 A JP4284582 A JP 4284582A JP 28458292 A JP28458292 A JP 28458292A JP H06140914 A JPH06140914 A JP H06140914A
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power supply
potential
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input
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JP4284582A
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Inventor
Ayako Oka
綾子 岡
Takenori Okidaka
毅則 沖高
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回路が形成されたチップ自体でしきい値の設
定方式が異なる回路を選択的に形成することを可能とす
る。 【構成】 電位判別手段9は、第1電源ノード8が受け
る電源電位が所定レベル以上であるか否かを判別し、ス
イッチング回路5は、電源電位が所定レベル以上である
と判別された場合にトランジスタ6を出力ノード4と第
2電源ノード7との間に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、1チップ上に形成さ
れ、入力信号のレベルに応じた信号を出力する半導体集
積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路が備えられた電気機器に
おいては、その半導体集積回路は、一般的に、5Vなど
の高電位の電源電位を受けて動作するようになってい
た。半導体集積回路の1つであり、入力信号のレベルに
応じた論理信号を出力するインバータなどの入力回路
は、その入力信号レベルが低いレベル(たとえば0.8
V〜2.0V)とされることが多く、これに対応するた
め、その動作のしきい値電圧は電源電位の1/4程度の
低い値(TTL入力レベル)に設定されるような構成と
なっていた。
【0003】近年では、電気機器の携帯化が進み、これ
に従って電源電位は低電位化される傾向にある。前記入
力回路では、そのしきい値電圧が電源電位に応じたTT
L入力レベルに対応するような値に設定されるので、前
述のように電源電位が低電位になると、そのしきい値電
圧が非常に低い値になるため、入力ノイズに対するマー
ジンが低下するという不都合がある。このため、前記入
力回路では、電源電位が低電位である場合は、そのしき
い値電圧をCMOS入力レベル(電源電位の1/2)と
する必要がある。
【0004】このように、TTL入力レベルまたはCM
OS入力レベルに対応できる入力回路を得るためには、
入力回路を形成するチップを製造する場合にウェハプロ
セスにおいてTTL入力レベル用のしきい値電圧が得ら
れる回路のマスクと、CMOS入力レベル用のしきい値
が得られる回路のマスクとの2種類のマスクを用意し、
2種類のチップを製造するか、または、1チップ上にT
TL入力レベル用のしきい値電圧が得られる回路とCM
OS入力レベル用のしきい値電圧が得られる回路とのど
ちらかにその回路を切換えられるような構成の入力回路
を製造する必要があった。
【0005】前述のような、回路を切換えられる入力回
路は、図9のような構成となっている。図9は、従来の
入力回路の構成を示す回路図である。
【0006】半導体チップ1上に以下の回路が形成され
る。電源電位を受ける第1電源ノード8と出力ノード4
との間にPチャンネルMOS型のトランジスタ31が接
続される。出力ノード4と接地電位を受ける第2電源ノ
ード7との間には、NチャンネルMOS型のトランジス
タ32が接続されるとともに、NチャンネルMOS型の
トランジスタ50,6が直列に接続される。
【0007】入力ノード2からトランジスタ31,3
2,6のそれぞれのゲートに入力信号が与えられる。ま
た、外部からの制御信号を受ける制御信号入力ノード4
0からトランジスタ50のゲートに制御信号が与えられ
る。
【0008】次に、動作について説明する。第1電源ノ
ード8が受ける電源電位が低い場合(たとえば3V)
は、制御信号入力ノード40からトランジスタ50に与
えられる制御信号がローレベルとされ、トランジスタ5
0がオフする。これにより入力回路のトランジスタの電
流駆動能力比は、トランジスタ31:トランジスタ32
となり、このトランジスタの電流駆動能力比を1対1と
なるように設定しておけば、この入力回路のしきい値電
圧は電源電位の1/2である1.5Vになる。
【0009】一方、第1電源ノード8が受ける電源電位
が高い場合(たとえば5V)は、制御信号入力ノード4
0からトランジスタ50のゲートに与えられる制御信号
がハイレベルとされ、トランジスタ50がオンする。こ
れにより、入力回路のトランジスタの電流駆動能力比
は、トランジスタ31:(トランジスタ32+トランジ
スタ50+トランジスタ6)となり、この電流駆動能力
比(但し、トランジスタ31:トランジスタ32は1:
1とする)を1:3となるように設定しておけば、この
入力回路のしきい値電圧は、電源電位の1/4である
1.25Vとなる。
【0010】このように、従来の入力回路では、半導体
チップ1の外部から与えられる制御信号に基づいてしき
い値電圧が切換えられるようになっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述のように
製造工程で、しきい値が異なる回路を形成するための2
種類のマスクを用意する場合は、回路の製造コストが高
くなるという問題があった。この問題は前記図9の回路
においては解消できるが、前記図9のように外部からの
制御信号に基づいてしきい値を切換える回路では、その
回路が形成されたチップ自体でしきい値の切換ができ
ず、制御信号を与えるための付加的な装置が必要である
という問題があった。
【0012】本発明は、このような問題を解決するため
になされたものであり、半導体集積回路が形成されたチ
ップ自体でしきい値の切換を行なうことを可能とする半
導体集積回路を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、1チップ上に形成され、入力信号のレベルに応じた
信号を出力する半導体集積回路であって、第1の電源ノ
ード、第2の電源ノード、入力ノード、出力ノード、イ
ンバータ、トランジスタ、電位判別手段および接続手段
を含む。第1の電源ノードは、第1の電源電位を受け
る。第2の電源ノードは、第2の電源電位を受ける。入
力ノードは、前記入力信号を受ける。インバータは、前
記入力ノードと前記出力ノードとの間に接続される。ト
ランジスタは、前記入力信号に応答して制御される。
【0014】電位判別手段は、前記第1の電源ノードが
受ける第1の電源電位が所定レベルであるか否かを判別
する。接続手段は、前記電位判別手段にて前記第1の電
源電位が所定レベル以上であると判別された場合に前記
トランジスタを前記出力ノードと前記第2の電源ノード
との間に接続する。
【0015】請求項2に記載の本発明は、1チップ上に
形成され、入力信号のレベルに応じた信号を出力する半
導体集積回路であって、第1の電源ノードと、第2の電
源ノード、出力ノード、インバータ、トランジスタ、電
位判別手段および接続手段を含む。
【0016】第1の電源ノードは、第1の電源電位を受
ける。第2の電源ノードは、第2の電源電位を受ける。
入力ノードは、前記入力信号を受ける。インバータは、
前記入力ノードと前記出力ノードとの間に接続される。
トランジスタは、前記入力信号に応答して制御される。
【0017】電位判別手段は、前記第1の電源ノードが
受ける第1の電源電位が所定レベル以上であるか否かを
判別する。接続手段は、前記電位判別手段にて前記第1
の電源電位が所定レベル以上であると判別された場合に
前記トランジスタを前記出力ノードと前記第1の電源ノ
ードとの間に接続する。
【0018】請求項3に記載の本発明は、請求項1に記
載の電位判別手段が、前記第1の電源ノードが受けた第
1の電源電位を所定の値だけ降下させる電位降下手段
と、前記電位降下手段により降下された電位が一定レベ
ル以上であるか否かに応じて第1の電源電位が所定レベ
ル以上であるか否かの判別結果を示す信号を出力する判
別結果出力手段と、前記電位降下手段および前記判別結
果出力手段の間のノードと前記第2の電源ノードとの間
に接続された抵抗手段とを含むことを特徴とする。
【0019】請求項4に記載の本発明は、請求項2に記
載の電位判別手段が、前記第1の電源ノードが受けた第
1の電源電位を所定の値だけ降下させる電位降下手段
と、前記電位降下手段により降下された電位が一定レベ
ル以上であるか否かに応じて第1の電源電位が所定レベ
ル以上であるか否かの判別結果を示す信号を出力する判
別結果出力手段と、前記電位降下手段および前記判別結
果出力手段の間のノードと前記第2の電源ノードとの間
に接続された抵抗手段とを含むことを特徴とする。
【0020】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、電位判別手
段にて電源電位が所定レベル以上であると判別された場
合は、接続手段によって、トランジスタが出力ノードと
第2の電源ノードとの間に接続されるので、インバー
タ、トランジスタおよび接続手段にて第1の回路が構成
される。一方、電位判別手段にて電源電位が所定レベル
以上でないと判別された場合は、インバータのみで第2
の回路が形成される。前記第1の回路と第2の回路とで
は、回路構成が相違するので、入力信号に対するしきい
値電圧が異なる。このため、そのチップに形成された回
路自体で第1の電源電位のレベルに対応して第1の電源
電位に対するしきい値電圧の割合を変更することが可能
である。
【0021】請求項2に記載の本発明によれば、電位判
別手段にて電源電位が所定レベル以上であると判別され
た場合は、接続手段によって、トランジスタが出力ノー
ドと第1の電源ノードとの間に接続されるので、インバ
ータ、トランジスタおよび接続手段にて第1の回路が構
成される。一方、電位判別手段にて電源電位が所定レベ
ル以上でないと判別された場合は、インバータのみで第
2の回路が形成される。前記第1の回路と第2の回路で
は、回路構成が相違するので、入力信号に対するしきい
値電圧が異なる。このため、そのチップに形成された回
路自体で第1の電源電位のレベルに対応して、第1の電
源電位に対するしきい値電圧の割合を変更することが可
能である。
【0022】請求項3および請求項4に記載の本発明に
よれば、電位降下手段および判別結果出力手段の間のノ
ードと、第2の電源ノードとの間に抵抗手段が接続され
るので、この抵抗手段により、外来ノイズにて判別結果
出力手段の寄生容量に蓄積される過剰な電荷が第2の電
源ノードから放電されるため、判別結果出力手段の入力
電位の値が安定化される。
【0023】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0024】第1実施例 まず、本発明の第1実施例について説明する。図1は、
第1実施例による半導体集積回路たる入力回路の構成を
示す回路図である。半導体チップ1に以下の入力回路が
形成される。この入力回路は、入力信号の論理を反転さ
せた信号を出力するものである。
【0025】入力信号を受ける入力ノード2と出力ノー
ド4との間にインバータ3が接続される。出力ノード4
と接地電位を受ける第2電源ノード7との間にスイッチ
ング回路5およびNチャンネルMOS型のトランジスタ
6が直列に接続される。入力ノード2とトランジスタ6
のゲートとが接続される。電源電位を受ける第1電源ノ
ード8と、スイッチング回路5の制御信号入力部との間
に電位判別回路9が接続される。電位判別回路9は、第
1電源ノード8とスイッチング回路5との間に直列に接
続された電位降下手段である電位降下回路91および判
別結果出力手段手あるセンス回路92を含む。
【0026】次に、図1の入力回路の詳細な構成につい
て説明する。図2は図1の入力回路の詳細な構成を示す
回路図である。
【0027】インバータ3は、PチャンネルMOS型の
トランジスタ31と、NチャンネルMOS型のトランジ
スタ32とを含む。トランジスタ31は、第1電源ノー
ド8と出力ノード4との間に接続される。トランジスタ
32は、出力ノード4と第2電源ノード7との間に接続
される。トランジスタ31,32のゲートには入力ノー
ド2から入力信号が与えられる。スイッチング回路5
は、NチャンネルMOS型のトランジスタ50にて構成
される。
【0028】電位降下回路91は、3つのNチャンネル
MOS型トランジスタ911,912,913を第1電
源ノード8に対して直列に接続したものであり、トラン
ジスタ911のゲートは第1電源ノード8に接続され、
トランジスタ912のゲートはトランジスタ911,9
12間のノードに接続され、トランジスタ913のゲー
トはトランジスタ912,913の間のノードに接続さ
れる。センス回路92は、2つのインバータ921,9
22を含む。インバータ921,922は、トランジス
タ913とトランジスタ50のゲートとの間に直列に接
続される。
【0029】次に、図2の入力回路の動作について説明
する。図2の回路において、電位判別回路9の電位降下
回路91では、トランジスタ911,112,913が
直列に接続されているため、第1電源ノード8が受ける
電源電位は各トランジスタのしきい値電圧の合計値だけ
降下する。そして、電位判別回路9のセンス回路92で
は、電位降下回路91によって降下させられた電源電位
がインバータ921のしきい値電圧以上である場合はイ
ンバータ921の出力信号はローレベルとなりこのロー
レベル信号を受けるインバータ922の出力信号はハイ
レベルとなる。これによりスイッチング回路5のトラン
ジスタ50がオンする。
【0030】一方、電位降下回路91で降下させられた
電源電位がインバータ921のしきい値電圧よりも小さ
い場合は、インバータ921の出力信号はハイレベルと
なり、このハイレベル信号を受けたインバータ922の
出力信号はローレベルとなる。これにより、スイッチン
グ回路5のトランジスタ50はオフする。
【0031】このような電位判別回路9の動作を具体的
な数値の一例で説明すると次のようになる。ここで、ト
ランジスタ911,912,913のしきい値電圧はそ
れぞれ0.7Vとし、インバータ921,922のしき
い値電圧は電源電位の1/2とする。
【0032】第1電源ノード8が受ける電源電位が5ボ
ルトである場合は、電源電位がトランジスタ911,9
12,913のしきい値電圧の合計値だけ降下するの
で、インバータ921の入力電位は、5V−(0.7V
×3)=2.9Vとなる。インバータ921のしきい値
電圧は電源電位の1/2である2.5Vとなるので、イ
ンバータ921の出力信号はローレベルとなりインバー
タ922の出力信号はハイレベルとなる。
【0033】また、第1電源ノード8が受ける電源電位
が3Vである場合は、電源電位がトランジスタ911,
912,913のしきい値電圧の合計値だけ降下させら
れるので、インバータ921の入力電位は3V−(0.
7V×3)=0.9Vとなる。インバータ921のしき
い値電圧は電源電位の1/2である1.5Vとなるの
で、インバータ921の出力信号はハイレベルとなり、
インバータ922の出力信号はローレベルとなる。
【0034】このように、電位判別回路9では、第1電
源ノード8が受ける電源電位が所定レベル以上である場
合はトランジスタ50のゲートに与える信号をローレベ
ルとし、一方、第1電源ノード8が受ける電源電位が所
定レベル以上でない場合は、トランジスタ50のゲート
に与える信号をハイレベルとする。
【0035】第1電源ノード8が受ける電源電位が所定
レベル以上であることによりトランジスタ50がオンす
ると、入力回路のトランジスタの電流駆動能力比は、ト
ランジスタ31:(トランジスタ32+トランジスタ5
0+トランジスタ6)となり、この電流駆動能力比が
1:3(但し、トランジスタ31:トランジスタ32は
1:1とする)になるように予め設定しておけば、入力
回路のしきい値電圧は、電源電位の1/4となり、TT
L入力レベル用の値となる。たとえば、電源電位が5V
である場合は、前記しきい値電圧は1.25Vとなる。
【0036】一方、第1電源ノード8が受ける電源電位
が所定レベル以上でないことによりトランジスタ50が
オフすると、入力回路のトランジスタの電流駆動能力比
は、トランジスタ31:トランジスタ32となり、この
電流駆動能力比が1:1になるように予め設定しておけ
ば、入力回路のしきい値電圧は、電源電位の1/2とな
り、CMOS入力レベル用の値となる。たとえば、電源
電位が3Vである場合は、前記しきい値電圧は1.5V
となる。
【0037】このように、以上のような構成の入力回路
では、電源電位のレベルに応じて、電源電位に対するし
きい値電圧の割合が自動的に切換わる。
【0038】第2実施例 次に、本発明の第2実施例について説明する。図3は、
第2実施例による半導体集積回路たる入力回路の構成を
示す回路図であり、図3において図1と一致するものに
は同番号を付し、その説明を省略する。以下、図1の入
力回路との相違点について説明する。
【0039】スイッチング回路5およびトランジスタ6
は、出力ノード4と第2電源ノード7との間に接続され
てはおらず、その代わりに、出力ノード4と第1電源ノ
ード8との間にスイッチング回路5とPチャンネルMO
S型のトランジスタ60とが直列に接続される。トラン
ジスタ60のゲートは入力ノード2と接続される。
【0040】次に、図3の入力回路の詳細な構成につい
て説明する。図4は、図3の入力回路の詳細な構成を示
す回路図であり、図4において図2と一致するものには
同番号を付しその説明を省略する。以下、その相違点に
ついて説明する。
【0041】前述したように、出力ノード4と第2電源
ノード7との間にはトランジスタ50およびトランジス
タ6が接続されていない。その代わりに、出力ノード4
と第1電源ノード8との間に、スイッチング手段5を構
成するPチャンネルMOS型のトランジスタ51と、ト
ランジスタ60とが直列に接続される。トランジスタ5
1のゲートはインバータ922の出力端子と接続され
る。
【0042】次に、図4の入力回路の動作について説明
する。第1電源ノード8が受ける電源電位が所定レベル
以上である場合、インバータ922からトランジスタ5
1のゲートに与えられる信号はローレベルとなり、これ
によりトランジスタ51がオフする。トランジスタ51
がオフすると、入力回路のトランジスタの電流駆動能力
比は、トランジスタ31:トランジスタ32となり、こ
の電流駆動能力比が1:3になるように予め設定してお
けば、入力回路のしきい値電圧は、電源電位の1/4と
なり、TTL入力レベル用の値となる。たとえば、電源
電位が5Vである場合、前記しきい値電圧は1.25V
となる。
【0043】一方、第1電源ノード8が受ける電源電位
が所定レベル以上でない場合、インバータ922からト
ランジスタ51のゲートに与えられる信号はローレベル
となり、トランジスタ51がオンする。トランジスタ5
1がオンすると、入力回路のトランジスタの電流駆動入
力比は、(トランジスタ31+トランジスタ51+トラ
ンジスタ60):トランジスタ32となり、この電流駆
動能力比が1:1(但し、トランジスタ31:トランジ
スタ32は1:3とする)になるように予め設定してお
けば、入力回路のしきい値電圧は、電源電位の1/2と
なり、CMOS入力レベル用の値となる。たとえば、電
源電位が3Vである場合、前記しきい値電圧は1.5V
となる。このように、以上のような構成の入力回路で
は、電源電位のレベルに応じて、電源電位に対するしき
い値電圧の割合が自動的に切換わる。
【0044】第3実施例 次に、本発明の第3実施例について説明する。図5は、
第3実施例による半導体集積回路たる入力回路の構成を
示す回路図であり、図5において図1と一致するものに
は同番号を付し、その説明を省略する。以下、図1の回
路との相違点について説明する。
【0045】電位降下回路91とセンス回路92との間
のノードと第2電源ノード7との間に抵抗回路10が接
続される。
【0046】次に、図5の入力回路の詳細な構成につい
て説明する。図6は、図5の入力回路の詳細な構成を示
す回路図であり、図6において図2と一致するものには
同番号を付し、その説明を省略する。以下、図2の回路
との相違点について説明する。
【0047】電位判別回路9において、電位降下回路9
1のトランジスタ913とセンス回路92のインバータ
921との間のノードと、第2電源ノードとの間に抵抗
回路10が接続される。抵抗回路10は、拡散抵抗,ポ
リシリコン抵抗または抵抗値が低いトランジスタ等の所
定の抵抗値を有する素子につて構成される。
【0048】次に、図6の入力回路の動作について説明
する。この入力回路の動作は、図2の入力回路の動作と
基本的に同一であり異なるところは、抵抗回路10の作
用によってインバータ921の入力電圧が外来ノイズに
よって不安定にならないことである。外来ノイズによっ
てインバータ921の寄生容量に過剰の電荷が蓄積され
ると、その過剰な電荷により前記入力電圧が不安定とな
る。この実施例では、抵抗回路10により過剰な電荷が
第2電源ノード7に放電される。その結果、前記入力電
圧が安定化される。
【0049】第4実施例 次に、本発明の第4実施例について説明する。図7は、
第4実施例による半導体集積回路たる入力回路の構成を
示す回路図であり、図7において図3と一致するものに
は同番号を付し、その説明を省略する。以下、図3の入
力回路との相違点について説明する。
【0050】電位判別回路9において電位降下回路91
とセンス回路92との間のノードと、第2電源ノード7
との間に抵抗回路10が接続される。
【0051】次に、図7の入力回路の詳細な構成につい
て説明する。図8は、図7の入力回路の詳細な構成を示
す回路図であり、図8において図4と一致するものには
同番号を付し、その説明を省略する。以下、図4の入力
回路との相違点について説明する。
【0052】電位判別回路9において、電位降下回路9
1のトランジスタ913とセンス回路92のインバータ
921との間のノードと、第2の電源ノード7との間に
抵抗回路10が接続される。
【0053】次に、図8の入力回路の動作について説明
する。この入力回路の動作は、図4の入力回路の動作と
基本的に同一であり、図6の入力回路の動作の説明で述
べたように、抵抗回路10がインバータ921の入力電
圧を外来ノイズなどにかかわらず安定化させる。
【0054】なお、本実施例においては、トランジスタ
6をNチャンネルMOS型のトランジスタとしたが、こ
れに限らず、このトランジスタは、入力信号に応答して
制御されるものであれば他のトランジスタでもよい。同
様に、トランジスタ60は、PチャンネルMOSトラン
ジスタで構成したが、これに限らず、入力信号に応答し
て制御されるものであれば他のトランジスタを用いても
よい。
【0055】また、電位降下回路91は、Nチャンネル
MOSトランジスタで構成したが、これに限らず、電位
降下回路91は、NチャンネルMOSトランジスタと同
様に電位を降下させるものであれば他の素子を用いても
よい。同様に、センス回路92は、インバータで構成し
たが、これに限らず、センス回路92は、インバータと
同様の動作を行なうものであれば他の素子を用いてもよ
い。さらに、スイッチング回路5は、Pチャンネルおよ
びNチャンネルのMOSトランジスタで構成したが、こ
れらのトランジスタと同様の動作を行なうものであれ
ば、他の素子を用いてもよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、電位
判別手段において、第1の電源電位が所定レベル以上で
あると判別された場合は、接続手段の動作によりインバ
ータ、トランジスタおよび接続手段にて構成される回路
が形成され、第1の電源電位が所定レベル以上でないと
判別された場合は、インバータのみの回路が形成され
る。これらの回路はしきい値の設定方式が異なってお
り、1チップ上には、電源電位のレベルに応じて、電源
電位のレベルに対するしきい値の割合が異なる回路を選
択的に形成できる。
【0057】請求項2に記載の本発明によれば、電位判
別手段において、第1の電源電位が所定レベル以上であ
ると判別された場合は、接続手段の動作によりインバー
タのみの回路が形成され、第1の電源電位が所定レベル
以上でないと判別された場合は、インバータ、トランジ
スタおよび接続手段にて構成される回路が形成される。
これらの回路はしきい値の設定方式が異なっており、1
チップ上には、電源電位のレベルに応じて、電源電位の
レベルに対するしきい値の割合が異なる回路を選択的に
形成できる。
【0058】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の電位判別手段において、電位降下手段と判別
結果出力手段との間のノードと、第2の電源ノードとの
間に抵抗手段が接続されており、この抵抗手段により判
別対象の電位が安定させられるので、請求項1に記載の
効果に加えて、電位判別手段が第1の電源電位のレベル
を正確に判別できる。
【0059】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
2に記載の電位判別手段において、電位降下手段と判別
結果出力手段との間のノードと、第2の電源ノードとの
間に抵抗手段が接続されており、この抵抗手段により、
判別対象の電位が安定させられるので、請求項2に記載
の効果に加えて、電位判別手段が第1の電源電位のレベ
ルを正確に判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例による半導体集積回路たる入力回路
の構成を示す回路図である。
【図2】図1の入力回路の詳細な説明を示す回路図であ
る。
【図3】第2実施例による半導体集積回路たる入力回路
の構成を示す回路図である。
【図4】図3の入力回路の詳細な説明を示す回路図であ
る。
【図5】第3実施例による半導体集積回路たる入力回路
の構成を示す回路図である。
【図6】図5の入力回路の詳細な説明を示す回路図であ
る。
【図7】第4実施例による半導体集積回路たる入力回路
の構成を示す回路図である。
【図8】図7の入力回路の詳細な説明を示す回路図であ
る。
【図9】従来の半導体集積回路たる入力回路の構成を示
す回路図である。
【符号の説明】 1 半導体チップ 2 入力ノード 3 インバータ 4 出力ノード 5 スイッチング回路 6,60 トランジスタ 7 第2電源ノード 8 第1電源ノード 9 電位判別回路 10 抵抗回路 91 電位降下回路 92 センス回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1チップ上に形成され、入力信号のレベ
    ルに応じた信号を出力する半導体集積回路であって、 第1の電源電位を受ける第1の電源ノードと、 第2の電源電位を受ける第2の電源ノードと、 前記入力信号を受ける入力ノードと、 出力ノードと、 前記入力ノードと前記出力ノードとの間に接続されたイ
    ンバータと、 前記入力信号に応答して制御されるトランジスタと、 前記第1の電源ノードが受ける第1の電源電位が所定レ
    ベル以上であるか否かを判別する電位判別手段と、 前記電位判別手段にて前記第1の電源電位が所定レベル
    以上であると判別された場合に前記トランジスタを前記
    出力ノードと前記第2の電源ノードとの間に接続する接
    続手段とを備えた、半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 1チップ上に形成され、入力信号のレベ
    ルに応じた信号を出力する半導体集積回路であって、 第1の電源電位を受ける第1の電源ノードと、 第2の電源電位を受ける第2の電源ノードと、 前記入力信号を受ける入力ノードと、 出力ノードと、 前記入力ノードと前記出力ノードとの間に接続されたイ
    ンバータと、 前記入力信号に応答して制御されるトランジスタと、 前記第1の電源ノードが受ける第1の電源電位が所定レ
    ベル以上であるか否かを判別する電位判別手段と、 前記電位判別手段にて前記第1の電源電位が所定レベル
    以上であると判別された場合に前記トランジスタを前記
    出力ノードと前記第1の電源ノードとの間に接続する接
    続手段とを備えた、半導体集積回路。
  3. 【請求項3】 前記電位判別手段は、前記第1の電源ノ
    ードが受けた第1の電源電位を所定の値だけ降下させる
    電位降下手段と、前記電位降下手段により降下された電
    位が一定レベル以上であるか否かに応じて第1の電源電
    位が所定レベル以上であるか否かの判別結果を示す信号
    を出力する判別結果出力手段と、前記電位降下手段およ
    び前記判別結果出力手段の間のノードと前記第2の電源
    ノードとの間に接続された所定の抵抗値を有する抵抗手
    段とを含む、請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 【請求項4】 前記電位判別手段は、前記第1の電源ノ
    ードが受けた第1の電源電位を所定の値だけ降下させる
    電位降下手段と、前記電位降下手段により降下された電
    位が一定レベル以上であるか否かに応じて第1の電源電
    位が所定レベル以上であるか否かの判別結果を示す信号
    を出力する判別結果出力手段と、前記電位降下手段およ
    び前記判別結果出力手段の間のノードと前記第2の電源
    ノードとの間に接続された所定の抵抗値を有する抵抗手
    段とを含む、請求項2記載の半導体集積回路。
JP4284582A 1992-10-22 1992-10-22 半導体集積回路 Withdrawn JPH06140914A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224734A (ja) * 1992-12-01 1994-08-12 Nec Corp 入力回路
JPH07235869A (ja) * 1993-12-18 1995-09-05 Samsung Electron Co Ltd 入力バッファ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06224734A (ja) * 1992-12-01 1994-08-12 Nec Corp 入力回路
JPH07235869A (ja) * 1993-12-18 1995-09-05 Samsung Electron Co Ltd 入力バッファ

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