JPH06141683A - 植木鉢 - Google Patents

植木鉢

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JPH06141683A
JPH06141683A JP32369292A JP32369292A JPH06141683A JP H06141683 A JPH06141683 A JP H06141683A JP 32369292 A JP32369292 A JP 32369292A JP 32369292 A JP32369292 A JP 32369292A JP H06141683 A JPH06141683 A JP H06141683A
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water supply
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projecting piece
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Keisuke Nishimura
圭介 西村
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NISHIMURA KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 植木鉢の転倒を未然に防止し、又鉢本体と受
皿との嵌合、給水布等の装着作業性の向上を図り、又根
腐れのおよび水供給不足による植物の枯れを未然に防止
する。 【構成】 鉢本体2の底部周縁にそって等間隔にて突片
部を配設し、該突片部は外側突片と、該外側突片に対向
して内側突片を夫々垂設し、一方内側突片と外側突片と
を連結片にて連結し、該連結片の外端縁を誘導傾斜縁と
成し、又底部中央部に矩形状の挿入孔を穿設すると共
に、該挿入孔の対向する長片部には相対する間隔を給水
布の巾寸法より小巾と成した係止切欠を形成し、又鉢本
体2の底部より垂らす給水布を装着すべき装着孔を囲っ
て垂設する筒部の垂下寸法および直径寸法は、前記給水
布の長さ寸法を、装着孔の中心点と筒部の下端点とリッ
プ片の先端点とを結ぶ寸法以下と成す様に設定してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は通水トイを使用して底部
かん水方式によって各種植物を栽培するための植木鉢に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、断面C形のリップ溝形綱を利用し
た通水トイaの水を、底部bから垂らす布等の給水布c
により吸い上げて土壌に毛管給水している底部かん水方
式に使用する植木鉢dにおいては以下の通りの欠点を有
している。
【0003】先ず、通水トイa上に載置した植木鉢dの
転倒であり、これは植木鉢dの底部bには出荷時に装着
する受皿eとの嵌合と、通水トイa上における横ズレに
よる転倒を防止するために、植木鉢d底部bの周縁部に
突片fを垂設しているも、然しながらこの突片fにおけ
る対向する2片は通水トイaのリップ片g間に位置させ
ているだけであるため、横方向への位置ズレによる転倒
防止は可能であるも、ハウス内における栽培中での作業
者との接触、その他の外力等によって植木鉢dが斜めに
傾いて容易に転倒する。
【0004】一方、この欠点を解消する様に突片fにリ
ップ片gが係合する切欠hを設けたものが見受けられる
も、然しながらこの種の植木鉢dにあっては、かかる切
欠hを通水トイaのリップ片gと係合する様に植木鉢d
を一々回転させて通水トイa上に載置したり、載置して
いる植木鉢dを前記と反対に回転させて外さなければな
らず、かかる作業は数百、数千鉢を扱う場合は非常に手
間を要し面倒である。
【0005】次に、植木鉢dと受皿eとの未嵌合状態が
生じることがあり、これは植木鉢dの底部bに設けられ
ている突片fは円周方向に等間隔にて4個所設けられ、
かかる突片fの外側面と受皿eの開口内周壁iとを係合
させて植木鉢dの底部bに受皿eを装着するものである
が、出荷する際の植木鉢dは植物が成育しているため、
植物を損傷させない様にして植木鉢dを持たなければな
らず、このため非常に持ちにくいことにより突片fの全
てが嵌合しない状態が発生、即ち突片fの一片が外れた
状態で嵌合されてしまい、これでは受皿eが容易に外れ
てしまう。
【0006】次に、植木鉢dの底部bから垂らす布等の
給水布cが通水トイa内の水jと接触しないことであ
り、これは植木鉢dの底部bからの給水布cの長さは、
少ない水量でも土壌に給水させるために通水トイaの底
部bに接触する程度に垂らしていることにより、通水ト
イa上に植木鉢dを載置する際に給水布cが曲がってし
まい通水トイaのリップ片g上に位置した状態となり土
壌に給水されなくなって植物が枯れてしまう。
【0007】次に、植木鉢dの底部bから垂らす給水布
cの装着作業性の悪さであり、これは植木鉢dの底部b
には小径なる円状の装着孔kを穿設しており、かかる装
着孔kに対して帯状の給水布cを曲げて通しているも、
然しながらかかる方法にあっては通水トイaの満水時に
は上記装着孔と給水布cとの間の隙間を介して水がその
表面張力によって直接土壌に給水され、水過剰となって
根腐れ等が発生する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は作業者との接
触等による外力での植木鉢の転倒を未然に防止し、又鉢
本体と受皿との嵌合装着を確実且つ簡易なものと成して
作業性の向上を図り、又給水布の装着作業を容易にする
と共に、給水布と装着孔との間に隙間を形成して表面張
力による土壌への過給水を無くして根腐れの発生を未然
に防止し、しかも給水布は確実に筒部によって通水トイ
内に引き込まれ、水供給不足による植物の枯れを未然に
防止する植木鉢を提供せんとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来技術に
基づく転倒、作業性、水不足および過給水状態等の課題
に鑑み、受皿と嵌合する外側突片の裏面側に内側突片を
設け、かかる内側突片と外側突片により転倒を防止する
と共に、外側突片と内側突片との間に誘導傾斜縁を有す
る連結片を設け、受皿との嵌合作業時の装着作業性を向
上させ、又底部に筒部を設け、給水布を確実に通水トイ
内に案内させて未給水状態を無くし、しかも給水布の装
着作業性を向上させることを要旨とする植木鉢を提供し
て上記欠点を解消せんとしたものである。
【0010】以下本発明の植木鉢は、受皿と着脱自在と
成す突片部を有すると共に、底部かん水用の給水布を具
備する鉢であって、鉢本体の底部に4個所の突片部、挿
入孔および筒部を設けている。
【0011】突片部は鉢本体の底部周縁にそって等間隔
に設けるものにして、かかる突片部は外側突片、内側突
片および連結片より構成され、内側突片は外側突片の裏
面側に対向して垂下寸法を外側突片より大と成して垂設
し、一方連結片は内側突片と外側突片との間に介装し、
連結片の外端縁を下方中心側へ傾斜させる誘導傾斜縁と
成している。
【0012】又、他の突片部としては、突片部は受皿の
開口部における内周壁と係合すべき連結片と、該連結片
の内端側に内側突片を夫々垂設して構成し、連結片の外
端縁を下方中心側へ傾斜させる誘導傾斜縁と成してい
る。
【0013】挿入孔は帯状の給水布が遊挿状に挿通され
る矩形状に穿設され、かかる挿入孔の対向する長片部に
は相対する間隔を給水布の巾寸法より小巾と成した係止
切欠を形成している。
【0014】筒部はその垂下寸法および直径寸法を、前
記給水布の長さ寸法を、装着孔の中心点と筒部の下端点
とリップ片の先端点とを結ぶ寸法以下と成す様に設定し
ている。
【0015】
【作用】本発明にあっては、底部の挿入孔に挿通させる
給水布を回転させて両側縁を係止切欠に係止させること
により、給水布が若干湾曲した状態にてその復元力によ
り一定位置に給水布が保持されると共に、給水布と装着
孔との間に隙間が形成され、又通水トイのリップ片上に
曲がって位置する給水布は、鉢本体が載置される際に筒
部によって通水トイ内に引き込まれる。
【0016】又、作業者との接触等による外力によって
鉢本体は傾斜しようとするも、外側突片若しくは内側突
片の側縁部はリップ片の先端点、内側突片の最下端点は
通水トイの側壁外面、通水トイのリップ片の折曲基部点
は鉢本体の底部と夫々当接して一定角度の傾斜状態に規
制される。
【0017】又、鉢本体を受皿に対して傾斜状態にて装
着する場合でも、誘導傾斜縁が受皿の開口部周縁に接し
て鉢本体の上下軸芯を受皿の軸中心側へと姿勢が変更さ
れるため、外側突片が全て受皿の内周壁内方に位置し、
鉢本体の外側突片と受皿の内周壁は係合する。
【0018】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1は本発明に係る底部かん水方式に使用するプ
ラスチック等から成る植木鉢であり、該植木鉢1は上方
開口する鉢状に形成した鉢本体2の底部3周縁にそって
突片部4、4a…を円周方向に等間隔にて4個所配設して
いる。
【0019】突片部4、4a…は受皿5の開口部における
内周壁6に周設される係止突条7と係合すべき突状の係
止部8、8a…を有する外側突片9、9a…を底部3の周縁
側より垂設すると共に、該外側突片9、9a…の裏面側に
対向して該外側突片9、9a…より巾寸法を小と成すと共
に垂下寸法を大と成す内側突片10、10a …を垂設し、該
内側突片10、10a …と外側突片9、9a…とを連結片11、
11a …にて連結し、該連結片11、11a …の外端縁を下方
へ移行するに従って底部3中心側に傾斜させて誘導傾斜
縁12、12a …と成している。
【0020】又、突片部4、4a…における外側突片9、
9a…の巾寸法L1はリップ溝形綱(C形綱)からなる通
水トイ13の両リップ片14、14a の先端間の間隔X1より
小と成すと共に、対向する内側突片10、10a …間の間隔
L2は通水トイ13の外巾寸法X2より大と成している。
【0021】又、突片部4、4a…における外側突片9、
9a…と内側突片10、10a …との関係については、外側突
片9、9a…の側縁部15と内側突片10、10a …の裏面16と
底部3によって通水トイ13の側壁17が挿通されるべき見
掛け上形成される挿通凹部18における内側突片10、10a
…の垂下寸法L3、外側突片9、9a…の垂下寸法L4お
よび外側突片9、9a…の側縁部15と内側突片10、10a …
の裏面16との間隔L5の設定は、通水トイ13のリップ片
14、14a の先端点P1とリップ片14、14a の折曲基部点
P2と側壁17における任意の高さである高点P3とを結
ぶ三角形Tを設定し、該三角形Tの高点P3を内側突片
10、10a …の最下端点P4に一致させた時に、折曲基部
点P2は底部3と接触すると共に、先端点P1は外側突
片9、9a…の側縁部15と接触する様に設定している。
【0022】次に、突片部4、4a…の他の実施例につい
ては、前記実施例における外側突片9、9a…を設けずに
内側突片10、10a …と連結片11、11a …とによって構成
する。
【0023】即ち、この内側突片10、10a …の巾寸法L
1aは通水トイ13の両リップ片14、14a の先端間の間隔X
1より小と成すと共に、対向する内側突片10、10a …間
の間隔間隔L2は通水トイ13の外巾寸法X2より大と成
している。
【0024】又、各内側突片10、10a …の関係について
は、この内側突片10、10a …の側縁部15a と内側突片1
0、10a …の裏面16と底部3によって通水トイ13の側壁1
7が挿通されるべき見掛け上形成される挿通凹部18にお
ける内側突片10、10a …の垂下寸法L3および内側突片
10、10a …の側縁部15a と内側突片10、10a …裏面16と
の間隔L5の設定は、前記実施例と同様に通水トイ13の
リップ片14、14a の先端点P1とリップ片14、14a の折
曲基部点P2と側壁17における任意の高さである高点P
3とを結ぶ三角形Tを設定し、該三角形Tの高点P3を
内側突片10、10a…の最下端点P4に一致させた時に、
折曲基部点P2は底部3と接触すると共に、先端点P1
は内側突片10、10a …の側縁部15a と接触する様に設定
している。
【0025】又、連結片11、11a …は内側突片10、10a
…の表面側に設けるものにして、前記実施例と同様に外
端縁を下方へ移行するに従って底部3中心側に傾斜させ
て誘導傾斜縁12、12a …を形成すると共に、該誘導傾斜
縁12、12a …上方を切欠して鉤状の係止部8、8a…を形
成している。
【0026】又、連結片11、11a …の片数、肉厚等につ
いては、例えば肉厚を薄く(1ミリ以下)した場合には
受皿5との嵌合時に強度的に弱くなるために内側突片1
0、10a …の同一表面側に数片設けても良く、又強度的
に充分嵌合状態が維持できるのであれば一片でも良く、
この場合には内側突片10、10a …の巾寸法L1aと同一肉
厚と成す様に連結片11、11a …を形成しても良い。
【0027】19は所定厚みを有する帯状の布等からなる
給水布20を挿入固定する装着孔部であり、該装着孔部19
は鉢本体2の底部3中央部に矩形状の挿入孔21を穿設す
ると共に、該挿入孔21の対向する長片部21a には略三角
状の係止切欠22、22a を形成している。
【0028】ここで、挿入孔21の長片部21a の長片寸法
L6、短片部21b の短片寸法L7については、給水布20
が遊挿状に挿通される寸法と成すと共に、係止切欠22、
22a間の間隔L8については給水布20の巾寸法X3より
小幅と成している。
【0029】又、装着孔19の周りには縦方向の周壁23に
スリット24を形成した筒部25を垂設しており、該筒部25
の垂下寸法L9および直径寸法L10については以下の条
件を満足させている。
【0030】即ち、通水トイ13のリップ片14、14a 上に
鉢本体2の底部3を当接して載置した状態において、給
水布20の底部3からの垂下寸法L11は通水トイ13内の水
が少量の場合でも毛管給水可能な様に通水トイ13の底部
26に接触させることが最小限必要であり、この場合に装
着孔19の中心点P5と筒部25の周壁23の下端点P6との
直線寸法L12と、同下端点P6とリップ片14、14a の先
端点P1との直線寸法L13との関係を、垂下寸法L11≦
直線寸法L12+直線寸法L13を満足する様に、筒部25の
垂下寸法L9および直径寸法L10は設定されるのであ
る。
【0031】尚、図中27は鉢本体2の底部3に装着させ
た受皿5内に水を供給するための供給孔である。
【0032】次に本発明に係る植木鉢の作用について説
明すると、先ず、鉢本体2の上方開口側より給水布20を
底部3の装着孔19における挿入孔21に挿通させて所定寸
法突出させる様にした後、給水布20を約90度回転させ
て両側縁を長片部21a に形成した係止切欠22、22a に係
止させることにより、給水布20が若干湾曲した状態にて
その復元力により一定位置に給水布20が保持され、しか
も通水トイ13内の満水時にあっても給水布20と装着孔19
との間には大なる透孔が形成されているため、表面張力
による土壌への給水は防止される。
【0033】次に、通水トイ13上に鉢本体2を載置した
状態においては、筒部25の垂下寸法L9、直径寸法L10
は、給水布20の垂下寸法L11を、装着孔19の中心点P5
と筒部25の下端点P6とリップ片14、14a の先端点P1
とを結ぶ、直線寸法L12+直線寸法L13の寸法以下と成
す様に設定することにより、通水トイ13のリップ片14、
14a 上に曲がって位置している給水布20は、鉢本体2が
通水トイ13上に載置される際に筒部25によって通水トイ
13内に引き込まれ、給水布20は通水トイ13内にて垂れて
水と確実に接触するのである。
【0034】次に、対向する突片部4、4aを通水トイ13
内に位置させると共に、他の対向する突片部4b、4cを通
水トイ13の側壁17外方に対向して位置させる様にして通
水トイ13上に鉢本体2を載置することにより、作業者と
の接触およびハウス内での風による外力によって鉢本体
2は傾斜しようとするも、外側突片9、9a…の側縁部1
5、若しくは内側突片10、10a …の側縁部15a はリップ
片14、14a の先端点P1に当接すると共に、内側突片1
0、10a …の最下端点P4は通水トイ13の側壁17外面と
当接し、且つ通水トイ13のリップ片14、14a の折曲基部
点P2は鉢本体2の底部3と当接することにより、転倒
は規制されるのである。
【0035】次に、鉢本体2の底部3に受皿5を嵌合装
着する際には、例えば受皿5に対して傾斜状態にて装
着、例えば植木鉢1を複数個持ち運びするためのトレー
28の収容凹部29、29a …の底部に受皿5を置いた状態
で、収容凹部29、29a …の開口部上方程度の高さより植
木鉢1を下方傾斜させて落とす様にすると、外側突片
9、9a…と内側突片10、10a …とを連結している連結片
11、11a …の外側縁の誘導傾斜縁12、12a …を中心側内
方に傾斜させていることにより、該誘導傾斜縁12、12a
…が受皿5開口部周縁に接して鉢本体2の上下軸芯を受
皿5の軸中心側へと姿勢を変更し、外側突片9、9a…が
全て受皿5の内周壁6内方に位置し、外側突片9、9a…
の係止部8、8a…、若しくは連結片11、11a …の係止部
8、8a…と内周壁6の係止突条7とが確実に係合して嵌
合装着される。
【0036】又、鉢本体2の底部3と受皿5との未嵌合
状態は内側突片10、10a …が邪魔となり発生しない。
【0037】
【発明の効果】要するに本発明は、受皿と着脱自在と成
す突片部を有すると共に、底部かん水用の給水布を具備
する鉢において、鉢本体2の底部3周縁にそって等間隔
にて突片部4、4a…を4個所配設し、該突片部4、4a…
は受皿5の開口部における内周壁6と係合すべき外側突
片9、9a…と、該外側突片9、9a…の裏面側に対向して
垂下寸法を大と成す内側突片10、10a …を夫々垂設した
ので、作業者との接触およびハウス内での風による外力
によって鉢本体2は傾斜しようとするも、外側突片9、
9a…の側縁部15はリップ片14、14a の先端点P1に当接
すると共に、内側突片10、10a …の最下端点P4は通水
トイ13の側壁17外面と当接し、且つ通水トイ13のリップ
片14、14a の折曲基部点P2は鉢本体2の底部3と当接
することにて一定角度より傾斜状態を進行させないた
め、植木鉢1の転倒を未然に防止することが出来る。
【0038】又、突片部4、4a…を受皿5の開口部にお
ける内周壁6と係合すべき連結片11、11a …と、該連結
片11、11a …の内端側に内側突片10、10a …を夫々垂設
して構成したので、上記と同様なる効果を奏すると共
に、外側突片9、9a…を形成していないため、プラスチ
ック成形にて容易に製造することが出来る。
【0039】又、一方内側突片10、10a …と外側突片
9、9a…とを連結片11、11a …にて連結し、該連結片1
1、11a …の外端縁を下方中心側へ傾斜させる誘導傾斜
縁12、12a …と成したので、鉢本体2と受皿5との嵌合
装着時には、受皿5に対して傾斜状態にて装着しようと
しても、連結片11、11a …の誘導傾斜縁12、12a …を下
方中心側へ傾斜させていることにより、該誘導傾斜縁1
2、12a …が受皿5における内周壁6の開口部周縁に接
して鉢本体2の上下軸芯を受皿5の軸芯と同軸芯となる
様に姿勢変更されるため、外側突片9、9a…が全て受皿
5の内周壁6内方に位置して確実に嵌合することが出
来、従って短期間の内に出荷しなければならないシクラ
メン等では、予め複数個載置するトレー28内に受皿5を
収容し、かかる受皿5に対して若干上方より落とす様に
しても確実に鉢本体2と受皿5とが嵌合出来るため作業
性を著しくして向上することが出来る。
【0040】又、鉢本体2の底部3中央部に、帯状の給
水布20が遊挿状に挿通される矩形状の挿入孔21を穿設す
ると共に、該挿入孔21の対向する長片部21a には相対す
る間隔を給水布20の巾寸法X3より小幅と成したので、
給水布20を挿入孔21に挿通させて所定寸法突出させる様
にした後、給水布20を約90度回転させて両側縁を長片
部21a に形成した係止切欠22、22a に係止させることに
より、給水布20が若干湾曲した状態にてその復元力によ
り一定位置に給水布20を保持することが出来、又通水ト
イ13内の満水時にあっても給水布20と装着孔19との間に
は大なる隙間が形成されているため、表面張力による土
壌への過給水を無くして根腐れの発生を未然に防止する
ことが出来る。
【0041】又、通水トイ13のリップ片14、14a 上に鉢
本体2の底部3を当接させて載置する底部かん水用の鉢
において、鉢本体2の底部3より垂らす給水布20を装着
すべき装着孔19を囲って垂設する筒部25の垂下寸法L9
および直径寸法L10は、給水布20の長さ寸法L11を、装
着孔19の中心点P5と筒部25の下端点P6とリップ片1
4、14a の先端点P1とを結ぶ寸法以下を満足する様に
設定したので、通水トイ13のリップ片14、14a 上に曲が
って位置している給水布20は、鉢本体2が通水トイ13上
に載置される際に筒部25によって通水トイ13内に引き込
まれ、給水布20は通水トイ13内にて垂れて水と確実に接
触することが出来、これによって水供給不足によって植
物の枯れを未然に防止することが出来る等その実用的効
果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る植木鉢の斜視図である。
【図2】同上底面図である。
【図3】同上縦断面図である。
【図4】同上側面図である。
【図5】植木鉢を通水トイ上に載置した図である。
【図6】植木鉢が通水トイ上にて傾斜状態にて規制され
ている図である。
【図7】植木鉢をトレーに収容する際の斜視図である。
【図8】植木鉢を傾斜状態にして受皿と嵌合させる状態
を示す図である。
【図9】本発明に係る植木鉢の他の実施例の斜視図であ
る。
【図10】同上底面図である。
【図11】同上他の実施例の底面図である。
【図12】同上縦断面図である。
【図13】同上植木鉢を通水トイ上に載置した図であ
る。
【図14】同上植木鉢が通水トイ上にて傾斜状態にて規
制されている図である。
【図15】同上植木鉢を傾斜状態にして受皿と嵌合させ
る状態を示す図である。
【図16】植木鉢の装着孔部に給水布を装着する状態を
示す図である。
【図17】植木鉢の筒部の各設定寸法の説明図である。
【図18】従来の植木鉢の斜視図である。
【図19】同上植木鉢の転倒状態を示す図である。
【図20】突片に切欠を形成した他の植木鉢を通水トイ
に装着した状態を示す図である。
【図21】従来の植木鉢と受皿との未嵌合状態を示す図
である。
【図22】同上未嵌合個所の概略断面図である。
【図23】従来の植木鉢による給水布の未収容状態を示
す図である。
【図24】従来の植木鉢底部に給水布を装着した状態を
示す斜視図である。
【符号の説明】
2 鉢本体 3 底部 4、4a… 突片部 5 受皿 6 内周壁 9、9a… 外側突片 10、10a … 内側突片 11、11a … 連結片 12、12a … 誘導傾斜縁 13 通水トイ 14、14a リップ片 19 装着孔 20 給水布 21 挿入孔 25 筒部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受皿と着脱自在と成す突片部を有すると
    共に、底部かん水用の給水布を具備する鉢において、鉢
    本体の底部周縁にそって等間隔にて突片部を4個所配設
    し、該突片部は受皿の開口部における内周壁と係合すべ
    き外側突片と、該外側突片の裏面側に対向して垂下寸法
    を大と成す内側突片を夫々垂設し、一方内側突片と外側
    突片とを連結片にて連結し、該連結片の外端縁を下方中
    心側へ傾斜させる誘導傾斜縁と成したことを特徴とする
    植木鉢。
  2. 【請求項2】 受皿と着脱自在と成す突片部を有すると
    共に、底部かん水用の給水布を具備する鉢において、鉢
    本体の底部周縁にそって等間隔にて突片部を4個所配設
    し、該突片部は受皿の開口部における内周壁と係合すべ
    き連結片と、該連結片の内端側に内側突片を夫々垂設し
    てなり、連結片の外端縁を下方中心側へ傾斜させる誘導
    傾斜縁と成したことを特徴とする植木鉢。
  3. 【請求項3】 鉢本体の底部中央部に、帯状の給水布が
    遊挿状に挿通される矩形状の挿入孔を穿設すると共に、
    該挿入孔の対向する長片部には相対する間隔を給水布の
    巾寸法より小巾と成した係止切欠を形成したことを特徴
    とする植木鉢。
  4. 【請求項4】 通水トイのリップ片上に鉢本体の底部を
    当接して載置する鉢において、鉢本体の底部より垂らす
    給水布を装着すべき装着孔を囲って垂設する筒部の垂下
    寸法および直径寸法は、前記給水布の長さ寸法を、装着
    孔の中心点と筒部の下端点とリップ片の先端点とを結ぶ
    寸法以下と成す様に設定したことを特徴とする植木鉢。
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