JPH06142093A - X線断層撮影装置 - Google Patents
X線断層撮影装置Info
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- JPH06142093A JPH06142093A JP4298586A JP29858692A JPH06142093A JP H06142093 A JPH06142093 A JP H06142093A JP 4298586 A JP4298586 A JP 4298586A JP 29858692 A JP29858692 A JP 29858692A JP H06142093 A JPH06142093 A JP H06142093A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 X線管と受像部が幾何学的な相対位置からず
れていても、相似運動を正確に行ったとした場合と同様
の断層像を得ることのできるX線断層像の提供。 【構成】 駆動機構3は被検体の近傍のある1点を中心
にX線発生源1とX線検出器2を幾何学的に相似関係を
保って反対方向に移動させる。位置検出器4はX線発生
源1とX線検出器2の移動位置を検出する。記憶装置5
はX線検出器2から出力される画像情報を位置検出器4
の出力信号と関連付けて格納する。小物体6は被検体9
に対し相対的に動かないように固定されX線透過領域に
置かれた例えば鉛製の小円板である。画像処理手段8は
記憶装置5に格納した画像情報の中から小物体6の投影
像を抽出しその位置を求める。演算処理手段7で小物体
6の本来有るべき位置と画像処理手段8で求めた実際の
位置との差を求め、各画像の透過像の位置を補正して重
ね合わせる。
れていても、相似運動を正確に行ったとした場合と同様
の断層像を得ることのできるX線断層像の提供。 【構成】 駆動機構3は被検体の近傍のある1点を中心
にX線発生源1とX線検出器2を幾何学的に相似関係を
保って反対方向に移動させる。位置検出器4はX線発生
源1とX線検出器2の移動位置を検出する。記憶装置5
はX線検出器2から出力される画像情報を位置検出器4
の出力信号と関連付けて格納する。小物体6は被検体9
に対し相対的に動かないように固定されX線透過領域に
置かれた例えば鉛製の小円板である。画像処理手段8は
記憶装置5に格納した画像情報の中から小物体6の投影
像を抽出しその位置を求める。演算処理手段7で小物体
6の本来有るべき位置と画像処理手段8で求めた実際の
位置との差を求め、各画像の透過像の位置を補正して重
ね合わせる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、X線断層装置に関し、
特に、X線断層装置による再構成画像の補正手段に関す
る。
特に、X線断層装置による再構成画像の補正手段に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、X線断層装置はX線管とフィルム
を被検部のある一点(断層中心)を中心に相対的に運動
させながらX線撮影を行い、断層中心を含みフィルムと
平行な面だけをフィルムに抽出していたが、近年の画像
処理技術の向上により、この断層撮影にフィルムの代り
にイメージ増倍管(Image Intensifier ;以下、IIと
記す)を用いるTV断層(デジタル断層ともいう)が実
用化されている。
を被検部のある一点(断層中心)を中心に相対的に運動
させながらX線撮影を行い、断層中心を含みフィルムと
平行な面だけをフィルムに抽出していたが、近年の画像
処理技術の向上により、この断層撮影にフィルムの代り
にイメージ増倍管(Image Intensifier ;以下、IIと
記す)を用いるTV断層(デジタル断層ともいう)が実
用化されている。
【0003】TV断層ではX線像をフィルムに写し込む
代りにX線像のTV信号を順次メモリに記憶する。そし
て、撮影終了後に記憶したX線像を重ね合わせることに
より一枚の断層像を再構成するが、重ね合わせる位置を
ずらすことにより抽出する断面像を変えることができ
る。
代りにX線像のTV信号を順次メモリに記憶する。そし
て、撮影終了後に記憶したX線像を重ね合わせることに
より一枚の断層像を再構成するが、重ね合わせる位置を
ずらすことにより抽出する断面像を変えることができ
る。
【0004】従って、従来のフィルムを使うX線断層装
置では断面像を変える毎に断層撮影を行う必要があった
が、TV断層では1回の断層撮影を行えば、他の断層面
は画像処理操作だけで得ることができ、被検者のX線被
曝線量を低減できるメリットがある。
置では断面像を変える毎に断層撮影を行う必要があった
が、TV断層では1回の断層撮影を行えば、他の断層面
は画像処理操作だけで得ることができ、被検者のX線被
曝線量を低減できるメリットがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、TV断
層だけでなく従来のフィルムを用いたX線断層撮影装置
にも共通な問題として、X線断層撮影ではX線管と受像
部(IIやフィルム)を正確に相似運動させる必要があ
り、相似運動が正確でないと断層像の画質が著しく劣化
するという問題点があった。ところが、現実的には、断
層装置を構成する部品の弾性的なたわみや振動及び加工
誤差等に起因して、正確な相似運動を得ることは難しく
X線管と受像部が幾何学的な相対位置からずれてしまう
ので、断層像の解像度が相似運動を正確に行ったとした
場合に比較して、劣化してしまうという問題点があっ
た。また、断層像の解像度を向上させるためには、X線
管と受像部を正確に相対運動させるために、構成部品の
剛性を強め、高精度に部品を加工する必要があり、コス
トアップの要因となっていた。
層だけでなく従来のフィルムを用いたX線断層撮影装置
にも共通な問題として、X線断層撮影ではX線管と受像
部(IIやフィルム)を正確に相似運動させる必要があ
り、相似運動が正確でないと断層像の画質が著しく劣化
するという問題点があった。ところが、現実的には、断
層装置を構成する部品の弾性的なたわみや振動及び加工
誤差等に起因して、正確な相似運動を得ることは難しく
X線管と受像部が幾何学的な相対位置からずれてしまう
ので、断層像の解像度が相似運動を正確に行ったとした
場合に比較して、劣化してしまうという問題点があっ
た。また、断層像の解像度を向上させるためには、X線
管と受像部を正確に相対運動させるために、構成部品の
剛性を強め、高精度に部品を加工する必要があり、コス
トアップの要因となっていた。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みて創案されたも
のであり、X線管と受像部が幾何学的な相対位置からず
れていても、相似運動を正確に行ったとした場合と同様
の断層像を得ることのできるX線断層像を提供すること
を目的とする。
のであり、X線管と受像部が幾何学的な相対位置からず
れていても、相似運動を正確に行ったとした場合と同様
の断層像を得ることのできるX線断層像を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明のX線断層撮影装置は、X線発生源と、被検
体を間に挟んで該X線源と対抗配置され透過X線像を電
気信号に変換して画像情報として出力する検出手段と、
X線源と検出手段とを相対移動させる駆動機構と、X線
源の移動位置を検出する位置検出器と、相対運動中の検
出手段からの画像情報を位置検出器の出力と関連付けて
格納する記憶装置と、X線透過領域内において被検体に
対して相対的に固定した、該被検体及びX線透過領域内
の物体とX線吸収率の異なる小物体と、記憶装置から格
納された複数の画像情報を取り出し、各画像情報を所定
の位置関係をもって重ね合わせて被検体の断層像を得る
演算処理手段と、記憶装置から格納された複数の画像情
報を取り出し、各画像情報の中から小物体の透過像位置
を求めて小物体の透過像位置情報として演算処理手段に
出力する画像処理手段と、を有し、演算処理手段が、画
像情報を重ね合わせる時、小物体の透過像位置情報によ
り各画像情報の重ね合わせる位置を補正することを特徴
とする。
めに本発明のX線断層撮影装置は、X線発生源と、被検
体を間に挟んで該X線源と対抗配置され透過X線像を電
気信号に変換して画像情報として出力する検出手段と、
X線源と検出手段とを相対移動させる駆動機構と、X線
源の移動位置を検出する位置検出器と、相対運動中の検
出手段からの画像情報を位置検出器の出力と関連付けて
格納する記憶装置と、X線透過領域内において被検体に
対して相対的に固定した、該被検体及びX線透過領域内
の物体とX線吸収率の異なる小物体と、記憶装置から格
納された複数の画像情報を取り出し、各画像情報を所定
の位置関係をもって重ね合わせて被検体の断層像を得る
演算処理手段と、記憶装置から格納された複数の画像情
報を取り出し、各画像情報の中から小物体の透過像位置
を求めて小物体の透過像位置情報として演算処理手段に
出力する画像処理手段と、を有し、演算処理手段が、画
像情報を重ね合わせる時、小物体の透過像位置情報によ
り各画像情報の重ね合わせる位置を補正することを特徴
とする。
【0008】また、上記X線断層撮影装置において、X
線受像部を固定し、駆動機構が、X線発生源と被検体を
相対的に移動させるよう構成してもよい。
線受像部を固定し、駆動機構が、X線発生源と被検体を
相対的に移動させるよう構成してもよい。
【0009】
【作用】上記構成により本発明のX線断層撮影装置は、
検出手段が透過X線像を電気信号に変換して画像情報と
して出力し、駆動機構がX線源と検出手段とを相対移動
させ、位置検出器がX線源の移動位置を検出し、記憶装
置が相対運動中の検出手段からの画像情報を位置検出器
の出力と関連付けて格納し、演算処理手段が、記憶装置
から格納された複数の画像情報を取り出し、各画像情報
を所定の位置関係をもって重ね合わせて被検体の断層像
を得る。一方、画像処理手段が記憶装置から格納された
複数の画像情報を取り出し、各画像情報の中から小物体
の透過像位置を求めて小物体の透過像位置情報として演
算処理手段に出力し、更に、演算処理手段が、画像情報
を重ね合わせる時、小物体の透過像位置情報により各画
像情報の重ね合わせる位置を補正する。
検出手段が透過X線像を電気信号に変換して画像情報と
して出力し、駆動機構がX線源と検出手段とを相対移動
させ、位置検出器がX線源の移動位置を検出し、記憶装
置が相対運動中の検出手段からの画像情報を位置検出器
の出力と関連付けて格納し、演算処理手段が、記憶装置
から格納された複数の画像情報を取り出し、各画像情報
を所定の位置関係をもって重ね合わせて被検体の断層像
を得る。一方、画像処理手段が記憶装置から格納された
複数の画像情報を取り出し、各画像情報の中から小物体
の透過像位置を求めて小物体の透過像位置情報として演
算処理手段に出力し、更に、演算処理手段が、画像情報
を重ね合わせる時、小物体の透過像位置情報により各画
像情報の重ね合わせる位置を補正する。
【0010】
【実施例】図1は本発明に基づくX線診断装置の一実施
例の構成を示すブロック図である。
例の構成を示すブロック図である。
【0011】図1において、1はX線発生源、2は検出
手段としてのX線検出器、2aはII(イメージ倍増
管)、2bはA/Dコンバータ、3は駆動機構、4は位
置検出器、5は記憶装置、6はX線吸収率の高い小物
体、7は演算処理手段、8は画像処理手段、9は被検
体、10は高圧発生器、11はX線制御器、12は操作
卓、13は表示装置、14は被検体を載せる天板であ
る。
手段としてのX線検出器、2aはII(イメージ倍増
管)、2bはA/Dコンバータ、3は駆動機構、4は位
置検出器、5は記憶装置、6はX線吸収率の高い小物
体、7は演算処理手段、8は画像処理手段、9は被検
体、10は高圧発生器、11はX線制御器、12は操作
卓、13は表示装置、14は被検体を載せる天板であ
る。
【0012】本実施例において、X線発生源1はX線管
であり高圧発生器10とX線制御器11に接続されX線
を発生する。X線検出器2はII2aと撮増管及びA/
Dコンバータ2bとからなり、X線発生源1からX線を
被検体9に対して曝射し、被検体9を透過した透過X線
を電気信号に変換して画像情報として出力する。
であり高圧発生器10とX線制御器11に接続されX線
を発生する。X線検出器2はII2aと撮増管及びA/
Dコンバータ2bとからなり、X線発生源1からX線を
被検体9に対して曝射し、被検体9を透過した透過X線
を電気信号に変換して画像情報として出力する。
【0013】駆動機構3は被検体の近傍のある1点を中
心にX線発生源1とX線検出器2を幾何学的に相似関係
を保って反対方向に移動させる駆動手段である。
心にX線発生源1とX線検出器2を幾何学的に相似関係
を保って反対方向に移動させる駆動手段である。
【0014】位置検出器4はX線発生源1とX線検出器
2の移動位置を検出する。但し、X線発生源1とX線検
出器2の位置関係は駆動機構3によって幾何学的に相似
関係を保たれるからX線発生源1の位置を検出するだけ
でもよい。
2の移動位置を検出する。但し、X線発生源1とX線検
出器2の位置関係は駆動機構3によって幾何学的に相似
関係を保たれるからX線発生源1の位置を検出するだけ
でもよい。
【0015】記憶装置5は断層撮影中にX線検出器2か
ら出力される画像情報を位置検出器4の出力信号と関連
付けて複数枚格納するメモリで構成する。
ら出力される画像情報を位置検出器4の出力信号と関連
付けて複数枚格納するメモリで構成する。
【0016】小物体6は被検体9に対し相対的に動かな
いように固定されておりX線透過領域に置かれ、且つ周
囲とX線吸収率の異なる小さな物体である。本実施例で
は小物体6として鉛製の小円板を用いており、図1に示
すように天板14上に置いている。
いように固定されておりX線透過領域に置かれ、且つ周
囲とX線吸収率の異なる小さな物体である。本実施例で
は小物体6として鉛製の小円板を用いており、図1に示
すように天板14上に置いている。
【0017】演算処理手段7は記憶装置5に格納した各
画像情報を順次取り出して重ね合わせて断層画像を作り
出す。この際に各画像情報を単純に重ね合わせるとX線
発生源1と検出器2の相対運動中心O点を含みX線検出
面に平行な面X0 の断層像が得られる。また、各画像情
報を適当にずらしながら重ね合わせると、面X0 と平行
な任意の面の断層像が得られる。
画像情報を順次取り出して重ね合わせて断層画像を作り
出す。この際に各画像情報を単純に重ね合わせるとX線
発生源1と検出器2の相対運動中心O点を含みX線検出
面に平行な面X0 の断層像が得られる。また、各画像情
報を適当にずらしながら重ね合わせると、面X0 と平行
な任意の面の断層像が得られる。
【0018】画像処理手段8は記憶装置5に格納した複
数の画像情報を順次取り出し各画像情報の中からそれぞ
れ小物体6の投影像を抽出して、各画像情報中の小物体
像の位置を求め小物体の透過像位置情報として演算処理
手段に出力する。
数の画像情報を順次取り出し各画像情報の中からそれぞ
れ小物体6の投影像を抽出して、各画像情報中の小物体
像の位置を求め小物体の透過像位置情報として演算処理
手段に出力する。
【0019】そして、演算処理手段7は、更に、画像情
報を重ね合わせる時、画像処理手段8から入力する小物
体の透過像位置情報により各画像情報の重ね合わせる位
置を補正する。
報を重ね合わせる時、画像処理手段8から入力する小物
体の透過像位置情報により各画像情報の重ね合わせる位
置を補正する。
【0020】表示装置13は演算処理手段7により位置
補正された画像情報を被検体の断層撮影像として視覚的
に表示する。
補正された画像情報を被検体の断層撮影像として視覚的
に表示する。
【0021】上記演算処理手段7による画像情報の位置
補正における小物体6による位置決定の原理は下記の通
りである。
補正における小物体6による位置決定の原理は下記の通
りである。
【0022】記憶装置5に格納する画像情報には被検体
9の透過像と共に小物体6の透過像が写し込まれてい
る。図2はX線発生源1と検出器2の相対運動の各時点
で得られる断層像から被検体9の透過像を省略し小物体
6の透過像だけを示したものであり、断層像F1、F
2、・・・、Fnとそれらに写し込まれた小物体6が示
されている。図2において、各画像中の小物体の投影位
置が順次位置を変えているが、これは断層撮影中にX線
発生源1とX線検出器2の位置が小物体6に対して相対
的に位置を変えるためである。
9の透過像と共に小物体6の透過像が写し込まれてい
る。図2はX線発生源1と検出器2の相対運動の各時点
で得られる断層像から被検体9の透過像を省略し小物体
6の透過像だけを示したものであり、断層像F1、F
2、・・・、Fnとそれらに写し込まれた小物体6が示
されている。図2において、各画像中の小物体の投影位
置が順次位置を変えているが、これは断層撮影中にX線
発生源1とX線検出器2の位置が小物体6に対して相対
的に位置を変えるためである。
【0023】図3は、図2の断層像F1、F2、・・
・、Fnを演算処理手段7により重ね合わせて得た1枚
の断層像であり、図3で白丸印で示されている点PはX
線発生源1とX線検出器2が幾何学的に相似関係を保っ
て反対方向に移動した場合に小物体6のあるべき位置で
あり、点Pの軌跡は断層像には直線的に写し込まれてい
るはずである。しかし、実際に写し込まれる小物体6の
軌跡は図3で黒丸印で示されている点Piのように点P
の直線的な軌跡からずれている。このずれは前述したよ
うにX線断層装置を構成している部品の振動や加工誤差
に起因するものであり、このずれは最終的に得られる断
層像の解像度を劣化させる原因となる。
・、Fnを演算処理手段7により重ね合わせて得た1枚
の断層像であり、図3で白丸印で示されている点PはX
線発生源1とX線検出器2が幾何学的に相似関係を保っ
て反対方向に移動した場合に小物体6のあるべき位置で
あり、点Pの軌跡は断層像には直線的に写し込まれてい
るはずである。しかし、実際に写し込まれる小物体6の
軌跡は図3で黒丸印で示されている点Piのように点P
の直線的な軌跡からずれている。このずれは前述したよ
うにX線断層装置を構成している部品の振動や加工誤差
に起因するものであり、このずれは最終的に得られる断
層像の解像度を劣化させる原因となる。
【0024】そこで、演算処理手段7において、小物体
6の本来有るべき位置と画像処理手段8で求めた小物体
6の実際の位置との差を求め、その差の分だけ各画像の
小物体6の位置を補正して重ね合わせることにより小物
体6の投影像を含む各画像は図4に示すように本来ある
べき位置に重ね合わされるため、解像度の劣化のない鮮
明な断層像を得ることが出来る。なお、小物体6の本来
あるべき位置はX線発生源1とX線検出器2及び小物体
6の幾何学的な位置関係により一義的に決るものであ
り、各画像情報を取込んだ時の位置検出器4の信号(位
置情報)から容易に計算して求めることができる。
6の本来有るべき位置と画像処理手段8で求めた小物体
6の実際の位置との差を求め、その差の分だけ各画像の
小物体6の位置を補正して重ね合わせることにより小物
体6の投影像を含む各画像は図4に示すように本来ある
べき位置に重ね合わされるため、解像度の劣化のない鮮
明な断層像を得ることが出来る。なお、小物体6の本来
あるべき位置はX線発生源1とX線検出器2及び小物体
6の幾何学的な位置関係により一義的に決るものであ
り、各画像情報を取込んだ時の位置検出器4の信号(位
置情報)から容易に計算して求めることができる。
【0025】また、各画像と重ね合わせて得られる断層
像において、小物体6の投影像は図4に示したような断
続的な投影像となるが、図4で示した像は説明上強調し
たものであり、実際には断層写真上いわゆるピンボケ像
として表され、描き出される被検体の断層面の透過像よ
り薄いので診断の邪魔になることはない。なお、十分に
ボケた像とはならず診断の邪魔になる場合を考慮して、
画像処理手段8で小物体6の投影像の濃度をその近傍の
濃度レベルにまで下げる(または上げる)処理を行うよ
うにすることもできる。
像において、小物体6の投影像は図4に示したような断
続的な投影像となるが、図4で示した像は説明上強調し
たものであり、実際には断層写真上いわゆるピンボケ像
として表され、描き出される被検体の断層面の透過像よ
り薄いので診断の邪魔になることはない。なお、十分に
ボケた像とはならず診断の邪魔になる場合を考慮して、
画像処理手段8で小物体6の投影像の濃度をその近傍の
濃度レベルにまで下げる(または上げる)処理を行うよ
うにすることもできる。
【0026】上記説明では、被検体9を固定しX線発生
源1とX線検出器2とを相対的に反対方向に移動させた
が、X線検出器2を固定し被検体9とX線発生源1を相
対的に同方向に動かしながら撮影しても全く同じ結果が
得られる。この場合、被検体9を動かすには天板14を
移動する機構が必要であるが、この種の装置では通常装
備されている。また、X線検出器2を固定してX線発生
源1だけを駆動することも比較的容易に実現できる。従
って、簡単な機構で解像度劣化のないX線断層撮影を行
うことが出来る。
源1とX線検出器2とを相対的に反対方向に移動させた
が、X線検出器2を固定し被検体9とX線発生源1を相
対的に同方向に動かしながら撮影しても全く同じ結果が
得られる。この場合、被検体9を動かすには天板14を
移動する機構が必要であるが、この種の装置では通常装
備されている。また、X線検出器2を固定してX線発生
源1だけを駆動することも比較的容易に実現できる。従
って、簡単な機構で解像度劣化のないX線断層撮影を行
うことが出来る。
【0027】以上本発明の一実施例について説明した
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
が、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種
々の変形実施が可能であることはいうまでもない。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
憶装置に記憶したX線透過像を重ね合わせる時にX線管
と受像部が、正確な相似位置からずれていてもそのずれ
分(誤差分)を補正して重ね合わせるため、X線断層装
置を構成している部品の振動や加工誤差に起因するX線
管と受像部の相対位置のずれや、その他の原因によるず
れがあっても、X線管と受像部が正確な相似運動をした
場合と同じように解像度の劣化のない断層像を得ること
ができ、断層画像の解像度が向上するので、より明確で
有益な診断情報を診断者に提供することができる。
憶装置に記憶したX線透過像を重ね合わせる時にX線管
と受像部が、正確な相似位置からずれていてもそのずれ
分(誤差分)を補正して重ね合わせるため、X線断層装
置を構成している部品の振動や加工誤差に起因するX線
管と受像部の相対位置のずれや、その他の原因によるず
れがあっても、X線管と受像部が正確な相似運動をした
場合と同じように解像度の劣化のない断層像を得ること
ができ、断層画像の解像度が向上するので、より明確で
有益な診断情報を診断者に提供することができる。
【0029】また、本発明の装置は、X線管と受像部を
正確に相対運動させるために、構成部品の剛性を特に強
める必要がなく、また、高精度に部品を加工する必要も
なく、また、装置の構成を簡素化することができるの
で、低コストなX線診断装置の供給を可能とする。
正確に相対運動させるために、構成部品の剛性を特に強
める必要がなく、また、高精度に部品を加工する必要も
なく、また、装置の構成を簡素化することができるの
で、低コストなX線診断装置の供給を可能とする。
【図1】本発明に基づくX線診断装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図2】X線発生源とX線検出器の相対運動の各時点で
得られる断層像における小物体の透過像を示す図であ
る。
得られる断層像における小物体の透過像を示す図であ
る。
【図3】図2の各断層像を重ね合わせて得た断層像にお
ける小物体の位置を示す図である。
ける小物体の位置を示す図である。
【図4】図2の各断層像を補正した後、重ね合わせて得
た断層像における小物体の位置を示す図である
た断層像における小物体の位置を示す図である
1 X線発生源 2 X線検出器(検出手段) 3 駆動機構 4 位置検出器 5 記憶装置 6 小物体 7 演算処理手段 8 画像処理手段 9 被検体
Claims (2)
- 【請求項1】 X線発生源と、被検体を間に挟んで該X
線源と対抗配置され透過X線像を電気信号に変換して画
像情報として出力する検出手段と、前記X線源と検出手
段とを相対移動させる駆動機構と、前記X線源の移動位
置を検出する位置検出器と、前記相対運動中の検出手段
からの画像情報を前記位置検出器の出力と関連付けて格
納する記憶装置と、X線透過領域内において被検体に対
して相対的に固定した、該被検体及び該X線透過領域内
の物体とX線吸収率の異なる小物体と、前記記憶装置か
ら前記格納された複数の画像情報を取り出し、該各画像
情報を所定の位置関係をもって重ね合わせて被検体の断
層像を得る演算処理手段と、前記記憶装置から前記格納
された複数の画像情報を取り出し、該各画像情報の中か
ら前記小物体の透過像位置を求めて小物体の透過像位置
情報として前記演算処理手段に出力する画像処理手段
と、を有し、前記演算処理手段が、画像情報を重ね合わ
せる時、前記小物体の透過像位置情報により各画像情報
の重ね合わせる位置を補正することを特徴とするX線断
層撮影装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のX線断層撮影装置におい
て、X線受像部を固定し、駆動機構が、X線発生源と被
検体を相対的に移動させることを特徴とするX線断層撮
影装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298586A JPH06142093A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | X線断層撮影装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298586A JPH06142093A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | X線断層撮影装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06142093A true JPH06142093A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=17861661
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4298586A Pending JPH06142093A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | X線断層撮影装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06142093A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1992
- 1992-11-09 JP JP4298586A patent/JPH06142093A/ja active Pending
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