JPH0614209A - 糸巻歪補正回路 - Google Patents

糸巻歪補正回路

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JPH0614209A
JPH0614209A JP4193281A JP19328192A JPH0614209A JP H0614209 A JPH0614209 A JP H0614209A JP 4193281 A JP4193281 A JP 4193281A JP 19328192 A JP19328192 A JP 19328192A JP H0614209 A JPH0614209 A JP H0614209A
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circuit
voltage
current
capacitor
triangular wave
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JP4193281A
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Inventor
Toshiyuki Kato
俊之 加藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CRT表示装置の糸巻歪の補正において、帰
線期間の短縮化に対応し、精密で安定な糸巻歪の補正を
行う。 【構成】 ダイオードD1とトランジスタQ2で構成さ
れる電流ミラー回路21と、定電流源S2とスイッチン
グトランジスタQ3,Q4で構成される電流切換回路2
2を設ける。これらの回路から出力される電流によりコ
ンデンサ13を充放電する。コンデンサ13の端子電圧
を閾値VL ,VH を持つ2つの電圧比較回路14,15
に与える。電圧比較回路14,15の出力によってFF
18をセット及びリセットし、電流切換回路22に切換
信号を出力する。コンデンサ13で生成された三角波を
波形変換回路に与え、略放物線波形を作り、CRTの糸
巻歪を高精度に補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陰極線管(以下CRTと
略す)を用いた走査型表示装置の糸巻歪補正回路に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年CRTを用いた表示装置は、テレビ
ジョン受像機ばかりでなくコンピュータ用の表示装置と
して広く利用されている。特にコンピュータ用として使
用される表示装置は、画面の歪がないように表示する必
要がある。又画面表示密度の向上に伴い非常に短い帰線
期間の間に糸巻歪の補正波形が安定することが要求され
ている。このためCRT特有の画面周辺の糸巻歪を補正
する糸巻歪補正回路には、精密な補正波形を発生するこ
とが要求される。
【0003】図4は従来の糸巻歪補正回路の構成例を示
すブロック図であり、図5はその動作を示す信号波形図
である。図4において鋸歯状波発生回路1は、図5
(a)に示す映像の垂直同期信号に同期した鋸歯状波を
発生する回路である。図6はこの鋸歯状波発生回路1の
構成例を示す回路図である。
【0004】図6において、電源Vcc,定電流源S1,
スイッチング用のトランジスタQ1が夫々直列に接続さ
れる。又トランジスタQ1のコレクタ・エミッタ間にコ
ンデンサC1が接続される。トランジスタQ1のベース
に図5(a)に示すように時刻t0で垂直同期信号が入力
されると、コンデンサC1の電荷はトランジスタQ1を
介して急速に放電される。又垂直同期信号がオフとなる
と、電源Vccから定電流源S1によりコンデンサC1が
充電される。このため図5(b)に示すように次の垂直
同期信号が入力されるまで、コンデンサC1の電圧が上
昇し、その両端から鋸歯状波信号が出力される。この鋸
歯状波信号は図4の絶対値回路2に与えられ、図5
(b)の一点鎖線で示す中点電圧VM より下側の波形が
折り返される。次に絶対値回路2で三角波に変換された
信号は波形変換回路3に出力される。
【0005】波形変換回路3は入力された三角波を略放
物線波形(パラボラ波形)に変換する回路で、例えば複
数のダイオードを用いた折線近似回路又は乗算回路等に
より構成される。波形変換回路3の出力は図5(d)に
示すようなパラボラ波形となり、水平偏向回路4に与え
られる。水平偏向回路4は水平同期信号に同期して鋸歯
状波電流を水平偏向コイル5に与える回路である。水平
偏向回路4はCRTの左右の糸巻歪を補正するため、波
形変換回路3の出力するパラボラ信号により、偏向電流
の振幅を変調する。図5(e)はこのように変調された
鋸歯状波の偏向電流波形であり、この電流が水平偏向コ
イル5に与えられる。こうすればCRT6の中央部で水
平走査幅が縮小されるという左右の糸巻歪が補正され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成では、鋸歯状波発生回路1においてトランジスタ
Q1の導通時の内部抵抗のため、コンデンサC1の放電
時間は有限の値となる。即ち図5(a)において時刻t0
で垂直同期信号がトランジスタQ1に入力されても、図
5(b)に示すようにコンデンサC1の電荷を所定の電
圧レベルまで放電するのに過渡時間t r を必要とする。
このため図5(b)に示す鋸歯状波を中点電圧VM で折
り返すと、図5(c)に示すように三角波の頂点部でV
字状の切れ目が生じる。この信号を波形変換回路3に出
力すると、図5(d)に示すようなパラボラ信号が生成
される。従ってこのパラボラ信号を水平偏向回路4に与
えると、図5(e)に示すように偏向電流の振幅が垂直
同期信号の発生する時刻で凸状に変形する。
【0007】近年バリアブルスキャンレートの表示装置
において水平及び垂直同期の周波数が高くなっている。
そのためこのような帰線期間内の補正波形に凸状の歪が
生じると、表示装置の偏向動作が不安定になるという問
題を生じていた。
【0008】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、帰線期間の短縮に対応して過渡
歪みの発生しない安定した糸巻歪補正回路を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願の請求項1の発明
は、表示画面の走査周期に同期した三角波を発生する三
角波発生回路と、三角波を略放物線波形に変換する波形
変換回路とを具備し、略放物線波形を用いて偏向電流を
振幅変調することにより表示画面の糸巻歪を補正する陰
極線管表示装置の糸巻歪補正回路であって、三角波発生
回路は、波形変換回路に電圧信号を出力するコンデンサ
と、コンデンサの充放電を交互に切り換える定電流充放
電回路と、コンデンサの端子電圧と第1の基準電源、こ
れより高い第2の基準電圧とを比較し、端子電圧が第
1,第2の基準電圧に達したときに定電流充放電回路に
夫々充電及び放電の制御信号を出力する電圧比較回路
と、を具備することを特徴とするものである。
【0010】本願の請求項2の発明は、表示画面の走査
周期に同期した三角波を発生する三角波発生回路と、三
角波を略放物線波形に変換する波形変換回路とを具備
し、略放物線波形を用いて偏向電流を振幅変調すること
により表示画面の糸巻歪を補正する陰極線管表示装置の
糸巻歪補正回路であって、三角波発生回路は、オン・オ
フ信号により一定電流を電源より負荷に充電又は遮断す
る定電流充電回路と、定電流充電回路と直列に接続さ
れ、オン・オフ信号により一定電流を負荷から放電又は
遮断する定電流放電回路と、定電流充電回路と定電流放
電回路の共通接続端が一方の端子に接続され、他端が接
地されたコンデンサと、コンデンサの電圧が第1の基準
電源の電圧に達したときに信号を出力する第1の電圧比
較回路と、コンデンサの電圧が第1の基準電源より高い
第2の基準電圧を越えたときに信号を出力する第2の電
圧比較回路と、第1の電圧比較回路の出力でセットさ
れ、第2の電圧比較回路の出力でリセットされ、そのQ
及びQバー出力を夫々定電流充電回路及び定電流放電回
路の制御端子に供給するフリップフロップと、を具備す
ることを特徴とするものである。
【0011】本願の請求項3の発明は、表示画面の走査
周期に同期した三角波を発生する三角波発生回路と、三
角波を略放物線波形に変換する波形変換回路とを具備
し、略放物線波形を用いて偏向電流を振幅変調すること
により表示画面の糸巻歪を補正する陰極線管表示装置の
糸巻歪補正回路であって、三角波発生回路は、波形変換
回路に電圧信号を出力するコンデンサと、負荷側のトラ
ンジスタがコンデンサの一端に接続された電流ミラー回
路と、基準電流源側及び負荷側に接続された電流ミラー
回路の動作を切換えるスイッチング素子及び定電流源を
有し、コンデンサの充放電を交互に切り換える電流切換
回路と、コンデンサの端子電圧と第1の基準電源、これ
より高い第2の基準電圧とを比較し、端子電圧が第1,
第2の基準電圧に達したときに電流切換回路に夫々充電
及び放電の制御信号を出力する電圧比較回路と、を具備
することを特徴とするものである。
【0012】本願の請求項4の発明は、表示画面の走査
周期に同期した三角波を発生する三角波発生回路と、三
角波を略放物線波形に変換する波形変換回路とを具備
し、略放物線波形を用いて偏向電流を振幅変調すること
により表示画面の糸巻歪を補正する陰極線管表示装置の
糸巻歪補正回路であって、三角波発生回路は、定電流
源、及び該定電流源がエミッタに共通接続された第1及
び第2のトランジスタを有する電流切換回路と、第1の
トランジスタのコレクタに流入する電流を基準電流と
し、この基準電流に等しい負荷電流をコンデンサに与え
る電流制御用トランジタを含む電流ミラー回路と、第2
のトランジスタのコレクタと電流ミラー回路の出力が一
方の端子に共通に接続され、他方の端子が接地されたコ
ンデンサと、コンデンサの電圧が第1の基準電源の電圧
に達したときに信号を出力する第1の電圧比較回路と、
コンデンサの電圧が第1の基準電源より電圧の高い第2
の基準電圧を越えたときに信号を出力する第2の電圧比
較回路と、第1の電圧比較回路の出力でセットされ、第
2の電圧比較回路の出力でリセットされ、そのQ及びQ
バー出力を第1,第2のトランジスタのベースに供給す
るフリップフロップと、を具備することを特徴とするも
のである。
【0013】
【作用】このような特徴を有する本願の請求項1,2の
発明によれば、電圧比較回路により充電用の制御信号を
定電流充放電回路に与えると、コンデンサに充電電流が
流れる。そうするとコンデンサの充電電圧は時間に比例
して上昇する。次に電圧比較回路は、この充電電圧が第
2の基準電圧より高くなることを検出すると、定電流充
放電回路に信号を出力し、放電側に切り換えてコンデン
サの蓄積電荷を放電する。このためコンデンサの電圧は
時間に比例して下降する。そしてコンデンサの出力する
三角波が波形変換回路に与えられると、略放物線波形が
生成される。更にこの波形により偏向電流の包絡線を振
幅変調すると、陰極線管表示装置の帰線期間が短縮され
ても、偏向電流に歪みが生じないこととなる。
【0014】又本願の請求項3,4の発明によれば、電
圧比較回路により充電用の制御信号を電流切換回路に与
えると、電流ミラー回路の動作によりコンデンサに充電
電流が流れる。そうするとコンデンサの充電電圧は時間
に比例して上昇する。次に電圧比較回路は、この充電電
圧が第2の基準電圧より高くなることを検出すると、電
流切換回路を放電側に切り換え、コンデンサの蓄積電荷
を放電する。このためコンデンサの電圧は時間に比例し
て下降する。そしてコンデンサの出力する三角波が波形
変換回路に与えられると、略放物線波形が生成される。
更にこの波形により偏向電流の包絡線を振幅変調する
と、陰極線管表示装置の帰線期間が短縮されても、偏向
電流に歪みが生じないこととなる。
【0015】
【実施例】本発明の第1実施例における糸巻歪補正回路
について図1を参照しつつ説明する。本図において糸巻
歪補正回路は従来例と同一の波形変換回路3を有し、そ
の出力が水平偏向回路4,水平偏向コイル5,CRT6
に与えられることは従来例と同一であり、その詳細な説
明は省略する。
【0016】図1の糸巻歪補正回路において、定電流充
電回路11は電源Vccより一定の負荷電流を出力する回
路であり、負荷電流を断続する制御端子を有している。
一方、定電流放電回路12は、定電流充電回路11又は
外部負荷から一定の負荷電流を放電する回路であり、そ
の負荷電流を断続する制御端子を有している。これらの
充電回路11及び放電回路12は電源Vccとアース間に
直列に接続されている。
【0017】次に充電回路11及び放電回路12の共通
接続端とアース間にコンデンサ13が接続される。コン
デンサ13の端子電圧は、夫々第1の電圧比較回路14
の反転入力端及び第2の比較回路15の非反転入力端に
与えられる。又電圧比較回路14の非反転入力端は電圧
L の第1の基準電源16に接続され、電圧比較回路1
5の反転入力端は電圧VH (>VL )の第2の基準電源
17に接続される。
【0018】電圧比較回路14,15の出力は夫々フリ
ップフロップ(FF)18のセット(S)及びリセット
(R)端子に接続される。FF18のQ端子は充電回路
11の制御端子に、Qバー端子は放電回路12の制御端
子に夫々接続される。FF18は電圧比較回路14,1
5の出力する信号により充電及び放電回路11,12に
切換信号を出力するものである。
【0019】さてコンデンサ13の端子電圧は波形変換
回路3にも与えられる。波形変換回路3は、入力された
三角波の信号をパラボラ波形の信号に変換する回路であ
る。水平偏向回路4は従来例と同様に、水平偏向同期パ
ルスに同期して鋸歯状波の電流信号を生成し、波形変換
回路3により出力されるパラボラ波形によりのこぎり波
の振幅を変調する回路である。
【0020】このように構成された糸巻歪補正回路10
の動作について説明する。図2(a)〜(f)は図1の
a〜fで示す部分の波形図である。図2(a)に示すよ
うに初期状態として時刻t0でコンデンサ13の端子電圧
は基準電源17の電圧VH よりわずかに高い電圧になっ
ているものとする。このとき電圧比較回路14は図2
(c)に示すようにパルスを出力せず、電圧比較回路1
5は図2(b)で示すようにパルスを出力する。このた
めFF18は図2(d)に示すように時刻t0からリセッ
ト状態となる。
【0021】次に充電回路11の制御端子にLレベルの
信号が入力され、放電回路12の制御端子にはHレベル
の信号が入力される。このためコンデンサ13は放電回
路12により一定電流で放電され、図2(a)の期間T
1で示すようにその端子電圧が時間に比例して下降す
る。
【0022】やがてコンデンサ13の端子電圧が基準電
圧VL になる時刻t1には、電圧比較回路14はパルスを
出力し、FF18をセットする。このためFF18のQ
及びQバー端子より夫々H及びLレベルの信号が出力さ
れ、充電回路11はオンとなり、放電回路12はオフと
なる。このためコンデンサ13に充電回路11を介して
充電が行われ、図2(a)の期間T2で示すようにその
電圧は時間に比例して上昇する。
【0023】やがて時刻t2でコンデンサ13の充電電圧
が電圧VH を越えると、電圧比較回路15はパルスを出
力し、FF18をリセットする。このためFF18のQ
及びQバー出力は反転し、充電回路11がオフとなり、
放電回路12がオンとなる。この後、コンデンサ13に
時刻t0からの動作と同様の放電及び充電が行われる。
【0024】このようにコンデンサ13の電圧は従来の
糸巻歪補正回路と異なり、三角波の頂点部分での電圧低
下がなく完全な三角波となる。この三角波は波形変換回
路3に与えられ、図2(e)に示すようなパラボラ信号
に変換される。このパラボラ信号を水平偏向回路4に与
えると、図2(f)に示すようにパラボラ信号で変調さ
れた偏向電流が水平偏向コイル5に流れる。このような
動作によりCRT6における画面左右の糸巻歪が補正さ
れ、帰線期間が短い場合にも垂直同期信号の発生する部
分で偏向電流に歪を生じなくなる。
【0025】次に本発明の第2実施例の糸巻歪補正回路
について図3を参照しつつ説明する。本図において第2
実施例の糸巻歪補正回路20には、第1実施例と同一の
波形変換回路3が設けられ、その出力が水平偏向回路
4,水平偏向コイル5,CRT6に与えられることは同
一であるので、その説明は省略する。又糸巻歪補正回路
20には、電圧信号発生用のコンデンサ13,電圧比較
回路14,15、基準電源16,17、FF18が設け
られていることも第1実施例と同一である。
【0026】第1実施例と異なり、コンデンサ13に電
流ミラー回路21及び電流切換回路22が接続されてい
る。電流ミラー回路21は、電源Vcc,トランジスタQ
2,ダイオードD1より構成される。電源Vccの一端に
はダイオードD1のアノード、トランジスタQ2のエミ
ッタが夫々接続される。ダイオードD1のカソードはト
ランジスタQ2のベースとトランジスタQ3のコレクタ
に接続される。トランジスタQ2は、ダイオードD1に
流れる基準電流と等しい負荷電流を、電源Vccより流出
させる電流制御用のトランジスタである。
【0027】トランジスタQ3,Q4の夫々のコレクタ
は、夫々ダイオードD1のカソード,トランジスタQ2
のコレクタに接続される。又トランジスタQ3,Q4の
エミッタは、共に定電流源S2に接続され、各ベースは
夫々FF18のQ及びQバー端子に接続される。ここで
トランジスタQ3,Q4と定電流源S2とは、電流切換
回路22を構成している。
【0028】このように構成された糸巻歪補正回路20
の動作について第1実施例と異なる部分についてのみ説
明する。まず電流切換回路22の動作について説明する
と、今仮に図2に示すように期間T2でFF18がセッ
トされ、Q出力がHレベルであれば、トランジスタQ3
はオン状態である。このためダイオードD1に定電流源
S2で規制される基準電流が流れ、電流ミラー効果によ
りトランジスタQ2にも負荷電流として同一の電流が流
れる。又FF18のQバー出力はLレベルであるのでト
ランジスタQ4はオフ状態となり、トランジスタQ2の
負荷電流はトランジスタQ4を通らず、コンデンサ13
に流れる。このためコンデンサ13が充電され、その電
荷は時間に比例して上昇し、図2(a)に示すように時
刻t2で基準電圧VH に近づく。
【0029】やがて時刻t2でコンデンサ13の充電電圧
が電圧VH を越えると、電圧比較回路15は信号を出力
し、FF18をリセットする。このためFF18のQ及
びQバー出力は反転し、電流切換回路22のトランジス
タQ4がオンとなる。このときトランジスタQ3がオフ
となるので、ダイオードD1の基準電流は0となり、ト
ランジスタQ2の負荷電流も0となる。このためコンデ
ンサ13からトランジスタQ4を経由して定電流源S2
に定電流が流入し、コンデンサ13の電荷が放電され
る。このため図2の期間T3に示すようにコンデンサ1
3の端子電圧が時間に比例して低下する。
【0030】やがてコンデンサ13の電圧が基準電圧V
L 以下になる時刻t3には電圧比較回路14は信号を出力
し、再びFF18をセットする。
【0031】このように生成された三角波の信号は波形
変換回路3に出力される。これより後の動作は第1実施
例と同様であるのでその説明は省略する。尚コンデンサ
13の充電及び放電はFF18の出力信号により直接切
換えられるものとしたが、例えば外部から入力される垂
直同期信号とFF18の出力するパルスの位相差を検出
し、この位相差信号に基づき充電回路11及び放電回路
12のオン・オフ制御を行うと、三角波の位相を映像の
垂直同期信号に同期させることができる。
【0032】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本願の請求項
1,2の発明によれば、コンデンサに定電流充放電回路
を接続したことにより、三角波の頂点電位の点で電圧の
急激な低下がなくなる。そのためこの三角波からパラボ
ラ波形を生成することにより、その包絡線が不連続にな
らずに切換わる糸巻歪補正用の水平偏向信号が得られ
る。このためCRT表示装置の帰線期間が短い場合に
も、偏向電流に歪が生じることなく安定な画像表示を行
うことができる。
【0033】更に本願の請求項3,4の発明によれば、
請求項1,2の発明の効果に加えて、電圧信号発生用の
コンデンサのに、電流ミラー回路及び電流切換回路を接
続したことにより、コンデンサの放電及び充電時の時定
数を同一になるよう制御できる。このため糸巻歪の一層
少ない偏向動作を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における糸巻歪補正回路の
ブロック図である。
【図2】第1実施例の糸巻歪補正回路の動作を示す信号
波形図である。
【図3】本発明の第2実施例における糸巻歪補正回路の
ブロック図である。
【図4】従来の糸巻歪補正回路の構成例を示すブロック
図である。
【図5】従来の糸巻歪補正回路に用いられる鋸歯状波発
生回路の回路図である。
【図6】従来の糸巻歪補正回路の動作を示す信号波形図
である。
【符号の説明】
3 波形変換回路 4 水平偏向回路 5 水平偏向コイル 6 CRT 10,20 糸巻歪補正回路 11 定電流充電回路 12 定電流放電回路 13 コンデンサ 14 第1の電圧比較回路 15 第2の電圧比較回路 16,17 基準電源 18 FF 21 電流ミラー回路 22 電流切換回路 Q2〜Q4 トランジスタ D1 ダイオード S2 定電流源

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示画面の走査周期に同期した三角波を
    発生する三角波発生回路と、前記三角波を略放物線波形
    に変換する波形変換回路とを具備し、前記略放物線波形
    を用いて偏向電流を振幅変調することにより表示画面の
    糸巻歪を補正する陰極線管表示装置の糸巻歪補正回路で
    あって、 前記三角波発生回路は、 前記波形変換回路に電圧信号を出力するコンデンサと、 前記コンデンサの充放電を交互に切り換える定電流充放
    電回路と、 前記コンデンサの端子電圧と第1の基準電源、これより
    高い第2の基準電圧とを比較し、端子電圧が第1,第2
    の基準電圧に達したときに前記定電流充放電回路に夫々
    充電及び放電の制御信号を出力する電圧比較回路と、を
    具備することを特徴とする糸巻歪補正回路。
  2. 【請求項2】 表示画面の走査周期に同期した三角波を
    発生する三角波発生回路と、前記三角波を略放物線波形
    に変換する波形変換回路とを具備し、前記略放物線波形
    を用いて偏向電流を振幅変調することにより表示画面の
    糸巻歪を補正する陰極線管表示装置の糸巻歪補正回路で
    あって、 前記三角波発生回路は、 オン・オフ信号により一定電流を電源より負荷に充電又
    は遮断する定電流充電回路と、 前記定電流充電回路と直列に接続され、オン・オフ信号
    により一定電流を前記負荷から放電又は遮断する定電流
    放電回路と、 前記定電流充電回路と定電流放電回路の共通接続端が一
    方の端子に接続され、他端が接地されたコンデンサと、 前記コンデンサの電圧が第1の基準電源の電圧に達した
    ときに信号を出力する第1の電圧比較回路と、 前記コンデンサの電圧が第1の基準電源より高い第2の
    基準電圧を越えたときに信号を出力する第2の電圧比較
    回路と、 前記第1の電圧比較回路の出力でセットされ、前記第2
    の電圧比較回路の出力でリセットされ、そのQ及びQバ
    ー出力を夫々前記定電流充電回路及び定電流放電回路の
    制御端子に供給するフリップフロップと、を具備するこ
    とを特徴とする糸巻歪補正回路。
  3. 【請求項3】 表示画面の走査周期に同期した三角波を
    発生する三角波発生回路と、前記三角波を略放物線波形
    に変換する波形変換回路とを具備し、前記略放物線波形
    を用いて偏向電流を振幅変調することにより表示画面の
    糸巻歪を補正する陰極線管表示装置の糸巻歪補正回路で
    あって、 前記三角波発生回路は、 前記波形変換回路に電圧信号を出力するコンデンサと、 負荷側のトランジスタが前記コンデンサの一端に接続さ
    れた電流ミラー回路と、 基準電流源側及び負荷側に接続された前記電流ミラー回
    路の動作を切換えるスイッチング素子及び定電流源を有
    し、前記コンデンサの充放電を交互に切り換える電流切
    換回路と、 前記コンデンサの端子電圧と第1の基準電源、これより
    高い第2の基準電圧とを比較し、端子電圧が第1,第2
    の基準電圧に達したときに前記電流切換回路に夫々充電
    及び放電の制御信号を出力する電圧比較回路と、を具備
    することを特徴とする糸巻歪補正回路。
  4. 【請求項4】 表示画面の走査周期に同期した三角波を
    発生する三角波発生回路と、前記三角波を略放物線波形
    に変換する波形変換回路とを具備し、前記略放物線波形
    を用いて偏向電流を振幅変調することにより表示画面の
    糸巻歪を補正する陰極線管表示装置の糸巻歪補正回路で
    あって、 前記三角波発生回路は、 定電流源、及び該定電流源がエミッタに共通接続された
    第1及び第2のトランジスタを有する電流切換回路と、 前記第1のトランジスタのコレクタに流入する電流を基
    準電流とし、この基準電流に等しい負荷電流を前記コン
    デンサに与える電流制御用トランジタを含む電流ミラー
    回路と、 前記第2のトランジスタのコレクタと前記電流ミラー回
    路の出力が一方の端子に共通に接続され、他方の端子が
    接地されたコンデンサと、 前記コンデンサの電圧が第1の基準電源の電圧に達した
    ときに信号を出力する第1の電圧比較回路と、 前記コンデンサの電圧が第1の基準電源より電圧の高い
    第2の基準電圧を越えたときに信号を出力する第2の電
    圧比較回路と、 前記第1の電圧比較回路の出力でセットされ、前記第2
    の電圧比較回路の出力でリセットされ、そのQ及びQバ
    ー出力を前記第1,第2のトランジスタのベースに供給
    するフリップフロップと、を具備することを特徴とする
    糸巻歪補正回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7816955B2 (en) 2007-03-20 2010-10-19 Hitachi, Ltd. Ramp generator and circuit pattern inspection apparatus using the same ramp generator

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