JPH0614222Y2 - X線撮影用フィルムホルダー - Google Patents

X線撮影用フィルムホルダー

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JPH0614222Y2
JPH0614222Y2 JP1988056906U JP5690688U JPH0614222Y2 JP H0614222 Y2 JPH0614222 Y2 JP H0614222Y2 JP 1988056906 U JP1988056906 U JP 1988056906U JP 5690688 U JP5690688 U JP 5690688U JP H0614222 Y2 JPH0614222 Y2 JP H0614222Y2
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JP1988056906U
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JPH01162345U (ja
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常憲 大金
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化成オプトニクス株式会社
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  • Conversion Of X-Rays Into Visible Images (AREA)
  • Sheet Holders (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、回診用移動型X線装置を用いたX線撮影のた
めのX線フィルムを収納するホルダーの改良に関する。
(従来の技術) X線撮影では、2枚の蛍光増感紙の間にX線フィルムを
挾持させてこれをカセッテと呼ばれる写真取枠の中に収
納し、これに被写体を透過したX線を照射するのが一般
的な方法である。
カセッテは表板と、この表板の周縁部に設けられた枠体
と、表板に対面して偏平な箱状体を構成すると共に開閉
自在に枠体に取付けられた裏蓋とからなる構成を有して
いるが、カセッテの表板にはX線吸収の比較的少ないフ
ェノール樹脂やアルミニウムなどが用いられるの対し、
枠体や裏蓋には機械的強度や背後散乱線の除去等を考慮
してスチールや鉛などの金属を用いているものがあり、
相当の重量となるため、多数のカセッテを運搬する場合
にその負担はかなり大きい。
ところで、病室からX線撮影室に出向くことが困難な或
いは危険な患者に対するX線撮影は、病室に回診用の移
動型X線装置を運び込み、病室の中で撮影を行ってい
る。その際、病室と現像室との間をX線装置やX線防護
衣等と一緒に必要枚数の重いカセッテ(例えば大角サイ
ズのカセッテでは軽いものでも10枚で約12.5kgと
なる)を携えて往復するのは相当の重労働である。ま
た、カセッテの枚数を制限した場合はX線フィルムの詰
替えのために病室と現像室間の往復回数が増えて時間の
浪費となるなど、その改善策が望まれていた。
そこで、本出願人は従来のカセッテの構造を簡潔、軽量
化したポータブルカセッテを実開昭62−156939
号として提案した。
このポータブルカセッテは、蛍光増感紙などのX線像変
換スクリーンを出し入れできる状態で収納するX線フィ
ルム収納の可撓性と遮光性を有する袋状のフィルムホル
ダーと、このフィルムホルダーを挾持するために折り畳
み自在に構成された硬質材の前面板及び後面板とからな
っている。
該ポータブルカセッテを用いてX線撮影を行なう場合、
フィルムホルダー内に1枚乃至2枚の蛍光増感紙とX線
フィルムを、蛍光増感紙の蛍光体層面とX線フィルムと
が面接触するように配置して収納し(フィルムホルダー
には予め蛍光増感紙を収納しておき、使用時にX線フィ
ルムのみをここに収納する場合もあるが、蛍光増感紙は
撮影毎にX線フィルムと共に出し入れすることが多
い)、内部を遮光するためにその蓋部を閉じた状態でポ
ータブルカセッテの前面板と後面板との間に挾持させて
撮影に供している。
ところで、上記フィルムホルダーは、第5図に例示した
ように、袋の片面を構成するシート21と、同幅で蓋2
3の延設分だけ長いシート22とを重合し、開口部24
を除く三辺を融着して袋形とし、蓋23の内側とシート
21の外側とにベルベット式ファスナー25,25を固
着した構成のものであって、蓋23の下部を鎖線の如く
折り曲げて開口部24を閉塞していた。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記フィルムホルダーではX線フィルム
を必ずしも完全には光密に収納,保持出来ず、使用中
に、折り返した蓋の隙間から開口部を通して外光が侵入
し、X線フィルムを黒化させてしまう事態が起こり、そ
の改善が望まれていた。
本考案は、上記外光がX線フィルムと蛍光増感紙との重
合面に略平行する入光方向であることに着眼してなした
もので、上記欠点を解決し、光密にX線フィルムを収納
保持でき、しかも使用を繰り返しても損傷のおそれの少
ないフィルムホルダーを提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、可撓性と遮光性
を有する材質からなる袋体の開口部付近の両面シートそ
れぞれに、開口部に並行した折り目を同方向に折曲可能
に形成してあると同時に、各シートの両側端から若干幅
を折り目非形成部としてX線撮影用フィルムホルダーを
構成したことを特徴とする。
また、上記構成に加えて、両面シートの少なくとも一方
の面内に小貫孔を形成してX線撮影用フィルムホルダー
としたことを他の一の特徴とする。
(作用) 袋体の開口部付近の両面シートを同時に折曲することに
よって開口部が確実に光密に閉塞でき、両側端の折り目
非形成部の存在により使用の繰り返しによる折曲の繰り
返しが行われても折曲部が損傷し難い。
また、少なくとも一方のシートの面内の小貫孔の存在に
よって開口部が閉塞されても袋内に空気が滞留しない。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面によって説明する。
第1図は本考案に係るフィルムホルダーの一例斜視図、
第2図は第1図のII-II線断面図である。
1は、第2図の如くX線フィルムAの両面に蛍光増感紙
B,Bを重合した状態でこれらを収納可能な大きさとし
たフィルムホルダーであって、着色された塩化ビニール
樹脂,塩化ビニール・酢酸ビニール共重合体,ポリエチ
レン,ポリプロピレン,ナイロン,ポリエステルなどの
X線吸収が少なく、可撓性と遮光性を有する熱可塑性樹
脂シート材を、袋を形成する内側シート2と、該内側シ
ート2と同幅で蓋4の長さ分だけ長い形状の外側シート
3とに裁断し、両シート2,3を重ね合わせ、三辺を融
着して蓋4側のみを開口部5としてある。
開口部5付近の両シート2,3には、重合状態における
同位置に、該開口部5の辺に並行した折り目6,7を両
シートの両側端に至ることなく、かつ同方向に折曲可能
に形成してあり、両シートの両側端から若干幅を折り目
非形成部8,9としてある。該折り目6,7の形成は、
フィルムホルダー1の融着辺よりも若干距離をおいた内
方位置で止まるようにしてある。
なお、該折り目6,7は、予め、例えばシート裁断と同
時にヒートプレスなどによって加工されるのがよいが、
この形成時期と手段は任意であり、また、第3図に例示
したように、折り目非形成部8,9を除き、折り目6,
7は連続線状に形成されてもよく、断続線状に形成され
てもよい。
10、10は雌雄のベルベット式ファスナーであって、
内側シート2の折り目6の下方外側面と蓋4の内側面と
に折り目6(7)を介して対称的に付着してある。な
お、この止着手段は、スライドファスナーやスナップ、
フックなどの任意係止手段としてもよいものである。
上記構成によれば、フィルムホルダー1へのX線フィル
ムA,蛍光増感紙Bの出入れに伴い、蓋4の開閉による
折り目6位置での折曲が繰り返されても、折り目6の存
在に係わらず、その両側端からシート端縁に至る若干幅
を折り目非形成部としてあるので、損傷しやすい端部付
近を損傷(破れ乃至切れ)し難いものとしている。
第3図は、上記とは別の本考案の一例斜視図である。
この場合、上記実施例と同様の構成に加えて、内外側シ
ート2,3のいずれか一方、または好ましくは両方のシ
ートの面内、即ち、内側シート2のベルベット式ファス
ナー10よりも下方であって、収納されているフィルム
乃至増感紙の端部に掛かることなくそれらの外側面内に
当たる位置に小貫孔11を形成してなっている。図で
は、四隅付近に計4個の小貫孔11を形成した例を示し
てあるが、この位置と個数は任意である。
なお、該小貫孔11も、予め、例えばシート裁断と同時
にヒートプレスなどによって穿孔形成されるのがよい
が、この形成時期と手段は任意である。
このような構成によれば、フィルムホルダー1にX線フ
ィルムAや蛍光増感紙Bを収納した後に、フィルムホル
ダー1の面を手などで軽く押圧するだけで、それらの中
の空気を容易に小貫孔11から外に排出できるので、X
線フィルムAと蛍光増感紙Bとの間に空気が入って密着
不良を起こしてX線写真がボケてしまうのを防止するこ
とができる。
上記の更に別実施例として、図示しないが、フィルムホ
ルダー1を構成する内側シート2または外側シート3の
いずれか一方(使用時にX線源からより遠い側に配置さ
れる方)の材質として、前述の熱可塑性樹脂に、例えば
金属鉛粉末や亜酸化鉛,一酸化鉛,二酸化鉛,三酸化二
鉛等の鉛酸化物粉末,塩基性炭酸亜鉛粉末,沃化鉛粉末
など、比重の大きい金属や金属化合物の粉末を混入して
おけば、背後散乱線のX線フィルムへの侵入によるX線
写真画像の鮮鋭度低下を防止することができる。
なお、フィルムホルダー1に収納される蛍光増感紙B,
Bは夫々の蛍光体層がX線フィルムAと対面するように
配置されるが、本考案のフィルムホルダー内に収納され
る蛍光増感紙は必ずしも2枚である必要はなく、1枚の
みでもよい。袋状ホルダー1内に蛍光増感紙が2枚収納
されている場合は、X線フィルムAはこれらの間に配
し、また、蛍光増感紙が1枚だけ収納されている場合は
蛍光増感紙Bの蛍光体層がX線フィルムAの乳剤面と面
接触するように配して使用に供される。
さらに、フィルムホルダー1には、X線フィルムA及び
蛍光増感紙B,Bの出し入れを容易にし、特にこれらの
出し入れの際に生ずる折れ曲がりを防止するため、使用
時にX線フィルムAに対してX線源側とは反対の側に、
例えばアクリル板,ベークライト板等の比較的硬質の材
料からなる支持板(図示せず)を配し、これと共にX線
フィルムA及び蛍光増感紙B,Bを出し入れするように
してもよい。
なお、近年、X線フィルム−蛍光増感紙系によるX線撮
影の外、輝尽性蛍光体層を有する蓄積性蛍光体シートに
被写体を透過したX線を照射して、これに被写体のX線
潜像を蓄積させておき、後でこれに励起光を照射し、そ
の時発する輝尽光を光電的に読取る方式のX線撮影方法
が開発されているが、本考案のフィルムホルダーはこれ
にX線フィルムと蛍光増感紙とを組合わせて収納する代
わりに、上記蓄積性蛍光体シートを収納し、X線撮影に
供することもできる。
上記本考案のフィルムホルダーは、第4図の如く、X線
フィルムAと蛍光増感紙Bとを開口部5から収納した上
で、折り目6,7位置で両シート2,3を折り畳み、フ
ィルムホルダーの両面を軽く押圧して内部空気を抜き取
り、連結部14により開閉自在に連結されたポータブル
カセッテの前面板12及び後面板13の間に挟み、係止
部15,16によりこれを係止させ、撮影に供される。
しかしながら、本考案のフィルムホルダーはこのような
ポータブルカセッテに挟まず、このままで被写体である
仰臥位の看者の下に敷くなどしてX線撮影に供すること
も可能である。
(考案の効果) 本考案のフィルムホルダーは、これを構成する両シート
の開口部付近に予め折り目を形成したので、両シートを
同時に滑らかに折曲でき、同時に該折り目によって折曲
を密着した状態で行うことができ、従来のフィルムホル
ダーに比べてきわめて光密にX線フィルムを収納するこ
とができ、撮影時のX線フィルムの写真カブリが完全に
防止できる。しかも、該折り目の左右両側端付近を折り
目非形成部としたので、蓋の開閉に伴う折り目部分の開
閉の反復によっても折り目部分の両端からの損傷(破れ
乃至切れ)が生じ難い等、優れた効果を奏することがで
きる。
また、シート面の小貫孔の存在によって、フィルムホル
ダーにX線フィルムや蛍光増感紙を収納した後に、フィ
ルムホルダーの面を手などで軽く押圧するだけで、ホル
ダー内の空気を容易に外に排出でき、X線フィルムと蛍
光増感紙との間に空気が入り、密着不良によってX線写
真がボケるおそれを一層効果的に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すフィルムホルダーの斜
視図、第2図は第1図のII-II線断面図、第3図は別の
一実施例を示すフィルムホルダーの斜視図、第4図は本
考案のフィルムホルダーを収納したポータブルカセッテ
の開放状態を示す斜視図、第5図は従来のフィルムホル
ダーの一例を示す斜視図である。 1…フィルムホルダー,2…内側シート、3…外側シー
ト、4…蓋、5…開口部、6,7…折り目、8,9…折
り目非形成部、11…小貫孔。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】可撓性と遮光性を有する材質からなる袋体
    の開口部付近の両面シートそれぞれに、開口部に並行し
    た折り目を同方向に折曲可能に形成してあり、同時に各
    シートの両側端から若干幅を折り目非形成部としてなる
    ことを特徴とするX線撮影用フィルムホルダー。
  2. 【請求項2】可撓性と遮光性を有する材質からなる袋体
    の開口部付近の両面シートそれぞれに、開口部に並行し
    た折り目を同方向に折曲可能に形成してあり、同時に各
    シートの両側端から若干幅を折り目非形成部とし、かつ
    両面シートの少なくとも一方の面内に小貫孔を形成して
    なることを特徴とするX線撮影用フィルムホルダー。
JP1988056906U 1988-04-27 1988-04-27 X線撮影用フィルムホルダー Expired - Lifetime JPH0614222Y2 (ja)

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JPH01162345U JPH01162345U (ja) 1989-11-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1602630A (en) * 1978-05-31 1981-11-11 Ferraris Dev & Eng Co Ltd Apparatus for monitoring respiratory performance
JPS6063843U (ja) * 1983-10-04 1985-05-04 玉村医療株式会社 レントゲンフイルムの収納袋
JPH0641243Y2 (ja) * 1986-03-28 1994-10-26 化成オプトニクス株式会社 ポ−タブル撮影用カセツテ

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