JPH06142659A - 水道水中の残留塩素除去方法 - Google Patents

水道水中の残留塩素除去方法

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JPH06142659A
JPH06142659A JP32725192A JP32725192A JPH06142659A JP H06142659 A JPH06142659 A JP H06142659A JP 32725192 A JP32725192 A JP 32725192A JP 32725192 A JP32725192 A JP 32725192A JP H06142659 A JPH06142659 A JP H06142659A
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JP
Japan
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water
residual chlorine
tap water
chlorine
boiling
Prior art date
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Application number
JP32725192A
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English (en)
Inventor
Fumitaka Yoshioka
文孝 吉岡
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Okitsumo Inc
Original Assignee
Okitsumo Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 水道水に含まれる残留塩素を除去するため、水道水を9
0℃以上の温度において金属チタンと接触させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【本発明の背景】水道水は、病原微生物の感染力をなく
すため塩素で消毒されている。
【0002】浄水場で塩素が加えられた結果、末端の水
道蛇口から出る水中には殺菌効果を有する残留塩素が残
留する。
【0003】給水せんにおける水の遊離の残留塩素は、
0.1mg/L以上に保持されるように水道法で定めら
れている。
【0004】通常水中の有効な残留塩素は、徐々に殺菌
効果のない塩素イオン等に変化する傾向があるため、給
水せんにおける有効残留塩素濃度を保持するために塩素
の注入量を多くする傾向がある。このため殺菌に対して
充分に高い濃度の在留塩素を含む水道水は、いわゆるカ
ルキ臭を呈する。
【0005】このようなカルキ臭の問題は、最近のジャ
ーポットのような、水を煮沸後使用する用途においても
問題となっており、ジャーポットでは、残留塩素を除去
するため、カルキ除去効果をねらって煮沸時間を長くす
るなどの方法をとっているが尚十分効果のあるものでは
ない。
【0006】本発明では、このようなジャーポット等の
水道水を煮沸使用する器具において煮沸時にすみやかに
残留塩素を除去してしまおうとする方法に関するもの
で、具体的には、煮沸水中に金属チタンを投入するか、
あるいは煮沸水を金属チタン表面に接触するように循環
させるなどにより残留塩素として存在する非解離次亜塩
素酸及び次亜塩素酸イオンを塩素イオン化することによ
って除去しようとするものである。
【0007】
【従来の技術】ジャーポットの中で水道水の残留塩素を
除去する方法としては、ジャーポットの煮沸時間を長く
する方法及び粒状活性炭中を煮沸水を循環させることに
よって次亜塩素酸あるいは、次亜塩素酸イオンと活性炭
を反応させ、活性炭を酸化するなどの方法がある。
【0008】煮沸時間を長くする方法は、もっとも簡単
で良いように思われるが、実用上問題とならない程度の
煮沸時間の延長程度では、さほど明らかな除去効果が得
られない。
【0009】活性炭を用いる方法についても、活性炭
は、その結晶構造的にみて表面からの剥離が激しく煮沸
水中で使用すると、粉状の微粉が生成し、混入するとい
う問題がある。これを解決するためには活性炭表面に特
殊な表面処理をほどこす必要があり、この工程が必要な
こと及び表面にコーティング層が形成されるため、本来
の性能が低下する等の問題があげられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明では、金属チタ
ンの粒状物、例えばスポンジチタンあるいはこれらを成
形し、多孔質成形体としたものを煮沸状態にある水と接
触させることにより、残留塩素を除去しようとするもの
である。
【0011】一般に水道水に添加された塩素は、水と化
学反応し、次亜塩素酸(HOCl)と塩化水素(HC
l)を生成する。pHが7程度では生成した次亜塩素酸
の約70%が殺菌作用の本体である非解離次亜塩素酸で
あり、残りは次亜塩素酸イオン(OCl- )に解離して
いるといわれる。
【0012】このHOClとOCl- が殺菌作用を示
し、いわゆるカルキ臭を呈する残留塩素となる。
【0013】90℃以上の水中において金属チタン表面
では、次亜塩素酸あるいは、次亜塩素酸イオンが還元さ
れ、塩素イオンとなり、残留塩素が除去される。この反
応は煮沸水中でかなり早く進行するので、短時間で処理
でき、しかも活性炭のように微粉の発生等もない。しか
も金属チタンは生体用材料として用いられるように人体
に対しても無害である。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、金属チタンを
90℃以上において水道水と接触させることにより、残
留塩素として存在する次亜塩素酸あるいは次亜塩素酸イ
オンをチタンとの反応により、最終的にHClとTiO
2 に変換し、除去するものである、尚副生したHClは
水道水中に存在する、CaCO3 やMgCO3 と反応
し、 2HCl+CaCO3 →CaCl2 +H2 O+CO2 2HCl+MgCO3 →MgCl2 +H2 O+CO2 MgCl2 やCaCl2 となる。
【0015】以上のような反応をよりよく生じさせるた
め、金属チタンは、粒状あるいはポーラスな表面をもっ
た表面積のより大きいものがより効果的であるが、棒状
あるいは板状であってもさしつかえない。
【0016】また本反応は90℃以上煮沸状態になった
水中で生じ、常温では本反応は生じにくい。
【0017】金属チタンの他に、鉄,亜鉛,銅,黄銅,
アルミ,金属ケイ素,マンガンなども同様の効果を有す
るが、鉄,亜鉛などは溶出が多く水が濁ったり、水中に
放置すると激しくサビが発生するなどの問題がある。ま
た、銅,黄銅,マンガン,アルミなどは人体に害を及ぼ
す危険性がある。
【0018】金属ケイ素は人体に対する害の点では問題
ないが、加工性等取扱い上困難な点でチタンに劣る。
【0019】金属チタンは、常温ではまったく水と反応
しないこと及び人体に対して無害であることなどから本
用途に最適なものといえる。
【0020】
【実施例】電気ジャーポットを使用し、残留塩素濃度
1.0ppmの水道水2.4L中にスポンジチタン10
0gを投じ、室温より煮沸し、煮沸後92℃に保持し、
保持に入ってから各時間ごとに残留塩素濃度を測定し
た。
【0021】対照としてスポンジチタンを投入しないで
同様に処理した。結果を図1のグラフに示す。本発明に
より、短時間(約15分)で残留塩素を殆どゼロに除去
可能であることがわかる。なお本発明によって処理した
水はカルキ臭を全く呈しなかったが、対照処理水は僅か
にカルキ臭が認められた。
【図面の簡単な説明】
【図1】水道水にスポンジチタンを投入し、煮沸後92
℃に保持した時の残留塩素濃度の経時変化を示すグラフ
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水道水を90℃以上において金属チタンと
    接触させることを特徴とする水道水中の残留塩素除去方
    法。
JP32725192A 1992-11-11 1992-11-11 水道水中の残留塩素除去方法 Pending JPH06142659A (ja)

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JPH06142659A true JPH06142659A (ja) 1994-05-24

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001070937A (ja) * 1999-09-06 2001-03-21 Kurita Water Ind Ltd 酸化剤含有水処理膜及び処理方法
WO2001085621A1 (en) * 2000-05-10 2001-11-15 Phild Co., Ltd. High functional water containing titanium and method and apparatus for producing the same
WO2003064332A1 (fr) * 2002-01-29 2003-08-07 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Procede et appareil utilises pour activer de l'eau

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