JPH06143998A - 空気清浄装置 - Google Patents
空気清浄装置Info
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- JPH06143998A JPH06143998A JP32735892A JP32735892A JPH06143998A JP H06143998 A JPH06143998 A JP H06143998A JP 32735892 A JP32735892 A JP 32735892A JP 32735892 A JP32735892 A JP 32735892A JP H06143998 A JPH06143998 A JP H06143998A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B03—SEPARATION OF SOLID MATERIALS USING LIQUIDS OR USING PNEUMATIC TABLES OR JIGS; MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C—MAGNETIC OR ELECTROSTATIC SEPARATION OF SOLID MATERIALS FROM SOLID MATERIALS OR FLUIDS; SEPARATION BY HIGH-VOLTAGE ELECTRIC FIELDS
- B03C3/00—Separating dispersed particles from gases or vapour, e.g. air, by electrostatic effect
- B03C3/34—Constructional details or accessories or operation thereof
- B03C3/66—Applications of electricity supply techniques
- B03C3/68—Control systems therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 経時的に生じる集塵能力の低下を防止し、安
定した集塵能力を長期的得られる空気清浄装置を提供す
る。 【構成】 荷電部の放電電流値を検出し、この検出され
た放電電流値を基準値と比較し、放電電流値が基準値か
らずれた場合に、基準値に一致させるよう荷電部への印
加電圧を調節し、集塵能力を一定に保つ。
定した集塵能力を長期的得られる空気清浄装置を提供す
る。 【構成】 荷電部の放電電流値を検出し、この検出され
た放電電流値を基準値と比較し、放電電流値が基準値か
らずれた場合に、基準値に一致させるよう荷電部への印
加電圧を調節し、集塵能力を一定に保つ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車用空調装置等
の空調ダクト内に組み込まれる空気清浄装置に関する。
の空調ダクト内に組み込まれる空気清浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の空気清浄装置としては、例えば
実公昭57−47211号公報に示されるものが知られ
ている。
実公昭57−47211号公報に示されるものが知られ
ている。
【0003】これは、ブロアユニットの下流側に、荷電
部(アイオナイザ)と集塵部とをこの順で熱交換器の上
流側に配置したもので、荷電部は、放電電極と放電対極
との異なる2つの電極を対向させて構成され、電圧を印
加することにより、電極間を通過する粉塵粒子を帯電す
るようになっている。そして、ここで帯電された粉塵粒
子は、後方の集塵部で集塵される。
部(アイオナイザ)と集塵部とをこの順で熱交換器の上
流側に配置したもので、荷電部は、放電電極と放電対極
との異なる2つの電極を対向させて構成され、電圧を印
加することにより、電極間を通過する粉塵粒子を帯電す
るようになっている。そして、ここで帯電された粉塵粒
子は、後方の集塵部で集塵される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、荷電部
に印加される電圧は、例えば5〜6KVと高く、放電電
極が、図7に示すように断面円形のワイヤ状のものであ
れば、しばらく使っていると、空気中の塵埃がワイヤ表
面に付着し、また、図8に示すように、針状の尖頭突起
有するものであれば、尖頭部分が徐々に摩耗し、いずれ
の場合も放電電流が低下して集塵能力が低下する欠点が
あった。実際、図9にみられるように、数十時間の運転
により放電電流は半分以下となり、それに伴って集塵率
も半分以下になってしまうことが確かめられている。
に印加される電圧は、例えば5〜6KVと高く、放電電
極が、図7に示すように断面円形のワイヤ状のものであ
れば、しばらく使っていると、空気中の塵埃がワイヤ表
面に付着し、また、図8に示すように、針状の尖頭突起
有するものであれば、尖頭部分が徐々に摩耗し、いずれ
の場合も放電電流が低下して集塵能力が低下する欠点が
あった。実際、図9にみられるように、数十時間の運転
により放電電流は半分以下となり、それに伴って集塵率
も半分以下になってしまうことが確かめられている。
【0005】これに対して、集塵部においても、時間が
たつにつれて、集塵部表面に粉塵粒子が蓄積し、その結
果、徐々に集塵能力が低下してしまう欠点があった。こ
のため、従来においては、3ケ月及び至6ケ月という比
較的短い期間で集塵部を洗浄しなければならなかった。
たつにつれて、集塵部表面に粉塵粒子が蓄積し、その結
果、徐々に集塵能力が低下してしまう欠点があった。こ
のため、従来においては、3ケ月及び至6ケ月という比
較的短い期間で集塵部を洗浄しなければならなかった。
【0006】そこで、この発明においては、経時的に生
じる集塵能力の低下を防止し、安定した集塵能力を長期
的に得られる空気清浄装置を提供することを課題として
いる。
じる集塵能力の低下を防止し、安定した集塵能力を長期
的に得られる空気清浄装置を提供することを課題として
いる。
【0007】
【課題を達成するための手段】しかして、この第1の発
明の要旨とするところは、空調ダクト内の熱交換器より
も上流側に、粉塵粒子を帯電させる荷電部と、この荷電
部よりも後流側に位置して帯電された前記粉塵粒子を捕
集する集塵部とを備えてなる空気清浄装置において、前
記荷電部の電流値を検出する検出手段と、この検出手段
で検出された電流値を基準値と比較する比較手段と、前
記検出手段で検出された電流値が基準値からずれた場合
に前記荷電部の電流値が基準値と一致するよう前記荷電
部への印加電圧を調節する電圧制御手段とを有すること
にある。
明の要旨とするところは、空調ダクト内の熱交換器より
も上流側に、粉塵粒子を帯電させる荷電部と、この荷電
部よりも後流側に位置して帯電された前記粉塵粒子を捕
集する集塵部とを備えてなる空気清浄装置において、前
記荷電部の電流値を検出する検出手段と、この検出手段
で検出された電流値を基準値と比較する比較手段と、前
記検出手段で検出された電流値が基準値からずれた場合
に前記荷電部の電流値が基準値と一致するよう前記荷電
部への印加電圧を調節する電圧制御手段とを有すること
にある。
【0008】また、第2の発明の要旨とするところは、
空調ダクト内の熱交換器よりも上流側に、粉塵粒子を帯
電させる荷電部と、この荷電部よりも後流側に位置して
帯電された前記粉塵粒子を捕集する集塵部とを備えてな
る空気清浄装置において、前記集塵部は、接地された低
圧側電極とこの低圧側電極に対向して浮遊する高圧側電
極とを有して成り、前記高圧側電極に接続し、前記荷電
部との距離を可変できるフロート電極を設け、前記フロ
ート電極と前記荷電部との距離を制御して前記集塵部に
誘導される電圧を調節する制御手段を設けたことにあ
る。
空調ダクト内の熱交換器よりも上流側に、粉塵粒子を帯
電させる荷電部と、この荷電部よりも後流側に位置して
帯電された前記粉塵粒子を捕集する集塵部とを備えてな
る空気清浄装置において、前記集塵部は、接地された低
圧側電極とこの低圧側電極に対向して浮遊する高圧側電
極とを有して成り、前記高圧側電極に接続し、前記荷電
部との距離を可変できるフロート電極を設け、前記フロ
ート電極と前記荷電部との距離を制御して前記集塵部に
誘導される電圧を調節する制御手段を設けたことにあ
る。
【0009】
【作用】したがって、第1の発明によれば、放電電極に
塵埃が付着して、あるいは放電電極が摩耗して放電電流
が低下してくると、検出手段で検出された電流値は、基
準値より下回る。比較手段ではこの検出電流値の基準値
からのずれが検知され、制御部は、このずれをなくすよ
うに荷電部への印加電圧を高くし、基準とする電流が流
れるように制御する。このため、一定の放電電流が時間
の経過にかかわらず得られるものである。
塵埃が付着して、あるいは放電電極が摩耗して放電電流
が低下してくると、検出手段で検出された電流値は、基
準値より下回る。比較手段ではこの検出電流値の基準値
からのずれが検知され、制御部は、このずれをなくすよ
うに荷電部への印加電圧を高くし、基準とする電流が流
れるように制御する。このため、一定の放電電流が時間
の経過にかかわらず得られるものである。
【0010】また、第2の発明によれば、集塵部の表面
に粉塵が蓄積しても、制御手段でフロート電極を荷電部
に近づければ、荷電部からフロート電極へ供給されるイ
オン電流が大きくなり、集塵部の高圧側電圧に発生する
バイアス電圧が増大して、粉塵の蓄積によって低下した
集塵能力をもとに戻すことができ、そのため、上記課題
を達成することができるものである。
に粉塵が蓄積しても、制御手段でフロート電極を荷電部
に近づければ、荷電部からフロート電極へ供給されるイ
オン電流が大きくなり、集塵部の高圧側電圧に発生する
バイアス電圧が増大して、粉塵の蓄積によって低下した
集塵能力をもとに戻すことができ、そのため、上記課題
を達成することができるものである。
【0011】
【実施例】以下、この発明を図面により説明する。
【0012】図1において、空気清浄装置を例えば自動
車用空調装置に施設した場合が示され、自動車用空調装
置1は、空調ダクト2の最上流側にインテークドア切換
装置3が設けられ、このインテークドア切換装置3は内
気入口4と外気入口5とが分かれた部分にインテークド
ア6が配置され、このインテークドア6をアクチュエー
タにより操作して空調ダクト2内に導入する空気を内気
と外気とに選択できるようになっている。
車用空調装置に施設した場合が示され、自動車用空調装
置1は、空調ダクト2の最上流側にインテークドア切換
装置3が設けられ、このインテークドア切換装置3は内
気入口4と外気入口5とが分かれた部分にインテークド
ア6が配置され、このインテークドア6をアクチュエー
タにより操作して空調ダクト2内に導入する空気を内気
と外気とに選択できるようになっている。
【0013】送風機7は、空調ダクト2内に空気を吸い
込んで下流側に送風するもので、この送風機7の後流側
には冷却用の熱交換器8と加熱用の熱交換器9とが設け
られている。
込んで下流側に送風するもので、この送風機7の後流側
には冷却用の熱交換器8と加熱用の熱交換器9とが設け
られている。
【0014】冷却用の熱交換器8は、コンプレッサ、コ
ンデンサ、リキッドタンク及びエクスパンションバルブ
と共に配管結合されて冷房サイクルを構成しており、送
風機7から送られた空気を冷却する。また、加熱用の熱
交換器9は、エンジンの冷却水が循環してここを通過す
る空気を加熱するようになっている。この加熱用の熱交
換器9の手前にはエアミックスドア10が設けられてお
り、このエアミックスドア10の開度をアクチュエータ
で調節することで、加熱用の熱交換器9を通過する空気
と加熱用の熱交換器9をバイパスする空気との量が変え
られ、その結果、吹出空気の温度が制御されるようにな
っている。
ンデンサ、リキッドタンク及びエクスパンションバルブ
と共に配管結合されて冷房サイクルを構成しており、送
風機7から送られた空気を冷却する。また、加熱用の熱
交換器9は、エンジンの冷却水が循環してここを通過す
る空気を加熱するようになっている。この加熱用の熱交
換器9の手前にはエアミックスドア10が設けられてお
り、このエアミックスドア10の開度をアクチュエータ
で調節することで、加熱用の熱交換器9を通過する空気
と加熱用の熱交換器9をバイパスする空気との量が変え
られ、その結果、吹出空気の温度が制御されるようにな
っている。
【0015】そして、前記空調ダクト2の下流側は、デ
フロスト吹出口11、ベント吹出口12及びヒート吹出
口13に分かれて車室に開口し、その分かれた部分にモ
ードドア14a,14b,14cが設けられ、このモー
ドドア14a,14b,14cをアクチュエータで操作
することにより所望の吹出モードが得られるようになっ
ている。
フロスト吹出口11、ベント吹出口12及びヒート吹出
口13に分かれて車室に開口し、その分かれた部分にモ
ードドア14a,14b,14cが設けられ、このモー
ドドア14a,14b,14cをアクチュエータで操作
することにより所望の吹出モードが得られるようになっ
ている。
【0016】前記送風機7の下流側には、空気の中に混
入する粗いゴミ、塵埃を除去するプレフィルタ15が設
けられ、さらに、このプレフィルタ15と冷却用の熱交
換器8との間に、以下述べる空気清浄装置の荷電部(ア
イオナイザー)16と集塵部17とが配置されている。
入する粗いゴミ、塵埃を除去するプレフィルタ15が設
けられ、さらに、このプレフィルタ15と冷却用の熱交
換器8との間に、以下述べる空気清浄装置の荷電部(ア
イオナイザー)16と集塵部17とが配置されている。
【0017】荷電部16は、下記する電圧制御部22に
接続された放電電極18と、この放電電極18に対向す
るよう交互に配置され、検出部20を介して接地されて
いる放電対極19とを備えているもので、これら放電電
極18と放電対極19との間を通過する粉塵粒子を帯電
するようになっている。
接続された放電電極18と、この放電電極18に対向す
るよう交互に配置され、検出部20を介して接地されて
いる放電対極19とを備えているもので、これら放電電
極18と放電対極19との間を通過する粉塵粒子を帯電
するようになっている。
【0018】検出部20は、放電対極19を流れる実際
の放電電流を検出し、検出信号xを出力するもので、こ
の検出部20で検出された検出信号xは、比較部21に
入力される。
の放電電流を検出し、検出信号xを出力するもので、こ
の検出部20で検出された検出信号xは、比較部21に
入力される。
【0019】比較部21は、入力された検出信号xを、
荷電部16の必要放電電流に相当する基準値x0 と比較
するもので、検出信号xの基準値x0 に対する偏差を演
算し、偏差信号(Δx)を電圧制御部22に出力するよ
うになっている。
荷電部16の必要放電電流に相当する基準値x0 と比較
するもので、検出信号xの基準値x0 に対する偏差を演
算し、偏差信号(Δx)を電圧制御部22に出力するよ
うになっている。
【0020】電圧制御部22は、直流可変電源を有し、
この直流可変電源の正極側が放電電極18に接続される
と共に、負極側が接地されており、前記偏差信号(Δ
x)を受けると、このΔxを零とするよう直流可変電源
の出力電圧vを可変するようになっている。尚、出力電
圧vが上がり過ぎると電極間で火花が発生する恐れがあ
るので、この電圧制御部22には、出力電圧vを火花発
生電圧vs より低く抑えるリミッター機構が設けられて
いる。
この直流可変電源の正極側が放電電極18に接続される
と共に、負極側が接地されており、前記偏差信号(Δ
x)を受けると、このΔxを零とするよう直流可変電源
の出力電圧vを可変するようになっている。尚、出力電
圧vが上がり過ぎると電極間で火花が発生する恐れがあ
るので、この電圧制御部22には、出力電圧vを火花発
生電圧vs より低く抑えるリミッター機構が設けられて
いる。
【0021】また、検出部20からの検出信号xは、火
花検出部23に入力される。この火花検出部23は、火
花の発生によってパルス電流が生じることから、パルス
信号の有無を検出しているもので、パルス信号が検出さ
れた場合に、電圧制御部22に電圧停止信号s1 を送出
すると共に、異常表示器24に表示信号s2 を送出す
る。
花検出部23に入力される。この火花検出部23は、火
花の発生によってパルス電流が生じることから、パルス
信号の有無を検出しているもので、パルス信号が検出さ
れた場合に、電圧制御部22に電圧停止信号s1 を送出
すると共に、異常表示器24に表示信号s2 を送出す
る。
【0022】前記電圧制御部22は、電圧停止信号s1
を受けると、荷電部16への印加電圧を零とし、また、
異常表示器24は、表示信号s2 を受けると、異常表示
ランプの点灯、異常メッセージの表示等の手段で異常を
表示するようになっている。
を受けると、荷電部16への印加電圧を零とし、また、
異常表示器24は、表示信号s2 を受けると、異常表示
ランプの点灯、異常メッセージの表示等の手段で異常を
表示するようになっている。
【0023】これに対して、集塵部17は、荷電部16
の下流側に配置され、直流電源25の正極側に接続され
た高圧側電極26と、前記直流電源の負極側に接続され
た低圧側電極27とを交互に配置して構成されており、
帯電された粉塵粒子が高圧側電極26と低圧側電極27
との間を通過しようとすると、これら粉塵粒子を吸着す
るようになっている。
の下流側に配置され、直流電源25の正極側に接続され
た高圧側電極26と、前記直流電源の負極側に接続され
た低圧側電極27とを交互に配置して構成されており、
帯電された粉塵粒子が高圧側電極26と低圧側電極27
との間を通過しようとすると、これら粉塵粒子を吸着す
るようになっている。
【0024】上述の構成において、荷電部16にかかる
初期の印加電圧を6KVとすると、放電電極18と放電
対極19との間で放電し、上流から送られてくる空気中
の粉塵粒子は、これら放電電極18と放電対極19との
間を通過する際に帯電され、この帯電された粉塵粒子
は、後方の集塵部17で集塵される。時間の経過と共
に、放電電極18に塵埃が付着したり、放電電極18が
磨耗してくると、放電電流は、図2の実線で示す使用初
期の特性線から、破線で示す特性線のように低下してく
るが、この場合には検出部20で検出された検出信号x
が基準値x0 よりも小さくなるため、そのずれに対応す
る偏差信号(Δx)が比較部21から出力され、電圧制
御部22は、このΔxを零にするよう印加電圧を上げ、
放電電流を使用初期と同じにする。このため、放電電流
は経時変化することなく一定となり、当初の帯電能力が
保たれるものである。
初期の印加電圧を6KVとすると、放電電極18と放電
対極19との間で放電し、上流から送られてくる空気中
の粉塵粒子は、これら放電電極18と放電対極19との
間を通過する際に帯電され、この帯電された粉塵粒子
は、後方の集塵部17で集塵される。時間の経過と共
に、放電電極18に塵埃が付着したり、放電電極18が
磨耗してくると、放電電流は、図2の実線で示す使用初
期の特性線から、破線で示す特性線のように低下してく
るが、この場合には検出部20で検出された検出信号x
が基準値x0 よりも小さくなるため、そのずれに対応す
る偏差信号(Δx)が比較部21から出力され、電圧制
御部22は、このΔxを零にするよう印加電圧を上げ、
放電電流を使用初期と同じにする。このため、放電電流
は経時変化することなく一定となり、当初の帯電能力が
保たれるものである。
【0025】尚、荷電部16への印加電圧と放電電流と
の特性は、図2の如く電圧の増加に伴って指数関数的に
増大することが知られており、電圧を例えば、6.1K
Vに昇圧すれば、放電電流は数十μA変化するので、放
電電流の調整のために大きく昇圧しなくても済む。
の特性は、図2の如く電圧の増加に伴って指数関数的に
増大することが知られており、電圧を例えば、6.1K
Vに昇圧すれば、放電電流は数十μA変化するので、放
電電流の調整のために大きく昇圧しなくても済む。
【0026】図3に、第2の発明に係る空気清浄装置の
実施例が示され、以下異なる部分について説明し、同一
箇所は同一番号を付して説明を省略する。
実施例が示され、以下異なる部分について説明し、同一
箇所は同一番号を付して説明を省略する。
【0027】空気清浄装置の荷電部16は、負極側が接
地された直流電源30の正極側に接続される放電電極1
8と接地電圧に設定される放電対極19とを、交互に配
置して構成されている。これに対して、集塵部17は、
接地電圧に設定された低圧側電極27と、この低圧側電
極27と交互に配置される高圧側電極26とから成り、
高圧側電極26は、電源にもアースにも接続されないよ
うになっている。
地された直流電源30の正極側に接続される放電電極1
8と接地電圧に設定される放電対極19とを、交互に配
置して構成されている。これに対して、集塵部17は、
接地電圧に設定された低圧側電極27と、この低圧側電
極27と交互に配置される高圧側電極26とから成り、
高圧側電極26は、電源にもアースにも接続されないよ
うになっている。
【0028】また、上記荷電部16と集塵部17との間
には、フロート電極31が配置され、このフロート電極
31は、前記集塵部17の高圧側電極26に、電源およ
び大地から浮遊した状態で接続されている。
には、フロート電極31が配置され、このフロート電極
31は、前記集塵部17の高圧側電極26に、電源およ
び大地から浮遊した状態で接続されている。
【0029】しかして、荷電部16に印加せれる電圧に
よって、放電電極から放電対極に放電される一方、放電
電極18からフロート電極31にはイオン電流が供給さ
れ、集塵部17の高圧側電極26に自動的にバイアス電
圧が発生し、荷電部16で帯電された粉塵粒子は、高圧
側電極26と低圧側電極27との間を通過しようとする
際に集塵部17の表面に吸着される。
よって、放電電極から放電対極に放電される一方、放電
電極18からフロート電極31にはイオン電流が供給さ
れ、集塵部17の高圧側電極26に自動的にバイアス電
圧が発生し、荷電部16で帯電された粉塵粒子は、高圧
側電極26と低圧側電極27との間を通過しようとする
際に集塵部17の表面に吸着される。
【0030】また、フロート電極31は、その基部にギ
ア32と噛み合うラック33が形成されており、ギア3
2をモータ34によって回転制御すると、荷電部16と
の距離dが可変されるようになっている。
ア32と噛み合うラック33が形成されており、ギア3
2をモータ34によって回転制御すると、荷電部16と
の距離dが可変されるようになっている。
【0031】また、プレフィルタ15と荷電部16との
間には、導入空気の湿度を検出する湿度センサ35が取
り付けられており、その湿度センサ35の出力信号は、
コントロールユニット36に入力されるようになってい
る。
間には、導入空気の湿度を検出する湿度センサ35が取
り付けられており、その湿度センサ35の出力信号は、
コントロールユニット36に入力されるようになってい
る。
【0032】コントロールユニット36は、A/D変換
器やマルチプレクサ等を含む入力回路、タイマー、RO
M、RAM、CPU等を含む演算処理回路、駆動回路等
を含む出力回路を有する公知のもので、所定のプログラ
ムに沿って前記ギア32に接続されたモータ34を駆動
制御するようになっている。
器やマルチプレクサ等を含む入力回路、タイマー、RO
M、RAM、CPU等を含む演算処理回路、駆動回路等
を含む出力回路を有する公知のもので、所定のプログラ
ムに沿って前記ギア32に接続されたモータ34を駆動
制御するようになっている。
【0033】次に、コントロールユニット36によるモ
ータ34の駆動動作例を説明する。
ータ34の駆動動作例を説明する。
【0034】フロート電極31と荷電部16との距離d
の変化に伴う集塵部17の高圧側電極26と低圧側電極
27との電位差(高圧側電極の対地電圧)は、図4に示
されるように、フロート電極31を荷電部16に近づけ
るほど大きくなるので、粉塵粒子の集塵部17への蓄積
によって集塵能力が経時的に徐々に低下しても、フロー
ト電極31を荷電部16に近づけていけば、集塵能力を
一定に保つことができる。
の変化に伴う集塵部17の高圧側電極26と低圧側電極
27との電位差(高圧側電極の対地電圧)は、図4に示
されるように、フロート電極31を荷電部16に近づけ
るほど大きくなるので、粉塵粒子の集塵部17への蓄積
によって集塵能力が経時的に徐々に低下しても、フロー
ト電極31を荷電部16に近づけていけば、集塵能力を
一定に保つことができる。
【0035】このため、コントロールユニット36は、
内蔵するタイマによって電気集塵の累積作動時間を計
り、累積作動時間の増加に従って、荷電部16とフロー
ト電極31との距離dを徐々に小さくするようモータ3
4を連続的あるいは段階的に駆動する。より具体的に
は、図5に示されるように、例えば、目標集塵率を得る
ために、使用初期におけるフロート電極31と荷電部1
6との距離dが3mmである場合、集塵率の特性曲線は
経時的に徐々に下方にずれてくるので、使用初期の目標
集塵率を得るためには、およそ6か月後でフロート電極
31と荷電部16との距離を2mmに、1年後で約1m
mになるよう変更する。
内蔵するタイマによって電気集塵の累積作動時間を計
り、累積作動時間の増加に従って、荷電部16とフロー
ト電極31との距離dを徐々に小さくするようモータ3
4を連続的あるいは段階的に駆動する。より具体的に
は、図5に示されるように、例えば、目標集塵率を得る
ために、使用初期におけるフロート電極31と荷電部1
6との距離dが3mmである場合、集塵率の特性曲線は
経時的に徐々に下方にずれてくるので、使用初期の目標
集塵率を得るためには、およそ6か月後でフロート電極
31と荷電部16との距離を2mmに、1年後で約1m
mになるよう変更する。
【0036】また、集塵部17は、図6に示されるよう
に、湿度が高くなると、放電効率が悪くなって集塵能力
が低下するし、湿度が低くなると、集塵能力が上昇して
集塵部表面の汚れが早まる。そのため、コントロールユ
ニット36は、前記湿度センサ35からの信号を基に基
準湿度からのずれを演算し、基準湿度よりも高い場合に
は、フロート電極31と荷電部16との距離dを小さく
するようモータ34を駆動し、基準湿度よりも低い場合
には、フロート電極31と荷電部16との距離dを大き
くするようモータ34を駆動し、一定の目標集塵率を保
つようにしてもよい。
に、湿度が高くなると、放電効率が悪くなって集塵能力
が低下するし、湿度が低くなると、集塵能力が上昇して
集塵部表面の汚れが早まる。そのため、コントロールユ
ニット36は、前記湿度センサ35からの信号を基に基
準湿度からのずれを演算し、基準湿度よりも高い場合に
は、フロート電極31と荷電部16との距離dを小さく
するようモータ34を駆動し、基準湿度よりも低い場合
には、フロート電極31と荷電部16との距離dを大き
くするようモータ34を駆動し、一定の目標集塵率を保
つようにしてもよい。
【0037】尚、この実施例においては、フロート電極
31と荷電部16との距離dを変更する手段が、モータ
34に接続されたギア32とフロート電極31のラック
33で構成するようにしたが、圧電セラミックの伸縮を
利用し、この圧電セラミックへの印加電圧を調整するこ
とでフロート電極31と荷電部16との距離dを変える
ようにしてもよい。
31と荷電部16との距離dを変更する手段が、モータ
34に接続されたギア32とフロート電極31のラック
33で構成するようにしたが、圧電セラミックの伸縮を
利用し、この圧電セラミックへの印加電圧を調整するこ
とでフロート電極31と荷電部16との距離dを変える
ようにしてもよい。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、第1の発明において
は、荷電部の放電電流が一定となるよう、荷電部の印加
電圧が調節され、また、第2の発明においては、集塵部
のフロート電極と荷電部の放電電極との距離が調節され
るので、いずれの場合も経時的に生じる集塵能力の低下
を防止することができ、長時間にわたる安定した集塵能
力が得られるものである。
は、荷電部の放電電流が一定となるよう、荷電部の印加
電圧が調節され、また、第2の発明においては、集塵部
のフロート電極と荷電部の放電電極との距離が調節され
るので、いずれの場合も経時的に生じる集塵能力の低下
を防止することができ、長時間にわたる安定した集塵能
力が得られるものである。
【図1】第1の発明に係る空気清浄装置を自動車用空調
装置に利用した場合の実施例を示す構成図である。
装置に利用した場合の実施例を示す構成図である。
【図2】印加電圧と放電電流との関係を示す特性線図で
ある。
ある。
【図3】第2の発明に係る空気清浄装置を自動車用空調
装置に利用した場合の実施例を示す構成図である。
装置に利用した場合の実施例を示す構成図である。
【図4】フロート電極と荷電部との距離dと、高圧側電
極の対地電圧との関係を示す特性線図である。
極の対地電圧との関係を示す特性線図である。
【図5】経時変化に伴うフロート電極と荷電部との距離
dと、集塵率との関係を示す特性線図である。
dと、集塵率との関係を示す特性線図である。
【図6】湿度変化に伴うフロート電極と荷電部との距離
dと、集塵率との関係を示す特性線図である。
dと、集塵率との関係を示す特性線図である。
【図7】荷電部の放電電極例を示す断面図である。
【図8】荷電部の他の放電電極例を示す説明図である。
【図9】集塵率および放電電流の経時変化を示す特性線
図である。
図である。
2 空調ダクト 8 冷却用の熱交換器 9 加熱用の熱交換器 16 荷電部 17 集塵部 20 検出部 21 比較部 22 電圧制御部 26 高圧側電極 27 低圧側電極 31 フロート電極 36 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増田 閃一 東京都北区西ケ原3−2−1の415号
Claims (2)
- 【請求項1】 空調ダクト内の熱交換器よりも上流側
に、粉塵粒子を帯電させる荷電部と、この荷電部よりも
後流側に位置して帯電された前記粉塵粒子を捕集する集
塵部とを備えてなる空気清浄装置において、 前記荷電部の電流値を検出する検出手段と、 この検出手段で検出された電流値を基準値と比較する比
較手段と、 前記検出手段で検出された電流値が基準値からずれた場
合に前記荷電部の電流値が基準値と一致するよう前記荷
電部への印加電圧を調節する電圧制御手段とを有するこ
とを特徴とする空気清浄装置。 - 【請求項2】 空調ダクト内の熱交換器よりも上流側
に、粉塵粒子を帯電させる荷電部と、この荷電部よりも
後流側に位置して帯電された前記粉塵粒子を捕集する集
塵部とを備えてなる空気清浄装置において、 前記集塵部は、接地された低圧側電極とこの低圧側電極
に対向して浮遊する高圧側電極とを有して成り、前記高
圧側電極に接続し、前記荷電部との距離を可変できるフ
ロート電極を設け、前記フロート電極と前記荷電部との
距離を制御して前記集塵部に誘導される電圧を調節する
制御手段を設けたことを特徴とする空気清浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32735892A JPH06143998A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32735892A JPH06143998A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 空気清浄装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06143998A true JPH06143998A (ja) | 1994-05-24 |
Family
ID=18198256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32735892A Pending JPH06143998A (ja) | 1992-11-12 | 1992-11-12 | 空気清浄装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06143998A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007225246A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
| JP2008036471A (ja) * | 2006-08-01 | 2008-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 電気集塵装置及び空気処理装置 |
| JP2008074278A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Keihin Corp | 車両用空気調和装置 |
| JP2012154620A (ja) * | 2004-08-11 | 2012-08-16 | Koninkl Philips Electronics Nv | 空気汚染センサシステム |
| US11311888B2 (en) | 2017-01-30 | 2022-04-26 | Clean Air Enterprise Ag | Electrostatic precipitator |
| US12146182B2 (en) | 2018-01-12 | 2024-11-19 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods and systems for the rapid detection of cronobacter using infectious agents |
-
1992
- 1992-11-12 JP JP32735892A patent/JPH06143998A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012154620A (ja) * | 2004-08-11 | 2012-08-16 | Koninkl Philips Electronics Nv | 空気汚染センサシステム |
| JP2007225246A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
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| JP2008074278A (ja) * | 2006-09-22 | 2008-04-03 | Keihin Corp | 車両用空気調和装置 |
| US11311888B2 (en) | 2017-01-30 | 2022-04-26 | Clean Air Enterprise Ag | Electrostatic precipitator |
| EP3558537B1 (de) * | 2017-01-30 | 2023-08-23 | Clean Air Enterprise AG | Elektrofilter |
| US12146182B2 (en) | 2018-01-12 | 2024-11-19 | Laboratory Corporation Of America Holdings | Methods and systems for the rapid detection of cronobacter using infectious agents |
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