JPH06144102A - フォ−クリフト等搭載装置付き貨物車 - Google Patents

フォ−クリフト等搭載装置付き貨物車

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JPH06144102A
JPH06144102A JP4330093A JP33009392A JPH06144102A JP H06144102 A JPH06144102 A JP H06144102A JP 4330093 A JP4330093 A JP 4330093A JP 33009392 A JP33009392 A JP 33009392A JP H06144102 A JPH06144102 A JP H06144102A
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JP
Japan
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frame
loading platform
mounting table
forklift
elevating
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JP4330093A
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English (en)
Inventor
Shuzo Tsuchiya
修造 土屋
Yasuhiko Yoroizuka
保彦 鎧塚
Norio Takashima
範雄 高嶋
Yoshimitsu Usui
好光 臼井
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ASUPAIA RIYUUTSUU KYODO KUMIAI
Original Assignee
ASUPAIA RIYUUTSUU KYODO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 飼料等の搬送に際し、フォ−クリフト等の作
業車両を搭載し、荷卸し作業等を作業機で効率良く行な
うことのできる貨物車を開発する。 【構成】 飼料等を積載する荷台11と、その荷台11
の後にフォ−クリフトS等を搭載する載置台12との二
つに分割される車体部とから成り、二本の支柱22の内
部に、ピストンロッドの先端にチェ−ンを巻着した滑車
を固着し、軌道枠に嵌着した誘導ロ−ラ−に誘導される
ブラケット31を固着した昇降装置を設けると共に、上
記載置台12を連結して成る昇降部20を設ける。そし
て、該荷台11の一部に前後方向に往復動するスライド
シリンダ−を伏設すると共に、少なくとも二本の鞘フレ
−ムを並設し、スライドフレ−ム44を載置台12を支
持可能に出入自在に配設した支承部40を設け、飼料等
とフォ−クリフト等を同時に搭載し、且つ、左右の均衡
を保ちつつ安全に搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォ−クリフト等の作
業車両を搭載できる貨物車に関し、更に詳細には、飼料
等を搬送する際に、飼料の積載と共に、その積み卸しに
用いるフォ−クリフト等の作業車両を同時に搭載できる
貨物車に関する。
【0002】
【技術の背景】牛、馬等の家畜用の飼料は、その大部分
を輸入に頼っており、入湾後の飼料を流通業者が酪農家
に搬送し、その積み卸しを搬送貨物車の運転者が行なっ
ているのが現状であるが、乾燥牧草等の飼料は非常に重
く、且つ、積み卸しの途中で解けたり、ゴミが出やすい
等、取扱いが非常に厄介なものである。従って、作業者
がこれを嫌がり、又、積み卸しに時間を要する等作業効
率が悪いという問題点を有していた。そこで、手作業の
代りに、積み卸しが円滑で、作業全体の省力化が図れる
フォ−クリフトの活用が望まれていた。しかし、このフ
ォ−クリフトを利用するには、a)酪農家に専用のフォ
−クリフトを備えておくか、b)フォ−クリフトを搭載
した貨物車をもう一台用意して飼料を載せた貨物車との
二台を要し、前者は、経済的負担が大で、後者は少なく
とも二人の作業者を要して作業効率が悪いという欠点を
有し、共に実現が困難であった。
【0003】
【従来の技術】従来の車両に、荷物の搭載を容易にする
よう昇降装置を備えたものは、既に公知であり、例え
ば、実開昭58−25744号公報には、フォ−クリフ
トを搭載可能とした貨物自動車が示されており、又、実
公昭63−10355号公報には、車両用荷役昇降装置
のゲ−ト板水平保持装置が示されている。
【0004】しかし、前者には、フォ−クリフトを搭載
する技術は記載されているが、その手段は、フォ−クリ
フトを収納できる切欠部を設け、その収納したフォ−ク
リフトを支承するバンパ−を前後方向に伸縮自在に設置
するだけであるから、フォ−クリフトを搭載するのが面
倒で、且つ、安定して長距離搬送することは困難であ
る。一方、後者は、昇降装置を有しているが、これは比
較的軽量な小荷物の積み卸し作業の労働の軽減化を図ろ
うとしたもので、フォ−クリフトのような重量物を搭載
させるのは、所詮不可能である。従って、従来技術によ
っては、本発明の目的とするフォ−クリフトのような重
量の作業車両を搭載して長距離を搬送することは困難で
あった。又、本出願人は、同問題を解決しようとしてフ
ォ−クリフト等搭載装置付き貨物車を出願(平成3年特
許願第333992号)しているが、同貨物車は、重量
の作業車を搭載できる点で優れるが、昇降装置としての
ワイヤ−と油圧シリンダ−との組合せが、ワイヤ−の伸
び縮みで左右の均衡が崩れ易いという欠点を残してい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記実情に
基づいてなされたもので、a)飼料運搬車に同時にフォ
−クリフトを搭載して一台で飼料とフォ−クリフトの搬
送ができ、b)その搭載に当って、作業が簡単で、長距
離の搬送にも耐える強度と安全性を保持でき、且つ、
c)左右の均衡の取れた昇降運動が可能な車両の開発を
目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明貨物車は、飼料等
を積載する荷台と、その荷台の後にフォ−クリフト等を
搭載する載置台との二つに分割される車体部とから成
り、該荷台の後端に内部に昇降シリンダ−を立設した二
本の支柱を配設し、左右の昇降シリンダ−間に左右の等
圧を図る調整バルブを介設し、そのピストンロッドの先
端に滑車を固着すると共に当該滑車にチェ−ンを巻着
し、該チェ−ンの先に軌道枠に嵌着した誘導ロ−ラ−に
誘導されるブラケットを固着した昇降装置を配設すると
共に、その昇降装置に上記載置台を連結した昇降部を設
け、該荷台の一部に前後方向に往復動するスライドシリ
ンダ−を伏設すると共に、該シリンダ−の往復動に平行
させて少なくとも二本の鞘フレ−ムを並設し、該鞘フレ
−ムに挿脱するスライドフレ−ムを載置台の下に出入自
在に配設した支承部を設けたことを特徴として構成され
る。
【0007】
【作用】飼料等を荷台に積載した後に、スライドシリン
ダ−を復動させてスライドフレ−ムを荷台側に引っ込
め、昇降装置を稼働させて、フォ−クリフト等を搭載
し、載置台を地面まで下降させる。そして、フォ−クリ
フト等の作業車両を自走させて搭載し、昇降装置を上昇
させ、次いで、スライドフレ−ムを伸長させて、載置台
の下に潜らせる。すると、鞘フレ−ムと荷台後端とに支
持された少なくとも二本以上のスライドフレ−ムが、比
較的重量物たるフォ−クリフト等の作業車両の荷重を、
鞘フレ−ムに抱持された前端と荷台後端に支えられて安
定的に支持し、従って、長距離輸送をしても、振動やバ
ウンドに耐えて、安全な輸送を可能にする。又、畜産農
家に到着したら、スライドフレ−ムを縮み方向に復動さ
せ、昇降装置を下降させてフォ−クリフト等を卸し、荷
台に積載された飼料等を当該フォ−クリフト等で順序良
く荷卸し、従って、重労働にならず、短時間のうちに効
率良く、作業が完了する。その際、載置台に大きな負荷
が加わっても、スライドフレ−ムの長さを載置台の長さ
の2倍以上とすると、テコの原理が働いて荷重を緩和
し、安定的に支持する。更に、昇降機構を、荷台の後端
に立設した二本の支柱の内部に昇降シリンダ−を立設
し、左右の昇降シリンダ−間に調整バルブを介設し、そ
のピストンロッドの先端に滑車を固着し、当該滑車にチ
ェ−ンを巻着して、ブラケットに連結した載置台を昇降
させるので、昇降シリンダ−の動きと作動方向が等し
く、作動が確実で左右の均衡が保たれ、且つ、滑車が動
滑車として作動するので昇降シリンダ−のストロ−クの
倍の移動距離を保て、部材を半分にまとめることがで
き、計量化とコンパクト化が図れる。
【0008】
【実施例】本発明は、その構成を大略、荷台と載置台に
分割される車両部10と、昇降装置に連結した昇降部2
0と、スライドフレ−ムを配した支承部40に分けるこ
とができる。先ず、車両部10は、図1に示すように、
通常飼料を運搬する主に2〜10tクラスの貨物車を用
い、乾燥牧草等を積載可能な荷台を有するものし、この
貨物車の荷台11を後輪より若干後ろの位置で分割し、
その後に後述のフォ−クリフトS等の載置台12を設け
る。即ち、前方に従来と同様の飼料積載用の荷台11を
設け、その後に荷台11と分離させて、フォ−クリフト
S等を積載する為の載置台12を配設する。そして、当
該荷台11と載置台12とを加えた全長は、車間の長さ
の1/2を越えない範囲(車両保安基準法)とする。例
えば、4t車の場合には、後輪より900mmの位置で
荷台を分割すれば、載置台用に約1600mmの長さを
確保できるので、小型又は中型のフォ−クリフトなら充
分に積載可能な面積を確保できる。
【0009】次いで、前記荷台11の後に上記載置台1
2を昇降させる昇降部20を設けるが、該載置台12
は、フォ−クリフトS等の作業車両を搭載する為のもの
であり、後述の昇降装置21と連動して、フォ−クリフ
トS等を持上げ、且つ、そこに搭載して運搬するもので
ある。その高さ及び幅は、荷台11とほぼ同じ高さ及び
幅とするが、長さは上述の通り、フォ−クリフトS等を
積載可能で、且つ、車両保安基準法の規定を逸脱しない
長さとする。その態様は、例えば、図8に示すように、
横フレ−ム12aと縦フレ−ム12bとを格子状に組合
せて矩体とし、その間に補助フレ−ム12cを介設し
て、強度的にフォ−クリフトSを充分支持可能な強さと
する。
【0010】そして、該載置台12には、昇降部20を
連設して、フォ−クリフトS等を昇降可能とする。該昇
降部20は、図2、図3、図4及び図5に示すように、
荷台11の後端の左右両脇に二本の支柱22,22を立
設し、その支柱内部に、昇降装置21を組込む。該昇降
装置21は、先ず、支柱の下端に配した固定端部23
に、上下方向に往復する油圧復動型の昇降シリンダ−2
4を立設し、該昇降シリンダ−24に載置台12の上下
移動距離の1/2のストロ−クを有するピストンロッド
25を連接し、該ピストンロッド25の真上に滑車26
を連結する。該滑車26は、その芯部を、前後及び左右
方向に対しても昇降シリンダ−24及びピストンロッド
25の芯部に一致させるものとし、滑車26の歯車に巻
着させて、チェ−ン27をその一端を固定端23に固着
し、他端を後述のブラケット31の一部に固着する。ピ
ストロッド25に連結した滑車26の上下移動で、ブラ
ケット側チェ−ン27の先端が上下方向に昇降動するも
のとする。次いで、該チェ−ン27に連結させて昇降部
材30を連設し、該昇降部材30は、先ず、他端が載置
台12に連結するブラケット31を配設し、該ブラケッ
ト31は、その内部に上下運動を円滑化させる為の誘導
ロ−ラ−32,32を縦方向に2個配設する。且つ、該
誘導ロ−ラ−32,32を上下に案内する為の軌道枠3
3を、支柱22に沿って縦方向に立設する。そして、該
ブラケット31の誘導ロ−ラ−32,32の中心位置に
一致させて、載置台12と連結した連結部34を延設す
る。更に、上記昇降シリンダ−24は、左右の支柱2
2,22に対応して左右一対を配するが、その左右の均
衡が失われのを防止する為、図6に示す如く、左右の昇
降シリンダ−24,24に連通させて、左右に等圧、等
油量を与える同調バルブ28を介設する。更に、固定端
23の下には、昇降部材30が昇降動する際に、その支
持をより確実とする為、アウトリガ−50を取着しても
良く、図7に示す如く、下方向に伸びて接地するピスト
ンロッド52を伸縮させる油圧シリンダ−51を下向に
配設し、ピストンロッド52の先に接地板53を取着
し、必要に応じて折畳み自在に組んだ保護枠54を付設
する。
【0011】更に、支承部40は、フォ−クリフトS等
を搭載して走行する際に、衝撃から載置台12を安定的
に支持する為のもので、図8及び図9に示す通り、先
ず、荷台11の下側でほぼ中央位置に車体フレ−ムの一
部にスライドシリンダ−41を固着し、該ピストンロッ
ド42を前後動方向に往復可能に配設する。そして、該
ピストンロッド42に平行させて、少なくとも二本以上
の鞘フレ−ム43a,43bを、後述のスライドフレ−
ム44を抱持可能に、例えば、C型鋼で形成し、その長
さを荷台11の後端からピストンロッド42の往復距離
以上の長さとする。又、その高さは、スライドフレ−ム
44を伸張させた際、載置台12の下段で、上死点にあ
る載置台12を支持可能な高さとする。そして、該スラ
イドフレ−ム44は、横フレ−ム44a、44bと縦フ
レ−ム44cに枠組みして長方形に形成して成り、その
断面を矩形にして上記鞘フレ−ム43a,43bに挿脱
自在に嵌入されるようにする(図10参照)。該矩形断
面は、フォ−クリフトSの重量及び走行中の振動やバウ
ンドを受けた際、そこに働く、撓み荷重や剪断荷重に耐
え得る強度に構造計算する。そして、その長さを、望ま
しくは載置台12の長さの2倍以上とし、伸張時に載置
台12の後端に達した際に鞘フレ−ム43a,43bに
抱持されたスライドフレ−ム44がテコの原理で載置台
12を安定して支持する構造にする。更に、該縦フレ−
ム44cとピストンロッド42の先端とを、フック式自
在継手45で連結する。
【0012】そして、載置台12の後部には、図11に
示す通り、上記スライドフレ−ム44の縦フレ−ム44
cと合体する嵌合枠13を配し、スライドフレ−ム44
が伸張された際、載置台12とスライドフレ−ム44と
を一体化させて、スライドフレ−ム44と載置台12と
が放れて不安定になるのを回避する。但し、該嵌合枠1
3は、載置台12が下降して地面に接する際に障害とな
るので、折畳み自在とし、合体時にピン等で支えるもの
とする。更に、載置台12の後端には煽14を取着する
が、これは前後への開閉をせずに固定させたものとし、
その代り、側部の煽15を開閉自在とし、且つ、その煽
15を開いた際、フォ−クリフトS等の車両が自走して
載置台12に載り易いよう、煽15を地面との間で傾斜
面を形成するようにする。
【0013】次に、本実施例に基づく貨物車の作用を説
明する。先ず、輸入された飼料を港湾等で荷積みする際
には、通常の荷役クレ−ン又はフォ−クリフト等を用い
て、荷台11に飼料を荷積みする。そして、先ず、スラ
イドシリンダ−41を縮み方向に作動させて、スライド
フレ−ム44を荷台11側に縮ませ、鞘フレ−ム43
a,43b内に納める。
【0014】次いで、昇降装置21の昇降シリンダ−2
4に連接したピストンロッド25を下方向に作動させ、
その先端に取着した滑車26が下降すると、巻着したチ
ェ−ン27が緩みつつ、連結したブラケット31を下降
させる。このとき、誘導ロ−ラ−32,32は、軌道枠
33に案内されて、その枠に沿って回転動しブラケット
31を正確に誘導する。且つ、ピストンロッド25に取
着された滑車26は、動滑車として作用するので、ピス
トンロッド25のストロ−クに対し、チェ−ン27の先
に連結したブラケット31の下降距離が2倍の距離とな
り、効率的作動が図られる。そして、当該ブラケット3
1に連結した載置台12が徐々に下動して、遂には、下
死点の地面に接地し、そこで、側部の煽15を開いて、
その傾斜面を誘導路として、フォ−クリフトSを運転
し、自走させて、載置台12の上に載せる。そして、ロ
−プ等で煽14又は床面に結び付けて、フォ−クリフト
Sが容易に移動しない状態とする。
【0015】そして、今度は、昇降シリンダ−24に送
油してピストンロッド25を上方向に作動させ、滑車2
6が上昇して、チェ−ン27に連結したブラケット31
及びその先の載置台12を上昇させる。このとき、昇降
シリンダ−24の作動方向と載置台12の上昇方向が等
しいから、誘導ロ−ラ−32,32が軌道枠33に沿っ
て正確に作動する。且つ、滑車26が動滑車として作用
しストロ−ク幅を倍増させるのは、上記下降の際と同様
であるが、更に昇降シリンダ−24は、相当な荷重にも
耐えて正確に上昇動する。即ち、垂直に立設された昇降
シリンダ−24及びそのピストンロッド25に対し、滑
車26は前後及び左右方向にも芯部を一致させているの
で、重心位置のズレがなく、重量(約2〜3t)になる
フォ−クリフトを搭載しても、正確な上昇動が可能にな
る。又、左右方向に偏荷重が働いて、片寄りを生じる虞
がある場合にも、左右の昇降シリンダ−24,24間に
は、調整バルブが介設され、左右が等しい圧力及び給油
量に設定されるので、偏荷重が調整され、常に左右の均
衡が保たれる。更に、左右の昇降シリンダ−24,24
のいずれかに故障が発生しても、残された一方が作動す
るので、上昇時の落下等の事故を未然に防ぐ。
【0016】そうして、載置台12が上死点に到達した
ら、上記スライドフレ−ム44を伸び方向に作動させ、
載置台12の下に入り、その先端が載置台12の後端に
達したところで停止させる。これで、荷積みを完了し
て、港湾から牧畜業者に向けて、搬送運転を開始する
が、その際、二本の平行した横フレ−ム44a,44b
と縦フレ−ム44cとで矩形に形成したフレ−ム体が載
置台12を支持すると共に、その横フレ−ム44a,4
4bは、載置台12の長さの2倍以上の長さで挿入され
ているので、載置台12に重荷重が加わっても、テコの
原理で安定的に支持し、且つ、それが鞘フレ−ム43
a,43bによって、強く抱持されているので、その支
持作用は一層確実なものとなる。更に、スライドフレ−
ム44の後端が載置台12に配した嵌合枠13と合体す
れば、両者が一体化されるので、振動等による両者の分
離を回避する。従って、荷重に対して強い安定力を示
し、フォ−クリフトSの重量と、走行時の振動及びバウ
ンドによる撓み荷重と剪断荷重とが加わっても、それに
対抗し得る充分な強度を発揮し、長距離を運転しても、
極めて安定的に走行することが可能となる。
【0017】そして、牧場等の畜産農家に着いたら、上
記荷積みの場合と同様に、スライドシリンダ−41を作
動させて、スライドフレ−ム44を荷台11側に縮ませ
て鞘フレ−ム43a,43b内に納め、次いで、昇降装
置21の昇降シリンダ−24を作動させてチェ−ン27
を弛緩させ、昇降部材30を下動させる。そして、載置
台12が徐々に降下して、地面に接地したら、側部の煽
15を開いて、その傾斜面を誘導路として、フォ−クリ
フトSを運転し、載置台12から卸す。そうして、当該
フォ−クリフトSを用いて、荷台11に積載された飼料
を順序良く卸し、サイロ等に積み込む。
【0018】荷卸し作業が完了したら、後は、荷揚げ作
業の場合と同様で、フォ−クリフトSを自走させて、載
置台12に載せ、昇降装置21で上昇させ、スライドフ
レ−ム44を伸長させて下で支持し、荷を空にした状態
で、後にフォ−クリフトSを搭載して、貨物車を運転
し、帰路につく。
【0019】以上は、作業車両をフォ−クリフトとした
場合を例に説明したが、同様の扱いで、小型のパワ−シ
ョベル、エンジン発電機等の作業車両を目的に合せてト
ラックやダンプカ−に搭載することにも応用が可能であ
る。
【0020】
【発明の効果】以上の構成及び作用に基づく本発明貨物
車は、従来の昇降装置付き車両が荷を積み卸しするだけ
で昇降部自体を荷台として使用することが不可能であっ
たのを、比較的重量物たる作業車を搭載しても、その荷
重や走行中の振動、バウンド等にも耐え得る構造とした
ので、昇降部を荷台として活用でき、一台の貨物車に二
つの搬送機能を持たせることが可能となった。従って、
本来の荷の搬送と同時に、フォ−クリフト等の作業車両
も搭載することができ、従来手作業で行なっていた飼料
等の荷の積み卸しを作業車で行なうことで、作業者の重
労働を軽減し、短時間のうちに効率良く作業を進めるこ
とができるという優れた効果をもたらす。且つ、その構
造も、載置台の昇降方向に沿って昇降シリンダ−を立設
すると共に左右間に調整バルブを介設し、そのピストン
ロッドの往復動で直接に上下方向への動力を得、且つ、
そのピストンロッドの上に滑車を連接して、チェ−ンを
巻着させて動滑車として作用させるので、作動が確実で
左右の均衡が保たれ、動きも効率的であり、且つ、部材
が半分で済むので軽量化が図れ、コンパクトな機構とな
った。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明貨物車の全体側面図である。
【図2】本発明昇降部が上昇した場合を示す一部切欠側
面図である。
【図3】本発明昇降部が下降した場合を示す一部切欠側
面図である。
【図4】本発明昇降部が上昇した場合を示す背面図であ
る。
【図5】本発明昇降装置の要部を示すもので、(A)が
平面図、(B)が側面図である。
【図6】本発明昇降部の左右の昇降シリンダ−間の油圧
回路を示す回路図である。
【図7】本発明昇降部のアウトリガ−を示す側面図であ
る。
【図8】本発明支承部の要部を示す平面図である。
【図9】本発明支承部の要部を示す側面図である。
【図10】本発明鞘フレ−ムと横フレ−ムとの嵌合状態
を示す縦断側面図である。
【図11】本発明スライドフレ−ムの後端部が合体枠と
嵌合する状態を示す一部縦断側面図である。
【符号の説明】
10 車体 11 荷台 12 載置台 20 昇降部 21 昇降装置 22 支柱 24 昇降シリンダ− 27 チェ−ン 30 昇降部材 31 ブラケット 40 支承部 41 スライドシリンダ− 42 ピストンロッド 43a,43b 鞘フレ−ム 44 スライドフレ−ム 44a,44b 横フレ−ム 44c 縦フレ−ム

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飼料等を積載する荷台と、その荷台の後
    にフォ−クリフト等を搭載する載置台との二つに分割さ
    れる車体部とから成り、 該荷台の後端に内部に昇降シリンダ−を立設した二本の
    支柱を配設し、左右の昇降シリンダ−間に左右の等圧を
    図る調整バルブを介設し、そのピストンロッドの先端に
    滑車を固着すると共に当該滑車にチェ−ンを巻着し、該
    チェ−ンの先に軌道枠に嵌着した誘導ロ−ラ−に誘導さ
    れるブラケットを固着した昇降装置を配設すると共に、
    その昇降装置に上記載置台を連結した昇降部を設け、 該荷台の一部に前後方向に往復動するスライドシリンダ
    −を伏設すると共に、該シリンダ−の往復動に平行させ
    て少なくとも二本の鞘フレ−ムを並設し、該鞘フレ−ム
    に挿脱するスライドフレ−ムを載置台の下に出入自在に
    配設した支承部を設けたことを特徴とする貨物車。
  2. 【請求項2】 スライドフレ−ムの長さを、載置台の長
    さの2倍以上とした請求項1記載の貨物車。
JP4330093A 1992-11-16 1992-11-16 フォ−クリフト等搭載装置付き貨物車 Pending JPH06144102A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019077406A (ja) * 2017-10-26 2019-05-23 日本リフト株式会社 昇降台装置及び車両

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JPS5547702U (ja) * 1978-09-22 1980-03-28
JPS6374739A (ja) * 1986-09-17 1988-04-05 Seiyuu:Kk 貨物自動車荷台の昇降式後端部

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