JPH0614468Y2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

Info

Publication number
JPH0614468Y2
JPH0614468Y2 JP1725188U JP1725188U JPH0614468Y2 JP H0614468 Y2 JPH0614468 Y2 JP H0614468Y2 JP 1725188 U JP1725188 U JP 1725188U JP 1725188 U JP1725188 U JP 1725188U JP H0614468 Y2 JPH0614468 Y2 JP H0614468Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
capacitor element
solid electrolytic
resin
agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1725188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01121918U (ja
Inventor
秀光 竹内
幸司 井澤
正泰 千葉
Original Assignee
日通工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日通工株式会社 filed Critical 日通工株式会社
Priority to JP1725188U priority Critical patent/JPH0614468Y2/ja
Publication of JPH01121918U publication Critical patent/JPH01121918U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0614468Y2 publication Critical patent/JPH0614468Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は電解質として複素環式化合物のポリマー層を用
いる固体電解コンデンサに関するものである。
〔従来技術〕
アルミニウム等の表面に誘電体酸化皮膜を形成できる金
属の表面に酸化アルミニウム(Al23)等の誘電体酸
化皮膜を形成し、その上に電解質としてピロール、フラ
ン、チオフェン等の複素環式化合物のポリマー層を形成
し、その上に電極を取り出すためのグラフアイト層及び
銀ペースト層等からなる導電体層を形成してなるコンデ
ンサ素子を具備する固体電解コンデンサが知られている
(例えば特開昭61−2315号公報)。
上記複素環式化合物のポリマー層を電解質とするコンデ
ンサ素子にエポキシ樹脂等の外装を施した場合、該エポ
キシ樹脂の硬化時に発生する高温活性ガスや機械的スト
レスにより、コンデンサ素子を構成する各層、特に複素
環式化合物のポリマー層に劣化や歪みが生じその結果、
tanδ、等価直列抵抗(ESR)、漏洩電流(LC)
等コンデンサの諸特性が低下するという問題がある。
そこで従来はこの外装によるコンデンサ諸特性への悪影
響を防ぐため、従来第7図に示すように、コンデンサ素
子51の本体全表面にアタクチック・ポリプロピレン
(APP)等の物質の化学構造に酸素原子を含まないか
或いは活性酸素を発生しない樹脂剤からなるバッファー
層52を形成し、該バッファー層52が形成されたコン
デンサ素子51を樹脂ケース53に収容し、該樹脂ケー
ス53内にエポキシ樹脂54を充填して外装を施してい
る。
上記のようにコンデンサ素子51と外装との間にバッフ
ァー層52を介在させることにより、該バッファー層5
2がエポキシ樹脂54の硬化時に発生する高温活性ガス
の浸透を遮断する作用及び機械的ストレスの吸収作用を
奏することになり、コンデンサ素子を構成する各層、特
に電解質となる複素環式化合物のポリマー層に劣化や歪
みを与えることがない。その結果、tanδ、等価直列
抵抗(ESR)、漏洩電流(LC)等コンデンサの諸特
性を良好の状態に維持できる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記バッファー層52の形成は、例えばアタクチック・
ポリプロピレン(APP)を加熱し溶融状態とし、該溶
融状態のアタクチック・ポリプロピレンにコンデンサ素
子51を浸漬し、固化させて形成しているが、第8図に
示すようにコンデンサ素子51の本体角部でバッファー
層52の厚さが薄くなり、バッファー層52の上記作用
が十分発揮できず、tanδ、等価直列抵抗(ES
R)、漏洩電流(LC)等コンデンサの諸特性に悪影響
を与えるという問題があった。
本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、上記問題を
除去し、外装による上記コンデンサの諸特性への悪影響
を除去するバッファー層を形成した固体電解コンデンサ
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するため本考案は、誘電体酸化皮膜を形
成した金属体の表面に複素環式化合物のポリマー層及び
導電体層を順次形成し、前記金属体と導電体層とに電極
端子を取り付けたコンデンサ素子を具備する固体電解コ
ンデンサにおいて、該コンデンサ素子にコンデンサ素子
本体表面との間に所定の間隙が形成される寸法形状の絶
縁物枠体を被せ、該絶縁物枠体内にオレフィン系樹脂又
はパラフィン系油脂剤等の物質の化学構造式に酸素原子
を含まないか或いは活性酸素を発生しない樹脂剤又は油
脂剤を充填して内装を施し、該内装を施したコンデンサ
素子をケース内に収容し該ケースとコンデンサ素子の内
装との間に樹脂剤を充填して外装を施したことを特徴と
する。
〔作用〕
固体電解コンデンサを上記の如く構成することにより、
該コンデンサ素子にコンデンサ素子本体表面との間に所
定の間隙が形成される寸法形状の絶縁物枠体を被せ、該
絶縁物枠体内に物質の化学構造に酸素原子を含まないか
或いは活性酸素を発生しない樹脂剤又は油脂剤を充填し
て内装を施すので、コンデンサ素子本体の全表面に該樹
脂剤又は油脂剤による所定厚さのバッファー層が形成さ
れることになり、ケース内に充填した樹脂剤の硬化時に
発生する活性ガスや機械的ストレスから完全にコンデン
サ素子を保護でき、コンデンサ諸特性を良好な状態に維
持できる。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案に係る固体電解コンデンサの構成を示す
断面図である。図示するようにコンデンサ素子11の本
体には絶縁物枠体12が被せられており、該絶縁物枠体
12内に後述する方法で、例えばアタクチック・ポリプ
ロピレン(APP)等の物質の化学構造式に酸素原子を
含まないか或いは活性酸素を発生しない樹脂剤を充填し
てバッファー層13を形成して内装を施し、更に該絶縁
物枠体12とバッファー層13とからなる内装を施した
コンデンサ素子11を樹脂ケース14に収容し、樹脂剤
15を樹脂ケース14内に充填している。以下上記構成
の固体電解コンデンサの各部の構成を詳細に説明する。
第2図はコンデンサ素子11の構成を示す図で、同図
(a)は正面図、同図(b)は(a)のA−A線上断面
図である。本実施例ではコンデンサ基板となる誘電体酸
化皮膜を形成できる金属としてはアルミニウムを用い、
このアルミニウムの箔の表面をエッチング処理して表面
を粗面化し、その後化成処理により表面に酸化アルミニ
ウム(Al23)を形成してなる化成箔を使用してい
る。コンデンサ素子は、図示するようにこの化成箔11
の所定部分に絶縁性樹脂剤を塗布して絶縁帯層5を形成
し、該絶縁帯層5で区分された化成箔1の一方に電解質
としてピロール、フラン、チオフェン等の複素環式化合
物のポリマー層2、電極取り出しのための導電体層とし
てグラファイト層3及び銀ペースト層4を形成して構成
されている。また、絶縁帯層5で区分された他方の部分
にはリード端子17が取り付けられ、銀ペースト層4に
はリード端子16が取り付けられている。
第3図は絶縁物枠体12の外観を示す斜視図である。P
BT樹脂等の樹脂材又はセラミック等の絶縁物からな
り、箱型で両側部が開放している構造であり、上面には
コンデンサ素子11のリード端子16及びリード端子1
7が貫通する切欠部12a及び12bが形成されてい
る。
上記形状の絶縁物枠体12を第4図に示すように、コン
デンサ素子11の本体部分に被せる。このときコンデン
サ素子11の本体と絶縁物枠体12の間隙は略等しい所
定厚さとなるように絶縁物枠体12の形状及び寸法を決
定する。
次に、アタクチック・ポリプロピレン(APP)等の樹
脂剤を加熱し、溶融した中に、上記絶縁物枠体12を被
せたコンデンサ素子11を浸漬し、取り出すと、絶縁物
枠体12内にこの溶融樹脂剤が充填されると共に該絶縁
物枠体12内で表面張力により保持させるから、絶縁物
枠体12の幅寸法(第3図の寸法l)を所定の値にする
と、コンデンサ素子11の両側面にも所定厚さの溶融樹
脂の層が形成される。また、当然絶縁物枠体12の外表
面にも溶融樹脂の層が形成される。この溶融樹脂が固化
すると、第5図に示すようにバッファー層13が形成さ
れる。絶縁物枠体12の形状寸法をコンデンサ素子11
の形状寸法に対応させて製作することにより、コンデン
サ素子11の本体全表面に略均等で所定寸法のバッファ
ー層13が形成される。
上記絶縁物枠体12とバッファー層13とからなる内装
が施されたコンデンサ素子11をPBT樹脂等の樹脂材
で形成された樹脂ケース14内に収容し、該樹脂ケース
14にエポキシ樹脂等の樹脂剤15を充填し、第1図に
示す構成の固体電解コンデンサが完成する。
固体電解コンデンサを上記のように構成することによ
り、コンデンサ素子11の本体全表面に略均等にバッフ
ァー層13が形成されるから、樹脂ケース14の樹脂剤
15が硬化する時に発生する高温活性ガスや機械的スト
レスにより、コンデンサ素子11を構成する前記複素環
式化合物のポリマー層2、グラファイト層3及び銀ペー
スト層4が保護されることになる。特に複素環式化合物
のポリマー層2の劣化がないことからtanδ及び等価
直列抵抗(ESR)のコンデンサの特性が良好な状態に
維持される。
第6図は第7図に示す構成の従来の固体電解コンデンサ
と第1図に示す構成の本考案の固体電解コンデンサのコ
ンデンサ諸特性の比較結果を示す図である。図示するよ
うに本考案の固体電解コンデンサは、従来のものに比較
し、tanδ、等価直列抵抗(ESR)、漏洩電流(L
C)のいずれも改善されることが確認できる。また、完
成した製品の良品率も従来は90%程度であるのに対
し、本考案のものは99.9%まで向上することが確認
できる。
なお、上記実施例ではコンデンサ素子のコンデンサ基板
となる金属板にアルミニウム箔の表面に酸化アルミニウ
ム皮膜を形成した化成箔1を用いた例を示したが、この
金属にはタンタル、チタン等の誘電体酸化皮膜層を形成
できる金属で表面に誘電体酸化皮膜を形成したものであ
ればよい。また、バッファー層を形成する樹脂剤はアタ
クチック・ポリプロピレン(APP)に限定されるもの
ではなく、他のオレフィン系樹脂のいずれか一つ又はこ
れらの混合でも良く、又パラフィン系油脂剤でもよい。
要は物質の化学構造に酸素原子を含まないか或いは活性
酸素を発生しない樹脂剤又は油脂剤であればよい。
〔考案の効果〕
以上、説明したように本考案によれば下記のような優れ
た効果が得られる。
コンデンサ素子本体の全表面に物質の化学構造に酸素原
子を含まないか或いは活性酸素を発生しない樹脂剤又は
油脂剤の所定厚で均等なバッファー層が形成されるか
ら、ケース内に充填した樹脂剤の硬化時に発生する活性
ガスや機械的ストレスから完全にコンデンサ素子を保護
でき、コンデンサ諸特性を良好な状態に維持できると共
に完成品の良品率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る固体電解コンデンサの構成を示す
断面図、第2図はコンデンサ素子の構成を示す図で、同
図(a)は正面図、同図(b)は同図(a)のA−A線
上断面図、第3図は絶縁物枠体の外観斜視図、第4図は
絶縁物枠体をコンデンサ素子の本体に被せた状態を示す
図、第5図はバッファー層を形成した本考案のコンデン
サ素子の断面図、第6図は従来の固体電解コンデンサと
本考案の固体電解コンデンサのコンデンサ諸特性の比較
結果を示す図、第7図は従来の固体電解コンデンサの構
成を示す断面図、第8図は第7図のB部分の拡大図であ
る。 図中、11……コンデンサ素子、12……絶縁物枠体、
13……バッファー層、14……樹脂ケース、15……
樹脂剤、16,17……リード端子。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】誘電体酸化皮膜を形成した金属体の表面に
    複素環式化合物のポリマー層及び導電体層を順次形成
    し、前記金属体と導電体層とに電極端子を取り付けたコ
    ンデンサ素子を具備する固体電解コンデンサにおいて、 該コンデンサ素子にコンデンサ本体表面との間に所定の
    間隙が形成される寸法形状の絶縁物枠体を被せ、少なく
    とも該絶縁物枠体内に物質の化学構造式に酸素原子を含
    まないか或いは活性酸素を発生しない樹脂剤又は油脂剤
    を充填して内装を施し、該内装の外表面に外装を施した
    ことを特徴とする固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】前記充填する樹脂剤がオレフィン系樹脂で
    あることを特徴とする請求項(1)記載の固体電解コンデ
    ンサ。
  3. 【請求項3】前記充填する油脂がパラフィン系油脂剤で
    あることを特徴とする請求項(1)又は(2)記載の固体電解
    コンデンサ。
  4. 【請求項4】前記外装は前記樹脂剤又は油脂剤を充填し
    て内装を施したコンデンサ素子をケース内に収容し該ケ
    ースとコンデンサ素子の内装との間に樹脂剤を充填して
    なることを特徴とする請求項(1)又は(2)又は(3)記載の
    固体電解コンデンサ。
JP1725188U 1988-02-12 1988-02-12 固体電解コンデンサ Expired - Lifetime JPH0614468Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1725188U JPH0614468Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 固体電解コンデンサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1725188U JPH0614468Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 固体電解コンデンサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01121918U JPH01121918U (ja) 1989-08-18
JPH0614468Y2 true JPH0614468Y2 (ja) 1994-04-13

Family

ID=31230867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1725188U Expired - Lifetime JPH0614468Y2 (ja) 1988-02-12 1988-02-12 固体電解コンデンサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0614468Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01121918U (ja) 1989-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3229121B2 (ja) 固体電解コンデンサの構造
GB2412242A (en) A surface mountable capacitor
KR920009178B1 (ko) 유기반도체 전해질 콘덴서 및 그의 제조방법
JPH0614468Y2 (ja) 固体電解コンデンサ
JPH01140621A (ja) 固体電解コンデンサ
JPH06163314A (ja) 電力用セラミックコンデンサ、電力用セラミックコンデンサの樹脂モールド方法及び樹脂モールド型
JP4066473B2 (ja) 固体電解コンデンサとその製造方法
JPS6334917A (ja) コンデンサ
JP2784299B2 (ja) リード線への皮膜形成法
JPH02194614A (ja) チップ型コンデンサおよびその製造方法
JP2739453B2 (ja) ヒューズ機能付コンデンサ、及びその製造方法
JPS5914884B2 (ja) チツプコンデンサ
JP2004014639A (ja) 固体電解コンデンサ及びその製造方法
JPS5940763Y2 (ja) 固体電解コンデンサ
JPS6236374B2 (ja)
JPH04192405A (ja) 固体電解コンデンサ
JPS6011637Y2 (ja) 電解コンデンサ
JP2001338833A (ja) 乾式金属化フィルムコンデンサ
JP2624077B2 (ja) 固体電解コンデンサ
JPH06204099A (ja) 固体電解コンデンサ
JPH0740539B2 (ja) アレー型固体電解コンデンサ
JPH0821515B2 (ja) 積層型固体電解コンデンサの製造方法
JPH02151010A (ja) 貫通型磁器コンデンサ
JPH02230708A (ja) 固体電解コンデンサ
JPS6323309A (ja) 巻回型固体電解コンデンサの製造方法