JPH0614474U - 可変容量ポンプ/モータ - Google Patents

可変容量ポンプ/モータ

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JPH0614474U
JPH0614474U JP5369892U JP5369892U JPH0614474U JP H0614474 U JPH0614474 U JP H0614474U JP 5369892 U JP5369892 U JP 5369892U JP 5369892 U JP5369892 U JP 5369892U JP H0614474 U JPH0614474 U JP H0614474U
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pintle
lining plate
motor
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pump
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眞哉 山村
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Shimadzu Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】倒れモーメントを適切に防止してピントル作動
時のエネルギーロスを低減化する。 【構成】ライニングプレート11の両面11a、11b
にテーパ角αをつけ、その両面11a、11bにポンプ
/モータの元圧Pを作用させる。そして、それらの面1
1a、11bに作用する液圧付勢力F2 、F1 の鉛直方
向成分の合力を係接片11cを介してピントル2に及ぼ
しめ、倒れモーメントMによるピントル2の上動動作を
禁止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、各種の液圧機器分野等において広く利用される可変容量ポンプ/モ ータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ピントルの偏心動作によって容積変化が生じる可変容量ポンプ/モータとして 、例えば、図4および図5に示すラジアルピストンタイプのものが挙げられる。 このものは、特願昭56−175190号にも詳述されているように、逆台形状 の内面1aを有したケース1と、このケース1内に進退可能に配設され逆台形状 をなす基端部2aを前記ケース内面1aに嵌装するとともに上端にコーン面2b を形成したピントル2と、前記ケース1内に回転可能に配設したトルクリング3 と、このトルクリング3の内側において該トルクリング3に偏心可能で且つ同期 回転可能に連結され内周4aを前記ピントル2のコーン面2bに嵌合保持させて なるシリンダバレル4と、このシリンダバレル4の外周等角位置に放射方向に突 没可能に配設され先端部5aを前記トルクリング3の内周3aに常時摺接させて なる複数個のシールブッシュ5と、前記ピントル2を付勢して前記シリンダバレ ル4を前記トルクリング3に対して偏心させる一対のコントロールピストン6と を具備してなる。
【0003】 そして、前記シリンダバレル4と前記トルクリング3との偏心下での同期回転 に伴って生じる前記各シールブッシュ5の突没動作により、これらシールブッシ ュ5とシリンダバレル4とにより囲繞される流体流出入用の空間Sをその偏心量 dに応じた押し除け容積で拡縮し、これによりポンプ/モータとしての周知の作 用を営み得るようになっている。
【0004】 なお、ケース1およびピントル2は、通常、アルミニウム合金でできており、 ピントル2が頻繁に偏心動作を繰り返すと、ケース1の内面1aが摩耗し易い。 このような不都合を防止するため、従来ではケース1側に両面が平行二面をなす ライニングプレート7を固着し、このライニングプレート7に前記ピントル2を 摺接させるようにしている。また、前記空間Sはピントル2に穿設した内部流路 2c、2dおよびライニングプレート7に穿設した孔7aを介してケース内面1 aに開口する流体流出入ポート10a、10bに常時連通するようにしてあり、 内部流路2c、2dの何れか高圧側から図示しないシャトル弁(高圧捜し弁)を 介して元圧となる圧液を取りだし、それを前記コントロールピストン6のシリン ダ室6aや図示しないサーボ機構に供給するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、例えば前記ポンプ/モータがポンプとして働いており、空間Sから 内部流路2cおよびライニングプレート7の孔7aを介して流体流出入ポート1 0aに圧液を吐出している場合を仮に想定すると、空間S内の圧力は吐出圧(元 圧P)であり、左側のコントロールピストン6にもその元圧Pが導入された状態 にある。このような状態では、コントロールピストン6がピントル2を付勢する 力Fcのベクトルの方向および着力点と、空間S内の圧液がピントル2を付勢す る力Fpのベクトルの方向および着力点とが異なる。このため、ピントル2上に 図示のような倒れモーメントMが発生し、この倒れモーメントMによりピントル 2が傾動して偏心時の作動不良や作動不能を来たし易い。このような不具合を防 止するため、従来は、図5および図6に示されるように、薄板8の基端部8aを ボルト9によりポンプ/モータのケース1に止着し、板バネ作用を営むその先端 部8bをピントル2の上面2eに添接させて、該薄板2のバネ力によってピント ル2を下方に押し付けるようにしている。そして、そのバネ力を、ポンプ/モー タの元圧Pが最大となる時の倒れモーメントMと釣り合うような値に設定してい る。
【0006】 ところが、ポンプ/モータには高圧側と低圧側がともに等しい差圧0の状態が あり、このとき空間S内の圧力Pおよびコントロールピストン6の操作圧力P (チャージ圧)は例えばポンプ自身の吸込最低圧力となっている。そして、倒れ モーメントMも小さな値をとる。しかるに、上記構成においては、このようなと きでもピントル2に薄板8から常時強いバネ力が作用し、ピントル2とライニン グプレート7の間およびピントル2と薄板8の間に大きな摩擦抵抗を生じさせる 。したがって、このような抵抗に抗してピントル2を作動させるためには、コン トロールピストン6に上記最低圧力よりもかなり高い圧力を導入しなければなら ず、システム全体のエネルギーロスが大きいという解決すべき課題を抱えている 。
【0007】 本考案は、簡単な構造によりこのような課題を有効に解決したポンプ/モータ を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、かかる目的を達成するために、次のような構成を採用したものであ る。
【0009】 すなわち、本考案の可変容量ポンプ/モータは、ピントルをライニングプレー トを介してケース内面に摺接させ、該ケース内面に沿って偏心動作させるように 構成したものにおいて、前記ライニングプレートにピントルの上動動作を禁止す る係接片を設けるとともに、該ライニングプレートの両面にテーパ角をつけてそ れらの面にポンプ/モータの元圧を作用させることにより、両面にかかる液圧付 勢力の合力で前記ライニングプレートを介して前記ピントルを下方に押し付ける ようにしたことを特徴とする。
【0010】
【作用】
このような構成により、ピントルとライニングプレートの間およびライニング プレートとケースの間に、それぞれポンプ/モータの元圧が作用すると、ライニ ングプレートの両面がテーパ角をなしているため、それらの面が受ける液圧付勢 力の鉛直方向成分が異なり、その合力がライニングプレートに下方への押付け力 を作用させる。そして、その力が係接片を介してピントルにも伝達され、該ピン トルも下方に押し付けられる。しかして、その押付力は元圧に比例するため、同 じく元圧に応じて発生する倒れモーメントを過不足ない力で抑止し、ピントルの 傾動を防止することができる。
【0011】 ところで、このような構成においては、元圧が小さいときは係接片を通じたピ ントルへの押し付け力も小さくなり、ピントルとライニングプレートの間の摩擦 抵抗が減少する。したがって、コントロールピストンに導入するチャージ圧が例 えばポンプ自身の吸込最低圧力に近い値であったとしても、ピントルに円滑な偏 心動作を行わせることができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を、図1〜図4を参照して説明する。
【0013】 この可変容量ポンプ/モータは、基本的には図5および図6に示したと同様の 構造を有する。このため、共通する部分には同一符号を付し、その説明を省略す る。
【0014】 しかして、この実施例のポンプ/モータは、図2および図3に示すようなライ ニングプレート11を用いている。すなわち、このライニングプレート11は、 両面11a、11bが角度αのテーパ角をなしているとともに、ケース1側の面 11aが更に鉛直方向に対して角度βだけ傾斜している。また、このライニング プレート11の上端は鍔状に拡開させてあり、そのうち右半部の領域11cが本 考案の係接片をなし、この係接片11cがピントル2の上面2eに係接して倒れ モーメント発生時の該ピントル2の上動動作を禁止するようになっている。左半 部の延出片11dはケース1の上端にボルト9により比較的緩やかに仮止めする ために設けてある。11eは流体流出入用の孔である。
【0015】 このような構成において、例えばピントル2が図5に示した偏心位置にあり、 空間Sから内部流路2cおよびライニングプレート11の孔11eを介して流体 流出入ポート10aに圧液を吐出している場合を仮に想定すると、空間S内の圧 力は吐出圧(元圧P)であり、左側のコントロールピストン6にもその元圧Pが 導入された状態にある。このとき、ピントル2とライニングプレート11の間お よびライニングプレート11とケース1の間にも圧液が回り込み、それぞれ前記 元圧Pが作用することになる。そして、ライニングプレート11の両面11a、 11bがテーパ状をなしていることから、ピントル2側の面11bには液圧付勢 力F1 が作用し、その鉛直方向成分F1Dは図4に示すようにF1 sin(α+β)と なり、また、ケース2側の面11aには液圧付勢力F2 が作用し、その鉛直方向 成分F2DはF2 sin(β)となる。そして、両鉛直方向成分F1D、F2Dの合力F1D −F2Dがライニングプレート11に下方への押付け力を作用させる。そして、そ の力F1D−F2Dが係接片11cを介してピントル2にも伝達され、該ピントル2 も下方に押し付けられる。しかして、その押付力F1D−F2Dは元圧Pに比例する ため、同じく元圧Pに応じて発生しピントル2に上動動作を生ぜしめる倒れモー メントMを過不足ない力で抑止し、ピントル2の傾動を防止することができる。
【0016】 しかも、このような構成においては、元圧Pが小さいときは係接片11cを通 じたピントル2への押し付け力も小さくなり、ピントル2とライニングプレート 11の間の摩擦抵抗が減少する。したがって、コントロールピストン6のシリン ダ室6aに導入するチャージ圧をポンプ自身の吸込最低圧力まで低くしても、ピ ントル2の円滑な挙動を確保することができ、その結果、従来に比べてこのポン プ/モータのエネルギーロスを少なくし、システム全体の効率を確実に向上させ ることが可能になる。
【0017】 なお、前記実施例ではライニングプレート11に仮止め用のボルト9を止着し たが、このようなボルト9は必ずしも本考案の必須要件とするものではない。す なわち、ライニングプレート11の上端に係接片11cのみを設け、ケース1側 への延出片11dを設けずにおいてもよい。
【0018】
【考案の効果】 本考案の可変容量ポンプ/モータは、以上説明したように、ライニングプレー トの両面にテーパ角をつけ、その両面にポンプ/モータの元圧を作用させること で、それらの液圧付勢力の鉛直方向成分の合力を係接片を介してピントルに及ぼ しめ、倒れモーメントによるピントルの上動動作を好適に抑止するようにしたも のである。このため、元圧が小さいときは、ピントルとライニングプレートの間 の摩擦抵抗が減少し、コントロールピストンに導入するチャージ圧をポンプ自身 の吸込最低圧力近くまで低くしてもピントルの円滑な挙動を確保することができ 、その結果、従来に比べてこのポンプ/モータのエネルギーロスを少なくし、シ ステム全体の効率を確実に向上させる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示し、ライニングプレート
の中央を横断する位置で切断した部分断面図。
【図2】同実施例のライニングプレートを示す図。
【図3】図2の右側面図。
【図4】同実施例の作用説明図。
【図5】従来例を示し、図1と直交する方向で切断した
部分断面図。
【図6】同従来例の図1に対応した部分断面図。
【符号の説明】
1…ケース 1a…内面 2…ピントル 11…ライニングプレート 11a、11b…両面 11c…係接片 P…元圧 α…テーパ角

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ピントルを、ライニングプレートを介して
    ケース内面に摺接させ、該ケース内面に沿って偏心動作
    させるように構成した可変容量ポンプ/モータにおい
    て、 前記ライニングプレートにピントルの上動動作を禁止す
    る係接片を設けるとともに、該ライニングプレートの両
    面にテーパ角をつけてそれらの面にポンプ/モータの元
    圧を作用させることにより、両面にかかる液圧付勢力の
    合力で前記ライニングプレートを介して前記ピントルを
    下方に押し付けるようにしたことを特徴とする可変容量
    ポンプ/モータ。
JP1992053698U 1992-07-30 1992-07-30 可変容量ポンプ/モータ Expired - Lifetime JP2597018Y2 (ja)

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