JPH06144765A - マンコンベア制御装置 - Google Patents

マンコンベア制御装置

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JPH06144765A
JPH06144765A JP29267292A JP29267292A JPH06144765A JP H06144765 A JPH06144765 A JP H06144765A JP 29267292 A JP29267292 A JP 29267292A JP 29267292 A JP29267292 A JP 29267292A JP H06144765 A JPH06144765 A JP H06144765A
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JP
Japan
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torque
motor
escalator
current
induction motor
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JP29267292A
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English (en)
Inventor
Yutaka Ogawa
豊 小川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マンコンベアの過負荷防止を自動的に行な
う。 【構成】 この発明のマンコンベア制御装置は、マンコ
ンベアを駆動する電動機の駆動トルクを監視し、基準ト
ルクに対して所定比率以上の過トルクが発生した場合に
は過負荷が発生しているものと判断し、表示手段あるい
は音声出力手段によって利用者が新たにマンコンベアに
乗り込むことを抑制するようにして、マンコンベアの過
負荷を防止し、電動機の保護、危険防止を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばエスカレータ
やムービングウォークのようなマンコンベアの制御装置
に関し、特に過載状態の際に新たな乗り込みを抑制する
ようにしたマンコンベア制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にマンコンベアの1つであるエスカ
レータは、30m/分の一定速度で駆動されており、こ
のエスカレータの駆動回路は図3に示す構成のものが一
般的である。
【0003】図3に示すエスカレータ駆動回路は、エス
カレータ駆動用の誘導電動機1、この誘導電動機1に対
する三相電源2、この三相電源2を誘導電動機1に対し
て正転、逆転を切り替えて与えるために設けられた上昇
運転用電磁接触器3Uと下降運転用電磁接触器3Dから
構成されている。ここで、上昇運転用電磁接触器3Uと
下降運転用電磁接触器3Dとは、三相電源2のうちの1
相が逆接続されているために、それらの電磁接触器3
U,3Dの切り替えによって誘導電動機1の回転方向が
反転し、エスカレータの上昇または下降運転が行なえる
のである。
【0004】そこで、エスカレータを上昇運転する場合
には、上昇運転用電磁接触器3Uを投入して誘導電動機
1を駆動し、下降運転する場合には、下降運転用電磁接
触器3Dを投入して誘導電動機1を駆動する。
【0005】そして、通常は、エスカレータが一定速度
で運転されるために、誘導電動機1は電源周波数に同期
した速度で回転するが、負荷の増加によってすべりが発
生するので、その分、速度が遅れるようになる。しかし
ながら、通常は、その範囲が数%以内であり、無負荷時
にほぼ30/分の速度となるように回転数と減速機が選
定されている。したがって、積載負荷が増加すると、す
べりは増加し、ほぼそれに比例して出力トルクも増加
し、平衡したところで運転されるようになる。ただし、
エスカレータの場合、エレベータと異なって、無端であ
って利用者が一方の端部では次々に乗り込んでくると同
時に、他方の端部からは次々と降りていくために、直接
に積載負荷を検出する方法がなく、そのために、どの程
度の負荷が載っているのか、どのような状態で運転され
ているのかを知ることができなかった。
【0006】これに対して、建築基準法の施行令第12
9条では、エスカレータの積載荷重Pは、 P≦270×A (A:エスカレータの踏み段面の水
平投影面積) となるように定められており、これに従って設計されて
いる。
【0007】しかしながら、実使用上は、短時間では、
これを超えるような負荷がかかる場合があり、さらに、
駅のホームなどで使用されるエスカレータの場合には、
この過負荷の状態がかなり長時間にわたって発生するこ
ともあり、それに備えて電動機の容量を上げるなどして
必要トルクを確保するようにしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のエスカレータの駆動方式では、一時的であって
も、予想していた以上の負荷がかかった場合に電動機が
必要なトルクを出しきれずに失速したり、電動機が過熱
したりする恐れがあった。そこで、さらに容量の大きな
電動機を使用することが考えられるが、通常時にはさほ
ど過負荷がかかることがなく、一時的にだけかかる過負
荷のために大容量の電動機を使用するのでは、消費電
力、コストなどの面で大きな無駄が発生する問題点があ
った。
【0009】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたもので、過負荷がかかりそうになれば、そ
れを検出して、マンコンベアへの新たな乗り込みを抑制
するようにしてマンコンベアの過負荷保護を行なうこと
ができるマンコンベア制御装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明のマンコンベア
制御装置は、マンコンベアを駆動する電動機と、この電
動機の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、このト
ルク検出手段の検出した電動機トルクを基準トルクと比
較するトルク比較手段と、このトルク比較手段の比較結
果として、電動機トルクが基準トルクを所定比率以上に
超えた場合に、マンコンベアへの乗り込みを抑制する手
段とを備えたものである。
【0011】
【作用】この発明のマンコンベア制御装置では、マンコ
ンベアを駆動する電動機の駆動トルクを監視し、基準ト
ルクに対して所定比率以上の過トルクが発生した場合に
は過負荷が発生しているものと判断し、利用者が新たに
マンコンベアに乗り込むことを抑制して過負荷を防止
し、電動機の保護、危険防止を行なう。
【0012】
【実施例】以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説
する。
【0013】図1はこの発明の一実施例として、エスカ
レータを制御するマンコンベア制御装置の回路ブロック
図を示しており、エスカレータを駆動するために誘導電
動機1が用いられ、電源として三相商用電源2が用いら
れている。そして、この三相電源2を電動機駆動制御用
電源に変換するために、主回路接触器3、電源リアクト
ル4を通して交流−直流変換のためのコンバータ5に三
相電源が入力されるようになっている。また、コンバー
タ5の直流出力は、平滑コンデンサ6を介してインバー
タ7に入力され、ここで所定電圧、周波数の交流電力に
変換されて誘導電動機1に供給されるようになってい
る。
【0014】そして、誘導電動機1の速度制御のための
ベクトル制御を行なうために、速度指令回路8、フィー
ドバック制御演算を行なう速度制御回路9、この速度制
御回路9の速度指令に対してベクトル制御を行なうベク
トル制御回路10、電流制御回路11、そしてインバー
タ7のスイッチングゲート制御を行なうPWM制御回路
12、および誘導電動機1の速度を検出するためのパル
スジェネレータ13が備えられている。
【0015】さらに、誘導電動機1の過負荷を防止する
ために、誘導電動機1に対する負荷電流を検出する電流
検出器14,15,16、この電流検出器14,15,
16の電流を基準電流と比較し、過負荷の有無を判定す
るコンパレータ回路17、過負荷発生の場合にエスカレ
ータへの新たな乗り込みを抑制するための手段としての
表示器18、音声合成装置19およびスピーカ20が備
えられている。これらの表示器18と、音声合成装置1
9およびスピーカ20とは、いずれか一方だけ、あるい
は両方共に用いることができ、それらはエスカレータの
下端および上端の乗り込み口近くに設置される。
【0016】前述のコンパレータ回路17は、図2に示
す回路構成であり、抵抗21〜26、可変抵抗27、演
算増幅器28〜30、抵抗31〜33、コンデンサ34
〜36、そして演算増幅器28〜30の出力のOR演算
を行なうOR論理素子37から構成されていて、三相電
動機電源の電流検出器14,15,16からの電流IU
F,IVF,IWFそれぞれを入力するようになっている。
【0017】次に、上記構成のマンコンベア制御装置の
動作について説明する。
【0018】エスカレータの運転時は、主回路接触器3
が投入され、電源リアクトル4とコンバータ5とによっ
て三相交流電源2が直流電力に変換されて出力され、平
滑コンデンサ6を充電されると共に、この平滑コンデン
サ6の両端電圧が常に一定となるように制御される。こ
のため、平滑コンデンサ6の両端電圧は、力行モードで
も回生モードでも常に一定に保たれ、これがインバータ
7に対して定圧電源と見なせるようになる。そこで、こ
の平滑コンデンサ6による定圧直流電源が、インバータ
7によって可変電圧、可変周波数の交流電源に変換され
て誘導電動機1に供給され、駆動される。
【0019】この誘導電動機1の制御方式では、まず速
度指令回路8が出力する速度基準VR とパルスジェネレ
ータ13からの運転速度VF を減算し、これを速度制御
回路9に入力してトルク基準TR を算出し、これをベク
トル制御回路10に出力する。そして、ベクトル制御回
路10では、入力されるトルク基準TR に対してベクト
ル制御演算を行ない、これを電流制御回路11に出力す
る。このベクトル制御演算に必要な電動機回転角はパル
スジェネレータ13から入力し、また励磁電流は一定と
して、あらかじめ定格値を設定しておく。こうして、ベ
クトル制御演算により各相の電流基準IUR,IVR,IWR
が出力され、これを電流検出器14〜16によって検出
される誘導電動機1の実電流値IUF,IVF,IWF各々と
減算して、その結果を電流制御回路11に与えるのであ
る。
【0020】電流制御回路11では、電流制御回路11
の演算結果として出力される電圧基準VUR,VVR,VWR
をPWM制御回路12に与え、この電圧基準に従って、
PWM制御回路12はインバータ7の各スイッチング素
子のスイッチングゲートを所定の周波数でスイッチング
させる。
【0021】なお、この一連のインバータの制御方式
は、エレベータ技術の分野では一般的に採用されている
ものであり、例えば、「東芝レビュー」、1989年、
Vol.44、No.9、736〜739ページに記載
されている。また、ベクトル制御の方法に関しては、例
えば、「ニュードライブエレクトロニクス」 上山直彦
編著、196ページなどに記載されているものを使用し
ているが、それを要約すると、ベクトル制御を用いるこ
とにより、誘導電動機1の励磁電流成分Idとトルク電
流成分Iqを独立に制御することができるようになり、
誘導電動機1を直流電動機と同等に制御できることにな
る。すなわち、電動機トルクTM は、 TM =k・Id・Iq (k:比例定数) の関係となり、励磁電流成分Idを一定とすると、電動
機トルクはIqに比例して制御できる。また、電動機電
流の大きさIM は、 IM =√(Id2 +Iq2 ) として算出される。したがって、励磁電流成分Idを一
定とすれば、電動機電流IM は、トルク電流成分Iqに
比例して増加することになる。
【0022】そこで、エスカレータの過負荷を防止する
ためには、誘導電動機1に流れる電動機電流IM を検出
して、一定の基準電流と比較し、それを超えるようにな
れば過負荷の危険があるものとして新たにエスカレータ
に利用者が乗り込むのを何らかの手段で抑制するように
すればよいのであるが、そのために、この実施例では、
コンパレータ回路17によって電動機電流IM が所定の
基準電流を超えたことを検出するようにしている。
【0023】このコンパレータ回路17の働きについて
説明すると、図2に示すように、電流検出器14〜16
によって検出される検出電流IUF,IVF,IWFと、可変
抵抗27によって設定された電圧値VCOM とを、演算増
幅器28〜30、抵抗21〜26、抵抗31〜33、コ
ンデンサ34〜36によって構成されるコンパレータ回
路それぞれにおいて比較し、電動機電流IUF,IVF,I
WFのいずれかが設定値を超えていれば、これを検出して
OR論理素子37に入力し、OR論理素子37はこの検
出信号を図1に示した表示器18および音声合成装置1
9に出力する。
【0024】なお、このコンパレータ回路17における
比較においては、電動機電流IUF,IVF,IWFを基準値
と比較するようにしているが、これらとベクトル演算で
求めた電動機電流IM との関係は、各相電流がIM の√
(2/3)の値として比較すれば対応するため、コンパ
レータ回路17の可変抵抗27による設定電圧VCOMも
この値とすることにより、所望の値に設定できる。しが
って、IM が電動機定格値の110%を超えた場合に過
負荷と判定する場合には、コンパレータ回路17の設定
電圧VCOM を、 VCOM =1.1×IM ×√(2/3) と設定すればよいことになる。
【0025】コンパレータ回路17における比較結果と
して、OR演算素子37から過負荷検出信号を受けた表
示器18、また音声合成装置19およびスピーカ20
は、例えば、「満員ですので、乗り込みをしばらくお待
ちください」、あるいは、「混み合っていますので、一
列に並んでお乗りください」といった、新たな利用者の
乗り込みを抑制するメッセージを表示し、あるいは音声
合成してアナウンスし、乗り込みを抑制する。
【0026】こうして、誘導電動機1が過負荷となる前
に新たな乗り込みを抑制することにより、誘導電動機1
の過負荷を防止し、エスカレータの失速や誘導電動機の
過熱を防止し、エスカレータの安全運転を確保し、電動
機の寿命を延ばすことができる。
【0027】なお、上記の実施例では、過負荷の検出の
ために誘導電動機1の実電流IUF,IVF,IWRを使用し
たが、これはベクトル演算の電流基準IUR,IVR,IWR
を使用してもよい。また、比較電流は、電動機電流IM
ではなく、トルク電流Iqであってもよい。また、電動
機の電流を連続的に測定するようにしているが、この測
定データを他の用途、例えば、交通量や消費電力のモニ
タリング、あるいはエスカレータの稼働状態の確認に利
用することもできる。
【0028】さらに、上記実施例ではマンコンベアの1
つとしてエスカレータの制御装置について説明したが、
ムービングウォークのようなマンコンベアについても等
しく適用することできる。
【0029】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、マンコ
ンベアを駆動する電動機の駆動トルクを監視し、基準ト
ルクに対して所定比率以上の過トルクが発生した場合に
は過負荷が発生しているものと判断し、新たに利用者が
マンコンベアに乗り込むことを抑制するようにしている
ので、マンコンベアの過負荷を防止し、マンコンベア駆
動電動機の保護、また利用者の危険を防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の回路ブロック図。
【図2】上記実施例におけるコンパレータ回路の詳しい
回路構成を示すブロック図。
【図3】従来例の回路ブロック図。
【符号の説明】
1 誘導電動機 2 三相交流電源 3 主回路接触器 4 電源リアクトル 5 コンバータ 6 平滑コンデンサ 7 インバータ 8 速度指令回路 9 速度制御回路 10 ベクトル制御回路 11 電流制御回路 12 PWM制御回路 13 パルスジェネレータ 14〜16 電流検出器 17 コンパレータ回路 18 表示器 19 音声合成装置 20 スピーカ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンコンベアを駆動する電動機と、 前記電動機の駆動トルクを検出するトルク検出手段と、 前記トルク検出手段の検出した電動機トルクを基準トル
    クと比較するトルク比較手段と、 前記トルク比較手段の比較結果として、電動機トルクが
    基準トルクを所定比率以上に超えた場合に、前記マンコ
    ンベアへの乗り込みを抑制する手段とを備えて成るマン
    コンベア制御装置。
JP29267292A 1992-10-30 1992-10-30 マンコンベア制御装置 Pending JPH06144765A (ja)

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