JPH0614541Y2 - コイン電話機構造 - Google Patents

コイン電話機構造

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JPH0614541Y2
JPH0614541Y2 JP1988083225U JP8322588U JPH0614541Y2 JP H0614541 Y2 JPH0614541 Y2 JP H0614541Y2 JP 1988083225 U JP1988083225 U JP 1988083225U JP 8322588 U JP8322588 U JP 8322588U JP H0614541 Y2 JPH0614541 Y2 JP H0614541Y2
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JP
Japan
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coin
coins
housing
inspection unit
mounting
Prior art date
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JPH025965U (ja
Inventor
浩 石塚
庸一 小寺
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日通工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、コイン電話機構造に関するものである。
(従来の技術) 一般にコイン電話機は、受話器を上げるとフックスイッ
チが動作し、制御回路系へ電源を供給して動作準備が行
われ、100円および10円硬貨のコイン通路内に硬貨
詰まりのないことを確認したのち、硬貨の返却阻止機能
が作動し硬貨の投入準備ができる。そして、硬貨の投入
により硬貨検測部で正規硬貨であることを確認すると通
話制御リレーが作動され、局内装置とのループ回路が形
成される。このループ回路の形成は受話器に発振音が聞
こえてダイヤルまたはプッシュ釦の作動が可能となる。
そして、被呼者との通話可能状態より応答信号が発信さ
れると、前記投入された硬貨は収納庫に収納される。そ
して収納を確認した信号によって正規の通話が可能とな
る。この通話中は通話対地に応じた周期で局内装置から
硬貨確認信号が伝えられ通話が継続できる。また、通話
中に蓄積された硬貨が1枚になると催促音が発信され、
硬貨の追加がなければ強制的に回線は切断される。この
切断前に通話が終了して受話器をかけることにより蓄積
軌道上の硬貨は返却される構成になっている。
上記構成になるコイン電話機において、従来の構造では
硬貨導入速度の制御機構がないため、硬貨が連続投入さ
れると選別滞留機構における選別の時間差がないため、
硬貨枚数のカウントや硬貨検測部の異種硬貨の選別が困
難であった。また、通話中に異物が入ったときにフック
ボタンを押すと異物は排出されるが、通話中の回線が切
れてしまい再度かけなおしをしなければならなかった。
さらに、コイン電話機のなかで重要な機能を果たす硬貨
検測部を装着するには、電話機内の複雑な構造のなかで
治具を用いて精度よく取り付けるため煩雑な作業を要し
たり、正確に組み付けてもコイン電話機を街頭に置くた
め、外部振動によって狂うことがあった。また、従来の
電話機における硬貨収納庫は、100円硬貨と10円硬
貨を混入収納していたが、その後処理に手間が掛かり非
能率的であった。特に、従来のコイン電話機において
は、その内部機構に故障が発生するとハウジングを取り
外すのに可成りの部品点数のものを外さなければならな
かった。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来のコイン電話機にあっては、硬貨導入速度
が一定でなく、異物排出による回線切れ、硬貨検測部の
取付構造の複雑性、硬貨検測部の位置決め姿勢制御の不
備、貨幣収納庫の後処理の非能率性、ハウジング着脱の
困難性等の多くの欠点があった。
本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、硬貨の転がり速度を一定とし、回線を
切らずに異物排出を可能とし、貨幣検測部の取付を容易
にするとともに確実に固定し、貨幣検測部の位置決めお
よび姿勢制御を可能とし、収納庫内に硬貨別の収納を可
能とし、ハウジング着脱も簡単に行える等のコイン電話
機構造を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案のコイン電話機構造
は、電話機のハウジングに設けたコイン投入口より投入
された硬貨のコイン通路における転がり速度を制御する
速度制御機構と、前記コイン投入口より誤って投入され
た異物を排出するための異物排出機構と、前記投入され
た硬貨を検測する貨幣検測部をコイン通路に沿うように
取り付けるための取付機構と共に、前記貨幣検測部を位
置決めしその姿勢を制御するための位置決め制御機構
と、前記投入された硬貨を種類別に収納する収納庫機構
と、前記収納庫機構の収納庫を除去することにより前記
ハウジングを取り外すようにした筐体機構とを設けるよ
うにしたものである。
(作用) 上記のように構成されたコイン電話機は、受話器を上げ
てフックスイッチが作動され、制御回路系に電源が供給
されるとコイン投入口へ投入された100円もしくは1
0円硬貨を検測部で確認して通話回路をオンにする。こ
のとき連続して投入された硬貨は速度制御機構により一
定の速さを保って貨幣検測部へ送られ、確実に検測され
て滞留される。若し、過って異物を投入したときは異物
排出用押釦を押すことにより異物排出機構が作動して異
物を排出するが、前記通話回路は滞留装置内に滞留され
ている硬貨によって通話回路はとぎれることはない。ま
た、本考案の取付機構によって貨幣検測部をコイン通路
の放出口下に確実に取り付けてあるので、硬貨の導入に
は誤りがなく滞留されるとともに、位置決め制御機構に
よって前記貨幣検測部は硬貨の導入路に正しく位置決め
制御されてあるので、収納庫機構によって収納庫内に1
00円もしくは10円硬貨を分けて収納できる。また、
電話機内の故障に際しては収納庫を取り出して、筐体機
構のフック部を引き出すことにより簡単にハウジングを
取り外すことができる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を第1図ないし第2図により説
明する。第1図はコイン電話機の正面図、第2図は同側
面図、第3図は同上面図である。第4図はハウジングを
外したコイン電話機の正面図、第5図は同上面図、第6
図は同背面図である。第7図は速度制御機構を示すコイ
ン通路の正面図、第8図は異物排出機構を示すコイン通
路の(イ)は背面図、(ロ)は上面図である。第9図は貨幣検
測部の取付機構を示す(イ)は斜視図で、(ロ)は固定金具の
形状を示す斜視図である。第10図は貨幣検測部をコイン
通路のコインの放出口に位置決めするための位置決め制
御機構の(イ)は斜視図、(ロ)は原理図、第11図はコイン収
納庫機構を示す斜視図、第12図はコイン電話機の筐体機
構を示す側面断面図、第13図はスライドバーの断面図、
第14図はスライドバーの斜視図である。第15図はスライ
ドバーの別の実施例の側面図である。
第1図ないし第3図において、図中1はコイン電話機で
ある。このコイン電話機1は基台2と、この基台2上に
被着されるハウジング3とによって構成されている。そ
して、ハウジング3は下方手前側に緩斜面を有し、その
奥側は立上りの大きな斜面部が形成され、上面は基台2
と略平行なトップ面を形成してあり、その後方は段落ち
して垂直背面となって基台2上を覆っている。ハウジン
グ3の左右側面は上方に向って僅かながら小さくなって
おり、金型による成形を容易としてある。前記斜面部の
正面左側にはハンドセットを着脱可能に取り付ける取付
部4が設けてある。その右側上段にはコイン等の表示部
5が設けてあり、その下側には特定の電話番号等を記入
したアドレスカード等を収納する収納部6が設けてあ
る。この収納部6の下側で前記緩斜面上には残金等の返
却口7が設けてある。このコイン電話機1の右側面には
コインを収納する収納庫8が設けてあり、前記トップ面
にはコイン投入口9が設けてある。このコイン投入口9
には複数の投入口が設けてあって、左側は100円硬貨
投入口9a、右側は10円硬貨投入口9bとに分けて設
けてある。これらのコイン投入口9の奥側には異物排出
用押釦10が設けてある。
上記、外観構造をなすコイン電話機1の内部構造は、第
4図ないし第6図に示すように、前記コイン投入口9の
下側に設けられたコイン通路におけるコインの転がり速
度を制御する速度制御機構A、コイン通路内に投入され
た異物を排出するための異物排出機構B、前記コイン通
路を経て送り込まれたコインを検査する貨幣検測部をコ
イン電話機内に取り付ける取付機構Cと、前記コイン通
路の放出口に正確に位置決めするための位置決め制御機
構D、前記投入されたコインを類別に収納するための収
納庫機構E、および、前記収納庫を機外に取り出すこと
によりコイン電話機の筐体を取り外すことが可能となる
筐体機構F等が収納されている。以下、これらの各機構
について説明する。
硬貨の転がり速度を制御するための速度制御機構Aは、
上述したコイン投入口9の下側に接続して設けられたコ
イン通路11内に構成してある。このコイン通路11は前記
コイン投入口9より投入されたコインを検査する貨幣検
測部へ導入するための通路であって、第7図に示すよう
な構造になっている。図において、図の手前側には基板
11aがあって奥側に貨幣の厚さに相当する突出部で通路
が構成さている。このコイン通路11の上辺右側には10
円硬貨の投下口11bが設けてあり、その直下には右に傾
斜した第1の受部11cが設けてある。前記投下口11bの
右側外周部11dは10円硬貨を転がしながらその落下方
向を変えるに十分な空間部を設けてあり、その落下方向
の下側には第2の受部11eが設けてある。この第2の受
部11eの左側には受部より僅かの段差を設けて、傾斜状
に形成された導入路11fが設けてある。そして、前記導
入路11fに対応する上部には前記第1の受部11cに接し
てガイド部11gが設けてあって、放出口11hより下方に
放出されるようになっている。すなわち、10円硬貨は
10円硬貨投下口11bより投下されると第1の受部11c
に接し、第1の受部11cの傾斜に案内された時計方向に
回りながら、10円硬貨の他端側は外周部11dに案内さ
れて垂直方向に落下する。この落下によって10円硬貨
の回転は一瞬止められるように作用され、第2の受部11
eに接し完全に停止状態となる。次に、10円硬貨は自
重により導入路11fの傾斜に沿って反時計方向に回りな
がら、その他端側をガイド部11gに案内されて放出口11
hより下方に放出される。
一方、前記10円硬貨の投下口11bの左側には100円
硬貨の投下口11b′が設けてある。この投下口11b′の
直下には左に傾斜した第1の受部11c′が設けてあり、
その一端部からは垂直方向に落下させる壁面部11c″が
延設されてある。この第1の11c′と壁面部11c″に対
応するとともに、前記投下口11b′の左側外周部11d′
は100円硬貨を回転させながら落下方向を変えられる
に十分な空間部を設けてある。その落下方向の下側には
第2の受部11e′が設けてあり、この第2の受部11e′
の左側には受部より僅かの段差を設けて、傾斜状に形成
された導入路11f′が設けてある。そして、前記導入路
11f′に対応する上部には前記外周部11d′に接してガ
イド部11g′が設けてあって、放出口11h′より下方に
放出されるようになっている。すなわち、100円硬貨
は100円硬貨投下口11b′より投下されると第1の受
部11c′に接し、第1の受部11c′の傾斜に案内されて
反時計方向に回りながら、100円硬貨の他端側は外周
部11d′に案内されて垂直方向に落下する。この落下に
よって100円硬貨の回転は一瞬止められるように作用
され、第2の受部11e′に接し完全に停止状態となる。
次に、100円硬貨は自重により導入路11f′の傾斜に
沿って反時計方向に回りながら、その他端側をガイド部
11g′に案内されて放出口11h′より下方に放出され
る。
上述のように、このコイン通路11において、コインの転
がし角度θをコインが必ずすべることなく転がる角度に
設定し、第1の受部と第2の受部以下との傾斜を多少変
えておけば、コインの各位置における角速度ωとω
とでは異なるものとなる。そして、ωとωとの間で
はコインが垂直方向に降下するためω=0となり、ω
は常に一定の速度で各放出口より放出されることにな
る。コインの連続投下に対しては第1の受部と第2の受
部との間隔をコインの径よりやや大きくとることによ
り、コインは最初の1枚が第2の受部を過ぎて導入路上
に達すると、2枚目のコインが第1の受部より垂直降下
位置に達し、以下、1枚目と2枚目、2枚目と3枚目と
はともに一定の時間差をもって放出口より放出されるこ
とになる。この機構が本考案の速度制御機構Aである。
この速度制御機構Aをなすコイン通路11の上辺両端部に
はフック状突出片12が設けてあり、このフック状突出片
12は第4図に示すコイン投入口9の下側に設けられた支
軸13に掛けられ、この支軸13に取り付けられたコイルバ
ネ14の付勢によって常時一方向に押圧されながら取り付
けられている。そして、前記コインバネ14の付勢する方
向には、前記コイン通路11を支持するとともに通路を挟
むための支持板15が設けてある。したがって、コイン通
路11の一方は基板11aと、他方側は前記支持板15とに挟
まれた通路構成をなしている。
上述したコイン通路11には第8図に示すような突出部16
が設けてある。この突出部16は前記コイン通路11を設け
た基板11aとの同一面側に設けてあり、前記10円硬貨
投下口11bと100円硬貨投下口11b′との間に配さ
れ、基板11aの面より細長く垂直方向に突出している。
そして、この突出部16の先端は第3図に示した異物排出
用押釦10の下側まで延設されている。この異物排出用押
釦10とコイン通路11に設けられた突出部16とによって、
本考案の異物排出機構Bが構成されている。すなわち、
この異物排出機構Bは、前記コイルバネ14の付勢によっ
てコイン通路11が前記支持板15側に押圧されていると
き、前記支持板15の貫通口より突出して前記突出部16が
水平方向に留まり、突出部16の先端が前記異物排出用押
釦10の下面側を押し上げており、異物排出用押釦10はハ
ウジング3のトップ面上に突出している。この異物排出
用押釦10を押圧することにより、前記突出部16は下方に
下げられるが、この突出部16はコイン通路11の基板11a
に取る付けられており、コイン通路11はその上端の前記
フック状突出片12を介して支軸13に回動可能に係止され
ているため、支軸13を支点として回動しコイン通路11と
支持板15との密接状態を開放し、コイン通路11内の異物
は基台2上に排除される機構になっている。
上述したように、コイン投入口9に投入された硬貨は1
00円もしくは10円の別によってそれぞれのコイン通
路11を経て、各コインの放出口11h′もしくは11hへ放
出されると、この放出口11h′もしくは11hの下側にコ
インを検査する貨幣検測部17が設けてある。この貨幣検
測部17は10円硬貨検測部17aと、100円硬貨検測部
17a′とに分けて設けられ、その各々は基台2に設けら
れたシャーシ18の外側取付台19と内側取付台21とに取り
付けてある。前記外側取付台19はその外側よりビス20に
て締着できるが、内側取付台21はコイン電話機内の狭小
スペースから第9図に示すような幅の狭いCチャンネル
状のものを用いるので、前述のようにビス止めが不可能
である。そこで本考案の取付機構Cによって取り付けら
れている。すなわち、この取付機構Cは、第9図に示す
ように、貨幣検測部17の前記内側取付台21に面する側に
固定用ボス22を設けておき、この固定用ボス22を係止す
るための取付口23を内側取付台21の所定個所に設ける。
この取付口23は内側取付台21のコーナに設けられた角孔
で、前記固定用ボス22の外径より大きな高さをもってい
る。一方、固定金具24は弾性体の金属製平板をL字状に
曲げたもので(ロ)に示す形状をしている。前記取付口23
より突出される突出片24aには上片側に前記固定用ボス
22の半径より少し長い突出部24bが形成され、その下辺
側は手元側に向って下がる傾斜面24cが設けてあって、
前記半径より少し長い位置で垂直下方に延設され取付口
23の下方に延びる凸片部24dが設けてある。この凸片部
24dは固定用ボス22の外周面の内側と内側取付台21の内
面側までの間隔より僅かに小さい幅で構成されてある。
また、固定金具24のもう一方の平板部24eには長穴で形
成され下端側が開放口となっているネジ孔24fが設けて
あり、このネジ孔24fを介してネジ25により内側取付台
21の外面側に締着される構成になっている。
上記構成になる貨幣検測部の取付機構Cにおいて、貨幣
検測部17に設けた固定用ボス22を内側取付台21の取付口
23に挿通させ、外側取付台19側よりビス20で貨幣検測部
17を仮止めし、前記固定金具24の突出片24aと凸片部24
dを内側取付台21の後側より取付口23内に挿通させ、ネ
ジ25によって固定金具24を同様に仮止めする。この状態
より前記外側取付台19のビス20を締め付け、次にネジ25
を締め付けると、固定金具24の突出部24bの傾斜面24c
が固定用ボス22を下方に押圧しながら貨幣検測部27を固
定することができる。このとき、固定金具24の平板部24
eは内側取付台21の後面側に少し撓みバネ性をもって貨
幣検測部17を支持できる。また、平板部24eが特に後方
に反り返っても固定金具24の凸片部24dの後端面が取付
口23の下側に当接するので確実に固定することができ
る。
上記の取付機構Cは貨幣検測部17を固定するものである
が、内側取付台21に設けた取付口23を第10図に示すよう
にすることにより、前記貨幣検測部17を位置決め姿勢制
御することが可能となる。すなわち、第10図において、
内側取付台21のコーナに設けた取付孔26は、内側取付台
21の立ち上り部21aの先方他端側に斜面でくい欠け部26
aを設けてある。一方、固定金具24は第9図の(ロ)に示
したものを用いる。これによって、固定用ボス22やネジ
25等の寸法のバラツキを△dとすると、第10図(ロ)に示
すように、くい欠け部26aのA面と、取付孔26の下側面
であるB面とに接して固定用ボス22が位置され、固定金
具24の傾斜面24cが固定用ボス22を押圧するので、x方
向の位置ズレは△d/2tan(θ/2)となり、A面と
B面とのなす角θを180>θ>90となる構造にすれば、
x方向の位置ズレは小さくなり貨幣検測部17の位置ズレ
による姿勢制御が確実に行われる。この機構が本考案の
位置決め機構Dである。
上述した取付機構Cもしくは位置決め機構Dに用いられ
る固定金具24は貨幣検測部17の片側を固定するものとし
て説明したが、前記固定金具24に対して突出片24aの両
側に設けておき、内側取付台21の左右側の立ち上り部に
取付口を設け、左右側に配設される貨幣検測部を同時に
固定支持することも可能である。この取付機構Cや位置
決め機構Dによって、貨幣検測部17はコイン通路11の各
放出口下に配設され、コインは遅滞なく第4図に示す収
納口27を経て収納庫8に収納される。この収納庫8は第
11図に示すような構造で形成されてある。すなわち、上
部に開放口8aを有する箱型構造で、長手方向の内側面
には開放口8aの面より底面に及ぶ凸型溝部8bが対称
的に設けてあり、この凸型溝部8b内には仕切板8cが
着脱可能に取り付けてある。この仕切板8cはコイン投
入口9に投入された電話料の100円硬貨と10円硬貨
とを別々に収納するためのもので、集計上収納電話料の
多い側を広く設定できるようにしたもので、この構造が
本考案の収納庫機構Eとなっている。この収納庫8の側
面には第6図に示したコイン電話機1の背面側に設けら
れた施錠28のバー29が挿通される挿通孔8dが設けてあ
る。
前記施錠28とバー29は第12図に示すように、基台2の後
部(図の右側)には支軸28aが基台2にモールドしてあ
って、この支軸28aの先端部にはフック片28bが回動自
在に枢支されている。このフック片28bの上端側は逆U
字状に折曲されてあって、その折曲部内にバー29が挿入
される構成になっている(第6図参照)。このフック片
28b内に挿入されたバー29の手元側(第12図の右側)で
前記フック片28bと重なり合う部分には貫通孔28cが設
けてあり、この貫通孔28cを介して図示していない鍵が
取り付けられる。一方、前記鍵を介して取り付けられた
バー29の先端部は、基台2上に設けられた収納庫ケース
2aと、この収納庫ケース2a内に図の手前側より収納
される収納庫8に設けた挿通孔8dとに挿通され、この
バー29の挿通によって前記収納庫8は機外へ取り出すこ
とが不可能な状態とされる。
前記収納庫ケース2aは前記収納庫8を収納するととも
に、その上面側には第4図に示したコインの収納口27に
係合する収納口2bが設けてあり、コインはこの収納口
2bより収納庫8内に収納される。前記収納口27は10
0円硬貨と10円硬貨とに分けて別々に設けてあるの
で、収納庫8内に設けた仕切板8cによって完全に区別
される。また、収納庫ケース2aの前面側で、前記収納
庫8を機外より挿入する入口付近には、第12図に示すよ
うに一部突出した収納部2cが設けてあって、この収納
部2c内には基台2にネジ30をもって摺動可能に取り付
けられたスライドバー31のフック部31aが収納される。
このスライドバー31は平板状の摺動部31bと、この摺動
部31bの後端部には垂設された前記フック部31aが形成
され、摺動部31bの先端部には上方に段差部31cが形成
されており、この段差部31cにはハウジング3に固定さ
れた止金具32が係止される構成になっている。そして、
前記摺動部31bの中央には長手方向に長穴で形成された
スライド孔31dが設けてあり、このスライド孔31d内に
前記ネジ30が挿入され基台2に係止されるようになって
いる。したがって、このスライドバー31は前記ネジ30と
スライド孔31dとに支えられるとともに、前記収納庫ケ
ース2a収納部2cのスライドバー31の挿入口に支えら
れて、第12図の左右方向にスライドされる構成になって
いる。このスライドバー31は前記収納庫ケース2a内に
収納されているフック部31aを、収納庫8を取り出した
後に図の右方向に移動することにより、ハウジング3に
固定された止金具32との係止を解除され,前記ハウジン
グ3を基台2より外すことができる。なお、ハウジング
3の後面下端には突起部3aが設けてあり、この突起部
3aは基台2の後部立ち上り部に設けられ係止孔2d内
に係止される構成になっている。このように、ハウジン
グ3を取り外すために、基台2に設けた収納庫ケース2
aにスライドバー31のフック部31aを収納しておき、収
納庫8を除去してのちスライドバー31のフック部31aを
操作できるようにしたので、前記ハウジングを外すため
の機構が簡単な構成になるようにしたことが、本考案の
筐体機構Fとなるもので、これによって、部品点数は少
なくなるとともに確実にハウジングを固定でき、外部か
ら簡単にハウジングを外すことはできない機構としてあ
る。
上記スライドバーによるハウジング取付機構は上記のも
のに限るものではなく、第13図ないしは第15図に示すも
のでも同じ効果を得ることができる。
第13図に示すものは、スライドバー33の段差部33aを高
く設け、スライドバー33のスライド孔33bを基台2に設
けたボス部35に挿通し、上面よりワッシャを介してネジ
でスライドバー33を摺動可能に係止し、一方、ハウジン
グに設けた突出部34に前記段差部33aを係止するもので
ある。
第14図のものは、スライドバー36の摺動部上にスライド
バー36上に跨がるスライドバー保持具37を設けてビス止
めし、スライドバー36を摺動可能に保持したものであ
る。
第15図のものは、スライドバー38の摺動部38aの左右側
に上方に立ち上る段差部を設け、これらの段差部の一方
にバネ39を設けた係止部38bを設け、他方にフック部38
cを設けておき、前記摺動部38aの上に平板40を設け、
平板40の摺動部38aの対応面側に摺動部38aの長さより
小さいストッパー40aを設けてカプラーを介して基台上
にネジ止めしたものである。この構造によってスライド
バーは図の左右方向に摺動可能に構成したものである。
(考案の効果) 本考案は以上詳細に説明したように、電話機のハウジン
グに設けたコイン投入口より投入された硬貨のコイン通
路における転がり速度を制御する速度制御機構と、前記
コイン投入口より投入された異物を排出するための異物
排出機構と、前記投入された硬貨を検測する貨幣検測部
をコイン通路に沿うように取り付けるための取付機構
と、前記貨幣検測部の位置決めおよび姿勢を制御するた
めの位置決め制御機構と、前記投入された硬貨を種類別
に収納する収納庫機構と、前記収納庫機構に関連して前
記ハウジングを取り外すようにした筐体機構とを設けて
構成されているので、投入された硬貨は一定の時間差を
もって貨幣検測部へ導入されるので誤作動は発生せず、
誤ってコイン投入口に異物を投入しても異物排出機構に
よって通話回路を切ることなく異物を排出し、貨幣検測
部に設けた固定用ボスを固定金具によってシャーシの取
付台側に取り付ける取付機構により作業性を向上し、前
記取付台に設けたくい欠け部の位置決め制御機構によっ
て貨幣検測部を位置決めするとともにその姿勢を制御
し、収納された硬貨は100円もしくは10円硬貨とに
分けて収納し、コイン電話機の故障時に外すハウジング
も、筐体機構のスライドバーによって容易となる多くの
利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はコイン電話機の外観正面図、第2図は同側面
図、第3図は同上面図、第4図はハウジングを外したコ
イン電話機の正面図、第5図は同上面図、第6図は同背
面図、第7図は速度制御機構を示すコイン通路の正面
図、第8図は異物排出機構を示すコイン通路で(イ)は背
面図、(ロ)は上面図、第9図は貨幣検測部の取付機構を
示す(イ)は外観斜視図、(ロ)は固定金具の形状を示す斜視
図、第10図は貨幣検測部の位置決め制御機構を示す(イ)
は斜視図、(ロ)は原理図、第11図はコイン収納庫機構を
示す斜視図、第12図はコイン電話機の筐体機構を示す側
面断面図、第13図は筐体機構に用いられるスライドバー
の側面断面図、第14図は別のスライドバーの斜視図、第
15図はスライドバーの他の実施例の(イ)は側面図、(ロ)は
同組立側面図である。 1……コイン電話機、2……基台 2a……収納庫ケース、3……ハウジング 8……収納庫、8c……仕切板 9……コイン投入口、10……異物排出用押釦 11……コイン通路 11c,11c′……第1の受部 11e,11e′……第2の受部 16……突出部、17……貨幣検測部 21……内側取付部、22……固定用ボス 24……固定金具、26……取付孔 26a……くい欠け部 31,33,36……スライドバー 31a……フック部、31c……段差部 A……速度制御機構 B……異物排出機構 C……取付機構 D……位置決め制御機構 E……収納庫機構 F……筐体機構

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機のハウジングに設けたコイン投入口
    より投入された硬貨のコイン通路における転がり速度を
    制御する速度制御機構と、前記コイン投入口より誤って
    投入された異物を押釦操作により排出するための異物排
    出機構と、前記投入された硬貨を検測する貨幣検測部を
    コイン通路に沿うように取り付けるための取付機構と、
    前記貨幣検測部を位置決めしその姿勢を制御するための
    位置決め制御機構と、前記投入された硬貨を種類別に収
    納する収納庫機構と、この収納庫機構の収納庫を除去す
    ることにより前記ハウジングを取り外すようにした筐体
    機構とを設けたことを特徴とするコイン電話機構造。
  2. 【請求項2】前記速度制御機構は、前記コイン投入口よ
    り投入された硬貨を貨幣検測部に導入するコイン通路内
    に、前記コイン投入口の直下にあって投入硬貨を時計方
    向もしくは反時計方向への回転を支えるための第1の受
    部と、この第1の受部より落下した硬貨を一時的に停止
    させるための第2の受部とを設けて硬貨の転がり速度を
    制御し、貨幣検測部へ一定の時間差をもって導入するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコイン電話機構造。
  3. 【請求項3】前記異物排出機構は、前記コイン通路に突
    出部を設け、該突出部に前記ハウジングに設けた異物排
    出用押釦を当接させ、この異物排出用押釦の押圧によっ
    てコイン通路を揺動させて異物を排出することを特徴と
    する請求項1記載のコイン電話機構造。
  4. 【請求項4】前記取付機構は、前記貨幣検測部に固定用
    ボスを設け、該固定用ボスに係合する内側取付台を電話
    機内に設け、前記固定用ボスに係止するとともに前記内
    側取付台に締着される固定金具を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のコイン電話機構造。
  5. 【請求項5】前記位置決め制御機構は、前記貨幣検測部
    に設けた固定用ボスに係合する内側取付台に設けた取付
    孔内にくい欠け部を設け、前記固定用ボスに係止すると
    ともに前記内側取付台に締着される固定金具を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のコイン電話機構造。
  6. 【請求項6】前記収納庫機構は、前記貨幣検測部より放
    出された硬貨を種類別に収納するための着脱移動可能な
    仕切板を設けたことを特徴とする請求項1記載のコイン
    電話機構造。
  7. 【請求項7】前記筐体機構は、前記収納庫機構を取り外
    すことにより操作可能となるフック部と、このフック部
    に連接されハウジングに係止される段差部とを設けたス
    ライドバーにより、前記ハウジングを基台より取り外し
    可能としたことを特徴とする請求項1記載のコイン電話
    機構造。
JP1988083225U 1988-06-23 1988-06-23 コイン電話機構造 Expired - Lifetime JPH0614541Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172259U (ja) * 1982-05-12 1983-11-17 アンリツ株式会社 公衆電話機の硬貨軌道装置
JPS6181379U (ja) * 1984-10-31 1986-05-30

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