JPH0614664A - 群生植物の栽培商品化方法及び群生植物の栽培商品化容器 - Google Patents
群生植物の栽培商品化方法及び群生植物の栽培商品化容器Info
- Publication number
- JPH0614664A JPH0614664A JP4213160A JP21316092A JPH0614664A JP H0614664 A JPH0614664 A JP H0614664A JP 4213160 A JP4213160 A JP 4213160A JP 21316092 A JP21316092 A JP 21316092A JP H0614664 A JPH0614664 A JP H0614664A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- plant
- dish container
- dish
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 群生植物を束状に保持したまま種カスを容易
に除去できると共に、根毛を容易に切り落とすことがで
きるようにした群生植物の商品を提供する。 【構成】 底部に多数の凹凸から成る栽培床を備えると
共に、周壁の高さを栽培される群生植物の茎長の三分の
一以下とした浅い皿容器を用いて群生植物を栽培し、前
記栽培床上で栽培され茎長が皿容器の開口部上方に長く
成長した群生植物を該皿容器と共に外装用容器により包
装する構成である。
に除去できると共に、根毛を容易に切り落とすことがで
きるようにした群生植物の商品を提供する。 【構成】 底部に多数の凹凸から成る栽培床を備えると
共に、周壁の高さを栽培される群生植物の茎長の三分の
一以下とした浅い皿容器を用いて群生植物を栽培し、前
記栽培床上で栽培され茎長が皿容器の開口部上方に長く
成長した群生植物を該皿容器と共に外装用容器により包
装する構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば「もやし」或い
は「かいわれ」等の群生植物を栽培し商品化するための
方法と、その栽培商品化のための容器に関する。
は「かいわれ」等の群生植物を栽培し商品化するための
方法と、その栽培商品化のための容器に関する。
【0002】
【従来の技術】群生植物を高品質の下に栽培し且つ新鮮
な形態で食卓に提供するため、本出願人において、既
に、特公平1−42645号(特願昭59−23578
1号)及び特公平2−33342号(特願昭60−16
9201号)により、育種方法及び育種装置を提案した
ところである。
な形態で食卓に提供するため、本出願人において、既
に、特公平1−42645号(特願昭59−23578
1号)及び特公平2−33342号(特願昭60−16
9201号)により、育種方法及び育種装置を提案した
ところである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術によれ
ば、単位容器内において群生植物を栽培するに際し、該
容器内の植物の成長度合を均一ならしめることができる
ため、商品価値を著しく向上せしめることが可能になっ
た。
ば、単位容器内において群生植物を栽培するに際し、該
容器内の植物の成長度合を均一ならしめることができる
ため、商品価値を著しく向上せしめることが可能になっ
た。
【0004】然しながら、本発明者において、その後、
更に研究したところによると、前記従来技術では、群生
植物が単位容器に収容された状態で市場に供されるた
め、消費者において、群生植物を単位容器から取出し、
根毛を除去する所謂根切りと、茎に付着した豆殻を除去
する所謂殻取りを行わなければならず、食卓に供するま
でに煩雑な作業と時間を要するという問題を知見した。
更に研究したところによると、前記従来技術では、群生
植物が単位容器に収容された状態で市場に供されるた
め、消費者において、群生植物を単位容器から取出し、
根毛を除去する所謂根切りと、茎に付着した豆殻を除去
する所謂殻取りを行わなければならず、食卓に供するま
でに煩雑な作業と時間を要するという問題を知見した。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題を解
決した群生植物の栽培商品化方法を提供するものであ
り、その手段として構成したところは、底部に多数の凹
凸から成る栽培床を備えると共に、周壁の高さを栽培さ
れる群生植物の茎長の三分の一以下とした浅い皿容器を
用い、前記栽培床に播種した後、該皿容器を上下に積層
せしめ、初期栽培期間中は上層部の皿容器の底部を下層
部の皿容器の開口部内に位置せしめ、中期栽培期間中は
上層部の皿容器の底部を下層部の皿容器の開口部上方に
位置せしめ、後期栽培期間中は各皿容器の開口部上方を
開放せしめ、茎長が皿容器の開口部上方に長く成長した
後、該皿容器と共に群生植物を包装する点にある。
決した群生植物の栽培商品化方法を提供するものであ
り、その手段として構成したところは、底部に多数の凹
凸から成る栽培床を備えると共に、周壁の高さを栽培さ
れる群生植物の茎長の三分の一以下とした浅い皿容器を
用い、前記栽培床に播種した後、該皿容器を上下に積層
せしめ、初期栽培期間中は上層部の皿容器の底部を下層
部の皿容器の開口部内に位置せしめ、中期栽培期間中は
上層部の皿容器の底部を下層部の皿容器の開口部上方に
位置せしめ、後期栽培期間中は各皿容器の開口部上方を
開放せしめ、茎長が皿容器の開口部上方に長く成長した
後、該皿容器と共に群生植物を包装する点にある。
【0006】また、本発明は、上記方法を実施するに際
して用いる群生植物の栽培商品化容器を提供するもので
あり、その手段として構成したところは、底部に多数の
凹凸から成る栽培床を備えると共に、周壁の高さを栽培
される群生植物の茎長の三分の一以下とした浅い皿容器
と、前記栽培床上で栽培され茎長が皿容器の開口部上方
に長く成長した群生植物を該皿容器と共に包装するため
の外装用容器とから成る点にある。
して用いる群生植物の栽培商品化容器を提供するもので
あり、その手段として構成したところは、底部に多数の
凹凸から成る栽培床を備えると共に、周壁の高さを栽培
される群生植物の茎長の三分の一以下とした浅い皿容器
と、前記栽培床上で栽培され茎長が皿容器の開口部上方
に長く成長した群生植物を該皿容器と共に包装するため
の外装用容器とから成る点にある。
【0007】本発明の実施態様において、前記皿容器の
周壁は、開口縁より内側に突出する制御リブを備えてい
ることが好ましい。
周壁は、開口縁より内側に突出する制御リブを備えてい
ることが好ましい。
【0008】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の1実施例を詳述
する。
する。
【0009】本発明を実施するためには、図1に示すよ
うな複数の総容器1と、複数の単位容器を構成する皿容
器2とが使用される。
うな複数の総容器1と、複数の単位容器を構成する皿容
器2とが使用される。
【0010】各総容器1は、長方形の厚肉平板部3に多
数の窓孔4を規則的に、例えば図例の如く碁盤目状に備
えており、該窓孔4の周囲に位置して平板部3の上面に
凹部4aを形成している。該平板部3の相対向する短い
二辺には支持壁5が立設され、該支持壁5の内側に凹所
6を形成しており、更に、好ましくは両支持壁5、5の
下部より平板部3の下面にわたり凹部となる空所7を形
成している。このような総容器1は、好ましくは比較的
硬質の発泡プラスチックにより一体成形されている。
数の窓孔4を規則的に、例えば図例の如く碁盤目状に備
えており、該窓孔4の周囲に位置して平板部3の上面に
凹部4aを形成している。該平板部3の相対向する短い
二辺には支持壁5が立設され、該支持壁5の内側に凹所
6を形成しており、更に、好ましくは両支持壁5、5の
下部より平板部3の下面にわたり凹部となる空所7を形
成している。このような総容器1は、好ましくは比較的
硬質の発泡プラスチックにより一体成形されている。
【0011】総容器1は、その複数が積層されるもので
あり、上下層の総容器は、図示矢印Xの如く下層の総容
器1に対して上層の総容器1を平面にて位相を90度ず
らせて積層する態様と、図示矢印Yの如く下層の総容器
1に対して上層の総容器1を位相をずらせることなく同
位置にて積層する態様とを可能とし、何れの場合も上下
層の総容器は相互に積層支持部を介して積層される。
あり、上下層の総容器は、図示矢印Xの如く下層の総容
器1に対して上層の総容器1を平面にて位相を90度ず
らせて積層する態様と、図示矢印Yの如く下層の総容器
1に対して上層の総容器1を位相をずらせることなく同
位置にて積層する態様とを可能とし、何れの場合も上下
層の総容器は相互に積層支持部を介して積層される。
【0012】前記矢印Xに示す積層態様において、総容
器1は、平板部3の頂面を第一支持部8とする。一方、
前記矢印Yに示す積層態様において、総容器1は、支持
壁6の頂部を第二支持部9とする。支持壁6の全体の高
さは、平板部3の厚さの略二倍或いはそれ以上に設定さ
れているのが好ましい。
器1は、平板部3の頂面を第一支持部8とする。一方、
前記矢印Yに示す積層態様において、総容器1は、支持
壁6の頂部を第二支持部9とする。支持壁6の全体の高
さは、平板部3の厚さの略二倍或いはそれ以上に設定さ
れているのが好ましい。
【0013】多数の単位容器を構成する皿容器2の各々
は、前記総容器1の窓孔4に挿脱自在に挿入される上部
開口の浅い皿状のものとされており、上部開口縁から外
側に張り出すよう設けられたフランジ10を前記窓孔4
の周囲の凹部4aに嵌合自在とする。従って、皿容器2
を窓孔4に上方から挿入したとき、フランジ10が凹部
4aに係合し、これにより皿容器2を総容器1に吊持せ
しめる。
は、前記総容器1の窓孔4に挿脱自在に挿入される上部
開口の浅い皿状のものとされており、上部開口縁から外
側に張り出すよう設けられたフランジ10を前記窓孔4
の周囲の凹部4aに嵌合自在とする。従って、皿容器2
を窓孔4に上方から挿入したとき、フランジ10が凹部
4aに係合し、これにより皿容器2を総容器1に吊持せ
しめる。
【0014】皿容器2は、図2に示すように、透明又は
半透明のプラスチック薄板から成り、真空成形等により
一体成形され、底部11と、上部開口に至り拡開するテ
ーパ状の周壁12と、前記フランジ10とを一体に備え
る。尚、皿容器2は、横断面を正方形、円形、六角形、
八角形等の左右対称形とするのが望ましい。
半透明のプラスチック薄板から成り、真空成形等により
一体成形され、底部11と、上部開口に至り拡開するテ
ーパ状の周壁12と、前記フランジ10とを一体に備え
る。尚、皿容器2は、横断面を正方形、円形、六角形、
八角形等の左右対称形とするのが望ましい。
【0015】皿容器2の底部11は、内面に多数の凹凸
から成る栽培床13を構成し、凹部又は凹溝に多数の排
水小孔14を開設している。
から成る栽培床13を構成し、凹部又は凹溝に多数の排
水小孔14を開設している。
【0016】皿容器2の周壁12は、その高さを栽培さ
れる群生植物Pの茎長の三分の一以下とされ、開口縁か
ら内側に突出する制御リブ15を形成している。図例の
場合、制御リブ15は、フランジ10から皿容器2の内
側に向けて突出するように断面U字形に成形されてい
る。
れる群生植物Pの茎長の三分の一以下とされ、開口縁か
ら内側に突出する制御リブ15を形成している。図例の
場合、制御リブ15は、フランジ10から皿容器2の内
側に向けて突出するように断面U字形に成形されてい
る。
【0017】以上の構成において、群生植物の栽培を行
うに際しては、皿容器2の栽培床13に直接播種が行わ
れる。即ち、栽培床13に不織布やウレタンシート等を
敷設することなく、凹凸から成る栽培床13に種子を直
接に播種する。例えば、緑豆のもやしを栽培する場合
は、緑豆の種子Sを皿容器2の栽培床13に敷設する。
このようにして種子Sを播種された皿容器2の多数を総
容器1の窓孔4に挿入しフランジ10を介して吊持し、
皿容器2を挿入吊持した多数の総容器1を前記の如く積
層して育種に供する
うに際しては、皿容器2の栽培床13に直接播種が行わ
れる。即ち、栽培床13に不織布やウレタンシート等を
敷設することなく、凹凸から成る栽培床13に種子を直
接に播種する。例えば、緑豆のもやしを栽培する場合
は、緑豆の種子Sを皿容器2の栽培床13に敷設する。
このようにして種子Sを播種された皿容器2の多数を総
容器1の窓孔4に挿入しフランジ10を介して吊持し、
皿容器2を挿入吊持した多数の総容器1を前記の如く積
層して育種に供する
【0018】初期栽培期間中は、下層の総容器1に対し
て上層の総容器1を前述した矢印Xにて示したように位
相をずらせた形態で積層する。即ち、図3(A)に示す
ように、下層総容器1の第一支持部8に上層総容器1を
載置係合し、下層総容器1の支持壁6、6間に上層総容
器1を配置することにより崩れる虞れなく多数積層され
る。この積層状態において、下層の皿容器2の開口部内
に上層の皿容器2の底部が深く挿入される。この積層状
態のものは、25度C程度の室内に設置され、上方より
散水装置にて大体1日3回程度散水される。この際、上
方からの散水は、各層の皿容器2の底部の排水小孔14
を介して下層に流れ、全ての皿容器2内の種子Sを適度
に濡らすことができる。
て上層の総容器1を前述した矢印Xにて示したように位
相をずらせた形態で積層する。即ち、図3(A)に示す
ように、下層総容器1の第一支持部8に上層総容器1を
載置係合し、下層総容器1の支持壁6、6間に上層総容
器1を配置することにより崩れる虞れなく多数積層され
る。この積層状態において、下層の皿容器2の開口部内
に上層の皿容器2の底部が深く挿入される。この積層状
態のものは、25度C程度の室内に設置され、上方より
散水装置にて大体1日3回程度散水される。この際、上
方からの散水は、各層の皿容器2の底部の排水小孔14
を介して下層に流れ、全ての皿容器2内の種子Sを適度
に濡らすことができる。
【0019】この初期栽培期間において、発芽が始まる
と、下層の総容器1に対して上層の総容器1を前述した
矢印Yにて示したように位相をずらせることなく同位置
にて積層するように組み替える。即ち、図3(B)に示
すように、下層総容器1の支持壁5の第二支持部9に上
層総容器1を載置せしめる。この積層状態において、上
層の皿容器2の底部が下層の皿容器2の開口部内に浅く
挿入される。25度C程度の室内で上方より1日3回程
度の散水を行うことは前述したところと同様である。
と、下層の総容器1に対して上層の総容器1を前述した
矢印Yにて示したように位相をずらせることなく同位置
にて積層するように組み替える。即ち、図3(B)に示
すように、下層総容器1の支持壁5の第二支持部9に上
層総容器1を載置せしめる。この積層状態において、上
層の皿容器2の底部が下層の皿容器2の開口部内に浅く
挿入される。25度C程度の室内で上方より1日3回程
度の散水を行うことは前述したところと同様である。
【0020】このような初期栽培期間中、種子Sから発
芽したもやしは、各種子により成長早さが異なるが、早
期に成長したもやしは、皿容器2内に挿入された上層の
皿容器2の底部により成長を抑制され、遅れて成長した
もやしと背の高さが揃えられる。また、発芽と共に、種
子の根が、凹凸により細かい波形状を呈する栽培床13
に容易に絡みつき固定される。尚、初期栽培期間に際
し、前述した図3(A)の積層形態を省略し、最初から
図3(B)に示す積層形態を採用しても良い。要する
に、初期栽培期間中は、上層の皿容器2の底部が下層の
皿容器2の開口部内に位置せしめられていれば良く、こ
れにより前述のような背丈の整合の目的を達することが
できる。
芽したもやしは、各種子により成長早さが異なるが、早
期に成長したもやしは、皿容器2内に挿入された上層の
皿容器2の底部により成長を抑制され、遅れて成長した
もやしと背の高さが揃えられる。また、発芽と共に、種
子の根が、凹凸により細かい波形状を呈する栽培床13
に容易に絡みつき固定される。尚、初期栽培期間に際
し、前述した図3(A)の積層形態を省略し、最初から
図3(B)に示す積層形態を採用しても良い。要する
に、初期栽培期間中は、上層の皿容器2の底部が下層の
皿容器2の開口部内に位置せしめられていれば良く、こ
れにより前述のような背丈の整合の目的を達することが
できる。
【0021】中期栽培期間中は、図4に示すように、上
下層の総容器1、1間に空の総容器1aを介装せしめ、
これにより上層の皿容器2の底部を下層の皿容器2の開
口部上方に位置せしめる。この際、図4(A)(B)に
示すように、上下層の総容器1、1及び介装すべき空の
総容器1aの向きを、上述した矢印X又はYの何れかに
選択することにより、上下層の皿容器2間の距離を調整
できる。従って、中期栽培期間の前半は、図4(A)に
示すように上層の皿容器2の底部を下層の皿容器2の開
口部に近接して位置せしめ、中期栽培期間の後半は、図
4(B)に示すように上層の皿容器2の底部を下層の皿
容器2の開口部から離して位置せしめ、植物Pの茎長を
勢揃いせしめるように抑制しつつ栽培を行うことができ
る。尚、この中期栽培期間中も、25度C程度の室内で
上方より1日3回程度の散水が行われる。
下層の総容器1、1間に空の総容器1aを介装せしめ、
これにより上層の皿容器2の底部を下層の皿容器2の開
口部上方に位置せしめる。この際、図4(A)(B)に
示すように、上下層の総容器1、1及び介装すべき空の
総容器1aの向きを、上述した矢印X又はYの何れかに
選択することにより、上下層の皿容器2間の距離を調整
できる。従って、中期栽培期間の前半は、図4(A)に
示すように上層の皿容器2の底部を下層の皿容器2の開
口部に近接して位置せしめ、中期栽培期間の後半は、図
4(B)に示すように上層の皿容器2の底部を下層の皿
容器2の開口部から離して位置せしめ、植物Pの茎長を
勢揃いせしめるように抑制しつつ栽培を行うことができ
る。尚、この中期栽培期間中も、25度C程度の室内で
上方より1日3回程度の散水が行われる。
【0022】この中期栽培期間において、植物Pは、皿
容器2の開口部から上方に延び成長するが、皿容器2の
開口部から外部へ広がるように成長しようとする植物
は、制御リブ15の干渉を受けて成長の方向を修正さ
れ、外部へ広がることなく上向きに成長せしめられる。
容器2の開口部から上方に延び成長するが、皿容器2の
開口部から外部へ広がるように成長しようとする植物
は、制御リブ15の干渉を受けて成長の方向を修正さ
れ、外部へ広がることなく上向きに成長せしめられる。
【0023】後期栽培期間中は、図5に示すように、上
下層の総容器1は全て分離され、各皿容器2の開口部上
方を開放せしめ、前述と同様に1日3回程度の散水を行
う。従って、植物Pは、茎長が皿容器2の上方に長く成
長せしめられ、栽培を完了する。尚、図例の場合、皿容
器2を総容器1に吊持せしめたまま該総容器1を適宜棚
等に設置する例を示しているが、各皿容器2を総容器1
から取外し、皿容器2を個別に適宜棚等に設置しても良
い。
下層の総容器1は全て分離され、各皿容器2の開口部上
方を開放せしめ、前述と同様に1日3回程度の散水を行
う。従って、植物Pは、茎長が皿容器2の上方に長く成
長せしめられ、栽培を完了する。尚、図例の場合、皿容
器2を総容器1に吊持せしめたまま該総容器1を適宜棚
等に設置する例を示しているが、各皿容器2を総容器1
から取外し、皿容器2を個別に適宜棚等に設置しても良
い。
【0024】栽培を完了した皿容器2は、植物Pと共に
外装用容器16により包装され、市場に出荷される。こ
の外装用包装容器16は、例えばプラスチックフィルム
から成る袋を用いることができる。
外装用容器16により包装され、市場に出荷される。こ
の外装用包装容器16は、例えばプラスチックフィルム
から成る袋を用いることができる。
【0025】図6は、包装方法の1例を示しており、コ
ンベヤ17に所定間隔をおいてバケット18が取付けら
れている。そこで、栽培された群生植物Pを下向きにし
て皿容器2と共にバケット18に挿入すると、搬送後、
コンベヤ17の終端側においてバケット18が下向きに
転回され、そのとき皿容器2が下向きにされ植物Pと共
に落下する。従って、落下点に外装用包装容器16を待
機せしめることにより、皿容器2付の植物Pは、自動的
に外装用包装容器16内に収容される。収容後は、適宜
結束材19により外装用包装容器16の開口を閉塞し、
この状態で商品として出荷する。
ンベヤ17に所定間隔をおいてバケット18が取付けら
れている。そこで、栽培された群生植物Pを下向きにし
て皿容器2と共にバケット18に挿入すると、搬送後、
コンベヤ17の終端側においてバケット18が下向きに
転回され、そのとき皿容器2が下向きにされ植物Pと共
に落下する。従って、落下点に外装用包装容器16を待
機せしめることにより、皿容器2付の植物Pは、自動的
に外装用包装容器16内に収容される。収容後は、適宜
結束材19により外装用包装容器16の開口を閉塞し、
この状態で商品として出荷する。
【0026】図7は、包装方法の他例を示しており、栽
培された群生植物Pは皿容器2を下向きにしてホッパー
20に投じられる。ホッパー20は、底部に開閉自在な
扉21を備えており、皿容器2の荷重を受けると開扉
し、皿容器2及び植物Pが通過するとスプリング等によ
り閉扉する。そこで、扉21により減速されホッパー2
0から落下した皿容器2及び植物Pは、シュート22を
経て落下し、落下点において待機せしめられた外装用包
装容器16に自動的に収納される。収容後は、適宜結束
材19により外装用包装容器16の開口を閉塞し、この
状態で商品として出荷する。
培された群生植物Pは皿容器2を下向きにしてホッパー
20に投じられる。ホッパー20は、底部に開閉自在な
扉21を備えており、皿容器2の荷重を受けると開扉
し、皿容器2及び植物Pが通過するとスプリング等によ
り閉扉する。そこで、扉21により減速されホッパー2
0から落下した皿容器2及び植物Pは、シュート22を
経て落下し、落下点において待機せしめられた外装用包
装容器16に自動的に収納される。収容後は、適宜結束
材19により外装用包装容器16の開口を閉塞し、この
状態で商品として出荷する。
【0027】このようにして出荷された商品を購入した
消費者は、外装用包装容器16から群生植物Pを取出
し、食用に供することができる。この際、群生植物P
は、凹凸から成る栽培床13に根毛を付着係止している
ので、群生植物Pを把持して引き抜くと、皿容器2が追
従して外装用包装容器16から取出される。
消費者は、外装用包装容器16から群生植物Pを取出
し、食用に供することができる。この際、群生植物P
は、凹凸から成る栽培床13に根毛を付着係止している
ので、群生植物Pを把持して引き抜くと、皿容器2が追
従して外装用包装容器16から取出される。
【0028】ところで、成長した群生植物Pは、図2
(C)に示すように、豆殻等の種カスP1を茎P2の中
途部に付着せしめているため、食用に先立ち種カスP1
を除去する必要があるが、本発明によれば、皿容器2と
共に群生植物Pを水洗い等により洗浄し、これにより種
カスP1を容易に除去せしめることができる。即ち、こ
の洗浄中、群生植物Pは根毛を栽培床13の凹凸に絡ま
せているので、分離して茎を乱してしまうことはなく、
その一方において、茎P2を容易に分散せしめられ、種
カスP1を洗い落とされ、自然のままの栽培状態で、茎
や根が折れたり損傷せず、鮮度品質を保持した状態で種
カスの除去を行うことができる。
(C)に示すように、豆殻等の種カスP1を茎P2の中
途部に付着せしめているため、食用に先立ち種カスP1
を除去する必要があるが、本発明によれば、皿容器2と
共に群生植物Pを水洗い等により洗浄し、これにより種
カスP1を容易に除去せしめることができる。即ち、こ
の洗浄中、群生植物Pは根毛を栽培床13の凹凸に絡ま
せているので、分離して茎を乱してしまうことはなく、
その一方において、茎P2を容易に分散せしめられ、種
カスP1を洗い落とされ、自然のままの栽培状態で、茎
や根が折れたり損傷せず、鮮度品質を保持した状態で種
カスの除去を行うことができる。
【0029】従って、この種カスP1の除去は、商品を
購入した消費者に容易に行わしめる他、栽培プラント内
において、外装用包装容器16に包装する前の行程にお
いて、機械的な洗浄により行うこともできる。
購入した消費者に容易に行わしめる他、栽培プラント内
において、外装用包装容器16に包装する前の行程にお
いて、機械的な洗浄により行うこともできる。
【0030】洗浄が終了すると、今度は、裁断により群
生植物Pの根毛を切り落とすことが必要であるが、本発
明によれば、図2(C)に鎖線Wで示すように、皿容器
2の開口縁に沿って包丁等により群生植物Pを一挙に裁
断すれば良い。即ち、群生植物Pは前述のように根毛を
栽培床13の凹凸に絡ませているので、該群生植物Pの
茎P2を束状に保持したまま前記裁断を容易に行うこと
ができる。従って、従来のように根を一本一本取ること
は必要でなく、しかも、根切りの後に改めて洗浄を行う
必要もない。尚、皿容器2の周壁12の高さを可及的浅
く形成すれば、もやし等の群生植物Pの可食部分である
茎P2部分の歩留りを改善できる。
生植物Pの根毛を切り落とすことが必要であるが、本発
明によれば、図2(C)に鎖線Wで示すように、皿容器
2の開口縁に沿って包丁等により群生植物Pを一挙に裁
断すれば良い。即ち、群生植物Pは前述のように根毛を
栽培床13の凹凸に絡ませているので、該群生植物Pの
茎P2を束状に保持したまま前記裁断を容易に行うこと
ができる。従って、従来のように根を一本一本取ること
は必要でなく、しかも、根切りの後に改めて洗浄を行う
必要もない。尚、皿容器2の周壁12の高さを可及的浅
く形成すれば、もやし等の群生植物Pの可食部分である
茎P2部分の歩留りを改善できる。
【0031】而して、種カスP1を除去され、根毛近傍
部分を切り落とされた群生植物を食卓において食用に供
することができる。
部分を切り落とされた群生植物を食卓において食用に供
することができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、群生植物Pを単位毎の
容器2により栽培すると共に、栽培された群生植物Pを
容器2と共に市場に出荷するものにおいて、底部に多数
の凹凸から成る栽培床13を備えると共に、周壁12の
高さを栽培される群生植物の茎長の三分の一以下とした
浅い皿容器2を用い、該皿容器2と共に群生植物Pを外
装用容器16に包装して出荷するものであるから、市場
流通段階においては、群生植物Pを外装包装容器16に
より保護できる一方、商品を購入した消費者において
は、皿容器2を介して群生植物Pを束状に保持せしめた
まま洗浄等により種カスP1を容易に除去することがで
き、特に、この洗浄中、群生植物Pは根毛を栽培床13
の凹凸に絡ませているので、分離して茎を乱してしまう
ことはなく、その一方において、茎P2を容易に分散せ
しめられ、種カスP1を洗い落とされ、自然のままの栽
培状態で、茎や根が折れたり損傷せず、鮮度品質を保持
した状態で種カスの除去を行うことができるという効果
がある。
容器2により栽培すると共に、栽培された群生植物Pを
容器2と共に市場に出荷するものにおいて、底部に多数
の凹凸から成る栽培床13を備えると共に、周壁12の
高さを栽培される群生植物の茎長の三分の一以下とした
浅い皿容器2を用い、該皿容器2と共に群生植物Pを外
装用容器16に包装して出荷するものであるから、市場
流通段階においては、群生植物Pを外装包装容器16に
より保護できる一方、商品を購入した消費者において
は、皿容器2を介して群生植物Pを束状に保持せしめた
まま洗浄等により種カスP1を容易に除去することがで
き、特に、この洗浄中、群生植物Pは根毛を栽培床13
の凹凸に絡ませているので、分離して茎を乱してしまう
ことはなく、その一方において、茎P2を容易に分散せ
しめられ、種カスP1を洗い落とされ、自然のままの栽
培状態で、茎や根が折れたり損傷せず、鮮度品質を保持
した状態で種カスの除去を行うことができるという効果
がある。
【0033】また、食用に先立って群生植物Pの根毛を
切り落とすに際し、皿容器2の開口縁に沿って包丁等に
より群生植物Pを一挙に裁断すれば良く、この際、群生
植物Pは前述のように根毛を栽培床13の凹凸に絡ませ
ているので、該群生植物Pの茎P2を束状に保持したま
ま容易に裁断を行うことができ、従来のように根を一本
一本取ることは必要でなく、しかも、根切りの後に改め
て洗浄を行う必要もないという効果がある。
切り落とすに際し、皿容器2の開口縁に沿って包丁等に
より群生植物Pを一挙に裁断すれば良く、この際、群生
植物Pは前述のように根毛を栽培床13の凹凸に絡ませ
ているので、該群生植物Pの茎P2を束状に保持したま
ま容易に裁断を行うことができ、従来のように根を一本
一本取ることは必要でなく、しかも、根切りの後に改め
て洗浄を行う必要もないという効果がある。
【0034】更に、本発明において、皿容器2の開口縁
に内側に突出する制御リブ15を設けておけば、皿容器
2が底の浅いものであるにもかかわらず、群生植物Pを
皿容器2の開口から外側に広がって成長せしめることな
く、集束された束状のものとして上方に成長せしめ、高
品質であると共に、後の包装作業も容易とするように群
生植物Pを栽培できるという効果がある。
に内側に突出する制御リブ15を設けておけば、皿容器
2が底の浅いものであるにもかかわらず、群生植物Pを
皿容器2の開口から外側に広がって成長せしめることな
く、集束された束状のものとして上方に成長せしめ、高
品質であると共に、後の包装作業も容易とするように群
生植物Pを栽培できるという効果がある。
【図1】本発明に用いる総容器と皿容器の実施例を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明に用いる皿容器の1実施例を示し、
(A)は皿容器の縦断面図、(B)はB−B線断面図、
(C)は栽培した群生植物と共に外装用包装容器により
包装した状態の縦断面図である。
(A)は皿容器の縦断面図、(B)はB−B線断面図、
(C)は栽培した群生植物と共に外装用包装容器により
包装した状態の縦断面図である。
【図3】本発明における初期栽培期間の状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図4】本発明における中期栽培期間の状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図5】本発明における後期栽培期間の状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図6】外装用包装容器による包装方法の1例を示す説
明図である。
明図である。
【図7】外装用包装容器による包装方法の他例を示す説
明図である。
明図である。
1 総容器 2 皿容器 10 フランジ 11 底部 12 周壁 13 栽培床 14 排水小孔 15 制御リブ 16 外装用包装容器 19 結束材 S 種子 P 群生植物
Claims (3)
- 【請求項1】 底部に多数の凹凸から成る栽培床を備え
ると共に、周壁の高さを栽培される群生植物の茎長の三
分の一以下とした浅い皿容器を用い、前記栽培床に播種
した後、該皿容器を上下に積層せしめ、初期栽培期間中
は上層部の皿容器の底部を下層部の皿容器の開口部内に
位置せしめ、中期栽培期間中は上層部の皿容器の底部を
下層部の皿容器の開口部上方に位置せしめ、後期栽培期
間中は各皿容器の開口部上方を開放せしめ、茎長が皿容
器の開口部上方に長く成長した後、該皿容器と共に群生
植物を包装することを特徴とする群生植物の栽培商品化
方法。 - 【請求項2】 底部に多数の凹凸から成る栽培床を備え
ると共に、周壁の高さを栽培される群生植物の茎長の三
分の一以下とした浅い皿容器と、前記栽培床上で栽培さ
れ茎長が皿容器の開口部上方に長く成長した群生植物を
該皿容器と共に包装するための外装用容器とから成るこ
とを特徴とする群生植物の栽培商品化容器。 - 【請求項3】 皿容器の周壁が開口縁より内側に突出す
る制御リブを備えて成ることを特徴とする請求項2に記
載の群生植物の栽培商品化容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213160A JPH0614664A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 群生植物の栽培商品化方法及び群生植物の栽培商品化容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4213160A JPH0614664A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 群生植物の栽培商品化方法及び群生植物の栽培商品化容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614664A true JPH0614664A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16634565
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4213160A Pending JPH0614664A (ja) | 1992-06-30 | 1992-06-30 | 群生植物の栽培商品化方法及び群生植物の栽培商品化容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614664A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0956281A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-04 | Mishima Shokuhin Kk | 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット |
| JP2014100082A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Panasonic Corp | 植物育成装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158529A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | 赤松化成工業株式会社 | 小野菜の水耕栽培出荷方法 |
| JPS6229923A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-07 | 藤原 保信 | 育種装置 |
-
1992
- 1992-06-30 JP JP4213160A patent/JPH0614664A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6158529A (ja) * | 1984-08-30 | 1986-03-25 | 赤松化成工業株式会社 | 小野菜の水耕栽培出荷方法 |
| JPS6229923A (ja) * | 1985-07-31 | 1987-02-07 | 藤原 保信 | 育種装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0956281A (ja) * | 1995-08-22 | 1997-03-04 | Mishima Shokuhin Kk | 葉野菜水耕栽培方法及び葉野菜搬送用ユニット |
| JP2014100082A (ja) * | 2012-11-19 | 2014-06-05 | Panasonic Corp | 植物育成装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| GB2069303A (en) | Seedling unit | |
| JPS6310974B2 (ja) | ||
| KR870001455B1 (ko) | 식물 재배방법 및 장치 | |
| JP4659381B2 (ja) | もやし栽培方法 | |
| JPS6158529A (ja) | 小野菜の水耕栽培出荷方法 | |
| JPH02273122A (ja) | 植物の栽培方法及びその装置 | |
| JP2711821B2 (ja) | 群生植物の栽培方法 | |
| JPH0233342B2 (ja) | ||
| JPH07289103A (ja) | 芽物野菜の栽培方法およびその装置 | |
| JP3031690U (ja) | 豆もやしの定向生長除頭除根設備 | |
| JP2007166973A (ja) | 接木苗用の育苗トレイとそれを用いた栽培方法 | |
| JPS6222135Y2 (ja) | ||
| JPH06133656A (ja) | 群生植物の栽培方法及び装置 | |
| JPH0142645B2 (ja) | ||
| EP0532581A1 (en) | The production of mushrooms | |
| JPH0488928A (ja) | 野菜栽培容器、野菜栽培容器を用いた野菜栽培方法及び野菜収穫方法 | |
| JPS6012915A (ja) | カツプ入り植物群生体の作成方法とその装置 | |
| GB2266439A (en) | Plant package; method of forming plant package. | |
| JPS6222523A (ja) | 頴割大根等頴割類の栽培法および栽培用具 | |
| JPH06141713A (ja) | 群生植物の栽培方法及び装置 | |
| JP2001028957A (ja) | 栽培床を使用した野菜の栽培方法及びその容器 | |
| JPS60172241A (ja) | 幼野菜の栽培方法 | |
| JPH0444059Y2 (ja) | ||
| JPH01231825A (ja) | モヤシの生産方法 | |
| JPH1175564A (ja) | 栽培容器 |