JPH06146871A - 排気ガス浄化用触媒コンバータ - Google Patents
排気ガス浄化用触媒コンバータInfo
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- JPH06146871A JPH06146871A JP4316463A JP31646392A JPH06146871A JP H06146871 A JPH06146871 A JP H06146871A JP 4316463 A JP4316463 A JP 4316463A JP 31646392 A JP31646392 A JP 31646392A JP H06146871 A JPH06146871 A JP H06146871A
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Landscapes
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- Treating Waste Gases (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 低電力で,全体を短時間に触媒活性化温度ま
で昇温することができ,高い浄化性能を発揮する,排気
ガス浄化用触媒コンバータを提供すること。 【構成】 波板材1と平板材2とからなる本体10と外
筒3とよりなる。波板材1は,上流側201において,
貫通穴12を有し,貫通穴12と端縁11との間に電流
通路14を有する。上流側における波板材1の端縁11
と,平板材2の端縁21とはその全部又は1部が接合さ
れて接合領域部4を形成している。電流通路14に加熱
用電流を流し加熱する。これにより,まず上流側が昇温
し,触媒反応が生じて更に昇温する。そのため,次々と
下流側も昇温していき,同様に触媒反応が生じ,全体が
短時間に昇温され,早期に高い浄化性能を発揮する。
で昇温することができ,高い浄化性能を発揮する,排気
ガス浄化用触媒コンバータを提供すること。 【構成】 波板材1と平板材2とからなる本体10と外
筒3とよりなる。波板材1は,上流側201において,
貫通穴12を有し,貫通穴12と端縁11との間に電流
通路14を有する。上流側における波板材1の端縁11
と,平板材2の端縁21とはその全部又は1部が接合さ
れて接合領域部4を形成している。電流通路14に加熱
用電流を流し加熱する。これにより,まず上流側が昇温
し,触媒反応が生じて更に昇温する。そのため,次々と
下流側も昇温していき,同様に触媒反応が生じ,全体が
短時間に昇温され,早期に高い浄化性能を発揮する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,エンジンから排出され
る排気ガスを浄化するための,触媒コンバータ,特にそ
の通電加熱手段に関する。
る排気ガスを浄化するための,触媒コンバータ,特にそ
の通電加熱手段に関する。
【0002】
【従来技術】自動車のエンジンから排気される排気ガス
は,その中に少量ではあるが,NO,CO,HC等の有
害成分を含んでいる。そのため,これら有害成分を
N2 ,CO2 ,H2 O等の無害物質に浄化するため,従
来より,触媒コンバータが用いられている。
は,その中に少量ではあるが,NO,CO,HC等の有
害成分を含んでいる。そのため,これら有害成分を
N2 ,CO2 ,H2 O等の無害物質に浄化するため,従
来より,触媒コンバータが用いられている。
【0003】また,エンジンの始動直後においては,排
気ガスが低温であるために主モノリス触媒が,活性化温
度に達しない。そのため,これを補うために主モノリス
触媒の上流側に加熱式の触媒コンバータを配置すること
が提案されている。この方式では,触媒コンバータ全体
を強制的に電気加熱して,触媒を活性化させている(特
開平2−223622号公報,特開平3−193141
号公報)。
気ガスが低温であるために主モノリス触媒が,活性化温
度に達しない。そのため,これを補うために主モノリス
触媒の上流側に加熱式の触媒コンバータを配置すること
が提案されている。この方式では,触媒コンバータ全体
を強制的に電気加熱して,触媒を活性化させている(特
開平2−223622号公報,特開平3−193141
号公報)。
【0004】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記従来の通
電加熱式触媒コンバータは,その触媒担体を構成する金
属構造体全体に通電を行ない,全体を一様に発熱,昇温
させるものである。そのため,触媒コンバータを短時間
に昇温させ,排気ガスを浄化させるためには,短時間に
非常に高い電力を供給する必要がある。本発明はかかる
従来の問題点に鑑み,低電力で,全体を短時間に触媒活
性化温度まで昇温でき,高い浄化性能を発揮することが
できる,排気ガス浄化用触媒コンバータを提供しようと
するものである。
電加熱式触媒コンバータは,その触媒担体を構成する金
属構造体全体に通電を行ない,全体を一様に発熱,昇温
させるものである。そのため,触媒コンバータを短時間
に昇温させ,排気ガスを浄化させるためには,短時間に
非常に高い電力を供給する必要がある。本発明はかかる
従来の問題点に鑑み,低電力で,全体を短時間に触媒活
性化温度まで昇温でき,高い浄化性能を発揮することが
できる,排気ガス浄化用触媒コンバータを提供しようと
するものである。
【0005】
【課題の解決手段】本発明は,エンジンの排気ガス浄化
用の触媒コンバータであって,該触媒コンバータは連続
して折曲成形された金属製の波板材と,平坦な帯状をな
す金属製の平板材とを交互に重ねてガス流路を形成して
なる本体と,該本体の外周に設けた外筒とよりなり,上
記波板材は,排気ガスの上流側において,その幅方向の
端縁近くに波板材の長手方向に沿った貫通穴を有すると
共に,該貫通穴と上記端縁との間に電流通路を形成して
おり,また,波板材と平板材との対面部分には,上記電
流通路よりも内側に電気絶縁層を有し,かつ,上記上流
側における波板材の端縁と平板材の端縁とはその全部又
は一部が接合されて接合領域部を形成し,上記接合領域
部と上記外筒との間には上記上流側を加熱するための加
熱用電源を介設したことを特徴とする排気ガス浄化用触
媒コンバータにある。
用の触媒コンバータであって,該触媒コンバータは連続
して折曲成形された金属製の波板材と,平坦な帯状をな
す金属製の平板材とを交互に重ねてガス流路を形成して
なる本体と,該本体の外周に設けた外筒とよりなり,上
記波板材は,排気ガスの上流側において,その幅方向の
端縁近くに波板材の長手方向に沿った貫通穴を有すると
共に,該貫通穴と上記端縁との間に電流通路を形成して
おり,また,波板材と平板材との対面部分には,上記電
流通路よりも内側に電気絶縁層を有し,かつ,上記上流
側における波板材の端縁と平板材の端縁とはその全部又
は一部が接合されて接合領域部を形成し,上記接合領域
部と上記外筒との間には上記上流側を加熱するための加
熱用電源を介設したことを特徴とする排気ガス浄化用触
媒コンバータにある。
【0006】本発明において,最も注目すべきことは,
波板材と平板材とにより構成した触媒コンバータの上流
側において,幅方向の端縁近くに波板材に対して上記貫
通穴及び電流通路を形成し,また該電流通路よりも内側
には波板材と平板材との間を絶縁する電気絶縁層を設
け,また波板材と平板材の上記端縁はその全部又は一部
を電気的に接合して,加熱用の接合領域部を形成したこ
とである。
波板材と平板材とにより構成した触媒コンバータの上流
側において,幅方向の端縁近くに波板材に対して上記貫
通穴及び電流通路を形成し,また該電流通路よりも内側
には波板材と平板材との間を絶縁する電気絶縁層を設
け,また波板材と平板材の上記端縁はその全部又は一部
を電気的に接合して,加熱用の接合領域部を形成したこ
とである。
【0007】上記波板材は,例えばステンレス鋼により
凹凸状に成形された金属板等を用いる。一方,平板材
は,平坦状で,例えばステンレス鋼を用いた金属板等を
用いる。上記電気絶縁層は,上記波板材と平板材との間
に形成するが,アルミナ粉末,ジルコニア粉末等の絶縁
粉末を平板材の表面に焼付けることにより形成すること
が好ましい。これにより,電気絶縁層の形成が容易であ
る。
凹凸状に成形された金属板等を用いる。一方,平板材
は,平坦状で,例えばステンレス鋼を用いた金属板等を
用いる。上記電気絶縁層は,上記波板材と平板材との間
に形成するが,アルミナ粉末,ジルコニア粉末等の絶縁
粉末を平板材の表面に焼付けることにより形成すること
が好ましい。これにより,電気絶縁層の形成が容易であ
る。
【0008】上記絶縁粉末の焼付けは,上記平板材上に
アルミナスラリー,アルミナゾル等の絶縁材料を塗布
し,高温で加熱焼付けることにより行う。また,上記電
気絶縁層は,両者の間に空隙部を設けることによっても
形成できる。かかる空隙部は,波板材と平板材とを巻回
する際には,両者間に紙を介在させておき,巻回後この
紙を加熱焼失させることによっても形成できる。
アルミナスラリー,アルミナゾル等の絶縁材料を塗布
し,高温で加熱焼付けることにより行う。また,上記電
気絶縁層は,両者の間に空隙部を設けることによっても
形成できる。かかる空隙部は,波板材と平板材とを巻回
する際には,両者間に紙を介在させておき,巻回後この
紙を加熱焼失させることによっても形成できる。
【0009】上記波板材と平板材とは,例えば,交互に
重ねて巻回することによりハニカム状(図1)とする。
これにより,両者の間に排気ガスのガス流路が形成され
る。波板材と平板材とは,触媒担体であり,ガス流路に
面する表面には,排気ガス浄化用の触媒が担持される。
波板材と平板材とにより形成された本体には,その外周
に,ガス流路に沿った外筒を設ける。
重ねて巻回することによりハニカム状(図1)とする。
これにより,両者の間に排気ガスのガス流路が形成され
る。波板材と平板材とは,触媒担体であり,ガス流路に
面する表面には,排気ガス浄化用の触媒が担持される。
波板材と平板材とにより形成された本体には,その外周
に,ガス流路に沿った外筒を設ける。
【0010】また,波板材には,排気ガスの上流側にお
いて,その幅方向の端縁近くに貫通穴を設ける。該貫通
穴と波板材の端縁との間には,加熱用電流を流すための
電流通路を形成する。貫通穴は,波板材の長手方向に沿
って,間欠的に設ける(図1)。上記電流通路の幅,即
ち貫通穴と波板材の端縁との間の間隔は,0.1〜0.
5mm設けることが好ましい。0.1mm未満では加熱
時溶損の問題があり,一方0.5mmを越えると加熱時
の昇温速度が鈍るという問題を生ずるおそれがある。
いて,その幅方向の端縁近くに貫通穴を設ける。該貫通
穴と波板材の端縁との間には,加熱用電流を流すための
電流通路を形成する。貫通穴は,波板材の長手方向に沿
って,間欠的に設ける(図1)。上記電流通路の幅,即
ち貫通穴と波板材の端縁との間の間隔は,0.1〜0.
5mm設けることが好ましい。0.1mm未満では加熱
時溶損の問題があり,一方0.5mmを越えると加熱時
の昇温速度が鈍るという問題を生ずるおそれがある。
【0011】上記電流通路よりも内側,即ち下流側に
は,波板材と平板材との間を電気的に絶縁する,前記電
気絶縁層を設ける。また,上記上流側においては,波板
材及び平板材の端縁が互いに電気的に接続されて接合領
域部を形成している。該接合領域部は,上流側の全面で
あっても,例えば十文字状等の一部分(図1,図8)で
あっても良く,触媒コンバータにおける所望加熱状態に
応じて形成する。
は,波板材と平板材との間を電気的に絶縁する,前記電
気絶縁層を設ける。また,上記上流側においては,波板
材及び平板材の端縁が互いに電気的に接続されて接合領
域部を形成している。該接合領域部は,上流側の全面で
あっても,例えば十文字状等の一部分(図1,図8)で
あっても良く,触媒コンバータにおける所望加熱状態に
応じて形成する。
【0012】上記接合領域部と上記外筒との間には,上
記電流通路に加熱用電流を通ずるための加熱用電源を介
設する。また,上記接合領域部形成における接合は,波
板材又は平板材のいずれか一方に小突起を設け(図6,
図11),該小突起を介して両者を接合することが好ま
しい。
記電流通路に加熱用電流を通ずるための加熱用電源を介
設する。また,上記接合領域部形成における接合は,波
板材又は平板材のいずれか一方に小突起を設け(図6,
図11),該小突起を介して両者を接合することが好ま
しい。
【0013】これにより,両者の接触面積を大きくする
ことができ,両者の電気的接合が容易になる。また,エ
ンジン振動に対する耐震性,厳しい冷熱サイクルに対す
る接合耐久性が向上する。また,接合領域部における接
合は,放電溶接,レーザ溶接,ろう付け等により行う。
上記のごとく構成した触媒コンバータは,エンジンの排
気ガス通路に配設する。
ことができ,両者の電気的接合が容易になる。また,エ
ンジン振動に対する耐震性,厳しい冷熱サイクルに対す
る接合耐久性が向上する。また,接合領域部における接
合は,放電溶接,レーザ溶接,ろう付け等により行う。
上記のごとく構成した触媒コンバータは,エンジンの排
気ガス通路に配設する。
【0014】
【作用及び効果】本発明の触媒コンバータにおいては,
エンジン始動と同時に接合領域部と外筒との間に加熱用
電流を印加する。また,エンジン始動と共にその排気ガ
スが触媒コンバータに流入する。そして,上記電流は接
合領域部において波板材と平板材を通って流れる。ここ
に,波板材においては,上記貫通穴と端縁との間に電流
通路が設けられ,該電流通路の内側は平板材との間に電
気絶縁層が設けてある。それ故,波板材においては電流
は電流通路のみを流れる。
エンジン始動と同時に接合領域部と外筒との間に加熱用
電流を印加する。また,エンジン始動と共にその排気ガ
スが触媒コンバータに流入する。そして,上記電流は接
合領域部において波板材と平板材を通って流れる。ここ
に,波板材においては,上記貫通穴と端縁との間に電流
通路が設けられ,該電流通路の内側は平板材との間に電
気絶縁層が設けてある。それ故,波板材においては電流
は電流通路のみを流れる。
【0015】そのため,電流通路における電流密度が高
くなり,この部分が局所的に昇温する。それ故,触媒コ
ンバータの上流側が早期に触媒活性化温度に到達し,更
に触媒反応熱によって昇温する。その結果,下流側は,
上流側の熱によって次々と短時間に加熱され,更に上記
上流側と同様に触媒反応熱によっても加熱され昇温す
る。
くなり,この部分が局所的に昇温する。それ故,触媒コ
ンバータの上流側が早期に触媒活性化温度に到達し,更
に触媒反応熱によって昇温する。その結果,下流側は,
上流側の熱によって次々と短時間に加熱され,更に上記
上流側と同様に触媒反応熱によっても加熱され昇温す
る。
【0016】したがって,触媒コンバータ全体を短時間
に触媒活性化温度まで昇温することができる。また,そ
のため,エンジン始動時より,早期に優れた排気ガス浄
化能力を発揮することができる。また,上記の加熱用電
流は,貫通穴と端縁との間の狭い電流通路に流すのみで
良いため,低電力で済む。以上のごとく,本発明によれ
ば,低電力で全体を短時間に触媒活性化温度まで昇温す
ることができ,高い浄化性能を発揮することができる,
排気ガス浄化用触媒コンバータを提供することができ
る。
に触媒活性化温度まで昇温することができる。また,そ
のため,エンジン始動時より,早期に優れた排気ガス浄
化能力を発揮することができる。また,上記の加熱用電
流は,貫通穴と端縁との間の狭い電流通路に流すのみで
良いため,低電力で済む。以上のごとく,本発明によれ
ば,低電力で全体を短時間に触媒活性化温度まで昇温す
ることができ,高い浄化性能を発揮することができる,
排気ガス浄化用触媒コンバータを提供することができ
る。
【0017】
実施例1 本発明の実施例にかかる排気ガス浄化用触媒コンバータ
につき,図1〜図5を用いて説明する。本例の触媒コン
バータ100は,図1に示すごとく,凹凸状に連続して
折曲成形された金属製の波板材1と,平坦な帯状をなす
金属製の平板材2とを交互に重ねて,ガス流路20を形
成した本体10と,該本体10の外周に設けた外筒3と
を有する。
につき,図1〜図5を用いて説明する。本例の触媒コン
バータ100は,図1に示すごとく,凹凸状に連続して
折曲成形された金属製の波板材1と,平坦な帯状をなす
金属製の平板材2とを交互に重ねて,ガス流路20を形
成した本体10と,該本体10の外周に設けた外筒3と
を有する。
【0018】また,図1〜図3に示すごとく,上記波板
材1は,排気ガスの上流側201において,その幅方向
の端縁11の近くに,波板材1の長手方向に沿った貫通
穴12を有する。また,該貫通穴12と上記端縁11と
の間に電流通路14(図3)を形成している。上記波板
材1と平板材2との対面部分には,図2,図3に示すご
とく,上記電流通路14よりも内側に電気絶縁層25を
有する。
材1は,排気ガスの上流側201において,その幅方向
の端縁11の近くに,波板材1の長手方向に沿った貫通
穴12を有する。また,該貫通穴12と上記端縁11と
の間に電流通路14(図3)を形成している。上記波板
材1と平板材2との対面部分には,図2,図3に示すご
とく,上記電流通路14よりも内側に電気絶縁層25を
有する。
【0019】また,上記上流側201における波板材1
の端縁11と平板材2の端縁21とは,その一部が接合
された接合領域部4を形成している(図1の十文字状部
分)。上記接合領域部4と上記外筒3との間には,上記
上流側201を加熱するための加熱用電源45を介設し
てある。
の端縁11と平板材2の端縁21とは,その一部が接合
された接合領域部4を形成している(図1の十文字状部
分)。上記接合領域部4と上記外筒3との間には,上記
上流側201を加熱するための加熱用電源45を介設し
てある。
【0020】以下,これを詳しく説明する。上記波板材
1は,厚み約0.05mmのステンレス鋼板により作製
されており,その端縁11の近くに貫通穴12を有す
る。この貫通穴12は1.5×1.5mmの小孔であ
る。貫通穴12と端縁11との間には,幅0.5mmの
電流通路14が形成されている。
1は,厚み約0.05mmのステンレス鋼板により作製
されており,その端縁11の近くに貫通穴12を有す
る。この貫通穴12は1.5×1.5mmの小孔であ
る。貫通穴12と端縁11との間には,幅0.5mmの
電流通路14が形成されている。
【0021】一方,平板材2は,平坦な,厚み0.05
mmの帯状のステンレス鋼板で,その表面に上記電気絶
縁層25が形成されている。この電気絶縁層25は,平
板材2の表面に,アルミナゾルを塗布し,焼付けること
により,厚み約0.01〜0.05mmに形成されてい
る。
mmの帯状のステンレス鋼板で,その表面に上記電気絶
縁層25が形成されている。この電気絶縁層25は,平
板材2の表面に,アルミナゾルを塗布し,焼付けること
により,厚み約0.01〜0.05mmに形成されてい
る。
【0022】波板材1と平板材2とは,交互に重ねて,
図1に示すごとく,中心電極29に対して渦巻き状に巻
回されている。上記波板材1と平板材2とは,上記巻き
付け後に,それぞれの端縁11,12の一部が,中心電
極29と外筒3とを結ぶように接合部41により接合さ
れ,図1に示すごとく,十文字状の接合領域部4を形成
している。
図1に示すごとく,中心電極29に対して渦巻き状に巻
回されている。上記波板材1と平板材2とは,上記巻き
付け後に,それぞれの端縁11,12の一部が,中心電
極29と外筒3とを結ぶように接合部41により接合さ
れ,図1に示すごとく,十文字状の接合領域部4を形成
している。
【0023】上記の接合は,放電溶接により行っている
(図3)。上記接合領域部4は中心電極29にも接合さ
れている。そして,接合領域部4は中心電極29,リー
ド線47,スイッチ46を介して電源45に接続されて
いる。また,上記波板材1及び平板材2の表面には,触
媒が担持してある。この触媒は,上記本体10の内部に
酸化熱処理を施し,γ−アルミナを被覆するウォッシュ
コートを施し,その後このγ−アルミナ層に白金,ロジ
ウム等の触媒成分を担持させることにより形成してあ
る。
(図3)。上記接合領域部4は中心電極29にも接合さ
れている。そして,接合領域部4は中心電極29,リー
ド線47,スイッチ46を介して電源45に接続されて
いる。また,上記波板材1及び平板材2の表面には,触
媒が担持してある。この触媒は,上記本体10の内部に
酸化熱処理を施し,γ−アルミナを被覆するウォッシュ
コートを施し,その後このγ−アルミナ層に白金,ロジ
ウム等の触媒成分を担持させることにより形成してあ
る。
【0024】上記ように構成した触媒コンバータ100
は,図5に示すごとく,排気通路内に配置する。即ち,
上記触媒コンバータ100は,浄化コンバータ5のケー
ス54内において,主モノリス触媒55よりも上流側に
配置する。上記浄化コンバータ5は,エンジン51の排
気パイプ52に接続されている。
は,図5に示すごとく,排気通路内に配置する。即ち,
上記触媒コンバータ100は,浄化コンバータ5のケー
ス54内において,主モノリス触媒55よりも上流側に
配置する。上記浄化コンバータ5は,エンジン51の排
気パイプ52に接続されている。
【0025】次に,本例の作用効果につき説明する。ま
ず,エンジン51を始動すると排気ガスが触媒コンバー
タ100のガス流路20内を通過して,主モノリス触媒
55を経て,排出される。一方,上記エンジン始動と同
時に,触媒コンバータ100のスイッチ46をオンとす
る。これにより,加熱用電流40は,中心電極29より
接合領域部4における平板材2,接合部41,波板材1
の電流通路14を流れ(図3),更に一方の接合部41
より他方の平板材2へと順次半径方向に流れる。この流
れは,上記接合領域部4において,外筒3の方向へ向か
う。
ず,エンジン51を始動すると排気ガスが触媒コンバー
タ100のガス流路20内を通過して,主モノリス触媒
55を経て,排出される。一方,上記エンジン始動と同
時に,触媒コンバータ100のスイッチ46をオンとす
る。これにより,加熱用電流40は,中心電極29より
接合領域部4における平板材2,接合部41,波板材1
の電流通路14を流れ(図3),更に一方の接合部41
より他方の平板材2へと順次半径方向に流れる。この流
れは,上記接合領域部4において,外筒3の方向へ向か
う。
【0026】そして,上記電流通路14は,貫通穴12
と端縁11との間にあり,電流通路14よりも内側は電
気絶縁層25が形成してある。そのため,上記電流は狭
い通路の電流通路14のみを流れることになる。それ
故,電流通路14における電流密度が高くなり,この部
分が局所的に昇温する。
と端縁11との間にあり,電流通路14よりも内側は電
気絶縁層25が形成してある。そのため,上記電流は狭
い通路の電流通路14のみを流れることになる。それ
故,電流通路14における電流密度が高くなり,この部
分が局所的に昇温する。
【0027】そのため,触媒コンバータ100の上流側
201が早期に触媒活性化温度に到達する。また,それ
に伴って,触媒反応が生じ,昇温を助長する。それ故,
下流側も,上流側の熱によって次々と短時間に昇温し,
触媒反応が生じ,昇温される。そのため,短時間に,触
媒コンバータ全体を触媒活性化温度まで昇温させること
ができる。それ故,問題視されているエンジン始動期に
おける排気ガス浄化能力を,向上させることができる。
201が早期に触媒活性化温度に到達する。また,それ
に伴って,触媒反応が生じ,昇温を助長する。それ故,
下流側も,上流側の熱によって次々と短時間に昇温し,
触媒反応が生じ,昇温される。そのため,短時間に,触
媒コンバータ全体を触媒活性化温度まで昇温させること
ができる。それ故,問題視されているエンジン始動期に
おける排気ガス浄化能力を,向上させることができる。
【0028】また,本例の触媒コンバータは,上流側に
おいて上記電流通路に電流を通すのみで良いから,従来
の全体通電加熱方式に比較して,加熱電力が低くて済
む。また,本例では,図5に示すごとく,触媒コンバー
タ100の下流側に近接して主モノリス触媒55を配置
してある。そのため,エンジン始動期における触媒コン
バータ100の上記加熱によって,主モノリス触媒55
も早期に昇温させることができる。それ故,上記始動期
においても全体として高い排気ガス浄化性能を発揮する
ことができる。
おいて上記電流通路に電流を通すのみで良いから,従来
の全体通電加熱方式に比較して,加熱電力が低くて済
む。また,本例では,図5に示すごとく,触媒コンバー
タ100の下流側に近接して主モノリス触媒55を配置
してある。そのため,エンジン始動期における触媒コン
バータ100の上記加熱によって,主モノリス触媒55
も早期に昇温させることができる。それ故,上記始動期
においても全体として高い排気ガス浄化性能を発揮する
ことができる。
【0029】なお,上記においては,波板材1の貫通穴
12は,図3に示すごとく,波板材の1つの傾斜面にお
いて,1つの四角形穴としたが,図4に示すごとく,多
数の短冊穴とすることもできる。この場合には端縁11
近傍における強度が高い。また,触媒コンバータ100
をエンジン51の排気マニホールドの成るべく近くに設
ける場合には,排気ガスの温度を触媒コンバータ100
の昇温に有効利用することができる。
12は,図3に示すごとく,波板材の1つの傾斜面にお
いて,1つの四角形穴としたが,図4に示すごとく,多
数の短冊穴とすることもできる。この場合には端縁11
近傍における強度が高い。また,触媒コンバータ100
をエンジン51の排気マニホールドの成るべく近くに設
ける場合には,排気ガスの温度を触媒コンバータ100
の昇温に有効利用することができる。
【0030】実施例2 本例の触媒コンバータは,図6,図7に示すごとく,波
板材1と平板材2との,端縁11,21における接合に
関して,波板材1に小突起13を設けたものである。上
記小突起13は,波板材1の端縁11に,四角溝状に設
けてある。
板材1と平板材2との,端縁11,21における接合に
関して,波板材1に小突起13を設けたものである。上
記小突起13は,波板材1の端縁11に,四角溝状に設
けてある。
【0031】この小突起13の突出高さは,図7に示す
ごとく,電気絶縁層25の厚みとほぼ同じである。その
ため,端縁11においては,図7に示すごとく,平板材
2の端縁21と小突起13の四角面状の背面131とが
直接に接触している。そして,両者が接合部41により
接合されている。その他は,実施例1と同様である。
ごとく,電気絶縁層25の厚みとほぼ同じである。その
ため,端縁11においては,図7に示すごとく,平板材
2の端縁21と小突起13の四角面状の背面131とが
直接に接触している。そして,両者が接合部41により
接合されている。その他は,実施例1と同様である。
【0032】本例においては,上記小突起13の背面1
31と平板材2とが面状に密接し,接合部41により溶
接されている。そのため,エンジン振動に対して,強い
耐震性を有し,また厳しい冷熱サイクルにも優れた接合
耐久性を発揮する。また,そのため,排気マニホールド
直下への取付けも可能となる。なお,上記小突起13
は,平板材2に設けることもできる。その他,実施例1
と同様の効果を得ることができる。
31と平板材2とが面状に密接し,接合部41により溶
接されている。そのため,エンジン振動に対して,強い
耐震性を有し,また厳しい冷熱サイクルにも優れた接合
耐久性を発揮する。また,そのため,排気マニホールド
直下への取付けも可能となる。なお,上記小突起13
は,平板材2に設けることもできる。その他,実施例1
と同様の効果を得ることができる。
【0033】実施例3 本例の触媒コンバータは,図8〜図11に示すごとく,
中心電極29より8方向に,接合領域部4を形成したも
のである。上記接合領域部4においては,図9,図11
に示すごとく,実施例2と同様に,波板材1の端縁11
に小突起13を設け,該小突起13と平板材2の端縁2
1とを,接合部41により接合している。
中心電極29より8方向に,接合領域部4を形成したも
のである。上記接合領域部4においては,図9,図11
に示すごとく,実施例2と同様に,波板材1の端縁11
に小突起13を設け,該小突起13と平板材2の端縁2
1とを,接合部41により接合している。
【0034】また,接合領域部4以外の部分では,図1
0,図11に示すごとく,上記小突起13は設けないと
共に,接合領域部4において小突起13を設けた端縁1
1を貫通穴12よりも上方において切り欠いた切欠き部
16を有している。また,この切欠き部16に対面す
る,平板材2の端縁も切欠いて,切欠き部26を有して
いる(図11)。
0,図11に示すごとく,上記小突起13は設けないと
共に,接合領域部4において小突起13を設けた端縁1
1を貫通穴12よりも上方において切り欠いた切欠き部
16を有している。また,この切欠き部16に対面す
る,平板材2の端縁も切欠いて,切欠き部26を有して
いる(図11)。
【0035】上記構造の触媒コンバータを作製するに当
たっては,まず波板材1の全ての端縁11に小突起13
を設けておき,これと平板材2の端縁21とを放電溶接
する。その後,上記接合領域部4以外の部分の小突起1
3及びこれと溶接されている平板材2の端縁とを焼切
る。これにより上記切欠き部16,26が形成される。
たっては,まず波板材1の全ての端縁11に小突起13
を設けておき,これと平板材2の端縁21とを放電溶接
する。その後,上記接合領域部4以外の部分の小突起1
3及びこれと溶接されている平板材2の端縁とを焼切
る。これにより上記切欠き部16,26が形成される。
【0036】本例においては,中心電極29より8方向
に伸びる接合領域部4を形成している。そのため,触媒
コンバータ100の中心から外方へ向かって流れる半径
方向電流が,中心電極29付近において過密になること
を防止できる。そのため,触媒コンバータ100の端縁
全体をほぼ均一に発熱させることができ,適正な抵抗値
を確保することができる。また,実施例1と同様の効果
を得ることができる。
に伸びる接合領域部4を形成している。そのため,触媒
コンバータ100の中心から外方へ向かって流れる半径
方向電流が,中心電極29付近において過密になること
を防止できる。そのため,触媒コンバータ100の端縁
全体をほぼ均一に発熱させることができ,適正な抵抗値
を確保することができる。また,実施例1と同様の効果
を得ることができる。
【図1】実施例1の触媒コンバータの一部切欠き斜視
図。
図。
【図2】実施例1の触媒コンバータの波板材と平板材と
の配置状態を示す説明図。
の配置状態を示す説明図。
【図3】図2のA−A線矢視断面図。
【図4】実施例1における,波板材の貫通穴の他の状態
を示す,図3と同様の断面図。
を示す,図3と同様の断面図。
【図5】実施例1の触媒コンバータの使用説明図。
【図6】実施例2の触媒コンバータにおける上流側端縁
の部分斜視図。
の部分斜視図。
【図7】実施例2の波板材と平板材との接合部分の説明
図。
図。
【図8】実施例3の触媒コンバータの平面図。
【図9】図8のB部分の拡大図。
【図10】図8のC部分の拡大図。
【図11】実施例3の触媒コンバータにおける,上流側
端縁の部分斜視図。
端縁の部分斜視図。
1...波板材, 10...本体, 11...端縁, 12...貫通穴, 13...小突起, 14...電流通路, 100...触媒コンバータ, 2...平板材, 20...ガス通路, 201...上流側, 21...端縁, 25...電気絶縁層, 29...中心電極, 3...外筒, 41...接合部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F01N 3/20 ZAB K
Claims (2)
- 【請求項1】 エンジンの排気ガス浄化用の触媒コンバ
ータであって,該触媒コンバータは連続して折曲成形さ
れた金属製の波板材と,平坦な帯状をなす金属製の平板
材とを交互に重ねてガス流路を形成してなる本体と,該
本体の外周に設けた外筒とよりなり,上記波板材は,排
気ガスの上流側において,その幅方向の端縁近くに波板
材の長手方向に沿った貫通穴を有すると共に,該貫通穴
と上記端縁との間に電流通路を形成しており,また,波
板材と平板材との対面部分には,上記電流通路よりも内
側に電気絶縁層を有し,かつ,上記上流側における波板
材の端縁と平板材の端縁とはその全部又は一部が接合さ
れて接合領域部を形成し,上記接合領域部と上記外筒と
の間には上記上流側を加熱するための加熱用電源を介設
したことを特徴とする排気ガス浄化用触媒コンバータ。 - 【請求項2】 請求項1において,接合領域部における
接合は,波板材又は平板材のいずれか一方に小突起を設
けることにより形成していることを特徴とする排気ガス
浄化用触媒コンバータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4316463A JPH06146871A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 排気ガス浄化用触媒コンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4316463A JPH06146871A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 排気ガス浄化用触媒コンバータ |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8225362A Division JPH09117639A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 排気ガス浄化用触媒コンバータ |
| JP8225352A Division JP2960015B2 (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 排気ガス浄化用触媒コンバータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146871A true JPH06146871A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=18077380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4316463A Pending JPH06146871A (ja) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | 排気ガス浄化用触媒コンバータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146871A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009543684A (ja) * | 2006-07-14 | 2009-12-10 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 金属箔に切欠き開口を形成する方法およびこの方法で製造された排ガス処理用ハニカム体 |
| JP2014117632A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Toyota Industries Corp | 触媒担持体及び触媒担持体の製造方法 |
-
1992
- 1992-10-29 JP JP4316463A patent/JPH06146871A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009543684A (ja) * | 2006-07-14 | 2009-12-10 | エミテック ゲゼルシヤフト フユア エミツシオンス テクノロギー ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 金属箔に切欠き開口を形成する方法およびこの方法で製造された排ガス処理用ハニカム体 |
| JP2014117632A (ja) * | 2012-12-13 | 2014-06-30 | Toyota Industries Corp | 触媒担持体及び触媒担持体の製造方法 |
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