JPH06146949A - 内燃機関の燃料噴射制御装置 - Google Patents
内燃機関の燃料噴射制御装置Info
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- JPH06146949A JPH06146949A JP29890192A JP29890192A JPH06146949A JP H06146949 A JPH06146949 A JP H06146949A JP 29890192 A JP29890192 A JP 29890192A JP 29890192 A JP29890192 A JP 29890192A JP H06146949 A JPH06146949 A JP H06146949A
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- temperature
- fuel
- combustion engine
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は混合気を燃料リッチに補正して排気
系の過熱を防止する内燃機関の燃料噴射制御装置にに関
し、最小限の燃料増量補正で効果的に排気系の過熱を防
止することを目的とする。 【構成】 機関回転数N,吸気圧Pm,排気温TEXを検
出する(ステップ101)。N,Pmが共に所定の値を
越えていたら(ステップ102)TEX低下のため燃料増
量補正を行う。Nに対する目標排気温TEX(N)と、T
EXの昇温速度ΔT EXとを算出する(ステップ106,1
07)。TEXがTEX(N)に比べて十分高温である場合
(ステップ109)、空燃比補正率Rを所定量aだけ増
加し(ステップ110,111)、ΔTEXに基づいて排
気系が耐熱温度を越えるまでの時間βを算出し、β経過
後に補正を開始する(ステップ113)。
系の過熱を防止する内燃機関の燃料噴射制御装置にに関
し、最小限の燃料増量補正で効果的に排気系の過熱を防
止することを目的とする。 【構成】 機関回転数N,吸気圧Pm,排気温TEXを検
出する(ステップ101)。N,Pmが共に所定の値を
越えていたら(ステップ102)TEX低下のため燃料増
量補正を行う。Nに対する目標排気温TEX(N)と、T
EXの昇温速度ΔT EXとを算出する(ステップ106,1
07)。TEXがTEX(N)に比べて十分高温である場合
(ステップ109)、空燃比補正率Rを所定量aだけ増
加し(ステップ110,111)、ΔTEXに基づいて排
気系が耐熱温度を越えるまでの時間βを算出し、β経過
後に補正を開始する(ステップ113)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関の燃料噴射制御
装置に係り、特に内燃機関が高負荷状態で運転している
際には、混合気の空燃比を燃料リッチに補正する内燃機
関の燃料噴射制御装置に関する。
装置に係り、特に内燃機関が高負荷状態で運転している
際には、混合気の空燃比を燃料リッチに補正する内燃機
関の燃料噴射制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気ガスの温度(以下排気温
と称す)は、内燃機関回転数の上昇,内燃機関の負荷の
増大,点火時期進角量の減少に応じて上昇し、高負荷高
回転時においては排気系が高温になることが知られてい
る。他方、排気温は、内燃機関回転数,内燃機関の負
荷,点火時期進角量を一定とした場合、内燃機関に供給
される混合気の空燃比が理論空燃比付近にある場合に最
高となり、空燃比が混合気が燃料リッチとなるにつれて
低下することが知られている。
と称す)は、内燃機関回転数の上昇,内燃機関の負荷の
増大,点火時期進角量の減少に応じて上昇し、高負荷高
回転時においては排気系が高温になることが知られてい
る。他方、排気温は、内燃機関回転数,内燃機関の負
荷,点火時期進角量を一定とした場合、内燃機関に供給
される混合気の空燃比が理論空燃比付近にある場合に最
高となり、空燃比が混合気が燃料リッチとなるにつれて
低下することが知られている。
【0003】また、内燃機関が高負荷高回で運転される
ことにより排気系が過熱状態になると、排気系に設けら
れた排気ガス浄化装置の触媒を劣化させる。そこで、従
来より電子制御式燃料噴射装置を備えた内燃機関におい
ては、排気温が比較的低温となる常用領域では混合気を
理論空燃比付近に制御し、高負荷高回転時には混合気の
空燃比を理論空燃比よりリッチ側に増量補正して排気温
を許容温度以下に制御する構成が採られている。
ことにより排気系が過熱状態になると、排気系に設けら
れた排気ガス浄化装置の触媒を劣化させる。そこで、従
来より電子制御式燃料噴射装置を備えた内燃機関におい
ては、排気温が比較的低温となる常用領域では混合気を
理論空燃比付近に制御し、高負荷高回転時には混合気の
空燃比を理論空燃比よりリッチ側に増量補正して排気温
を許容温度以下に制御する構成が採られている。
【0004】しかしながら、このような燃料増量補正は
燃費及び排気エミッションを悪化させるため、最小限に
抑えることが望ましい。一方、排気系の温度は、内燃機
関の運転状態の変化に瞬時に対応して変化するものでは
なく、その運転状態が高負荷高回転状態に移行してから
排気系が過熱状態になるまでには多少の時間差が生ず
る。
燃費及び排気エミッションを悪化させるため、最小限に
抑えることが望ましい。一方、排気系の温度は、内燃機
関の運転状態の変化に瞬時に対応して変化するものでは
なく、その運転状態が高負荷高回転状態に移行してから
排気系が過熱状態になるまでには多少の時間差が生ず
る。
【0005】このため、従来より、内燃機関の運転状態
が高負荷高回転に移行してから所定の遅延時間の経過後
に空燃比の増量補正を行うこととして、上記弊害の改善
を図ろうとする装置が提案されている。
が高負荷高回転に移行してから所定の遅延時間の経過後
に空燃比の増量補正を行うこととして、上記弊害の改善
を図ろうとする装置が提案されている。
【0006】例えば、特開昭62−87635号公報
は、運転者のアクセル操作により変動するスロットル開
度に基づいて上記の遅延時間を演算する装置を開示して
いる。この装置は、加速しようとする運転者の意図をい
ち早く察知すると共に、スロットル開度に基づいて排気
系の温度上昇率を予測し、排気系の温度が許容範囲外と
なる時期を早期に予測して適切な遅延時間を設定しよう
とするものである。
は、運転者のアクセル操作により変動するスロットル開
度に基づいて上記の遅延時間を演算する装置を開示して
いる。この装置は、加速しようとする運転者の意図をい
ち早く察知すると共に、スロットル開度に基づいて排気
系の温度上昇率を予測し、排気系の温度が許容範囲外と
なる時期を早期に予測して適切な遅延時間を設定しよう
とするものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置は、スロットル開度と排気系の温度上昇率とが一律で
あることを前提としている。ところが、運転者がアクセ
ルを踏み込んだ時点における内燃機関回転数や吸入空気
量、すなわち内燃機関の負荷状態が異なれば、スロット
ルを開けた直後における機関回転数や吸入空気量の増加
率が異なり、当然に排出される排気ガスの温度も異なる
ことになる。このことは、スロットルが開けられてから
排気系が過熱状態に達するまでに要する時間が、スロッ
トル開度から一律には決まらないことを意味している。
置は、スロットル開度と排気系の温度上昇率とが一律で
あることを前提としている。ところが、運転者がアクセ
ルを踏み込んだ時点における内燃機関回転数や吸入空気
量、すなわち内燃機関の負荷状態が異なれば、スロット
ルを開けた直後における機関回転数や吸入空気量の増加
率が異なり、当然に排出される排気ガスの温度も異なる
ことになる。このことは、スロットルが開けられてから
排気系が過熱状態に達するまでに要する時間が、スロッ
トル開度から一律には決まらないことを意味している。
【0008】従って、上記従来の装置のようにスロット
ル開度に基づいて空燃比の増量補正を開始するまでの遅
延時間を決定する構成では、遅延時間が長すぎたり、ま
たは短すぎたりする場合が生じ、増量補正を最小限に抑
えつつ排気系の過熱を効果的に防止するという当初の目
的が果たせない場合があった。
ル開度に基づいて空燃比の増量補正を開始するまでの遅
延時間を決定する構成では、遅延時間が長すぎたり、ま
たは短すぎたりする場合が生じ、増量補正を最小限に抑
えつつ排気系の過熱を効果的に防止するという当初の目
的が果たせない場合があった。
【0009】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので
あり、内燃機関から排出される排気ガスの温度変化に基
づいて排気系が過熱状態になる時期を予測することによ
り遅延時間を算出し、常に増量補正を最小限に抑えつつ
排気系の過熱を効果的に防止することのできる内燃機関
の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
あり、内燃機関から排出される排気ガスの温度変化に基
づいて排気系が過熱状態になる時期を予測することによ
り遅延時間を算出し、常に増量補正を最小限に抑えつつ
排気系の過熱を効果的に防止することのできる内燃機関
の燃料噴射制御装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する内
燃機関の燃料噴射装置の原理図を図1に示す。
燃機関の燃料噴射装置の原理図を図1に示す。
【0011】図1中、符号1は内燃機関の運転状態に基
づいて内燃機関の負荷状態を検出する負荷状態検出手段
を示す。また、符号2は空燃比算出手段を示し、負荷状
態検出手段1で検出した負荷状態が常用領域であるとき
は内燃機関に供給する混合気を理論空燃比付近に制御す
る。そして、内燃機関が高負荷高回転状態に移行したと
きは、所定の遅延時間の経過後、混合気の空燃比を燃料
リッチに制御する。
づいて内燃機関の負荷状態を検出する負荷状態検出手段
を示す。また、符号2は空燃比算出手段を示し、負荷状
態検出手段1で検出した負荷状態が常用領域であるとき
は内燃機関に供給する混合気を理論空燃比付近に制御す
る。そして、内燃機関が高負荷高回転状態に移行したと
きは、所定の遅延時間の経過後、混合気の空燃比を燃料
リッチに制御する。
【0012】また、排気温検出手段3は、内燃機関から
排出される排気ガスの温度を検出する。昇温速度算出手
段4は、排気温検出手段3で検出した排気温に基づいて
排気温の昇温速度を算出する。そして、遅延時間補正手
段5は、昇温速度算出手段4で算出した昇温速度が速い
ほど、上記の遅延時間が短くなるように補正する。
排出される排気ガスの温度を検出する。昇温速度算出手
段4は、排気温検出手段3で検出した排気温に基づいて
排気温の昇温速度を算出する。そして、遅延時間補正手
段5は、昇温速度算出手段4で算出した昇温速度が速い
ほど、上記の遅延時間が短くなるように補正する。
【0013】
【作用】上記構成の内燃機関の燃料噴射装置において負
荷状態検出手段1は、内燃機関の排気系にかかる熱量の
代用特性として内燃機関の負荷状態を検出する。ここ
で、内燃機関の負荷状態が高負荷高回転であるほど、排
気系には多量の熱量が与えられることになる。
荷状態検出手段1は、内燃機関の排気系にかかる熱量の
代用特性として内燃機関の負荷状態を検出する。ここ
で、内燃機関の負荷状態が高負荷高回転であるほど、排
気系には多量の熱量が与えられることになる。
【0014】このため空燃比算出手段2は、排気系に与
えられる熱量が比較的少ない常用領域においては、理論
空燃比付近に混合気の空燃比を制御し、排気系が過熱状
態となる可能性が強い高負荷高回転領域においては、排
気温を低下させるため混合気を燃料リッチに制御する。
えられる熱量が比較的少ない常用領域においては、理論
空燃比付近に混合気の空燃比を制御し、排気系が過熱状
態となる可能性が強い高負荷高回転領域においては、排
気温を低下させるため混合気を燃料リッチに制御する。
【0015】また、排気系の熱容量のため、内燃機関が
高負荷高回転状態となって排気系に多量の熱量が加えら
れ始めてから排気系が過熱状態となるまでには多少の時
間差が生じる。そこで、混合気を燃料リッチに制御する
際の燃費の悪化等の弊害を最小限にするため、燃料リッ
チ制御への移行は、排気系が過熱状態に達すると思われ
る所定の遅延時間経過後に行われる。
高負荷高回転状態となって排気系に多量の熱量が加えら
れ始めてから排気系が過熱状態となるまでには多少の時
間差が生じる。そこで、混合気を燃料リッチに制御する
際の燃費の悪化等の弊害を最小限にするため、燃料リッ
チ制御への移行は、排気系が過熱状態に達すると思われ
る所定の遅延時間経過後に行われる。
【0016】ここで、排気ガスの昇温速度が速い場合
は、内燃機関が常用領域から高負荷高回転領域に移行し
た後比較的短時間で排気系は過熱状態に達する。また、
排気ガスの昇温速度が遅い場合は、排気系は短時間では
過熱状態に達しない。
は、内燃機関が常用領域から高負荷高回転領域に移行し
た後比較的短時間で排気系は過熱状態に達する。また、
排気ガスの昇温速度が遅い場合は、排気系は短時間では
過熱状態に達しない。
【0017】ところで、遅延時間補正手段5は、排気温
検出手段3及び昇温速度算出手段4により検出された排
気ガスの昇温速度に基づいて内燃機関が常用領域から高
負荷高回転領域に移行してから排気系が過熱状態に達す
るのに要する時間を予測して遅延時間の補正量を算出す
る。このため空燃比算出手段2は常に、燃料増量を最小
限に抑えながら排気系が過熱状態となるのを効果的に防
止するような空燃比を算出する。
検出手段3及び昇温速度算出手段4により検出された排
気ガスの昇温速度に基づいて内燃機関が常用領域から高
負荷高回転領域に移行してから排気系が過熱状態に達す
るのに要する時間を予測して遅延時間の補正量を算出す
る。このため空燃比算出手段2は常に、燃料増量を最小
限に抑えながら排気系が過熱状態となるのを効果的に防
止するような空燃比を算出する。
【0018】
【実施例】図2は、本発明に係る内燃機関の燃料噴射制
御装置の一実施例及びその周辺装置の構成図を示す。
御装置の一実施例及びその周辺装置の構成図を示す。
【0019】図2中、符号10は本実施例の燃料噴射制
御装置を備える内燃機関本体を、符号11は内燃機関の
シリンダヘッドを示している。シリンダヘッド11には
点火プラグ12が配設され、シリンダ13には内燃機関
冷却水の水温を検出する水温センサ14が設けられてい
る。この水温センサ14は内燃機関冷却水に応じたアナ
ログ信号を出力し、その信号を後述の電子制御回路32
に供給している。
御装置を備える内燃機関本体を、符号11は内燃機関の
シリンダヘッドを示している。シリンダヘッド11には
点火プラグ12が配設され、シリンダ13には内燃機関
冷却水の水温を検出する水温センサ14が設けられてい
る。この水温センサ14は内燃機関冷却水に応じたアナ
ログ信号を出力し、その信号を後述の電子制御回路32
に供給している。
【0020】符号15は内燃機関の排気孔に連通して設
けられ、排気系に相当する排気マニホールドを示す。こ
の排気マニホールド15には、内燃機関から排出される
排気ガスの温度を検出する排気温センサ16及び排気ガ
ス中の酸素濃度から内燃機関に供給された混合気の空燃
比を検出する空燃比センサ17が設けられている。また
排気マニホールド15の下流側には、排気ガス中の未燃
成分を浄化する触媒コンバータ18が設けられている。
けられ、排気系に相当する排気マニホールドを示す。こ
の排気マニホールド15には、内燃機関から排出される
排気ガスの温度を検出する排気温センサ16及び排気ガ
ス中の酸素濃度から内燃機関に供給された混合気の空燃
比を検出する空燃比センサ17が設けられている。また
排気マニホールド15の下流側には、排気ガス中の未燃
成分を浄化する触媒コンバータ18が設けられている。
【0021】符号19は内燃機関の吸気孔に連通する吸
気マニホールドを示す。この吸気マニホールド19に
は、内燃機関に供給される吸入空気の温度を検出する吸
気温センサ20、アクセルペダル(図示せず)と連動し
て吸入空気量を調整するスロットルバルブ21、スロッ
トルバルブ21に連動し、その開度を検出するスロット
ルセンサ22、及び吸入空気の脈動を吸収するサージタ
ンク23が設けられている。ここで、吸気温センサ20
は吸気温に応じた信号を、スロットルセンサ22はスロ
ットルバルブ21の開度に応じた信号をそれぞれ電子制
御回路32に出力している。
気マニホールドを示す。この吸気マニホールド19に
は、内燃機関に供給される吸入空気の温度を検出する吸
気温センサ20、アクセルペダル(図示せず)と連動し
て吸入空気量を調整するスロットルバルブ21、スロッ
トルバルブ21に連動し、その開度を検出するスロット
ルセンサ22、及び吸入空気の脈動を吸収するサージタ
ンク23が設けられている。ここで、吸気温センサ20
は吸気温に応じた信号を、スロットルセンサ22はスロ
ットルバルブ21の開度に応じた信号をそれぞれ電子制
御回路32に出力している。
【0022】サージタンク23にはサージタンク23内
の圧力を測定するため吸気圧センサ24が連結されてい
る。この吸気圧センサ24は、サージタンク23内の圧
力、すなわち吸気マニホールド19中を流れる空気の圧
力に応じた電圧信号を電子制御回路32に供給する。
の圧力を測定するため吸気圧センサ24が連結されてい
る。この吸気圧センサ24は、サージタンク23内の圧
力、すなわち吸気マニホールド19中を流れる空気の圧
力に応じた電圧信号を電子制御回路32に供給する。
【0023】尚、サージタンク23内の圧力は吸入空気
量の対応した値を示す。つまり、スロットルバルブ21
の開度が小さく吸入空気量が少ない場合サージタンク2
3内の圧力は強い負圧となり、スロットルバルブ21が
開いて吸入空気量が増加するにつれてサージタンク24
内の圧力は大気圧に近づく。従って、吸気圧センサ24
から出力される電圧信号は、サージタンク24内の圧力
に応じた値であると共に、吸気マニホールド19内を流
れる空気量に対応した値となる。
量の対応した値を示す。つまり、スロットルバルブ21
の開度が小さく吸入空気量が少ない場合サージタンク2
3内の圧力は強い負圧となり、スロットルバルブ21が
開いて吸入空気量が増加するにつれてサージタンク24
内の圧力は大気圧に近づく。従って、吸気圧センサ24
から出力される電圧信号は、サージタンク24内の圧力
に応じた値であると共に、吸気マニホールド19内を流
れる空気量に対応した値となる。
【0024】符号27は燃料を吸気マニホールド19中
に供給するインジェクタを示す。このインジェクタ27
には周知の燃料系統(図示せず)から所定の圧力で燃料
が供給されている。そして、電子制御回路32から供給
される電気信号に応じて燃料噴射孔を開閉する。この
際、インジェクタ27の燃料噴射孔からは、開孔時間に
応じた燃料が間欠的に噴射され、燃料噴射孔の開閉デュ
ーティ比を変えることにより所定時間毎に噴射される燃
料の量を変更することができる。
に供給するインジェクタを示す。このインジェクタ27
には周知の燃料系統(図示せず)から所定の圧力で燃料
が供給されている。そして、電子制御回路32から供給
される電気信号に応じて燃料噴射孔を開閉する。この
際、インジェクタ27の燃料噴射孔からは、開孔時間に
応じた燃料が間欠的に噴射され、燃料噴射孔の開閉デュ
ーティ比を変えることにより所定時間毎に噴射される燃
料の量を変更することができる。
【0025】また図2において符号28は、点火に必要
な高電圧を出力するイグナイタを示す。このイグナイタ
28は、電子制御回路32から点火信号が供給される
と、そのタイミングでディストリビュータ29に高電圧
を供給する。ディストリビュータ29は図示されないク
ランクシャフトに連動して、イグナイタ28から供給さ
れた高電圧を各気筒の点火プラグ12に分配する。
な高電圧を出力するイグナイタを示す。このイグナイタ
28は、電子制御回路32から点火信号が供給される
と、そのタイミングでディストリビュータ29に高電圧
を供給する。ディストリビュータ29は図示されないク
ランクシャフトに連動して、イグナイタ28から供給さ
れた高電圧を各気筒の点火プラグ12に分配する。
【0026】尚、ディストリビュータ29には、クラン
クシャフトが2回転(内燃機関1サイクル)する間に所
定回数のパルス信号を出力し、電子制御回路32に対し
てクランクシャフトの回転角データを供給するクランク
角センサ30と、クランクシャフトが2回転する間に1
回のパルス信号を出力し、点火すべき気筒データを供給
するクランク角センサ31とが設けられている。そし
て、電子制御回路32はこれらクランク角センサ30,
31から供給される信号に基づいて点火時期を算出し
て、イグナイタ28に点火信号を供給している。
クシャフトが2回転(内燃機関1サイクル)する間に所
定回数のパルス信号を出力し、電子制御回路32に対し
てクランクシャフトの回転角データを供給するクランク
角センサ30と、クランクシャフトが2回転する間に1
回のパルス信号を出力し、点火すべき気筒データを供給
するクランク角センサ31とが設けられている。そし
て、電子制御回路32はこれらクランク角センサ30,
31から供給される信号に基づいて点火時期を算出し
て、イグナイタ28に点火信号を供給している。
【0027】次に、電子制御回路32の構成を図3に示
す構成図に基づいて説明する。
す構成図に基づいて説明する。
【0028】図3において、符号41は固定データ及び
各種プログラムが格納されるリードオンリメモリ(RO
M)、符号42は各種データの読みだし及び書き込みを
行うランダムアクセスメモリ(RAM)、符号43はR
OM41に格納されているプログラムに基づいて各種の
演算処理を行う中央処理装置(CPU)を示す。
各種プログラムが格納されるリードオンリメモリ(RO
M)、符号42は各種データの読みだし及び書き込みを
行うランダムアクセスメモリ(RAM)、符号43はR
OM41に格納されているプログラムに基づいて各種の
演算処理を行う中央処理装置(CPU)を示す。
【0029】符号44,45は入出力ポート、符号4
6,47は出力ポート、符号48はマルチプレクサ49
により取り込まれたアナログ信号をディジタル化するA
/D変換器を、また、符号50はクランク角センサ3
0,31からのパルス状の信号を整形する整形回路、符
号51,52は出力ポート46,47から出力される信
号を所定のレベルまで増幅する駆動回路を示す。
6,47は出力ポート、符号48はマルチプレクサ49
により取り込まれたアナログ信号をディジタル化するA
/D変換器を、また、符号50はクランク角センサ3
0,31からのパルス状の信号を整形する整形回路、符
号51,52は出力ポート46,47から出力される信
号を所定のレベルまで増幅する駆動回路を示す。
【0030】符号53〜58はそれぞれ、水温センサ1
4,排気温センサ16,吸気温センサ20,スロットル
センサ22,吸気圧センサ24,空燃比センサ17の検
出出力を増幅するバッファアンプを示す。また符号59
はバッファアンプ58の出力を波形整形するコンパレー
タを示す。
4,排気温センサ16,吸気温センサ20,スロットル
センサ22,吸気圧センサ24,空燃比センサ17の検
出出力を増幅するバッファアンプを示す。また符号59
はバッファアンプ58の出力を波形整形するコンパレー
タを示す。
【0031】上記の入出力ポート44,45及び出力ポ
ート46,47は、共通バス60を介してROM41,
RAM42,CPU43と接続されており、この共通バ
ス60を介してデータ及び命令の転送が行われる。
ート46,47は、共通バス60を介してROM41,
RAM42,CPU43と接続されており、この共通バ
ス60を介してデータ及び命令の転送が行われる。
【0032】水温センサ14,排気温センサ16,吸気
温センサ20,スロットルセンサ22,吸気圧センサ2
4から電子制御回路32に供給されるアナログ信号は、
バファアンプ53〜57で増幅された後マルチプレクサ
49を介してそれぞれA/D変換器に送り込まれる。そ
して、ディジタル信号化されてCPU43の指令に応じ
てRAM42に格納される。
温センサ20,スロットルセンサ22,吸気圧センサ2
4から電子制御回路32に供給されるアナログ信号は、
バファアンプ53〜57で増幅された後マルチプレクサ
49を介してそれぞれA/D変換器に送り込まれる。そ
して、ディジタル信号化されてCPU43の指令に応じ
てRAM42に格納される。
【0033】空燃比センサ17からは、排気ガス中の酸
素濃度に応じて高レベルまたは低レベルの電圧信号が出
力される。コンパレータ59はこの電圧信号を基準電圧
と比較することにより2値化し、ディジタル信号として
出力する。尚、この信号は内燃機関に供給されている混
合気の空燃比が燃料リッチであるか、燃料リーンである
かを表している。
素濃度に応じて高レベルまたは低レベルの電圧信号が出
力される。コンパレータ59はこの電圧信号を基準電圧
と比較することにより2値化し、ディジタル信号として
出力する。尚、この信号は内燃機関に供給されている混
合気の空燃比が燃料リッチであるか、燃料リーンである
かを表している。
【0034】クランク角センサ30,31からの信号は
整形回路50で矩形波に整形される。従って、クランク
角センサ30,31から発せられる信号は、図示されな
いクランクシャフトの回転速度に応じた周期の矩形信号
として入出力ポート45に送り込まれる。
整形回路50で矩形波に整形される。従って、クランク
角センサ30,31から発せられる信号は、図示されな
いクランクシャフトの回転速度に応じた周期の矩形信号
として入出力ポート45に送り込まれる。
【0035】出力ポート46はインジェクタ制御回路を
内蔵しており、CPU43から送り込まれる噴射パルス
のデューティ比に関する2値化データからそのデューテ
ィ比を実現するパルス信号を形成して駆動回路51に出
力する。駆動回路51は出力ポート46から供給された
パルス信号を増幅して各気筒に配設されているインジェ
クタ27に送り込みこれらを駆動する。これにより各イ
ンジェクタから各吸気マニホールド15内に燃料噴射信
号のパルス幅に応じた燃料が供給され、所望の空燃比が
実現される。
内蔵しており、CPU43から送り込まれる噴射パルス
のデューティ比に関する2値化データからそのデューテ
ィ比を実現するパルス信号を形成して駆動回路51に出
力する。駆動回路51は出力ポート46から供給された
パルス信号を増幅して各気筒に配設されているインジェ
クタ27に送り込みこれらを駆動する。これにより各イ
ンジェクタから各吸気マニホールド15内に燃料噴射信
号のパルス幅に応じた燃料が供給され、所望の空燃比が
実現される。
【0036】ROM41内には、メインルーチンのプロ
グラム、前記した空燃比算出手段2を実現する、燃料噴
射量算出用サブルーチン及び燃料増量補正用サブルーチ
ンのプログラム、前記した昇温速度算出手段4,遅延時
間補正手段5を実現する遅延時間算出用サブルーチンの
プログラム、及びこれらの演算に必要な種々のデータや
マップが格納されている。
グラム、前記した空燃比算出手段2を実現する、燃料噴
射量算出用サブルーチン及び燃料増量補正用サブルーチ
ンのプログラム、前記した昇温速度算出手段4,遅延時
間補正手段5を実現する遅延時間算出用サブルーチンの
プログラム、及びこれらの演算に必要な種々のデータや
マップが格納されている。
【0037】次に、上記ROM41内に格納されている
プログラムのうち本実施例の要部である燃料増量補正用
サブルーチンのプログラム、及び遅延時間算出用サブル
ーチンのプログラムについて説明を行うが、それに先立
って図4,図5を用いて本実施例で実施する制御の概略
を説明する。
プログラムのうち本実施例の要部である燃料増量補正用
サブルーチンのプログラム、及び遅延時間算出用サブル
ーチンのプログラムについて説明を行うが、それに先立
って図4,図5を用いて本実施例で実施する制御の概略
を説明する。
【0038】図4は、内燃機関の回転数Neとその回転
数Neにおける最大トルクとの関係(図4中、実線で表
示される曲線)、及び回転数Neとその回転数Neで車
両が平坦路を走行している際の走行抵抗との関係(図4
中、一点鎖線で表示される曲線)を表している。
数Neにおける最大トルクとの関係(図4中、実線で表
示される曲線)、及び回転数Neとその回転数Neで車
両が平坦路を走行している際の走行抵抗との関係(図4
中、一点鎖線で表示される曲線)を表している。
【0039】また、図4中、二点鎖線で示す曲線は理論
空燃比における過熱曲線を示し、この曲線より上方の領
域において内燃機関に理論空燃比付近の混合気が供給さ
れると、排気温は、排気系に設けられた触媒コンバータ
の耐熱領域を越える。従って、内燃機関が過熱曲線より
上方の領域で運転している場合は、排気系を保護するた
め混合気の空燃比を燃料リッチにする必要がある。
空燃比における過熱曲線を示し、この曲線より上方の領
域において内燃機関に理論空燃比付近の混合気が供給さ
れると、排気温は、排気系に設けられた触媒コンバータ
の耐熱領域を越える。従って、内燃機関が過熱曲線より
上方の領域で運転している場合は、排気系を保護するた
め混合気の空燃比を燃料リッチにする必要がある。
【0040】しかし、上記したように混合気を燃料リッ
チとすればそれだけ燃費及び排気エミッションが悪化す
る。そこで、本実施例は、この背反する特性の調和点を
常に適切に設定して、最小限の燃料増量で排気系の過熱
防止を実現するための制御を行う。
チとすればそれだけ燃費及び排気エミッションが悪化す
る。そこで、本実施例は、この背反する特性の調和点を
常に適切に設定して、最小限の燃料増量で排気系の過熱
防止を実現するための制御を行う。
【0041】いま、車両が図4中A点に相当する回転数
Naで平坦路を走行しているとすると、その速度を維持
しようとした場合、内燃機関は走行抵抗raと同等のト
ルクを発生する必要がある。従って、走行抵抗に比べて
最大トルクの方が大きい領域においては、回転数Neが
同じでもスロットルバルブを大きくあけてトルクを増大
させれば車両は加速し、スロットルバルブを閉じてトル
クを低減させれば減速することになる。
Naで平坦路を走行しているとすると、その速度を維持
しようとした場合、内燃機関は走行抵抗raと同等のト
ルクを発生する必要がある。従って、走行抵抗に比べて
最大トルクの方が大きい領域においては、回転数Neが
同じでもスロットルバルブを大きくあけてトルクを増大
させれば車両は加速し、スロットルバルブを閉じてトル
クを低減させれば減速することになる。
【0042】ところで、車両に発生する走行抵抗は、主
に空気抵抗,転がり抵抗,勾配抵抗及び加速抵抗で構成
される。従って、図4中A点で走行抵抗とトルクとが釣
り合っていた場合に道路が上り坂に差しかかったとする
と、走行抵抗に勾配抵抗が加わる分、等速を保とうとす
ればトルクを増大させる必要がある。
に空気抵抗,転がり抵抗,勾配抵抗及び加速抵抗で構成
される。従って、図4中A点で走行抵抗とトルクとが釣
り合っていた場合に道路が上り坂に差しかかったとする
と、走行抵抗に勾配抵抗が加わる分、等速を保とうとす
ればトルクを増大させる必要がある。
【0043】トルクを増大させようとするすればスロッ
トルバルブの開度を大きくすればよいが、この際のスロ
ットルバルブの開け方、及び内燃機関の負荷状態の変動
は坂道の勾配や運転者の運転特性によってまちまちであ
る。ここで図4中、B点,C点はそれぞれ路面状況が平
坦路(図4中、A点)から急な上り坂に、又は比較的な
だらかな上り坂に変化し、かつ若干速度を上げた状態で
新たに走行抵抗と出力トルクとが釣り合った点を示して
いる。
トルバルブの開度を大きくすればよいが、この際のスロ
ットルバルブの開け方、及び内燃機関の負荷状態の変動
は坂道の勾配や運転者の運転特性によってまちまちであ
る。ここで図4中、B点,C点はそれぞれ路面状況が平
坦路(図4中、A点)から急な上り坂に、又は比較的な
だらかな上り坂に変化し、かつ若干速度を上げた状態で
新たに走行抵抗と出力トルクとが釣り合った点を示して
いる。
【0044】ここで、図4に示すように、B点は過熱曲
線より遙かに上方の過熱領域中に存在し、C点は過熱曲
線より僅かに上方の過熱領域中に存在している。このよ
うな場合、どちらも最終的には排気系が過熱状態となる
点では共通しているが、当然にその状態に至るまでの排
気温の上昇率に差異が生じる。
線より遙かに上方の過熱領域中に存在し、C点は過熱曲
線より僅かに上方の過熱領域中に存在している。このよ
うな場合、どちらも最終的には排気系が過熱状態となる
点では共通しているが、当然にその状態に至るまでの排
気温の上昇率に差異が生じる。
【0045】図5は上記の場合の運転状態の移行の様子
及び排気温がクライテリアに達するまでの様子を示して
いる。図5(A)に示すように内燃機関の運転状態が点
Aから点Bへ移行するのと点Cに移行するのとでは図5
(B)に示すように排気温の昇温速度が異なり、排気温
がクライテリアに達するまでの時間に差異が生ずる。
及び排気温がクライテリアに達するまでの様子を示して
いる。図5(A)に示すように内燃機関の運転状態が点
Aから点Bへ移行するのと点Cに移行するのとでは図5
(B)に示すように排気温の昇温速度が異なり、排気温
がクライテリアに達するまでの時間に差異が生ずる。
【0046】従って、燃料増量補正を最小限とし、かつ
排気系の過熱を防止するためには、例えば図5の例によ
れば、内燃機関の運転状態が点Aから点Bに移行した場
合には時刻t1 より時間β1 遅れた時刻t1 ′に燃料増
量補正を開始し、内燃機関の運転状態が点Aから点Cに
移行した場合には時刻t2 より時間β2 遅れた時刻
t 2 ′にその補正を開始するのが最も好ましいことにな
る。
排気系の過熱を防止するためには、例えば図5の例によ
れば、内燃機関の運転状態が点Aから点Bに移行した場
合には時刻t1 より時間β1 遅れた時刻t1 ′に燃料増
量補正を開始し、内燃機関の運転状態が点Aから点Cに
移行した場合には時刻t2 より時間β2 遅れた時刻
t 2 ′にその補正を開始するのが最も好ましいことにな
る。
【0047】また、上記したように排気温の昇温速度に
差異が有る場合は、燃料増量補正により増量すべき燃料
の量にも違いが生ずる。つまり、排気温の昇温速度が速
い場合には燃料を多量に増量して、排気温を大幅に低下
させる必要があるが、排気温の昇温速度が鈍い場合に
は、若干の燃料を増量して排気温を僅かに低下させるだ
けで足りる。従って、増量補正を最小限とするためには
上記の補正開始時期の最適化に加えて、排気温の昇温速
度に応じた増加量の最適化を行う必要がある。
差異が有る場合は、燃料増量補正により増量すべき燃料
の量にも違いが生ずる。つまり、排気温の昇温速度が速
い場合には燃料を多量に増量して、排気温を大幅に低下
させる必要があるが、排気温の昇温速度が鈍い場合に
は、若干の燃料を増量して排気温を僅かに低下させるだ
けで足りる。従って、増量補正を最小限とするためには
上記の補正開始時期の最適化に加えて、排気温の昇温速
度に応じた増加量の最適化を行う必要がある。
【0048】ところで、排気温の上昇に伴う燃料増量補
正の開始時期を、従来の装置のように排気温がクライテ
リアに達した時刻とすると、排気温の上昇速度が速い場
合等には補正を開始してから排気温が実際に低下してく
るまでの間に排気系は十分に過熱状態となり触媒コンバ
ータの早期劣化を引き起こすことになる。従って、見か
けのクライテリアを低くして増量補正を開始している。
正の開始時期を、従来の装置のように排気温がクライテ
リアに達した時刻とすると、排気温の上昇速度が速い場
合等には補正を開始してから排気温が実際に低下してく
るまでの間に排気系は十分に過熱状態となり触媒コンバ
ータの早期劣化を引き起こすことになる。従って、見か
けのクライテリアを低くして増量補正を開始している。
【0049】また、スロットルバルブの開度を検出し、
これに基づいて排気温がクライテリアに達する時刻を予
測して補正開始時期とする構成では、例えば走行路の勾
配の違い等によりスロットル開度に対する排気温の上昇
速度が変動した場合に、補正開始時期と、排気温がクラ
イテリアに達する時刻とにずれが生じ、当初の目的が十
分に果たせなくなる。
これに基づいて排気温がクライテリアに達する時刻を予
測して補正開始時期とする構成では、例えば走行路の勾
配の違い等によりスロットル開度に対する排気温の上昇
速度が変動した場合に、補正開始時期と、排気温がクラ
イテリアに達する時刻とにずれが生じ、当初の目的が十
分に果たせなくなる。
【0050】そこで、本実施例においては以下詳細に説
明するように、排気温の昇温速度に着目して、補正開始
時期及び増量すべき燃料量の算出を行っている。
明するように、排気温の昇温速度に着目して、補正開始
時期及び増量すべき燃料量の算出を行っている。
【0051】図6は、上記の燃料増量補正用サブルーチ
ン及び遅延時間算出用サブルーチンを包含する空燃比補
正サブルーチンのフローチャートを示す。この空燃比補
正サブルーチンは、周知の燃料噴射量算出用サブルーチ
ンにより、理論空燃比付近の混合気を実現する燃料噴射
量を算出した後、所定時間毎に実行される。尚、燃料噴
射量算出用サブルーチンは、水温センサ14等各種セン
サの出力値に基づく基本燃料噴射量の算出と、空燃比セ
ンサ17の出力値に基づく空燃比フィードバック制御と
を実行するルーチンである。
ン及び遅延時間算出用サブルーチンを包含する空燃比補
正サブルーチンのフローチャートを示す。この空燃比補
正サブルーチンは、周知の燃料噴射量算出用サブルーチ
ンにより、理論空燃比付近の混合気を実現する燃料噴射
量を算出した後、所定時間毎に実行される。尚、燃料噴
射量算出用サブルーチンは、水温センサ14等各種セン
サの出力値に基づく基本燃料噴射量の算出と、空燃比セ
ンサ17の出力値に基づく空燃比フィードバック制御と
を実行するルーチンである。
【0052】図6に示すサブルーチンが起動すると、先
ずクランク角センサ30,31、吸気圧センサ24、排
気温センサ16の出力信号に基づいて、それぞれ内燃機
関の回転数N,吸気圧Pm,排気温TEXのデータを取り
込む(ステップ101)。これらのデータの取り込みが
終了したら、取り込んだデータのうちNが所定回転数N
0 を越えている(N>N0 )か否か、及びPmが所定圧
力P0 を越えている(Pm>P0 )か否かを判定する
(ステップ102)。
ずクランク角センサ30,31、吸気圧センサ24、排
気温センサ16の出力信号に基づいて、それぞれ内燃機
関の回転数N,吸気圧Pm,排気温TEXのデータを取り
込む(ステップ101)。これらのデータの取り込みが
終了したら、取り込んだデータのうちNが所定回転数N
0 を越えている(N>N0 )か否か、及びPmが所定圧
力P0 を越えている(Pm>P0 )か否かを判定する
(ステップ102)。
【0053】ここで内燃機関の回転数N及び吸気圧Pm
は、内燃機関の負荷状態を表すパラメータである。すな
わち、N>N0 かつPm>P0 が成立する場合(“YE
S”の場合)には内燃機関が高負荷高回転状態であると
判断される。また、何れか一方でも上記の関係が満たさ
れていない場合(“NO”の場合)には内燃機関は常用
領域で運転中であると判定される。
は、内燃機関の負荷状態を表すパラメータである。すな
わち、N>N0 かつPm>P0 が成立する場合(“YE
S”の場合)には内燃機関が高負荷高回転状態であると
判断される。また、何れか一方でも上記の関係が満たさ
れていない場合(“NO”の場合)には内燃機関は常用
領域で運転中であると判定される。
【0054】ここで“NO”と判断された場合は、空燃
比の補正率であるRを1.0とする(ステップ10
3)。この空燃比補正率Rは後述のステップ114にお
いて、他のルーチンで算出された基準の燃料噴射時間τ
と積算され、最終的な燃料噴射時間の算出に用いられる
係数である。
比の補正率であるRを1.0とする(ステップ10
3)。この空燃比補正率Rは後述のステップ114にお
いて、他のルーチンで算出された基準の燃料噴射時間τ
と積算され、最終的な燃料噴射時間の算出に用いられる
係数である。
【0055】従って、R=1.0の場合は燃料噴射時間
τは基準値そのものとなり空燃比の補正は行われない。
このような常用領域では排気温が比較的低く、空燃比に
よる排気温制御をしなくても支障がなく、混合気を理論
空燃比付近に制御しても内燃機関の排気温が各種装置に
障害を与えるほどには高温にならないからである。
τは基準値そのものとなり空燃比の補正は行われない。
このような常用領域では排気温が比較的低く、空燃比に
よる排気温制御をしなくても支障がなく、混合気を理論
空燃比付近に制御しても内燃機関の排気温が各種装置に
障害を与えるほどには高温にならないからである。
【0056】一方、N>N0 かつPm>P0 が成立し、
ステップ102で“YES”と判断された場合は、ステ
ップ104に進み排気温センサ16の出力信号TEXが所
定の値TM 以上(TEX≧TM )であるか否かをみること
により排気温センサ16の信号線の断線等による排気温
検出不能、又は内燃機関の過熱異常等が発生していない
かを判断する。
ステップ102で“YES”と判断された場合は、ステ
ップ104に進み排気温センサ16の出力信号TEXが所
定の値TM 以上(TEX≧TM )であるか否かをみること
により排気温センサ16の信号線の断線等による排気温
検出不能、又は内燃機関の過熱異常等が発生していない
かを判断する。
【0057】ここで排気温TEX≧所定温度TM が成立し
ていれば“YES”と判定され異常警報が出力される
(ステップ105)。そして、その後上記のステップ1
03に進みこの場合も空燃比補正は行われない。また、
TEX≧TM が成立していない場合は、この異常検出に対
して“NO”と判定され、次に内燃機関の回転数Nに応
じて予め設定されている目標温度TEX(N)を演算によ
りまたはマップを検索することにより求める(ステップ
106)。
ていれば“YES”と判定され異常警報が出力される
(ステップ105)。そして、その後上記のステップ1
03に進みこの場合も空燃比補正は行われない。また、
TEX≧TM が成立していない場合は、この異常検出に対
して“NO”と判定され、次に内燃機関の回転数Nに応
じて予め設定されている目標温度TEX(N)を演算によ
りまたはマップを検索することにより求める(ステップ
106)。
【0058】目標温度TEX(N)が求まったら、排気温
TEXの一定時間当たりの変化量、すなわち排気温の変化
速度ΔTEXを求める(ステップ107)。ここで、本ル
ーチンは上記したように所定時間毎に起動するルーチン
である。そこで本ルーチンでは、ステップ101で排気
温データとして取り込んだTEXから、前回ステップ10
1を実行した際に排気温データとして取り込んだTEX′
を減算することによりΔTEXを求めている(ΔTEX=T
EX−TEX′)。
TEXの一定時間当たりの変化量、すなわち排気温の変化
速度ΔTEXを求める(ステップ107)。ここで、本ル
ーチンは上記したように所定時間毎に起動するルーチン
である。そこで本ルーチンでは、ステップ101で排気
温データとして取り込んだTEXから、前回ステップ10
1を実行した際に排気温データとして取り込んだTEX′
を減算することによりΔTEXを求めている(ΔTEX=T
EX−TEX′)。
【0059】このようにして排気温の変化速度ΔTEXを
求めたら、その絶対値と所定値ΔT A との比較を行う
(ステップ108)。ここでΔTA は、排気温センサ1
6及び内燃機関が正常であれば|ΔTEX|≧ΔTA とな
ることがない程度に大きな値に設定されている。従っ
て、TEXがあまりにも急激な変化を示して|ΔTEX|≧
ΔTA となった場合には、排気温センサ16または内燃
機関に異常が発生したものと判断される。そしてこの場
合も、上記ステップ104の場合と同様に異常警報がな
されるだけで空燃比補正は行われない。
求めたら、その絶対値と所定値ΔT A との比較を行う
(ステップ108)。ここでΔTA は、排気温センサ1
6及び内燃機関が正常であれば|ΔTEX|≧ΔTA とな
ることがない程度に大きな値に設定されている。従っ
て、TEXがあまりにも急激な変化を示して|ΔTEX|≧
ΔTA となった場合には、排気温センサ16または内燃
機関に異常が発生したものと判断される。そしてこの場
合も、上記ステップ104の場合と同様に異常警報がな
されるだけで空燃比補正は行われない。
【0060】一方、ステップ108で排気温センサ16
及び内燃機関が正常であると判断された場合は、排気温
TEXと目標温度TEX(N)との差が所定値αを越えてい
るか否かを見る(ステップ109)。ここでTEXがまだ
それほど高温でなくTEX−T EX(N)>αとなる領域に
達していない場合は、ステップ109で“NO”と判定
される。この場合はTEXが適当な状態にあるので空燃比
補正率Rの書換えは行われない。
及び内燃機関が正常であると判断された場合は、排気温
TEXと目標温度TEX(N)との差が所定値αを越えてい
るか否かを見る(ステップ109)。ここでTEXがまだ
それほど高温でなくTEX−T EX(N)>αとなる領域に
達していない場合は、ステップ109で“NO”と判定
される。この場合はTEXが適当な状態にあるので空燃比
補正率Rの書換えは行われない。
【0061】また、排気温TEXが目標温度TEX(N)に
対して十分に高くTEX−TEX(N)>αとなる領域に達
している場合はステップ109で“YES”と判定さ
れ、図7に示すΔTEXと空燃比補正率変更量aとのテー
ブルに基づいて、空燃比補正率変更量aを読み込む(ス
テップ110)。
対して十分に高くTEX−TEX(N)>αとなる領域に達
している場合はステップ109で“YES”と判定さ
れ、図7に示すΔTEXと空燃比補正率変更量aとのテー
ブルに基づいて、空燃比補正率変更量aを読み込む(ス
テップ110)。
【0062】この空燃比補正率変更量aは、空燃比補正
率Rを書き換える際の変更量に相当する。上記のステッ
プで“YES”と判定される程度に排気温TEXが目標温
度T EX(N)に対して十分高温である場合は、空燃比を
一層燃料リッチとして排気温TEXを低下させる必要があ
る。そこで、本実施例はこの場合、前回のルーチン時に
設定した空燃比補正率Rに上記の空燃比補正率変更量a
を加算して新たなRを設定している(ステップ11
1)。
率Rを書き換える際の変更量に相当する。上記のステッ
プで“YES”と判定される程度に排気温TEXが目標温
度T EX(N)に対して十分高温である場合は、空燃比を
一層燃料リッチとして排気温TEXを低下させる必要があ
る。そこで、本実施例はこの場合、前回のルーチン時に
設定した空燃比補正率Rに上記の空燃比補正率変更量a
を加算して新たなRを設定している(ステップ11
1)。
【0063】この際、空燃比補正率変更量aは図7に示
すように、ΔTEX≧0の領域ではa 1 を切片として正の
傾きを有するΔTEXの関数とされ、またΔTEX<0の領
域では定数a1 とされている。
すように、ΔTEX≧0の領域ではa 1 を切片として正の
傾きを有するΔTEXの関数とされ、またΔTEX<0の領
域では定数a1 とされている。
【0064】従って、排気温TEXが、目標温度T
EX(N)に対して十分に高いうえにまだ昇温中である場
合は、昇温速度ΔTEXに比例して空燃比補正率の変更量
aは大きくなり、空燃比補正率Rは大きなステップで変
更される。これに対して、排気温T EXは目標温度T
EX(N)に対して十分に高いものの、ΔTEXが負、すな
わち排気温TEXが降温中である場合には変更量aは一定
の値に固定され、空燃比補正率Rは小さなステップで変
更されることになる。
EX(N)に対して十分に高いうえにまだ昇温中である場
合は、昇温速度ΔTEXに比例して空燃比補正率の変更量
aは大きくなり、空燃比補正率Rは大きなステップで変
更される。これに対して、排気温T EXは目標温度T
EX(N)に対して十分に高いものの、ΔTEXが負、すな
わち排気温TEXが降温中である場合には変更量aは一定
の値に固定され、空燃比補正率Rは小さなステップで変
更されることになる。
【0065】このようにして空燃比補正率Rの書換えを
終えたら、図8に示すテーブルを昇温速度ΔTEXで参照
して補正開始時間βを読みだす(ステップ112)。こ
の補正開始時間βは、内燃機関の運転状態が高負荷高回
転状態に移行してから燃料増量補正を開始するまでの遅
延時間である。つまり補正開始時間βは、上記図5にお
いて説明したように排気温TEXの昇温速度ΔTEXに基づ
いて決定されるべき時間である。
終えたら、図8に示すテーブルを昇温速度ΔTEXで参照
して補正開始時間βを読みだす(ステップ112)。こ
の補正開始時間βは、内燃機関の運転状態が高負荷高回
転状態に移行してから燃料増量補正を開始するまでの遅
延時間である。つまり補正開始時間βは、上記図5にお
いて説明したように排気温TEXの昇温速度ΔTEXに基づ
いて決定されるべき時間である。
【0066】そして、図5に示すように、内燃機関の運
転状態が変化(点A→点B又は点A→点C)してから排
気温TEXが見かけのクライテリアに達するまでに要する
時間(t1 又はt2 )は、昇温速度(ΔT/t1 又はΔ
T/t2 )の逆数に比例する。そこで、本実施例では、
この関係を図8に示すテーブルのように負の傾きを有す
る直線で近似化して用いている。
転状態が変化(点A→点B又は点A→点C)してから排
気温TEXが見かけのクライテリアに達するまでに要する
時間(t1 又はt2 )は、昇温速度(ΔT/t1 又はΔ
T/t2 )の逆数に比例する。そこで、本実施例では、
この関係を図8に示すテーブルのように負の傾きを有す
る直線で近似化して用いている。
【0067】そして、上記のステップ102で始めて内
燃機関が高負荷高回転状態であると判定されてから上記
の時間βが経過したか否かを見る。ここで、時間βがま
だ経過していない場合はステップ113で“NO”と判
定され、次のステップには今回のルーチンで書き換える
前の空燃比補正率Rが送り出される。また、すでに時間
βが経過したと判定された場合は、上記のステップ10
2で“NO”と判定されて時間βがリセットされるま
で、次のステップにはステップ111で書き換えられた
空燃比補正率Rが送り出される。
燃機関が高負荷高回転状態であると判定されてから上記
の時間βが経過したか否かを見る。ここで、時間βがま
だ経過していない場合はステップ113で“NO”と判
定され、次のステップには今回のルーチンで書き換える
前の空燃比補正率Rが送り出される。また、すでに時間
βが経過したと判定された場合は、上記のステップ10
2で“NO”と判定されて時間βがリセットされるま
で、次のステップにはステップ111で書き換えられた
空燃比補正率Rが送り出される。
【0068】尚、補正開始時間βはステップ112が実
行される度に読み変えられ常に最新の昇温速度ΔTEXに
追従する。従って、内燃機関が高負荷高回転状態に移行
したと始めて検出されてから、さらに内燃機関の運転状
態が変化しても燃料の増量補正は常に最新の状態に適合
した時期に開始される。
行される度に読み変えられ常に最新の昇温速度ΔTEXに
追従する。従って、内燃機関が高負荷高回転状態に移行
したと始めて検出されてから、さらに内燃機関の運転状
態が変化しても燃料の増量補正は常に最新の状態に適合
した時期に開始される。
【0069】このようにして、最小限の燃料増量で排気
系の過熱を防止するための空燃比補正率Rを求めたら、
基準となる燃料噴射時間τに空燃比補正率Rを乗算し
て、燃料噴射時間の補正を行う(ステップ114)。そ
して、次回の起動時に備えて今回検出した排気温TEXを
TEX′としてRAM42に格納して(ステップ115)
今回の処理を終了する。
系の過熱を防止するための空燃比補正率Rを求めたら、
基準となる燃料噴射時間τに空燃比補正率Rを乗算し
て、燃料噴射時間の補正を行う(ステップ114)。そ
して、次回の起動時に備えて今回検出した排気温TEXを
TEX′としてRAM42に格納して(ステップ115)
今回の処理を終了する。
【0070】以後、所定時間毎に本ルーチンが起動する
と、上記のステップ101〜115が繰り返し実行さ
れ、ルーチン毎に書き換えられた空燃比補正率Rにより
必要最小限の燃料増量補正が実行される。
と、上記のステップ101〜115が繰り返し実行さ
れ、ルーチン毎に書き換えられた空燃比補正率Rにより
必要最小限の燃料増量補正が実行される。
【0071】尚、本実施例においては、前記した排気温
検出手段3を排気温センサ16により実現する構成とし
たが、これに限るものではなく、例えば内燃機関の排気
温が内燃機関に供給される空気量と回転数とでほぼ一義
的に決まる値であることを利用して、図9に示すような
マップを、吸気圧Pと回転数Neとで参照することによ
り排気温TEXを求める構成としてもよい。
検出手段3を排気温センサ16により実現する構成とし
たが、これに限るものではなく、例えば内燃機関の排気
温が内燃機関に供給される空気量と回転数とでほぼ一義
的に決まる値であることを利用して、図9に示すような
マップを、吸気圧Pと回転数Neとで参照することによ
り排気温TEXを求める構成としてもよい。
【0072】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、排気温の
昇温速度に基づいて、高負荷高回転時における燃料増量
補正の開始時期を決定している。このため、内燃機関が
高負荷高回転状態に移行してから、排気系が実際に過熱
状態となるまでの時間を精度良く算出することが可能と
なり、燃料増量補正の開始時期を常に好適な時期に設定
することができる。
昇温速度に基づいて、高負荷高回転時における燃料増量
補正の開始時期を決定している。このため、内燃機関が
高負荷高回転状態に移行してから、排気系が実際に過熱
状態となるまでの時間を精度良く算出することが可能と
なり、燃料増量補正の開始時期を常に好適な時期に設定
することができる。
【0073】従って、本発明にかかる内燃機関の燃料噴
射制御装置によれば、内燃機関の運転状態がどのように
変化した場合でも最小限の燃料増量補正により排気系の
過熱防止がなされ、従来の装置を用いた場合に比べて排
気系の耐久性が向上すると共に内燃機関の燃費が向上す
るという特長を有している。
射制御装置によれば、内燃機関の運転状態がどのように
変化した場合でも最小限の燃料増量補正により排気系の
過熱防止がなされ、従来の装置を用いた場合に比べて排
気系の耐久性が向上すると共に内燃機関の燃費が向上す
るという特長を有している。
【図1】本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置の原理図
である。
である。
【図2】本発明に係る内燃機関の燃料噴射装置の一実施
例の構成図である。
例の構成図である。
【図3】本実施例の電子制御装置の構成を表すブロック
図である。
図である。
【図4】内燃機関の負荷状態と排気温との関係を説明す
るための図である。
るための図である。
【図5】燃料増量補正の最適な開始時期を説明するため
の図である。
の図である。
【図6】本実施例の電子制御回路で実行される空燃比補
正サブルーチンのフローチャートである。
正サブルーチンのフローチャートである。
【図7】本実施例の電子制御回路に格納され、排気温と
空燃比補正率の変更量との関係を表すテーブルである。
空燃比補正率の変更量との関係を表すテーブルである。
【図8】本実施例の電子制御回路に格納され、排気温と
燃料増量補正の開始時期との関係を表すテーブルであ
る。
燃料増量補正の開始時期との関係を表すテーブルであ
る。
【図9】本実施例の電子制御回路に格納され、内燃機関
の回転数と吸気圧とで参照して排気温を読み出すための
マップである。
の回転数と吸気圧とで参照して排気温を読み出すための
マップである。
1 負荷状態検出手段 2 空燃比算出手段 3 排気温検出手段 4 昇温速度算出手段 5 遅延時間補正手段 10 内燃機関本体 14 水温センサ 15 排気マニホールド 16 排気温センサ 17 空燃比センサ 18 触媒コンバータ 20 吸気温センサ 22 スロットルセンサ 24 吸気圧センサ 27 インジェクタ 32 電子制御回路
Claims (1)
- 【請求項1】 内燃機関の負荷状態を検出し、検出した
状態が所定の負荷状態に比べて低負荷状態であるときは
内燃機関に供給する空燃比を理論空燃比付近に制御し、
検出した状態が所定の負荷状態に比べて高負荷状態であ
るときは、低負荷状態から高負荷状態に移行してから所
定の遅延時間が経過するのを待って前記内燃機関に供給
する混合気の空燃比を燃料リッチに制御する内燃機関の
燃料噴射制御装置において、 前記内燃機関から排出される排気ガスの温度を検出する
排気温検出手段と、 該排気ガス検出手段で検出した排気温に基づいて、排気
温の昇温速度を算出する昇温速度算出手段と、 該昇温速度算出手段で算出した昇温速度が早いほど前記
遅延時間を短く補正する遅延時間補正手段とを有するこ
とを特徴とする内燃機関の燃料噴射制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29890192A JPH06146949A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29890192A JPH06146949A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06146949A true JPH06146949A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17865633
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29890192A Pending JPH06146949A (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 内燃機関の燃料噴射制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06146949A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0996234A (ja) * | 1995-09-30 | 1997-04-08 | Suzuki Motor Corp | 内燃機関の加速時制御装置 |
| KR100373054B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2003-02-15 | 현대자동차주식회사 | 오픈 루프 공연비 제어방법 |
| WO2003029634A1 (de) * | 2001-09-27 | 2003-04-10 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum schutz von abgasreiningungssystemen von brennkraftmaschinen vor thermischer überbelastung |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP29890192A patent/JPH06146949A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0996234A (ja) * | 1995-09-30 | 1997-04-08 | Suzuki Motor Corp | 内燃機関の加速時制御装置 |
| KR100373054B1 (ko) * | 2000-12-19 | 2003-02-15 | 현대자동차주식회사 | 오픈 루프 공연비 제어방법 |
| WO2003029634A1 (de) * | 2001-09-27 | 2003-04-10 | Volkswagen Aktiengesellschaft | Verfahren zum schutz von abgasreiningungssystemen von brennkraftmaschinen vor thermischer überbelastung |
| CN1327117C (zh) * | 2001-09-27 | 2007-07-18 | 大众汽车有限公司 | 保护内燃机废气净化系统不热过载的方法 |
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