JPH06147548A - 設備配管の施工方法 - Google Patents

設備配管の施工方法

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JPH06147548A
JPH06147548A JP30238992A JP30238992A JPH06147548A JP H06147548 A JPH06147548 A JP H06147548A JP 30238992 A JP30238992 A JP 30238992A JP 30238992 A JP30238992 A JP 30238992A JP H06147548 A JPH06147548 A JP H06147548A
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Masasato Aoki
正諭 青木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建設後の建物の美観を損なうことがないとと
もに、建設現場での冷媒管等の配管に要する作業量の低
減を図ることができる設備配管の施工方法を提供する。 【構成】 ユニット建物を構成する下階及び上階建物ユ
ニット10A,10Bの壁体に空調機の冷媒管20A,
20Bを工場にて予め配管しておくとともに、各建物ユ
ニット10A,10Bの壁体に冷媒管20A,20B同
士を接続する際に使用する作業用の開口を形成してお
き、建設現場にて、各建物ユニット10A,10Bの組
み合わせ時に開口を利用して各建物ユニット10A,1
0Bの隣接する冷媒管20A,20B同士を接続した
後、開口を閉塞する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設備配管の施工方法に
係り、例えば建物の内外部に配置される空調機の室内機
と室外機とを接続する冷媒管等の配管に利用される設備
配管の施工方法に関する。
【0002】
【背景技術】近年、住宅等の建物建設に多用されるよう
になってきたユニット工法は、建物を構成する多様な部
品を組み付けた居室ユニット、屋根ユニット等のモジュ
ール化された建物ユニットを予め工場生産した後、これ
らの建物ユニットを建設現場に輸送し、建設現場にてこ
れらの各建物ユニットを組み合わせてユニット建物を建
設する。
【0003】このようなユニット建物には建物内の空調
を行う空調機を設置する場合があるが、空調機は室内機
と室外機とから構成されるため、室内機と室外機とを接
続する冷媒管を建物の室内側から室外側にかけて配管し
なければならない。従来、この冷媒管の配管作業は建設
現場にて建物ユニットを配置した後に断熱材で被覆した
銅管を室内機と室外機との距離に合わせて配管していた
が、冷媒管の配管作業はすべてが現場作業となるため、
冷媒管を支持する各種ブラケットの取付けや、冷媒管の
寸法の調整に手間がかかる。そこで、この配管作業の手
間を解消すべく本発明出願人は先に実願平2−2686
5号の考案を提案している。
【0004】同考案は各建物ユニットに予め工場で冷媒
管が挿通されるガイド管を取付けておき、建設現場で各
建物ユニットを組み合わせて両建物ユニットのガイド管
同士を一体化した後、例えばワイヤ等を使用して冷媒管
をガイド管に挿通し、一方の端部を室内機側に、他方の
端部を室外機側に各々連結することによって冷媒管を配
管している。
【0005】ところが、ガイド管内にワイヤ等を利用し
て冷媒管を通す場合は、このワイヤをガイド管の一方か
ら挿入してガイド管の他方から引っ張らなければなら
ず、現場での作業量が多いという問題がある。このた
め、配管作業の更なる効率化を図るべく本発明出願人よ
り特願平4−252792号の配管方法及び配管構造が
提案されている。
【0006】この配管方法は冷媒管を各建物ユニット毎
に分割して予め工場で各建物ユニットに装着しておくと
ともに、建設現場における各建物ユニットの組み合わせ
時に各冷媒管の端部同士を接続してユニット建物に冷媒
管を配管するものである。これによれば、建設現場では
冷媒管の接続作業のみを行えばよいので、現場作業が減
少し配管作業を能率的に行うことができる利点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、冷媒管を各
建物ユニット毎に分割して装着する場合、各建物ユニッ
トの外側に配管したのでは冷媒管が外部に露出し美観が
損なわれる。そこで、冷媒管を外壁と内壁との間に配管
することが考えられるが、この場合には冷媒管同士の接
続作業を両建物ユニット間に生じるわずかな隙間等から
行わなければならないので、接続作業が煩雑となり現場
での作業量の減少を図ることができない欠点がある。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、建設後の建物の美観を損なうことがないととも
に、建設現場での冷媒管等の配管に要する作業量の低減
を図ることができる設備配管の施工方法を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、工場にて、建
物を構成する複数の壁体に跨がって配置される設備配管
をこれらの各壁体毎に分割して各壁体に埋設するととも
に、これらの各壁体に前記設備配管同士を接続する際に
使用する作業用の開口を形成しておき、建設現場にて、
各壁体の組み合わせ時に前記作業用の開口を利用して前
記各壁体の隣接する設備配管の端部同士を接続した後、
前記作業用の開口を閉塞することを特徴としている。
【0010】
【作用】本発明では、工場にて建物を構成する各壁体毎
に分割して設備配管を予め埋設しておき、建設現場にて
設備配管が配管された各壁体を組み合わせたときに、隣
接する配管同士を接続するようにしている。このため、
建設現場では設備配管を配管する作業を行わなくてす
む。また、建設現場にける各壁体の組み合わせ時には作
業用の開口を利用して各壁体の隣接する設備配管の端部
同士を接続するようにしている。従って、設備配管同士
の接続作業を容易且つ迅速に行うことができる。
【0011】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明に係る設備配
管の施工方法の一実施例について詳説する。
【0012】図1は、本実施例に係る設備配管の施工方
法が適用される建物ユニットの概略斜視図である。
【0013】図1の建物ユニット10は、四隅に立設さ
れた柱12と、柱12の上端間に架設された長辺上梁1
4A、短辺上梁14Bと、柱12の下端間に架設された
長辺下梁16A、短辺下梁16Bとから直方体状の骨組
みが形成されている。この建物ユニット10の外部には
工場での製造時に軽量気泡コンクリート(ALC)製の
外壁パネル18が、内部には図示しない天井材、内装材
が各々取付けられている。
【0014】また、建物ユニット10の内部には空調機
の設備配管として一対の冷媒管20が工場にてブラケッ
ト等を利用して配管されているとともに、建物ユニット
10の内壁を形成する内装材24が取付けられている。
冷媒管20としては銅管が使用され、この銅管の外周に
は断熱材が被覆されている。一方、冷媒管20に沿った
部分は内装材を取付けることなく開口26とされ、この
開口26は複数の建物ユニット10を組み合わせ配置し
たときに上下に隣接する建物ユニット10の冷媒管20
の端部同士を接続する際に利用される作業用の開口であ
る。
【0015】即ち、建物ユニット10には工場にて外壁
パネル18と内装材24が取付けられ、これにより建物
ユニット10に外壁パネル18と内装材24とからなる
壁体25が形成されているとともに、設備配管としての
冷媒管20が壁体25内に建物ユニット10毎に分割し
て配管される。この冷媒管20はその端部が建物ユニッ
ト10内に引き込まれる場合や建物ユニット10内に設
置された室内機と接続される等、各建物ユニット10の
設置場所に応じて適宜な端部処置を施されている。
【0016】前記の建物ユニット10を利用してユニッ
ト建物に冷媒管を配管する作業は以下の通りである。
【0017】図2は上下に積層配置された建物ユニット
間の関係を示す断面図、図3及び図4は下階建物ユニッ
トと上階建物ユニットとに各々配管されている冷媒管同
士の接続構造を示す要部断面図である。図2に示すよう
に、先ず下階建物ユニット10Aを基礎28上に配置す
るとともに、下階建物ユニット10Aに予め配管されて
いる冷媒管20Aの下端を空調機の室外機30と接続す
る。
【0018】一方、下階建物ユニット10A上に配置さ
れる上階建物ユニット10Bの室内側には室内機31が
設置され、この室内機31から冷媒管20Bが外壁パネ
ル18に沿って下方へ配管されている。この冷媒管20
Bの端部22Bは下階建物ユニット10A上に上階建物
ユニット10Bを積層配置した際に下階建物ユニット1
0Aに配管された冷媒管20Aの端部20Aと接続され
るが、その接続作業は次のように行う。
【0019】図3に示すように、先ず、継ぎ手32の挿
通孔32Aの内径を拡大した後、冷媒管20A,20B
の端部22A,22Bを挿通孔32Aに挿入して継ぎ手
32を加熱する。そうすると、形状記憶合金の作用によ
って継ぎ手32の挿通孔32Aが収縮し、これにより継
ぎ手32の挿通孔32Aが各端部22A,22Bに密着
して両者を締付け固定する。この継ぎ手32は銅系合金
或いはニッケル・チタン合金等の形状記憶合金で構成さ
れている。
【0020】ここで、継ぎ手32が一旦収縮した場合は
−40℃程度の低温にしなければ再度拡大しないので、
常温では収縮状態に維持され、冷媒管20A,20Bの
端部22A,22B同士を確実に接続することができ
る。この接続作業は建物ユニット10内に形成された開
口26を利用して行われるため、継ぎ手32の各端部2
2A,22Bへの挿入、加熱作業等を容易、且つ迅速に
行うことができる。
【0021】尚、冷媒管20A,20Bの端部22A,
22B同士を接続する方法としては形状記憶合金製の前
記継ぎ手32を利用する他、溶接接合による場合や、冷
媒管が離反している際は開口が閉じられ、接続時に連通
される一対の接続部材等を用いてもよい。
【0022】次いで、各端部22A,22Bの接続後、
図4に示すように開口26に板状の閉塞部材34を被せ
て閉塞し、建物ユニット10内に内壁を形成する。尚、
図3及び図4には図示していないが、閉塞部材34によ
る閉塞後、建物ユニット10内に天井面、床面を形成す
る天井材、床材を取付けてもよい。
【0023】このように、本実施例によれば建物ユニッ
ト10の壁体25を構成する外壁パネル18と内装材2
4との間に空調機の冷媒管20A,20Bを工場にて予
め配管している。従って、建設現場における冷媒管20
A,20Bの配管作業は一切行わなくてすみ、建設現場
における作業量が低減する。
【0024】また、建設現場においては下階建物ユニッ
ト10A上に上階建物ユニット10Bを積層配置すると
きに各建物ユニット10A,10Bの壁体25に形成さ
れた作業用の開口26を利用して冷媒管20A,20B
の端部22A,22B同士を接続するようにしているの
で、その接続作業を容易且つ迅速に行うことができる。
これにより、建設現場での冷媒管等の配管に要する作業
が効率化される。
【0025】尚、本実施例ではユニット建物に冷媒管を
配管する場合について説明したが、これに限らずパネル
工法住宅に本発明を適用することも可能である。この場
合は図5に示すようにパネル工法住宅の構成要素である
パネル40内に予め工場にて冷媒管42を配管してお
き、ユニット式建物の場合と同様に、パネル40を組み
合わせるときに各パネル40に配管された冷媒管42の
端部同士を接続し、その後、開口44を閉塞部材46で
閉塞する。これによれば、開口44を利用して建設現場
での冷媒管42同士の接続が迅速に行えるので、配管作
業の効率化を図ることが可能となる。
【0026】また、本実施例では、設備配管の一例とし
て冷媒管を建物内に配管する場合について説明したが、
これに限らず給水管や排水管等の設備配管に適用するこ
とも可能である。また、電話線や電線等の内部配線に適
用することも可能である。更に、図1では冷媒管20の
接続作業に利用する開口26を建物ユニット10の室内
側に形成したが、これに限らず室外側に形成してもよ
い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば建
設後の建物の美観を損なうことがなく、且つ建設現場で
の冷媒管等の配管に要する作業を容易且つ迅速に行うこ
とが可能となり、配管作業の更なる効率化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る設備配管の施工方法が適用され
る建物ユニットの概略斜視図である。
【図2】上下に積層配置された建物ユニット間の関係を
示す断面図である。
【図3】下階建物ユニットと上階建物ユニットとに各々
配管されている冷媒管同士の接続構造を示す要部断面図
である。
【図4】下階建物ユニットと上階建物ユニットとに各々
配管されている冷媒管同士の接続構造を示す要部断面図
である。
【図5】他の実施例に係る設備配管の施工方法が適用さ
れるパネル工法住宅の構成要素となるパネルの概略斜視
図である。
【符号の説明】
10 10A 10B 建物ユニット 18 外壁パネル 20 20A 20B 冷媒管(設備配管) 22A 22B 端部 24 内装材 25 壁体 26 44 開口 34 46 閉塞部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工場にて、建物を構成する複数の壁体に
    跨がって配置される設備配管をこれらの各壁体毎に分割
    して各壁体に埋設するとともに、これらの各壁体に前記
    設備配管同士を接続する際に使用する作業用の開口を形
    成しておき、 建設現場にて、各壁体の組み合わせ時に前記作業用の開
    口を利用して前記各壁体の隣接する設備配管の端部同士
    を接続した後、前記作業用の開口を閉塞することを特徴
    とする設備配管の施工方法。
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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5356815A (en) * 1976-10-30 1978-05-23 Kubota Ltd Unit connection structure of unit residence
JPS6340736U (ja) * 1986-09-03 1988-03-16
JPH04101610A (ja) * 1990-08-14 1992-04-03 Misawa Homes Co Ltd ユニット建物におけるカプセルユニット間相互の電気的接続構造
JP3048046U (ja) * 1997-10-15 1998-05-06 株式会社サンエム 簡易箪笥およびその骨組み
JP3118443U (ja) * 2005-11-09 2006-01-26 日本ジッパーチュービング株式会社 防塵性断熱用構造材

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