JPH06147784A - 伝熱管 - Google Patents
伝熱管Info
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- JPH06147784A JPH06147784A JP29688592A JP29688592A JPH06147784A JP H06147784 A JPH06147784 A JP H06147784A JP 29688592 A JP29688592 A JP 29688592A JP 29688592 A JP29688592 A JP 29688592A JP H06147784 A JPH06147784 A JP H06147784A
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- heat exchanger
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Links
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Landscapes
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 空気調和機や冷凍機器、自動車空調機等の冷
媒と空気等の流体間で熱の授受を行う熱交換器に用いら
れる伝熱管において、伝熱管内流路を流れる冷媒と伝熱
管との間の熱伝達率を大幅に向上させることにより、こ
の伝熱管を用いた熱交換器の性能向上を図ることを目的
とする。 【構成】 伝熱管11の内面12を親水性表面14とす
ることにより、伝熱管11は、内面12の濡れ性が向上
し、液冷媒が内面12の上部にも十分に保持されるよう
になり、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、
冷媒と伝熱管11との間で大きい熱伝達率を得る。
媒と空気等の流体間で熱の授受を行う熱交換器に用いら
れる伝熱管において、伝熱管内流路を流れる冷媒と伝熱
管との間の熱伝達率を大幅に向上させることにより、こ
の伝熱管を用いた熱交換器の性能向上を図ることを目的
とする。 【構成】 伝熱管11の内面12を親水性表面14とす
ることにより、伝熱管11は、内面12の濡れ性が向上
し、液冷媒が内面12の上部にも十分に保持されるよう
になり、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、
冷媒と伝熱管11との間で大きい熱伝達率を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機や冷凍機器、
自動車空調機等の冷媒と空気等の流体間で熱の授受を行
う熱交換器に用いられる伝熱管に関するものである。
自動車空調機等の冷媒と空気等の流体間で熱の授受を行
う熱交換器に用いられる伝熱管に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、熱交換器は、機器設計の面からコ
ンパクト化が要求されており、熱交換器の伝熱管につい
ても、冷媒流路を構成する内面に螺旋状の溝を設ける等
の工夫により高効率化が図られている。
ンパクト化が要求されており、熱交換器の伝熱管につい
ても、冷媒流路を構成する内面に螺旋状の溝を設ける等
の工夫により高効率化が図られている。
【0003】従来の伝熱管としては実公昭55−149
56号公報や実公昭55−26706号公報に示されて
いる伝熱管の内面形状がある。
56号公報や実公昭55−26706号公報に示されて
いる伝熱管の内面形状がある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の伝熱
管を説明する。図4は、従来の伝熱管の断面図である。
図4において、1は伝熱管である。2は内面で、その表
面に、長手方向(紙面下方向)と傾斜する方向に連続す
る台形状の溝3が一定のピッチで複数設けられてある。
4は伝熱管1内の流路である。
管を説明する。図4は、従来の伝熱管の断面図である。
図4において、1は伝熱管である。2は内面で、その表
面に、長手方向(紙面下方向)と傾斜する方向に連続す
る台形状の溝3が一定のピッチで複数設けられてある。
4は伝熱管1内の流路である。
【0005】以上のように構成された伝熱管について、
以下その動作を説明する。まず、伝熱管1は、一般に熱
交換器の冷媒側水平流路を構成する伝熱管として用いら
れる。図5は、前記伝熱管を用いた熱交換器の一例を示
している。5は熱交換器で、一定間隔で平行に並べられ
たフィン6とフィン6に直角に挿入された伝熱管1とか
ら構成されており、フィン6を流れる気流と伝熱管1内
の流路4を水平方向に流れる冷媒との間で熱交換が行わ
れる。
以下その動作を説明する。まず、伝熱管1は、一般に熱
交換器の冷媒側水平流路を構成する伝熱管として用いら
れる。図5は、前記伝熱管を用いた熱交換器の一例を示
している。5は熱交換器で、一定間隔で平行に並べられ
たフィン6とフィン6に直角に挿入された伝熱管1とか
ら構成されており、フィン6を流れる気流と伝熱管1内
の流路4を水平方向に流れる冷媒との間で熱交換が行わ
れる。
【0006】熱交換器5を蒸発器として使用する際は、
伝熱管1内の流路4を流れる液冷媒が、螺旋状の溝3に
沿って内面2の円周方向に回転し、内面2と液冷媒とが
接する有効伝熱面積が増大する効果により、伝熱管1と
冷媒との間で熱伝達率の向上を得ていた。
伝熱管1内の流路4を流れる液冷媒が、螺旋状の溝3に
沿って内面2の円周方向に回転し、内面2と液冷媒とが
接する有効伝熱面積が増大する効果により、伝熱管1と
冷媒との間で熱伝達率の向上を得ていた。
【0007】熱交換器5を凝縮器として使用する際は、
伝熱管1内の流路4を流れる蒸気冷媒が凝縮し、液冷媒
となり溝3に保持されるが、その液冷媒を螺旋状の溝3
に沿って排出することで、内面2と蒸気冷媒とが接する
有効伝熱面積が増大する効果により、伝熱管1と冷媒と
の間で熱伝達率の向上を得ていた。
伝熱管1内の流路4を流れる蒸気冷媒が凝縮し、液冷媒
となり溝3に保持されるが、その液冷媒を螺旋状の溝3
に沿って排出することで、内面2と蒸気冷媒とが接する
有効伝熱面積が増大する効果により、伝熱管1と冷媒と
の間で熱伝達率の向上を得ていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、流路を流れる液冷媒が蒸発する際、重力
の影響で内面の上部に液冷媒が十分に保持されないた
め、内面の上部で液冷媒の蒸発が十分に行われず、冷媒
と伝熱管との熱伝達率が低下し、期待される熱交換器の
コンパクト化に対して十分な熱伝達率が得られていない
という課題を有していた。
来の構成では、流路を流れる液冷媒が蒸発する際、重力
の影響で内面の上部に液冷媒が十分に保持されないた
め、内面の上部で液冷媒の蒸発が十分に行われず、冷媒
と伝熱管との熱伝達率が低下し、期待される熱交換器の
コンパクト化に対して十分な熱伝達率が得られていない
という課題を有していた。
【0009】また、上記従来の構成では、流路を流れる
蒸気冷媒が凝縮する際、凝縮した液冷媒が内面の下部に
溜まりやすく、蒸気冷媒は内面で均等に凝縮していな
い。特に、内面の下部ではほとんど凝縮が行われず、熱
伝達率が低下し、期待される熱交換器5のコンパクト化
に対して十分な熱伝達率が得られていないという課題を
有していた。
蒸気冷媒が凝縮する際、凝縮した液冷媒が内面の下部に
溜まりやすく、蒸気冷媒は内面で均等に凝縮していな
い。特に、内面の下部ではほとんど凝縮が行われず、熱
伝達率が低下し、期待される熱交換器5のコンパクト化
に対して十分な熱伝達率が得られていないという課題を
有していた。
【0010】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、溝の形状を変えずに伝熱管と冷媒との熱伝達率を向
上させることを目的とする。
で、溝の形状を変えずに伝熱管と冷媒との熱伝達率を向
上させることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の伝熱管は、内面を親水性表面とした構成を有し
ている。
本発明の伝熱管は、内面を親水性表面とした構成を有し
ている。
【0012】また、内面を撥水性表面とした構成を有し
ている。また、内面の上部を親水性表面とし、下部を撥
水性表面とした構成を有している。
ている。また、内面の上部を親水性表面とし、下部を撥
水性表面とした構成を有している。
【0013】
【作用】本発明の伝熱管は、内面を親水性表面としたた
め、蒸発伝熱管として使用する際は、内面の濡れ性が向
上し、液冷媒が内面の上部にも十分に保持されるように
なり、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、冷
媒と伝熱管との間で大きい熱伝達率が得られる。
め、蒸発伝熱管として使用する際は、内面の濡れ性が向
上し、液冷媒が内面の上部にも十分に保持されるように
なり、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、冷
媒と伝熱管との間で大きい熱伝達率が得られる。
【0014】また、内面を撥水性表面としたため、凝縮
伝熱管として使用する際は、凝縮した液冷媒が弾かれ、
蒸気冷媒中に飛散し、特に、内面の下部にも液冷媒は溜
まらず、液冷媒と伝熱管との接触面積が減少するように
なり、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、
冷媒と伝熱管との間で大きい熱伝達率が得られる。
伝熱管として使用する際は、凝縮した液冷媒が弾かれ、
蒸気冷媒中に飛散し、特に、内面の下部にも液冷媒は溜
まらず、液冷媒と伝熱管との接触面積が減少するように
なり、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、
冷媒と伝熱管との間で大きい熱伝達率が得られる。
【0015】また、内面の上部を親水性表面とし、下部
を撥水性表面としているため、蒸発伝熱管として使用す
る際は、液冷媒は、内面の下部の撥水性表面により弾か
れ、上部の親水性表面に供給され易くなる。同時に、重
力によって、内面の下部に液冷媒が流れる。従って、そ
の相互作用により、液膜が均等化され、液冷媒が蒸発す
る際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で大
きい熱伝達率が得られる。さらに、凝縮伝熱管として使
用する際は、凝縮した液冷媒は、同様に内面で均等化さ
れ、液冷媒は極めて薄い膜状の流れとなるので蒸気冷媒
は、内面で均等に凝縮するようになり、蒸気冷媒が凝縮
する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で
大きい熱伝達率が得られる。
を撥水性表面としているため、蒸発伝熱管として使用す
る際は、液冷媒は、内面の下部の撥水性表面により弾か
れ、上部の親水性表面に供給され易くなる。同時に、重
力によって、内面の下部に液冷媒が流れる。従って、そ
の相互作用により、液膜が均等化され、液冷媒が蒸発す
る際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で大
きい熱伝達率が得られる。さらに、凝縮伝熱管として使
用する際は、凝縮した液冷媒は、同様に内面で均等化さ
れ、液冷媒は極めて薄い膜状の流れとなるので蒸気冷媒
は、内面で均等に凝縮するようになり、蒸気冷媒が凝縮
する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で
大きい熱伝達率が得られる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の伝熱管の一実施例について、
図面を参照しながら説明する。
図面を参照しながら説明する。
【0017】図1は、本発明の一実施例による伝熱管の
断面図である。図1において、11は伝熱管で、12は
伝熱管11の内面である。その表面に台形状の溝13が
長手方向と傾斜する方向に連続して設けてある。また、
内面12は表面処理材により親水性表面14となってい
る。15は伝熱管11内の流路である。
断面図である。図1において、11は伝熱管で、12は
伝熱管11の内面である。その表面に台形状の溝13が
長手方向と傾斜する方向に連続して設けてある。また、
内面12は表面処理材により親水性表面14となってい
る。15は伝熱管11内の流路である。
【0018】以上のように構成された伝熱管について、
以下その動作を説明する。まず、伝熱管11は、蒸発器
の冷媒側水平流路を構成する伝熱管に用いられる。
以下その動作を説明する。まず、伝熱管11は、蒸発器
の冷媒側水平流路を構成する伝熱管に用いられる。
【0019】この状態において、伝熱管11内の流路1
5を流れる液冷媒は、重力に逆らって螺旋状の溝13に
沿って内面12の上部へ引き上げられるが、重力の影響
で、蒸気冷媒中に飛散したり下部に集まったりする。し
かし、液冷媒は親水性表面14に保持される傾向が強い
ため、伝熱管は内面12の上部に対しても濡れ性が向上
し、液冷媒が内面の上部にも十分に保持されるようにな
り、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒
と伝熱管11との間で大きい熱伝達率を得ることができ
る。
5を流れる液冷媒は、重力に逆らって螺旋状の溝13に
沿って内面12の上部へ引き上げられるが、重力の影響
で、蒸気冷媒中に飛散したり下部に集まったりする。し
かし、液冷媒は親水性表面14に保持される傾向が強い
ため、伝熱管は内面12の上部に対しても濡れ性が向上
し、液冷媒が内面の上部にも十分に保持されるようにな
り、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒
と伝熱管11との間で大きい熱伝達率を得ることができ
る。
【0020】以上のように本実施例の伝熱管11は内面
12を親水性表面14としたことにより、伝熱管11
は、内面12の濡れ性が向上し、液冷媒が内面12の上
部にも十分に保持されるようになり、液冷媒が蒸発する
際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管11との間で
大きい熱伝達率を得ることができる。
12を親水性表面14としたことにより、伝熱管11
は、内面12の濡れ性が向上し、液冷媒が内面12の上
部にも十分に保持されるようになり、液冷媒が蒸発する
際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管11との間で
大きい熱伝達率を得ることができる。
【0021】尚、本実施例において、内面12は溝付面
としたが、内面12は平滑面としても同様に液冷媒が内
面12の上部に保持され易い効果が得られる。
としたが、内面12は平滑面としても同様に液冷媒が内
面12の上部に保持され易い効果が得られる。
【0022】次に、本発明の伝熱管の他の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の他
の実施例による伝熱管の断面図である。図2において、
21は伝熱管で、22は伝熱管21の内面である。その
表面に台形状の溝23が長手方向と傾斜する方向に連続
して設けてある。また、内面22は表面処理材により撥
水性表面24となっている。25は伝熱管21内の流路
である。
て、図面を参照しながら説明する。図2は、本発明の他
の実施例による伝熱管の断面図である。図2において、
21は伝熱管で、22は伝熱管21の内面である。その
表面に台形状の溝23が長手方向と傾斜する方向に連続
して設けてある。また、内面22は表面処理材により撥
水性表面24となっている。25は伝熱管21内の流路
である。
【0023】以上のように構成された伝熱管について、
以下その動作を説明する。まず、伝熱管21は、凝縮器
の冷媒側水平流路を構成する伝熱管に用いられる。
以下その動作を説明する。まず、伝熱管21は、凝縮器
の冷媒側水平流路を構成する伝熱管に用いられる。
【0024】この状態において、伝熱管21内の流路2
5を流れる蒸気冷媒は、凝縮し、液冷媒となり、溝23
に保持され、その液冷媒を螺旋状の溝23に沿って排出
するが、液冷媒は撥水性表面24によって弾かれ、蒸気
冷媒中に飛散し、特に、内面の下部にも液冷媒は溜まら
ず、内面22と液冷媒との接触面積が減少するようにな
り、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷
媒と伝熱管21との間で大きい熱伝達率が得られる。
5を流れる蒸気冷媒は、凝縮し、液冷媒となり、溝23
に保持され、その液冷媒を螺旋状の溝23に沿って排出
するが、液冷媒は撥水性表面24によって弾かれ、蒸気
冷媒中に飛散し、特に、内面の下部にも液冷媒は溜まら
ず、内面22と液冷媒との接触面積が減少するようにな
り、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷
媒と伝熱管21との間で大きい熱伝達率が得られる。
【0025】以上のように本実施例の伝熱管21は内面
22を撥水性表面24としたことにより、凝縮した液冷
媒は撥水性表面24によって弾かれ、蒸気冷媒中に飛散
し、特に、内面22の下部にも液冷媒は溜まらず、内面
22と液冷媒との接触面積が減少するようになり、蒸気
冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱
管21との間で大きい熱伝達率が得られる。
22を撥水性表面24としたことにより、凝縮した液冷
媒は撥水性表面24によって弾かれ、蒸気冷媒中に飛散
し、特に、内面22の下部にも液冷媒は溜まらず、内面
22と液冷媒との接触面積が減少するようになり、蒸気
冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱
管21との間で大きい熱伝達率が得られる。
【0026】尚、本実施例において、内面22は溝付面
としたが、内面22は平滑面としても同様に液冷媒が飛
散する効果は得られる。
としたが、内面22は平滑面としても同様に液冷媒が飛
散する効果は得られる。
【0027】次に、本発明の伝熱管の他の実施例につい
て、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の他
の実施例による伝熱管の断面図である。図3において、
31は伝熱管で、32は伝熱管31の内面である。その
表面に台形状の溝33が長手方向と傾斜する方向に連続
して設けてある。また、内面32の上部は、表面処理材
により親水性表面34となり、下部は、表面処理材によ
り撥水性表面35となっている。36は伝熱管31内の
流路である。
て、図面を参照しながら説明する。図3は、本発明の他
の実施例による伝熱管の断面図である。図3において、
31は伝熱管で、32は伝熱管31の内面である。その
表面に台形状の溝33が長手方向と傾斜する方向に連続
して設けてある。また、内面32の上部は、表面処理材
により親水性表面34となり、下部は、表面処理材によ
り撥水性表面35となっている。36は伝熱管31内の
流路である。
【0028】以上のように構成された伝熱管について、
以下その動作を説明する。まず、伝熱管31は、凝縮器
と蒸発器とを共用する熱交換器の冷媒側水平流路を構成
する伝熱管に用いられる。
以下その動作を説明する。まず、伝熱管31は、凝縮器
と蒸発器とを共用する熱交換器の冷媒側水平流路を構成
する伝熱管に用いられる。
【0029】この状態において、蒸発伝熱管として使用
する際は、伝熱管31内の流路36を流れる液冷媒は、
重力に逆らって螺旋状の溝33に沿って内面32の上部
へ引き上げられるが、液冷媒は、内面32の下部の撥水
性表面35により弾かれ、上部の親水性表面34に供給
され易くなる。同時に、重力によって、内面32の下部
に液冷媒流れる。従って、その相互作用により、液膜が
均等化され、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大
し、冷媒と伝熱管31との間で大きい熱伝達率が得られ
る。
する際は、伝熱管31内の流路36を流れる液冷媒は、
重力に逆らって螺旋状の溝33に沿って内面32の上部
へ引き上げられるが、液冷媒は、内面32の下部の撥水
性表面35により弾かれ、上部の親水性表面34に供給
され易くなる。同時に、重力によって、内面32の下部
に液冷媒流れる。従って、その相互作用により、液膜が
均等化され、液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大
し、冷媒と伝熱管31との間で大きい熱伝達率が得られ
る。
【0030】また、凝縮伝熱管として使用する際は、伝
熱管31内の流路35を流れる蒸気冷媒は、凝縮し、液
冷媒となり、溝33に保持され、その液冷媒を螺旋状の
溝33に沿って排出するが、上記と同様に液膜が均等化
され、液冷媒は極めて薄い膜状の流れとなるので蒸気冷
媒は、内面32で均等に凝縮するようになり、蒸気冷媒
が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管3
1との間で大きい熱伝達率が得られる。
熱管31内の流路35を流れる蒸気冷媒は、凝縮し、液
冷媒となり、溝33に保持され、その液冷媒を螺旋状の
溝33に沿って排出するが、上記と同様に液膜が均等化
され、液冷媒は極めて薄い膜状の流れとなるので蒸気冷
媒は、内面32で均等に凝縮するようになり、蒸気冷媒
が凝縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管3
1との間で大きい熱伝達率が得られる。
【0031】以上のように本実施例の伝熱管31は、内
面32の上部を親水性表面34とし、下部を撥水性表面
35としたことにより、蒸発伝熱管として使用する際
は、液冷媒は、内面32の下部の撥水性表面35により
弾かれ、上部の親水性表面34に供給され易くなる。同
時に、重力によって、内面32の下部に液冷媒が流れ
る。従って、その相互作用により、液膜が均等化され、
液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝
熱管31との間で大きい熱伝達率が得られる。また、凝
縮伝熱管として使用する際は、凝縮した液冷媒は、同様
に内面32で均等化され、液冷媒は極めて薄い膜状の流
れとなるので蒸気冷媒は、内面32で均等に凝縮するよ
うになり、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大
し、冷媒と伝熱管31との間で大きい熱伝達率が得られ
る。
面32の上部を親水性表面34とし、下部を撥水性表面
35としたことにより、蒸発伝熱管として使用する際
は、液冷媒は、内面32の下部の撥水性表面35により
弾かれ、上部の親水性表面34に供給され易くなる。同
時に、重力によって、内面32の下部に液冷媒が流れ
る。従って、その相互作用により、液膜が均等化され、
液冷媒が蒸発する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝
熱管31との間で大きい熱伝達率が得られる。また、凝
縮伝熱管として使用する際は、凝縮した液冷媒は、同様
に内面32で均等化され、液冷媒は極めて薄い膜状の流
れとなるので蒸気冷媒は、内面32で均等に凝縮するよ
うになり、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が増大
し、冷媒と伝熱管31との間で大きい熱伝達率が得られ
る。
【0032】尚、本実施例において、内面32は溝付面
としたが、内面32は平滑面としても同様に液膜が均等
化される効果が得られる。
としたが、内面32は平滑面としても同様に液膜が均等
化される効果が得られる。
【0033】また、本実施例において、親水性表面34
または撥水性表面35のどちらか一方を無処理としても
同様の効果が得られる。
または撥水性表面35のどちらか一方を無処理としても
同様の効果が得られる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、内面を親
水性表面としたことにより、蒸発伝熱管として使用する
際は、内面の濡れ性が向上し、液冷媒が内面の上部にも
十分に保持されるようになり、液冷媒が蒸発する際の有
効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で大きい熱伝
達率を得ることができる。
水性表面としたことにより、蒸発伝熱管として使用する
際は、内面の濡れ性が向上し、液冷媒が内面の上部にも
十分に保持されるようになり、液冷媒が蒸発する際の有
効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で大きい熱伝
達率を得ることができる。
【0035】また、内面を撥水性表面としたことによ
り、凝縮伝熱管として使用する際は、凝縮した液冷媒が
弾かれ、蒸気冷媒中に飛散し、特に、内面の下部にも液
冷媒は溜まらず、液冷媒と伝熱管との接触面積が減少す
るようになり、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が
増大し、冷媒と伝熱管との間で大きい熱伝達率が得るこ
とができる。
り、凝縮伝熱管として使用する際は、凝縮した液冷媒が
弾かれ、蒸気冷媒中に飛散し、特に、内面の下部にも液
冷媒は溜まらず、液冷媒と伝熱管との接触面積が減少す
るようになり、蒸気冷媒が凝縮する際の有効伝熱面積が
増大し、冷媒と伝熱管との間で大きい熱伝達率が得るこ
とができる。
【0036】また、内面の上部を親水性表面とし、下部
を撥水性表面としたことにより、蒸気伝熱管として使用
する際は、液冷媒は、内面の下部の撥水性表面により弾
かれ、上部の親水性表面に供給され易くなる。同時に、
重力によって、内面の下部に液冷媒が流れる。従って、
その相互作用により、液膜が均等化され、液冷媒が蒸発
する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で
大きい熱伝達率が得られる。さらに、凝縮伝熱管として
使用する際は、凝縮した液冷媒は、同様に内面で均等化
され、液冷媒は極めて薄い膜状の流れとなるので蒸気冷
媒は、内面で均等に凝縮するようになり、蒸気冷媒が凝
縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間
で大きい熱伝達率が得ることができる。
を撥水性表面としたことにより、蒸気伝熱管として使用
する際は、液冷媒は、内面の下部の撥水性表面により弾
かれ、上部の親水性表面に供給され易くなる。同時に、
重力によって、内面の下部に液冷媒が流れる。従って、
その相互作用により、液膜が均等化され、液冷媒が蒸発
する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間で
大きい熱伝達率が得られる。さらに、凝縮伝熱管として
使用する際は、凝縮した液冷媒は、同様に内面で均等化
され、液冷媒は極めて薄い膜状の流れとなるので蒸気冷
媒は、内面で均等に凝縮するようになり、蒸気冷媒が凝
縮する際の有効伝熱面積が増大し、冷媒と伝熱管との間
で大きい熱伝達率が得ることができる。
【図1】本発明の伝熱管の一実施例の断面図
【図2】本発明の伝熱管の他の実施例の断面図
【図3】本発明の伝熱管の他の実施例の断面図
【図4】従来の伝熱管の断面図
【図5】従来の伝熱管を用いた熱交換器を示す斜視図
11 伝熱管 12 内面 14 親水性表面 21 伝熱管 22 内面 24 撥水性表面 31 伝熱管 32 内面 34 親水性表面 35 撥水性表面
Claims (3)
- 【請求項1】 内面を親水性表面とした伝熱管。
- 【請求項2】 内面を撥水性表面とした伝熱管。
- 【請求項3】 内面の上部を親水性表面とし、下部を撥
水性表面とした伝熱管。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29688592A JPH06147784A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 伝熱管 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29688592A JPH06147784A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 伝熱管 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06147784A true JPH06147784A (ja) | 1994-05-27 |
Family
ID=17839430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29688592A Pending JPH06147784A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 伝熱管 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06147784A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322627A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Toshiba Corp | 熱交換器とその製造方法、ならびに原子炉格納容器システム |
| JP2011099605A (ja) * | 2009-11-05 | 2011-05-19 | Fujikura Ltd | マイクロチャンネル型熱交換器 |
| US8256502B2 (en) | 2007-06-08 | 2012-09-04 | Denso Corporation | Heat exchange member and heat exchange apparatus |
| JP2014055766A (ja) * | 2013-12-24 | 2014-03-27 | Toyota Central R&D Labs Inc | 壁、被冷却要素及び選択的付着方法 |
| CN107191796A (zh) * | 2017-06-15 | 2017-09-22 | 华南理工大学 | 一种大功率led散热灯及一种非均匀润湿性图案化表面的制备方法 |
| CN108036658A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-05-15 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于降膜式换热器的换热管及换热器和空调热泵机组 |
| CN108168358A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-15 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 翅片管式换热器 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP29688592A patent/JPH06147784A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006322627A (ja) * | 2005-05-17 | 2006-11-30 | Toshiba Corp | 熱交換器とその製造方法、ならびに原子炉格納容器システム |
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| CN107191796A (zh) * | 2017-06-15 | 2017-09-22 | 华南理工大学 | 一种大功率led散热灯及一种非均匀润湿性图案化表面的制备方法 |
| CN107191796B (zh) * | 2017-06-15 | 2023-09-19 | 华南理工大学 | 一种大功率led散热灯及一种非均匀润湿性图案化表面的制备方法 |
| CN108036658A (zh) * | 2017-12-15 | 2018-05-15 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 用于降膜式换热器的换热管及换热器和空调热泵机组 |
| CN108168358A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-06-15 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 翅片管式换热器 |
| CN108168358B (zh) * | 2017-12-27 | 2020-06-16 | 青岛海尔智能技术研发有限公司 | 翅片管式换热器 |
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