JPH0614834B2 - 固型食品 - Google Patents
固型食品Info
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- JPH0614834B2 JPH0614834B2 JP59231003A JP23100384A JPH0614834B2 JP H0614834 B2 JPH0614834 B2 JP H0614834B2 JP 59231003 A JP59231003 A JP 59231003A JP 23100384 A JP23100384 A JP 23100384A JP H0614834 B2 JPH0614834 B2 JP H0614834B2
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- JP
- Japan
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- phosphate
- protein
- weight
- acid
- solid food
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- Edible Oils And Fats (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は栄養的バランスに優れた固型食品に関する。
我が国においてもパン食の普及に伴って、バター、マー
ガリン、チーズ等が種々製造されているが、近年チーズ
代替品としてチーズ様食品が注目されている。
ガリン、チーズ等が種々製造されているが、近年チーズ
代替品としてチーズ様食品が注目されている。
チーズ様食品は、蛋白質と食用油脂を主成分として製造
され、この種チーズ様食品としては従来蛋白質として大
豆蛋白質を主成分として用いたもの(特公昭49−61
07号)、酸カゼインを原料とし、これをカルシウムで
水和して用いたもの(特公昭56−10013号、特開
昭51−73164号)、酸カゼインをアルカリ処理し
たもの、またはアルカリカゼイネートを用いたもの(特
開昭56−68349号、同58−158132号)、
蛋白質としてレンネットカゼインを用い、該レンネット
カゼインがチーズ様食品中に25%以上含有されたもの
(特開昭53−109978号)、植物性蛋白質を主と
し、カゼイン酸ナトリウム、卵白等が併用したもの(特
開昭58−146237号)等が知られている。
され、この種チーズ様食品としては従来蛋白質として大
豆蛋白質を主成分として用いたもの(特公昭49−61
07号)、酸カゼインを原料とし、これをカルシウムで
水和して用いたもの(特公昭56−10013号、特開
昭51−73164号)、酸カゼインをアルカリ処理し
たもの、またはアルカリカゼイネートを用いたもの(特
開昭56−68349号、同58−158132号)、
蛋白質としてレンネットカゼインを用い、該レンネット
カゼインがチーズ様食品中に25%以上含有されたもの
(特開昭53−109978号)、植物性蛋白質を主と
し、カゼイン酸ナトリウム、卵白等が併用したもの(特
開昭58−146237号)等が知られている。
しかしながら、大豆蛋白質を主成分としたものはボソボ
ソした食感となりチーズ様の滑らかさに欠け、酸カゼイ
ンを原料としたものはカゼイン臭が残り、風味に劣る欠
点があり、酸カゼインをアルカリ処理したもの、または
アルカリカゼイネートを用いたもの(特開昭56−68
349号、同58−158132号)はモザレラチー
ズ、ピザトッピング用に用いるもので、軟質でありチー
ズ様固型食品としての性状、口当りに劣る欠点がある。
またレンネットガゼイン25%以上含有するチーズ様食
品はレンネットカゼインの含有量が多いため堅くなり、
口当りが悪くしかもスライスした際の滑らかさに欠け、
植物性蛋白質を主成分としたものは、植物性蛋白質の水
に対する親和性が低いため水和し難く、蛋白質粒子が残
り、口当り、食感が悪い欠点があった。
ソした食感となりチーズ様の滑らかさに欠け、酸カゼイ
ンを原料としたものはカゼイン臭が残り、風味に劣る欠
点があり、酸カゼインをアルカリ処理したもの、または
アルカリカゼイネートを用いたもの(特開昭56−68
349号、同58−158132号)はモザレラチー
ズ、ピザトッピング用に用いるもので、軟質でありチー
ズ様固型食品としての性状、口当りに劣る欠点がある。
またレンネットガゼイン25%以上含有するチーズ様食
品はレンネットカゼインの含有量が多いため堅くなり、
口当りが悪くしかもスライスした際の滑らかさに欠け、
植物性蛋白質を主成分としたものは、植物性蛋白質の水
に対する親和性が低いため水和し難く、蛋白質粒子が残
り、口当り、食感が悪い欠点があった。
本発明は上記従来の欠点に鑑みなされたもので、栄養的
バランスに優れるのみならず、味覚、風味等に優れた固
型食品を提供することを目的とする。
バランスに優れるのみならず、味覚、風味等に優れた固
型食品を提供することを目的とする。
即ち本発明はレンネットカゼインおよび/または酸カゼ
イン50重量%以上と、脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋
白質の群より選ばれたる1種以上との混合物よりなる蛋
白質と、該蛋白質1重量部に対し、0.8〜1.5重量
部の食用油脂および1.5〜3.6重量部の水と、上記
蛋白質、食用油脂、水の合計量に対し、0.3〜4.0
重量%のリン酸塩および/またはクエン酸塩と、0.1
〜2.0重量%の有機酸と、更に必要により食塩、ガム
質、デンプン類を配合してなることを特徴とする固型食
品を要旨とする。
イン50重量%以上と、脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋
白質の群より選ばれたる1種以上との混合物よりなる蛋
白質と、該蛋白質1重量部に対し、0.8〜1.5重量
部の食用油脂および1.5〜3.6重量部の水と、上記
蛋白質、食用油脂、水の合計量に対し、0.3〜4.0
重量%のリン酸塩および/またはクエン酸塩と、0.1
〜2.0重量%の有機酸と、更に必要により食塩、ガム
質、デンプン類を配合してなることを特徴とする固型食
品を要旨とする。
本発明において用いられる蛋白質としては、レンネット
カゼインおよび/または酸カゼインの少なくとも50重
量%と脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋白質の群より選ば
れたる少なくとも1種との混合物が挙げられるが、レン
ネットカゼインと大豆蛋白質との混合物が好ましい。ま
た食用油脂としては、牛脂、豚脂等の動物性油脂;ヤシ
油、パーム油、パーム核油等の固体植物性油脂;大豆
油、ナタネ油、線実油、サフラワー油、落花生油、米糠
油等の液体植物性油脂;上記動物性油脂や植物性油脂の
硬化油、魚油硬化油等の各種硬化油;固定状動植物油
脂、硬化油を分別して得られる分別固体状油脂または分
別液体状油脂等の分別油;動植物性油脂、硬化油の1種
または2種以上の混合油をエステル交換したエステル交
換油等が挙げられる。これらの食用油脂は1種または2
種以上混合して用いることができる。
カゼインおよび/または酸カゼインの少なくとも50重
量%と脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋白質の群より選ば
れたる少なくとも1種との混合物が挙げられるが、レン
ネットカゼインと大豆蛋白質との混合物が好ましい。ま
た食用油脂としては、牛脂、豚脂等の動物性油脂;ヤシ
油、パーム油、パーム核油等の固体植物性油脂;大豆
油、ナタネ油、線実油、サフラワー油、落花生油、米糠
油等の液体植物性油脂;上記動物性油脂や植物性油脂の
硬化油、魚油硬化油等の各種硬化油;固定状動植物油
脂、硬化油を分別して得られる分別固体状油脂または分
別液体状油脂等の分別油;動植物性油脂、硬化油の1種
または2種以上の混合油をエステル交換したエステル交
換油等が挙げられる。これらの食用油脂は1種または2
種以上混合して用いることができる。
本発明においては上記蛋白質、食用油脂に更に水が配合
されるが、蛋白質に対する食用油脂、水の配合量は蛋白
質1重量部に対し、食用油脂0.8〜1.5重量部、水
1.5〜3.6重量部であり、好ましくは食用油脂0.
9〜1.3重量部、水2.1〜3.1重量部である。蛋
白質1重量部に対し食用油脂の配合量が0.8重量部未
満の場合および/または水の配合量が1.5重量部未満
の場合、製品はボソボソして堅く、食感、風味共に悪
く、目的とする加工性能を持った固型食品が得られな
い。また蛋白質1重量部に対し、食用油脂が1.5重量
部を超える場合、出来た製品は軟らかく、また水が3.
6重量部を超えるとペースト状または軟弱な物性とな
り、目的の固型食品が得られない。
されるが、蛋白質に対する食用油脂、水の配合量は蛋白
質1重量部に対し、食用油脂0.8〜1.5重量部、水
1.5〜3.6重量部であり、好ましくは食用油脂0.
9〜1.3重量部、水2.1〜3.1重量部である。蛋
白質1重量部に対し食用油脂の配合量が0.8重量部未
満の場合および/または水の配合量が1.5重量部未満
の場合、製品はボソボソして堅く、食感、風味共に悪
く、目的とする加工性能を持った固型食品が得られな
い。また蛋白質1重量部に対し、食用油脂が1.5重量
部を超える場合、出来た製品は軟らかく、また水が3.
6重量部を超えるとペースト状または軟弱な物性とな
り、目的の固型食品が得られない。
本発明においては上記蛋白質、食用油脂、水の合計量に
対し、0.3〜4.0重量%好ましくは0.7〜3.2
重量%のリン酸塩および/またはクエン酸塩と、0.1
〜2.0重量%好ましくは0.5〜1.7重量%の有機
酸が配合される。上記リン酸塩としてはリン酸二ナトリ
ウム、リン酸三ナトリウム、リン酸四ナトリウム、ヘキ
サメタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、
ジリン酸モノナトリウム、ジリン酸ジナトリウム、ジリ
ン酸三ナトリウム、ジリン酸四ナトリウム、ピロリン酸
ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸三カリウム、リ
ン酸四カリウム、リン酸ナトリウムアルミニウムが挙げ
られ、クエン酸塩としてはクエン酸ナトリウム、クエン
酸カリウムが挙げられる。これらリン酸塩、クエン酸塩
は1種または2種以上混合して用いられ、リン酸塩とク
エン酸塩を混合して用いることもできる。また上記有機
酸としてはクエン酸、乳酸、酢酸、アスコルビン酸、酒
石酸、リンゴ酸等と食酢として穀物酢、米酢、リンゴ
酢、ぶどう酢、レモン酢、すし酢、粉末すし酢、合成酢
等が挙げられ、これら有機酸は1種または2種以上混合
して用いることができる。
対し、0.3〜4.0重量%好ましくは0.7〜3.2
重量%のリン酸塩および/またはクエン酸塩と、0.1
〜2.0重量%好ましくは0.5〜1.7重量%の有機
酸が配合される。上記リン酸塩としてはリン酸二ナトリ
ウム、リン酸三ナトリウム、リン酸四ナトリウム、ヘキ
サメタリン酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム、
ジリン酸モノナトリウム、ジリン酸ジナトリウム、ジリ
ン酸三ナトリウム、ジリン酸四ナトリウム、ピロリン酸
ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸三カリウム、リ
ン酸四カリウム、リン酸ナトリウムアルミニウムが挙げ
られ、クエン酸塩としてはクエン酸ナトリウム、クエン
酸カリウムが挙げられる。これらリン酸塩、クエン酸塩
は1種または2種以上混合して用いられ、リン酸塩とク
エン酸塩を混合して用いることもできる。また上記有機
酸としてはクエン酸、乳酸、酢酸、アスコルビン酸、酒
石酸、リンゴ酸等と食酢として穀物酢、米酢、リンゴ
酢、ぶどう酢、レモン酢、すし酢、粉末すし酢、合成酢
等が挙げられ、これら有機酸は1種または2種以上混合
して用いることができる。
上記リン酸塩および/またはクエン酸塩の配合量が蛋白
質、食用油脂、水の合計量に対し0.3重量%未満であ
ると蛋白質が水和されずに蛋白質の粒子が残るため、製
造時に水に蛋白質を分散させる際に均質なペースト状と
ならず、4.0重量%を超えると風味が低下し好ましく
ない。また有機酸の配合量が蛋白質、食用油脂、水の合
計量に対し0.1〜2.0重量%の範囲から外れると食
感、風味が低下し好ましくない。
質、食用油脂、水の合計量に対し0.3重量%未満であ
ると蛋白質が水和されずに蛋白質の粒子が残るため、製
造時に水に蛋白質を分散させる際に均質なペースト状と
ならず、4.0重量%を超えると風味が低下し好ましく
ない。また有機酸の配合量が蛋白質、食用油脂、水の合
計量に対し0.1〜2.0重量%の範囲から外れると食
感、風味が低下し好ましくない。
本発明においては更に必要に応じて食塩、食用乳化剤、
ガム質、デンプン類、香料を配合することができ、食用
乳化剤としてはグリセリン脂肪酸モノエステル、グリセ
リン脂肪酸ジエステル、レシチン、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。ガム質として
はローカストビーンガム、グァーガム、カラギーナン、
アラビアガム、キサンタンガム等が挙げられ、デンプン
類としてはコーンスターチ、馬鈴薯デンプン、甘藷デン
プン、米デンプン、小麦デンプン等とリン酸化デンプ
ン、加水分解デンプン等の化工デンプン等が挙げられ
る。ガム質を添加することにより、チーズ様の滑らかさ
が増し、風味、食感共に向上する。またデンプン類を添
加することにより粘稠性が上昇し、風味、食感ともに良
くなるが、添加量が多すぎるとパサパサして食感が低下
する。ガム質は添加量が少なくても効果が得られるが、
デンプン類はガム質に比べて添加量を多くする必要があ
る。さらにガム質とデンプン類とを併用した場合には、
各々を単独で用いた場合に比して、風味、食感向上によ
り優れた効果を有する。ガム質、デンプン類の添加量
は、蛋白質成分と食用油脂と水との合計量に対して、各
々3重量%以下、10重量%以下が好ましい。また食用
乳化剤の添加量は同様に4重量%以下が好ましい。
ガム質、デンプン類、香料を配合することができ、食用
乳化剤としてはグリセリン脂肪酸モノエステル、グリセ
リン脂肪酸ジエステル、レシチン、プロピレングリコー
ル脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル等が挙げられる。ガム質として
はローカストビーンガム、グァーガム、カラギーナン、
アラビアガム、キサンタンガム等が挙げられ、デンプン
類としてはコーンスターチ、馬鈴薯デンプン、甘藷デン
プン、米デンプン、小麦デンプン等とリン酸化デンプ
ン、加水分解デンプン等の化工デンプン等が挙げられ
る。ガム質を添加することにより、チーズ様の滑らかさ
が増し、風味、食感共に向上する。またデンプン類を添
加することにより粘稠性が上昇し、風味、食感ともに良
くなるが、添加量が多すぎるとパサパサして食感が低下
する。ガム質は添加量が少なくても効果が得られるが、
デンプン類はガム質に比べて添加量を多くする必要があ
る。さらにガム質とデンプン類とを併用した場合には、
各々を単独で用いた場合に比して、風味、食感向上によ
り優れた効果を有する。ガム質、デンプン類の添加量
は、蛋白質成分と食用油脂と水との合計量に対して、各
々3重量%以下、10重量%以下が好ましい。また食用
乳化剤の添加量は同様に4重量%以下が好ましい。
更に本発明は、チーズの風味をより良好ならしめるため
に,発酵させたチーズ又は該チーズを加熱殺菌したプロ
セスチーズタイプのものを添加することもでき、その配
合量は蛋白質成分と食用油脂と水との合計量に対して5
〜30重量%が好ましい。
に,発酵させたチーズ又は該チーズを加熱殺菌したプロ
セスチーズタイプのものを添加することもでき、その配
合量は蛋白質成分と食用油脂と水との合計量に対して5
〜30重量%が好ましい。
発酵させたチーズ(ナチュラルチーズタイプ)として
は,エダムチーズ,ゴーダーチーズ,チェダーチーズ,
パルメザンチーズ等が挙げられ,プロセスチーズタイプ
のものとしては,プロセスチーズが挙げられる。
は,エダムチーズ,ゴーダーチーズ,チェダーチーズ,
パルメザンチーズ等が挙げられ,プロセスチーズタイプ
のものとしては,プロセスチーズが挙げられる。
次に本発明の固型食品の製造方法について説明する。
まず水にリン酸塩および/またはクエン酸塩と必要によ
り食塩を添加して溶解する。この時の加熱温度は40℃
以上が好ましく、特に50〜70℃が好ましい。またこ
の時の水の量は所要量の全量〜1/2量が好ましい。次
に、蛋白質と必要によりガム質、デンプン類を添加して
60〜100℃程度の温度で加熱撹拌する。次いで食用
油脂と必要により残りの水を添加して60〜100℃程
度の温度で撹拌した後、有機酸を添加して混練すること
により本発明の固型食品が得られる。尚、必要により食
用乳化剤添加する場合、該食用乳化剤は食用油脂の添加
時に添加する。また必要により香料や発酵させたチーズ
又はプロセスチーズタイプのものを添加する場合は,そ
れらの添加は製造時のいかなる工程中であっても良いが
通常は製品の最終混練の時点で添加する。更に必要に応
じて抗酸化剤等の添加剤も適宜添加することができる。
り食塩を添加して溶解する。この時の加熱温度は40℃
以上が好ましく、特に50〜70℃が好ましい。またこ
の時の水の量は所要量の全量〜1/2量が好ましい。次
に、蛋白質と必要によりガム質、デンプン類を添加して
60〜100℃程度の温度で加熱撹拌する。次いで食用
油脂と必要により残りの水を添加して60〜100℃程
度の温度で撹拌した後、有機酸を添加して混練すること
により本発明の固型食品が得られる。尚、必要により食
用乳化剤添加する場合、該食用乳化剤は食用油脂の添加
時に添加する。また必要により香料や発酵させたチーズ
又はプロセスチーズタイプのものを添加する場合は,そ
れらの添加は製造時のいかなる工程中であっても良いが
通常は製品の最終混練の時点で添加する。更に必要に応
じて抗酸化剤等の添加剤も適宜添加することができる。
本発明により得られた固型食品を更にホモジナイザーに
通すことも可能であり,それにより固型食品の性状を安
定化させることができる。
通すことも可能であり,それにより固型食品の性状を安
定化させることができる。
本発明の固型食品の製造方法において上記した如く、水
にリン酸塩および/またはクエン酸塩(更に必要により
食塩)を添加して溶解した後、蛋白質、食用油脂、有機
酸の順に順次添加して撹拌することが必要であり、これ
らの順序が異なる場合や蛋白質、食用油脂、有機酸を同
時に添加して後撹拌した場合、あるいは蛋白質や食用油
脂に水を添加して撹拌した場合には、分離を生じたり、
蛋白質成分の粒子が残ったり、製品化出来なくなったり
し、良好な固型食品は得られない。
にリン酸塩および/またはクエン酸塩(更に必要により
食塩)を添加して溶解した後、蛋白質、食用油脂、有機
酸の順に順次添加して撹拌することが必要であり、これ
らの順序が異なる場合や蛋白質、食用油脂、有機酸を同
時に添加して後撹拌した場合、あるいは蛋白質や食用油
脂に水を添加して撹拌した場合には、分離を生じたり、
蛋白質成分の粒子が残ったり、製品化出来なくなったり
し、良好な固型食品は得られない。
以下、実施例、比較例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。尚、配合量の単位はgで示す。
する。尚、配合量の単位はgで示す。
実施例1〜4、比較例1〜6 第1表に示す配合により、まず水にリン酸塩および/ま
たはクエン酸塩と、食塩を添加して60℃に加熱して溶
解し、次に蛋白質を添加して95℃にて加熱撹拌した。
次いで食用油脂を添加して80℃で撹拌した後、有機酸
とチーズフレーバー5gおよび着色料としてβ−カロチ
ン0.001ccを添加して混練した後冷却した。得られ
た製品の性状を第2表に示す。また実施例1〜4におい
て得られた製品を加温して圧延によりスライス状のチー
ズ様食品を製造したところ、優れた圧延性を示し表面の
滑らかなスライス状のチーズ様食品が得られたが、比較
列1〜6において得られた製品は圧延性に劣り、良好な
スライス状のチーズ用食品は得られなかった。
たはクエン酸塩と、食塩を添加して60℃に加熱して溶
解し、次に蛋白質を添加して95℃にて加熱撹拌した。
次いで食用油脂を添加して80℃で撹拌した後、有機酸
とチーズフレーバー5gおよび着色料としてβ−カロチ
ン0.001ccを添加して混練した後冷却した。得られ
た製品の性状を第2表に示す。また実施例1〜4におい
て得られた製品を加温して圧延によりスライス状のチー
ズ様食品を製造したところ、優れた圧延性を示し表面の
滑らかなスライス状のチーズ様食品が得られたが、比較
列1〜6において得られた製品は圧延性に劣り、良好な
スライス状のチーズ用食品は得られなかった。
尚、第2表に示す製品状態、風味、食感、加工特性、総
合評価の試験法および評価基準は次の通りである。
合評価の試験法および評価基準は次の通りである。
製品状態 製造後2日間冷蔵庫に保存した後、冷蔵庫より取り出
し、ナイフにてカットし表面の状態を観察し、 ○・・・表面のきめ細かく組織良好。
し、ナイフにてカットし表面の状態を観察し、 ○・・・表面のきめ細かく組織良好。
△・・・表面はやや荒れているが組織はほぼ良好。
×・・・つぶがあり、表面状態が悪く組織も不良。
として判定した。
風 味 冷蔵庫より取り出し、口に含んだ時の味、香りを判定し
た。
た。
○・・・味、香りともに良好。
△・・・味、香りがやや劣る。
×・・・味、香りともに悪い。
食 感 冷蔵庫より取り出し、口に含んで噛んだ時、 ○・・・口当り良好で、滑らかである。
△・・・口当りやや悪く、滑らかさにもやや欠ける。
×・・・口当り悪く、滑らかさなし。
として判定した。
加工性能 冷蔵庫より取り出し、シュレッド、スライス加工を行っ
た際、 ○・・・シュレッド、スライス性良好。
た際、 ○・・・シュレッド、スライス性良好。
△・・・シュレッド、スライス性やや悪い。
×・・・シュレッド、スライス性悪い。
として判定した。
総合評価 製品状態、風味、食感、加工性能の4項目により総合的
に評価し、製品としての適否を判定した。○は製品とし
て適し、×は適さない。
に評価し、製品としての適否を判定した。○は製品とし
て適し、×は適さない。
〔発明の効果〕 以上説明したように本発明の固型食品は、レンネットカ
ゼインおよび/または酸カゼイン50重量%以上と、脱
脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋白質の群より選ばれたる1
種以上との混合物よりなる蛋白質、食用油脂、水、有機
酸および水和剤としてのリン酸塩および/またはクエン
酸塩を特定の比率で配合してなることにより、優れた製
品状態を有するとともに、ナチュラルチーズ風の優れた
風味を有し、更に食感(口当り、舌ざわり)にも優れた
チーズ様の固型食品である。しかも本発明の固型食品
は、加温して圧延によりスライス状とする際に、天然の
チーズと同等の加工特性を有し、従来のチーズ用食品の
ように圧延不良を生じる虞れがないとともに、溶融性、
加熱後の保型性等の加工特性にも優れる等の種々の効果
を有する。
ゼインおよび/または酸カゼイン50重量%以上と、脱
脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋白質の群より選ばれたる1
種以上との混合物よりなる蛋白質、食用油脂、水、有機
酸および水和剤としてのリン酸塩および/またはクエン
酸塩を特定の比率で配合してなることにより、優れた製
品状態を有するとともに、ナチュラルチーズ風の優れた
風味を有し、更に食感(口当り、舌ざわり)にも優れた
チーズ様の固型食品である。しかも本発明の固型食品
は、加温して圧延によりスライス状とする際に、天然の
チーズと同等の加工特性を有し、従来のチーズ用食品の
ように圧延不良を生じる虞れがないとともに、溶融性、
加熱後の保型性等の加工特性にも優れる等の種々の効果
を有する。
Claims (5)
- 【請求項1】レンネットカゼインおよび/または酸カゼ
イン50重量%以上と、脱脂粉乳、大豆蛋白質、小麦蛋
白質の群より選ばれたる1種以上との混合物よりなる蛋
白質と、該蛋白質1重量部に対し、0.8〜1.5重量
部の食用油脂および1.5〜3.6重量部の水と、上記
蛋白質、食用油脂、水の合計量に対し、0.3〜4.0
重量%のリン酸塩および/またはクエン酸塩と、0.1
〜2.0重量%の有機酸と、更に必要により食塩、食用
乳化剤、ガム質、デンプン類を配合してなることを特徴
とする固型食品。 - 【請求項2】食用油脂が動物性油脂、植物性油脂、硬化
油、分別油、エステル交換油より選ばれたる1種または
2種以上である特許請求の範囲第1項記載の固型食品。 - 【請求項3】リン酸塩がリン酸二ナトリウム、リン酸三
ナトリウム、リン酸四ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナ
トリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ジリン酸モノナ
トリウム、ジリン酸ジナトリウム、ジリン酸三ナトリウ
ム、ジリン酸四ナトリウム、ピロリン酸ナトリウム、リ
ン酸二カリウム、リン酸三カリウム、リン酸四カリウ
ム、リン酸ナトリウムアルミニウムより選ばれたる1種
または2種以上である特許請求の範囲第1項または第2
項記載の固型食品。 - 【請求項4】クエン酸塩がクエン酸ナトリウムおよび/
またはクエン酸カリウムである特許請求の範囲第1項乃
至第3項のいずれかに記載の固型食品。 - 【請求項5】有機酸がクエン酸、乳酸、酢酸、アスコル
ビン酸、酒石酸、リンゴ酸、食酢より選ばれたる1種ま
たは2種以上である特許請求の範囲第1項乃至第4項の
いずれかに記載の固型食品。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231003A JPH0614834B2 (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 固型食品 |
| KR1019850002372A KR920004011B1 (ko) | 1984-04-09 | 1985-04-09 | 치즈 풍미를 갖는 식품의 제조방법 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59231003A JPH0614834B2 (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 固型食品 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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Family
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Family Applications (1)
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-
1984
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61108333A (ja) | 1986-05-27 |
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