JPH0614873U - 自動製氷装置 - Google Patents

自動製氷装置

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JPH0614873U
JPH0614873U JP5304692U JP5304692U JPH0614873U JP H0614873 U JPH0614873 U JP H0614873U JP 5304692 U JP5304692 U JP 5304692U JP 5304692 U JP5304692 U JP 5304692U JP H0614873 U JPH0614873 U JP H0614873U
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ice
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tray
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義和 松井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 制御及び回路構成を複雑化することなく、製
氷皿の回転位置を簡単に検出する。 【構成】 製氷皿を上下反転させる駆動モーター14は、
制御回路53からの出力信号に基づき駆動する。制御回路
53は、駆動モーター14の回転時に発生するパルス数を計
測して、製氷皿の反転位置を検出する。また、フォトイ
ンタラプタ43により、製氷皿の水平位置を検出する。 【効果】 フォトトランジスタ43Bのオン、オフ状態
により、電源投入時の製氷皿の水平位置を簡単に検出で
きる。したがって、駆動モーター14に対する制御及び回
路構成も簡単になる

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、製氷皿の回転位置を検出する回転位置検出手段を備えた自動製氷装 置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用冷蔵庫などに設けられる自動製氷装置は、例えば実開昭60−5 0771号公報などに開示されるように、給水装置から供給された水を製氷皿に 貯溜して製氷し、製氷後、製氷皿に接続した回転駆動軸を駆動モーターを有する 駆動機構により回転させて、前記製氷皿を上下反転させることにより製氷できる ようになっている。
【0003】 こうした構造の自動製氷装置においては、製氷皿の反転あるいは水平位置を検 出するための回転位置検出手段が備えられており、この製氷皿の位置検出に基づ いて、駆動モーターの回転方向を決めるようにしている。すなわち、図14に示 すように、回転検出手段1は製氷皿2に接続される回転駆動軸3の一側に配設さ れ、駆動ギア4の端部に形成された弧状片5と、この弧状片5に対向配置された フォトインタラプタ6とにより構成される。そして、回転駆動軸3の回転方向に よって、フォトインタラプタ6に内蔵されるトランジスタのオン,オフが切換わ る点、すなわち、端部P点およびQ点を製氷皿2の反転位置および水平位置とし て検出するようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来技術の自動製氷装置は、フォトインタラプタ6内のトランジスタのオ ン,オフ状態が切換ることによって、製氷皿2の回転位置を検出するようにして いるため、電源投入時において、例えばこのトランジスタがオン状態にある場合 には、製氷皿2が水平あるいは反転のいずれの位置にあるかを判別することはで きない。このため、実際には電源投入時において回転駆動軸3をある方向に回転 させ、このときのフォトインタラプタ6からの出力がどのように切換わるかによ って、製氷皿2の回転位置検出を行わなければならず、極めて複雑な制御及び回 路構成が必要となるだけでなく、この制御の複雑化に伴って製品の寿命低下およ び消費電力の増大等を招く。しかも、電源を投入する毎に製氷皿2の回転駆動軸 3が強制的に作動するため、不必要な動作音を発生して使用者に違和感を与える といった問題点を有していた。
【0005】 そこで、本考案は上記問題点を解決して、制御及び回路構成を複雑化すること なく、簡単に製氷皿の回転位置を検出することの可能な自動製氷装置を提供する ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の自動製氷装置は、給水装置から供給された水を貯溜する製氷 皿と、この製氷皿の一側に接続される回転駆動軸と、製氷後に前記回転駆動軸を 回動させて前記製氷皿を上下反転させる駆動モーターを有する駆動機構と、前記 駆動モーターの回転時に発生するパルス数を計測して前記製氷皿の回転位置を検 出する回転位置検出手段とを具備するものである。
【0007】 また、請求項2に記載の自動製氷装置は、給水装置から供給された水を貯溜す る製氷皿と、この製氷皿の一側に接続される回転駆動軸と、製氷後に前記回転駆 動軸を回動させて前記製氷皿を上下反転させる駆動モーターを有する駆動機構と 、前記駆動モーターの回転時に発生するパルス間隔を計測して前記製氷皿の回転 位置を検出する回転位置検出手段とを具備するものである。
【0008】
【作用】
請求項1の構成によって、駆動モーターの回転により製氷皿を上下反転させる 際、回転位置検出手段は駆動モーターから発生するパルス数を計測し、この計測 結果に基づいて製氷皿の水平、反転等の回転位置を検出する。
【0009】 また、請求項2の構成によって、駆動モーターの回転により製氷皿を上下反転 させる際、回転位置検出手段は駆動モーターから発生するパルス間隔を計測し、 この計測結果に基づいて製氷皿の水平、反転等の回転位置を検出する。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の各実施例につき、添付図面を参照して説明する。図1乃至図9 は本考案の第1実施例を示し、同図において11は製氷室であり、この製氷室11は 図示しない冷却器によって冷却されている。12は前記製氷室11内の上部に配設さ れた矩形箱状をなす機体で、後方へ向けて突出するコ字状の支持部材13が設けら れている。前記機体12の内部には、駆動モーター14、ギア機構15及びスラストワ ッシャ16Aを介して取り付けられた回転駆動軸たる出力軸16を有する駆動機構17 が設けられており、この駆動機構17は前記モーター14の回転をギア機構15により 減速して、出力軸16と一体に形成された駆動ギア15Aに伝達する構成となってい る。18は例えばプラスチック製の変形可能な製氷皿であり、この製氷皿18はその 上面が開口した薄型の矩形容器状をなし、内部が複数個のブロック19により区画 形成されている。この製氷皿18は一側の前部中央部に前記出力軸16が接続される とともに、他側の後部中央部に支軸20を介して支持部材13に接続され、出力軸16 及び支軸20の軸方向に水平移動可能な状態で、かつ、この出力軸16及び支軸20を 中心にして回動可能に支持されている。なお、21は製氷皿18と支持部材13との間 に位置して巻装される圧縮コイルばねである。前記製氷皿18の後部の一端部には 凸部22が突設されており、製氷皿18が反転方向たる矢印S方向へ回動されたとき に、その凸部22が支持部材13に設けた受部22Aに当接することにより、その回動 を規制するようになっている。
【0011】 23は製氷位置での前記製氷皿18の上面を覆う蓋であり、これは上面が開口した 容器状の底板24と、この底板24の上面を覆うカバー25と、これらの間に配設され た発泡スチロールなどの断熱材26とにより構成されている。この蓋23の前記凸部 22に対向する一側には金属あるいは柔軟性のあるゴムなどからなる可撓性のヒン ジ部材27が設けられており、このヒンジ部材27によって蓋23の一側は前記支持部 材23に回動可能に設けられる。28,29は、前記ヒンジ部材27と蓋23及び支持部材 13とを各々接続する取付板及びリベットである。さらに前記蓋23の内部において は、底板24の上面にヒーター30がアルミ箔テープ31などによって貼り付けられて いる。
【0012】 32は閉蓋製氷時において前記製氷皿18に軸方向への振動を付与する振動付与機 構であり、これは機体12内に設けられるパルスモーター33と、このパルスモータ ー33の回転軸34に装着され、突部35を前記出力軸16側に対向可能に設けたカム36 と、一端37が前記カム36に当接し、他端38が前記製氷皿18の前部に形成された凹 部19に当接可能で、かつ、前記ギア機構15の駆動ギア15Aの軸心を回動自在に貫 通した軸状の振動伝達部材40とから構成されており、前記振動伝達部材40の一端 37には鋼球などのボール41がかしめなどにより回動可能に設けられている。この 振動伝達部材40はパルスモーター33を作動するとカム36の突部35に一端37が当接 して、圧縮コイルばね21のばね力に抗して振動伝達部材30、ひいては製氷皿18を 後側へ移動させ、また、カム36の回転によっての回転に伴いカム36の凸部22以外 の箇所に一端37が当接すると圧縮コイルばね21のばね力により、製氷皿18を反対 方向へ移動させ、これを繰り返すことにより製氷皿18を軸方向へ振動させる。そ して、前記製氷皿18の振動数は5乃至15ヘルツでその振幅は1乃至4mmに設 定され、振幅の2倍と振動数を乗じた平均移動速度は20乃至80ミリメートル /秒に設定されている。
【0013】 前記機体12には、内部に回路基板(図示せず)が設けられている。また、出力 軸16の一側端部には弧状片42が形成されており、この弧状片42を跨がるようにし てコ字型をなすフォトインタラプタ43が対向配置される。なお、この弧状片42の 端部P点は、従来例における弧状片5の端部P点よりも延長形成されている。一 方、製氷皿18の裏面上部側には温度センサ44が設けられ、この温度センサ44によ り製氷皿18の上部の温度を検出するようにしている。また、46は製氷皿18の下方 において製氷室11内に出し入れ可能に収納されたアイスボックス、47は機体2に 回動可能に支持された貯氷検知レバー、48は先端が前記蓋23の切欠き部49を介し て製氷皿18に臨んだ後述する給水パイプとともに給水装置を構成する給水管であ り、これは冷蔵室(図示せず)内に収納された給水タンク(図示せず)に水を、 給水ポンプ(図示せず)を介して製氷皿18へ供給するように構成されている。ま た、製氷室11内へ冷気を供給する冷気供給口50は前記製氷皿18の下側へ冷気を流 すようになっている。
【0014】 次に、図5に示す要部の電気回路図に基づき、その構成を説明する。製氷皿18 の回転位置を検出するための回転位置検出手段たる回転位置検出回路51は、フォ トインタラプタ43と、駆動モーター14の回転時に発生するパルス成分を取出すパ ルス検出回路52と、これらフォトインタラプタ43及びパルス検出回路52の検出信 号に基づき駆動モーター14の回転駆動を制御するマイクロコンピューターを備え た制御回路53とにより構成される。フォトインタラプタ43の発光ダイオード43A 及びフォトトランジスタ43Bは、それぞれ抵抗54,55を介して所定の直流電圧が 供給される電源端子VDDと接地ライン間に接続され、フォトトランジスタ43B と抵抗55との接続点は、制御回路53の入力端子P1に接続される。また、制御回 路53は前記電源端子VDDからの直流電圧が直接供給されるとともに、この制御 回路53の各出力端子OUT1,OUT2は、それぞれ電流制限用の抵抗56,57を 介して、モーター駆動用のトランジスタ58,59のベースに接続されている。この トランジスタ58,59のエミッタどうしは接続されて、駆動モーター14の電流検出 用抵抗60を介して接地ラインに接続されており、一方、トランジスタ58,59のコ レクタは、それぞれDCブラシモーターである駆動モーター14の+極及び−極に 接続されている。また、電源端子VDDと駆動モーター14の+極間には、トラン ジスタ61と抵抗62,63の直列回路が接続されるとともに、電源端子VDDと駆動 モーター14の−極間においても同様に、トランジスタ64と抵抗65,66の直列回路 が接続される。そして、トランジスタ61のベースは抵抗65,66の接続点に接続さ れ、かつ、トランジスタ64のベースは抵抗62,63の接続点に接続されている。
【0015】 パルス検出回路52内において、前記トランジスタ58,59のエミッタ間の接続点 から供給される電流検出信号Aは、コンデンサ67及び抵抗68により構成される微 分回路を介して、コンパレータ69の反転入力端子に印加される。一方、電源端子 VDDと接地ライン間には分圧用の抵抗70,71が直列接続されており、この抵抗 70,71の接続点の電位が基準電圧としてコンパレータ69の非反転入力端子に供給 される。前記電源端子VDDからの直流電圧はコンパレータ69の動作電圧として 直接供給されるとともに、抵抗72を介してコンパレータ69の出力端子に接続され ており、このコンパレータ69の出力端子から出力されるパルス検出回路52のパル ス検出信号Bが制御回路53の入力端子P2に供給されるように構成される。なお 、制御回路53には、入力端子P2に供給されるパルス検出信号Bのパルス数を計 測するパルス数計測手段が備えられている。
【0016】 次に、上記構成の作用について、図6及び図7のフローチャートに基づいて説 明する。先ず、図6に示すフローチャートにおける給水行程では、ステップS1 で図示しない給水ポンプが一定時間駆動され、製氷皿18への給水が行われる。そ して、ステップ2で、温度センサ44の検出温度に基づいて、給水が完了したか否 かを判断する。すなわち、この温度センサ44の検出温度が給水完了温度よりも低 い場合には給水が行われていない、例えば、給水タンクの水がないために製氷皿 18へ給水されない等と判断され、給水異常の報知がなされて停止し(ステップS 3,S4)、一方、高い場合には給水が完了したと判断され、製氷行程へ移行す る。
【0017】 製氷行程においては、ステップ5でパルスモーター33を回転駆動させることに よって、振動付与機構32により製氷皿18が軸方向へ振動される。すなわち、カム 36の回転に伴い振動伝達部材40が軸方向へ振動し、該伝達部材40の振動が製氷皿 18へ伝達できるようになっている。また、ステップS6においてヒーター30が通 電される。この製氷行程では、冷気供給口50からの冷気が主に製氷皿18の下側に 向けて供給されるとともに、製氷皿18の上面は蓋23により覆われてヒーター30に より加熱され、しかも、製氷皿18の振動に伴い水が振動されるため、水に含まれ た気泡を逃がし、また、水面側の氷の形成が遅れ、氷は製氷皿18の底部側から順 次形成されて透明な氷が形成される。
【0018】 そして、ステップS7で、温度センサ44の検出温度に基づいて、製氷が完了し たか否かを判断する。温度センサ44の検出温度が製氷完了温度以下になると、製 氷が完了したと判断され、パルスモーター33が断電されて製氷皿18の振動が停止 される(ステップS8)とともに、ヒーター30が断電され(ステップS9)、図 7のフローチャートに示す離氷行程へ移行する。
【0019】 この離氷行程は、先ずステップS11において、制御回路からの出力信号によっ て駆動モーター14が通電されて回転し、駆動機構17により製氷皿18が図3中矢印 S方向へ回動される。すなわち、制御回路53の出力端子OUT1からトランジス タ58のベースに出力信号が供給され、トランジスタ58がターンオンする。このと き、電源端子VDDから抵抗65,66を通ってトランジスタ58に電流が流れ、抵抗 65,66の接続点の電位が上昇してトランジスタ64はターンオンするため、電源端 子VDD→トランジスタ64→駆動モーター14の+極→駆動モーター14の−極→ト ランジスタ58→抵抗60→接地ラインに至る経路に電流が流れ、駆動モーター14は 正方向に回転する。また、駆動モーター14を流れる電流は抵抗60に発生する電圧 降下分として検出され、この検出された電流検出信号Aがパルス検出回路52に供 給される。そして、図9(A)乃至(C)に示すように、始めは製氷皿18の回動 に伴って、蓋23はヒンジ部材27を介して製氷皿18に対して相対的に回動され、製 氷皿18の上面を開放するようになる。そして、製氷皿18が上下反転されて凸部22 が支持部材3の受け部22Aに当接してひねられることにより、製氷皿18内の氷が アイスボックス46へ落とされる離氷動作が行われる。
【0020】 通常、駆動モーター14の回転時においては、図8に示すようなノイズパルス状 の電流検出信号Aが1回転に6個発生する。パルス検出回路52はこの電流検出信 号Aをコンデンサ67および抵抗68により波形整形した後、コンパレータ69によっ て抵抗70,71により得られた基準電圧と比較増幅し、これによって、駆動モータ ー14から発生するパルス成分を取り出して、図8に示すパルス検出信号Bを制御 回路53に供給する。制御回路53はこのパルス検出信号Bのパルス数を計測し、こ のパルス数が規定に達したか否かを判断する(ステップS12)。そして、パルス 数が規定数計測されると、製氷皿18は反転位置にあるものと判断して、直ちにス テップS13に移行する。
【0021】 ステップS13では、制御回路53の出力端子OUT2からトランジスタ59のベー スに出力信号が供給され、トランジスタ59がターンオンする。したがって、電源 端子VDDから抵抗62,63を通ってトランジスタ59に流れる電流によって、抵抗 62,63の接続点の電位が上昇してトランジスタ61はターンオンし、電源端子VD D→トランジスタ61→駆動モーター14の−極→駆動モーター14の+極→トランジ スタ59→抵抗60→接地ラインに電流が流れて、駆動モーター14は前記反転時とは 逆方向に回転し、これに伴って製氷皿18が矢印Sとは反対方向に回動するととも に、蓋23は戻される。
【0022】 次いで、ステップ14において、製氷皿18の水平検知がフォトインタラプタ43に よって行われる。すなわち、駆動モーター14の逆方向回転によって製氷皿18が水 平位置に戻ると、弧状片42の端部Qがフォトインタラプタ43を横切るため、フォ トトランジスタ43Bはオフからオン状態に切換わって、制御回路53の入力端子P 1の電圧レベルが変化する。制御回路53はこの入力端子P1の電圧レベルの変化 を検知して、製氷皿18が水平位置に達したと判断した場合には、出力端子OUT 2からの出力を停止して、駆動モーター14への電流供給を遮断する。このとき、 製氷皿18の回動は停止し、製氷位置に保持される(ステップS15)。なお、製氷 皿18が反転位置にある状態では、延長形成された弧状片42の端部Qによって発光 ダイオード43Aからの光が遮断され、フォトトランジスタ43Bはオフ状態のまま になる。
【0023】 さらに、ステップ16で図示しない貯氷検知スイッチにより、アイスボックス46 内に貯溜された氷が満杯か否かが判断され、満杯でないと判断された場合にはス テップS1へ戻り、満杯であると判断された場合にはそのまま待機する。
【0024】 このように上記実施例においては、製氷皿18の反転位置は駆動モーター14の回 転時に発生するパルス数を計測することによって検出し、一方、製氷皿18の水平 位置はフォトインタラプタ43に内蔵するフォトトランジスタ43Bのオン、オフ状 態によって検出するように構成しているため、例えば、電源投入時においては、 フォトトランジスタ43Bのオン、オフ状態を検出するだけで、製氷皿18が水平位 置にあるか否かを簡単に検出することが可能となる。しかも、従来例のように、 電源投入時に出力軸16をある方向に回転させる必要もないため、使用者に違和感 を与えず、さらに、駆動モーター14に対する制御及び回路構成も簡単になるため 、製品の寿命を延ばし、かつ、消費電力を減少させることも可能となる。
【0025】 図10乃至図13は、本考案の第2実施例を示すものである。なお、同図にお いて、図1乃至図9と同一部分には同一符号を付し、その共通する部分の詳細な 説明は省略する。
【0026】 図10及び図11に示すように、本実施例は、前記第1実施例の構成より弧状 片42及びフォトインタラプタ43が削除され、パルス検出回路52と制御回路53とに より回転位置検出手段73が構成されている。また、制御回路53は、パルス検出信 号Bのパルス数を計測するパルス数計測手段に加え、パルス検出信号Bのパルス 間隔を計測するパルス間隔計測手段を備えている。
【0027】 給水行程及び製氷行程時における動作は前述の第1実施例と同様であり、図6 に示すフローチャートに従って実行処理される。一方、離氷行程は図12に示す ように、先ず、ステップS11において駆動モーター14を正方向に回転し、製氷皿 18を所定の方向に回動させると、制御回路53はパルス検出信号Bのパルス間隔を 計測する。このとき、図13に示すように、製氷皿18が上下反転されるまでの回 動中、すなわち、駆動モーター14に対して負荷が加わっていないときには、パル ス検出信号Bからのパルス間隔は短く、これに対して、製氷皿18が完全に上下反 転し、凸部22が支持部材3の受け部22Aに当接してひねり動作に入ると、駆動モ ーター14に負荷が加わり、パルス検出信号Bのパルス間隔は長くなる。制御回路 53は、ステップS21において、このパルス検出信号Bのパルス間隔が規定以上長 くなったか否かを検出し、長くなった場合には製氷皿18がひねり動作に入ったも のと判断する。次いで、ステップS22に移行し、パルス検出信号Bのパルス数を 計測する。このパルス検出信号Bのパルス数が規定以上に達した場合、製氷皿18 内の氷がすでにアイスボックス46へ落とされ、製氷皿18は反転すべき状態に達し たものと判断して、ステップ13において駆動モーター14を逆方向に回転させる動 作を実行する。さらに、ステップ23にて制御回路53は引き続いてパルス検出信号 Bのパルス数を計測し、このパルス数が規定以上に達した場合、製氷皿18はすで に水平状態に戻ったものと判断して、駆動モーター14への電流供給を遮断する。 このとき、製氷皿18の回動は停止し、製氷位置に保持される(ステップS15)。 その後、ステップ16においてアイスボックス46内の氷が満杯か否かの検知が行わ れる。
【0028】 以上のように、本実施例においては、製氷皿18のひねり動作を駆動モーター14 の回転時に発生するパルス間隔の違いによって検出するものであり、位置検知用 のフォトインタラプタ43、及びこのフォトインタラプタ43に付随する回路素子を 不要にして、さらに制御及び回路構成を簡素化することができる。また、製氷室 11内の結露時におけるフォトインタラプタ43の誤動作を防ぎ、より安定した製氷 皿18の回転位置検出を行うことが可能となる。
【0029】 尚、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本考案の要旨の範囲にお いて種々の変形実施が可能である。例えば、駆動モーターとしてDCブラシモー ターに代わりパルスモーターを用いることにより、駆動モーターのノイズパルス を検出するための回路を不要にして、直接パルスモーターに与えられるパルス数 を計測することで、製氷皿の回転位置を相対的に検出することも可能である。
【0030】
【考案の効果】
請求項1に記載の自動製氷装置は、給水装置から供給された水を貯溜する製氷 皿と、この製氷皿の一側に接続される回転駆動軸と、製氷後に前記回転駆動軸を 回動させて前記製氷皿を上下反転させる駆動モーターを有する駆動機構と、前記 駆動モーターの回転時に発生するパルス数を計測して前記製氷皿の回転位置を検 出する回転位置検出手段とを具備するものであり、制御及び回路構成を複雑化す ることなく、簡単に製氷皿の回転位置を検出できる。
【0031】 また、請求項2に記載の自動製氷装置は、給水装置から供給された水を貯溜す る製氷皿と、この製氷皿の一側に接続される回転駆動軸と、製氷後に前記回転駆 動軸を回動させて前記製氷皿を上下反転させる駆動モーターを有する駆動機構と 、前記駆動モーターの回転時に発生するパルス間隔を計測して前記製氷皿の回転 位置を検出する回転位置検出手段とを具備するものであり、制御及び回路構成を 複雑化することなく、簡単に製氷皿の回転位置を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す一部切欠き平面図で
ある。
【図2】同上縦断面図である。
【図3】同上一部切欠き側面図である。
【図4】同上要部の斜視図である。
【図5】同上要部の回路図である。
【図6】同上給水行程及び製氷行程時におけるフローチ
ャートである。
【図7】同上離氷行程時におけるフローチャートであ
る。
【図8】同上電流検出信号及びパルス検出信号の波形図
である。
【図9】同上作用説明図である。
【図10】本考案の第2実施例を示す一部切欠き平面図
である。
【図11】同上要部の回路図である。
【図12】同上離氷行程時におけるフローチャートであ
る。
【図13】同上電流検出信号及びパルス検出信号の波形
図である。
【図14】従来例を示す要部の斜視図である。
【符号の説明】
14 駆動モーター 16 出力軸(回転駆動軸) 17 駆動機構 18 製氷皿 48 給水管(給水装置) 51,73 回転位置検出回路(回転位置検出手段)

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水装置から供給された水を貯溜する製
    氷皿と、この製氷皿の一側に接続される回転駆動軸と、
    製氷後に前記回転駆動軸を回動させて前記製氷皿を上下
    反転させる駆動モーターを有する駆動機構と、前記駆動
    モーターの回転時に発生するパルス数を計測して前記製
    氷皿の回転位置を検出する回転位置検出手段とを具備す
    ることを特徴とする自動製氷装置。
  2. 【請求項2】 給水装置から供給された水を貯溜する製
    氷皿と、この製氷皿の一側に接続される回転駆動軸と、
    製氷後に前記回転駆動軸を回動させて前記製氷皿を上下
    反転させる駆動モーターを有する駆動機構と、前記駆動
    モーターの回転時に発生するパルス間隔を計測して前記
    製氷皿の回転位置を検出する回転位置検出手段とを具備
    することを特徴とする自動製氷装置。
JP5304692U 1992-07-28 1992-07-28 自動製氷装置 Pending JPH0614873U (ja)

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JP5304692U JPH0614873U (ja) 1992-07-28 1992-07-28 自動製氷装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010054071A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Daiwa Industries Ltd 製氷機
KR101439460B1 (ko) * 2011-09-02 2014-09-12 주식회사 대창 제빙기
JP2016050747A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 福島工業株式会社 自動製氷機
JP2019519747A (ja) * 2016-07-28 2019-07-11 デ チャン カンパニー,リミテッド 製氷機およびこれを含む冷蔵庫

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