JPH06148929A - 静電荷像現像用トナー - Google Patents
静電荷像現像用トナーInfo
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- JPH06148929A JPH06148929A JP4324789A JP32478992A JPH06148929A JP H06148929 A JPH06148929 A JP H06148929A JP 4324789 A JP4324789 A JP 4324789A JP 32478992 A JP32478992 A JP 32478992A JP H06148929 A JPH06148929 A JP H06148929A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐オフセット性及び転写性に優れた静電荷像
現像用トナーを提供する。 【構成】 着色樹脂粒子表面に、少なくとも発泡剤を表
面ないしは内部に存在させった離型剤を付着させ、更に
その外層に被覆層を設けたこと(特に下層露出部を有す
る程度)を特徴とする静電荷像現像用トナー。
現像用トナーを提供する。 【構成】 着色樹脂粒子表面に、少なくとも発泡剤を表
面ないしは内部に存在させった離型剤を付着させ、更に
その外層に被覆層を設けたこと(特に下層露出部を有す
る程度)を特徴とする静電荷像現像用トナー。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真、静電記録及
び静電印刷等に用いられる静電荷像現像用トナーに関す
る。
び静電印刷等に用いられる静電荷像現像用トナーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子写真法、静電印刷法、静電記録法な
どで形成される静電荷像は乾式法の場合、一般に結着樹
脂及び着色剤を主成分とする乾式トナーで現像後、コピ
ー用紙上に転写、定着される。トナー像の定着法として
は種々あるが、熱効率が高いこと及び高速定着が可能で
あることから、紙に転写されたトナー像を熱ロール間に
通して定着を行なう、熱ロール定着方式が広く採用され
ている。ただ、この定着方法ではロール表面にトナーが
付着移行する、いわゆるオフセット現象が発生し易い。
どで形成される静電荷像は乾式法の場合、一般に結着樹
脂及び着色剤を主成分とする乾式トナーで現像後、コピ
ー用紙上に転写、定着される。トナー像の定着法として
は種々あるが、熱効率が高いこと及び高速定着が可能で
あることから、紙に転写されたトナー像を熱ロール間に
通して定着を行なう、熱ロール定着方式が広く採用され
ている。ただ、この定着方法ではロール表面にトナーが
付着移行する、いわゆるオフセット現象が発生し易い。
【0003】そのため、オフセット現象の発生を防止す
るため、熱ロール表面にシリコーンオイル等の離型オイ
ルを塗布したり、あるいはトナー中に低分子量ポリプロ
ピレン等の離型剤を含有させる方法がとられている。し
かし、前者の方法では、定着装置にオイル塗布装置を設
けるためコストアップになり、更に定着時に離型オイル
に帰因する臭気が発生するという問題点がある。また、
後者の方法では、トナーの帯電性、流動性、耐ブロッキ
ング性に悪影響を及ぼすという難点があり、その上小粒
径のトナー粒子の内部に離形剤を均一に分散含有させる
ことが難しいという問題点もある。
るため、熱ロール表面にシリコーンオイル等の離型オイ
ルを塗布したり、あるいはトナー中に低分子量ポリプロ
ピレン等の離型剤を含有させる方法がとられている。し
かし、前者の方法では、定着装置にオイル塗布装置を設
けるためコストアップになり、更に定着時に離型オイル
に帰因する臭気が発生するという問題点がある。また、
後者の方法では、トナーの帯電性、流動性、耐ブロッキ
ング性に悪影響を及ぼすという難点があり、その上小粒
径のトナー粒子の内部に離形剤を均一に分散含有させる
ことが難しいという問題点もある。
【0004】そこで、このような問題点を解決するため
に、特開昭56−144436号公報には離型剤が外添
されたトナーが提案されており、また特開昭63−30
0245号公報には、定着用樹脂及び染顔料あるいは更
に電荷制御剤を含有するトナーとエマルジョンワックス
を混合し、トナー表面にワックス類を付着させることが
提案されている。また本出願人は先に着色粒子上に離型
剤粒子を付着させ、さらに極性制御された樹脂粒子を付
着後固定化する方法も提案した。
に、特開昭56−144436号公報には離型剤が外添
されたトナーが提案されており、また特開昭63−30
0245号公報には、定着用樹脂及び染顔料あるいは更
に電荷制御剤を含有するトナーとエマルジョンワックス
を混合し、トナー表面にワックス類を付着させることが
提案されている。また本出願人は先に着色粒子上に離型
剤粒子を付着させ、さらに極性制御された樹脂粒子を付
着後固定化する方法も提案した。
【0005】ところが、離型剤やエマルジョンワックス
を単にトナー表面に付着させたトナーは、感光体上に現
像されたトナーを静電気力で記録紙上に転写する際に、
その転写性が著しく悪くなるという問題点がある。ま
た、トナー表面に離型剤と樹脂微粒子を付着固定化した
トナーでは、離型剤のみを付着させたトナーより転写性
は改良されるものの、充分に転写性を満足する程度に樹
脂微粒子を付着させると、離型剤の効果が充分発揮され
なくなり、熱ロール定着におけるオフセット防止効果が
不充分となる場合があった。
を単にトナー表面に付着させたトナーは、感光体上に現
像されたトナーを静電気力で記録紙上に転写する際に、
その転写性が著しく悪くなるという問題点がある。ま
た、トナー表面に離型剤と樹脂微粒子を付着固定化した
トナーでは、離型剤のみを付着させたトナーより転写性
は改良されるものの、充分に転写性を満足する程度に樹
脂微粒子を付着させると、離型剤の効果が充分発揮され
なくなり、熱ロール定着におけるオフセット防止効果が
不充分となる場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
課題を解決した、熱ロール定着においてシリコンオイル
等の離型オイルを用いることがなくオフセット現象を防
止でき、且つ転写性に優れた静電荷像現像用トナーを提
供することを目的とする。
課題を解決した、熱ロール定着においてシリコンオイル
等の離型オイルを用いることがなくオフセット現象を防
止でき、且つ転写性に優れた静電荷像現像用トナーを提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、着色樹
脂粒子表面に、少なくとも発泡剤を表面ないしは内部に
存在させた離型剤を付着させ、さらにその外層に離型剤
を覆う様に被覆層を設けたことを特徴とする静電荷像現
像用トナーが提供される。また、特に前記離型剤を覆う
被覆層を、樹脂微粒子を主成分として構成し、下層露出
部を有する程度に設けたことを特徴とする前記静電荷現
像用トナーが提供される。
脂粒子表面に、少なくとも発泡剤を表面ないしは内部に
存在させた離型剤を付着させ、さらにその外層に離型剤
を覆う様に被覆層を設けたことを特徴とする静電荷像現
像用トナーが提供される。また、特に前記離型剤を覆う
被覆層を、樹脂微粒子を主成分として構成し、下層露出
部を有する程度に設けたことを特徴とする前記静電荷現
像用トナーが提供される。
【0008】本発明のトナーは、離型剤を覆う被覆層を
有するため転写性に優れ、かつ定着時には加熱により発
泡剤が気体となり、溶融した離型剤を被覆層の外側に押
し出すためオフセット防止効果にも優れている。つま
り、定着前のトナーでは転写性を悪くする離型剤は内層
に存在し、定着時に発泡剤の作用で離型剤を最外層に押
し出すことにより、離型効果を発揮させオフセット現象
を防止する。従って、上記効果を充分に得るためには離
型剤の融点より発泡剤の分解温度が高く、かつ発泡剤の
分解温度は定着ロール温度より低くなくてはならない。
さらに熱可塑性樹脂を微粒子とし離型剤が一部露出する
程度に被覆することにより、発泡にともなう離型剤の押
出しが容易に行なわれオフセット防止効果はさらに向上
したものとなる。
有するため転写性に優れ、かつ定着時には加熱により発
泡剤が気体となり、溶融した離型剤を被覆層の外側に押
し出すためオフセット防止効果にも優れている。つま
り、定着前のトナーでは転写性を悪くする離型剤は内層
に存在し、定着時に発泡剤の作用で離型剤を最外層に押
し出すことにより、離型効果を発揮させオフセット現象
を防止する。従って、上記効果を充分に得るためには離
型剤の融点より発泡剤の分解温度が高く、かつ発泡剤の
分解温度は定着ロール温度より低くなくてはならない。
さらに熱可塑性樹脂を微粒子とし離型剤が一部露出する
程度に被覆することにより、発泡にともなう離型剤の押
出しが容易に行なわれオフセット防止効果はさらに向上
したものとなる。
【0009】本発明における核粒子ともいえる着色樹脂
粒子は、着色剤を含有した熱可塑性樹脂粒子であり、そ
の粒子形成方法は、従来のトナーと同様の方法、つまり
混練−粉砕−分級といった工程にて粒子化する方法や、
スプレードライ、重合といった造粒方法も使用可能であ
る。
粒子は、着色剤を含有した熱可塑性樹脂粒子であり、そ
の粒子形成方法は、従来のトナーと同様の方法、つまり
混練−粉砕−分級といった工程にて粒子化する方法や、
スプレードライ、重合といった造粒方法も使用可能であ
る。
【0010】熱可塑性樹脂としては、従来からトナー用
結着樹脂として使用されてきたものの全てが適用され
る。具体的には、ポリスチレン、ポリクロロスチレン、
ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体の単
重合体;スチレン/p−クロロスチレン共重合体、スチ
レン/プロピレン共重合体、スチレン/ビニルトルエン
共重合体、スチレン/ビニルナフタリン共重合体、スチ
レン/アクリル酸メチル共重合体、スチレン/アクリル
酸エチル共重合体、スチレン/アクリル酸ブチル共重合
体、スチレン/アクリル酸オクチル共重合体、スチレン
/メタクリル酸メチル共重合体、スチレン/メタクリル
酸エチル共重合体、スチレン/メタクリル酸ブチル共重
合体、スチレン/α−クロルメタクリル酸メチル共重合
体、スチレン/アクリロニトリル共重合体、スチレン/
ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン/ビニルエチ
ルエーテル共重合体、スチレン/ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/イ
ソプレン共重合体、スチレン/アクリロニトリル/イン
デン共重合体、スチレン/マレイン共重合体、スチレン
/マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合
体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビニルブチル
ブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジ
ン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族
炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、
パラフィンワックスなどが挙げられ、これらは、単独で
あるいは2種以上混合して使用される。
結着樹脂として使用されてきたものの全てが適用され
る。具体的には、ポリスチレン、ポリクロロスチレン、
ポリビニルトルエンなどのスチレン及びその置換体の単
重合体;スチレン/p−クロロスチレン共重合体、スチ
レン/プロピレン共重合体、スチレン/ビニルトルエン
共重合体、スチレン/ビニルナフタリン共重合体、スチ
レン/アクリル酸メチル共重合体、スチレン/アクリル
酸エチル共重合体、スチレン/アクリル酸ブチル共重合
体、スチレン/アクリル酸オクチル共重合体、スチレン
/メタクリル酸メチル共重合体、スチレン/メタクリル
酸エチル共重合体、スチレン/メタクリル酸ブチル共重
合体、スチレン/α−クロルメタクリル酸メチル共重合
体、スチレン/アクリロニトリル共重合体、スチレン/
ビニルメチルエーテル共重合体、スチレン/ビニルエチ
ルエーテル共重合体、スチレン/ビニルメチルケトン共
重合体、スチレン/ブタジエン共重合体、スチレン/イ
ソプレン共重合体、スチレン/アクリロニトリル/イン
デン共重合体、スチレン/マレイン共重合体、スチレン
/マレイン酸エステル共重合体などのスチレン系共重合
体;ポリメチルメタクリレート、ポリブチルメタクリレ
ート、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビニルブチル
ブチラール、ポリアクリル酸樹脂、ロジン、変性ロジ
ン、テルペン樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は脂環族
炭化水素樹脂、芳香族系石油樹脂、塩素化パラフィン、
パラフィンワックスなどが挙げられ、これらは、単独で
あるいは2種以上混合して使用される。
【0011】また、本発明で使用される着色剤として
は、カーボンブラック、ランプブラック、鉄黒、群青、
ニグロシン染料、アニリンブルー、フタロシアニンブル
ー、フタロシアニングリー、ハンザイエローG、ローダ
ミン6G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエロ
ー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベンガ
ル、トリアリルメタン系染料、モノアゾ系、ジスアゾ
系、染顔料など、従来公知のいかなる染顔料をも単独あ
るいは混合して使用し得る。
は、カーボンブラック、ランプブラック、鉄黒、群青、
ニグロシン染料、アニリンブルー、フタロシアニンブル
ー、フタロシアニングリー、ハンザイエローG、ローダ
ミン6G、レーキ、カルコオイルブルー、クロムイエロ
ー、キナクリドン、ベンジジンイエロー、ローズベンガ
ル、トリアリルメタン系染料、モノアゾ系、ジスアゾ
系、染顔料など、従来公知のいかなる染顔料をも単独あ
るいは混合して使用し得る。
【0012】本発明に用いられる離型剤としては、定着
において熱ロールよりトナーを離型するのを補助する効
果のある物質であれば何でも良く、例えば低分子量のポ
リオレフィン類やワックス類その他がある。この場合、
ワックス類の具体例としては、例えば次のものが挙げら
れる。
において熱ロールよりトナーを離型するのを補助する効
果のある物質であれば何でも良く、例えば低分子量のポ
リオレフィン類やワックス類その他がある。この場合、
ワックス類の具体例としては、例えば次のものが挙げら
れる。
【0013】カルナウバロウ、綿ロウ、カンデリラロ
ウ、サトウキビロウ、ミツロウ、鯨ロウ、セラックロ
ウ、羊毛ロウ等の狭義のロウ;モンタンロウ、パラフィ
ンロウ、ミクロクリスタリンワックス等の鉱物あるいは
石油系ロウ;パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシ
ステアリン酸、ベヘン酸等の炭素数6乃至22の固体高
級脂肪酸;オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、パ
ルミチン酸アミド、N−ヒドロキシエチル−ヒドロキシ
ステアロアミド、N,N’−エチレン−ビス−ステアロ
アミド、N,N’−エチレン−ビス−リシノ−ルアミ
ド、N,N’−エチレン−ビス−ヒドロキシステアリル
アミド等の炭素数6乃至22の高級(以下、高級という
用語は上述した炭素数6乃至22の意味で使用するもの
とする)脂肪酸のアミド類;例えばステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネ
シウム、パルミチン酸カルシウムの如き高級脂肪酸のア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、亜鉛塩、アルミニ
ウム塩等の金属塩;パルミチン酸ヒドラジド、ステアリ
ン酸ヒドラジド等の高級脂肪酸のヒドラジド;ミリスチ
ン酸のp−ヒドロキシアニリド、ステアリン酸のp−ヒ
ドロキシアニリドの如き高級脂肪酸のp−ヒドロキシア
ニリド;ラウリン酸のβ−ジエチルアミノエチルエステ
ル塩酸塩、ステアリン酸のβ−ジエチルアミノエチルエ
ステル塩酸塩の如き高級脂肪酸のβ−ジエチルアミノエ
チルエステル塩酸塩;ステアリン酸アミド−ホルムアル
デヒド縮合物、パルミチン酸アミド−ホルムアルデヒド
縮合物の如き高級脂肪酸アミド−ホルムアルデヒド縮合
物;アスファルト、ギルソナイト等の石油系残査;ニト
リルゴム、塩化ゴム等のゴム類;フィッシャートロプシ
ュワックス及び誘導体などの合成炭化水素;ポリエチレ
ングリコール、ステアリン酸ソルビトールなどの脂肪酸
エステルとグリセライド;塩素化パラフィン、塩素化プ
ロピレンなどのハロゲン化炭化水素;硬化キャスター
油、硬化牛脂油等。離形剤はその種類にもよるが、着色
樹脂粒子に対して約0.2〜20重量%、好ましくは
0.5〜10重量%が使用される。
ウ、サトウキビロウ、ミツロウ、鯨ロウ、セラックロ
ウ、羊毛ロウ等の狭義のロウ;モンタンロウ、パラフィ
ンロウ、ミクロクリスタリンワックス等の鉱物あるいは
石油系ロウ;パルミチン酸、ステアリン酸、ヒドロキシ
ステアリン酸、ベヘン酸等の炭素数6乃至22の固体高
級脂肪酸;オレイン酸アミド、ステアリン酸アミド、パ
ルミチン酸アミド、N−ヒドロキシエチル−ヒドロキシ
ステアロアミド、N,N’−エチレン−ビス−ステアロ
アミド、N,N’−エチレン−ビス−リシノ−ルアミ
ド、N,N’−エチレン−ビス−ヒドロキシステアリル
アミド等の炭素数6乃至22の高級(以下、高級という
用語は上述した炭素数6乃至22の意味で使用するもの
とする)脂肪酸のアミド類;例えばステアリン酸カルシ
ウム、ステアリン酸アルミニウム、ステアリン酸マグネ
シウム、パルミチン酸カルシウムの如き高級脂肪酸のア
ルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、亜鉛塩、アルミニ
ウム塩等の金属塩;パルミチン酸ヒドラジド、ステアリ
ン酸ヒドラジド等の高級脂肪酸のヒドラジド;ミリスチ
ン酸のp−ヒドロキシアニリド、ステアリン酸のp−ヒ
ドロキシアニリドの如き高級脂肪酸のp−ヒドロキシア
ニリド;ラウリン酸のβ−ジエチルアミノエチルエステ
ル塩酸塩、ステアリン酸のβ−ジエチルアミノエチルエ
ステル塩酸塩の如き高級脂肪酸のβ−ジエチルアミノエ
チルエステル塩酸塩;ステアリン酸アミド−ホルムアル
デヒド縮合物、パルミチン酸アミド−ホルムアルデヒド
縮合物の如き高級脂肪酸アミド−ホルムアルデヒド縮合
物;アスファルト、ギルソナイト等の石油系残査;ニト
リルゴム、塩化ゴム等のゴム類;フィッシャートロプシ
ュワックス及び誘導体などの合成炭化水素;ポリエチレ
ングリコール、ステアリン酸ソルビトールなどの脂肪酸
エステルとグリセライド;塩素化パラフィン、塩素化プ
ロピレンなどのハロゲン化炭化水素;硬化キャスター
油、硬化牛脂油等。離形剤はその種類にもよるが、着色
樹脂粒子に対して約0.2〜20重量%、好ましくは
0.5〜10重量%が使用される。
【0014】発泡剤としては有機発泡剤として、以下の
もの等があげられる。 アゾ系:アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジアゾアミノベンゼン ニトロソ系:N,N’−ジメチルN,N’−ジニトロソ
テレフタルアミド、N,N’−ジニトロソペンタメチレ
ンテトラミン スルフォニルヒドラジッド系:ベンゼンスルフォニルヒ
ドラジド、トルエン4−スルフォニルヒドラジド、ベン
ゼン1,3−ジスルフォニルヒドラジド、ジフェニルス
ルフォン3,3’−ジスルフォニルヒドラジド、4,
4’−オキシビス(ベンゼンスルフォニルヒドラジ
ド)、スルフォンヒドラジド
もの等があげられる。 アゾ系:アゾジカルボンアミド、アゾビスイソブチロニ
トリル、ジアゾアミノベンゼン ニトロソ系:N,N’−ジメチルN,N’−ジニトロソ
テレフタルアミド、N,N’−ジニトロソペンタメチレ
ンテトラミン スルフォニルヒドラジッド系:ベンゼンスルフォニルヒ
ドラジド、トルエン4−スルフォニルヒドラジド、ベン
ゼン1,3−ジスルフォニルヒドラジド、ジフェニルス
ルフォン3,3’−ジスルフォニルヒドラジド、4,
4’−オキシビス(ベンゼンスルフォニルヒドラジ
ド)、スルフォンヒドラジド
【0015】これらの発泡剤は離型剤内部に含有して
も、表面に付着させても良く、離型剤に対し1〜50重
量%が使用される。着色樹脂粒子表面に、発泡剤を内部
に存在させた離型剤を付着させる方法としては、例え
ば、乳化剤の存在下に離型剤のエマルジョンを形成さ
せ、別に発泡剤を有機溶媒に溶解させ溶液とし、前記離
型剤のエマルジョン中に加えることにより、発泡剤を含
有する離型剤のエマルジョンを作成し、次いで着色樹脂
スラリーに混合し、pHや電解質濃度の調整等により分
散系を不安定化し、着色樹脂粒子表面に離型剤粒子を所
謂ヘテロ凝集状態で付着させた後、濾取、乾燥させる方
法等が挙げられる。
も、表面に付着させても良く、離型剤に対し1〜50重
量%が使用される。着色樹脂粒子表面に、発泡剤を内部
に存在させた離型剤を付着させる方法としては、例え
ば、乳化剤の存在下に離型剤のエマルジョンを形成さ
せ、別に発泡剤を有機溶媒に溶解させ溶液とし、前記離
型剤のエマルジョン中に加えることにより、発泡剤を含
有する離型剤のエマルジョンを作成し、次いで着色樹脂
スラリーに混合し、pHや電解質濃度の調整等により分
散系を不安定化し、着色樹脂粒子表面に離型剤粒子を所
謂ヘテロ凝集状態で付着させた後、濾取、乾燥させる方
法等が挙げられる。
【0016】また、着色樹脂粒子表面に、発泡剤を表面
に存在させた離型剤を付着させる方法としては、例え
ば、離型剤と発泡剤の親和性が低く、離型剤内部に発泡
剤を含浸させることができない場合に用いられ、前記方
法において濾過を行なわず乾燥させる方法等が挙げられ
る。
に存在させた離型剤を付着させる方法としては、例え
ば、離型剤と発泡剤の親和性が低く、離型剤内部に発泡
剤を含浸させることができない場合に用いられ、前記方
法において濾過を行なわず乾燥させる方法等が挙げられ
る。
【0017】離型剤を覆う被覆層を形成する材料は、ト
ナーの保存性を確保するため50℃程度の温度以下では
固体でベタつきのない材料であることが要求され、無機
物、有機物をとわず使用可能であるが、できるだけ薄層
であることが望ましい。さらに必要に応じ荷電制御成分
の添加がなされる。例えば、無機微粒子、カップリング
剤、界面活性剤、荷電制御剤、各種樹脂類等があげら
れ、特に発泡剤の分解温度より低い軟化温度を有する熱
可塑性樹脂を主成分とする被覆層はオフセット防止効果
と定着性ともによくすることができ好適に用いられる。
熱可塑性樹脂としては、前記着色樹脂粒子に用いる熱可
塑性樹脂と同様のものが使用できる。また、このような
熱可塑性樹脂は、帯電性を向上させるためにアニオン性
基を単量体を共重合することが好ましく、アニオン性基
を有する単量体としては、(メタ)アクリル酸、スチレ
ンスルホン酸、(メタ)アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸等が挙げられる。界面活性剤はアニオ
ン性、カチオン性、両性、非イオン性いずれでも良いが
疎水基を表面に配向させることと帯電性を考慮すること
が重要であり、負帯電性トナーの場合フッ素系界面活性
剤、特に含フッ素第4級アンモニウム塩が高温高湿時に
おいても帯電性を向上させることができる。カップリン
グ剤としてはシランカップリング剤、チタネートカップ
リング剤、アルミネート系カップリング剤等公知のもの
が使用でき薄層での使用が好ましい。無機微粒子、荷電
制御剤は従来公知のものの内、粒子径1μm以下のもの
が用いられ、樹脂やカップリング剤と複合して使用する
ことは使用時の脱離を防止することから好ましい。
ナーの保存性を確保するため50℃程度の温度以下では
固体でベタつきのない材料であることが要求され、無機
物、有機物をとわず使用可能であるが、できるだけ薄層
であることが望ましい。さらに必要に応じ荷電制御成分
の添加がなされる。例えば、無機微粒子、カップリング
剤、界面活性剤、荷電制御剤、各種樹脂類等があげら
れ、特に発泡剤の分解温度より低い軟化温度を有する熱
可塑性樹脂を主成分とする被覆層はオフセット防止効果
と定着性ともによくすることができ好適に用いられる。
熱可塑性樹脂としては、前記着色樹脂粒子に用いる熱可
塑性樹脂と同様のものが使用できる。また、このような
熱可塑性樹脂は、帯電性を向上させるためにアニオン性
基を単量体を共重合することが好ましく、アニオン性基
を有する単量体としては、(メタ)アクリル酸、スチレ
ンスルホン酸、(メタ)アクリルアミド−2−メチルプ
ロパンスルホン酸等が挙げられる。界面活性剤はアニオ
ン性、カチオン性、両性、非イオン性いずれでも良いが
疎水基を表面に配向させることと帯電性を考慮すること
が重要であり、負帯電性トナーの場合フッ素系界面活性
剤、特に含フッ素第4級アンモニウム塩が高温高湿時に
おいても帯電性を向上させることができる。カップリン
グ剤としてはシランカップリング剤、チタネートカップ
リング剤、アルミネート系カップリング剤等公知のもの
が使用でき薄層での使用が好ましい。無機微粒子、荷電
制御剤は従来公知のものの内、粒子径1μm以下のもの
が用いられ、樹脂やカップリング剤と複合して使用する
ことは使用時の脱離を防止することから好ましい。
【0018】被覆層を形成させる方法としては、例え
ば、離型剤を付着させた着色樹脂粒子を、被覆層形成用
重合体溶液に添加、撹拌、分散後、乾燥する方法、ま
た、該着色樹脂粒子の存在下、被覆層形成用重合性モノ
マーを重合させる方法等が挙げられる。更に、該被覆層
を下層露出部を有する程度に設ける方法としては、例え
ば、離型剤を付着させた着色樹脂粒子と被覆層形成用樹
脂微粒子を混合、撹拌し、付着させる方法等が挙げられ
るが、下層露出部の割合は使用する被覆層形成用樹脂微
粒子の使用割合を適宜変えることにより、調整すること
ができる。この際、下層露出部の割合が多いと被覆層の
効果を充分に発揮することができず、全表面積に対する
下層露出部の割合が5〜50%程度が好ましい。
ば、離型剤を付着させた着色樹脂粒子を、被覆層形成用
重合体溶液に添加、撹拌、分散後、乾燥する方法、ま
た、該着色樹脂粒子の存在下、被覆層形成用重合性モノ
マーを重合させる方法等が挙げられる。更に、該被覆層
を下層露出部を有する程度に設ける方法としては、例え
ば、離型剤を付着させた着色樹脂粒子と被覆層形成用樹
脂微粒子を混合、撹拌し、付着させる方法等が挙げられ
るが、下層露出部の割合は使用する被覆層形成用樹脂微
粒子の使用割合を適宜変えることにより、調整すること
ができる。この際、下層露出部の割合が多いと被覆層の
効果を充分に発揮することができず、全表面積に対する
下層露出部の割合が5〜50%程度が好ましい。
【0019】本発明のトナーには、流動性付与剤として
従来から知られている疎水化処理された金属酸化物微粒
子を外添することは転写性をも改良する効果もあり好ま
しいが、帯電安定性等信頼性面からは過剰な添加は好ま
しくなく、必要最小量の添加とすることが望ましい。流
動性付与剤としてはシリカ、2酸化チタン、アルミナ等
の微粒子を各種疎水化剤で疎水化したものが用いられ、
通常2〜3重量%以下の添加量である。
従来から知られている疎水化処理された金属酸化物微粒
子を外添することは転写性をも改良する効果もあり好ま
しいが、帯電安定性等信頼性面からは過剰な添加は好ま
しくなく、必要最小量の添加とすることが望ましい。流
動性付与剤としてはシリカ、2酸化チタン、アルミナ等
の微粒子を各種疎水化剤で疎水化したものが用いられ、
通常2〜3重量%以下の添加量である。
【0020】また、本発明のトナーは、二成分系現像剤
として用いる場合にはキャリア粉と混合して用いられ
る。この場合のキャリアとしては、公知のものがすべて
使用可能であり、例えば鉄粉、フェライト粉、ニッケル
粉のごとき磁性を有する粉体、ガラスビーズ等及びこれ
らの表面を樹脂などで処理した物などが挙げられる。
として用いる場合にはキャリア粉と混合して用いられ
る。この場合のキャリアとしては、公知のものがすべて
使用可能であり、例えば鉄粉、フェライト粉、ニッケル
粉のごとき磁性を有する粉体、ガラスビーズ等及びこれ
らの表面を樹脂などで処理した物などが挙げられる。
【0021】更に、本発明のトナーは更に磁性材料を含
有させ、磁性トナーとしても使用し得る。この場合の磁
性トナー中に含まれる磁性材料としては、マグネタイ
ト、ヘマタイド、フェライト等の酸化鉄、鉄、コバル
ト、ニッケルのような金属あるいはこれら金属のアルミ
ニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、錫、亜鉛、
アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カル
シウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バ
ナジウムのような金属の合金およびその混合物などが挙
げられる。これら強磁性体は平均粒径が0.1〜2μm
程度のものが望ましく、トナー中に含有させる量として
は樹脂成分100重量部に対し約20〜200重量部、
特に好ましくは樹脂成分100重量部に対し約40〜1
50重量部である。
有させ、磁性トナーとしても使用し得る。この場合の磁
性トナー中に含まれる磁性材料としては、マグネタイ
ト、ヘマタイド、フェライト等の酸化鉄、鉄、コバル
ト、ニッケルのような金属あるいはこれら金属のアルミ
ニウム、コバルト、銅、鉛、マグネシウム、錫、亜鉛、
アンチモン、ベリリウム、ビスマス、カドミウム、カル
シウム、マンガン、セレン、チタン、タングステン、バ
ナジウムのような金属の合金およびその混合物などが挙
げられる。これら強磁性体は平均粒径が0.1〜2μm
程度のものが望ましく、トナー中に含有させる量として
は樹脂成分100重量部に対し約20〜200重量部、
特に好ましくは樹脂成分100重量部に対し約40〜1
50重量部である。
【0022】
【実施例】以下、本発明を下記の実施例によって更に具
体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。なお、以下に示す%及び部はすべて重量基準であ
る。
体的に説明するが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。なお、以下に示す%及び部はすべて重量基準であ
る。
【0023】実施例1 着色樹脂粒子の製造 先ず、下記のようにして分散重合法により母体粒子を製
造した。即ち、撹拌翼、冷却器を取り付けた三つ口フラ
スコにメタノール320部を入れ、ポリビニルピロリド
ン(平均分子量4万)6.4部を少量ずつ撹拌しながら
添加し、完全に溶解させた。更に、以下の組成のものを
添加し、完全に溶解させた。 スチレン 25.6部 n−ブチルメタクリレート 6.4部 2,2’−アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 次いでフラスコ内を窒素ガスでパージし200rpmで
撹拌しながら60℃、20時間重合を行ない体積平均粒
径7.4μmのスチレン/n−ブチルメタクリレート共
重合体粒子を得た。このスラリー中にオイルブラック8
03(オリエント化学社製)5.0部を添加し50℃で
1時間加熱撹拌し樹脂粒子の着色を行なった。この着色
樹脂スラリーを遠心沈降させ上澄み除去後、イオン交換
水300部を加える作業を5回繰返し洗浄を行ない着色
樹脂スラリーAを得た。
造した。即ち、撹拌翼、冷却器を取り付けた三つ口フラ
スコにメタノール320部を入れ、ポリビニルピロリド
ン(平均分子量4万)6.4部を少量ずつ撹拌しながら
添加し、完全に溶解させた。更に、以下の組成のものを
添加し、完全に溶解させた。 スチレン 25.6部 n−ブチルメタクリレート 6.4部 2,2’−アゾビスイソブチロニトリル 0.2部 次いでフラスコ内を窒素ガスでパージし200rpmで
撹拌しながら60℃、20時間重合を行ない体積平均粒
径7.4μmのスチレン/n−ブチルメタクリレート共
重合体粒子を得た。このスラリー中にオイルブラック8
03(オリエント化学社製)5.0部を添加し50℃で
1時間加熱撹拌し樹脂粒子の着色を行なった。この着色
樹脂スラリーを遠心沈降させ上澄み除去後、イオン交換
水300部を加える作業を5回繰返し洗浄を行ない着色
樹脂スラリーAを得た。
【0024】離型剤の付着 次に離型剤としてカルナウバワックスを用いエマルショ
ンを調整した。カルナウバワックス24.0部に乳化剤
としてノニオン活性剤6部を融解させ撹拌しながら90
℃の熱湯70.0部を除々に加え平均粒径0.1μmの
カルナウバワックスのエマルジョンンを調整した。メタ
ノール70部に発泡剤としてアゾビスイソブチロニトリ
ル3部を溶解させ、この溶液をさきほど調整したエマル
ジョンワックス中に加え、常温で5時間撹拌し発泡剤を
含有するカルナウバワッスのエマルジョンBを得た。着
色樹脂スラリーAとエマルジョンBを、樹脂固型分:ワ
ックス固形分が97:3となる量混合し、着色樹脂表面
に発泡剤含有のワックス微粒子を付着させ濾過、乾燥を
行ない、発泡剤含有のカルナウバワックス微粒子を表面
に付着させた着色粒子Cを得た。
ンを調整した。カルナウバワックス24.0部に乳化剤
としてノニオン活性剤6部を融解させ撹拌しながら90
℃の熱湯70.0部を除々に加え平均粒径0.1μmの
カルナウバワックスのエマルジョンンを調整した。メタ
ノール70部に発泡剤としてアゾビスイソブチロニトリ
ル3部を溶解させ、この溶液をさきほど調整したエマル
ジョンワックス中に加え、常温で5時間撹拌し発泡剤を
含有するカルナウバワッスのエマルジョンBを得た。着
色樹脂スラリーAとエマルジョンBを、樹脂固型分:ワ
ックス固形分が97:3となる量混合し、着色樹脂表面
に発泡剤含有のワックス微粒子を付着させ濾過、乾燥を
行ない、発泡剤含有のカルナウバワックス微粒子を表面
に付着させた着色粒子Cを得た。
【0025】被覆層の形成 エチルメタクリレートと下記(化1)モノマーの93:
7共重合体0.3部をメタノール
7共重合体0.3部をメタノール
【化1】 70部に溶解し、その溶液に着色粒子Cを添加し撹拌分
散後スプレードライヤー(ヤマト科学社製)にて乾燥す
ることにより上記共重合体の被覆層を形成した。この被
覆層形成粒子99.5部と疎水性シリカR−972(日
本アエロジル社製)0.5部をミキサーで20秒撹拌混
合を行ない本発明のトナーを得た。
散後スプレードライヤー(ヤマト科学社製)にて乾燥す
ることにより上記共重合体の被覆層を形成した。この被
覆層形成粒子99.5部と疎水性シリカR−972(日
本アエロジル社製)0.5部をミキサーで20秒撹拌混
合を行ない本発明のトナーを得た。
【0026】平均粒径70μmのフェライト粒子にシリ
コン樹脂をコーティングしたキャリア98部に上記で得
られたトナー2部を混合し、二成分系現像剤とし、リコ
ー製複写機IMAGIO420の定着装置からオイル塗
布装置を外しさらに定着温度を変えられるように改造し
た実験機でオフセット性及び転写性を評価した。定着ロ
ーラ温度180〜230℃でオフセット性を調べたが1
80〜225℃の範囲でオフセットの発生はなく、良好
な耐オフセット性を示した。転写性は(現像トナー重量
−転写残トナー重量)/現像トナー量×100(%)で
表わされる転写率を3回測定したが90〜93%と良好
な転写性を示した。
コン樹脂をコーティングしたキャリア98部に上記で得
られたトナー2部を混合し、二成分系現像剤とし、リコ
ー製複写機IMAGIO420の定着装置からオイル塗
布装置を外しさらに定着温度を変えられるように改造し
た実験機でオフセット性及び転写性を評価した。定着ロ
ーラ温度180〜230℃でオフセット性を調べたが1
80〜225℃の範囲でオフセットの発生はなく、良好
な耐オフセット性を示した。転写性は(現像トナー重量
−転写残トナー重量)/現像トナー量×100(%)で
表わされる転写率を3回測定したが90〜93%と良好
な転写性を示した。
【0027】実施例2 着色樹脂粒子の製造 重量平均粒子量10万、Tg63℃のスチレンとブチル
アクリレート共重合体90部とカーボンブラック10部
を2本ロールミルで溶融混練し冷却後スタンプミルで粗
粉砕し、ジェットミルで微粉砕し、風力分級にて体積平
均粒径9.0μmの黒色の着色粒子Dを得た。
アクリレート共重合体90部とカーボンブラック10部
を2本ロールミルで溶融混練し冷却後スタンプミルで粗
粉砕し、ジェットミルで微粉砕し、風力分級にて体積平
均粒径9.0μmの黒色の着色粒子Dを得た。
【0028】離型剤の付着 次に、離形剤としてマイクロクリスタリンワックスを用
いエマルジョンを調整した。マイクロクリスタリンワッ
クス45部に乳化剤としてノニオン活性剤5部を融解さ
せ撹拌しながら90℃の熱湯50部を加え平均粒径0.
2μmのワックスエマルジョンを得た。メタノール48
部に発泡剤としてp−トルエンスルフォニルヒドラジド
2部を溶解し、この溶液をさきほど調整したマイクロク
リスタリンワックスエマルジョン100部に加え常温で
5時間撹拌し発泡剤を含有するマイクロクリスタリンワ
ックスエマルジョンEを得た。着色粒子D50部をメタ
ノール50%水溶液50部に分散させワックスエマルジ
ョンEを6.7部加え、下記(化2)のフッ素系4級ア
ンモニウム塩0.2部を加えることにより着色粒子Dの
表面に発泡剤含有のマイクロクリスタリンワックスエマ
ルジョンEを付着させた。
いエマルジョンを調整した。マイクロクリスタリンワッ
クス45部に乳化剤としてノニオン活性剤5部を融解さ
せ撹拌しながら90℃の熱湯50部を加え平均粒径0.
2μmのワックスエマルジョンを得た。メタノール48
部に発泡剤としてp−トルエンスルフォニルヒドラジド
2部を溶解し、この溶液をさきほど調整したマイクロク
リスタリンワックスエマルジョン100部に加え常温で
5時間撹拌し発泡剤を含有するマイクロクリスタリンワ
ックスエマルジョンEを得た。着色粒子D50部をメタ
ノール50%水溶液50部に分散させワックスエマルジ
ョンEを6.7部加え、下記(化2)のフッ素系4級ア
ンモニウム塩0.2部を加えることにより着色粒子Dの
表面に発泡剤含有のマイクロクリスタリンワックスエマ
ルジョンEを付着させた。
【化2】
【0029】被覆層の形成 さらにシランカップリング剤であるメチルトリメトキシ
シラン0.2部を添加し、10分撹拌した後、ステンレ
ス製のバットに移し常温で減圧乾燥し、ワックス層の上
にフッ素4級アンモニウム塩を含有するメチルトリメト
キシシランの被覆層を形成させた。この被覆層形成粒子
99.5部と疎水シリカR・972 0.5部をミキサ
ーで20秒間撹拌混合を行ない本発明のトナーを得た。
シラン0.2部を添加し、10分撹拌した後、ステンレ
ス製のバットに移し常温で減圧乾燥し、ワックス層の上
にフッ素4級アンモニウム塩を含有するメチルトリメト
キシシランの被覆層を形成させた。この被覆層形成粒子
99.5部と疎水シリカR・972 0.5部をミキサ
ーで20秒間撹拌混合を行ない本発明のトナーを得た。
【0030】以下、実施例1と同様のキャリアで同様に
現像剤を作成し、また実施例1と同様にオフセット性及
び転写性を評価した。オフセット性は定着ローラ温度1
50〜225℃の範囲でオフセットの発生はなく良好な
耐オフセット性を示した。転写率は91〜92%と良好
な転写性を示した。
現像剤を作成し、また実施例1と同様にオフセット性及
び転写性を評価した。オフセット性は定着ローラ温度1
50〜225℃の範囲でオフセットの発生はなく良好な
耐オフセット性を示した。転写率は91〜92%と良好
な転写性を示した。
【0031】実施例3 実施例1で得られた発泡剤含有のカルナウバワックス微
粒子を表面に付着させた着色粒子C92部に下記の熱可
塑性樹脂微粒子8部を混合し、0.2μmジルコニアボ
ールを入れたボールミルで20分間撹拌処理を行なった
後ふるいにてジルコニアボールを除去しR−972
0.5%をミキサーで混合し本発明のトナーを得た。S
EMによるトナー表面観察から樹脂微粒子はややつぶれ
た球状で下層露出部が確認できた。 熱可塑性樹脂微粒子 過硫酸カリを重合開始剤とし、スチレンとブチルアクリ
レートをソープフリー乳化重合で重合し、重合終了後フ
リーズドライ法により乾燥を行なうことにより得られた
共重合体の粉体であり、Tg61℃、重量平均分子量1
2万、平均粒径0.2μmである。
粒子を表面に付着させた着色粒子C92部に下記の熱可
塑性樹脂微粒子8部を混合し、0.2μmジルコニアボ
ールを入れたボールミルで20分間撹拌処理を行なった
後ふるいにてジルコニアボールを除去しR−972
0.5%をミキサーで混合し本発明のトナーを得た。S
EMによるトナー表面観察から樹脂微粒子はややつぶれ
た球状で下層露出部が確認できた。 熱可塑性樹脂微粒子 過硫酸カリを重合開始剤とし、スチレンとブチルアクリ
レートをソープフリー乳化重合で重合し、重合終了後フ
リーズドライ法により乾燥を行なうことにより得られた
共重合体の粉体であり、Tg61℃、重量平均分子量1
2万、平均粒径0.2μmである。
【0032】以下、実施例1と同様に現像剤を作成し、
同様の評価を行なった結果示す。オフセット性は定着ロ
ーラ温度180〜230℃の範囲でオフセットの発生は
なく実施例1及び2に比べてもさらに良好な耐オフセッ
ト性を示した。転写率は89〜91%と良好な転写性を
示した。
同様の評価を行なった結果示す。オフセット性は定着ロ
ーラ温度180〜230℃の範囲でオフセットの発生は
なく実施例1及び2に比べてもさらに良好な耐オフセッ
ト性を示した。転写率は89〜91%と良好な転写性を
示した。
【0033】比較例1 実施例1で得られた着色樹脂スラリーAを濾過、乾燥後
疎水性シリカR−972 0.5%をミキサーで混合
し、比較トナー1を得た。実施例1と同様に現像剤の作
成、評価を行なった結果、転写性は91〜93%と良好
であったがオフセットは180℃でも発生してしまっ
た。
疎水性シリカR−972 0.5%をミキサーで混合
し、比較トナー1を得た。実施例1と同様に現像剤の作
成、評価を行なった結果、転写性は91〜93%と良好
であったがオフセットは180℃でも発生してしまっ
た。
【0034】比較例2 実施例1においてカルナウバエマルジョンに発泡剤を含
有させず、さらに被覆層を形成しなかった粒子、つまり
着色スラリーAに発泡剤を含有しないカルナウバワック
スエマルジョンを付着させた後、濾過、乾燥を行なった
粒子に疎水性シリカR−972 0.5%をミキサーで
混合し比較トナー2を得た。実施例1と同様に現像剤作
成、評価を行なった結果、オフセットは180〜230
℃の範囲で発生せず良好な結果を示したが、転写性は3
8%と不良であり転写後の画像も濃淡のムラがあり非常
に貧弱なものであった。
有させず、さらに被覆層を形成しなかった粒子、つまり
着色スラリーAに発泡剤を含有しないカルナウバワック
スエマルジョンを付着させた後、濾過、乾燥を行なった
粒子に疎水性シリカR−972 0.5%をミキサーで
混合し比較トナー2を得た。実施例1と同様に現像剤作
成、評価を行なった結果、オフセットは180〜230
℃の範囲で発生せず良好な結果を示したが、転写性は3
8%と不良であり転写後の画像も濃淡のムラがあり非常
に貧弱なものであった。
【0035】比較例3 実施例1において得られた発泡剤含有のカルナウバワッ
クス微粒子を表面に付着させた着色粒子Cを濾過、乾燥
後、疎水性シリカR−972 0.5%をミキサーで混
合し比較トナー3を得た。比較トナー3は離型剤を覆う
被覆膜を有しない以外は実施例1と同様なトナーであ
る。実施例1と同様に現像剤を作成し、評価を行なった
結果、オフセットは180〜230の範囲で発生せず良
好な結果を示したが、転写性は42%と不良であり画像
も比較例2と同様に貧弱なものであった。
クス微粒子を表面に付着させた着色粒子Cを濾過、乾燥
後、疎水性シリカR−972 0.5%をミキサーで混
合し比較トナー3を得た。比較トナー3は離型剤を覆う
被覆膜を有しない以外は実施例1と同様なトナーであ
る。実施例1と同様に現像剤を作成し、評価を行なった
結果、オフセットは180〜230の範囲で発生せず良
好な結果を示したが、転写性は42%と不良であり画像
も比較例2と同様に貧弱なものであった。
【0036】比較例4 実施例1においてカルナウバワックスエマルジョンに発
泡剤を含有させない以外は実施例1と同様にトナーを調
整し比較トナー4を得た。実施例1と同様に現像剤を作
成し、評価を行なったところ、180〜200℃までホ
ットオフセットは発生しなかったが、205℃から23
0℃でホットオフセットが発生し、耐オフセット性はあ
るものの充分な余裕度があるとは言えなかった。転写性
は91〜93%と良好な結果であった。
泡剤を含有させない以外は実施例1と同様にトナーを調
整し比較トナー4を得た。実施例1と同様に現像剤を作
成し、評価を行なったところ、180〜200℃までホ
ットオフセットは発生しなかったが、205℃から23
0℃でホットオフセットが発生し、耐オフセット性はあ
るものの充分な余裕度があるとは言えなかった。転写性
は91〜93%と良好な結果であった。
【0037】
【発明の効果】本発明の静電荷像現像用トナーは、着色
樹脂粒子表面に、少なくとも発泡剤を表面ないしは内部
に存在させた離型剤を付着させ、更にその外層に被覆層
を設けたことによって、熱ロール定着における耐オフセ
ット性に優れ、しかも転写性にも優れている。特に該被
覆層を、下層露出部を有する程度に設けた場合は、耐オ
フセット性は更に向上したものとなる。
樹脂粒子表面に、少なくとも発泡剤を表面ないしは内部
に存在させた離型剤を付着させ、更にその外層に被覆層
を設けたことによって、熱ロール定着における耐オフセ
ット性に優れ、しかも転写性にも優れている。特に該被
覆層を、下層露出部を有する程度に設けた場合は、耐オ
フセット性は更に向上したものとなる。
Claims (2)
- 【請求項1】 着色樹脂粒子表面に、少なくとも発泡剤
を表面ないしは内部に存在させた離型剤を付着させ、さ
らにその外層に離型剤を覆う様に被覆層を設けたことを
特徴とする静電荷像現像用トナー。 - 【請求項2】 前記離型剤を覆う被覆層を、樹脂微粒子
を主成分として構成し、下層露出部を有する程度に設け
たことを特徴とする請求項1記載の静電荷像現像用トナ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32478992A JP3156882B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 静電荷像現像用トナー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32478992A JP3156882B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 静電荷像現像用トナー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06148929A true JPH06148929A (ja) | 1994-05-27 |
| JP3156882B2 JP3156882B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=18169700
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32478992A Expired - Fee Related JP3156882B2 (ja) | 1992-11-10 | 1992-11-10 | 静電荷像現像用トナー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3156882B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10207116A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像剤用トナー、その製造方法、静電潜像現像剤及び画像形成方法 |
| JPH11184140A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-09 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用トナー |
| JP2001134006A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-05-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007206178A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6346692B1 (en) | 1999-09-20 | 2002-02-12 | Agere Systems Guardian Corp. | Adaptive microwave oven |
-
1992
- 1992-11-10 JP JP32478992A patent/JP3156882B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10207116A (ja) * | 1996-06-27 | 1998-08-07 | Fuji Xerox Co Ltd | 静電潜像現像剤用トナー、その製造方法、静電潜像現像剤及び画像形成方法 |
| JPH11184140A (ja) * | 1997-12-24 | 1999-07-09 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用トナー |
| JP2001134006A (ja) * | 1999-11-01 | 2001-05-18 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置 |
| JP2007206178A (ja) * | 2006-01-31 | 2007-08-16 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3156882B2 (ja) | 2001-04-16 |
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|---|---|---|
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