JPH06148985A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH06148985A
JPH06148985A JP29731492A JP29731492A JPH06148985A JP H06148985 A JPH06148985 A JP H06148985A JP 29731492 A JP29731492 A JP 29731492A JP 29731492 A JP29731492 A JP 29731492A JP H06148985 A JPH06148985 A JP H06148985A
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developing sleeve
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JP29731492A
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English (en)
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Satoru Haneda
哲 羽根田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像剤が円滑に搬送され、地汚れなく鮮明な
トナー像を形成し、電気的な転写で効率よく転写材に転
写して記録可能なチャージレスの画像形成装置の提供。 【構成】 像露光手段2が回動する感光体ドラム1の内
面に像光を入射し、現像スリーブ7が現像剤Dを搬送し
て像光入射位置で感光体ドラム1外面に接触させると共
に、前記像光入射位置の現像スリーブ7上に電極体9を
設け、現像スリーブ7内部に固設した磁石体8の磁極を
電極体9位置に反発磁界を形成するよう配置し、該電極
体9の電極9aに現像剤Dの絶縁性トナーの帯電と同極
性の直流電圧を印加し、現像スリーブ7には電極9aと
は逆極性の直流電圧を印加するチャージレスの画像形成
装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チャージレスの画像形
成装置に関し、詳しくは、回動する感光体の内面に像露
光手段が像光を入射し、現像スリーブが表面に保持して
搬送する現像剤層を感光体の前記像光が入射する位置の
外面に接触させて感光体の外面にトナー像を形成し、該
トナー像が感光体の外面と接するように送り込まれた転
写材に転写されて定着される画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チャージレスの画像形成装置とし
ては、導電性トナーを用いたものが知られていたが、こ
れでは電気的転写が困難であると言う問題がある。この
問題を解消するために図6に示す現像装置を用いた画像
形成装置が提案されている。図において、1は図3に示
したような透明基体上に形成された透明電極層1a上
に、透明電極層1a側の電荷発生層1b、中間層の正孔
電荷輸送層1c、表層の電荷発生層1dの積層から成る
光導電体層を積層した構成を有して矢印方向に回転する
感光体ドラムである。
【0003】2はLEDやEL等の発光素子アレイ2a
とロッドレンズアレイのような集束性光伝送体2bとか
ら成り、感光体ドラム1の内部に静止して設けられて、
画像データに基づき発光素子アレイ2aの発光素子の選
択点灯が繰返されることにより感光体ドラム1の内面に
回転方向とほぼ直角のラインに沿った像光の入射を繰返
す像露光手段、Dは絶縁性トナーと磁性キャリアから成
る二成分現像剤または磁性の絶縁性トナーの一成分現像
剤、71はアルミニウム等の非磁性導電材料から成り固定
して設けられた現像スリーブ、81は現像スリーブ71の内
部にN,S磁極を周方向に交互に配設し図示A方向に50
0〜1,000rpmの回転速度で回転可能に設けた磁石体、
91は導電性の金属板等から成り現像スリーブ71に対向す
る面に絶縁層91b を設けた電極体、11は現像スリーブ71
上の現像剤Dの層厚を規制する層厚規制ブレードであ
る。
【0004】磁石体81の磁力と回転により表面の現像剤
Dは図示のように自転をしながら矢示Bの方向に移動
し、像露光手段2が像光を入射する位置の現像領域Aに
設置された電極体91に達する。電極体91にはバイアス電
源15によって現像剤層のトナーの帯電と同極性の図示例
では正の300〜1,500Vの直流電圧が印加されている。そ
れにより電極体91は、前述の像露光手段2による像光の
入射と相俟って、感光体ドラム1の外面に静電像を形成
すると共にその静電像及び背景部分にもトナーを付着さ
せてトナー像を形成する。
【0005】一方、現像スリーブ71にはバイアス電源16
によって現像剤Dのトナーの帯電と逆極性すなわち電極
体91に印加される電圧とは逆極性の50〜300Vの直流電
圧が印加される。それにより電極体91の下流側におい
て、電極体91に達した現像剤Dの層が感光体ドラム1の
像露光手段2による像光の入射と電極体91上の現像剤D
の層の接触とによって電荷を注入された露光部分外面に
付着しているトナーは殆ど除去することなく残して、電
荷の注入の行われない非露光部分外面に付着しているト
ナーをすべて除去するから、先に電極体91上の現像剤D
層により感光体ドラム1の外面に形成された静電像に付
着しているトナーから成るトナー像を地汚れの殆どない
鮮明なものにする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述の現像装
置においては、現像剤Dは磁石体81の磁力により現像ス
リーブ71に向かって吸引されながら現像スリーブ71上を
移動しているので電極体91によって塞き止められ現像剤
Dが円滑に搬送されないという問題点がある。この問題
点は現像スリーブ71を矢示B方向に回転させても解決で
きず現像剤Dが電極体91の所で詰まり易く鮮明な画像が
得られないという問題点が残る。
【0007】本発明は、上述の問題点を解消するために
なされたものであり、現像剤が円滑に搬送され、絶縁性
トナーを用いて地汚れなく鮮明なトナー像を形成して電
気的転写で転写材に効率よく転写できるチャージレスの
画像形成装置を提供するのを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、感光体
に裏面露光を行うと同時に、感光体に対向する現像スリ
ーブにより搬送される現像剤によって現像を行う画像形
成装置において、露光位置に対向する前記現像スリーブ
上に設けられた電極体を有し、該電極体位置に前記現像
スリーブ内に設けられた磁石体により反発磁界を形成し
たことを特徴とする画像形成装置によって達成される。
【0009】
【作用】本発明のチャージレスの画像形成装置の現像装
置は、電極体の位置する現像領域に現像スリーブ内の磁
石体により反発磁界を形成したので、現像剤の現像スリ
ーブに向かう吸引力が弱くなり、現像剤が電極体の上を
円滑に通過するようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図示例によって説明する。
【0011】図1は本発明の画像形成装置の一例を示す
要部概略断面図、図2は図1の現像器の現像領域A近傍
を拡大した断面図であり、図1および図2において、図
6と同一部分は同一符号で表してありその詳細な説明は
省略する。図において、3は下部が現像剤溜り4となっ
ている現像ケース、5は現像剤溜り4の絶縁性トナーと
磁性キャリアの二成分現像剤又は磁性或いはは非磁性の
絶縁性トナーの一成分現像剤を撹拌して絶縁性トナーを
帯電させると共に現像剤Dを現像スリーブ7の表面に供
給する撹拌器である。
【0012】現像スリーブ7は、アルミニウムやステン
レス鋼等の非磁性導電材料から成り、内部にN,S磁極
を周方向に配置した磁石体8を固定して備えて、磁石体
8の磁力により表面に現像剤Dを吸着し、現像スリーブ
7が矢印方向に回転することによって現像剤Dを矢印方
向に搬送する。それによって表面に形成される現像剤D
の層を像露光手段2が像光を入射する位置の現像領域A
に搬送する。電極体9は例えばフィルム状あるいは薄板
状などの絶縁性の基体9b上にニッケル或いは銀等をメ
ッキ又はスパッタリング等によって貼着して形成した電
極9aから成り、基体9bが現像領域Aの現像スリーブ
7表面に近接あるいは接するように張設したものであ
る。
【0013】なお、感光体ドラム1に像露光手段2が像
光を入射する位置と現像スリーブ7が現像剤Dの層を接
触させる位置及び磁石体8の磁極の位置の関係は、図1
の部分拡大図である図2に示すように、現像スリーブ7
の表面が感光体ドラム1外面に最接近している点、即ち
感光体ドラム1の中心と現像スリーブ7の中心を結ぶ中
心線に対して現像スリーブ7の中心と像露光手段2の感
光体への像光入射位置を結んだ線の成す角度θiが電極
板に対応している範囲で像光入射位置の方が現像スリー
ブ7の感光体ドラム1への最接近位置より上流側とする
のが好ましい。それによって、現像スリーブ7から現像
剤Dの層を介し感光体ドラム1に効率よく電荷の移動が
行なわれるための光導電層における電荷の移動時間が確
保できる。像光入射位置が現像スリーブ7の感光体ドラ
ム1への最接近位置の下流側になると電荷の移動時間が
不足するようになる。
【0014】磁石体8の磁極は前記中心線の両側にN又
はSの同極の磁極が配置されている。これにより、現像
領域Aには反発磁界が形成される。この磁極位置の前記
中心線から現像スリーブ7の中心に対して上流側及び下
流側に張る角度をθ12とすると、θ1及びθ2は5°
以上45°以下が好ましい。
【0015】また、電極体9の電極9aの幅の現像スリ
ーブ7の中心に対して張る角度は、前記中心線より上流
側の角度をθe1とし中心線より下流側の角度をθe2とす
るとθe1及びθe2は10°以下が好ましい。さらに、電極
体9の厚さは50〜1000μmで、電極9aと感光体ドラム
1との間隙Dsdは0.3〜10mmが好ましい。
【0016】像光入射位置θ1は、電極体9aに対向
し、好ましくは、中心線に対し上流側であり、かつθ1
≦θe1である。
【0017】磁石体8の磁力により現像スリーブ7の表
面に吸着された現像剤Dは、現像スリーブ7の回転によ
って現像領域Aに搬送されるが、現像領域Aでは前記反
発磁界が形成されているので現像剤Dの現像スリーブ7
への吸着力は殆どなくなり現像剤Dは円滑に電極体9の
上を通過し感光体ドラム1の外面に接触するようにな
る。13は現像スリーブ7から感光体ドラム1の外面に接
触する位置を通過した後の現像剤Dを除去して現像剤溜
り4に落下させるスクレーパブレードである。
【0018】電極体9の電極9aには保護抵抗R1を介
してバイアス直流電源15によって現像剤Dのトナーの帯
電と同極性の図示例では正の200〜2,000Vの直流電圧が
印加される。それにより電極9aは、前述の像露光手段
2による像光の入射と相俟って、感光体ドラム1の外面
に静電像を形成すると共にその静電像及び背景部分にも
トナーを付着させてトナー層を形成する。
【0019】一方、現像スリーブ7には保護抵抗R2を
介してバイアス直流電源16とバイアス交流電源16Aによ
って現像剤Dのトナーの帯電と逆極性すなわち電極9a
に印加される電圧とは逆極性の50〜300Vの直流電圧に
周波数500Hz〜10KHz、ピーク値間電圧300〜2,000Vの
交流電圧が重畳されたバイアス電圧が印加される。それ
により感光体ドラム1の像露光手段2による像光の入射
と現像スリーブ7の現像剤Dの接触とによって電荷を注
入された露光部分外面に付着しているトナーは殆ど除去
することなく残して、電荷の注入の行われない非露光部
分外面に付着しているトナーをすべて除去するから、先
に現像スリーブ7の現像剤Dの層により感光体ドラム1
の外面に形成された静電像に付着しているトナーから成
るトナー像を地汚れの殆どない鮮明なものにする。
【0020】なお、図示例では、感光体ドラム1の感光
体を図3に示した層構成のOPC感光体としたが、この
感光体における電荷発生と注入のメカニズムとしては以
下述べる2通りがある。なお、以下の説明で電荷移動層
1cは正孔移動型とした。
【0021】その第1は、図4の像形成部模式的断面図
に示したように透明電極層1a側の電荷発生層1bを用
いる場合である。この場合は、電極体9の電極9aには
負のバイアス電圧を印加し、電荷発生層1bの像光を入
射された部分に発生した正孔を感光体の表面に引きつけ
てトラップする。そして、絶縁性トナーに負帯電トナー
が用いられて感光体表面に付着する。
【0022】感光体表層の電荷発生層1dを設けた理由
は、トナー像を転写して表面のクリーニングを行なった
後に表面に残った正電荷を一様露光により消去するため
である。電荷発生層1dが感光体の内面側または外面側
から一様露光すると電荷発生を行なってトラップされて
いた正電荷を解放する。除電のための一様露光手段は感
光体の内面側に設けても、外面側に設けてもよい。
【0023】第2のメカニズムは、図5の像形成部模式
的断面図に示したように表層の電荷発生層1dを用いる
場合である。この場合は、電極体9の電極9aには正の
バイアス電圧を印加し、電荷発生層1dの像光を入射さ
れた部分に発生した正孔を透明電極層1a側に逃して感
光体の表面に負電荷をトラップする。そして絶縁性トナ
ーに正帯電トナーが用いられて感光体表面に付着する。
【0024】透明電極層1a側の電荷発生層1bを設け
た理由は、転写,クリーニング後に表面に残った負電荷
を一様露光より消去するためである。電荷発生層1bが
感光体の内面側または外面側から一様露光すると、電荷
発生層1bに発生した正電荷が表面に移動しトラップさ
れた負電荷を中和する。
【0025】図3の例と異なって、感光体の光導電体層
を単層構成で両極性の電荷移動性を有するものとした場
合は、電極体9の電極9aのバイアス電圧に正,負いず
れの電圧も用いられるが、像光が感光体基体側で多く吸
収されるから、前述の第1のメカニズムと同じく、光導
電体層における正孔あるいは電子の移動度を考慮してバ
イアス電圧を印加するのが好ましい。
【0026】また、感光体の光導電体層が従来のOPC
のように電荷移動層の一方の側に電荷発生層を設けたも
のも使用可能であるが、一様露光で除電しても電荷が消
失しにくい傾向がある。
【0027】電極体9の電極9aに印加するバイアス電
圧は図示例のような直流電圧だけよりも、極性を反転さ
せない範囲の交流成分を重畳したものとするのが好まし
い。すなわち、光導電体層中で電荷を速やかに移動させ
るには高いバイアス電圧を印加すればよいが、単純に高
い直流電圧を印加すると電極体9と感光体間でブレーク
ダウンを起こして電荷像が破壊されるようになる。それ
に対して、極性を反転させない範囲の交流成分を有する
バイアス電圧を印加すると、電荷像を破壊しない低い電
圧で電荷の移動速度を上げることができ、さらに交流成
分が現像剤層に振動を与えて、感光体に均一なトナー像
の付着が行なわれるようになる。なお、交流成分の重畳
で極性が反転すると、電荷の移動効率が低下するので、
バイアス電圧は極性が反転しない条件とするのが好まし
い。
【0028】また、現像スリーブ7に対しても図示のよ
うに直流電圧に加えて交流成分を重畳するのが好まし
い。すなわち、交流成分により現像剤Dの層に振動が与
えられ、感光体の非画像部に付着していたトナーの剥ぎ
取りが効果的に行なわれ、一層地汚れのない鮮明なトナ
ー像が得られるようになる。この現像スリーブ7のバイ
アス電圧における交流成分は極性反転を生じさせるもの
であっても電荷が既にトラップされているので差支えな
い。
【0029】現像剤Dとしては、二成分現像剤であるこ
と、また磁性キャリアも絶縁性であることがトナーの帯
電制御や現像スリーブ7による剥ぎ取り効果等の点から
好ましく、さら磁性キャリアが球形化されていることが
トナーとキャリアの撹拌性及び現像剤の搬送性を向上さ
せ、トナーやトナーとキャリアの凝集を起こりにくくす
る等の点で好ましい。そして、球形化された磁性キャリ
アは平均粒径が30〜80μmの範囲にあることが好まし
い。このようにすることにより電極9aのバイアス電圧
が均一に印加できる。
【0030】この磁性キャリアの平均粒径が小さ過ぎる
と、磁性キャリアが感光体面に付着し易くなったり、現
像スリーブ7による剥ぎ取り効果が低下したりする。ま
た大き過ぎると、現像剤Dの層の磁気ブラシの穂の状態
が粗くなり、穂のトナー濃度が低くなって電極体9上の
トナー層の形成が不十分になったり、不均斉になったり
してバイアス電圧の印加状態も不均一になってしまう
し、現像スリーブ7における剥ぎ取りも粗くなったりす
る。
【0031】上述のような好ましい磁性キャリアは、磁
性体として従来の磁性キャリアにおけると同様の、鉄,
クロム,ニッケル,コバルト等の金属、あるいはそれら
の化合物や合金、例えば四三酸化鉄,γ−酸化第二鉄,
二酸化クロム,酸化マンガン,フェライトと云った強磁
性体粒子を球形化したり、又はそれら磁性体粒子の表面
をスチレン系樹脂,シリコン樹脂,フッ素樹脂,ビニル
系樹脂,エチレン系樹脂,ロジン変性樹脂,アクリル系
樹脂,ポリアミド樹脂,エポキシ樹脂,ポリエステル樹
脂等の樹脂で球状に被覆するか、あるいは、磁性体微粒
子を分散して含有した樹脂の球状粒子を造るかして得ら
れた粒子を従来公知の平均粒径別手段で粒径選別するこ
とによって得られる。
【0032】なお、キャリアを上述のように樹脂等によ
って球状に形成することは、先に述べた効果の他に、球
形化してないキャリアの長軸方向に磁化吸着されてトナ
ーを付着させる際や剥り取る際に方向性を生じさせると
言う欠点や、エッジ部があるためにエッジ部に電界が集
中して感光体層の絶縁破壊を起こし易く、感光体に形成
される像を乱したりすると言う欠点を解消して、トナー
の付着や剥ぎ取りが方向性なく行なわれるようにする
し、高いバイアス電圧の印加を可能にして、乱れのない
鮮明なトナー像の形成が行なわれるようにすると言う効
果も与える。
【0033】以上のような効果を奏する球形化キャリア
はさらに、キャリアの抵抗率が108Ωcm以上、特に1013
Ωcm以上であるように絶縁性の磁性粒子を形成したもの
が好ましい。この抵抗率は、粒子を0.50cm2の断面積を
有する容器に入れてタッピングした後、詰められた粒子
上に1kg/cm2の荷重を掛け、荷重と底面電極との間に1,
000V/cmの電界が生ずる電圧を印加したときの電流値を
読み取ることで得られる値であり、この抵抗率が低い
と、電極体9や現像スリーブ7にバイアス電圧を印加し
た場合に、キャリアに電荷が注入されて、感光体面にキ
ャリアが付着し易くなったり、あるいはバイアス電圧に
よる感光体層の絶縁破壊が起こり易くなったりする。
【0034】以上を総合して、磁性キャリアは、少くと
も長軸と短軸の比が3倍以下であるように球形化されて
おり、針状部やエッジ部等の突起が無く、抵抗率が108
Ωcm以上好ましくは1013Ωcm以上であることが適正条件
である。そして、このような磁性キャリアは、高抵抗化
された球状の磁性粒子や樹脂被覆キャリアでは、磁性体
粒子にできるだけ球形のものを選んでそれに樹脂の被覆
処理を施すこと、磁性体微粒子分散系のキャリアでは、
できるだけ磁性体の微粒子を用いて、分散樹脂粒子形成
後に球形化処理を施すこと、あるいは、スプレードライ
の方法によって分散樹脂粒子を得ること等によって製造
される。
【0035】次にトナーについて述べると、一般にトナ
ー粒子の平均粒径が小さくなると、定性的に粒径の二乗
に比例して帯電量が減少し、相対的にファンデルワール
ス力のような付着力が大きくなって、トナーがキャリア
から離れにくくなり、電極体9で感光体面に形成される
トナー層が不十分になったり、また現像スリーブ7によ
り感光体面の非画像部に付着させられたトナーが現像ス
リーブ7の現像剤Dの層による摺擦では容易に除去され
ずにかぶりすなわち地汚れが生じ易くなる。電極9a及
び現像スリーブ7のバイアス電圧が直流電圧の場合は、
トナー粒子の平均粒径が10μm以下になると、上述の問
題が現れるようになる。
【0036】しかし、バイアス電圧に交流成分が加わる
と、電極体9の位置する現像領域Aでは、現像剤層に付
着しているトナーは電気的に与えられる振動によって現
像剤Dから離れて感光体面の画像部及び非画像部に移行
し易くなり、感光体面に十分なトナー層が形成されてキ
ャリアの移行することもなくなる。そしてここでは前述
のように電荷の移動を妨げる逆極性のバイアス成分がな
いようにバイアス電圧を設定するのが好ましい。また現
像スリーブ7では、現像剤Dが電気的に与えられる振動
によって感光体面の非画像部に付着したトナーを効果的
に除去し、感光体面にかぶりのない鮮明なトナー像が形
成される。したがって、平均粒径が数μmのトナーも問
題なく用いられるようになる。
【0037】磁性を有する一成分絶縁性現像剤を用いた
場合も、このバアイス電圧に交流成分を加えた効果はほ
ぼ同様に得られる。すなわち、トナーの振動により感光
面に均一に十分なトナー層を形成して、非画像部のトナ
ーを効果的に剥ぎ取り、かぶりのない鮮明なトナー像を
形成できる。
【0038】二成分現像剤としては、前述のような球状
のキャリアとトナーとが従来の二成分現像剤におけると
同様の割合で混合した現像剤が好ましく用いられるが、
これにはまた、必要に応じて粒子の流動滑りをよくする
ための流動化剤や感光体面の清浄化に役立つクリーニン
グ剤等が混合される。流動化剤としては、コロイダルシ
リカ、酸化チタンあるいは非イオン表面活性剤等を用い
ることができ、クリーニング剤としては、脂肪酸金属
塩、有機基置換シリコンあるいは弗素等表面活性剤等を
用いることができる。
【0039】現像スリーブ7上に形成する現像剤Dの層
の厚さは、付着した現像剤Dが層厚規制ブレード11によ
って十分に掻き落とされて均一な層となる厚さであるこ
とが好ましく、そして、電極体9と感光体面との間隙は
100〜10,000μmが好ましい。この間隙が100μmよりも
狭くなり過ぎると、それに対して均一なトナー層形成や
効果的なトナー剥ぎ取りの作用をする現像剤層を形成す
るのが困難となったり、現像剤Dが間隙に詰まってトナ
ー像の形成が行なわれなくなったりする。また、間隙が
10,000μmを大きく超すようになると、対向電極効果が
低下して静電像やトナー層の形成が不十分になるし、非
画像部のトナーの剥ぎ取りも不十分になってかぶりのな
いトナー像の形成が行なわれないようになる。
【0040】上述のように、電極体9と感光体の間隙が
極端になると、それに対して電極体9上の現像剤Dの層
の厚さを適当にすることができなくなるが、間隙が100
μm〜10,000μmの範囲では、それに対して現像剤Dの
層の厚さを適当に形成することができる。そこで、現像
剤Dの層の厚さを振動電界のない状態下で現像剤Dの層
が感光体の像光を入射される位置の外面に接触する条件
に設定するのが好ましい。それによりトナー像に掃き目
が生じたり、かぶりが生じたりすることが防止される。
【0041】具体的なバイアス電圧としては、電極体9
の電極9aでは、トナーの帯電と同極性の200〜2,000V
の直流電圧にさらに交流成分を重畳する場合は周波数50
0Hz〜10KHz好ましくは5〜10KHzの極性を反転させな
いピーク値間電圧VP-Pが200〜2,000Vの交流電圧を重
畳した電圧が好ましく、現像スリーブ7では、トナーの
帯電と逆極性の50〜300Vの直流電圧に周波数が1〜10
KHzでピーク値間電圧が電極9aのバイアス電圧の交流
成分より高い交流電圧を重畳した電圧が好ましい。
【0042】なお、電極9aに印加するバイアス電圧の
交流成分周波数は光導電体層を移動する電荷の移動時間
の逆数より十分高いことが必要である。このように設定
しないと、移動する電荷に影響を与え、電荷の移動にム
ラが生じることになる。それ故、電極9aに印加するバ
イアス電圧の交流成分周波数は高めに設定されるのであ
る。
【0043】図1において、17はタイミングローラ18に
よって感光体ドラム1のトナー像と同期して送り込まれ
た転写材Pを感光体ドラム1の外面に圧接させ、トナー
の帯電と逆極性の転写バイアス電圧を印加されて転写材
Pにトナー像を転写させる転写ローラであり、本発明の
チャージレスの画像形成装置ではトナーが絶縁性トナー
であるから、転写ローラ17に印加されるバイアス電圧に
よって転写材Pへのトナー像の転写効率を著しく高める
ことができる。
【0044】19は転写ローラ17に付着した紙粉やトナー
等をトナー溜り20に掻き落とすスクレーパブレードであ
る。トナー像を転写された転写材Pは不図示の熱ローラ
定着装置等の定着手段によってトナー像を定着されて機
外に排出される。
【0045】21は転写位置より下流側の感光体ドラム1
の内面を一様に露光して感光体ドラム1の帯電を消去
し、残留トナーを移動し易くするLEDアレイやEL等
から成る除電露光手段であり、22は移動し易くなった残
留トナーを感光体ドラム1から除去して現像剤溜り4に
還元させるスクレーパブレードである。これにより一層
地汚れのない鮮明なトナー像を形成記録することができ
る。
【0046】本発明は上述の例に限られるものではな
く、スクレーパブレード22やさらには除電露光手段21を
省略したものでもよい。それは、転写ローラ17による転
写材Pへの転写効率が高いことと、現像スリーブ7の現
像剤Dの層がスクレーパブレードの役割も兼ねることに
よる。なお、除電露光手段21を省略した場合は、感光体
に一部電荷が残留して画像に悪影響を与えることがあ
る。
【0047】また、転写手段にコロナ放電極を用いるも
のでもよいし、像形成体が感光体ベルトであってもよい
ことは勿論である。感光体ベルトを用いた場合は、像露
光手段2に画像データに基づいて変調したレーザビーム
を回転多面鏡等の偏向手段で走査して感光体ベルトの内
面に像光の入射を行うレーザビームスキャナを用いるこ
とが容易にできる。また、ロッドレンズアレイを省略し
て、LEDやELアレイを直接感光体内面へ密着させて
像光の入射を行なうようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は以上説明したように、電極体位
置に反発磁界を形成したので現像領域の電極体の上を円
滑に現像剤が通過し現像剤詰まりを起こさず地汚れの殆
どない鮮明なトナー像を形成して、電気的転写で効率よ
く転写材に転写し記録することが可能なチャージレスの
画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一例を示す要部概略断
面図である。
【図2】図1の画像形成装置の現像領域A近傍を拡大し
た断面図である。
【図3】感光体の部分概略断面図である。
【図4】画像形成部の模式的断面図である。
【図5】画像形成部の模式的断面図である。
【図6】従来のチャージレスの画像形成装置に用いられ
る現像装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 像露光手段 7,71 現像スリーブ 8,81 磁石体 9,91 電極体 9a 電極 15,16 バイアス直流電源 16A バイアス交流電源 17 転写ローラ A 現像領域 D 現像剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体に裏面露光を行うと同時に、感光
    体に対向する現像スリーブにより搬送される現像剤によ
    って現像を行う画像形成装置において、 露光位置に対向する前記現像スリーブ上に設けられた電
    極体を有し、該電極体位置に前記現像スリーブ内に設け
    られた磁石体により反発磁界を形成したことを特徴とす
    る画像形成装置。
JP29731492A 1992-11-06 1992-11-06 画像形成装置 Pending JPH06148985A (ja)

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JP29731492A JPH06148985A (ja) 1992-11-06 1992-11-06 画像形成装置

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