JPH06149122A - 熱定着装置における温度制御方法 - Google Patents
熱定着装置における温度制御方法Info
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- JPH06149122A JPH06149122A JP4298653A JP29865392A JPH06149122A JP H06149122 A JPH06149122 A JP H06149122A JP 4298653 A JP4298653 A JP 4298653A JP 29865392 A JP29865392 A JP 29865392A JP H06149122 A JPH06149122 A JP H06149122A
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Landscapes
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 超高速のプリンタまたは複写機に用いられる
熱定着装置における定着ロールの温度変動幅を小さくす
る。 【構成】 表面が離型性材料12,22により被覆され
た定着ロール1,2を用いた熱定着装置の温度制御方法
において、動作開始直後には加熱ロール1の表面温度が
降下から上昇に転ずるまでヒータ6にほぼフル通電し
(10,30,42)、定常の熱定着動作における通紙
(50,20)中は一定の通電量を中心としてヒータ6
の通電を制御して自動温度制御を行い(4,10,3
0,42)、動作終了時には終了前にヒータ6への通電
をオフとするようにされる。サンプリング制御系を用
い、加熱ロールの表面温度の現在値と前回の値とを比較
して上昇に転ずることを判定し、ヒータへの通電量制御
は通電のデューティ比を変えることにより行い、また、
通紙の残り枚数が所定値となることを判定してヒータへ
の通電をオフにすることができる。更に、通電終了後も
加熱ロールを所定回数空転されることもできる。
熱定着装置における定着ロールの温度変動幅を小さくす
る。 【構成】 表面が離型性材料12,22により被覆され
た定着ロール1,2を用いた熱定着装置の温度制御方法
において、動作開始直後には加熱ロール1の表面温度が
降下から上昇に転ずるまでヒータ6にほぼフル通電し
(10,30,42)、定常の熱定着動作における通紙
(50,20)中は一定の通電量を中心としてヒータ6
の通電を制御して自動温度制御を行い(4,10,3
0,42)、動作終了時には終了前にヒータ6への通電
をオフとするようにされる。サンプリング制御系を用
い、加熱ロールの表面温度の現在値と前回の値とを比較
して上昇に転ずることを判定し、ヒータへの通電量制御
は通電のデューティ比を変えることにより行い、また、
通紙の残り枚数が所定値となることを判定してヒータへ
の通電をオフにすることができる。更に、通電終了後も
加熱ロールを所定回数空転されることもできる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタや複写機等に
おいて使用される熱定着装置の温度制御方法に関する。
おいて使用される熱定着装置の温度制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、ある一定き温度変動幅の範囲内に
加熱ロールの温度を維持するために、サーミスタ等の温
度センサにより加熱ロールの温度を検出し、上限温度を
越えるとヒータへの通電をオフにするか、もしくは、通
電デューティを下げることによって加熱ロールの温度を
下げ、また、下限温度より下がるとヒータへの通電をオ
ンにするか、もしくは、デューティ比を上げることによ
り加熱ロールの温度を上げるという制御がなされてい
る。
加熱ロールの温度を維持するために、サーミスタ等の温
度センサにより加熱ロールの温度を検出し、上限温度を
越えるとヒータへの通電をオフにするか、もしくは、通
電デューティを下げることによって加熱ロールの温度を
下げ、また、下限温度より下がるとヒータへの通電をオ
ンにするか、もしくは、デューティ比を上げることによ
り加熱ロールの温度を上げるという制御がなされてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなフィードバ
ック制御を行う場合の問題点は、温度センサの応答や加
熱ロール表面への熱伝導に時間遅れがあるために、実応
答の遅れが大きく、そのために温度変動幅が大きくなる
ことである。特に、例えば100枚/分クラスの超高速
の複写機において、シリコーンゴムを加熱ロールの被覆
材に用いている場合には、この遅れは深刻な問題とな
り、時には定着不良のコピーを排出してしまうことさえ
あった。
ック制御を行う場合の問題点は、温度センサの応答や加
熱ロール表面への熱伝導に時間遅れがあるために、実応
答の遅れが大きく、そのために温度変動幅が大きくなる
ことである。特に、例えば100枚/分クラスの超高速
の複写機において、シリコーンゴムを加熱ロールの被覆
材に用いている場合には、この遅れは深刻な問題とな
り、時には定着不良のコピーを排出してしまうことさえ
あった。
【0004】図4は、こきような従来の温度制御による
例えば複写機における熱定着用の加熱ロール温度の時間
変化を示しており、時刻to でコピー開始指令に基づい
て給紙が開始されると定着ロールが回転し、加熱ロール
側からそれと接している加圧ロール側に熱がとられ、ス
タンバイ時の温度Ts から温度が急降下する。そして、
下限温度TL を過ぎてからフィードバック制御が作動
し、加熱ロールのヒータの通電エネルギーを増やすこと
となるが、センサの応答が遅く、また、加熱ロール表面
に被覆したシリコーンゴムの熱伝導性が悪いために、加
熱ロールの表面温度は更に下がり続けて、下限温度TL
よりもっと低い温度Tllまで下がった後に漸く上昇に転
じる。そして、その後の時間t2 において漸く下限温度
TL より高くなる。to からt2 までの間に、10枚/
分クラスの低速機においては1枚の紙も定着機を通過し
えないが、100枚/分クラスの超高速機き場合は5枚
程度の紙は定着機を通過するので、定着不良のコピーが
排出されてしまうこととなる。
例えば複写機における熱定着用の加熱ロール温度の時間
変化を示しており、時刻to でコピー開始指令に基づい
て給紙が開始されると定着ロールが回転し、加熱ロール
側からそれと接している加圧ロール側に熱がとられ、ス
タンバイ時の温度Ts から温度が急降下する。そして、
下限温度TL を過ぎてからフィードバック制御が作動
し、加熱ロールのヒータの通電エネルギーを増やすこと
となるが、センサの応答が遅く、また、加熱ロール表面
に被覆したシリコーンゴムの熱伝導性が悪いために、加
熱ロールの表面温度は更に下がり続けて、下限温度TL
よりもっと低い温度Tllまで下がった後に漸く上昇に転
じる。そして、その後の時間t2 において漸く下限温度
TL より高くなる。to からt2 までの間に、10枚/
分クラスの低速機においては1枚の紙も定着機を通過し
えないが、100枚/分クラスの超高速機き場合は5枚
程度の紙は定着機を通過するので、定着不良のコピーが
排出されてしまうこととなる。
【0005】次に、コピー動作の終了時、全ての通紙が
終了した時点te より後は、これまで加熱ロール表面か
ら熱を吸収していた紙の供給がなくなるために、加熱ロ
ール表面は熱の放出先を失って温度が急激に上昇し、ス
タンバイ時温度Ts を容易に超過してしまうこととな
る。また、超高速機においては、コピー開始直後の温度
降下を補償するためにスタンバイ温度Ts を高めに設定
しているので、それ以上に温度が上がると被覆材である
シリコーンゴムの寿命が短くなるので好ましくない。
終了した時点te より後は、これまで加熱ロール表面か
ら熱を吸収していた紙の供給がなくなるために、加熱ロ
ール表面は熱の放出先を失って温度が急激に上昇し、ス
タンバイ時温度Ts を容易に超過してしまうこととな
る。また、超高速機においては、コピー開始直後の温度
降下を補償するためにスタンバイ温度Ts を高めに設定
しているので、それ以上に温度が上がると被覆材である
シリコーンゴムの寿命が短くなるので好ましくない。
【0006】本発明は、上述の問題点を解決し、超高速
のプリンタまたは複写機における定着ロールの温度の変
動幅を小さくすることを目的とする。
のプリンタまたは複写機における定着ロールの温度の変
動幅を小さくすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表面が
離型性材料により被覆された定着ロールを用いた熱定着
装置の温度制御方法において、動作開始時に、その直後
では加熱ロールの表面温度が降下から上昇に転ずるまで
ヒータにほぼフル通電し、定常の熱定着動作における通
紙中は一定の通電量を中心としてヒータの通電を制御し
て自動温度制御を行い、動作終了時には終了前にヒータ
への通電をオフとするようにされる。
離型性材料により被覆された定着ロールを用いた熱定着
装置の温度制御方法において、動作開始時に、その直後
では加熱ロールの表面温度が降下から上昇に転ずるまで
ヒータにほぼフル通電し、定常の熱定着動作における通
紙中は一定の通電量を中心としてヒータの通電を制御し
て自動温度制御を行い、動作終了時には終了前にヒータ
への通電をオフとするようにされる。
【0008】なお、サンプリング制御系を用い、加熱ロ
ールの表面温度の現在値と前回の値とを比較して上昇に
転ずることを判定し、ヒータへの通電量制御は通電のデ
ューティ比を変えることにより行い、また、通紙の残り
枚数が所定値となることを判定してヒータへの通電をオ
フにすることができる。更に、通紙の終了後も、所定回
数加熱ロールう回転させるようにすることも可能であ
る。
ールの表面温度の現在値と前回の値とを比較して上昇に
転ずることを判定し、ヒータへの通電量制御は通電のデ
ューティ比を変えることにより行い、また、通紙の残り
枚数が所定値となることを判定してヒータへの通電をオ
フにすることができる。更に、通紙の終了後も、所定回
数加熱ロールう回転させるようにすることも可能であ
る。
【0009】
【作用】上記した本発明の構成によれば、熱定着動作開
始直後の温度降下幅を小さく抑えて定着不良をなくすこ
とができ、通紙中は単一の基準値を中心として温度の変
化幅を狭く抑えることができ、また、終了時には加熱ロ
ールの蓄熱を十分に放出して不要な温度上昇を防止する
ことができる。これにより、全体として加熱ロールの温
度変化範囲を小さく抑えることができる。
始直後の温度降下幅を小さく抑えて定着不良をなくすこ
とができ、通紙中は単一の基準値を中心として温度の変
化幅を狭く抑えることができ、また、終了時には加熱ロ
ールの蓄熱を十分に放出して不要な温度上昇を防止する
ことができる。これにより、全体として加熱ロールの温
度変化範囲を小さく抑えることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明による熱定着装置の温度制御
方法を実施するための熱定着装置用制御装置のハードウ
ェア構成図であり、相接触した加熱ロール1と加圧ロー
ル2とにより熱定着装置が構成されている。加熱ロール
1は駆動モータ3と結合されており、したがって、駆動
モータ3が回転すると加熱ロール1も回転し、加熱ロー
ル1と接触する加圧ロール2も回転する。
方法を実施するための熱定着装置用制御装置のハードウ
ェア構成図であり、相接触した加熱ロール1と加圧ロー
ル2とにより熱定着装置が構成されている。加熱ロール
1は駆動モータ3と結合されており、したがって、駆動
モータ3が回転すると加熱ロール1も回転し、加熱ロー
ル1と接触する加圧ロール2も回転する。
【0011】加熱ロール1および加圧ロール2は、それ
ぞれ円筒状の芯金11および21とその外側を覆うシリ
コンゴムのような離型性被覆層12および22とから構
成されている。加熱ロール1にはヒータ6が内設されて
おり、それにより加熱ロール1が加熱される。加熱ロー
ル1に蓄積された熱は相接触する加圧ロール2にも伝達
されるが、駆動モータ3により回転されることによっ
て、2つのロールの表面温度はめれぞれの温度に均一化
される。
ぞれ円筒状の芯金11および21とその外側を覆うシリ
コンゴムのような離型性被覆層12および22とから構
成されている。加熱ロール1にはヒータ6が内設されて
おり、それにより加熱ロール1が加熱される。加熱ロー
ル1に蓄積された熱は相接触する加圧ロール2にも伝達
されるが、駆動モータ3により回転されることによっ
て、2つのロールの表面温度はめれぞれの温度に均一化
される。
【0012】加熱ロール1の表面温度は、例えばサーミ
スタである温度センサ4によって検出され、制御部10
に伝送される。制御部10は例えばマイクロコンピュー
タシステムであり、バス101を中心としてCUP10
2、メモリ103、入力インターフェイス104および
出力インターフェイス105から構成される。温度セン
サ4の検出結果は、入力インターフェイス104を介し
て制御部10に取り込まれる。
スタである温度センサ4によって検出され、制御部10
に伝送される。制御部10は例えばマイクロコンピュー
タシステムであり、バス101を中心としてCUP10
2、メモリ103、入力インターフェイス104および
出力インターフェイス105から構成される。温度セン
サ4の検出結果は、入力インターフェイス104を介し
て制御部10に取り込まれる。
【0013】駆動モータ3、ヒータ6および給紙部20
には交流あるいは直流の電源部30から電力が供給され
るが、駆動モータ3、ヒータ6および給紙部20と電源
30の間には例えばソリッドステートリレーである3つ
のスイッチ41、42および43が介在されており、そ
れらへの給電がオン/オフ制御される。これら3つのス
イッチ41、42および43は出力インターフェイス1
05から出力される操作指令によってオンオフ状態が制
御される。特に、ヒータ6への通電制御については、そ
の単位時間当たりの通電量を制御することが必要であ
り、通電のデューティ比を変えることにより実現されて
いる。
には交流あるいは直流の電源部30から電力が供給され
るが、駆動モータ3、ヒータ6および給紙部20と電源
30の間には例えばソリッドステートリレーである3つ
のスイッチ41、42および43が介在されており、そ
れらへの給電がオン/オフ制御される。これら3つのス
イッチ41、42および43は出力インターフェイス1
05から出力される操作指令によってオンオフ状態が制
御される。特に、ヒータ6への通電制御については、そ
の単位時間当たりの通電量を制御することが必要であ
り、通電のデューティ比を変えることにより実現されて
いる。
【0014】給紙部20によって取り込まれた紙50は
紙送り経路を通過中にトナー51によって画像が形成さ
れた後、矢印X方向に進んで加熱ロール1と加圧ロール
2との間に挟み込まれ、熱によって定着される。図2
は、温度制御のフローチャートであり、一定のサンプリ
ング周期をもって作動するいわゆるサンプリング制御系
により実行される。
紙送り経路を通過中にトナー51によって画像が形成さ
れた後、矢印X方向に進んで加熱ロール1と加圧ロール
2との間に挟み込まれ、熱によって定着される。図2
は、温度制御のフローチャートであり、一定のサンプリ
ング周期をもって作動するいわゆるサンプリング制御系
により実行される。
【0015】
【表1】
【0016】上記表は、ヒータ6への単位時間当たりの
通電量を制御するために通電のデューティ比を変える場
合において、単位時間内の通電オン/オフの時間の比に
よるランク付けの例を示している。例えばランク14で
はデューティ比70、すなわちオン時間とオフ時間の比
を14:6とする。より具体的には、例えば交流半波を
1とし、14個の期間通電し、6個の期間オフにする。
交流半波20個は50Hz の場合、200ミリ秒になる
ので、200ミリ秒を1周期として繰り返すことを意味
する。
通電量を制御するために通電のデューティ比を変える場
合において、単位時間内の通電オン/オフの時間の比に
よるランク付けの例を示している。例えばランク14で
はデューティ比70、すなわちオン時間とオフ時間の比
を14:6とする。より具体的には、例えば交流半波を
1とし、14個の期間通電し、6個の期間オフにする。
交流半波20個は50Hz の場合、200ミリ秒になる
ので、200ミリ秒を1周期として繰り返すことを意味
する。
【0017】図3は、本発明による制御を行った場合の
加熱ロールの表面温度の時間変化を示す。以下に、本発
明に従う温度制御動作を、表1および図3を参照しつ
つ、図2のフローに沿って説明する。コピーあるいは印
刷スタートに従って熱定着動作の開始指令が発せられる
と(図2中のステップa、以下同じ)、駆動モータ3を
駆動して定着ロール1、2を回転させ(ステップb)、
ヒータ6をほぼフル通電する(ステップc)。ほぼフル
通電とは、表1において例えばランク18以上、すなわ
ち、デューティ比90%以上である。ほぼフル通電して
も加熱ロール1から加圧ロール2に熱が奪われるので、
図3に示すように加熱ロール1の表面温度は下がり続け
る。やがて、加圧ロール2の温度も上がってきて加熱ロ
ール1から奪う熱量が減るとともに、ほぼフル通電の効
果が現れて、時刻t1 ′にて加熱ロール1の温度は上昇
に転じ、図4の場合と異なって、TL より上の温度に留
まる。
加熱ロールの表面温度の時間変化を示す。以下に、本発
明に従う温度制御動作を、表1および図3を参照しつ
つ、図2のフローに沿って説明する。コピーあるいは印
刷スタートに従って熱定着動作の開始指令が発せられる
と(図2中のステップa、以下同じ)、駆動モータ3を
駆動して定着ロール1、2を回転させ(ステップb)、
ヒータ6をほぼフル通電する(ステップc)。ほぼフル
通電とは、表1において例えばランク18以上、すなわ
ち、デューティ比90%以上である。ほぼフル通電して
も加熱ロール1から加圧ロール2に熱が奪われるので、
図3に示すように加熱ロール1の表面温度は下がり続け
る。やがて、加圧ロール2の温度も上がってきて加熱ロ
ール1から奪う熱量が減るとともに、ほぼフル通電の効
果が現れて、時刻t1 ′にて加熱ロール1の温度は上昇
に転じ、図4の場合と異なって、TL より上の温度に留
まる。
【0018】なお、このほぼフル通電のステップは、熱
定着のための通紙と同時に実行することができるが、通
紙開始前に実行し、温度の過渡変化の後に通紙を行うよ
うにすることもできる。この間、加熱ロール1の現在の
表面温度Tc とサンプリング周期における一刻前の温度
TB との差を監視していて、温度が下がり止まって上昇
に転じたと判断すると(ステップd)、通電ランクを例
えば表1のランク14に下げる(ステップe)。ランク
14は、表1に示すように、オン時間14対オフ時間6
の割合で通電するもので、通紙中に加熱ロールの温度の
変動が少ない典型的なデューティ比を有する。
定着のための通紙と同時に実行することができるが、通
紙開始前に実行し、温度の過渡変化の後に通紙を行うよ
うにすることもできる。この間、加熱ロール1の現在の
表面温度Tc とサンプリング周期における一刻前の温度
TB との差を監視していて、温度が下がり止まって上昇
に転じたと判断すると(ステップd)、通電ランクを例
えば表1のランク14に下げる(ステップe)。ランク
14は、表1に示すように、オン時間14対オフ時間6
の割合で通電するもので、通紙中に加熱ロールの温度の
変動が少ない典型的なデューティ比を有する。
【0019】以後、定常な熱定着動作としての通紙中の
自動温度制御を行う(ステップf)。現在の温度Tc と
基準温度To との差をとり、±1℃以下なら現在のラン
クを維持する。もし現在の方が高ければ、その差の応じ
てランクを1〜2下げて、通電オフ時間の比率を増やし
て加熱エネルギーを減らす。もし現在の方が低ければ、
ランクを1〜2上げて、通電オン時間の比率を増やして
加熱エネルギーを増す。このように制御することによ
り、±2℃以内で制御が可能である。
自動温度制御を行う(ステップf)。現在の温度Tc と
基準温度To との差をとり、±1℃以下なら現在のラン
クを維持する。もし現在の方が高ければ、その差の応じ
てランクを1〜2下げて、通電オフ時間の比率を増やし
て加熱エネルギーを減らす。もし現在の方が低ければ、
ランクを1〜2上げて、通電オン時間の比率を増やして
加熱エネルギーを増す。このように制御することによ
り、±2℃以内で制御が可能である。
【0020】通紙中は常に熱エネルギーを紙が吸収し続
けるので、ほぼ平衡状態を保つことができる。通紙が終
了すると熱エネルギーを吸収するものが無くなるので、
たとえヒータの通電をオフにしても、センサの応答の遅
れやシリコーンゴムの熱伝導性が悪いために、それまで
加えられて蓄積された熱が遅れて加熱ロール表面に伝わ
ってきて、表面温度を不必要に上昇させてしまう(図1
のte 以降参照)。そこで本発明では、残り枚数が、例
えば、2枚になったら(ステップg)、ヒータへの通電
をとめるようにして(ステップh)、蓄熱を放出させる
ことにより最後の枚数を定着させる。更に、最後の紙の
排出後も(ステップi)、数回転ほど定着ロールを空転
させて(ステップj)、加熱ロール1より加圧ロール2
へ熱を伝えることにより蓄熱を放出させ、表面温度の不
必要な上昇を防ぐ。その後、スタンバイ時の温度制御に
移行する(ステップk)。スタンバイ時は、ランク6〜
10を用いてスタンバイ温度Ts まで温度を高めた後、
ランク1〜3を用いてスタンバイ温度Ts に保持する。
けるので、ほぼ平衡状態を保つことができる。通紙が終
了すると熱エネルギーを吸収するものが無くなるので、
たとえヒータの通電をオフにしても、センサの応答の遅
れやシリコーンゴムの熱伝導性が悪いために、それまで
加えられて蓄積された熱が遅れて加熱ロール表面に伝わ
ってきて、表面温度を不必要に上昇させてしまう(図1
のte 以降参照)。そこで本発明では、残り枚数が、例
えば、2枚になったら(ステップg)、ヒータへの通電
をとめるようにして(ステップh)、蓄熱を放出させる
ことにより最後の枚数を定着させる。更に、最後の紙の
排出後も(ステップi)、数回転ほど定着ロールを空転
させて(ステップj)、加熱ロール1より加圧ロール2
へ熱を伝えることにより蓄熱を放出させ、表面温度の不
必要な上昇を防ぐ。その後、スタンバイ時の温度制御に
移行する(ステップk)。スタンバイ時は、ランク6〜
10を用いてスタンバイ温度Ts まで温度を高めた後、
ランク1〜3を用いてスタンバイ温度Ts に保持する。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
熱定着動作の開始時に加熱ロールの温度効果を待たずに
加熱するので、下降温度の幅を低く抑えて、定着性を向
上させる効果がある。そして、通紙中はデューティ比を
僅かに変えるだけであるので、温度の変化幅を狭くする
ことができる。また、終了時に温度上昇を待たずに加熱
を停止するので、不要な温度上昇を防ぐことができ、加
熱ロールの劣化防止の効果がある。
熱定着動作の開始時に加熱ロールの温度効果を待たずに
加熱するので、下降温度の幅を低く抑えて、定着性を向
上させる効果がある。そして、通紙中はデューティ比を
僅かに変えるだけであるので、温度の変化幅を狭くする
ことができる。また、終了時に温度上昇を待たずに加熱
を停止するので、不要な温度上昇を防ぐことができ、加
熱ロールの劣化防止の効果がある。
【図1】本発明を実施するための熱定着装置用制御装置
のハードウェア構成を示す概念図である。
のハードウェア構成を示す概念図である。
【図2】本発明による温度制御のフローを示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図3】本発明による温度制御における加熱ロール温度
の時間変化を示す図である。
の時間変化を示す図である。
【図4】従来の温度制御における加熱ロール温度の時間
変化を示す図である。
変化を示す図である。
1…加熱ロール 2…加圧ロール 3…駆動モータ 4…温度センサ 6…ヒータ 10…制御部 11、21…芯金 12、22…離型性被覆層 20…給紙部 30…電源 41、42、43…スイッチ 50…紙 51…トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 誠一 東京都杉並区久我山1丁目7番41号 岩崎 通信機株式会社内 (72)発明者 鈴木 敏 東京都杉並区久我山1丁目7番41号 岩崎 通信機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 離型性材料層で表面を被覆された加熱ロ
ールと、該加熱ロールと接触しその間に熱定着のための
通紙を行うように配設され、離型性材料層で表面を被覆
された加圧ロールと、該加熱ロールの表面温度を検出す
る温度センサと、該加熱ロールを加熱するヒータと、該
温度センサの出力に基づいてヒータへの通電を制御する
温度制御手段とからなる熱定着装置における温度制御方
法であって、 (イ)熱定着動作開始直後に、上記加熱ロールの表面温
度の降下が終了し上昇に転ずるまで、上記温度センサの
出力に係わらず上記ヒータにほぼフル通電することと、 (ロ)定常な熱定着動作における通紙中は予め定めた単
位時間当たりの通電量を中心として、上記温度センサの
出力と基準温度との差に応じて上記ヒータへの通電量を
制御することと、 (ハ)熱定着動作終了前にヒータへの通電をオフにする
ことと、 を含むことを特徴とする熱定着装置における温度制御方
法。 - 【請求項2】 サンプリング制御系を用い、現在温度と
一刻前の温度とを比較することにより、加熱ロールの表
面温度の降下が終了し上昇に転ずることを判定すること
を特徴とする、請求項1に記載の熱定着装置における温
度制御方法。 - 【請求項3】 ヒータへの通電のデューティ比を変えて
通電量を制御することを特徴とする請求項1に記載の熱
定着装置における温度制御方法。 - 【請求項4】 熱定着すべき通紙の残り枚数が予め定め
た値となったことを判定してヒータへの通電をオフにす
ることを特徴とする、請求項1に記載の熱定着装置にお
ける温度制御方法。 - 【請求項5】 更に、熱定着のための通紙の終了後も加
熱ロールを所定回数空転させることを特徴とする、請求
項1乃至請求項4のいずれかに記載の熱定着装置におけ
る温度制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298653A JP2626429B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 熱定着装置における温度制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4298653A JP2626429B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 熱定着装置における温度制御方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149122A true JPH06149122A (ja) | 1994-05-27 |
| JP2626429B2 JP2626429B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=17862523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4298653A Expired - Fee Related JP2626429B2 (ja) | 1992-11-09 | 1992-11-09 | 熱定着装置における温度制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2626429B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001356635A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Kyocera Corp | 画像形成装置 |
| US20110318038A1 (en) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, image forming method, image processing apparatus, image processing method, and storage |
-
1992
- 1992-11-09 JP JP4298653A patent/JP2626429B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001356635A (ja) * | 2000-06-15 | 2001-12-26 | Kyocera Corp | 画像形成装置 |
| US20110318038A1 (en) * | 2010-06-25 | 2011-12-29 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, image forming method, image processing apparatus, image processing method, and storage |
| US8620172B2 (en) * | 2010-06-25 | 2013-12-31 | Ricoh Company, Ltd. | Image forming apparatus, method and storage medium for setting fusing temperature |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2626429B2 (ja) | 1997-07-02 |
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