JPH06149262A - 楽音合成方法および装置 - Google Patents
楽音合成方法および装置Info
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- JPH06149262A JPH06149262A JP4325944A JP32594492A JPH06149262A JP H06149262 A JPH06149262 A JP H06149262A JP 4325944 A JP4325944 A JP 4325944A JP 32594492 A JP32594492 A JP 32594492A JP H06149262 A JPH06149262 A JP H06149262A
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Abstract
成楽音の音高および音色を様々に変化させることを可能
とする。 【構成】サンプリングしようとする音響信号が、入力さ
れると、その音響信号が、A/D変換部11によりサン
プリングされ、ディジタルデータに変換され、帯域分割
部12で帯域分割される。帯域分割部12で帯域分割さ
れた各帯域が、周波数変換部13によって、すべて分割
後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号となるよ
うに周波数変換されて、メモリ14に記憶される。メモ
リ14に記憶された代表音データは、選択的に読出さ
れ、補助音色情報に応じて各帯域毎の振幅が調整され、
音高情報に応じて周波数変換されて、加算的に合成され
る。合成されたデータは、レベル情報と乗算され、D/
A変換されてアナログ再生信号として出力される。
Description
びテレビゲーム等の音源として好適な楽音合成装置に係
り、特に、音高制御および音色制御が容易な楽音合成方
法および装置に関する。
然楽器音等をサンプリングしてPCM符号化した楽音波
形データを、メモリに記憶しておき、再生時において、
そのメモリに記憶された楽音波形データを、鍵盤等で指
定された音高に対応する速度で(時間軸を変化させて)
順次読み出すことにより、指定された音高の楽音波形を
得る、いわゆる、波形メモリ式楽音合成装置が知られて
いる。なお、PCM(パルス符号変調)符号化した楽音
波形データのメモリへの記憶にあたっては、楽音波形デ
ータを、予めROM(リードオンリメモリ)に書き込ん
でおく場合と、ユーザーが任意にRAM(ランダムアク
セスメモリ)に記憶させる場合とがある。この波形メモ
リ式楽音合成装置では、実際の自然楽器音に忠実な楽音
を発生させることができる。
の波形メモリ式楽音合成装置の他に、所定の周波数変調
アルゴリズムに従い、可聴帯域の搬送波信号を可聴帯域
の変調波信号で周波数変調することによって倍音成分を
含んだ楽音を合成する、いわゆる、FM(周波数変調)
式楽音合成装置も知られている。このFM式楽音合成装
置では、変調指数および周波数比等のパラメータを制御
することにより、種々の楽音を合成することができる。
このFM式楽音合成装置は、自然界には存在しない特殊
効果音も合成することができる。
来の波形メモリ式楽音合成装置には、楽音波形の再現性
は優れているものの、楽音波形の制御性が悪いという問
題点がある。すなわち、実際の自然楽器では、例えばピ
アノを例にとった場合、音高や打鍵する速さ(鍵タッ
チ)等が変化すれば、音色も微妙に変化することが知ら
れているし、さらに、楽音の発生開始からの時間経過に
従っても音色が微妙に変化することも知られている。し
かしながら、上述の波形メモリ式楽音合成装置において
は、楽音波形の制御性が悪いため、上述の音色の微妙な
変化に対応しようとするならば、音高、鍵タッチ等のあ
らゆる演奏条件に対応して、演奏条件毎の楽音波形デー
タを記憶する必要があり、膨大なメモリ容量が必要とな
る。
前記演奏条件の連続的なバリエーションに対して間欠的
に楽音波形データをサンプリング記憶し、その間の楽音
波形データを音高および鍵タッチ等のパラメータに従っ
てクロスフェードさせるように補間する技術も知られて
いる。しかし、時間軸上での補間処理の場合、補間に供
する複数の楽音波形間の位相関係によっては、複数の楽
音波形がお互いに打ち消しあったりして、適切な補間が
行えなくなるおそれがある。また、上述したFM式楽音
合成装置は、楽音波形の制御性は優れているものの実際
の自然楽器音の再現性が悪いという問題点がある。この
発明は、上述のような事情に鑑みてなされたもので、少
ない記憶情報で、原音の特徴を残したまま合成楽音の音
高および音色を様々に変化させることができる楽音合成
方法および装置を提供することを目的としている。
方法は、代表音のオーディオ信号を、複数の周波数帯域
に分割し、周波数帯域毎に周波数変換を施して、すべて
を分割後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号と
して記憶させる記憶ステップと、前記記憶ステップで記
憶された信号を読出して、音高および音色の少なくとも
一方を指定する情報に応じて各信号の振幅を制御しつ
つ、元の周波数帯域に対応し且つ指定された前記音高に
応じてシフトした周波数に周波数変換し、各周波数帯域
成分を合成して所要の音高の楽音を発生する合成ステッ
プとを有することを特徴としている。
オーディオ信号が、複数の周波数帯域に分割され、すべ
てが分割後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号
となるように、周波数帯域毎に周波数変換が施されてな
る代表音情報が記憶される記憶手段と、前記記憶手段か
ら読出される代表音情報を、音高および音色の少なくと
も一方を指定する情報に応じて、各周波数帯域に対応す
る信号毎に振幅制御するための振幅制御手段と、前記振
幅制御手段を経た各周波数帯域に対応する信号を、元の
周波数帯域に対応し且つ指定された前記音高に応じてシ
フトした周波数に周波数変換するための周波数変換手段
と、周波数変換手段を経た信号を合成して楽音信号を得
るための合成手段とを具備することを特徴としている。
は、代表音のオーディオ信号を、複数の周波数帯域に分
割し、周波数帯域毎に周波数変換を施して、すべてを分
割後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号として
記憶させておき、この記憶された信号を読出して、音高
および音色の少なくとも一方を指定する情報に応じて各
信号の振幅を制御しつつ、元の周波数帯域に対応し且つ
指定された前記音高に応じてシフトした周波数に周波数
変換し、各周波数帯域成分を合成して所要の音高の楽音
を発生するため、少ない記憶情報で、原音の特徴を残し
たまま合成楽音の音高および音色を様々に変化させるこ
とができる。
説明する。図1および図2は、この発明の第1の実施例
に係る楽音合成装置の構成を模式的に示している。この
第1の実施例では、この発明による楽音合成装置の基本
的な構成を、代表音を分析・記憶するための分析記憶部
と、記憶された代表音の情報から楽音信号を合成する合
成処理部とにわけて、図1に分析記憶部の構成を、図2
に合成処理部の構成をそれぞれ示している。
グ−ディジタル)変換部11、帯域分割部12、第1の
周波数変換部13およびメモリ14を有する。また、図
2に示す合成処理部は、図1のメモリ14と共通のメモ
リ14′、振幅コントロール部15、第2の周波数変換
部16、サイン波発生部17、合成部18、乗算器19
およびD/A(ディジタル−アナログ)変換部20を有
する。図1の分析記憶部において、A/D変換部11
は、入力される代表音の音響信号(アナログ信号)をサ
ンプリング周波数Fsでサンプリングし、ディジタルデ
ータに変換する。帯域分割部12は、複数のバンドパス
フィルタを有し、A/D変換部11でサンプリングされ
ディジタル化された音響信号データをN個の周波数帯域
に分割する。
2でN帯域に帯域分割された各周波数帯域(取扱い得る
周波数帯域の上限をFs/2とすれば、各々Fs/2N
の帯域幅を持つ)の信号データを周波数変換して、すべ
て分割後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号デ
ータとする。この第1の周波数変換部13は、分割帯域
毎に所定の周波数変換を行うために、必要に応じて所定
のサイン波を発生するサイン波発生部、またはそれに相
当するメモリ等を内蔵している。メモリ14は、例えば
RAMからなり、第1の周波数変換部13で得られた代
表音の信号データを記憶する。
は、図1のような構成の分析記憶部により書き込まれた
代表音の信号データを1組以上記憶しており、通常の場
合、図1に示したメモリ14そのものを用いる。このメ
モリ14′として、予め別途に上述のようにして得た代
表音の信号データを1組以上書き込んだROM等を用い
てもよく、同様に代表音の信号データを1組以上書き込
んだメモリカード等を着脱可能として用いてもよい。こ
のメモリ14′からは、例えば基本音色情報D1に応じ
て、特定の代表音の信号データが選択的に読出される。
振幅コントロール部15は、メモリ14′から読出され
た特定の代表音の各帯域毎の信号データの振幅を各帯域
毎に制御する。この振幅コントロール部15は、例えば
補助音色情報D2に応じた所定のパターンで各帯域毎の
信号データの振幅を制御する。
ール部15で振幅分布パターンが制御された各帯域毎の
信号データを、音高情報D3に応じ且つ元の帯域周波数
に対応する周波数に周波数変換する。すなわち、この第
2の周波数変換部16の周波数変換処理は、元の帯域周
波数を音高情報D3に応じて周波数シフトした周波数へ
の周波数変換を行う。サイン波発生部17は、例えばデ
ィジタル化されたサイン波形データが格納されたRO
M、いわゆるサインROMを有し、音高情報D3に応じ
て、第2の周波数変換部16で、各帯域毎の信号データ
の所定の周波数への周波数変換を行うための所要の周波
数のサイン波信号を生成する。このサイン波信号の周波
数は、第2の周波数変換部16による各帯域毎の信号デ
ータの周波数変換における周波数変化量を決定する。こ
の周波数変化量は、各帯域毎の信号データの相互関係を
元の帯域周波数の相互関係に対応させるとともに、これ
ら帯域周波数全体に音高情報D3に応じた周波数シフト
を達成し得る量とする。
周波数変換処理により周波数変換された各帯域毎の信号
データを加算的に合成する。乗算器19は、合成部18
で合成された信号のレベル情報D4を乗算して合成信号
レベルを制御する。D/A変換部20は、乗算器19で
レベル情報D4に応じてレベル制御された合成信号をア
ナログ信号に変換して、再生信号として出力する。第1
および第2の周波数変換部13および16は、具体的に
は例えば図3(a)および(b) に示すように構成される。
は、複数組の乗算器31a,31b…およびフィルタ3
2a,32b…を有する。フィルタ32a,32b…
は、ローパスフィルタ(LPF)である。乗算器31a
…は、被変換入力信号に対して所定の周波数のサイン波
を乗算し、乗算の結果得られる和と差の周波数成分のう
ちの差の周波成分のみをローパスフィルタであるフィル
タ32a…により抽出する。
は、複数組のフィルタ33a,33b…および乗算器3
4a,34b…を有する。フィルタ33a,33b…
は、フィルタ32a,32b…と同じローパスフィルタ
で構成することができる。メモリ14′から読出され振
幅コントロール部15を介して供給される被変換入力信
号は、メモリ14′からの読出しの際に、A/D変換部
11のサンプリングと同様のサンプリング周波数Fsで
サンプリングされるため高周波の不要成分を含んでいる
これをローパスフィルタであるフィルタ33a…により
除去した後、乗算器34a…で所定の周波数のサイン波
を乗算して出力する。このとき、乗算の結果得られる和
と差の周波数成分のうちの差の周波成分は信号処理の過
程で除去され、実質的に和の周波数成分のみが以後の処
理に供される。
は、分析記憶部において、代表音データを記憶させる際
には、サンプリングしようとする音響信号が、マイクロ
フォン(マイク)等により入力されると、その音響信号
が、A/D変換部11によりサンプリング周波数Fsで
サンプリングされ、ディジタルデータに変換され、帯域
分割部12でN帯域に帯域分割される。帯域分割部12
で帯域分割されたそれぞれFs/2Nの帯域幅をもつ各
帯域が、第1の周波数変換部13によって、すべて分割
後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号となるよ
うに周波数変換されて、メモリ14に記憶される。この
ような代表音の記憶は、必要とされる1種類以上の代表
音について行われる。
して記憶された代表音データを少なくとも1組以上記憶
している。合成楽音の発生に際して与えられる基本音色
情報D1に応じて、メモリ14′に記憶された代表音デ
ータが選択的に読出され、例えば音高情報D3等に関連
した補助音色情報D2に応じて各帯域毎の振幅が振幅コ
ントロール部15で調整される。振幅コントロール部1
5を経た各帯域毎の信号は、音高情報D3に応じてサイ
ン波発生部17から生成される各帯域毎の周波数を有す
るサイン波信号を用いて、第2の周波数変換部16で周
波数変換され、合成部18で加算的に合成される。合成
部18で合成されたデータは、乗算器19でレベル情報
D4と乗算され、D/A変換部20を介してアナログ再
生信号として出力される。
信号処理の一例を説明する。分析記憶部のA/D変換部
11におけるサンプリング周波数Fsを50KHz、帯
域分割部12の分割帯域数Nを500として、基本周波
数が1.025KHzで3.075KHzおよび5.1
25KHzの周波数の倍音成分を含む代表音をサンプリ
ングする場合を考える。サンプリング周波数Fsが50
KHzであるので、処理し得る信号の上限は、Fs/
2、すなわち25KHzとなり、0〜25KHzを50
0に分割すると、50Hz毎の周波数帯域に分割される
ことになり、低域側から1番目の帯域は、0〜50H
z、500番目の帯域は24950〜25000Hzと
なり、n番目の帯域は(n−1)×50Hz〜n×50
Hzとなる。
zで倍音周波数が3.075KHzおよび5.125K
Hzの代表音を、A/D変換部11でサンプリングし、
帯域分割部12で帯域分割した結果、1.025KHz
の基本波成分は21番目、3.075KHzの倍音成分
は62番目、5.125KHzの倍音成分は103番目
の帯域に含まれることになる。このような、分割周波数
帯域毎の成分がメモリ14(14′)に記憶される。メ
モリ14(14′)に記憶された上述の代表音が基本音
色情報D1により選択され、振幅コントロール部15を
経て、周波数変換部16で、音高情報D3に応じて周波
数を10%上げて再生する場合は、n番目の帯域を(n
−1)×50×1.1〜n×50×1.1Hzに変換す
ればよい。このとき21番目の帯域の元1.025KH
zの基本波成分は1.1275KHzに、62番目の帯
域の元3.075KHzの倍音成分は3.3825KH
zに、103番目の帯域の元5.125KHzの倍音成
分は5.6375KHzになり、結果としてピッチつま
り音高が10%上がったことになる。
り、音色を変化させて所望の効果を出したりしたいとき
には、補助音色情報D2により、振幅コントロール部1
5で帯域毎の振幅パターンを制御してn番目の帯域の振
幅値を変化させればよい。また、再生音の全体のピッチ
を調整したり、ビブラート等の特殊効果を得たりしたい
ときには、帯域変換するときの目標周波数を変えたり、
周期的に変化させたりすればよい。このようにすれば、
サンプリングした楽音波形を複数の周波数帯域に分割す
るとともに各周波数帯域成分を分割後の帯域の中で最も
低い帯域と同じ帯域の信号に周波数変換して記憶するよ
うにしているので、再生時、各周波数帯域成分のレベル
および中心周波数を任意に設定することにより、原音の
特徴を残したままその周波数および音色をさまざまに変
化させることができる。したがって、種々の演奏条件に
対応して楽音波形データを記憶する必要がなくメモリ容
量が大幅に削減できる。
情報を記憶し、再生時にその周波数情報に従って周波数
変換を行なうことにより原代表音を忠実に再生すること
もできる。さらに、異なる音色の複数の楽音波形を合成
する場合においても、周波数変換部16の前段で分割後
の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号の各周波数
帯域成分を単純に混合し、その後に、周波数変換を行え
ばよいので異なる音色同士の合成処理も容易に行うこと
ができる。
に応用したこの発明の第2の実施例によるテレビゲーム
装置の構成を示す。図4に示すテレビゲーム装置は、C
PU(中央処理装置)41、ROM/RAM(ROMお
よびRAMの少なくとも一方)42、コントローラ4
3、VRAM(ビデオRAM)を内蔵したビデオディス
プレイ制御部(「VDP」と略称する)44、CRT
(陰極線管)ディスプレイ45、図1および図2と同様
の構成を有する音源46およびサウンドシステム47を
有している。CPU41、ROM/RAM42、コント
ローラ43、VDP44および音源46は、バスライン
48を介して結合されており、CRTディスプレイ45
はVDP44に、サウンドシステム47は音源46にそ
れぞれ結合されている。
に記憶されたプログラムおよびゲーム操作用のコントロ
ーラ43の操作信号に応じて、CPU41によりVDP
44を介してCRTディスプレイ45にゲーム映像が表
示されるとともに、CPU41から上述の情報D1〜D
4に相当する信号が音源46に与えられ、スピーカ等を
駆動するためのサウンドシステム47に音源46から出
力される楽音信号が供給され、ゲームの進行に応じた音
響が生成される。図5は、上述のような楽音合成装置を
音源として応用したこの発明の第3の実施例による電子
楽器の一部分の構成を示す。図5には、この発明の第3
の実施例による電子楽器において、図1および図2に示
したのと同様の楽音合成装置に制御情報を供給するため
の制御処理部の構成を示している。
1のテーブル52、エンベロープ発生部53、タイマ5
4、音色制御部55、音色選択スイッチ56、第2のテ
ーブル57、ビブラート深さ速さ設定部58およびビブ
ラート波形発生部59を有している。図5の制御処理部
において、キーボード51は、白鍵および黒鍵からなる
キーを有し、操作されたキーを示すキーコード信号K
C、キー操作のオン状態を示すキーオン信号KONおよ
びキー操作のキータッチの情報を示すキータッチ信号T
OUCHを出力する。第1のテーブル52は、キーコー
ド信号KCを基本音高情報D3′に変換するための変換
テーブルである。エンベロープ発生部53は、キーオン
信号KONおよびキータッチ信号TOUCHに基づい
て、いわゆるA(アタック)D(ディケイ)S(サステ
イン)R(リリース)等の波形部分を含むエンベロープ
を形成するためのレベル情報D4を生成する。
時間を計測する。音色制御部55は、キーコード信号K
C、キータッチ信号TOUCHおよびタイマ54の計測
出力に応じて各帯域毎の音色を制御するための補助音色
情報D2を生成する。すなわち、各帯域毎の音色を制御
するための補助音色情報D2は、キーコード情報KCに
よっても制御され、キーオン信号KONの持続時間によ
っても制御され、キータッチ情報TOUCHによっても
制御される。音色選択スイッチ56は、所望の楽器名等
を指定することにより、基本音色を選択指示するための
スイッチである。第2のテーブル57は、音色選択スイ
ッチ56で指示された音色情報をそれに対応する基本音
色情報D1に変換するための変換テーブルである。
ビブラートの深さおよび速さの少なくとも一方を設定す
るために用いられ、このビブラート深さ速さ設定部58
の設定に応じてビブラート波形発生部59より例えばサ
イン波状のビブラート波形情報D5が出力される。基本
音高情報D3′およびビブラート波形情報D5は、図6
に示すように乗算器60で実質的に乗算され、これら基
本音高情報D3′とビブラート波形情報D5とが重畳さ
れて、図2の合成処理部のサイン波発生部17を制御す
る音高情報D3となる。このような構成により得られる
情報D1〜D4を図2のような合成処理部に供給するこ
とにより、所望の音色の楽音情報を生成することができ
る。
ング機能が不要である場合、およびテレビゲーム装置に
おいては、図1の分析記憶部の構成を備えている必要は
なく、図1と同様の構成により予め記憶されたROM、
不揮発性RAM等をメモリ14′として用いた図2のよ
うな合成処理部のみからなる楽音合成装置で音源を構成
すればよい。また、図1および図2の楽音合成装置は、
入力音響信号をディジタル化してから上述の処理を行
い、再生時にアナログに戻すようにしているが、図7に
示すこの発明の第4の実施例のようにすべてアナログ処
理で行うようにしてもよい。
変換部72、メモリ73、振幅コントロール部74、第
2の周波数変換部75、および合成部76を、すべて、
図1および図2の帯域分割部12、第1の周波数変換部
13、メモリ14(14′)、振幅コントロール部1
5、第2の周波数変換部16(サイン波発生部17を含
む)、および合成部18と同等の機能を有するアナログ
処理回路で構成し、最終出力のレベルの制御は、振幅コ
ントロール部74で行うか、合成部76の出力側にアッ
テネータ等を設けて行うかすればよい。なお、上述のよ
うな楽音合成装置は、異なる音色の複数の楽音波形を合
成する場合においても、各周波数帯域成分を単純に混合
した後に周波数変換すればよく、異なる音色同士の合成
処理を容易に行うことができる。
代表音のオーディオ信号を、複数の周波数帯域に分割
し、周波数帯域毎に周波数変換を施して、すべてを分割
後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の信号として記
憶させておき、この記憶された信号を読出して、音高お
よび音色の少なくとも一方を指定する情報に応じて各信
号の振幅を制御しつつ、元の周波数帯域に対応し且つ指
定された前記音高に応じてシフトした周波数に周波数変
換し、各周波数帯域成分を合成して所要の音高の楽音を
発生するようにして、少ない記憶情報で、原音の特徴を
残したまま合成楽音の音高および音色を様々に変化させ
ることができる楽音合成方法および装置を提供すること
ができる。
グした楽音波形を複数の周波数帯域に分割するとともに
各周波数帯域成分を分割後の帯域の中で最も低い帯域と
同じ帯域の信号に周波数変換して記憶するようにしてい
るので、再生時、各周波数帯域成分のレベルおよび中心
周波数を任意に設定することにより、原音の特徴を残し
たままその周波数および音色をさまざまに変化させるこ
とができる。したがって、あらゆる演奏条件に対応して
楽音波形データを記憶する必要がなくメモリ容量が大幅
に削減できる。また、記憶時の各周波数帯域の周波数変
換情報を記憶し再生時にその周波数情報に従って周波数
変換を行なうことにより原音を忠実に再生することもで
きる。
における分析記憶部の構成を模式的に示すブロック図で
ある。
における合成処理部の構成を模式的に示すブロック図で
ある。
部の具体的な構成を模式的に示すブロック図である。
によるテレビゲーム装置の構成を模式的に示すブロック
図である。
による電子楽器の一部の構成を模式的に示すブロック図
である。
部の構成を模式的に示すブロック図である。
の構成を模式的に示すブロック図である。
71…帯域分割部、13,16,72,75…周波数変
換部、14,14′,73…メモリ、15,74…振幅
コントロール部、17…サイン波発生部、18,76…
合成部、19,31a,31b,34a,34b,60
…乗算器、20…D/A(ディジタル−アナログ)変換
部、32a,32b,33a,33b…フィルタ、41
…CPU(中央処理装置)、42…ROM/RAM、4
3…コントローラ、44…ビデオディスプレイ制御部
(VDP)、45…CRTディスプレイ、46…音源、
47…サウンドシステム、51…キーボード、52,5
7…テーブル、53…エンベロープ発生部、54…タイ
マ、55…音色制御部、56…音色選択スイッチ、58
…ビブラート深さ速さ設定部、59…ビブラート波形発
生部。
Claims (2)
- 【請求項1】 代表音のオーディオ信号を、複数の周波
数帯域に分割し、周波数帯域毎に周波数変換を施して、
すべてを分割後の帯域の中で最も低い帯域と同じ帯域の
信号として記憶させる記憶ステップと、 前記記憶ステップで記憶された信号を読出して、音高お
よび音色の少なくとも一方を指定する情報に応じて各信
号の振幅を制御しつつ、元の周波数帯域に対応し且つ指
定された前記音高に応じてシフトした周波数に周波数変
換し、各周波数帯域成分を合成して所要の音高の楽音を
発生する合成ステップとを有することを特徴とする楽音
合成方法。 - 【請求項2】 代表音のオーディオ信号が、複数の周波
数帯域に分割され、すべてが分割後の帯域の中で最も低
い帯域と同じ帯域の信号となるように、周波数帯域毎に
周波数変換が施されてなる代表音情報が記憶される記憶
手段と、 前記記憶手段から読出される代表音情報を、音高および
音色の少なくとも一方を指定する情報に応じて、各周波
数帯域に対応する信号毎に振幅制御するための振幅制御
手段と、 前記振幅制御手段を経た各周波数帯域に対応する信号
を、元の周波数帯域に対応し且つ指定された前記音高に
応じてシフトした周波数に周波数変換するための周波数
変換手段と、 周波数変換手段を経た信号を合成して楽音信号を得るた
めの合成手段とを具備することを特徴とする楽音合成装
置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32594492A JP3459016B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | オーディオ信号処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32594492A JP3459016B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | オーディオ信号処理方法および装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06149262A true JPH06149262A (ja) | 1994-05-27 |
| JP3459016B2 JP3459016B2 (ja) | 2003-10-20 |
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ID=18182350
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32594492A Expired - Fee Related JP3459016B2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | オーディオ信号処理方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3459016B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6725110B2 (en) | 2000-05-26 | 2004-04-20 | Yamaha Corporation | Digital audio decoder |
| US20210407482A1 (en) * | 2020-06-26 | 2021-12-30 | Roland Corporation | Effects device and effects processing method |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP32594492A patent/JP3459016B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6725110B2 (en) | 2000-05-26 | 2004-04-20 | Yamaha Corporation | Digital audio decoder |
| US20210407482A1 (en) * | 2020-06-26 | 2021-12-30 | Roland Corporation | Effects device and effects processing method |
| US12236927B2 (en) * | 2020-06-26 | 2025-02-25 | Roland Corporation | Effects device and effects processing method |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3459016B2 (ja) | 2003-10-20 |
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