JPH0614938U - サーモカップル - Google Patents
サーモカップルInfo
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- JPH0614938U JPH0614938U JP5199292U JP5199292U JPH0614938U JP H0614938 U JPH0614938 U JP H0614938U JP 5199292 U JP5199292 U JP 5199292U JP 5199292 U JP5199292 U JP 5199292U JP H0614938 U JPH0614938 U JP H0614938U
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Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱電対への外力及び応力等の作用を軽減させ
て、長寿命化を図るとともに信頼性を向上させる。 【構成】 耐火材2が充填され、かつ熱電対4が配設さ
れたシース3の外周側に、シース3の外周側を覆う保護
管12を設ける。熱電対4のシース3内部における素線
の直径を太くする。シース3内に充填する耐火材2の充
填密度を低くする。保護管12とシース3との間に軸線
方向へ亘って環状の薄い空気層Kを形成する。
て、長寿命化を図るとともに信頼性を向上させる。 【構成】 耐火材2が充填され、かつ熱電対4が配設さ
れたシース3の外周側に、シース3の外周側を覆う保護
管12を設ける。熱電対4のシース3内部における素線
の直径を太くする。シース3内に充填する耐火材2の充
填密度を低くする。保護管12とシース3との間に軸線
方向へ亘って環状の薄い空気層Kを形成する。
Description
【0001】
この考案は、ターボファンエンジン、ターボプロップエンジン、ガスタービン エンジン等に設けられた燃焼器の燃焼ガスの温度測定に用いられるサーモカップ ルに関するものである。
【0002】
一般に、ターボファンエンジン、ターボプロップエンジン、ガスタービンエン ジン等の燃焼器の燃焼室出口には、燃焼室内での燃焼状態を確認するために燃焼 ガスの温度を検出するサーモカップルが取り付けられている。
【0003】 図3に示すように、このサーモカップル1は、マグネシア等からなる耐火材2 が充填されたステンレス等からなるシース3と、このシース3の内部に配設され た熱電対4とからその感温部5が構成されており、シース3の端部から所定距離 離れた位置には、この感温部5を燃焼室出口(図示略)に設置するための取り付 け部6が設けられた構造となっている。
【0004】 即ち、この取り付け部6を燃焼室出口の壁面へ取り付けることにより、このサ ーモカップル1の感温部5が燃焼ガス流の中に配置されるようになっている。ま た、この感温部5の先端は、シース3の端部より熱電対4のそれぞれの素線同士 の接続部(温接点)4aが突出した構造となっている。 なお、このサーモカップル1に使用する熱電対4としては、クロメル−アルメ ル線が使用されており、素線は、特性上その直径D1が約1.0mmとされてい る。また、耐火材2の充填密度M1は約3.1g/cm3に設定されている。
【0005】
ところで、上記サーモカップル1の感温部5には、エンジンの着火時または加 減速時に、大きな衝撃が加わわるため、シース3内に配設された熱電対4に大き な応力が作用してしまう。また、シース3内の耐火材2に燃焼ガスが残滓しやす く、このため、燃焼ガス内に僅かに含まれている硫黄により、シース3内におい て熱電対が腐食される、いわゆるサルファアタックが発生してしまうという問題 があった。
【0006】 しかも、サーモカップル1を製作する際には、シース3をスエージングする必 要があるため、このスエージング時にも、シース3内の熱電対4に局部的な応力 が加わわってしまうという問題があった。 このように、上記サーモカップル1にあっては、シース3内にて熱電対4に様 々な外力及び応力等が作用することより、比較的寿命が短いものであった。
【0007】 この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、熱電対への外力及び応力等の 作用を軽減して、長寿命化が図られたサーモカップルを提供することを目的とし ている。
【0008】
第1の考案のサーモカップルは、感温部が、耐火材が充填されたシースの内部 に、それぞれの素線の接続部を前記シースの先端部から突出させた状態に熱電対 を配設してなり、前記シースの外周側には、このシースの外周を覆う保護管が設 けられてなることを特徴としている。 第2の考案のサーモカップルは、第1の考案の熱電対の前記シースの内部に配 設された部分の素線の直径が太くされてなることを特徴としている。 第3の考案のサーモカップルは、第1または第2の考案の耐火材の充填密度が 低くされてなることを特徴としている。 第4の考案のサーモカップルは、第1、第2または第3の考案のシースと前記 保護管との間に、空気層が形成されてなることを特徴としている。
【0009】
第1の考案によれば、シースの外周側に保護管が設けられた2重構造となって いることより、衝撃によるシース内に配設された熱電対への外力の作用が低減さ れる。 第2の考案によれば、第1の考案に加えて、さらに、シース内に配設された熱 電対の直径が太くされて、この熱電対自体が高強度化されているので、衝撃によ る熱電対の破損、断線等の発生が低減される。 第3の考案によれば、第1または第2の考案に加えて、さらに、シースの内部 に充填された耐火材の充填密度が低くされていることより、この耐火材の通気性 が向上され、燃焼ガスの耐火材における残滓が低減され、熱電対へのサルファア タックが低減される。 また、シースを製作する際のスエージング時に熱電対へ作用しやすい局部的な 応力が低減される。 第4の考案によれば、第1、第2または第3の考案に加えて、さらに、シース と保護管との間に形成された空気層によって、エンジンの着火時あるいは加減速 時にシースへ加わる熱衝撃が緩和され、シース内の素線の耐久性が向上される。
【0010】
以下、本考案のサーモカップルの一実施例を図によって説明する。なお、上記 従来例と同一構造部分には、同一符号を付して説明を省略する。
【0011】 図において、符号11は、本実施例のサーモカップルである。このサーモカッ プル11は、その感温部5を構成するシース3の外周側に、ステンレス等からな る保護管12がシース3の外周側を覆うように設けられており、これらシース3 と保護管12との間には、軸線方向へ亘って円筒状の薄い空気層Kが形成されて いる。
【0012】 また、この感温部5の熱電対4は、その直径D2が太くされている(D1<D 2であり、D2は約1.5mmとされている)。また、シース3の先端から突出 された部分の熱電対4の素線同士の接続部4aは、その形状が断面偏平形状に形 成されており、直径D1の素線と同様の特性が得られるようになっている。 なお、この接続部4aにおける素線の断面形状は、良好な特性を得られる形状 であれば、偏平形状でなくとも良い。 また、この感温部5のシース3内に充填された耐火材2は、その充填密度M2 が低く設定されている(M1>M2であり、M2は約2.8g/cm3とされて いる)。
【0013】 次に、上記構造のサーモカップル11による温度の検出を説明する。 エンジンの燃焼室にて発生した燃焼ガスによってサーモカップル11の熱電対 4が加熱され、この熱電対4に起電力が発生し、この起電力に基づいて、燃焼ガ スの温度が測定される。
【0014】 ここで、燃焼室内においては、着火時、及び加減速時にて、サーモカップル1 1の感温部5に大きな衝撃が作用するが、本実施例のサーモカップル11によれ ば、シース3の外周側に保護管12が設けられた2重構造となっていることより 、この熱衝撃によるシース3内に配設された熱電対4への外力の作用を低減させ ることができる。さらに、シース3と保護管12との間に形成された空気層Kに よって、シース3へ加わる熱衝撃を緩和させることができ、これにより、シース 3内の熱電対4の素線の耐久性を大幅に向上させることができる。
【0015】 また、このシース3内に配設された熱電対4の直径D2が太くされて、この熱 電対4自体も高強度化されているので、この衝撃による熱電対4の破損、断線等 の発生を低減することができる。 しかも、シース3の内部に充填された耐火材2の充填密度M2が低くされてい ることより、この耐火材2の通気性が向上され、燃焼室内の燃焼ガスの耐火材2 における残滓を低減させることができ、燃焼ガスに僅かに含まれている硫黄によ る熱電対4へのサルファアタックを低減することができる。また、耐火材2の充 填密度M2が低くされていることより、シース3を製作する際のスエージング時 に熱電対4へ作用しやすい局部的な応力も低減させることができる。
【0016】 このように、上記実施例のサーモカップル11によれば、熱電対4自体の強度 が向上されているとともに、この熱電対4への外力及び応力の作用を大幅に軽減 されているので、この熱電対4の寿命を極めて長くすることができ、信頼性の高 い感温部5を有するサーモカップル11とすることができる。
【0017】 なお、上記実施例のサーモカップル11の具体的な構造及び構成は、実施例に 限定されない。 また、上記実施例では、熱電対4として、クロメル−アルメル線を使用したが 、この熱電対4の材質は、実施例に限定されず、また、耐火材2、シース3及び 保護管12の具体的な材質も、実施例に限定されない。
【0018】
以上、説明したように、本考案のサーモカップルによれば、下記の効果を得る ことができる。 第1の考案によれば、シースの外周側に保護管が設けられた2重構造となって いることより、衝撃によるシース内に配設された熱電対への外力の作用を低減さ せることができる。 第2の考案によれば、第1の考案に加えて、さらに、シース内に配設された熱 電対の直径が太くされて、この熱電対自体が高強度化されているので、衝撃によ る熱電対の破損、断線等の発生を低減することができる。 第3の考案によれば、第1または第2の考案に加えて、さらに、シースの内部 に充填された耐火材の充填密度が低くされていることより、この耐火材の通気性 が向上され、燃焼ガスの耐火材における残滓を低減させることができ、熱電対へ のサルファアタックを低減することができる。また、シースを製作する際のスエ ージング時に熱電対へ作用しやすい局部的な応力を低減させることができる。 第4の考案によれば、第1、第2または第3の考案に加えて、さらに、シース と保護管との間に形成された空気層によって、エンジンの着火時あるいは加減速 時にシースへ加わる熱衝撃を緩和させることができ、これにより、シース内の素 線の耐久性を大幅に向上させることができる。 即ち、この考案のサーモカップルによれば、感温部における熱電対の寿命を極 めて長くすることができ、信頼性の高い感温部を有するサーモカップルとするこ とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のサーモカップルの構造を説
明する一部を断面視した感温部の側面図である。
明する一部を断面視した感温部の側面図である。
【図2】本考案の一実施例のサーモカップルの構造を説
明する一部を断面視した感温部の平面図である。
明する一部を断面視した感温部の平面図である。
【図3】従来のサーモカップルの構造を説明する一部を
断面視した感温部の側面図である。
断面視した感温部の側面図である。
1、11 サーモカップル 2 耐火材 3 シース 4 熱電対 4a 接続部 5 感温部 12 保護管 D1、D2 直径 K 空気層 M1、M2 充填密度
Claims (4)
- 【請求項1】 感温部が高温ガス雰囲気中に挿入され、
かつ、耐火材が充填されたシースの内部に、それぞれの
素線の接続部を前記シースの先端部から突出させた状態
に熱電対を配設してなり、 前記シースの外周側には、このシースの外周を覆う保護
管が設けられてなることを特徴とするサーモカップル。 - 【請求項2】 前記熱電対は、前記シースの内部に配設
された部分の素線の直径が太くされてなることを特徴と
する請求項1記載のサーモカップル - 【請求項3】 前記耐火材は、その充填密度が低くされ
てなることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
サーモカップル。 - 【請求項4】 前記シースと前記保護管との間に、空気
層が形成されてなることを特徴とする請求項1、請求項
2または請求項3記載のサーモカップル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199292U JPH0614938U (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | サーモカップル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5199292U JPH0614938U (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | サーモカップル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0614938U true JPH0614938U (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=12902356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5199292U Withdrawn JPH0614938U (ja) | 1992-07-23 | 1992-07-23 | サーモカップル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614938U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51101298U (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-13 | ||
| JP2008032419A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Denso Corp | 温度検出素子 |
-
1992
- 1992-07-23 JP JP5199292U patent/JPH0614938U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51101298U (ja) * | 1975-02-12 | 1976-08-13 | ||
| JP2008032419A (ja) * | 2006-07-26 | 2008-02-14 | Denso Corp | 温度検出素子 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19961003 |