JPH0614978Y2 - 金型クランプ - Google Patents
金型クランプInfo
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- JPH0614978Y2 JPH0614978Y2 JP1989090721U JP9072189U JPH0614978Y2 JP H0614978 Y2 JPH0614978 Y2 JP H0614978Y2 JP 1989090721 U JP1989090721 U JP 1989090721U JP 9072189 U JP9072189 U JP 9072189U JP H0614978 Y2 JPH0614978 Y2 JP H0614978Y2
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Links
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Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
この考案は金型の取付け作業を迅速、容易にする金型ク
ランプに関する。 プラスチツクを射出成形、圧縮成形、トランスフア成形
する場合、成形機の本体に、製造すべき製品を型取つた
金型を取付けなければならない。
ランプに関する。 プラスチツクを射出成形、圧縮成形、トランスフア成形
する場合、成形機の本体に、製造すべき製品を型取つた
金型を取付けなければならない。
このため金型の上下左右4箇所を金型クランプで固定す
る。 従来の金型クランプは第11図に示すように、マツバA
とカマシB、ボルトCよりなつており、割り金型2個が
対向して取付けられる。上下左右4箇所が2つで計8箇
所に設けられる。 第11は射出成形機等の金型取付部を上方から見た略平面
図である。成形機の取付座Dに、マツバAを通したボル
トCを螺着する。金型Eは前後端に鉛直の金型取付板F
が設けてあり、この周縁を金型クランプで押える。 第12にマツバAの斜視図を示す。これは細長いブロツク
で長溝Gが穿設してあり、ここにボルトCを通す。 ところがこのような金型クランプは長い取付時間を要
し、非能率であつた。 また金型取付板Fの厚みによつて肉厚の違うカマシを取
付けなければならない。常時、各種のカマシが揃つてい
なければならない。 このような難点を解決するため、本出願人は着脱に便利
な、多数のカマシを準備しなくてもよい金型クランプを
考案した。 実公昭58−54990(S58.12.15)である。 これは前方が分岐した、段部を有するマツバ材と、長辺
P、短辺Qを側面に有する直方体のカマシ材と、カマシ
材とマツバ材を回転可能に連結する長穴を有する連結金
具と、マツバ材を押える押え板と、押え板のボルト通し
穴に遊嵌してあり押え板を金型取付盤へ取付ける締付ボ
ルトなどよりなつている。 これは金型の取付け、取外しを迅速に行なうことがで
き、しかも安全であつて、多くのカマシを必要としない
という長所がある。
る。 従来の金型クランプは第11図に示すように、マツバA
とカマシB、ボルトCよりなつており、割り金型2個が
対向して取付けられる。上下左右4箇所が2つで計8箇
所に設けられる。 第11は射出成形機等の金型取付部を上方から見た略平面
図である。成形機の取付座Dに、マツバAを通したボル
トCを螺着する。金型Eは前後端に鉛直の金型取付板F
が設けてあり、この周縁を金型クランプで押える。 第12にマツバAの斜視図を示す。これは細長いブロツク
で長溝Gが穿設してあり、ここにボルトCを通す。 ところがこのような金型クランプは長い取付時間を要
し、非能率であつた。 また金型取付板Fの厚みによつて肉厚の違うカマシを取
付けなければならない。常時、各種のカマシが揃つてい
なければならない。 このような難点を解決するため、本出願人は着脱に便利
な、多数のカマシを準備しなくてもよい金型クランプを
考案した。 実公昭58−54990(S58.12.15)である。 これは前方が分岐した、段部を有するマツバ材と、長辺
P、短辺Qを側面に有する直方体のカマシ材と、カマシ
材とマツバ材を回転可能に連結する長穴を有する連結金
具と、マツバ材を押える押え板と、押え板のボルト通し
穴に遊嵌してあり押え板を金型取付盤へ取付ける締付ボ
ルトなどよりなつている。 これは金型の取付け、取外しを迅速に行なうことがで
き、しかも安全であつて、多くのカマシを必要としない
という長所がある。
実公昭58−54990号に於て、マツバ材は3つの部材から
なつていた。2本の平行把持片と、これらを後端に於て
連結するスペーサ片とである。平行把持片とスペーサ片
とは溶接により一体化されていた。 溶接の場合、熱歪みによつて、平行把持片が平行になら
ないことがある。また溶接作業自体技術と設備を要し、
時間がかかる作業である。 またマツバ材の後端には長い一本のリベツトが貫通して
いた。さらにカマシ材には止めネジが螺穴に螺込まれる
事によつて螺着されていた。リベツトと、止めネジはス
プリング端をひつかける部材であり、かつ連結金具の長
穴に緩挿される部材である。 しかし、長い一本のリベツトを左右に通して両端に平均
に突出させるようにするには次のような困難がある。 長いリベツトを貫通させるため、マツバ材の後端部を貫
く長い穴を穿たなければならない。これは時間のかかる
作業である。 穴を穿つた後、リベツトを挿通するが、穴を通り抜けた
方の端をかしめて拡げなければならない。拡げた状態で
リベツトの左右の突出長さが同一にならなければならな
い。 さらに、カマシ材には螺穴を穿ちこれに螺子を螺合して
いる。 このようにすると、長い穴を穿つ必要はない。しかし、
雌螺穴を穿つ作業と、螺子を螺込む作業が必要である。
これも比較的時間のかかる作業である。 溶接作業を伴わず、短い作業時間で製造できる金型クラ
ンプを提供することが本考案の目的である。
なつていた。2本の平行把持片と、これらを後端に於て
連結するスペーサ片とである。平行把持片とスペーサ片
とは溶接により一体化されていた。 溶接の場合、熱歪みによつて、平行把持片が平行になら
ないことがある。また溶接作業自体技術と設備を要し、
時間がかかる作業である。 またマツバ材の後端には長い一本のリベツトが貫通して
いた。さらにカマシ材には止めネジが螺穴に螺込まれる
事によつて螺着されていた。リベツトと、止めネジはス
プリング端をひつかける部材であり、かつ連結金具の長
穴に緩挿される部材である。 しかし、長い一本のリベツトを左右に通して両端に平均
に突出させるようにするには次のような困難がある。 長いリベツトを貫通させるため、マツバ材の後端部を貫
く長い穴を穿たなければならない。これは時間のかかる
作業である。 穴を穿つた後、リベツトを挿通するが、穴を通り抜けた
方の端をかしめて拡げなければならない。拡げた状態で
リベツトの左右の突出長さが同一にならなければならな
い。 さらに、カマシ材には螺穴を穿ちこれに螺子を螺合して
いる。 このようにすると、長い穴を穿つ必要はない。しかし、
雌螺穴を穿つ作業と、螺子を螺込む作業が必要である。
これも比較的時間のかかる作業である。 溶接作業を伴わず、短い作業時間で製造できる金型クラ
ンプを提供することが本考案の目的である。
本考案の金型クランプは、マツバ材が、2本の平行把持
片の穴にスペーサ片の両端を圧入する事により連結する
ようになつている。 さらに長いリベツトを左右に貫通したり、螺穴に螺子を
螺止めしたりする事のかわりに、平滑な短い穴に短いリ
ベツトを圧入して、マツバ材、カマシ材に対してリベツ
トを固定する。 図面によつて説明する。 第1図は本考案の金型クランプの分解斜視図、第2図は
平面図、第3図は正面図、第4図は第3図中のIV−IV断
面図である。 本考案の金型クランプ1は、 一端に段部12を有し後端に止め穴14を有する棒状
の2本の平行把持片8と、 ローレツト10を刻んでありリベツト穴15を長手方
向に穿つた小径の差込部13を両端に持ち差込部13を
止め穴14に差込むことにより平行把持辺8を平行に結
合するスペーサ片9と、 長辺Pと短辺Qよりなる長方形の側面を有し両側面に
リベツト穴18を穿つた直方体のカマシ材3と、 ローレツト17が刻まれておりスペーサ片9の両側面
のリベツト穴15に差込まれるリベツト16と、 ローレツト20を刻設してありカマシ材3の両側のリ
ベツト穴18に差込まれるリベツト19と、 両側のリベツト16とリベツト19とを弾性的に結合
するスプリング7と、 長穴21を有しスペーサ片9のリベツト16とカマシ
材3のリベツト19を長穴21に通すことによりカマシ
材をスペーサ片に対し回転可能に連結する連結金具6
と、 平行把持片8を押えるためのボルト通し穴22を有す
る板状の押え板4と、 押え板4のボルト通し穴22に挿通して押え板を金型
取付盤へ取付ける締付ボルト5、 とよりなつている。
片の穴にスペーサ片の両端を圧入する事により連結する
ようになつている。 さらに長いリベツトを左右に貫通したり、螺穴に螺子を
螺止めしたりする事のかわりに、平滑な短い穴に短いリ
ベツトを圧入して、マツバ材、カマシ材に対してリベツ
トを固定する。 図面によつて説明する。 第1図は本考案の金型クランプの分解斜視図、第2図は
平面図、第3図は正面図、第4図は第3図中のIV−IV断
面図である。 本考案の金型クランプ1は、 一端に段部12を有し後端に止め穴14を有する棒状
の2本の平行把持片8と、 ローレツト10を刻んでありリベツト穴15を長手方
向に穿つた小径の差込部13を両端に持ち差込部13を
止め穴14に差込むことにより平行把持辺8を平行に結
合するスペーサ片9と、 長辺Pと短辺Qよりなる長方形の側面を有し両側面に
リベツト穴18を穿つた直方体のカマシ材3と、 ローレツト17が刻まれておりスペーサ片9の両側面
のリベツト穴15に差込まれるリベツト16と、 ローレツト20を刻設してありカマシ材3の両側のリ
ベツト穴18に差込まれるリベツト19と、 両側のリベツト16とリベツト19とを弾性的に結合
するスプリング7と、 長穴21を有しスペーサ片9のリベツト16とカマシ
材3のリベツト19を長穴21に通すことによりカマシ
材をスペーサ片に対し回転可能に連結する連結金具6
と、 平行把持片8を押えるためのボルト通し穴22を有す
る板状の押え板4と、 押え板4のボルト通し穴22に挿通して押え板を金型
取付盤へ取付ける締付ボルト5、 とよりなつている。
第10図に取付手順を示す。 成形機の金型取付部に、押え板4のボルト通し穴22に
通した締付ボルト5を螺着しておく。 マツバ材2に対しカマシ材3を適当に回転させて、金型
クランプ1を金型の金型取付板Fの厚みに対応する状態
にする。 これは平行把持片8の裏面の高さを、金型取付板の厚み
に合わせるということである。後に説明する。 そして、マツバ材の平行把持片8を押え板4の下に通
し、平行把持片8の裏面で金型取付板を押えるようにす
る。締付ボルト5を締付ける。押え板4がマツバ材を押
える。マツバ材の後端はカマシ材に接触し、前端は金型
取付板に接触する。平行把持片8は、金型取付面に対し
て平行に保持される。 マツバ材の平行把持片8の裏面の高さを調節する、とい
う事について説明する。 第5図〜第9図によつて直観的に説明する。 平行把持片8の段部の高さをRとする。カマシ材の側面
が長辺P、短辺Qの長方形であるとする。 金型取付板Fは、マツバ材の平行把持片8の先端で押え
られるが、カマシ材の底辺の延長線と、マツバ材の平行
把持片の先端の距離Xが取付板の厚みに等しいことが必
要である。 マツバ材は表裏ともに使用できるし、カマシ材の長辺、
短辺のいずれもマツバ材と金型取付面に接触させること
ができる。このため、Xは次の5とおりになる。 (1)X=R+P (2)X=R+Q (3)X= P (4)X= Q (5)X=R (1)〜(5)の状態を第5図〜第9図に示す。 第5図は取付板が最大厚みの場合の取付状態である。段
部12が取付板Fを押えている。カマシ材は長辺を垂直
にして使つている。 第6図はカマシ材の短辺を垂直にして使つている。第7
図、第8図はマツバ材の裏面で取付板Fを押えている。
第5図、第6図の状態から、第7図、第8図の状態にす
るには、マツバ材2に対して、カマシ材3を180°まわ
せばよい。 第7図から第8図の状態にするには、カマシ材3を、そ
の場で90°まわせばよい。
通した締付ボルト5を螺着しておく。 マツバ材2に対しカマシ材3を適当に回転させて、金型
クランプ1を金型の金型取付板Fの厚みに対応する状態
にする。 これは平行把持片8の裏面の高さを、金型取付板の厚み
に合わせるということである。後に説明する。 そして、マツバ材の平行把持片8を押え板4の下に通
し、平行把持片8の裏面で金型取付板を押えるようにす
る。締付ボルト5を締付ける。押え板4がマツバ材を押
える。マツバ材の後端はカマシ材に接触し、前端は金型
取付板に接触する。平行把持片8は、金型取付面に対し
て平行に保持される。 マツバ材の平行把持片8の裏面の高さを調節する、とい
う事について説明する。 第5図〜第9図によつて直観的に説明する。 平行把持片8の段部の高さをRとする。カマシ材の側面
が長辺P、短辺Qの長方形であるとする。 金型取付板Fは、マツバ材の平行把持片8の先端で押え
られるが、カマシ材の底辺の延長線と、マツバ材の平行
把持片の先端の距離Xが取付板の厚みに等しいことが必
要である。 マツバ材は表裏ともに使用できるし、カマシ材の長辺、
短辺のいずれもマツバ材と金型取付面に接触させること
ができる。このため、Xは次の5とおりになる。 (1)X=R+P (2)X=R+Q (3)X= P (4)X= Q (5)X=R (1)〜(5)の状態を第5図〜第9図に示す。 第5図は取付板が最大厚みの場合の取付状態である。段
部12が取付板Fを押えている。カマシ材は長辺を垂直
にして使つている。 第6図はカマシ材の短辺を垂直にして使つている。第7
図、第8図はマツバ材の裏面で取付板Fを押えている。
第5図、第6図の状態から、第7図、第8図の状態にす
るには、マツバ材2に対して、カマシ材3を180°まわ
せばよい。 第7図から第8図の状態にするには、カマシ材3を、そ
の場で90°まわせばよい。
第1図〜第4図により実施例に係る金型クランプを説明
する。 金型クランプ1は、前方が分岐した略コの字型のマツバ
材2と、直方体の部材であるカマシ材3と、押え板4お
よび締付ボルト5などよりなる。 マツバ材2とカマシ材3は長穴を穿つた連結金具6と、
スプリング7とによつて連結されている。 マツバ材2は、2本の平行把持片8、8を、後端におい
てスペーサ片9によつて連結したものである。このため
コの字型を呈する。 連結の手段に特徴がある。 マツバ材2の平行把持片8の一端には段部12がある。
他端には広い止め穴14が穿たれている。 スペーサ辺9は円柱状の部材である。円柱状であるが、
その両端は小径の差込部13となつている。差込部13
の直径は、平行把持片8の止め穴14の内径にほぼ等し
い。 実際には止め穴内径の方を差込部13の直径より僅かに
狭くしておく。差込部13の長さは止め穴14の長さに
ほぼ等しい。差込部13の表面には軸方向の細い溝の集
合であるローレツトが刻んである。 差込部13の端面の中心には小さいリベツト穴16が穿
たれている。 スペーサ片9と平行把持片8とを組合わせるには、スペ
ーサ片9の差込部13を平行把持片8の止め穴14に圧
入する事による。止め穴14の内径と差込部13の外径
とが等しいので、止め穴14に差込部13を入れ強圧す
ると、止め穴14の中に差込部13が入り込み、両者が
固定される。縦方向(軸方向)のローレツト10がある
ので、スペーサ片9が平行把持片8に対して回転するこ
とがない。 圧入するのであるから、組立ては簡単である。溶接のよ
うに煩雑な作業は不要である。 こうして、略コの字型のマツバ材2ができる。 マツバ材2とカマシ材3とを連結金具6とスプリング7
で緩やかに連結する。そのため、マツバ材2の両側、お
よびカマシ材3の両側にリベツト16、19を固着す
る。リベツトの固着様式も本考案の特徴のある点であ
る。 スペーサ片9の差込部13の両端面に、リベツト16の
外径より僅かに小さい内径のリベツト穴15を穿つ。リ
ベツト16の表面の一部には縦方向の細溝の集合である
ローレツト17が刻設してある。 リベツト16の先端をリベツト穴15に当てがい、リベ
ツト16の頭を強圧すると、リベツト16がリベツト穴
15の中へ進入する。これらの部材の間には強い摩擦力
が生じる。これだけでリベツト16は抜け止めされる。
簡単に抜け出るという事はない。リベツト穴15は貫通
穴ではないので容易に穿孔できる。 カマシ材3とリベツト19の固着も同様である。 カマシ材の両端面にリベツト19の外径より少し小さい
内径のリベツト穴18を穿孔しておく。リベツト19は
その表面に軸方向の細い溝の集合であるローレツト20
が刻まれている。 リベツト19の先端をリベツト穴18に当てがい、リベ
ツト19の頭を強圧すると、リベツト19はリベツト穴
18の中に進入する。これによりリベツト19が固定さ
れる。螺子止めの場合と違つて、取付けが簡単である。 スプリング7の両端は、リベツト16、19に係止され
ている。スプリング7は、カマシ材3をマツバ材2に引
きつけて両者を一体に保つ。これにより金型クランプ1
の取扱いが容易になる。 連結金具6は、長手方向に長穴21を有する薄く細長い
金具である。長穴21にリベツト16、19を通してあ
る。長穴21の長さに余裕があるので、カマシ材3はリ
ベツト19を中心にして回転することができる。 カマシ材3の長辺Pが平行把持片8に接触する場合もあ
るし、短辺Qが平行把持片8に接触する場合もある。 押え板4はマツバ材2の平行把持片8を押える板であ
る。中央にボルト通し穴22がある。ここに締付ボルト
5を差込む。締付ボルト5の先端は、成形機の金型取付
部の所定の場合にねじこまれる。 マツバ材2はコの字型であるので、中間に差込穴11が
生ずる。ここに締付ボルト5が通る。締付ボルトの大き
さによつて、差込穴11の拡がり、つまりスペーサ片9
の大径部の長さが異なる。 この例では、押え板4はボルト通し穴22の中心に対し
て非対称になつている。このため、第10図に示すよう
に、押え板は縦方向に静止する。側方からマツバ材2を
挿入するのが容易である。しかし、押え板4は、ボルト
通し穴22の中心に対して対称であつてもよい。 〔例1〕ひとつの例を述べる。 カマシ材の長辺の長さ 35mm カマシ材の短辺の長さ 30mm 段部の高さ 10mm マツバ材の長さ 150mm マツバ材の幅 61mm 平行支持片の幅 20mm 差込穴の幅 21mm マツバ材、カマシ材の材質 S45C この場合、P=35mm、Q=30mm、R=10mmであるので、
X=45,40,35,30,10mmの値をとる事ができる。 〔例2〕他の例を述べる。 カマシ材の長辺の長さ 25mm カマシ材の短辺の長さ 20mm 段部の高さ 10mm マツバ材の長さ 100mm マツバ材の幅 46.5mm 平行支持片の幅 15mm 差込穴の幅 16.5mm この場合、P=25mm、Q=20mm、R=10mmであるので、
X=35,30,25,20,10mmの値をとる事ができる。 〔例3〕第3の例を述べる。 カマシ材の長辺の長さ 25.2mm カマシ材の短辺の長さ 20.2mm 段部の高さ 10mm マツバ材の長さ 80mm マツバ材の幅 30.5mm 平行支持片の幅 9mm 差込穴の幅 12.5mm この場合P=25.2mm、Q=20.2mm、R=10mmであるの
で、X=35.2、30.2、25.2、20.2mmの値をとる事ができ
る。
する。 金型クランプ1は、前方が分岐した略コの字型のマツバ
材2と、直方体の部材であるカマシ材3と、押え板4お
よび締付ボルト5などよりなる。 マツバ材2とカマシ材3は長穴を穿つた連結金具6と、
スプリング7とによつて連結されている。 マツバ材2は、2本の平行把持片8、8を、後端におい
てスペーサ片9によつて連結したものである。このため
コの字型を呈する。 連結の手段に特徴がある。 マツバ材2の平行把持片8の一端には段部12がある。
他端には広い止め穴14が穿たれている。 スペーサ辺9は円柱状の部材である。円柱状であるが、
その両端は小径の差込部13となつている。差込部13
の直径は、平行把持片8の止め穴14の内径にほぼ等し
い。 実際には止め穴内径の方を差込部13の直径より僅かに
狭くしておく。差込部13の長さは止め穴14の長さに
ほぼ等しい。差込部13の表面には軸方向の細い溝の集
合であるローレツトが刻んである。 差込部13の端面の中心には小さいリベツト穴16が穿
たれている。 スペーサ片9と平行把持片8とを組合わせるには、スペ
ーサ片9の差込部13を平行把持片8の止め穴14に圧
入する事による。止め穴14の内径と差込部13の外径
とが等しいので、止め穴14に差込部13を入れ強圧す
ると、止め穴14の中に差込部13が入り込み、両者が
固定される。縦方向(軸方向)のローレツト10がある
ので、スペーサ片9が平行把持片8に対して回転するこ
とがない。 圧入するのであるから、組立ては簡単である。溶接のよ
うに煩雑な作業は不要である。 こうして、略コの字型のマツバ材2ができる。 マツバ材2とカマシ材3とを連結金具6とスプリング7
で緩やかに連結する。そのため、マツバ材2の両側、お
よびカマシ材3の両側にリベツト16、19を固着す
る。リベツトの固着様式も本考案の特徴のある点であ
る。 スペーサ片9の差込部13の両端面に、リベツト16の
外径より僅かに小さい内径のリベツト穴15を穿つ。リ
ベツト16の表面の一部には縦方向の細溝の集合である
ローレツト17が刻設してある。 リベツト16の先端をリベツト穴15に当てがい、リベ
ツト16の頭を強圧すると、リベツト16がリベツト穴
15の中へ進入する。これらの部材の間には強い摩擦力
が生じる。これだけでリベツト16は抜け止めされる。
簡単に抜け出るという事はない。リベツト穴15は貫通
穴ではないので容易に穿孔できる。 カマシ材3とリベツト19の固着も同様である。 カマシ材の両端面にリベツト19の外径より少し小さい
内径のリベツト穴18を穿孔しておく。リベツト19は
その表面に軸方向の細い溝の集合であるローレツト20
が刻まれている。 リベツト19の先端をリベツト穴18に当てがい、リベ
ツト19の頭を強圧すると、リベツト19はリベツト穴
18の中に進入する。これによりリベツト19が固定さ
れる。螺子止めの場合と違つて、取付けが簡単である。 スプリング7の両端は、リベツト16、19に係止され
ている。スプリング7は、カマシ材3をマツバ材2に引
きつけて両者を一体に保つ。これにより金型クランプ1
の取扱いが容易になる。 連結金具6は、長手方向に長穴21を有する薄く細長い
金具である。長穴21にリベツト16、19を通してあ
る。長穴21の長さに余裕があるので、カマシ材3はリ
ベツト19を中心にして回転することができる。 カマシ材3の長辺Pが平行把持片8に接触する場合もあ
るし、短辺Qが平行把持片8に接触する場合もある。 押え板4はマツバ材2の平行把持片8を押える板であ
る。中央にボルト通し穴22がある。ここに締付ボルト
5を差込む。締付ボルト5の先端は、成形機の金型取付
部の所定の場合にねじこまれる。 マツバ材2はコの字型であるので、中間に差込穴11が
生ずる。ここに締付ボルト5が通る。締付ボルトの大き
さによつて、差込穴11の拡がり、つまりスペーサ片9
の大径部の長さが異なる。 この例では、押え板4はボルト通し穴22の中心に対し
て非対称になつている。このため、第10図に示すよう
に、押え板は縦方向に静止する。側方からマツバ材2を
挿入するのが容易である。しかし、押え板4は、ボルト
通し穴22の中心に対して対称であつてもよい。 〔例1〕ひとつの例を述べる。 カマシ材の長辺の長さ 35mm カマシ材の短辺の長さ 30mm 段部の高さ 10mm マツバ材の長さ 150mm マツバ材の幅 61mm 平行支持片の幅 20mm 差込穴の幅 21mm マツバ材、カマシ材の材質 S45C この場合、P=35mm、Q=30mm、R=10mmであるので、
X=45,40,35,30,10mmの値をとる事ができる。 〔例2〕他の例を述べる。 カマシ材の長辺の長さ 25mm カマシ材の短辺の長さ 20mm 段部の高さ 10mm マツバ材の長さ 100mm マツバ材の幅 46.5mm 平行支持片の幅 15mm 差込穴の幅 16.5mm この場合、P=25mm、Q=20mm、R=10mmであるので、
X=35,30,25,20,10mmの値をとる事ができる。 〔例3〕第3の例を述べる。 カマシ材の長辺の長さ 25.2mm カマシ材の短辺の長さ 20.2mm 段部の高さ 10mm マツバ材の長さ 80mm マツバ材の幅 30.5mm 平行支持片の幅 9mm 差込穴の幅 12.5mm この場合P=25.2mm、Q=20.2mm、R=10mmであるの
で、X=35.2、30.2、25.2、20.2mmの値をとる事ができ
る。
(1)スペーサ片と平行把持片とを溶接ではなく、圧入に
よつて連結する。差込部13の表面、止め穴14の内面
の仕上げがやや難しいが、組立て工程は簡単である。熱
をかけないので歪みが生じない。本考案では平行把持片
8、8が精密に平行になる。 (2)マツバ材に固着するリベツト16、カマシ材に固着
するリベツト19はともにリベツト穴へリベツトを圧入
しただけであるので、組立てが極めて簡単である。螺子
止めの場合は、螺穴を穿ち雄螺子をねじこまなくてはな
らない。本考案ではその必要がない。 (3)金型取付板の厚みは標準化されている事が多く、離
散的な値を取る。例えば20mm、25mm、30mm、……という
ふうな離散的な値である。本考案は長短辺を持つカマシ
材と、段部のあるマツバ材を組合わせたから、離散的な
厚みの相異に都合良く対応できる。 (4)締付ボルト5を完全に取外す事なく成形機側につけ
たままにしておくことができる。マツバ材を横から着脱
するだけでよい。するとボルト5は僅かに緩めあるいは
締めるだけで済む。作業を迅速、簡単に行うことができ
る。
よつて連結する。差込部13の表面、止め穴14の内面
の仕上げがやや難しいが、組立て工程は簡単である。熱
をかけないので歪みが生じない。本考案では平行把持片
8、8が精密に平行になる。 (2)マツバ材に固着するリベツト16、カマシ材に固着
するリベツト19はともにリベツト穴へリベツトを圧入
しただけであるので、組立てが極めて簡単である。螺子
止めの場合は、螺穴を穿ち雄螺子をねじこまなくてはな
らない。本考案ではその必要がない。 (3)金型取付板の厚みは標準化されている事が多く、離
散的な値を取る。例えば20mm、25mm、30mm、……という
ふうな離散的な値である。本考案は長短辺を持つカマシ
材と、段部のあるマツバ材を組合わせたから、離散的な
厚みの相異に都合良く対応できる。 (4)締付ボルト5を完全に取外す事なく成形機側につけ
たままにしておくことができる。マツバ材を横から着脱
するだけでよい。するとボルト5は僅かに緩めあるいは
締めるだけで済む。作業を迅速、簡単に行うことができ
る。
第1図は本考案の金型クランプの分解斜視図。 第2図は本考案の金型クランプの平面図。 第3図は本考案の金型クランプの正面図。 第4図は第3図のIV−IV断面図。 第5図は最大厚みの金型取付状態を示す略図。 第6図は2番目の厚みの金型取付状態を示す略図。 第7図は3番目の厚みの金型取付状態を示す略図。 第8図は4番目の厚みの金型取付状態を示す略図。 第9図は5番目の厚みの金型取付状態を示す略図。 第10図は取付手順を示す分解斜視図。 第11図は従来の金型クランプによる金型取付状態の平面
図。 第12図は従来例の金型クランプのマツバ材斜視図。 1……金型クランプ 2……マツバ材 3……カマシ材 4……押え板 5……締付ボルト 6……連結金具 7……スプリング 8……平行把持片 9……スペーサ片 11……差込穴 12……段部 13……差込部 14……止め穴 15……リベツト穴 16……リベツト 17……ローレツト 18……リベツト穴 19……リベツト 20……ローレツト 21……長穴 22……ボルト通し穴
図。 第12図は従来例の金型クランプのマツバ材斜視図。 1……金型クランプ 2……マツバ材 3……カマシ材 4……押え板 5……締付ボルト 6……連結金具 7……スプリング 8……平行把持片 9……スペーサ片 11……差込穴 12……段部 13……差込部 14……止め穴 15……リベツト穴 16……リベツト 17……ローレツト 18……リベツト穴 19……リベツト 20……ローレツト 21……長穴 22……ボルト通し穴
Claims (1)
- 【請求項1】一端に段部12を有し後端に止め穴14を
有する棒状の2本の平行把持片8と、ローレット10を
刻んでありリベット穴15を長手方向に穿った小径の差
込部13を両端に持ち差込部13を止め穴14に圧入す
ることにより平行把持片8を平行に結合するスペーサ片
9と、長辺Pと短辺Qよりなる長方形の側面を有し両側
面にリベット穴18を穿った直方体のカマシ材3と、ロ
ーレット17が刻まれておりスペーサ片9の両側面のリ
ベット穴15に圧入されるリベット16と、ローレット
20を刻設してありカマシ材3の両側のリベット穴18
に差込まれるリベット19と、両側のリベット16とリ
ベット19とを弾性的に結合するスプリング7と、長穴
21を有しスペーサ片9のリベット16とカマシ材3の
リベット19を長穴21に通すことによりカマシ材をス
ペーサ片に対し回転可能に連結する連結金具6と、平行
把持片8を押えるためのボルト通し穴22を有する板状
の押え板4と、押え板4のボルト通し穴22に挿通して
押え板を金型取付盤へ取付ける締付ボルト5とより構成
される事を特徴とする金型クランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989090721U JPH0614978Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 金型クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989090721U JPH0614978Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 金型クランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0331520U JPH0331520U (ja) | 1991-03-27 |
| JPH0614978Y2 true JPH0614978Y2 (ja) | 1994-04-20 |
Family
ID=31640234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989090721U Expired - Lifetime JPH0614978Y2 (ja) | 1989-07-31 | 1989-07-31 | 金型クランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0614978Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5854990Y2 (ja) * | 1980-12-29 | 1983-12-15 | マテツクス株式会社 | 金型クランプ |
-
1989
- 1989-07-31 JP JP1989090721U patent/JPH0614978Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0331520U (ja) | 1991-03-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |