JPH06150229A - 瞬間接着剤の洗浄方法 - Google Patents

瞬間接着剤の洗浄方法

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Publication number
JPH06150229A
JPH06150229A JP30333992A JP30333992A JPH06150229A JP H06150229 A JPH06150229 A JP H06150229A JP 30333992 A JP30333992 A JP 30333992A JP 30333992 A JP30333992 A JP 30333992A JP H06150229 A JPH06150229 A JP H06150229A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
cyanoacrylate
cleaned
instant adhesive
instantaneous adhesive
Prior art date
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Pending
Application number
JP30333992A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Watanabe
三代志 渡辺
Tsukasa Mikamoto
司 三家本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミックスを加工治具に接着するために用
いるシアノアクリレ−ト系瞬間接着剤を洗浄する。 【構成】 磁気ヘッドに使用するフェライトや非磁性セ
ラミックスブロック1の研削加工の際に、セラミックス
ブロック1を加工治具2に接着するために用いるシアノ
アクリレ−ト系瞬間接着剤の洗浄方法であって、昇温し
たN−メチルピロリドン中でシアノアクリレ−ト系瞬間
接着剤を溶解し、超音波洗浄してセラミックスブロック
1を加工治具2より剥離し、その後、前記N−メチルピ
ロリドンをイソプロピルアルコ−ルで超音波洗浄を行な
い、更に、フロロカ−ボンで蒸気洗浄することを特徴と
するシアノアクリレ−ト系瞬間接着剤の洗浄方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主としてセラミックスブ
ロック、特には磁気ヘッドに用いられるフェライトブロ
ックのような高い精度が要求される研削加工の際に、セ
ラミックスやフェライトブロックを加工治具に接着する
ために用いられるシアノアクリレ−ト系瞬間接着剤の洗
浄方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セラミックスブロックの研削加工の際
に、ブロックを加工治具に接着するシアノアクリレ−ト
系瞬間接着剤の洗浄は、水洗いを行ない、その後エアブ
ロ−をおこなう。そして、常温のアセトンに約10分間
浸漬させて加工治具からブロックを剥離し、更に、剥離
したブロックを常温のアセトンに約10分間浸漬させ、
エアブロ−させて自然乾燥させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】アセトンはシアノアク
リレ−ト系瞬間接着剤の溶解に関しては有効であるが、
自然乾燥するためにアセトンの乾燥のシミが発生しやす
く清浄度は余り良くない。また、アセトンの引火点はは
開放状態でも−10℃と低く、蒸気圧も20℃で180
mmHgと高いので引火しやすいという問題がある。更に、
安全性の点からも、急性経口毒性は犬を例にとると4〜
8g/(犬の体重1kg当り)とされており、吸入すると頭
痛、めまい、おう吐等を起こし、高濃度では麻酔作用に
より失神するため、労働省の基準では200ppmが許容
限度とされている。このようにアセトンによる洗浄は、
清浄度、安全性の面で種々問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、高精度要求さ
れるセラミックス、特には磁気ヘッドに用いられるフェ
ライトブロックの研削加工の際に、ブロックを加工治具
に接着するために用いられるシアノアクリレ−ト系瞬間
接着剤の清浄度が良く安全性が高い洗浄方法を提供する
ものである。まず、研削完了後に研削液を水洗いし、エ
アブロ−で水切りをおこなう。その後、昇温したN−メ
チルピロリドン中でシアノアクリレ−ト系瞬間接着剤を
溶解して超音波洗浄してブロックを加工治具より剥離す
る。その後、前記N−メチルピロリドンをイソプロピル
アルコ−ルで超音波洗浄を行ない、更に、フロロカ−ボ
ンで蒸気洗浄を行なう。本発明は特に磁気ヘッド用のフ
ェライトブロックの研削加工に適しており、加工治具は
非磁性のセラミックスが好ましい。イソプロピルアルコ
−ルによるN−メチルピロリドンの超音波洗浄は少なく
とも2槽で行ない、その後、フロロカ−ボンで蒸気洗浄
するのが清浄度を上げるためにはより好ましい。
【0005】
【作用】N−メチルピロリドンは引火点が91℃と高く
高温で安全に使用できるために、65℃前後まで昇温で
きる。そのために、65℃前後でシアノアクリレ−ト系
瞬間接着剤の溶解、剥離を行なうことにより、アセトン
より短時間でフェライトブロックの洗浄が可能である。
また、しみの発生原因となるダストが付着したブロック
の表面を、濾過したイソプロピルアルコ−ルで洗浄し、
更に、フロロカ−ボンで蒸気洗浄するので清浄度も良く
乾燥も早く行なうことが可能となる。また、N−メチル
ピロリドンが毒性が低く、ほとんどの水性生物に対して
悪影響を与えないために、通常の排水処理設備で容易に
分解でき、焼却処理も可能なため廃液処理がしやすい。
更に、アセトンのような危険性もないので、安全な環境
の下で作業ができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を磁気ヘッド用のフェライトブ
ロックを例にとり、詳細に説明する。図4は本発明の洗
浄のフロ−チャ−トを示す図である。磁気ヘッド用のフ
ェライトブロックは高い精度が要求されるために、研削
加工の際には、ワ−クであるフェライトブロックをセラ
ミックス製の加工治具に瞬間接着剤で接着して研削を行
なっている。図1はその接着方法を示す図である。ワ−
クを加工治具に7本セット、ワ−クの長手方向に側面に
接着剤を塗布して接着する。その後、図2に示すように
横型平研機で研削加工後、ワ−クを治具に接着したまま
水洗いして研削液等の汚れを落とし、エアブロ−で水き
りを行なう。その後の洗浄工程は、現状ではステンレス
の容器中の常温のアセトンに約10分間浸漬させて、加
工治具からブロックを剥がし、洗浄バスケットにワ−ク
を入れて常温のアセトン中で10分間超音波洗浄した後
に、エアブロ−をして自然乾燥をする。この方法ではア
セトンによる洗浄が十分でないために、ワ−ク表面に汚
れが残っているために、乾燥シミが残ってしまう。図3
はそのワ−ク全面に発生したシミとその一部拡大図を示
す図である。このようなシミの発生を防止する方法とし
て、次の二つの方法を検討した。 (比較例)65℃に昇温したNメチルピロドリン中で、
8分間の超音波洗浄を行ない、その後0.2μmのフィ
ルタ−で濾過したイオン交換水で8分間超音波洗浄を2
槽中で行なって自然乾燥させた。清浄度としては、現状
に比較してシミの発生は少なくなったが、乾燥時間が長
くゴミの付着が多少見られた。 (実施例)65℃に昇温したNメチルピロドリン中で、
8分間の超音波洗浄を行ない、イソプロピルアルコ−ル
で8分間超音波洗浄を2槽中で行なった。その後、沸点
70℃のフロロカ−ボンで蒸気洗浄を8分間行なって乾
燥させた。清浄度はシミ、付着物も非常に少なく、ま
た、乾燥も早く行なえた。これらのことより、瞬間接着
剤の洗浄にN−メチルピロドリンを用い、更に、イソプ
ロピルアルコ−ルで超音波洗浄し、フロロカ−ボンで蒸
気洗浄を行なうことにより、安全、且つ、清浄度の高い
洗浄方法を得ることが可能となった。また、本洗浄方法
は、彼洗浄物がフェライトチップやセラミックスブロッ
クやチップに適用しても、洗浄の条件を適宜選択するこ
とにより、清浄度の高い洗浄物が得られる。
【0007】
【発明の効果】シアノアクリレ−ト系瞬間接着剤の洗浄
に、N−メチルピリドンを用い、更に、そのN−メチル
ピリドンをイソプロピアルアルコ−ルで超音波洗浄し、
フロロカ−ボンで蒸気洗浄を行なうので、乾燥が早く、
清浄度が良好となる。また、引火性、毒性の面からもよ
り安全性が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】加工治具にフェライトブロックを接着した状態
を示す図である。
【図2】研削の加工状態を示す図である。
【図3】従来のアセトン洗浄で発生したシミを示す図で
ある。
【図4】本発明実施例の洗浄方法のフロ−チャ−トを示
す図である。
【符号の説明】
1 フェライトブロック、2 セラミック治具、 3 横型平研機のベッド、4 砥石、5 発生した乾燥
シミの拡大図 6 乾燥シミ、7 N−メチルピロリドン超音波槽 8 イソプロピルアルコ−ル超音波槽、9 イソプロピ
ルアルコ−ル超音波槽 10 フロロカ−ボン蒸気槽

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックスブロックの研削加工の際
    に、セラミックスを加工治具に接着するために用いられ
    るシアノアクリレ−ト系瞬間接着剤の洗浄方法であっ
    て、昇温したN−メチルピロリドン中でシアノアクリレ
    −ト系瞬間接着剤を溶解して超音波洗浄してセラミック
    スを加工治具より剥離し、その後、前記N−メチルピロ
    リドンをイソプロピルアルコ−ルで超音波洗浄を行な
    い、更に、フロロカ−ボンで蒸気洗浄することを特徴と
    するシアノアクリレ−ト系瞬間接着剤の洗浄方法。
  2. 【請求項2】 前記セラミックスは磁気ヘッドに用いら
    れるフェライトブロックである請求項1記載のシアノア
    クリレ−ト系瞬間接着剤の洗浄方法。
  3. 【請求項3】 前記加工治具は非磁性のセラミックスで
    ある請求項1、または、2記載のシアノアクリレ−ト系
    瞬間接着剤の洗浄方法。
  4. 【請求項4】 前記イソプロピルアルコ−ルによるN−
    メチルピロリドンの超音波洗浄は少なくとも2槽で行な
    い、その後、フロロカ−ボンで蒸気洗浄する請求項1な
    いし3のいずれかに記載のシアノアクリレ−ト系瞬間接
    着剤の洗浄方法。
JP30333992A 1992-11-13 1992-11-13 瞬間接着剤の洗浄方法 Pending JPH06150229A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001164294A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Japan Energy Corp 洗浄液組成物
EP1116786A1 (de) * 2000-01-14 2001-07-18 Erdle, Josef Verwendung von N-Methyl-2-pyrrolidon als Lösungsmittel eines Klebstoffs und Verwendung von N-Methyl-2-pyrrolidon zur Reinigung, insbesondere zur Entfettung einer Polymethylmethacrylatoberfläche
EP1116765A3 (de) * 2000-01-14 2001-09-12 Erl Unisol GmbH i.G. Klebeset

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001164294A (ja) * 1999-12-08 2001-06-19 Japan Energy Corp 洗浄液組成物
EP1116786A1 (de) * 2000-01-14 2001-07-18 Erdle, Josef Verwendung von N-Methyl-2-pyrrolidon als Lösungsmittel eines Klebstoffs und Verwendung von N-Methyl-2-pyrrolidon zur Reinigung, insbesondere zur Entfettung einer Polymethylmethacrylatoberfläche
EP1116765A3 (de) * 2000-01-14 2001-09-12 Erl Unisol GmbH i.G. Klebeset

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